JP7322259B2 - 真菌感染の処置のための投薬レジメン - Google Patents
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Description
CD101は、酵母型のカンジダ種の真菌細胞壁の必須成分である1,3-β-D-グルカンの合成及びアスペルギルス菌糸の活性細胞増殖領域を阻害する、半合成のエキノカンジンである。1,3-β-D-グルカンの合成は、触媒サブユニットがFKS1、FKS2、及びFKS3遺伝子によりコードされる酵素複合体である、1,3-β-D-グルカンシンターゼの活性に依存する。この酵素の阻害により、カンジダ種に対する迅速で、濃度依存性の、殺真菌活性がもたらされる。CD101の構造は上に示す。
本明細書に記載される処置レジメン及び医薬組成物は、真菌感染を処置又は防止するために使用され得る。
健康な成人対象へのCD101投与
臨床研究により、CD101が、400mgまでの単回用量及び400mgまでの複数回用量として、安全であり、且つ良好な耐容性を有することが示された。
CD101の臨床薬理学
以下に記載のように、CD101の薬物動態は、3週間にわたる400mgまでの用量で健康な対象において、十分に特徴付けられた。
単回用量の研究薬を投与した後の様々な時点において、各コホートにおいてCD101を受けた対象から得た血漿及び尿の試料を、CD101濃度に関して分析することにより薬物動態を最初に決定した。
CD101を投与した後の様々な時点において、各コホートにおいてCD101を受けた対象から得た血漿及び尿の試料を、CD101濃度に関して分析することにより薬物動態を決定した。
カンジダ血症及び/又は侵襲性カンジダ症を有する対象の処置
カンジダ血症及び/又は侵襲性カンジダ症を有する対象は、CD101注入を受ける(第1日及び第8日のそれぞれに400mg、第15日に400mgの場合による投薬を伴う;又は第1日、第8日、及び第15日のそれぞれに400mg、第22日に400mgの場合による投薬を伴う;又は第1日、第8日、第15日、及び第22日のそれぞれに400mg、第29日に400mgの場合による投薬を伴う;又は第1日、第8日、第15日、第22日、及び第29日のそれぞれに400mg、第36日に400mgの場合による投薬を伴う;又は第1日に400mg、及び第8日に200mg、第15日に200mgの場合による投薬を伴う;第1日に400mg、並びに第8日及び第15日のそれぞれに200mg、第22日に200mgの場合による投薬を伴う;第1日に400mg、並びに第8日、第15日、及び第22日のそれぞれに200mg、第29日に200mgの場合による投薬を伴う;第1日に400mg、並びに第8日、第15日、第22日、及び第29日のそれぞれに200mg、第36日に200mgの場合による投薬を伴う)。カンジダ血症及び/又は侵襲性カンジダ症の菌類診断は、第1の用量の投与前、採取時間から96時間内に、カンジダ種に関する≧1の血液培養陽性により確立される。
アゾール耐性のカンジダアルビカンスR357感染に続く感染評定
アゾール耐性のC.アルビカンスR357を冷凍作業ストックから得て、室温で解凍した。0.1mLの一定分量のストックを、サブロー寒天(SA)プレートに移し、35~37℃で終夜インキュベートした。培養物を1mLの冷却PBS中で再懸濁させ(>2.0×109CFU/mL、OD6203.0~3.2)、5×106、5×105、5×104、及び5×103CFU/mLの目標の接種菌サイズまでPBSで希釈した。希釈物をSAプレートにプレーティングし、続いて20~24時間インキュベーションすることにより、実際のコロニー数を決定した。
C.アルビカンスR357を用いた播種性感染モデルにおけるアンホテリシンB、フルコナゾール、及びCD101の有効性
材料
試験物。CD101を、0.9%NaCl中に10%DMSO及び1%Tween20を含有するビヒクルに溶解した(以下の配合表を参照されたい)。アンホテリシンB及びフルコナゾールは粉末形態であった。アンホテリシンBを0.9%NaClに溶解した。フルコナゾールを水(WFI:注入用水)に溶解した。試験物の要約を表7に示す。
アゾール耐性のC.アルビカンス(R357)株を冷凍作業ストックから得て、室温で解凍した。0.1mLのアリコートストックを、サブロー寒天(SA)プレートに移し、35~37℃で終夜インキュベートした。培養物を1mLの冷却PBS(>2.0×109CFU/mL、OD6203.0~3.2)中で再懸濁させ、5×105CFU/mLまでPBSで希釈した。希釈物をSAプレートにプレーティングし、続いて20~24時間インキュベーションすることにより、実際のコロニー数を決定した。実際の接種菌数は7.05×105CFU/mLであった。
減少率(%)=[(ビヒクルのCFU/g-処置のCFU/g)/(ビヒクルのCFU/g)]×100%
CD101有効性の薬理学的基礎
方法
薬物動態の研究。健康な雌のICRマウスに、腹腔内(IP)注入を介して単回用量のCD101を与えた。以下の用量を、用量当たり3匹のマウスにおいて研究した:1、4、及び16mg/kg。投薬後0、1、3、6、12、24、48、72、96時間に、有効とされたLC/MSアッセイを使用して、0.02μg/mLという定量下限でCD101血漿中濃度を決定した。
CD101は、研究範囲に及ぶ用量にわたり(1~16mg/kg IP)直線的PKを呈した。4-コンパートメントモデルが、PKデータを最もよく説明していた。モデル適合性を図5に示す。
アスペルギルス症及びアゾール耐性の播種性カンジダ症のマウスモデルにおけるCD101の有効性
方法
アゾール耐性のカンジダ症及びアスペルギルス症の好中球減少性マウスモデルを使用して、CD101のインビボ有効性を評価した。ヒト血液から単離したC.アルビカンスのアゾール耐性株(R357;フルコナゾール[Flu]、ボリコナゾール、及びポサコナゾールに対して耐性があるが、アンホテリシンB[AmB]及びエキノカンジンに対して感受性である)を、マウスカンジダ症モデルに対して使用した。アスペルギルスフミガタス(ATCC13073)の試験株を、マウスアスペルギルス症モデルに対して使用した。マウスを、シクロホスファミドにより好中球減少性として、次にC.アルビカンス(105CFU/マウス)又はA.フミガタス(104CFU/マウス)を尾静脈中に注入することにより感染させた。試験物を、感染後2時間に投与開始した。マウスカンジダ症モデルでは、5匹マウス群は、それぞれ、AmB(3mg/kg IV)、Flu(20mg/kg 経口)、又はCD101(3、10又は30mg/kg 腹腔内投与[IP]による)の1用量を受けた。感染後の72時間後、マウスを安楽死させ、腎臓組織中のC.アルビカンス数(CFU/g)を測定した。マウスアスペルギルス症モデルでは、10匹マウス群は、それぞれ、AmB(2mg/kg IP)又はCD101(2mg/kg IV及びIP)の1用量を受けた。生存を10日間毎日監視した。ビヒクル群と試験物群の間の差異は、カンジダ症及びアスペルギルス症モデルにおいて、それぞれ、一元ANOVA続いてダネット検定及びフィッシャー直接確率法により、有意性に関して評定した。
CD101の3mg/kgの1用量により、単回IP投薬に従う投薬後少なくとも72時間を通して、ビヒクルと比較して、C.アルビカンスCFUにおける>99.9%(又は>3-log、P<0.001)の減少がもたらされた。AmBは、活力が低いにもかかわらず同様の有効性(CFUにおける>99%又は>2-logの減少、P<0.05)を示し、一方、フルコナゾールは、有効性が低かった(CFUにおける83.9%又は<2-logの減少)。アスペルギルス症モデルでは、2mg/kgのIV又はIP投与されたCD101は、AmBの2mg/kgのIPと同様の有効性を示し、両方ともビヒクルより有意に、より長期の生存を伴った(P<0.05、図9)。
単回用量のCD101の3mg/kgにより、ビヒクルと比較して、アゾール耐性のカンジダ症の好中球減少性マウスモデルにおいて、C.アルビカンス負荷における有意な減少がもたらされ(P<0.001)、同一用量におけるAmBではより良好ではないにしても同等の有効性を実証している。CD101の1用量はまた、アスペルギルス症のマウスモデルにおける有効性も実証している。これらのデータは、アゾール耐性株、及びアスペルギルス菌種を含むカンジダに起因する重篤な感染の処置用の、CD101の継続した開発を支持している。
カンジダアウリス臨床分離株に対するCD101の有効性
材料及び方法
生体及び抗真菌剤
日本、韓国、インド及びCenter for Medical Mycologyから得たC.アウリス臨床分離株(n=14)を評価した。臨床及び実験室規格学会(CLSI、文書M38-A2)により酵母及びカビに関して承認された、以下のカンジダQC株を使用した:C.パラプシローシスATCC22019、C.クルセイATCC6258。試験化合物を、MICアッセイで使用する前に新たに調製し:CD101、5-フルシトシン(5FC)、アンホテリシンB(AMB)、アニデュラファンギン(ANID)、カスポファンギン(CAS)、フルコナゾール(FLU)、イトラコナゾール(ITRA)、ミカファンギン(MICA)、ポサコナゾール(POSA)及びボリコナゾール(VORI)を含んだ。
CLSI M38-A2法に準拠して実施された微量液体希釈MICアッセイを使用して、選択された抗真菌薬に対する真菌株の感受性を評価した。手短に言えば、C.アウリス株をサブローデキストロース寒天(SDA)にプレーティングし、37℃で2日間インキュベートした。次にC.アウリス細胞を遠心分離により収集し、生理食塩水洗浄(0.85%NaCl)をした。MICアッセイ接種菌を、血球計を使用して調製した。MICアッセイを、24時間及び/又は48時間のインキュベーション後に50及び/又は100%阻害において読み取った(図10)。接種菌数を点検するために、C.アウリスの作業分生子懸濁液の10倍の希釈物を、SDA培地にプレーティングした。接種菌プレートを、コロニー数を決定する前に、37℃で2日間インキュベートした。
カンジダアウリス臨床分離株に対するCD101、カスポファンギン(CAS)、ミカファンギン(MICA)、及びフルコナゾール(FLU)の有効性並びにFKS1 HS1の配列解析
本研究は、CD101、カスポファンギン(CAS)、ミカファンギン(MICA)、及びフルコナゾール(FLU)に対する臨床C.アウリス分離株のインビトロ感受性を決定し、FKS1内のホットスポット1(HS1)の配列を解析することであった。
カンジダアウリス分離株。VP Chest Institute、デリー大学(デリー、インド)から得た38のC.アウリス株を研究に使用した(表10)。菌株を、試験前に、酵母抽出物ペプトンデキストロース(YPD)寒天プレート上で成長させた。
カンジダアウリスの抗真菌薬感受性試験(AFST)。CD101、CAS、MICA、及びFLUに関するC.アウリス分離株のMIC(μg/ML)分布を表11に示す。全てのC.アウリス分離株(38)は、フルコナゾールに対して耐性があった。4種の分離株は、全ての試験を行ったエキノカンジン(CD101、CAS、MICA)に対して耐性があった。CD101は、MICAと同様の活性を呈した。
高フルコナゾール耐性は、C.アウリスの臨床分離株に共通している。大部分のC.アウリス株は、エキノカンジンに対して感受性である。しかしながら、大部分の菌株は、カスポファンギンに関して48時間にブレイクスルーするが、CD101又は他のエキノカンジンはブレイクスルーしない。これらのC.アウリス分離株におけるエキノカンジン耐性は、FKS1 HS1領域内の(C.アルビカンスS645と同等の位置における、セリンのフェニルアラニンへの)アミノ酸置換に関連した。
C.アルビカンス及びC.グラブラタに対する、CD101のインビボ薬物動態/薬力学(PK/PD)評価
方法
4種のC.アルビカンス及び3種のC.グラブラタ株を使用した。MICをCLSI標準により決定した。単回用量の血漿PKを、1、4、16、及び64mg/kgのIP投薬後の3匹のマウス群において決定した。処置研究に関して、マウスを、-4、-1、+2及び+4日におけるシクロホスファミドの投与を介して好中球減少性にした。マウスを、6.3±0.1CFU/ml(C.アルビカンス)又は6.2±0.2CFU/ml(C.グラブラタ)を側尾静脈中に注入して感染させた。処置用量範囲は0.016~64mg/kgであり、感染後2時間にIP注入により1度与えた。実験継続期間は7日間であり、その時点で腎臓をCFU計数用に無菌的に収集した。Emaxヒル式を使用して、用量-応答データをPK/PD指標AUC/MICに対してモデル化した。固定用量及び1-log殺菌用量、同様に関連するAUC/MIC値を、各分離株に関して決定した。
CD101 MICは、C.アルビカンスに関して0.008~0.06mg/L、及びC.グラブラタに関して0.06~0.5mg/Lであった。単回用量の血漿PKパラメータ範囲は:2.6~77mg/LのCmax、93~4046mg×時間/LのAUC0~∞、28~41時間のT1/2を含んだ。2log10CFU/腎臓を超える最大殺菌力で、用量依存性の殺傷活性を観察した。7日間にわたる平均24時間AUCを使用して、AUC/MICデータをモデル化し、C.アルビカンスに関してR20.70、及びC.グラブラタに関してR20.86で、処置応答データとよく合致した。固定用量(SD)及び1-log殺菌用量並びに関連するAUC/MIC値を表12に示す。
CD101は、選択C.アルビカンス及びC.グラブラタ株に対して、好中球減少性マウスの播種性カンジダ症モデルにおけるインビボ効力を実証した。他のエキノカンジンを用いる研究と同様に、AUC/MICは曝露-応答データとよく合致し、C.グラブラタ目標はC.アルビカンスより数値的に低かった。本研究で確認されたPK/PD目標は、ヒト薬物動態及びMIC分布の文脈において、CD101の臨床的投薬レジメンの最適化に有用となるであろう。
本明細書で述べられた全ての刊行物、特許、及び特許出願は、それぞれ独立した刊行物又は特許出願が詳細に且つ個別的に参照により組み込まれると明記されているかの如く同じ程度に、参照により本明細書に組み込まれる。
以下は、本発明の実施形態の一つである。
(1)対象における真菌感染の処置方法であって、
(a)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第1の用量を静脈内投与すること、
(b)塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第2の用量を静脈内投与すること、及び
(c)場合によって、塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第3の用量を静脈内投与することからなり、
第1の用量を第1日に投与し、第2の用量を第8日に投与し、投与する場合は、第3の用量を第15日に投与する、方法。
(2)対象における真菌感染の処置方法であって、
(a)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第1の用量を静脈内投与すること、
(b)塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第2の用量を静脈内投与すること、
(c)塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第3の用量を静脈内投与すること、及び
(d)場合によって、塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第4の用量を静脈内投与することからなり、
第1の用量を第1日に投与し、第2の用量を第8日に投与し、第3の用量を第15日に投与し、投与する場合は、第4の用量を第22日に投与する、方法。
(3)場合によって、塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第5の用量を静脈内投与することを更に含み、投与する場合は、第5の用量を第29日に投与する、(2)に記載の方法。
(4)場合によって、塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第6の用量を静脈内投与することを更に含み、投与する場合は、第6の用量を第36日に投与する、(3)に記載の方法。
(5)対象における真菌感染の処置方法であって、
(a)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第1の用量を静脈内投与すること、
(b)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第2の用量を静脈内投与すること、及び
(c)場合によって、塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第3の用量を静脈内投与することからなり、
第1の用量を第1日に投与し、第2の用量を第8日に投与し、投与する場合は、第3の用量を第15日に投与する、方法。
(6)対象における真菌感染の処置方法であって、
(a)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第1の用量を静脈内投与すること、
(b)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第2の用量を静脈内投与すること、
(c)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第3の用量を静脈内投与すること、及び
(d)場合によって、塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第4の用量を静脈内投与することからなり、
第1の用量を第1日に投与し、第2の用量を第8日に投与し、第3の用量を第15日に投与し、投与する場合は、第4の用量を第22日に投与する、方法。
(7)場合によって、塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第5の用量を静脈内投与することを更に含み、投与する場合は、第5の用量を第29日に投与する、(6)に記載の方法。
(8)場合によって、塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第6の用量を静脈内投与することを更に含み、投与する場合は、第6の用量を第36日に投与する、(7)に記載の方法。
(9)真菌感染が、カンジダ感染である、(1)~(8)のいずれかに記載の方法。
(10)カンジダが、カンジダアルビカンス、C.グラブラタ、C.デュブリニエンシス、C.クルセイ、C.パラプシローシス、C.トロピカリス、C.オルトプシロシス、C.ギリエルモンジィ、C.ルゴサ、C.アウリス、及びC.ルシタニアエからなる群から選択される、(9)に記載の方法。
(11)カンジダが、C.アルビカンスである、(10)に記載の方法。
(12)カンジダが、C.グラブラタである、(10)に記載の方法。
(13)カンジダ感染が、カンジダ血症、侵襲性カンジダ症、中咽頭カンジダ症、食道カンジダ症、粘膜カンジダ症、性器カンジダ症、外陰カンジダ症、消化管カンジダ症、直腸カンジダ症、肝カンジダ症、腎カンジダ症、肺カンジダ症、脾カンジダ症、外耳道真菌症、骨髄炎、化膿性関節炎、又は心血管系カンジダ症である、(9)~(12)のいずれかに記載の方法。
(14)心血管系カンジダ症が、心内膜炎である、(13)に記載の方法。
(15)粘膜カンジダ症が、眼球カンジダ症、耳カンジダ症、又は口カンジダ症である、(14)に記載の方法。
(16)第15日に対象において菌類根絶及び/又は臨床的治癒が達成されなかった場合、塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第3の用量を投与する、(1)~(4)及び(9)~(15)のいずれかに記載の方法。
(17)第15日に対象において菌類根絶及び/又は臨床的治癒が達成されなかった場合、塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第3の用量を投与する、(5)~(15)のいずれかに記載の方法。
(18)菌類根絶が、1つの陰性血液培養により決定される、(16)又は(17)に記載の方法。
(19)菌類根絶が、陽性血液培養を介在することなく、≧12時間離れた2つの陰性血液培養により決定される、(16)又は(17)に記載の方法。
(20)第15日に対象が真菌感染の症状を示す場合、塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第3の用量を投与する、(1)~(4)及び(9)~(15)のいずれかに記載の方法。
(21)第15日に対象が真菌感染の症状を示す場合、塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第3の用量を投与する、(5)~(15)のいずれかに記載の方法。
(22)真菌感染の症状が、発熱、咳、息切れ、体重減少、寝汗、頻脈、頻呼吸、低血圧、及び/又は低体温を含む、(20)又は(21)に記載の方法。
(23)対象へのCD101の投与方法であって、
(a)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第1の用量を静脈内投与すること、
(b)塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第2の用量を静脈内投与すること、及び
(c)場合によって、塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第3の用量を静脈内投与することからなり、
第1の用量を第1日に投与し、第2の用量を第8日に投与し、投与する場合は、第3の用量を第15日に投与する、方法。
(24)対象へのCD101の投与方法であって、
(a)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第1の用量を静脈内投与すること、
(b)塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第2の用量を静脈内投与すること、
(c)塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第3の用量を静脈内投与すること、及び
(d)場合によって、塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第4の用量を静脈内投与することからなり、
第1の用量を第1日に投与し、第2の用量を第8日に投与し、第3の用量を第15日に投与し、投与する場合は、第4の用量を第22日に投与する、方法。
(25)場合によって、塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第5の用量を静脈内投与することを更に含み、投与する場合は、第5の用量を第29日に投与する、(24)に記載の方法。
(26)場合によって、塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第6の用量を静脈内投与することを更に含み、投与する場合は、第6の用量を第36日に投与する、(25)に記載の方法。
(27)対象へのCD101の投与方法であって、
(a)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第1の用量を静脈内投与すること、
(b)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第2の用量を静脈内投与すること、及び
(c)場合によって、塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第3の用量を静脈内投与することからなり、
第1の用量を第1日に投与し、第2の用量を第8日に投与し、投与する場合は、第3の用量を第15日に投与する、方法。
(28)対象へのCD101の投与方法であって、
(a)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第1の用量を静脈内投与すること、
(b)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第2の用量を静脈内投与すること、
(c)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第3の用量を静脈内投与すること、及び
(d)場合によって、塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第4の用量を静脈内投与することからなり、
第1の用量を第1日に投与し、第2の用量を第8日に投与し、第3の用量を第15日に投与し、投与する場合は、第4の用量を第22日に投与する、方法。
(29)場合によって、塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第5の用量を静脈内投与することを更に含み、投与する場合は、第5の用量を第29日に投与する、(28)に記載の方法。
(30)場合によって、塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第6の用量を静脈内投与することを更に含み、投与する場合は、第6の用量を第36日に投与する、(29)に記載の方法。
(31)CD101を、30~180分の時間にわたり(例えば、60±5分)投与する、(1)~(30)のいずれかに記載の方法。
(32)CD101を、水性医薬組成物として投与する、(1)~(31)のいずれかに記載の方法。
(33)医薬組成物が、4.0~8のpHを有する、(32)に記載の方法。
(34)CD101塩が、CD101酢酸塩である、(1)~(33)のいずれかに記載の方法。
(35)対象におけるC.アウリス感染の処置方法であって、塩又は中性の形態のCD101を、前記対象に、前記C.アウリス感染を処置するのに十分な量及び持続時間で投与することを含む、方法。
(36)対象における薬物耐性のC.アウリス感染の処置方法であって、塩又は中性の形態のCD101を、前記対象に、前記薬物耐性のC.アウリス感染を処置するのに十分な量及び持続時間で投与することを含む、方法。
(37)抗真菌療法を用いる処置に失敗したことがある対象におけるC.アウリス感染の処置方法であって、塩又は中性の形態のCD101を、前記対象に、前記C.アウリス感染を処置するのに十分な量及び持続時間で投与することを含む、方法。
(38)前記C.アウリス感染が、変異型1,3-β-D-グルカンシンターゼ酵素複合体を有する真菌に起因する、(35)~(37)のいずれかに記載の方法。
(39)投与工程が、塩又は中性の形態の、約150mg~約800mgの用量のCD101を、前記対象に静脈内投与することを含み、2回以上の用量が前記対象に1~4週の期間にわたり投与される、(35)~(38)のいずれかに記載の方法。
(40)投与工程が、化合物1の塩又はその中性形態を、局所的、膣内、口腔内、静脈内、筋肉内、皮内、動脈内、皮下、経口的、又は吸入により投与することを含む、(35)~(39)のいずれかに記載の方法。
(41)対象におけるC.アウリス感染の処置方法であって、塩又は中性の形態の、約550mg~約800mgの用量のCD101を、前記対象に静脈内投与することを含み、2回以上の用量が前記対象に1~4週の期間にわたり投与される、方法。
(42)対象におけるC.アウリス感染の処置方法であって、塩又は中性の形態の、約150mg~約800mgの用量のCD101を、前記対象に週当たり1~3回、2~4週間、静脈内投与することを含む、方法。
(43)対象におけるC.アウリス感染の処置方法であって、塩又は中性の形態の、約150mg~約800mgのCD101を含む組成物の2回以上の用量を、前記対象に、静脈内投与することを含む、方法。
(44)投与された量が、塩又は中性の形態のCD101の少なくとも変異株出現防止濃度を、対象の血漿中で少なくとも8時間維持する、(31)~(43)のいずれかに記載の方法。
(45)前記C.アウリス感染が、エキノカンジン耐性、ポリエン耐性、フルシトシン耐性、又はアゾール耐性のC.アウリス感染である、(35)~(44)のいずれかに記載の方法。
(46)前記C.アウリス感染が、エキノカンジン耐性の感染である、(45)に記載の方法。
(47)前記対象が、エキノカンジン療法を用いる処置に失敗したことがある、(35)~(46)のいずれかに記載の方法。
(48)前記対象が、アニデュラファンギン、ミカファンギン、又はカスポファンギンを用いる処置に失敗したことがある、(47)に記載の方法。
(49)前記対象が、ポリエン療法、フルシトシン療法、又はアゾール療法を用いる処置に失敗したことがある、(35)~(48)のいずれかに記載の方法。
(50)前記C.アウリス感染が、FKS遺伝子中に1つ以上の変異を含む変異型1,3-β-D-グルカンシンターゼ酵素複合体を有するC.アウリスに起因する、(35)~(49)のいずれかに記載の方法。
(51)前記C.アウリス感染が、カンジダ血症、侵襲性カンジダ症、中咽頭カンジダ症、食道カンジダ症、粘膜カンジダ症、性器カンジダ症、外陰カンジダ症、消化管カンジダ症、直腸カンジダ症、肝カンジダ症、腎カンジダ症、肺カンジダ症、脾カンジダ症、外耳道真菌症、骨髄炎、化膿性関節炎、又は心血管系カンジダ症である、(35)~(50)のいずれかに記載の方法。
(52)エキノカンジン耐性、ポリエン耐性、フルシトシン耐性、又はアゾール耐性のC.アウリスの殺菌方法であって、エキノカンジン耐性、ポリエン耐性、フルシトシン耐性、又はアゾール耐性のカンジダを、塩又は中性の形態のCD101に、エキノカンジン耐性、ポリエン耐性、フルシトシン耐性、又はアゾール耐性のC.アウリスを殺菌するのに十分な量及び持続時間で曝露することを含む、方法。
(53)対象におけるC.アウリス感染の処置方法であって、塩又は中性の形態のCD101の少なくとも変異株出現防止濃度を、対象の血漿中で少なくとも8時間維持する投薬レジメンにおいて、塩又は中性の形態の、約150mg~約800mgのCD101の2回以上の用量を、前記対象に静脈内投与することを含む、方法。
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ccttcaattt cagatggaac ttgatg 26
Claims (14)
- 真菌感染を有するか又は真菌感染に感受性である対象の処置方法における使用のための、塩又は中性の形態の、以下の構造:
(i)(a)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第1の用量を静脈内投与すること、
(b)塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第2の用量を静脈内投与すること、及び
(c)場合によって、塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第3の用量を静脈内投与することを含み、
第1の用量が第1日に投与され、第2の用量が第8日に投与され、投与する場合は、第3の用量が第15日に投与されるか、又は
(ii)(a)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第1の用量を静脈内投与すること、
(b)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第2の用量を静脈内投与すること、及び
(c)場合によって、塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第3の用量を静脈内投与することを含み、
第1の用量が第1日に投与され、第2の用量が第8日に投与され、投与する場合は、第3の用量が第15日に投与される、
医薬組成物。 - 前記(i)が、
(a)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第1の用量を静脈内投与すること、
(b)塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第2の用量を静脈内投与すること、
(c)塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第3の用量を静脈内投与することを含み、
第1の用量が第1日に投与され、第2の用量が第8日に投与され、第3の用量が第15日に投与される、請求項1に記載の医薬組成物。 - 前記(i)が、塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第4の用量を静脈内投与することを更に含み、第4の用量が第22日に投与される、請求項2に記載の医薬組成物。
- 前記(i)が、塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第5の用量を静脈内投与することを更に含み、第5の用量が第29日に投与される、請求項3に記載の医薬組成物。
- 前記(i)が、塩又は中性の形態の、200mgのCD101を含む第6の用量を静脈内投与することを更に含み、第6の用量が第36日に投与される、請求項4に記載の医薬組成物。
- 前記(ii)が、
(a)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第1の用量を静脈内投与すること、
(b)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第2の用量を静脈内投与すること、及び
(c)塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第3の用量を静脈内投与することを含み、
第1の用量が第1日に投与され、第2の用量が第8日に投与され、第3の用量が第15日に投与される、請求項1に記載の医薬組成物。 - 前記(ii)が、塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第4の用量を静脈内投与することを更に含み、第4の用量が第22日に投与される、請求項6に記載の医薬組成物。
- 前記(ii)が、塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第5の用量を静脈内投与することを更に含み、第5の用量が第29日に投与される、請求項7に記載の医薬組成物。
- 前記(ii)が、塩又は中性の形態の、400mgのCD101を含む第6の用量を静脈内投与することを更に含み、第6の用量が第36日に投与される、請求項8に記載の医薬組成物。
- カンジダが、カンジダアルビカンス、C.グラブラタ、C.デュブリニエンシス、C.クルセイ、C.パラプシローシス、C.トロピカリス、C.オルトプシロシス、C.ギリエルモンジィ、C.ルゴサ、C.アウリス、及びC.ルシタニアエからなる群から選択される、請求項1~9のいずれか一項に記載の医薬組成物。
- 第15日に対象において菌類根絶及び/又は臨床的治癒が達成されなかった場合、塩又は中性の形態の、200mg又は400mgのCD101を含む第3の用量が投与され、或いは第15日に対象が真菌感染の症状を示す場合、塩又は中性の形態の、200mg又は400mgのCD101を含む第3の用量が投与される、請求項1に記載の医薬組成物。
- (i)CD101が、30~180分の時間にわたり投与される、
(ii)CD101が、水性医薬組成物として投与される、及び/又は
(iii)CD101塩が、CD101酢酸塩である、
請求項1~11のいずれか一項に記載の医薬組成物。 - (i)投与された量が、塩又は中性の形態のCD101の少なくとも変異株出現防止濃度を、対象の血漿中で少なくとも8時間維持する、
(ii)前記対象が、エキノカンジン療法を用いる処置に失敗したことがある、及び/又は
(iii)前記対象が、ポリエン療法、フルシトシン療法、又はアゾール療法を用いる処置に失敗したことがある、
請求項12に記載の医薬組成物。 - 前記カンジダ又はC.アウリス感染が、カンジダ血症、侵襲性カンジダ症、中咽頭カンジダ症、食道カンジダ症、粘膜カンジダ症、性器カンジダ症、外陰カンジダ症、消化管カンジダ症、直腸カンジダ症、肝カンジダ症、腎カンジダ症、肺カンジダ症、脾カンジダ症、外耳道真菌症、骨髄炎、化膿性関節炎、又は心血管系カンジダ症である、請求項10又は11に記載の医薬組成物。
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