JP7316188B2 - データ伝送システム - Google Patents
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Description
第2の発明は、地盤に挿入させる金属製のロッドを有し、前記ロッドから噴出した削孔水により前記地盤の削孔を行う施工装置に設けられたデータ伝送システムであって、センサと、前記センサにより地表面下で測定した測定データを、可視光信号に変換する変換部と、前記可視光信号を、前記ロッドの内部の噴出前の前記削孔水の流路で、前記削孔水を介して伝送させる通信部と、を具備し、前記通信部は、前記施工装置の下端部に設けられた送信部と、前記施工装置の上端部に設けられた受信部と、を有し、前記可視光信号の送信時の絞り値を、30~75の範囲とすることを特徴とするデータ伝送システムである。
第3の発明は、地盤に挿入させる金属製のロッドを有し、地盤改良または地盤の削孔を行う施工装置に設けられたデータ伝送システムであって、センサと、前記センサにより地表面下で測定した測定データを、可視光信号に変換する変換部と、前記可視光信号を、前記ロッドの内部に形成された専用の伝送路である管内で、前記管内の中空部を介して伝送させる通信部と、を具備し、前記通信部は、前記施工装置の下端部に設けられた送信部と、前記施工装置の上端部に設けられた受信部と、を有し、前記可視光信号の送信時の絞り値を、30~75の範囲とすることを特徴とするデータ伝送システムである。
ハウジングを設けることにより、変換部や送信部等の防水を実現し、またこれらの損傷を防ぐことができる。
このように、可視光信号は水や空気の流路を用いて伝送することができ、この場合、ロッド内に可視光信号を伝送するための空間を新たに追加する必要がない。一方、可視光信号を伝送するための専用の伝送路を管によって形成してもよく、この場合は通信を阻害するものが無いので好適に信号を伝送できる。
壁面の一部または全部を反射部とすることにより、ロッドに曲がりや反りが生じた場合にも、可視光信号を壁面で反射させて好適に伝送することができる。
上記の発電部を設けることにより、センサ等に電力を供給するバッテリが不要になる。
地盤の削孔時に測定データを解析部に伝送して地盤の特性を判定することで、判定結果を地盤の削孔工事にフィードバックしたり地盤改良体の施工等に反映させたりすることができる。
地盤改良時に測定データを解析部に伝送して地盤改良体の出来形を判定することで、判定結果を地盤改良工事にフィードバックするなどして地盤改良体の品質及び生産性を大幅に向上させることができる。
これにより、受信した可視光信号を地上に設置したコンピュータ等の解析部に伝送することができる。
(1.高圧噴射撹拌装置1)
図1、図2は、本発明の実施形態に係るデータ伝送システムを有する高圧噴射撹拌装置1を示す図である。図1(a)、(b)は高圧噴射撹拌装置1のロッド3の軸方向に沿った断面を示す図であり、図2は高圧噴射撹拌装置1のロッド3の軸方向に直交する断面を示す図である。図1(a)は図2の線B1-B1による断面、図1(b)は図2の線B2-B2による断面であり、図2は図1(a)、(b)の線A-Aによる断面である。
図3(a)は、高圧噴射撹拌装置1による地盤31の削孔時の状態を示す図である。
図9は、第2の実施形態に係る高圧噴射撹拌装置1aを図1(b)と同様に示す図である。図9に示す高圧噴射撹拌装置1aは、バッテリ25の代わりに羽根車49および発電機51を有する発電部50を備えた点で第1の実施形態と異なる。
図10は、第3の実施形態に係る高圧噴射撹拌装置1bを図1(b)と同様に示す図である。高圧噴射撹拌装置1bは、可視光信号の送信部43および受信部47を追加した点で第1の実施形態と異なる。
図11は、第4の実施形態に係る高圧噴射撹拌装置1cを図1(b)と同様に示す図である。この高圧噴射撹拌装置1cは、可視光信号の送受信のため専用の伝送路を設けた点で第1の実施形態と主に異なる。なお、本実施形態でも第3の実施形態と同様、可視光信号の送信部43および受信部47を追加することで双方向通信を可能としている。
3、3’:ロッド
3-1、3-2、3-3、3-4:管
5-1、5-2、5-3:噴出口
7:ハウジング
9:先端部材
11:スイベル
13:隔壁
15、45:透光部
17-1、17-2、17-3:流路
17-4:伝送路
19、19-1、19-2:センサ
21、43:送信部
23:変換部
25:バッテリ
27、47:受信部
29:地上伝送部
30:キャップ
31:地盤
33:ボーリングマシン
35:解析部
37:削孔水
39:ジェット
41:地盤改良体
42:周面
49:羽根車
50:発電部
51:発電機
53:反射部
191;電流電極
192;電位電極
Claims (9)
- 地盤に挿入させる金属製のロッドを有し、地盤改良時に前記ロッドから空気を噴出する施工装置に設けられたデータ伝送システムであって、
センサと、
前記センサにより地表面下で測定した測定データを、可視光信号に変換する変換部と、
前記可視光信号を、前記ロッドの内部の前記空気の流路で、前記空気を介して伝送させる通信部と、
を具備し、
前記通信部は、前記施工装置の下端部に設けられた送信部と、前記施工装置の上端部に設けられた受信部と、を有し、
前記可視光信号の送信時の絞り値を、30~75の範囲とすることを特徴とするデータ伝送システム。 - 地盤に挿入させる金属製のロッドを有し、前記ロッドから噴出した削孔水により前記地盤の削孔を行う施工装置に設けられたデータ伝送システムであって、
センサと、
前記センサにより地表面下で測定した測定データを、可視光信号に変換する変換部と、
前記可視光信号を、前記ロッドの内部の噴出前の前記削孔水の流路で、前記削孔水を介して伝送させる通信部と、
を具備し、
前記通信部は、前記施工装置の下端部に設けられた送信部と、前記施工装置の上端部に設けられた受信部と、を有し、
前記可視光信号の送信時の絞り値を、30~75の範囲とすることを特徴とするデータ伝送システム。 - 地盤に挿入させる金属製のロッドを有し、地盤改良または地盤の削孔を行う施工装置に設けられたデータ伝送システムであって、
センサと、
前記センサにより地表面下で測定した測定データを、可視光信号に変換する変換部と、
前記可視光信号を、前記ロッドの内部に形成された専用の伝送路である管内で、前記管内の中空部を介して伝送させる通信部と、
を具備し、
前記通信部は、前記施工装置の下端部に設けられた送信部と、前記施工装置の上端部に設けられた受信部と、を有し、
前記可視光信号の送信時の絞り値を、30~75の範囲とすることを特徴とするデータ伝送システム。 - 前記施工装置の地表面下の下端部に、前記変換部と前記送信部とを収容するハウジングが設けられたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のデータ伝送システム。
- 前記流路または前記伝送路の壁面の一部または全部に、前記可視光信号の反射部が設けられたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のデータ伝送システム。
- 前記ロッド内の水、空気、または固化材の流れを利用して発電を行う発電部を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のデータ伝送システム。
- 前記施工装置による前記地盤の削孔時に、前記センサで得られた測定データを用いて前記地盤の特性を判定する解析部を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のデータ伝送システム。
- 前記施工装置による前記地盤の改良時に、前記センサで得られた測定データを用いて地盤改良体の出来形を判定する解析部を有することを特徴とする請求項1または請求項3に記載のデータ伝送システム。
- 前記受信部で受信した前記可視光信号を電気信号に変換して地上の解析部に伝送する地上伝送部をさらに具備することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のデータ伝送システム。
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