JP7316277B2 - センサシステム - Google Patents

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Description

本開示は、車両に搭載されるセンサシステムに関する。
車両の運転支援技術を実現するためには、当該車両の外部の情報を検出するためのセンサを車体に搭載する必要がある。そのようなセンサの例としては、LiDAR(Light Detection and Ranging)センサが挙げられる(例えば、特許文献1を参照)。
日本国特許出願公開2010-185769号公報
上記のようなセンサシステムにおいては、車両の振動などに伴う情報取得能力の低下を抑制することが求められている。
上記の要求に応えるための第一態様は、車両に搭載されるセンサシステムであって、
前記車両の外部へ向けて第一検出光を出射する第一発光素子と、
前記車両の外部へ向けて第二検出光を出射する第二発光素子と、
入射光量に応じた第一信号を出力する第一受光素子と、
入射光量に応じた第二信号を出力する第二受光素子と、
前記第一信号に対応する第一データと前記第二信号に対応する第二データを取得するプロセッサと、
を備えており、
前記第一データが前記第二検出光に基づくものであり、前記第二データが前記第一検出光に基づくものである場合、前記プロセッサは、前記第一データと前記第二データを交換する。
このような構成によれば、車両の振動などに起因して外部の物体からの反射光が正常に受光素子へ入射されなかった場合においても、正常な受光状態に対応するデータの出力が可能になる。したがって、少なくとも二組の発光素子と受光素子を備えるセンサシステムにおいて、車両の振動などに伴う情報処理能力の低下を抑制できる。
第一態様に係るセンサシステムは、以下のように構成されうる。
前記第一発光素子と前記第二発光素子の間に配置されており、前記車両の外部へ向けて第三検出光を出射する第三発光素子と、
前記第一受光素子と前記第二受光素子の間に配置されており、入射光量に応じた第三信号を出力する第三受光素子と、
を備えており、
前記プロセッサは、前記第三信号に対応する第三データを取得し、
前記第一データと前記第三データの双方が前記第一検出光または前記第三検出光に基づくものである場合、または前記第二データと前記第三データの双方が前記第二検出光または前記第三検出光に基づくものである場合、前記プロセッサは、前記第一データと前記第二データを平均化処理することにより平均データを生成し、前記第三データを当該平均データで置き換える。
このような構成によれば、車両の振動などに起因して外部の物体からの反射光が正常に受光素子へ入射されなかった場合においても、正常な受光状態に近いデータの出力が可能になる。したがって、少なくとも三組の発光素子と受光素子を備えるセンサシステムにおいて、車両の振動などに伴う情報処理能力の低下を抑制できる。
第一態様に係るセンサシステムは、以下のように構成されうる。
前記第一受光素子と前記第二受光素子は、前記車両の上下方向に対応する方向に配列されている。
車両の振動は、上下方向の成分が支配的である。したがって、前述した異常な受光は、車両の上下方向に対応する向きに配列された第一受光素子と第二受光素子の間で起こりやすい。しかしながら、プロセッサが上述した第一データと第二データの交換や平均化処理を行ないうるので、車両の振動に起因して発生する受光の反転現象の影響を効果的に補正できる。
第一態様に係るセンサシステムは、以下のように構成されうる。
前記第一発光素子、前記第二発光素子、前記第一受光素子、および前記第二受光素子は、LiDARセンサユニット、TOFカメラユニット、およびミリ波レーダユニットの少なくとも一つの一部である。
上記の要求に応えるための第二態様は、車両に搭載されるセンサシステムであって、
前記車両の外部の情報を検出するセンサユニットと、
少なくとも前記車両の上下方向に沿う向きの前記センサユニットの変位を検出する変位センサと、
前記変位に対応するデータに基づいて、前記情報に対応するデータを補正するプロセッサと、
を備えている。
上記のような構成によれば、車両の振動などに起因するセンサユニットの変位が情報検出に与える影響を抑制できる。したがって、車両の振動などに起因するセンサシステムの情報取得能力の低下を抑制できる。
第二態様に係るセンサシステムは、以下のように構成されうる。
前記センサユニットは、LiDARセンサユニット、TOFカメラユニット、およびミリ波レーダユニットの少なくとも一つである。
本明細書で用いられる「センサユニット」という語は、所望の情報検出機能を備えつつ、それ自身が単体で流通可能な部品の構成単位を意味する。
本明細書で用いられる「運転支援」という語は、運転操作(ハンドル操作、加速、減速)、走行環境の監視、および運転操作のバックアップの少なくとも一つを少なくとも部分的に行なう制御処理を意味する。すなわち、衝突被害軽減ブレーキ機能やレーンキープアシスト機能のような部分的な運転支援から完全自動運転動作までを含む意味である。
第一実施形態に係るセンサシステムの機能的構成を例示している。 図1のセンサシステムの動作を説明するための図である。 図1のセンサシステムの動作を説明するための図である。 図1のセンサシステムの動作フローを例示している。 図1のセンサシステムの別構成例を示している。 図4のセンサシステムの動作を説明するための図である。 図4のセンサシステムの動作を説明するための図である。 第二実施形態に係るセンサシステムの機能的構成を例示している。 図6のセンサシステムの動作を説明するための図である。 図6のセンサシステムの動作を説明するための図である。
添付の図面を参照しつつ、実施形態の例について以下詳細に説明する。以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
図1は、第一実施形態に係るセンサシステム1の機能的構成を例示している。センサシステム1は、車両に搭載される。
センサシステム1は、LiDARセンサユニット10を備えている。LiDARセンサユニット10は、第一発光素子111、第二発光素子112、第一受光素子121、および第二受光素子122を備えている。
第一発光素子111は、車両の外部へ向けて第一検出光L11を出射可能に構成されている。第一検出光L11は、非可視光である。非可視光としては、例えば波長905nmの赤外光が使用されうる。第一発光素子111としては、発光ダイオードやレーザダイオードなどの半導体発光素子が使用されうる。
第二発光素子112は、車両の外部へ向けて第二検出光L12を出射可能に構成されている。第二検出光L12は、非可視光である。非可視光としては、例えば波長905nmの赤外光が使用されうる。第二発光素子112としては、発光ダイオードやレーザダイオードなどの半導体発光素子が使用されうる。
第一受光素子121は、入射光量に応じた第一受光信号S21を出力するように構成されている。第一受光信号S21は、第一信号の一例である。第一受光素子121は、少なくとも第一検出光L11の波長に感度を有する。第一受光素子121としては、フォトダイオード、フォトトランジスタ、フォトレジスタなどが使用されうる。
第二受光素子122は、入射光量に応じた第二受光信号S22を出力するように構成されている。第二受光信号S22は、第二信号の一例である。第二受光素子122は、少なくとも第二検出光L12の波長に感度を有する。第二受光素子122としては、フォトダイオード、フォトトランジスタ、フォトレジスタなどが使用されうる。
センサシステム1は、制御装置20を備えている。制御装置20は、入力インターフェース21、プロセッサ22、出力インターフェース23、および通信バス24を備えている。入力インターフェース21、プロセッサ22、および出力インターフェース23は、通信バス24を介して信号やデータのやり取りが可能とされている。
第一受光素子121から出力された第一受光信号S21と第二受光素子122から出力された第二受光信号S22は、入力インターフェース21に入力される。
プロセッサ22は、入力インターフェース21に入力された第一受光信号S21と第二受光信号S22にそれぞれ対応する第一データD1と第二データD2を取得する。第一データD1と第二データD2は、プロセッサ22における後述の情報処理に供されうる状態とされている。すなわち、入力インターフェース21は、第一受光信号S21と第二受光信号S22をそれぞれ第一データD1と第二データD2に変換する適宜の回路構成を備えている。
プロセッサ22は、出力インターフェース23を介して第一制御信号S11を第一発光素子111に入力することにより、第一発光素子111の発光動作を制御する。具体的には、第一検出光L11の光量、発光タイミング、発光繰り返し周波数などが制御される。発光タイミングの調節や光変調が適宜になされることにより、第一検出光L11には識別情報が付与されうる。
同様に、プロセッサ22は、出力インターフェース23を介して第二制御信号S12を第二発光素子112に入力することにより、第二発光素子112の発光動作を制御する。具体的には、第二検出光L12の光量、発光タイミング、発光繰り返し周波数などが制御される。発光タイミングの調節や光変調が適宜になされることにより、第二検出光L12には識別情報が付与されうる。
図2Aに示されるように、第一発光素子111から出射された第一検出光L11は、車両の外部に位置する物体により反射され、第一反射光L21が生じる。第一検出光L11に付与された識別情報は、第一反射光L21に反映される。第一反射光L21は、第一受光素子121に入射する。第一受光素子121は、第一反射光L21の光量に応じた第一受光信号S21を出力する。結果として、第一反射光L21に関連付けられた第一データD1が得られる。第一検出光L11に付与された識別情報は、第一データD1にも反映される。
同様に、第二発光素子112から出射された第二検出光L12は、車両の外部に位置する物体により反射され、第二反射光L22が生じる。第二検出光L12に付与された識別情報は、第二反射光L22に反映される。第二反射光L22は、第二受光素子122に入射する。第二受光素子122は、第二反射光L22の光量に応じた第二受光信号S22を出力する。結果として、第二反射光L22に関連付けられた第二データD2が得られる。第二検出光L12に付与された識別情報は、第二データD2にも反映される。
プロセッサ22は、第一検出光L11が出射されてから第一反射光L21が検出されるまでの時間に基づいて、第一反射光L21に関連付けられた物体までの距離を取得できる。これに加えてあるいは代えて、第一検出光L11と第一反射光L21の波形の相違に基づいて、第一反射光L21に関連付けられた物体の材質などの属性に係る情報を取得できる。
同様に、プロセッサ22は、第二検出光L12が出射されてから第二反射光L22が検出されるまでの時間に基づいて、第二反射光L22に関連付けられた物体までの距離を取得できる。これに加えてあるいは代えて、第二検出光L12と第二反射光L22の波形の相違に基づいて、第二反射光L22に関連付けられた物体の材質などの属性に係る情報を取得できる。
図1に例示されるように、LiDARセンサユニット10は、走査機構13を備えうる。走査機構13は、第一発光素子111と第二発光素子112の配列方向と交差する向きSに沿って第一検出光L11と第二検出光L12の出射方向を変化させる。プロセッサ22は、出力インターフェース23を介して走査機構13の動作を制御可能である。
一度の走査中にN回の発光動作と受光動作が繰り返されることにより、N組の第一データD1と第二データD2が取得される。例えば、N組のデータセットについて前述した物体までの距離情報を取得することにより、第一反射光L21と第二反射光L22に関連付けられた物体の形状に係る情報を取得できる。
プロセッサ22は、上記のようにして取得した車両の外部に位置する物体の情報を含むデータD0を、出力インターフェース23を介して外部へ出力可能に構成されている。データD0は、別のプロセッサによるさらなる情報処理に利用される。
図3は、プロセッサ22により行なわれる処理の流れを例示している。まず、プロセッサ22は、前述のようにして第一データD1と第二データD2を取得する(STEP1)。
続いてプロセッサ22は、受光の反転現象の有無を判断する(STEP2)。具体的には、第一データD1が第一検出光L11に基づくものであるかが判断される。同様に、第二データD2が第二検出光L12に基づくものであるかが判断される。
図2Aを参照して説明したように、通常状態においては、第一検出光L11により生じた第一反射光L21は第一受光素子121に入射し、第二検出光L12により生じた第二反射光L22は第二受光素子122に入射するように構成されている。したがって、第一データD1が第一反射光L21に基づいて生成されたものであれば、第一データD1には第一検出光L11に付与された識別情報が反映されている。第二データD2が第二反射光L22に基づいて生成されたものであれば、第二データD2には第一検出光L11に付与された識別情報が反映されている。プロセッサ22は、識別情報の検出を通じて、上記の判断を行なう。
第一データD1が第一検出光L11に基づくものであり、第二データD2が第二検出光L12に基づくものであると判断されると(図3のSTEP2においてN)、図2Aに示されるように、第一データD1と第二データD2がそのまま出力される(図3のSTEP3)。その後、処理はSTEP1に戻る。
図2Bに例示されるように、車両の振動などに起因してLiDARセンサユニット10が変位すると、第一反射光L21が第二受光素子122に入射し、第二反射光L22が第一受光素子121に入射する事態が起こりうる。この場合、第一受光素子121から出力された第一受光信号S21に基づいて生成された第一データD1には、第二検出光L12に付与された識別信号が反映されている。他方、第二受光素子122から出力された第二受光信号S22に基づいて生成された第二データD2には、第一検出光L11に付与された識別信号が反映されている。このまま第一データD1と第二データD2が出力されると、後続する処理によって得られる車両外部の物体に係る情報の正確性が低下する。
したがって、第一データD1が第二検出光L12に基づくものであり、第二データD2が第二検出光L12に基づくものであると判断されると(図3のSTEP2においてY)、プロセッサ22は、図2Bに例示されるように、第一データD1と第二データD2を交換する処理を行なう(図3におけるSTEP4)。続いて、交換がなされた第一データD1と第二データD2が出力される(図3におけるSTEP3)。例えば第一データD1と第二データD2がシリアル出力される場合、第一データD1と第二データD2の出力順序が交換される。例えば第一データD1と第二データD2がパラレル出力される場合、両データに割り当てられる出力ポートのアドレスが交換される。
第一検出光L11と第二検出光L12の出射方向が走査機構13により変更されつつ、一度の走査中にN回の発光動作と受光動作がなされる場合、2行×N列のデータセット(N個の第一データD1とN個の第二データD2からなる集合)が取得される。この場合、第一データD1と第二データD2の交換は、行単位でなされてもよい。すなわちN個の第一データD1全体とN個の第二データD2全体同士が交換されうる。
このような構成によれば、車両の振動などに起因して物体からの反射光が正常に受光素子へ入射されなかった場合においても、正常な受光状態に対応するデータの出力が可能になる。少なくとも二組の発光素子と受光素子を備えるセンサシステムにおいて、車両の振動などに伴う情報処理能力の低下を抑制できる。
本実施形態においては、第一受光素子121と第二受光素子122は、車両の上下方向に対応する向きに配列されている。
車両の振動は、上下方向の成分が支配的である。したがって、前述した受光の反転現象は、車両の上下方向に対応する向きに配列された第一受光素子121と第二受光素子122の間で起こりやすい。しかしながら、プロセッサ22が上述した第一データD1と第二データD2の交換を行ないうるので、車両の振動に起因して発生する受光の反転現象の影響を効果的に補正できる。
図4は、センサシステム1の別構成例を示している。本例に係るLiDARセンサユニット10は、第三発光素子113と第三受光素子123をさらに備えている。
第三発光素子113は、第一発光素子111と第二発光素子112の間に配置されている。第三発光素子113は、車両の外部へ向けて第三検出光L13を出射可能に構成されている。第三検出光L13は、非可視光である。非可視光としては、例えば波長905nmの赤外光が使用されうる。第三発光素子113としては、発光ダイオードやレーザダイオードなどの半導体発光素子が使用されうる。
第三受光素子123は、第一受光素子121と第二受光素子122の間に配置されている。第三受光素子123は、入射光量に応じた第三受光信号S23を出力するように構成されている。第三受光信号S23は、第三信号の一例である。第三受光素子123は、少なくとも第三検出光L13の波長に感度を有する。第三受光素子123としては、フォトダイオード、フォトトランジスタ、フォトレジスタなどが使用されうる。
第三受光素子123から出力された第三受光信号S23は、制御装置20の入力インターフェース21に入力される。プロセッサ22は、入力インターフェース21に入力された第三受光信号S23に対応する第三データD3を取得する。第三データD3は、プロセッサ22における後述の情報処理に供されうる状態とされている。すなわち、入力インターフェース21は、第三受光信号S23を第三データD3に変換する適宜の回路構成を備えている。
プロセッサ22は、出力インターフェース23を介して第三制御信号S13を第三発光素子113に入力することにより、第三発光素子113の発光動作を制御する。具体的には、第三検出光L13の光量、発光タイミング、発光繰り返し周波数などが制御される。発光タイミングの調節や光変調が適宜になされることにより、第三検出光L13には識別情報が付与されうる。
図5Aに例示されるように、第三発光素子113から出射された第三検出光L13は、車両の外部に位置する物体により反射され、第三反射光L23が生じる。第三検出光L13に付与された識別情報は、第三反射光L23に反映される。第三反射光L23は、第三受光素子123に入射する。第三受光素子123は、第三反射光L23の光量に応じた第三受光信号S23を出力する。結果として、第三反射光L23に関連付けられた第三データD3が得られる。第三検出光L13に付与された識別情報は、第三データD3にも反映される。
プロセッサ22は、第三検出光L13が出射されてから第三反射光L23が検出されるまでの時間に基づいて、第三反射光L23に関連付けられた物体までの距離を取得できる。これに加えてあるいは代えて、第三検出光L13と第三反射光L23の波形の相違に基づいて、第三反射光L23に関連付けられた物体の材質などの属性に係る情報を取得できる。
図4に例示されるように、LiDARセンサユニット10は、走査機構13を備えうる。走査機構13は、第一発光素子111、第二発光素子112、および第三発光素子113の配列方向と交差する向きSに沿って第一検出光L11、第二検出光L12、および第三検出光L3の出射方向を変化させる。プロセッサ22は、出力インターフェース23を介して走査機構13の動作を制御可能である。
一度の走査中にN回の発光動作と受光動作が繰り返されることにより、N組の第一データD1、第二データD2、および第三データD3が取得される。例えば、N組のデータセットについて前述した物体までの距離情報を取得することにより、第一反射光L21、第二反射光L22、および第三反射光L23に関連付けられた物体の形状に係る情報を取得できる。
プロセッサ22は、上記のようにして取得した車両の外部に位置する物体の情報を含むデータD0を、出力インターフェース23を介して外部へ出力可能に構成されている。データD0は、別のプロセッサによるさらなる情報処理に利用される。
本例に係るプロセッサ22により行なわれる動作もまた、図3に例示されるフローチャートで説明可能である。まず、プロセッサ22は、前述のようにして第一データD1、第二データD2、および第三データD3を取得する(STEP1)。
続いてプロセッサ22は、受光の反転現象の有無を判断する(STEP2)。当該判断は、第一データD1と第三データD3の間、および第三データD3と第二データD2の間で行なわれる。例えば、第一データD1が第三検出光L13に基づくものであり、第三データD3が第一検出光L11に基づくものであると判断されると(STEP2においてY)、第一データD1と第三データD3の交換がなされる(STEP4)。
本例においては、受光の反転現象がないと判断されると(STEP2においてN)、受光の重複現象の有無が判断される(STEP5)。具体的には、第一データD1と第三データD3の双方が第一検出光L11または第三検出光L13に基づくものであるかが判断される。同様に、第三データD3と第二データD2の双方が第三検出光L13または第二検出光L12に基づくものであるかが判断される。
図5Aを参照して説明したように、通常状態においては、第一検出光L11により生じた第一反射光L21は第一受光素子121に入射し、第二検出光L12により生じた第二反射光L22は第二受光素子122に入射し、第三検出光L13により生じた第三反射光L23は第三受光素子123に入射するように構成されている。したがって、第一データD1が第一反射光L21に基づいて生成されたものであれば、第一データD1には第一検出光L11に付与された識別情報が反映されている。第二データD2が第二反射光L22に基づいて生成されたものであれば、第二データD2には第一検出光L11に付与された識別情報が反映されている。第三データD3が第三反射光L23に基づいて生成されたものであれば、第三データD3には第三検出光L13に付与された識別情報が反映されている。プロセッサ22は、識別情報の検出を通じて、上記の判断を行なう。
第一データD1が第一検出光L11に基づくものであり、第二データD2が第二検出光L12に基づくものであり、第三データD3が第三検出光L13に基づくものであると判断されると(図3のSTEP5においてN)、図5Aに例示されるように、第一データD1、第二データD2、および第三データD3がそのまま出力される(図3のSTEP3)。その後、処理はSTEP1に戻る。
図5Bに例示されるように、車両の振動などに起因してLiDARセンサユニット10が変位すると、第三反射光L23が第一受光素子121と第三受光素子123の双方に入射する事態が起こりうる。この場合、第一受光素子121から出力された第一受光信号S21に基づいて生成された第一データD1には、第三検出光L13に付与された識別信号が反映されている。同様に、第三受光素子123から出力された第三受光信号S23に基づいて生成された第三データD3にも、第三検出光L13に付与された識別信号が反映されている。このまま第一データD1と第三データD3が出力されると、後続する処理によって得られる車両外部の物体に係る情報の正確性が低下する。
したがって、第一データD1と第三データD3の双方が第一検出光L11または第三検出光L13に基づくものであると判断されると、あるいは、第二データD2と第三データD3の双方が第二検出光L12第三検出光L13に基づくものであると判断されると(図3のSTEP5においてY)、プロセッサ22は、図5Bに例示されるように、第三データD3を平均データDAで置き換える処理を行なう(図3のSTEP6)。平均データDAは、第一データD1と第二データD2を平均化処理することによって生成される。
取得された第一データD1、第二データD2、および第三データD3が一組であれば、平均化処理は、第一データD1と第二データD2の単純平均を算出する処理である。走査機構13を用いることにより複数組の第一データD1、第二データD2、および第三データD3が取得される場合、平均化処理は、単純平均の算出、中間値の算出、最頻値の算出のいずれかとされうる。
続いて、置き換えがなされた第一データD1、第二データD2、および平均データDAが出力される(図3におけるSTEP3)。
このような構成によれば、車両の振動などに起因して物体からの反射光が正常に受光素子へ入射されなかった場合においても、正常な受光状態に近いデータの出力が可能になる。したがって、少なくとも三組の発光素子と受光素子を備えるセンサシステムにおいて、車両の振動などに伴う情報処理能力の低下を抑制できる。
本実施形態においては、第一受光素子121、第二受光素子122、および第三受光素子123は、車両の上下方向に対応する向きに配列されている。
車両の振動は、上下方向の成分が支配的である。したがって、前述した受光の重複現象は、車両の上下方向に対応する向きに配列された第一受光素子121、第二受光素子122、および第三受光素子123の間で起こりやすい。しかしながら、プロセッサ22が上述した平均化処理を行ないうるので、車両の振動に起因して発生する受光の反転現象の影響を効果的に補正できる。
これまで説明したプロセッサ22の機能は、メモリと協働して動作する汎用マイクロプロセッサにより実現されてもよいし、マイクロコントローラ、FPGA、ASICなどの専用集積回路によって実現されてもよい。
制御装置20は、車両における任意の位置に配置されうる。制御装置20は、車両における中央制御処理を担うメインECUなどによって実現されてもよいし、メインECUとLiDARセンサユニット10の間に介在するサブECUによって実現されてもよい。
上記の実施形態は、本開示の理解を容易にするための例示にすぎない。上記の実施形態に係る構成は、本開示の趣旨を逸脱しなければ、適宜に変更・改良されうる。
上記の実施形態においては、第一発光素子111と第二発光素子112は、車両の上下方向に対応する向きに配列されている。第一受光素子121と第二受光素子122もまた、車両の上下方向に対応する向きに配列されている。しかしながら、第一発光素子111と第二発光素子112は、車両の左右方向または前後方向に対応する向きに配列されてもよい。第一受光素子121と第二受光素子122もまた、車両の左右方向または前後方向に対応する向きに配列されてもよい。この場合、第一検出光L11と第二検出光L12の出射方向は、走査機構13によって車両の上下方向に対応する向きに変更されうる。
LiDARセンサユニット10は、発光素子と受光素子を用いて車両の外部の情報を検出しうる適宜のセンサユニットで置き換えられうる。そのようなセンサユニットとしては、TOFカメラユニットやミリ波レーダユニットが例示されうる。複数種の測定手法を用いる構成が単一のセンサユニットに内蔵されていてもよい。発光素子により出射される検出光の波長、および受光素子が感度を有する波長は、使用される測定手法に応じて適宜に定められうる。
図6は、第二実施形態に係るセンサシステム2の機能的構成を例示している。センサシステム2は、車両に搭載される。
センサシステム2は、LiDARセンサユニット30を備えている。LiDARセンサユニット30は、発光素子31と受光素子32を備えている。
発光素子31は、車両の外部へ向けて検出光L1を出射可能に構成されている。検出光L1は、非可視光である。非可視光としては、例えば波長905nmの赤外光が使用されうる。発光素子31としては、発光ダイオードやレーザダイオードなどの半導体発光素子が使用されうる。
受光素子32は、入射光量に応じた受光信号S1を出力するように構成されている。受光素子32は、少なくとも検出光L1の波長に感度を有する。受光素子32としては、フォトダイオード、フォトトランジスタ、フォトレジスタなどが使用されうる。
センサシステム2は、制御装置40を備えている。制御装置40は、入力インターフェース41、プロセッサ42、出力インターフェース43、および通信バス44を備えている。入力インターフェース41、プロセッサ42、および出力インターフェース43は、通信バス44を介して信号やデータのやり取りが可能とされている。
受光素子32から出力された受光信号S1は、入力インターフェース41に入力される。プロセッサ42は、入力インターフェース41に入力された受光信号S1に対応する受光データD11を取得する。受光データD11は、プロセッサ42における後述の情報処理に供されうる状態とされている。すなわち、入力インターフェース41は、受光信号S1を受光データD11に変換する適宜の回路構成を備えている。
プロセッサ42は、出力インターフェース43を介して制御信号S0を発光素子31に入力することにより、発光素子31の発光動作を制御する。具体的には、検出光L1の光量、発光タイミング、発光繰り返し周波数などが制御される。
発光素子31から出射された検出光L1は、車両の外部に位置する物体により反射され、反射光L2が生じる。反射光L2は、受光素子32に入射する。受光素子32は、反射光L2の光量に応じた受光信号S1を出力する。結果として、反射光L2に関連付けられた受光データD11が得られる。受光データD11は、車両の外部の情報に対応するデータの一例である。
プロセッサ42は、検出光L1が出射されてから反射光L2が検出されるまでの時間に基づいて、反射光L2に関連付けられた物体までの距離を取得できる。これに加えてあるいは代えて、検出光L1と反射光L2の波形の相違に基づいて、反射光L2に関連付けられた物体の材質などの属性に係る情報を取得できる。
LiDARセンサユニット30は、走査機構33を備えうる。走査機構33は、例えば車両の上下方向に交差する向きSに沿って検出光L1の出射方向を変化させる。プロセッサ42は、出力インターフェース43を介して走査機構33の動作を制御可能である。
一度の走査中にN回の発光動作と受光動作が繰り返されることによって、N個の第一データD1が取得される。例えば、N個のデータセットについて前述した物体までの距離情報を取得することにより、反射光L2に関連付けられた物体の形状に係る情報を取得できる。
プロセッサ42は、上記のようにして取得した車両の外部に位置する物体の情報を含むデータD10を、出力インターフェース43を介して外部へ出力可能に構成されている。データD10は、別のプロセッサによるさらなる情報処理に利用される。
センサシステム2は、変位センサ50を備えている。変位センサ50は、LiDARセンサユニット30の変位を検出するように構成されている。変位センサ50は、加速度センサやジャイロセンサによって実現されうる。変位センサ50は、検出されたLiDARセンサユニット30に応じた変位信号S2を出力するように構成されている。
変位センサ50から出力された変位信号S2は、制御装置40の入力インターフェース41に入力される。プロセッサ42は、入力インターフェース41に入力された変位信号S2に対応する変位データD12を取得する。変位データD12は、プロセッサ42における後述の情報処理に供されうる状態とされている。すなわち、入力インターフェース41は、変位信号S2を変位データD12に変換する適宜の回路構成を備えている。
図7Aに例示される領域A1は、LiDARセンサユニット30の情報検出可能領域を示している。領域A2は、前述したデータD10として出力される情報を含む領域を示している。プロセッサ42は、取得した受光データD11から領域A2に対応する部分を抽出し、データD10を生成する。
車両の振動などに起因して、LiDARセンサユニット30は破線で示される初期位置から変位しうる。図7Bに示される例においては、LiDARセンサユニット30が右上方向に変位し、領域A1もまた右上方向に変位している。その結果、検出に供される物体の位置が領域A2内で左下方向へ移動している。何らの対策もなされない場合、物体までの距離などの情報が正確に得られないおそれがある。
上記のLiDARセンサユニット30の変位は、変位センサ50によって検出される。プロセッサ42は、当該変位に対応する変位データD12に基づいて、LiDARセンサユニット30の変位を相殺しうる位置へ領域A2を変更する。図7Bに例示される例においては、領域A2は、実線で示される当初位置から一点鎖線で示される補正位置へ移動されている。このような変更処理は、変位データD12に基づく受光データD11の補正の一例である。このようにして位置が変更された領域A2に対応する受光データD11からデータD10が生成され、出力インターフェース43を通じて出力される。
上記のような構成によれば、車両の振動などに起因するLiDARセンサユニット30の変位が情報検出に与える影響を抑制できる。したがって、車両の振動などに起因するセンサシステム2の情報取得能力の低下を抑制できる。
これまで説明したプロセッサ42の機能は、メモリと協働して動作する汎用マイクロプロセッサにより実現されてもよいし、マイクロコントローラ、FPGA、ASICなどの専用集積回路によって実現されてもよい。
制御装置40は、車両における任意の位置に配置されうる。制御装置40は、車両における中央制御処理を担うメインECUなどによって実現されてもよいし、メインECUとLiDARセンサユニット30の間に介在するサブECUによって実現されてもよい。
上記の実施形態は、本開示の理解を容易にするための例示にすぎない。上記の実施形態に係る構成は、本開示の趣旨を逸脱しなければ、適宜に変更・改良されうる。
変位センサ50が検出可能なLiDARセンサユニット30の変位方向は、ピッチ方向、ヨー方向、ロール方向、水平シフト方向、垂直シフト方向を含むように適宜定められる。車両の振動は上下方向の成分が支配的であるので、変位センサ50は、少なくとも車両の上下方向に沿うLiDARセンサユニット30の変位を検出可能に構成されることが好ましい。
LiDARセンサユニット30は、発光素子と受光素子を用いて車両の外部の情報を検出しうる適宜のセンサユニットで置き換えられうる。そのようなセンサユニットとしては、TOFカメラユニットやミリ波レーダユニットが例示されうる。複数種の測定手法を用いる構成が単一のセンサユニットに内蔵されていてもよい。発光素子により出射される検出光の波長、および受光素子が感度を有する波長は、使用される測定手法に応じて適宜に定められうる。
本出願の記載の一部を構成するものとして、2018年7月25日に提出された日本国特許出願2018-139517号の内容が援用される。

Claims (4)

  1. 車両に搭載されるセンサシステムであって、
    前記車両の外部へ向けて第一検出光を出射する第一発光素子と、
    前記車両の外部へ向けて第二検出光を出射する第二発光素子と、
    入射光量に応じた第一信号を出力する第一受光素子と、
    入射光量に応じた第二信号を出力する第二受光素子と、
    前記第一信号に対応する第一データと前記第二信号に対応する第二データを取得するプロセッサと、
    を備えており、
    前記第一データが前記第二検出光に基づくものであり、前記第二データが前記第一検出光に基づくものである場合、前記プロセッサは、前記第一データと前記第二データを交換する、
    センサシステム。
  2. 前記第一発光素子と前記第二発光素子の間に配置されており、前記車両の外部へ向けて第三検出光を出射する第三発光素子と、
    前記第一受光素子と前記第二受光素子の間に配置されており、入射光量に応じた第三信号を出力する第三受光素子と、
    を備えており、
    前記プロセッサは、前記第三信号に対応する第三データを取得し、
    前記第一データと前記第三データの双方が前記第一検出光または前記第三検出光に基づくものである場合、または前記第二データと前記第三データの双方が前記第二検出光または前記第三検出光に基づくものである場合、前記プロセッサは、前記第一データと前記第二データを平均化処理することにより平均データを生成し、前記第三データを当該平均データで置き換える、
    請求項1に記載のセンサシステム。
  3. 前記第一受光素子と前記第二受光素子は、前記車両の上下方向に対応する方向に配列されている、
    請求項1または2に記載のセンサシステム。
  4. 前記第一発光素子、前記第二発光素子、前記第一受光素子、および前記第二受光素子は、LiDARセンサユニット、TOFカメラユニット、およびミリ波レーダユニットの少なくとも一つの一部である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のセンサシステム。
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