JP7318263B2 - ケーブル敷設方法 - Google Patents
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まず、この発明にかかる実施の形態のケーブル敷設方法に用いるケーブルの概要について説明する。図1は、この発明にかかる実施の形態のケーブル敷設方法に用いるケーブルの外観の一例を示す説明図である。また、図2は、この発明にかかる実施の形態のケーブル敷設方法に用いるケーブルの断面の一例を示す説明図である。
つぎに、除去加工の内容について説明する。除去加工は、単心101(あるいは単心101を束ねるテープ)または単心101を覆うシールド105が外装被覆102から露出するように、屈曲させる多芯制御ケーブル100の当該外装被覆102の一部を除去する加工である。除去加工は、具体的には、たとえば、ナイフなどを用いて作業員がおこなうようにしてもよく、また、被覆を除去する専用の用具や装置を用いておこなうようにしてもよい。
図3は、除去加工(その1)の内容について示している。除去加工(その1)は、多芯制御ケーブル100の長手方向の所定の範囲において、当該範囲の外装被覆102のすべてを除去するものである。
図4は、除去加工(その2)の内容について示している。除去加工(その2)は、多芯制御ケーブル100の長手方向の所定の範囲において、所定の間隔ごとに、所定の幅の外装被覆102をその外装被覆102の外周に沿って除去するものである。
図5Aは、除去加工(その3)の内容について示している。除去加工(その3)は、多芯制御ケーブル100の長手方向の所定の範囲において、所定の幅の外装被覆102を当該外装被覆102の外周に沿って「らせん状」に除去するものである。
図6Aは、除去加工(その4)の内容について示している。除去加工(その4)は、多芯制御ケーブル100の長手方向の所定の範囲において、所定の幅の外装被覆102を当該外装被覆102の外周に沿って長手方向に除去するものである。
図7Aは、除去加工(その5)の内容について示している。除去加工(その5)は、多芯制御ケーブル100の長手方向の所定の範囲において、当該多芯制御ケーブル100が屈曲された際の内側となる部分のみを除去するものである。あるいは、除去加工(その5)は、多芯制御ケーブル100の長手方向の所定の範囲において、当該多芯制御ケーブル100が屈曲された際の外側となる部分のみを除去するものである。
つぎに、切り込み加工の内容について説明する。切り込み加工は、単心101(あるいは単心101を束ねるテープ)または単心101を覆うシールド105が外装被覆102から露出するように、屈曲させる多芯制御ケーブル100の当該外装被覆102に切り込みを入れる加工である。切り込み加工は、具体的には、たとえば、ナイフなどを用いて作業員がおこなうようにしてもよく、また、被覆に切り込みを入れる専用の用具や装置を用いておこなうようにしてもよい。
図8は、切り込み加工(その1)の内容について示している。切り込み加工(その1)は、多芯制御ケーブル100の長手方向の所定の範囲において、所定の間隔で当該範囲の外装被覆102の外周面に沿って切り込みを入れるものである。
図9は、切り込み加工(その2)の内容について示している。切り込み加工(その2)は、多芯制御ケーブル100の長手方向の所定の範囲において、当該多芯制御ケーブル100が屈曲された際の外側となる外装被覆102の部分のみに切り込みを入れるものである。
図10は、この発明にかかる実施の形態のケーブル敷設方法における除去加工および切り込み加工の内容の一例を示す説明図である。図10は、図7Bに示した除去加工(その5の変形例)と図9に示した切り込み加工(その2)を組み合わせた加工を施したものである。
図11は、この発明にかかる実施の形態のケーブル敷設方法によって設置された設置状況の一例を示す説明図である。図11において、多芯制御ケーブル100を、チャネルベース1101を通して、配電盤1102へ敷設する。チャネルベース1101は、高さが50mm程度のものが多く、そこに多芯制御ケーブル100を敷設する。そして、配電盤1102の付近において、略垂直に多芯制御ケーブル100を立ち上げることになる。
101 単心
102 外装被覆
103 導体
104 (単心の)被覆
105 シールド
801~803、901~903、1001~1003 切り込み
1101 チャネルベース
1102 配電盤
Claims (4)
- 導体と当該導体を覆う被覆とからなる単心と、当該単心を覆う外装被覆と、から構成されるケーブルを、所定の敷設経路に沿って敷設するケーブル敷設方法であって、
前記所定の敷設経路において、前記ケーブルを所定の曲率半径以下で屈曲させる際に、前記単心または当該単心を覆うシールドが前記外装被覆から露出するように、屈曲させる当該ケーブルの当該外装被覆の一部を除去する除去加工を施し、
前記除去加工が施された範囲のいずれかの位置を支点として、前記ケーブルを屈曲させ、
前記除去加工は、前記ケーブルの長手方向の所定の範囲において、当該長手方向の所定の間隔ごとに、所定の幅の前記外装被覆を当該外装被覆の外周に沿って除去するものであることを特徴とするケーブル敷設方法。 - 導体と当該導体を覆う被覆とからなる単心と、当該単心を覆う外装被覆と、から構成されるケーブルを、所定の敷設経路に沿って敷設するケーブル敷設方法であって、
前記所定の敷設経路において、前記ケーブルを所定の曲率半径以下で屈曲させる際に、前記単心または当該単心を覆うシールドが前記外装被覆から露出するように、屈曲させる当該ケーブルの当該外装被覆の一部を除去する除去加工を施し、
前記除去加工が施された範囲のいずれかの位置を支点として、前記ケーブルを屈曲させ、
前記除去加工は、前記ケーブルの長手方向の所定の範囲において、所定の幅の前記外装被覆を当該外装被覆の外周に沿って、らせん状に除去するものであることを特徴とするケーブル敷設方法。 - 導体と当該導体を覆う被覆とからなる単心と、当該単心を覆う外装被覆と、から構成されるケーブルを、所定の敷設経路に沿って敷設するケーブル敷設方法であって、
前記所定の敷設経路において、前記ケーブルを所定の曲率半径以下で屈曲させる際に、前記単心または当該単心を覆うシールドが前記外装被覆から露出するように、屈曲させる当該ケーブルの当該外装被覆の一部を除去する除去加工を施し、
前記除去加工が施された範囲のいずれかの位置を支点として、前記ケーブルを屈曲させ、
前記除去加工は、前記ケーブルの長手方向の所定の範囲において、所定の幅の前記外装被覆を当該外装被覆の外周に沿って長手方向に除去するものであることを特徴とするケーブル敷設方法。 - 導体と当該導体を覆う被覆とからなる単心と、当該単心を覆う外装被覆と、から構成されるケーブルを、所定の敷設経路に沿って敷設するケーブル敷設方法であって、
前記所定の敷設経路において、前記ケーブルを所定の曲率半径以下で屈曲させる際に、前記単心または当該単心を覆うシールドが前記外装被覆から露出するように、屈曲させる当該ケーブルの当該外装被覆の一部を除去する除去加工、および、当該単心または当該シールドが当該外装被覆から露出するように、屈曲させる当該ケーブルの当該外装被覆に切り込みを入れる切り込み加工を施し、
前記除去加工または前記切り込み加工が施された範囲のいずれかの位置を支点として、前記ケーブルを屈曲させ、
前記除去加工は、前記ケーブルの長手方向の所定の範囲において、当該ケーブルが屈曲された際の内側となる部分のみを除去するものであり、
前記切り込み加工は、前記ケーブルの長手方向の所定の範囲において、当該ケーブルが屈曲された際の外側となる前記外装被覆の部分のみに切り込みを入れるものであることを特徴とするケーブル敷設方法。
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