JP7323340B2 - 空気入りタイヤのシミュレーション装置、シミュレーション方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
前記PCI解析部によって膨張変形された前記タイヤFEMモデルのビードリング間隔を拡張するように変形させるビードリング間隔変更部と、前記ビードリング間隔が変更された前記タイヤFEMモデルについてリム組みした状態を再現するリム組み解析部と、リム組みした前記タイヤFEMモデルの接地状態を再現した接地解析を実行する接地解析部とを備える、空気入りタイヤのシミュレーション装置を提供する。
本実施形態のシミュレーション装置は、自動車等に用いられる空気入りタイヤ(以降、単にタイヤともいう。)の接地解析を高精度かつ簡易に行うものである。特に、本実施形態のシミュレーション装置は、PCI工程を経たタイヤの形状を再現し、そのように再現されたタイヤに所定内圧及び所定荷重をかけて路面に接地させ、所定境界条件の下、接地形状及び接地面に生じる力(接地圧など)を算出する。
図6に示す第2実施形態のシミュレーション装置1は、PCI解析部42(図2参照)を備えていない。これに関する構成以外は、図2の第1実施形態のシミュレーション装置1の構成と実質的に同じである。従って、第1実施形態にて示した構成と同じ部分については説明を省略する場合がある。
10 入力部
20 表示部
30 記憶部
40 制御部(プロセッサ)
41 FEMモデリング部
42 PCI解析部
42a PCI解析条件設定部
42b PCI解析演算部
43 ビードリング間隔変更部
44 リム組み解析部
45 接地解析部
45a 接地解析条件設定部
45b 接地解析演算部
100 空気入りタイヤ組付体(タイヤ組付体)
110 タイヤ
111a ビードコア
111b ラバーチェーハー
112 カーカス
113 ベルト部材
114 トレッド部
114a トレッド面
115 サイドウォール部
115a サイドウォール面
116 ビード部
120 リム
121 フランジ部
122 凹部
M1,M2,M3 タイヤFEMモデル
Claims (9)
- 加硫成形金型の内面形状に対応する外面形状を有するタイヤを複数の要素に分割したタイヤFEMモデルを取得するFEMモデリング部と、
前記タイヤFEMモデルに内圧を付与して膨張変形させるPCI解析を実行するPCI解析部と、
前記PCI解析部によって膨張変形された前記タイヤFEMモデルのビードリング間隔を拡張するように変形させるビードリング間隔変更部と、
前記ビードリング間隔が変更された前記タイヤFEMモデルについてリム組みした状態を再現するリム組み解析部と、
リム組みした前記タイヤFEMモデルの接地状態を再現した接地解析を実行する接地解析部と
を備える、空気入りタイヤのシミュレーション装置。 - 前記ビードリング間隔変更部は、前記PCI解析の設定圧力が高いほど、前記ビードリング間隔を拡張する、請求項1に記載の空気入りタイヤのシミュレーション装置。
- 前記PCI解析部は、前記PCI解析において、前記タイヤFEMモデルのビード部を拘束した状態で前記タイヤFEMモデルに対して内圧を付与する、請求項2に記載の空気入りタイヤのシミュレーション装置。
- 前記PCI解析部は、
前記PCI解析の解析条件を設定する部分であって、この解析条件の設定はベルト部材の弾性率を常温の弾性率よりも所定以上高く設定することを含むPCI解析条件設定部と、
前記PCI解析条件設定部にて設定された解析条件に基づいて前記タイヤFEMモデルの形状を計算するPCI解析演算部と
を含み、
前記接地解析部は、
前記接地解析の解析条件を設定する部分であって、この解析条件の設定は前記ベルト部材を除く各部材について前記PCI解析条件設定部にて設定された物性値と同じ物性値を設定するとともに、前記ベルト部材の弾性率を常温の弾性率に設定することを含む接地解析条件設定部と、
前記接地解析条件設定部にて設定された解析条件および前記タイヤFEMモデル形状に基づいて前記タイヤの接地性能を計算する接地解析演算部と
を含む、請求項2または請求項3に記載の空気入りタイヤのシミュレーション装置。 - 加硫成形金型の内面形状に対応する外面形状を有するタイヤを複数の要素に分割したタイヤFEMモデルを取得し、
前記タイヤFEMモデルに内圧を付与して膨張変形させるPCI解析を実行し、
前記PCI解析によって膨張変形された前記タイヤFEMモデルのビードリング間隔を拡張するように変形させ、
前記ビードリング間隔が変更された前記タイヤFEMモデルについてリム組みした状態を再現し、
リム組みした前記タイヤFEMモデルの接地状態を再現した接地解析を実行する
ことを含む、空気入りタイヤのシミュレーション方法。 - 前記PCI解析の設定圧力が高いほど、前記ビードリング間隔を拡張する、請求項5に記載の空気入りタイヤのシミュレーション方法。
- 前記PCI解析において、前記タイヤFEMモデルのビード部を拘束した状態で前記タイヤFEMモデルに対して内圧を付与する、請求項6に記載の空気入りタイヤのシミュレーション方法。
- 前記PCI解析は、
前記PCI解析の解析条件の設定において、ベルト部材の弾性率を常温の弾性率よりも所定以上高く設定し、
設定された前記解析条件に基づいて前記タイヤFEMモデルの形状を計算する
ことを含み、
前記接地解析は、
前記接地解析の解析条件の設定において、前記ベルト部材を除く各部材について前記PCI解析にて設定された物性値と同じ物性値を設定するとともに、前記ベルト部材の弾性率を常温の弾性率に設定し、
設定された解析条件および前記タイヤFEMモデル形状に基づいて前記タイヤの接地性能を計算する
ことを含む、請求項6または請求項7に記載の空気入りタイヤのシミュレーション方法。 - コンピュータにロードされることにより、前記コンピュータに、請求項5から請求項8のうちのいずれか1項に記載の空気入りタイヤのシミュレーション方法を実行させる、プログラム。
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JP2019108936A JP7323340B2 (ja) | 2019-06-11 | 2019-06-11 | 空気入りタイヤのシミュレーション装置、シミュレーション方法、およびプログラム |
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JP2009078618A (ja) | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤモデルの作成方法およびタイヤのシミュレーション方法 |
JP2016004484A (ja) | 2014-06-18 | 2016-01-12 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤのシミュレーション方法 |
JP2018079789A (ja) | 2016-11-16 | 2018-05-24 | 東洋ゴム工業株式会社 | タイヤ接地シミュレーション方法、装置、及びプログラム |
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