JP7318195B2 - 表示システム、表示装置及び表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示システム、表示装置及び表示方法に関する。
特許文献1には、過去の震源位置、地震の揺れの分布等の地震情報と、過去の地震によるエレベーターの被害分布情報とに基づいて、新たに発生した地震によるエレベーターの被害分布を予測する装置が記載されている。
特許文献2には、エレベーター制御装置において、携帯電話端末により緊急地震速報を受信した時刻において加速度センサーのデータを記録するシステムが記載されている。
特許文献3には、エレベーター昇降路に取り付けられた地震センサーで地震発生から終了までの振動波形データを記録するとともに、その振動波形で計測した地震震度に基づいてエレベーターの運転モードを制御するシステムが記載されている。
特開2006-306577号公報 特開2009-046248号公報 特開2001-130848号公報
しかしながら、特許文献1~3に記載の装置やシステムは、いずれも地震時における個々のエレベーターの制御や被害予測に限定されたものであり、建物等の構造物全体の振動や構造物に対する振動の影響について、構造物が位置する領域の状況を観察するには十分ではないという問題がある。
本発明に係る表示システムの一態様は、
少なくとも1つの構造物に設けられている複数のセンサー端末と、
表示装置と、
を含み、
前記複数のセンサー端末の各々は、
振動によって発生する物理量を計測して第1計測データを出力する第1センサーと、
前記第1計測データを蓄積する記憶部と、
前記記憶部に蓄積された前記第1計測データに基づいて第1情報を推定する第1情報推定部と、
時刻情報を取得する時刻情報取得部と、
前記時刻情報が付加された前記第1情報を前記表示装置に送信する送信部と、
を含み、
前記表示装置は、
前記複数のセンサー端末の各々から前記第1情報を受信する受信部と、
受信した複数の前記第1情報を時刻で同期させて複数の第1情報群に分類する時刻同期部と、
前記複数のセンサー端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記構造物が位置する領域を含む地図情報を取得する地図情報取得部と、
前記複数の第1情報群の各々に対して、前記位置情報及び当該第1情報群に含まれる前記第1情報に基づいて、前記複数のセンサー端末の位置とは異なる位置の前記第1情報を推定し、推定した当該第1情報を追加して当該第1情報群を更新する第1情報更新部と、
更新された前記複数の第1情報群の各々に対して、前記地図情報に基づいて地図上の前記第1情報の値の分布を含む画像情報を生成する画像情報生成部と、
前記画像情報に基づく画像を表示する表示部と、
を含む。
前記表示システムの一態様において、
前記送信部は、前記位置情報を前記表示装置に送信してもよい。
前記表示システムの一態様において、
前記第1センサーは、加速度センサーであってもよい。
前記表示システムの一態様において、
前記複数のセンサー端末の各々は、振動によって発生する物理量を計測して第2計測データを出力する第2センサーを含み、
前記第2センサーは、角速度センサーであり、
前記記憶部は、前記第2計測データを蓄積し、
前記第1情報推定部は、蓄積された前記第1計測データ及び前記第2計測データに基づいて前記第1情報を推定してもよい。
前記表示システムの一態様において、
前記画像は、動画又は指定された時刻の静止画であってもよい。
前記表示システムの一態様において、
前記複数のセンサー端末の少なくとも1つは、地表面又は地下に設けられており、
前記第1情報更新部は、
前記複数の第1情報群の各々に対して、地表面又は地下に設けられた前記センサー端末の前記位置情報及び当該センサー端末から送信された前記第1情報に基づいて、地表面の震度を推定し、推定した震度の情報を追加して当該第1情報群を更新し、
前記画像情報生成部は、
更新された前記複数の第1情報群の各々に対して、前記第1情報の値の分布と地表面における震度の伝搬状況とを含む前記画像情報を生成してもよい。
前記表示システムの一態様において、
前記複数のセンサー端末の少なくとも1つは、地表面又は地下に設けられており、
前記第1情報は、震度の情報を含み、
前記第1情報更新部は、
前記複数の第1情報群の各々に対して、地表面又は地下に設けられた前記センサー端末の前記位置情報及び当該センサー端末から送信された前記第1情報に基づいて、地表面及び地下の震度を推定し、推定した震度の情報を追加して当該第1情報群を更新し、
前記画像情報生成部は、
更新された前記複数の第1情報群の各々に対して、前記第1情報の値の分布として地表面又は地下における震度の伝搬状況を含む前記画像情報を生成してもよい。
前記表示システムの一態様において、
前記第1情報更新部は、
前記複数の第1情報群の各々に対して、前記位置情報、当該第1情報群に含まれる前記第1情報及び地震計が計測した震度に基づいて、前記複数のセンサー端末の位置とは異な
る位置の前記第1情報を推定してもよい。
本発明に係る表示装置の一態様は、
少なくとも1つの構造物に設けられている複数のセンサー端末の各々から送信された、振動によって発生する物理量に基づく第1情報に基づいて、地図上の前記第1情報の値の分布を含む画像情報を生成する画像情報生成部と、
前記画像情報に基づく画像を表示する表示部と、
を含む。
前記表示装置の一態様において、
前記画像は、動画又は指定された時刻の静止画であってもよい。
前記表示装置の一態様において、
前記複数のセンサー端末の少なくとも1つは、地表面又は地下に設けられており、
前記画像情報生成部は、
前記第1情報の値の分布と地表面における震度の伝搬状況とを含む前記画像情報を生成してもよい。
前記表示装置の一態様において、
前記複数のセンサー端末の少なくとも1つは、地表面又は地下に設けられており、
前記第1情報は、震度の情報を含み、
前記画像情報生成部は、
前記第1情報の値の分布として地表面又は地下における震度の伝搬状況を含む前記画像情報を生成してもよい。
前記表示装置の一態様において、
前記画像情報生成部は、
前記第1情報及び地震計が計測した震度に基づいて、前記画像情報を生成してもよい。
本発明に係る表示方法の一態様は、
構造物に設けられている複数のセンサー端末の各々から送信された、振動によって発生する物理量に基づく第1情報に基づいて、地図上の前記第1情報の値の分布を含む画像情報を生成する画像情報生成工程と、
前記画像情報に基づく画像を表示する表示工程と、
を含む。
前記表示方法の一態様において、
前記画像は、動画又は指定された時刻の静止画であってもよい。
前記表示方法の一態様において、
前記複数のセンサー端末の少なくとも1つは、地表面又は地下に設けられており、
前記画像情報生成工程において、
前記第1情報の値の分布と地表面における震度の伝搬状況とを含む前記画像情報を生成してもよい。
前記表示方法の一態様において、
前記複数のセンサー端末の少なくとも1つは、地表面又は地下に設けられており、
前記第1情報は、震度の情報を含み、
前記画像情報生成工程において、
前記第1情報の値の分布として地表面又は地下における震度の伝搬状況を含む前記画像
情報を生成してもよい。
前記表示方法の一態様において、
前記画像情報生成工程において、
前記第1情報及び地震計が計測した震度に基づいて、前記画像情報を生成してもよい。
第1実施形態の表示システムの構成を示す図。 複数のセンサー端末がビルに取り付けられている状態の一例を示す図。 表示装置の設置例を示す図。 センサー端末の機能ブロックの一例を示す図。 表示装置の機能ブロックの一例を示す図。 時刻同期部の処理について説明するための図。 第1情報更新部の処理について説明するための図。 表示部に表示される画像の一例を示す図。 センサー端末の動作の手順の一例を示すフローチャート図。 表示装置の動作の手順の一例を示すフローチャート図。 表示装置の表示部に表示される画像の一例を示す図。 表示装置の表示部に表示される画像の一例を示す図。 表示装置の表示部に表示される画像の一例を示す図。 表示装置の表示部に表示される画像の一例を示す図。 第2実施形態の表示システムにおけるセンサー端末の機能ブロックの一例を示す図。 第2実施形態の表示システムにおけるセンサー端末の動作の手順の一例を示すフローチャート図。 第3実施形態の表示システムの構成を示す図。 第3実施形態の表示システムにおける表示装置の機能ブロックの一例を示す図。 第3実施形態の表示システムにおける表示装置の動作の手順の一例を示すフローチャート図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.第1実施形態
1-1.表示システムの構成
図1は、第1実施形態の表示システム1の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態の表示システム1は、複数のセンサー端末10と、表示装置30とを含む。また、本実施形態の表示システム1は、地図サーバー40を含んでもよい。以下では、センサー端末10の数をn個とし、n個のセンサー端末10を区別する場合は、それぞれセンサー端末10-1,10-2、・・・、10-nと表記する。なお、nは2以上の整数である。
図1に示すように、表示システム1では、n個のセンサー端末10及び表示装置30は、通信ネットワーク20を介して通信する。通信ネットワーク20は、インターネット等の公衆回線であってもよい。また、n個のセンサー端末10の各々は、互いに無線LAN(Local Area Network)で接続され、不図示のアクセスポイントを経由して、通信ネットワーク20と接続されてもよい。無線LANの通信規格としては、例えば、IEEE80
2.11シリーズが挙げられる。
n個のセンサー端末10の各々は、少なくとも1つの構造物に設けられている。例えば、少なくとも1つのセンサー端末10が第1構造物に設けられ、他の少なくとも1つのセンサー端末10が第1構造物とは異なる第2構造物に設けられていてもよい。また、更に、n個のセンサー端末10の各々が、1つの構造物に設けられていてもよい。
また、例えば、複数のセンサー端末10が第1構造物の互いに高さの異なる位置に設けられ、他の複数のセンサー端末10が第1構造物とは異なる第2構造物の互いに高さの異なる位置に設けられていてもよい。また、n個のセンサー端末10の少なくとも1つは、地表面又は地下に設けられていてもよい。
本実施形態の表示システム1によれば、ユーザーは、1つの構造物に対して、構造物全体の振動や構造物に対する振動の影響について、構造物が位置する領域の状況を踏まえて、観察することができる。さらに、図11~図14を用いて後述するが、本実施形態の表示システム1によれば、ユーザーは、複数の構造物に対して、各々の構造物全体の振動や構造物に対する振動の影響について、当該複数の構造物が位置する領域の状況を俯瞰して、観察することができる。
まず、本発明の理解を容易にするために、表示システム1について、1つの構造物に着目して詳細に説明をする。
図2は、複数のセンサー端末10がビルに取り付けられている状態の一例を示す図である。図2の例では、ビル2は、床1F~5Fと、屋根RFと、鉄骨柱4と、を有する5階建てのビルである。センサー端末10は、ビル2に複数取り付けられている。具体的には、4つのセンサー端末10が、それぞれ、床1Fと床2Fとの間、床3Fと床4Fとの間、床5Fと屋根RFとの間、屋根RFの4箇所において鉄骨柱4に取り付けられている。また、1つのセンサー端末10が、床1Fに取り付けられている。このように、5つのセンサー端末10が、ビル2の互いに高さの異なる位置に設けられている。
図1に戻り、n個のセンサー端末10の各々は、構造物の振動によって発生する物理量を計測し、第1計測データを取得する。そして、n個のセンサー端末10の各々は、第1計測データに基づいて第1情報を推定し、推定した第1情報を、通信ネットワーク20を介して表示装置30に送信する。第1情報は、地震の震度の情報を含んでもよいし、構造物の振動に関連する各種の情報、例えば、構造物の振動の周波数特性、構造物の層間変位や層間変形角、構造物のひずみや疲労度等の情報を含んでもよい。なお、第1情報には、センサー端末10の識別コードも付加される。
表示装置30は、通信ネットワーク20を介して、n個のセンサー端末10の各々から第1情報を受信する。また、表示装置30は、通信ネットワーク20を介して、n個のセンサー端末10が設けられた構造物が位置する領域を含む地図情報を地図サーバー40から取得する。そして、表示装置30は、第1情報及び地図情報に基づいて、地図上の第1情報の値の分布を含む画像情報を生成し、生成した画像情報に基づく画像を不図示の表示部に表示する。
図3は、表示装置30の設置例を示す図である。図3の例では、表示装置30は、監視センターに設置されたサーバー50と表示部であるモニター100とによって構成されている。あるいは、表示装置30は、監視者であるユーザー5が使用するパーソナルコンピューター60である。すなわち、図3の例では、サーバー50やパーソナルコンピューター60において、地図上の第1情報の値の分布を含む画像情報が生成され、当該画像情報に基づく画像がモニター100やパーソナルコンピューター60のディスプレイに表示さ
れる。そして、ユーザー5は、当該画像を監視し、センサー端末10が設けられた構造物が位置する領域の状況、例えば、地震の発生による影響などを把握することができる。
1-2.センサー端末及び表示装置の構成
図4は、第1実施形態におけるセンサー端末10の機能ブロックの一例を示す図である。図4に示すように、センサー端末10は、第1センサー11、第1データ取得部12、イベント検出部13、記憶部14、時刻情報取得部15、時刻情報付加部16、第1情報推定部17、通信制御部18及び通信部19を含む。
第1センサー11は、センサー端末10が設けられた構造物の振動により発生する物理量を計測して第1計測データを出力する。例えば、第1センサー11は、振動により発生する物理量として加速度を計測する加速度センサーであってもよい。また、例えば、第1センサー11は、振動により発生する物理量として角速度を計測する角速度センサーであってもよい。
第1データ取得部12は、周期的に第1センサー11から第1計測データを取得し、イベント検出部13に出力する。
イベント検出部13は、所定期間における第1計測データの変化量が所定の閾値を超えた場合にイベント信号を発生させる。例えば、地震が発生したときなど、第1センサー11に急激に大きな振動が加わった場合には、第1計測データが急激に変化し、イベント検出部13がイベント信号を発生させることになる。なお、イベント検出部13は、第1センサー11とは異なる機構により大きな振動が検出されたときにイベント信号を発生させてもよいし、大きな振動に連動してセンサー端末10の外部から入力される信号に基づいてイベント信号を発生させてもよい。時刻情報取得部15、時刻情報付加部16、第1情報推定部17及び通信制御部18は、イベント検出部13が発生させるイベント信号に応じて動作を開始する。第1データ取得部12は、イベント信号が発生した後も第1計測データの取得を継続する。
時刻情報取得部15は、時刻情報を取得する。具体的には、時刻情報取得部15は、イベント信号の発生後、所定の間隔で時刻情報を取得する。時刻情報取得部15は、例えば、GPS(Global Positioning System)受信機であってもよい。また、例えば、時刻情報取得部15は、センサー端末10が有する不図示の発振器の出力信号に基づいて動作する不図示のタイマーの値であってもよい。この場合、n個のセンサー端末10の間で時刻を同期させるための機構、例えば、n個のセンサー端末10に共通の同期信号を供給する機構を設ければよい。
時刻情報付加部16は、イベント信号の発生後、第1データ取得部12が取得した第1計測データに時刻情報取得部15が取得した時刻情報を付加し、時刻情報が付加された第1計測データ141を記憶部14に順次記憶させる。これにより、記憶部14は、時刻情報が付加された第1計測データ141を蓄積する。
第1情報推定部17は、イベント信号の発生後、記憶部14に蓄積された第1計測データ141に基づいて第1情報を推定し、推定した第1情報142を記憶部14に記憶させる。これにより、記憶部14は、時刻情報が付加された第1情報142を蓄積する。前述の通り、第1情報は、例えば、地震の震度の情報や構造物の振動に関連する各種の情報を含み、第1情報推定部17は、公知の手法により第1情報を推定することができる。
記憶部14は、第1計測データ141及び第1情報142に加えて、センサー端末10の位置情報143を記憶する。位置情報143は、例えば、センサー端末10が設置され
ている位置の緯度及び経度の情報である。
通信制御部18は、通信部19の動作を制御する。具体的には、通信制御部18は、イベント信号の発生後、通信部19が、時刻情報が付加された第1情報142を表示装置30に送信するように制御する。
通信部19は、通信制御部18の制御に従い、表示装置30と通信を行う。特に、本実施形態では、通信部19は、イベント信号の発生後、記憶部14に記憶されている、時刻情報が付加された第1情報142にセンサー端末10の識別コードを付加し、識別コードが付加された第1情報142を表示装置30に送信する送信部として機能する。また、通信部19は、イベント信号の発生後、記憶部14に記憶されている位置情報143を表示装置30に送信する。
なお、消費電流を低減させるために、振動が収まるのに十分な時間、例えば、数分が経過すると、計測期間が終了したものとして、時刻情報取得部15、時刻情報付加部16、第1情報推定部17及び通信制御部18が動作を停止してもよい。あるいは、イベント検出部13が所定時間継続して第1計測データの変化量が所定の閾値を下回った場合に計測期間が終了したものとして、時刻情報取得部15、時刻情報付加部16、第1情報推定部17及び通信制御部18が動作を停止してもよい。
図5は、第1実施形態における表示装置30の機能ブロックの一例を示す図である。図5に示すように、表示装置30は、第1通信部31、第2通信部32、通信制御部33、記憶部34、時刻同期部35、第1情報更新部36、画像情報生成部37、表示部38及び操作部39を含む。
通信制御部33は、第1通信部31の動作及び第2通信部32の動作を制御する。具体的には、通信制御部33は、第1通信部31が、n個のセンサー端末10の各々から、時刻情報が付加された第1情報及び位置情報を受信するように制御する。また、通信制御部33は、第2通信部32が、地図サーバー40から、n個のセンサー端末10が設けられた構造物が位置する領域を含む地図情報を受信するように制御する。
第1通信部31は、通信制御部33の制御に従い、n個のセンサー端末10と通信を行う。特に、本実施形態では、第1通信部31は、センサー端末10-1~10-nから、時刻情報が付加された第1情報340-1~340-nをそれぞれ受信し、記憶部34に記憶させる受信部として機能する。また、第1通信部31は、センサー端末10-1~10-nから、位置情報341-1~341-nをそれぞれ取得し、記憶部34に記憶させる位置情報取得部として機能する。
第2通信部32は、通信制御部33の制御に従い、地図サーバー40と通信を行う。特に、本実施形態では、第2通信部32は、地図サーバー40から、n個のセンサー端末10が設けられた構造物が位置する領域を含む地図情報342を取得し、記憶部34に記憶させる地図情報取得部として機能する。
操作部39は、ユーザーによる操作信号を入力する装置であり、キーボードやタッチパネルに表示されたボタン等により実現される。
時刻同期部35は、第1通信部31が受信して記憶部34に記憶させた第1情報340-1~340-nを時刻で同期させて複数の第1情報群に分類する。例えば、時刻t1が付加されたn個の第1情報340-1~340-n、時刻t2が付加されたn個の第1情報340-1~340-n、・・・、時刻tNが付加されたn個の第1情報340-1~
340-nが記憶部34に記憶されているとする。この場合、時刻同期部35は、1からNまでの各整数kに対して、時刻tkが付加されたn個の第1情報340-1~340-nを1つの第1情報群にグループ化することにより、記憶部34に記憶されている第1情報340-1~340-nをN個の第1情報群に分類する。すなわち、時刻同期部35は、同じ時刻が付加された第1情報を1つの第1情報群とする。なお、時刻同期部35は、操作部39から画像表示を指示する操作信号が入力された場合に上記の処理を行ってもよい。
図6は、時刻同期部35の処理について説明するための図である。図6は、記憶部34に記憶される第1情報及び位置情報の一例をテーブル形式に変換して図示したものである。図6の例では、データ番号1~4で示されるように、識別コード1~4をそれぞれ有する4つのセンサー端末10-1~10-4からそれぞれ送信された、時刻t1を示す時刻情報が付加された4つの第1情報が記憶部34に記憶されている。また、データ番号5~8で示されるように、4つのセンサー端末10-1~10-4からそれぞれ送信された、時刻t2を示す時刻情報が付加された4つの第1情報が記憶部34に記憶されている。また、データ番号9~12で示されるように、4つのセンサー端末10-1~10-4からそれぞれ送信された、時刻t3を示す時刻情報が付加された4つの第1情報が記憶部34に記憶されている。また、データ番号13~16で示されるように、4つのセンサー端末10-1~10-4からそれぞれ送信された、時刻t4が付加された4つの第1情報が記憶部34に記憶されている。ここで、データ番号1,5,9,13で示される4つの第1情報はそれぞれ第1情報340-1に相当する。また、データ番号2,6,10,14で示される4つの第1情報はそれぞれ第1情報340-2に相当する。また、データ番号3,7,11,15で示される4つ第1情報はそれぞれ第1情報340-3に相当する。また、データ番号4,8,12,16で示される4つ第1情報はそれぞれ第1情報340-4に相当する。また、識別コード1~4をそれぞれ有する4つのセンサー端末10-1~10-4のそれぞれの位置p1,p2,p3,p4をそれぞれ示す位置情報341-1,341-2,341-3,341-4が記憶部34に記憶されている。
時刻同期部35は、同じ時刻t1を示す時刻情報が付加されているデータ番号1~4の第1情報をグループ1で示される1つの第1情報群とする。また、時刻同期部35は、同じ時刻t2を示す時刻情報が付加されているデータ番号5~8の第1情報をグループ2で示される1つの第1情報群とする。また、時刻同期部35は、同じ時刻t3を示す時刻情報が付加されているデータ番号9~12の第1情報をグループ3で示される1つの第1情報群とする。また、時刻同期部35は、同じ時刻t4を示す時刻情報が付加されているデータ番号13~16の第1情報をグループ4で示される1つの第1情報群とする。すなわち、図6の例では、時刻同期部35は、時刻情報に基づいて、第1情報をグループ1~グループ4の4つの第1情報群に分類する。
図5に戻り、第1情報更新部36は、時刻同期部35が分類した複数の第1情報群の各々に対して、記憶部34に記憶されている位置情報341-n~341-n及び当該第1情報群に含まれる第1情報に基づいて、n個のセンサー端末10の位置とは異なる位置の第1情報を推定し、推定した当該第1情報を追加して当該第1情報群を更新する。
例えば、第1情報更新部36は、第1情報群が、時刻tkが付加された第1情報340-1~340-nを含む場合、センサー端末10-1~10-nの位置とは異なる位置pの時刻tkにおける第1情報を、時刻tkが付加された第1情報340-1~340-n、位置情報341-1~341-n及び位置pの位置情報を用いて線形補間により推定してもよい。あるいは、第1情報更新部36は、センサー端末10-1~10-nが設けられた構造物が位置する領域の地質や地形の情報を加味して、位置pの時刻tkにおける第1情報を推定してもよい。なお、n個のセンサー端末10の位置とは異なる位置p、すな
わち、第1情報更新部36が第1情報を推定する位置は、表示装置30が表示する画像の用途等に応じて適宜決定される。
図7は、図6に示した第1情報及び位置情報に対する第1情報更新部36の処理について説明するための図である。図7の例では、4つのセンサー端末10-1~10-4は、ビル2において高さの異なる位置p1,p2,p3,p4に設けられているものとしている。
図7に示すように、第1情報更新部36は、グループ1の第1情報群に対して、4つのセンサー端末10-1~10-4の位置p1,p2,p3,p4及び当該第1情報群に含まれる4つの第1情報の値v1,v0,v0,v0に基づいて、4つのセンサー端末10-1~10-4の位置p1,p2,p3,p4とは異なる12個の位置p11~p22の第1情報の値を推定する。その結果、時刻t1において、3つの位置p11~p13の第1情報は位置p1の第1情報と同じ値v1であり、9つの位置p14~p22の第1情報は位置p2,p3,p4の第1情報と同じ値v0である。第1情報更新部36は、グループ1の第1情報群に対して、推定した12個の位置p11~p22の第1情報を追加して当該第1情報群を更新する。
同様に、第1情報更新部36は、グループ2の第1情報群に対して、位置p1,p2,p3,p4及び当該第1情報群に含まれる4つの第1情報の値v2,v1,v0,v0に基づいて、12個の位置p11~p22の第1情報の値を推定する。その結果、時刻t2において、3つの位置p11~p13の第1情報は位置p1の第1情報と同じ値v2であり、3つの位置p14~p16の第1情報は位置p2の第1情報と同じ値v1であり、6つの位置p17~p22の第1情報は位置p3,p4の第1情報と同じ値v0である。第1情報更新部36は、グループ2の第1情報群に対して、推定した12個の位置p11~p22の第1情報を追加して当該第1情報群を更新する。
同様に、第1情報更新部36は、グループ3の第1情報群に対して、位置p1,p2,p3,p4及び当該第1情報群に含まれる4つの第1情報の値v3,v2,v1,v0に基づいて、12個の位置p11~p22の第1情報の値を推定する。その結果、時刻t3において、3つの位置p11~p13の第1情報は位置p1の第1情報と同じ値v3であり、3つの位置p14~p16の第1情報は位置p2の第1情報と同じ値v2であり、3つの位置p17~p19の第1情報は位置p3の第1情報と同じ値v1であり、3つの位置p20~p22の第1情報は位置p4の第1情報と同じ値v0である。第1情報更新部36は、グループ3の第1情報群に対して、推定した12個の位置p11~p22の第1情報を追加して当該第1情報群を更新する。
同様に、第1情報更新部36は、グループ4の第1情報群に対して、位置p1,p2,p3,p4及び当該第1情報群に含まれる4つの第1情報の値v4,v3,v2,v1に基づいて、12個の位置p11~p22の第1情報の値を推定する。その結果、時刻t4において、3つの位置p11~p13の第1情報は位置p1の第1情報と同じ値v4であり、3つの位置p14~p16の第1情報は位置p2の第1情報と同じ値v3であり、3つの位置p17~p19の第1情報は位置p3の第1情報と同じ値v2であり、3つの位置p20~p22の第1情報は位置p4の第1情報と同じ値v1である。第1情報更新部36は、グループ4の第1情報群に対して、推定した12個の位置p11~p22の第1情報を追加して当該第1情報群を更新する。
第1情報更新部36は、複数の第1情報群の各々に対して、地表面又は地下に設けられたセンサー端末10の位置情報及び当該センサー端末10から送信された第1情報に基づいて、地表面の震度を推定し、あるいは、地表面及び地下の震度を推定し、推定した震度
の情報を追加して当該第1情報群を更新してもよい。例えば、第1情報更新部36は、地表面又は地下に設けられたセンサー端末10の位置情報及び当該位置の震度の情報を含む第1情報を用いて線形補間により地表面や地下の震度を推定してもよい。あるいは、第1情報更新部36は、当該センサー端末10が設けられた構造物が位置する領域の地質や地形の情報を加味して、地表面や地下の震度を推定してもよい。
画像情報生成部37は、第1情報更新部36により更新された複数の第1情報群の各々に対して、記憶部34に記憶されている地図情報342に基づいて地図上の第1情報の値の分布を含む画像情報を生成する。画像情報生成部37は、例えば、複数の第1情報群の各々に対して、地図画像に第1情報の値が同じ位置を結ぶ線分を付加した画像情報を生成してもよい。なお、画像情報生成部37は、操作部39から入力された操作信号に応じて、生成する画像情報の種類を変更してもよい。
表示部38は、画像情報生成部37が生成した画像情報に基づく画像を表示する。表示部38に表示される画像は、動画又は指定された時刻の静止画であってもよい。
図8は、表示部38に表示される画像の一例を示す図である。図8に示す画像は、図7で説明した処理が行われたグループ1~グループ4の4つの第1情報群に基づいて生成される画像である。
図8の例では、時刻t1の画像は、グループ1の第1情報群に基づく画像であり、ビル2にL1~L4で示す線分が付加されている。そして、線分L2と線分L3との間の領域A2及び線分L3と線分L4との間の領域A3は第1色が付され、線分L1と線分L2との間の領域A1は第1色よりも濃い第2色が付されている。このような色分けは、領域A1の第1情報の値v1が領域A2,A3の第1情報の値v0よりも大きいことを示している。
同様に、時刻t2の画像は、グループ2の第1情報群に基づく画像であり、線分L3と線分L4との間の領域A3は第1色が付され、線分L2と線分L3との間の領域A2は第2色が付され、線分L1と線分L2との間の領域A1は第2色よりも濃い第3色が付されている。このような色分けは、領域A1の第1情報の値v2が領域A2の第1情報の値v1よりも大きく、領域A2の第1情報の値v1が領域A3の第1情報の値v0よりも大きいことを示している。
同様に、時刻t3の画像は、グループ3の第1情報群に基づく画像であり、線分L3と線分L4との間の領域A3は第2色が付され、線分L2と線分L3との間の領域A2は第3色が付され、線分L1と線分L2との間の領域A1は第3色よりも濃い第4色が付されている。このような色分けは、領域A1の第1情報の値v3が領域A2の第1情報の値v2よりも大きく、領域A2の第1情報の値v2が領域A3の第1情報の値v1よりも大きいことを示している。
同様に、時刻t4の画像は、グループ4の第1情報群に基づく画像であり、線分L3と線分L4との間の領域A3は第3色が付され、線分L2と線分L3との間の領域A2は第4色が付され、線分L1と線分L2との間の領域A1は第4色よりも濃い第5色が付されている。このような色分けは、領域A1の第1情報の値v4が領域A2の第1情報の値v3よりも大きく、領域A2の第1情報の値v3が領域A3の第1情報の値v2よりも大きいことを示している。
画像情報生成部37は、第1情報更新部36によって地表面の震度の情報が追加されて更新された複数の第1情報群の各々に対して、第1情報の値の分布と地表面における震度
の伝搬状況とを含む画像情報を生成してもよい。あるいは、画像情報生成部37は、第1情報更新部36によって地表面及び地下の震度の情報が追加されて更新された複数の第1情報群の各々に対して、第1情報の値の分布として地表面又は地下における震度の伝搬状況を含む画像情報を生成してもよい。
1-3.フローチャート
図9は、センサー端末10の動作の手順の一例を示すフローチャート図である。図9に示すフローチャートにおいて、適宜、各工程の順番を変更し、あるいは、工程を追加してもよい。
図9の例では、センサー端末10は、電源が投入されると(工程S1のY)、第1計測データの取得を開始する(工程S2)。
次に、センサー端末10は、イベントを検出すると(工程S3のY)、位置情報を表示装置30に送信する(工程S4)。
次に、センサー端末10は、時刻情報の取得を開始する(工程S5)。
次に、センサー端末10は、取得した第1計測データに時刻情報を付加する(工程S6)。
次に、センサー端末10は、第1計測データに基づき第1情報を推定する(工程S7)。
次に、センサー端末10は、第1情報を表示装置30に送信する(工程S8)。
そして、センサー端末10は、計測期間が終了するまで(工程S9のN)、工程S6以降の処理を繰り返し行う。また、センサー端末10は、計測期間が終了すると(工程S9のY)、工程S3以降の処理を再び行う。
図10は、本実施形態の表示方法の一例としての表示装置30の動作の手順の一例を示すフローチャート図である。図10に示すフローチャートにおいて、適宜、各工程の順番を変更し、あるいは、工程を追加してもよい。
図10の例では、表示装置30は、電源が投入された後(工程S101のY)、センサー端末10から位置情報を受信した場合(工程S102のY)、受信した位置情報を記憶部34に記憶させる(工程S103)。
また、表示装置30は、センサー端末10から第1情報を受信した場合(工程S104のY)、受信した第1情報を記憶部34に記憶させる(工程S105)。
表示装置30は、ユーザーにより画像表示を指示する操作が行われるまで(工程S106のN)、工程S102~工程S105の処理を行う。
表示装置30は、ユーザーにより画像表示を指示する操作が行われた場合(工程S106のY)、まず、工程S103で記憶部34に記憶させた位置情報に基づいて、センサー端末10が設けられた構造物が位置する領域を含む地図情報を地図サーバー40から取得する(工程S107)。
次に、表示装置30は、工程S105で記憶部34に記憶させた複数の第1情報を時刻
で同期させて複数の第1情報群に分類する(工程S108)。
次に、表示装置30は、工程S108で分類した各第1情報群に対して、位置情報及び第1情報に基づいて、n個のセンサー端末10の位置とは異なる位置の第1情報を推定し、推定した第1情報を追加して第1情報群を更新する(工程S109)。
次に、表示装置30は、工程S109で更新した各第1情報群に対して、工程S107で取得した地図情報に基づいて地図上の第1情報の値の分布を含む画像情報を生成する(工程S110)。この工程S110において、表示装置30は、第1情報の値の分布として地表面又は地下における震度の伝搬状況を含む画像情報を生成してもよいし、第1情報の値の分布と地表面における震度の伝搬状況とを含む画像情報を生成してもよい。なお、工程S110は「画像情報生成工程」の一例である。
次に、表示装置30は、工程S110で生成した画像情報に基づく画像を表示部38に表示し(工程S111)、工程S102以降の処理を繰り返し行う。なお、工程S111は「表示工程」の一例である。
1-4.画像の表示例
前述のとおり、本実施形態の表示システム1によれば、ユーザーは、1つの構造物に対して、構造物全体の振動や構造物に対する振動の影響について構造物が位置する領域の状況を踏まえて観察することもできるし、複数の構造物に対して、各々の構造物全体の振動や構造物に対する振動の影響について、当該複数の構造物が位置する領域の状況を俯瞰して観察することもできる。
図11~図14は、表示装置30の表示部38に表示される画像の一例を示す図であり、ユーザーは、これらの画像に基づき、1つの構造物、或いは複数の構造物に対して、構造物全体の振動や構造物に対する振動の影響を観察することができる。ユーザーは、第1情報や画像の種類を選択することができ、ユーザーの選択に応じて図11~図14の各画像が表示部38に表示される。なお、図11~図14の各画像は、例えば、n個のセンサー端末10の各々が設けられる構造物がビルである場合に表示可能な画像である。
図11に示す画像200は、2次元画像201、停止ボタン画像202、再生ボタン画像203、巻き戻しボタン画像204、早送りボタン画像205、時刻バー画像206及び深度バー画像207を含む。
2次元画像201は、地図上の第1情報の値の分布として地表面又は地下における震度の伝搬状況を含む画像である。この2次元画像201は、ユーザーが第1情報として震度の情報を選択した場合の画像である。
ユーザーは深度バー画像207のカーソルを操作して深度を選択することができ、選択された深度に対応する地表面又は地下の地図及び震度の伝搬状況を含む2次元画像201が表示される。なお、深度0mが地表面に相当し、深度が0mよりも大きい場合が地下に相当する。
ユーザーが再生ボタン画像203を押下すると、時刻バー画像206のカーソルが移動して時刻が進み、動画としての2次元画像201が表示される。この動画としての2次元画像201では、震度が伝搬した最前線がw1、w2、w3、w4の順に移動する。例えば、震度4の地震が発生した場合、w1、w2、w3、w4は震度4が伝搬した最前線を表している。
また、ユーザーが早送りボタン画像205を押下すると早送りの動画としての2次元画像201が表示され、ユーザーが巻き戻しボタン画像204を押下すると巻き戻しの動画としての2次元画像201が表示される。
また、ユーザーが停止ボタン画像202を押下すると、時刻バー画像206のカーソルが停止し、カーソルで指定された時刻の静止画としての2次元画像201が表示される。この静止画としての2次元画像201では、w2が、震度が伝搬した最前線を表している。
例えば、地震が発生した場合に、ユーザーは、画像200に基づき、震度が地表面又は地下を伝搬した状況を把握し、被害が発生した原因の解析等を行うことができる。
図12に示す画像210は、3次元画像211、停止ボタン画像212、再生ボタン画像213、巻き戻しボタン画像214、早送りボタン画像215及び時刻バー画像216を含む。
3次元画像211は、都市を俯瞰した画像であり、地図上の第1情報の値の分布としてビルへの震度の伝搬状況を含む画像である。この3次元画像211は、ユーザーが第1情報として震度の情報を選択した場合の画像である。
ユーザーが再生ボタン画像213を押下すると、時刻バー画像216のカーソルが移動して時刻が進み、動画としての3次元画像211が表示される。この動画としての3次元画像211では、各ビルについて、震度が伝搬した最前線を示す太線が下から上へと移動する。例えば、震度4の地震が発生した場合、各ビルの太線は震度4が伝搬した最前線を表している。あるいは、3次元画像211は、震度が伝搬した領域と伝搬していない領域とが色分けされた画像であってもよい。
また、ユーザーが早送りボタン画像215を押下すると早送りの動画としての3次元画像211が表示され、ユーザーが巻き戻しボタン画像214を押下すると巻き戻しの動画としての3次元画像211が表示される。
また、ユーザーが停止ボタン画像212を押下すると、時刻バー画像216のカーソルが停止し、カーソルで指定された時刻の静止画としての3次元画像211が表示される。
例えば、地震が発生した場合に、ユーザーは、画像200に基づき、震度が各ビルを伝搬した状況を把握し、各ビルが受けたダメージやその原因の解析等を行うことができる。
図13に示す画像220は、3次元画像221、停止ボタン画像222、再生ボタン画像223、巻き戻しボタン画像224、早送りボタン画像225及び時刻バー画像226を含む。
3次元画像221は、都市を俯瞰した画像であり、第1情報の値の分布としてのビルへの震度の伝搬状況と、地表面における震度の伝搬状況とを含む画像である。この3次元画像221は、ユーザーが第1情報として震度の情報を選択し、かつ、地表面における震度の伝搬状況の表示も指示した場合の画像である。
ユーザーが再生ボタン画像223を押下すると、時刻バー画像226のカーソルが移動して時刻が進み、動画としての3次元画像221が表示される。この動画としての3次元画像221では、各ビルについて震度が伝搬した最前線を示す太線が下から上へと移動し、震度が地表面を伝搬した最前線がw11、w12、w13、w14の順に移動する。例
えば、震度4の地震が発生した場合、各ビルの太線は震度4が伝搬した最前線を表し、w11、w12、w13、w14は震度4が地表面を伝搬した最前線を表している。あるいは、3次元画像221は、震度が伝搬した領域と伝搬していない領域とが色分けされた画像であってもよい。
また、ユーザーが早送りボタン画像225を押下すると早送りの動画としての3次元画像221が表示され、ユーザーが巻き戻しボタン画像224を押下すると巻き戻しの動画としての3次元画像221が表示される。
また、ユーザーが停止ボタン画像222を押下すると、時刻バー画像226のカーソルが停止し、カーソルで指定された時刻の静止画としての3次元画像221が表示される。この静止画としての3次元画像221では、w14が、震度が地表面を伝搬した最前線を表している。
例えば、地震が発生した場合に、ユーザーは、画像200に基づき、震度が各ビルや地表面を伝搬した状況を把握し、各ビルが受けたダメージやその原因の解析等を行うことができる。
図14に示す画像230は、3次元画像231、停止ボタン画像232、再生ボタン画像233、巻き戻しボタン画像234、早送りボタン画像235、時刻バー画像236及び周波数バー画像237を含む。
3次元画像231は、都市を俯瞰した画像であり、第1情報の値の分布としての振動の最大強度のビルへの伝搬状況と、地表面における震度の伝搬状況とを含む画像である。この3次元画像231は、ユーザーが第1情報として振動の周波数特性の情報を選択し、かつ、地表面における震度の伝搬状況の表示も指示した場合の画像である。
ユーザーは周波数バー画像237のカーソルを操作して表示する振動の周波数を選択することができ、選択された周波数の振動の最大強度のビルへの伝搬状況を含む3次元画像231が表示される。
ユーザーが再生ボタン画像233を押下すると、時刻バー画像236のカーソルが移動して時刻が進み、動画としての3次元画像231が表示される。この動画としての3次元画像231では、各ビルについて選択された周波数の振動の最大強度が伝搬した最前線を示す太線が下から上へと移動し、震度が地表面を伝搬した最前線がw21、w22、w23、w24の順に移動する。例えば、震度4の地震が発生した場合、各ビルの太線は地震により発生する振動の最大強度が伝搬した最前線を表し、w21、w22、w23、w24は振動の震度4が地表面を伝搬した最前線を表している。あるいは、3次元画像231は、振動の最大強度や震度が伝搬した領域と伝搬していない領域とが色分けされた画像であってもよい。
また、ユーザーが早送りボタン画像235を押下すると早送りの動画としての3次元画像231が表示され、ユーザーが巻き戻しボタン画像234を押下すると巻き戻しの動画としての3次元画像231が表示される。
また、ユーザーが停止ボタン画像232を押下すると、時刻バー画像236のカーソルが停止し、カーソルで指定された時刻の静止画としての3次元画像231が表示される。この静止画としての3次元画像231では、w24が、震度が地表面を伝搬した最前線を表している。
例えば、地震が発生した場合に、ユーザーは、画像200に基づき、各周波数の振動が各ビルを伝搬した状況や震度が地表面を伝搬した状況を把握し、各ビルが受けたダメージやその原因の解析等を行うことができる。
なお、表示部38に表示される画像は、図11~図14に示した画像に限られず、例えば、各ビルの層間変位、層間変形角、ひずみ又は疲労度を線分や色分け等によって表示する画像であってもよい。
1-5.効果
以上に説明したように、第1実施形態の表示システム1では、複数のセンサー端末10の各々は、振動によって発生する物理量を計測した第1計測データに基づいて第1情報を推定し、推定した第1情報を表示装置30に送信する。また、表示装置30は、複数のセンサー端末10の各々から受信した複数の第1情報を時刻で同期させて複数の第1情報群に分類し、複数の第1情報群の各々に対して、複数のセンサー端末10の位置とは異なる位置の第1情報を推定して当該第1情報群を更新する。そして、表示装置30は、更新された複数の第1情報群の各々に対して、地図情報に基づいて地図上の第1情報の値の分布を含む画像情報を生成し、当該画像情報に基づく画像、例えば図11や図12に示した画像を表示することができる。あるいは、表示装置30は、更新された複数の第1情報群の各々に対して、地図情報に基づいて地図上の第1情報の値の分布と地表面における震度の伝搬状況とを含む画像情報を生成し、当該画像情報に基づく画像、例えば図13や図14に示した画像を表示することができる。したがって、第1実施形態の表示システム1によれば、ユーザーは、構造物全体の振動や構造物に対する振動の影響について、構造物が位置する領域の状況を観察することができる。例えば、地震が発生した場合に、ユーザーは、表示装置30が表示した画像に基づいて、震度が伝搬した状況等を把握し、構造物が受けたダメージやその原因の解析等を行うことができる。特に、表示装置30が動画又は指定された時刻の静止画を表示することにより、ユーザーは精密な解析等を行うことができる。
2.第2実施形態
以下、第2実施形態の表示システム1について、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付し、主として第1実施形態と異なる内容について説明し、第1実施形態と重複する説明を簡略又は省略する。第2実施形態の表示システム1は、第1実施形態と同様、n個のセンサー端末10及び表示装置30を含み、表示装置30の構成は第1実施形態と同様であり、センサー端末10の構成が第1実施形態と異なる。
図15は、第2実施形態の表示システム1におけるセンサー端末10の機能ブロックの一例を示す図である。図15に示すように、第2実施形態におけるセンサー端末10は、第1実施形態と同様、センサー端末10は、第1センサー11、第1データ取得部12、イベント検出部13、記憶部14、時刻情報取得部15、時刻情報付加部16、第1情報推定部17、通信制御部18及び通信部19を含み、さらに、第2センサー111及び第2データ取得部112を含む。
第1センサー11、第1データ取得部12、時刻情報取得部15、通信制御部18及び通信部19の動作は、第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
第2センサー111は、センサー端末10が設けられた構造物の振動により発生する物理量を計測して第2計測データを出力する。本実施形態では、例えば、第1センサー11は振動により発生する物理量として加速度を計測する加速度センサーであり、第2センサー111は振動により発生する物理量として角速度を計測する角速度センサーであってもよい。
第2データ取得部112は、周期的に第2センサー111から第2計測データを取得し、イベント検出部13に出力する。
イベント検出部13は、所定期間における第1計測データの変化量が所定の第1閾値を超えた場合、又は、所定期間における第2計測データの変化量が所定の第2閾値を超えた場合にイベント信号を発生させる。例えば、地震が発生したときなど、第1センサー11及び第2センサー111に急激に大きな振動が加わった場合には、第1計測データ及び第2計測データの少なくとも一方が急激に変化し、イベント検出部13がイベント信号を発生させることになる。なお、イベント検出部13は、第1センサー11及び第2センサー111とは異なる機構により大きな振動が検出されたときにイベント信号を発生させてもよいし、大きな振動に連動してセンサー端末10の外部から入力される信号に基づいてイベント信号を発生させてもよい。第2データ取得部112は、イベント信号が発生した後も第2計測データの取得を継続する。
時刻情報付加部16は、イベント信号の発生後、第1データ取得部12が取得した第1計測データに時刻情報取得部15が取得した時刻情報を付加し、時刻情報が付加された第1計測データ141を記憶部14に順次記憶させる。また、時刻情報付加部16は、イベント信号の発生後、第2データ取得部112が取得した第2計測データに時刻情報取得部15が取得した時刻情報を付加し、時刻情報が付加された第2計測データ144を記憶部14に順次記憶させる。これにより、記憶部14は、時刻情報が付加された第1計測データ141及び時刻情報が付加された第2計測データ144を蓄積する。
第1情報推定部17は、イベント信号の発生後、記憶部14に蓄積された第1計測データ141及び第2計測データ144に基づいて第1情報を推定し、推定した第1情報142を記憶部14に記憶させる。
記憶部14は、第1計測データ141、第2計測データ144、第1情報142及びセンサー端末10の位置情報143を記憶する。
図16は、センサー端末10の動作の手順の一例を示すフローチャート図である。図16に示すフローチャートにおいて、適宜、各工程の順番を変更し、あるいは、工程を追加してもよい。
図16の例では、センサー端末10は、電源が投入されると(工程S201のY)、第1計測データの取得を開始する(工程S202)。また、センサー端末10は、第2計測データの取得を開始する(工程S203)。
次に、センサー端末10は、イベントを検出すると(工程S204のY)、位置情報を表示装置30に送信する(工程S205)。
次に、センサー端末10は、時刻情報の取得を開始する(工程S206)。
次に、センサー端末10は、取得した第1計測データに時刻情報を付加する(工程S207)。また、センサー端末10は、取得した第2計測データに時刻情報を付加する(工程S208)。
次に、センサー端末10は、第1計測データ及び第2計測データに基づき第1情報を推定する(工程S209)。
次に、センサー端末10は、第1情報を表示装置30に送信する(工程S210)。
そして、センサー端末10は、計測期間が終了するまで(工程S211のN)、工程S207以降の処理を繰り返し行う。また、センサー端末10は、計測期間が終了すると(工程S211のY)、工程S204以降の処理を再び行う。
以上に説明した第2実施形態の表示システム1は、第1実施形態と同様の効果を奏する。さらに、第2実施形態の表示システム1では、複数のセンサー端末10の各々は、振動によって発生する物理量を計測した第1計測データ及び第2計測データに基づいて第1情報をより精度よく推定することができる。したがって、第2実施形態の表示システム1によれば、例えば、地震が発生した場合に、ユーザーは、表示装置30が表示した画像に基づいて、震度が伝搬したより正確な状況等を把握し、構造物が受けたダメージやその原因のより正確な解析等を行うことができる。
3.第3実施形態
以下、第3実施形態の表示システム1について、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付し、主として第1実施形態と異なる内容について説明し、第1実施形態と重複する説明を省略する。
図17は、第3実施形態の表示システム1の構成を示す図である。図17に示すように、第3実施形態の表示システム1は、図1に示した第1実施形態の表示システム1の構成要素をすべて含み、地震計70をさらに含む。
センサー端末10の機能及び構成は第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
地震計70は、地表又は地下に設けられている。地震計70は、地震の震度を計測し、計測した震度の値及び計測時刻を含む震度情報を、通信ネットワーク20を介して表示装置30に送信する。
表示装置30は、第1実施形態と同様、通信ネットワーク20を介して、n個のセンサー端末10の各々から第1情報を受信し、地図情報を地図サーバー40から取得する。さらに、表示装置30は、通信ネットワーク20を介して、地震計70から震度情報を受信する。そして、表示装置30は、第1情報、震度情報及び地図情報に基づいて、地図上の第1情報の値の分布を含む画像情報を生成し、生成した画像情報に基づく画像を不図示の表示部に表示する。
図18は、第3実施形態の表示システム1における表示装置30の機能ブロックの一例を示す図である。図18に示すように、第3実施形態における表示装置30は、第1実施形態と同様、第1通信部31、第2通信部32、通信制御部33、記憶部34、時刻同期部35、第1情報更新部36、画像情報生成部37、表示部38及び操作部39を含む。
第1通信部31、時刻同期部35、画像情報生成部37、表示部38及び操作部39の動作は、第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
通信制御部33は、第1通信部31の動作及び第2通信部32の動作を制御する。具体的には、通信制御部33は、第1通信部31が、n個のセンサー端末10の各々から、時刻情報が付加された第1情報及び位置情報を受信するように制御する。また、通信制御部33は、第2通信部32が、地図サーバー40から、n個のセンサー端末10が設けられた構造物が位置する領域を含む地図情報を受信するように制御する。さらに、通信制御部
33は、第2通信部32が、地震計70から、震度情報を受信するように制御する。
第2通信部32は、通信制御部33の制御に従い、地図サーバー40及び地震計70と通信を行う。特に、本実施形態では、第2通信部32は、地図情報取得部として機能するとともに、地震計70から震度情報343を受信し、記憶部34に記憶させる震度報取得部としても機能する。
第1情報更新部36は、時刻同期部35が分類した複数の第1情報群の各々に対して、記憶部34に記憶されている位置情報341-n~341-n、当該第1情報群に含まれる第1情報及び震度情報343に基づいて、n個のセンサー端末10の位置とは異なる位置の第1情報を推定し、推定した当該第1情報を追加して当該第1情報群を更新する。例えば、第1情報更新部36は、複数の第1情報群の各々に対して、位置情報341-n~341-n及び当該第1情報群に含まれる第1情報に基づいて、n個のセンサー端末10の位置とは異なる位置の第1情報を算出し、算出した第1情報を震度情報343に基づいて補正することにより、n個のセンサー端末10の位置とは異なる位置の第1情報を推定してもよい。
図19は、本実施形態の表示方法の一例としての表示装置30の動作の手順の一例を示すフローチャート図である。図19に示すフローチャートにおいて、適宜、各工程の順番を変更し、あるいは、工程を追加してもよい。
図19の例では、表示装置30は、電源が投入された後(工程S301のY)、センサー端末10から位置情報を受信した場合(工程S302のY)、受信した位置情報を記憶部34に記憶させる(工程S303)。
また、表示装置30は、センサー端末10から第1情報を受信した場合(工程S304のY)、受信した第1情報を記憶部34に記憶させる(工程S305)。
また、表示装置30は、地震計70から震度情報を受信した場合(工程S306のY)、受信した震度情報を記憶部34に記憶させる(工程S307)。
表示装置30は、ユーザーにより画像表示を指示する操作が行われるまで(工程S308のN)、工程S302~工程S307の処理を行う。
表示装置30は、ユーザーにより画像表示を指示する操作が行われた場合(工程S308のY)、まず、工程S303で記憶部34に記憶させた位置情報に基づいて、センサー端末10が設けられた構造物が位置する領域を含む地図情報を地図サーバー40から取得する(工程S309)。
次に、表示装置30は、工程S305で記憶部34に記憶させた複数の第1情報を時刻で同期させて複数の第1情報群に分類する(工程S310)。
次に、表示装置30は、工程S310で分類した各第1情報群に対して、位置情報、第1情報及び工程S307で記憶部34に記憶させた震度情報に基づいて、n個のセンサー端末10の位置とは異なる位置の第1情報を推定し、推定した第1情報を追加して第1情報群を更新する(工程S311)。
次に、表示装置30は、工程S311で更新した各第1情報群に対して、工程S309で取得した地図情報に基づいて地図上の第1情報の値の分布を含む画像情報を生成する(工程S312)。なお、工程S312は「画像情報生成工程」の一例である。
次に、表示装置30は、工程S312で生成した画像情報に基づく画像を表示部38に表示し(工程S313)、工程S302以降の処理を繰り返し行う。なお、工程S313は「表示工程」の一例である。
以上に説明した第3実施形態の表示システム1は、第1実施形態と同様の効果を奏する。さらに、第3実施形態の表示システム1では、表示装置30は、複数の第1情報群の各々に対して、n個のセンサー端末10の位置情報及び当該第1情報群に含まれる第1情報に加えてさらに震度情報343に基づいて、n個のセンサー端末10の位置とは異なる位置の第1情報をより精度よく推定することができる。したがって、第3実施形態の表示システム1によれば、例えば、地震が発生した場合に、ユーザーは、表示装置30が表示した画像に基づいて、震度が伝搬したより正確な状況等を把握し、構造物が受けたダメージやその原因のより正確な解析等を行うことができる。
4.変形例
上記の各実施形態では、センサー端末10がビルに設置される例を挙げたが、センサー端末10が取り付けられる構造物はビルに限定されず、例えば、送電鉄塔、風力発電機、道路の電光掲示板などであってもよい。
本発明は本実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施形態および変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。例えば、各実施形態および各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成、例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1…表示システム、2…ビル、4…鉄骨柱、5…ユーザー、10,10-1~10-n…センサー端末、11…第1センサー、12…第1データ取得部、13…イベント検出部、14…記憶部、15…時刻情報取得部、16…時刻情報付加部、17…第1情報推定部、18…通信制御部、19…通信部、20…通信ネットワーク、30…表示装置、31…第1通信部、32…第2通信部、33…通信制御部、34…記憶部、35…時刻同期部、36…第1情報更新部、37…画像情報生成部、38…表示部、39…操作部、40…地図サーバー、50…サーバー、60…パーソナルコンピューター、70…地震計、100…モニター、111…第2センサー、112…第2データ取得部、141…第1計測データ、142…第1情報、143…位置情報、144…第2計測データ、200…画像、201…2次元画像、202…停止ボタン画像、203…再生ボタン画像、204…巻き戻しボタン画像、205…早送りボタン画像、206…時刻バー画像、207…深度バー画像、210…画像、211…3次元画像、212…停止ボタン画像、213…再生ボタン画像、214…巻き戻しボタン画像、215…早送りボタン画像、216…時刻バー画像、220…画像、221…3次元画像、222…停止ボタン画像、223…再生ボタン画像、224…巻き戻しボタン画像、225…早送りボタン画像、226…時刻バー画像、230…画像、231…3次元画像、232…停止ボタン画像、233…再生ボタン画像、234…巻き戻しボタン画像、235…早送りボタン画像、236…時刻バー画像、23
7…周波数バー画像、340-1~340-n…第1情報、341-1~341-n…位置情報、342…地図情報、343…震度情報

Claims (15)

  1. 少なくとも1つの構造物に設けられている複数のセンサー端末と、
    表示装置と、
    を含み、
    前記複数のセンサー端末の各々は、
    振動によって発生する物理量を計測して第1計測データを出力する第1センサーと、
    前記第1計測データを蓄積する記憶部と、
    前記記憶部に蓄積された前記第1計測データに基づいて第1情報を推定する第1情報推定部と、
    時刻情報を取得する時刻情報取得部と、
    前記時刻情報が付加された前記第1情報を前記表示装置に送信する送信部と、
    を含み、
    前記表示装置は、
    前記複数のセンサー端末の各々から前記第1情報を受信する受信部と、
    受信した複数の前記第1情報を時刻で同期させて複数の第1情報群に分類する時刻同期部と、
    前記複数のセンサー端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記構造物が位置する領域を含む地図情報を取得する地図情報取得部と、
    前記複数の第1情報群の各々に対して、前記位置情報及び当該第1情報群に含まれる前記第1情報に基づいて、前記複数のセンサー端末の位置とは異なる位置の前記第1情報を推定し、推定した当該第1情報を追加して当該第1情報群を更新する第1情報更新部と、
    更新された前記複数の第1情報群の各々に対して、前記地図情報に基づいて地図上の前記第1情報の値の分布を含む画像情報を生成する画像情報生成部と、
    更新された前記複数の第1情報群に対して生成された複数の前記画像情報に基づく画像を表示する表示部と、
    を含み、
    前記第1情報更新部は、
    前記複数の第1情報群の各々に対して、前記位置情報、当該第1情報群に含まれる前記
    第1情報及び前記複数のセンサー端末のいずれとも異なる地震計が計測した震度に基づいて、前記複数のセンサー端末の位置とは異なる位置の前記第1情報を推定する、表示システム。
  2. 請求項1において、
    前記送信部は、前記位置情報を前記表示装置に送信する、表示システム。
  3. 請求項1において、
    前記第1センサーは、加速度センサーである、表示システム。
  4. 請求項3において、
    前記複数のセンサー端末の各々は、振動によって発生する物理量を計測して第2計測データを出力する第2センサーを含み、
    前記第2センサーは、角速度センサーであり、
    前記記憶部は、前記第2計測データを蓄積し、
    前記第1情報推定部は、蓄積された前記第1計測データ及び前記第2計測データに基づいて前記第1情報を推定する、表示システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項において、
    前記画像は、動画又は指定された時刻の静止画である、表示システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項において、
    前記複数のセンサー端末の少なくとも1つは、地表面又は地下に設けられており、
    前記第1情報更新部は、
    前記複数の第1情報群の各々に対して、地表面又は地下に設けられた前記センサー端末の前記位置情報及び当該センサー端末から送信された前記第1情報に基づいて、線形補間により、又は、前記構造物が位置する領域の地質や地形の情報を加味して、地表面の震度を推定し、推定した震度の情報を追加して当該第1情報群を更新し、
    前記画像情報生成部は、
    更新された前記複数の第1情報群の各々に対して、前記第1情報の値の分布と地表面における震度の伝搬状況とを含む前記画像情報を生成する、表示システム。
  7. 請求項1乃至5のいずれか一項において、
    前記複数のセンサー端末の少なくとも1つは、地表面又は地下に設けられており、
    前記第1情報は、震度の情報を含み、
    前記第1情報更新部は、
    前記複数の第1情報群の各々に対して、地表面又は地下に設けられた前記センサー端末の前記位置情報及び当該センサー端末から送信された前記第1情報に基づいて、線形補間により、又は、前記構造物が位置する領域の地質や地形の情報を加味して、地表面及び地下の震度を推定し、推定した震度の情報を追加して当該第1情報群を更新し、
    前記画像情報生成部は、
    更新された前記複数の第1情報群の各々に対して、前記第1情報の値の分布として地表面又は地下における震度の伝搬状況を含む前記画像情報を生成する、表示システム。
  8. 少なくとも1つの構造物に設けられている複数のセンサー端末の各々から送信された、振動によって発生する物理量に基づく第1情報を受信する受信部と、
    受信した複数の前記第1情報を時刻で同期させて複数の第1情報群に分類する時刻同期部と、
    前記複数のセンサー端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記構造物が位置する領域を含む地図情報を取得する地図情報取得部と、
    前記複数の第1情報群の各々に対して、前記位置情報及び当該第1情報群に含まれる前記第1情報に基づいて、前記複数のセンサー端末の位置とは異なる位置の前記第1情報を推定し、推定した当該第1情報を追加して当該第1情報群を更新する第1情報更新部と、
    更新された前記複数の第1情報群の各々に対して、前記地図情報に基づいて地図上の前記第1情報の値の分布を含む画像情報を生成する画像情報生成部と、
    更新された前記複数の第1情報群に対して生成された複数の前記画像情報に基づく画像を表示する表示部と、
    を含み、
    前記第1情報更新部は、
    前記複数の第1情報群の各々に対して、前記位置情報、当該第1情報群に含まれる前記第1情報及び前記複数のセンサー端末のいずれとも異なる地震計が計測した震度に基づいて、前記複数のセンサー端末の位置とは異なる位置の前記第1情報を推定する、表示装置。
  9. 請求項において、
    前記画像は、動画又は指定された時刻の静止画である、表示装置。
  10. 請求項又はにおいて、
    前記複数のセンサー端末の少なくとも1つは、地表面又は地下に設けられており、
    前記第1情報更新部は、
    前記複数の第1情報群の各々に対して、地表面又は地下に設けられた前記センサー端末の前記位置情報及び当該センサー端末から送信された前記第1情報に基づいて、線形補間により、又は、前記構造物が位置する領域の地質や地形の情報を加味して、地表面の震度を推定し、推定した震度の情報を追加して当該第1情報群を更新し、
    前記画像情報生成部は、
    更新された前記複数の第1情報群の各々に対して、前記第1情報の値の分布と地表面における震度の伝搬状況とを含む前記画像情報を生成する、表示装置。
  11. 請求項又はにおいて、
    前記複数のセンサー端末の少なくとも1つは、地表面又は地下に設けられており、
    前記第1情報は、震度の情報を含み、
    前記第1情報更新部は、
    前記複数の第1情報群の各々に対して、地表面又は地下に設けられた前記センサー端末の前記位置情報及び当該センサー端末から送信された前記第1情報に基づいて、線形補間により、又は、前記構造物が位置する領域の地質や地形の情報を加味して、地表面及び地下の震度を推定し、推定した震度の情報を追加して当該第1情報群を更新し、
    前記画像情報生成部は、
    更新された前記複数の第1情報群の各々に対して、前記第1情報の値の分布として地表面又は地下における震度の伝搬状況を含む前記画像情報を生成する、表示装置。
  12. 少なくとも1つの構造物に設けられている複数のセンサー端末の各々から送信された、振動によって発生する物理量に基づく第1情報を受信する受信工程と、
    受信した複数の前記第1情報を時刻で同期させて複数の第1情報群に分類する時刻同期工程と、
    前記複数のセンサー端末の位置情報を取得する位置情報取得工程と、
    前記構造物が位置する領域を含む地図情報を取得する地図情報取得工程と、
    前記複数の第1情報群の各々に対して、前記位置情報及び当該第1情報群に含まれる前記第1情報に基づいて、前記複数のセンサー端末の位置とは異なる位置の前記第1情報を推定し、推定した当該第1情報を追加して当該第1情報群を更新する第1情報更新工程と、
    更新された前記複数の第1情報群の各々に対して、前記地図情報に基づいて地図上の前記第1情報の値の分布を含む画像情報を生成する画像情報生成工程と、
    更新された前記複数の第1情報群に対して生成された複数の前記画像情報に基づく画像を表示する表示工程と、
    を含み、
    前記第1情報更新工程において、
    前記複数の第1情報群の各々に対して、前記位置情報、当該第1情報群に含まれる前記第1情報及び前記複数のセンサー端末のいずれとも異なる地震計が計測した震度に基づいて、前記複数のセンサー端末の位置とは異なる位置の前記第1情報を推定する、表示方法。
  13. 請求項12において、
    前記画像は、動画又は指定された時刻の静止画である、表示方法。
  14. 請求項12又は13において、
    前記複数のセンサー端末の少なくとも1つは、地表面又は地下に設けられており、
    前記第1情報更新工程において、
    前記複数の第1情報群の各々に対して、地表面又は地下に設けられた前記センサー端末の前記位置情報及び当該センサー端末から送信された前記第1情報に基づいて、線形補間により、又は、前記構造物が位置する領域の地質や地形の情報を加味して、地表面の震度を推定し、推定した震度の情報を追加して当該第1情報群を更新し、
    前記画像情報生成工程において、
    更新された前記複数の第1情報群の各々に対して、前記第1情報の値の分布と地表面における震度の伝搬状況とを含む前記画像情報を生成する、表示方法。
  15. 請求項12又は13において、
    前記複数のセンサー端末の少なくとも1つは、地表面又は地下に設けられており、
    前記第1情報は、震度の情報を含み、
    前記第1情報更新工程において、
    前記複数の第1情報群の各々に対して、地表面又は地下に設けられた前記センサー端末の前記位置情報及び当該センサー端末から送信された前記第1情報に基づいて、線形補間により、又は、前記構造物が位置する領域の地質や地形の情報を加味して、地表面及び地下の震度を推定し、推定した震度の情報を追加して当該第1情報群を更新し、
    前記画像情報生成工程において、
    更新された前記複数の第1情報群の各々に対して、前記第1情報の値の分布として地表面又は地下における震度の伝搬状況を含む前記画像情報を生成する、表示方法。
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