JP2001050500A - 光信号伝送機能付き流体配管およびこの配管部品 - Google Patents
光信号伝送機能付き流体配管およびこの配管部品Info
- Publication number
- JP2001050500A JP2001050500A JP2000158248A JP2000158248A JP2001050500A JP 2001050500 A JP2001050500 A JP 2001050500A JP 2000158248 A JP2000158248 A JP 2000158248A JP 2000158248 A JP2000158248 A JP 2000158248A JP 2001050500 A JP2001050500 A JP 2001050500A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- optical signal
- optical
- pipe
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Pipeline Systems (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Abstract
を同一配管で行うことが可能な光信号伝送機能付き流体
配管の提供。 【解決手段】 流体の移動および/または圧力の伝播並
びに光信号の伝送を同一管体内で同時に行うことが可能
な流体配管であって、流体の流出入口が設けられた管体
の両端部にそれぞれ送信用と受信用の光信号用コネクタ
が配設されている。流体はこの配管内を流れ、あるいは
圧力伝藩する。光信号は送信側のコネクタ部から同配管
内に導入され、管内周面を反射しながら受信側へ伝播し
ていくようになっている。 【効果】 流体用配管と光信号伝送路の二重の配設が不
要となり、各種流体の配管系と光信号伝送路を単一のラ
インで構成することができる。
Description
車両、航空機等の分野で使用される各種流体の移送や圧
力の伝播と、各種電子機器の自動制御や計測制御等の通
信システムに用いられる光信号の伝送とを同一配管で行
うための光信号伝送機能付き流体配管に関するものであ
る。
野で使用される各種流体の移送や圧力の伝播には、通常
流体用の金属管または樹脂製の管体が用いられ、また各
種電子機器の自動制御や計測制御等の通信システムに用
いられる光信号の伝送には、光通信用のケーブル専用導
管あるいは導波管が用いられるのが一般的である。した
がって、自動車を例にとると例えば燃料タンクとエンジ
ンとの間には燃料配管と、タンクからの燃料流量を計測
する燃料計の計測信号を出力するための光信号の伝送路
が配設され、またABS(アンチスキッドブレーキシス
テム)においてはブレーキシリンダーやアクチュエータ
とホイールシリンダーとの間にブレーキ配管と、タイヤ
の回転状況をスピードセンサーなどから光信号として出
力し、コントローラーへ送信してタイヤのスリップ率を
適性に保つよう制御するための光信号伝送路を二重に配
設しなければならないため、限られたスペースに各種流
体の配管系と光信号伝送路が複雑に絡み合った状態とな
り、保守点検も容易ではない。このことは自動車に限ら
ず、船舶、鉄道車両、航空機等の分野における各種電子
機器の自動制御や計測制御等の通信システムの配設にお
いても同様である。
く、自動車、船舶、鉄道車両、航空機等の分野で使用さ
れる各種流体の移送や圧力の伝播を行う配管系と、各種
電子機器の自動制御や計測制御等の通信システムに用い
られる光信号の伝送路を別々に配設しなければならない
ため、各種流体の配管系と光信号伝送路を簡潔に構成す
ることが困難であった。また各家、各フロアーを通信ネ
ットワークで結ぶ場合、新たに各家、各フロアー毎に光
ケーブル通信網を張りめぐらす必要があった。本発明は
このような実状よりみて、各種流体の移送や圧力の伝播
と光信号の伝送を同一配管で行うことが可能な光信号伝
送機能付き流体配管およびその配管部品を提供しようと
するものである。
機能付き流体配管は、流体の移動および/または圧力の
伝播並びに光信号の伝送を同一管体内で同時に行うこと
が可能な流体配管であって、流体の流出入口が設けられ
た管体の両端部にそれぞれ送信用および/または受信用
の光信号用コネクタが配設されていることを特徴とし、
また、本発明に係る配管部品は流体の移動および/また
は圧力の伝播並びに光信号の伝送を同一管体内で同時に
行うことが可能な流体配管の配管部品であって、前記流
体配管に簡単に接続可能で、かつ流体の流通路と光信号
取付け部を有し、前記流通路と該光信号取付け部間で光
信号が伝送可能であることを特徴とし、また前記光信号
取付け部に電気信号ケーブルに接続された光/電気信号
コンバーターが組込まれていることを特徴とするもので
ある。
油等の各種液体と、ガス、空気などの各種気体の送給、
圧力の伝播と、各種電子機器の自動制御や計測制御等の
通信システムに用いられる光信号の伝送をそれぞれ別々
のラインで行ってきた方式を、同一ラインでしかも同時
に行うことを可能にするために、流体配管の両端部に送
信用と受信用の光信号用コネクタを配設し、各種流体の
移動および/または圧力の伝播と、光信号の伝送を同時
に行えるように構成したものである。上記光信号伝送機
能付き流体配管の場合、流体は当該配管内を流れ、ある
いは圧力伝播する。一方、光信号は送信側のコネクタ部
から同配管内に導入され、当該管内周面を反射しながら
受信側へ伝播していく。したがって、この光信号伝送機
能付き流体配管によれば、各種流体の移動および/また
は圧力の伝播と光信号の伝送を同一管で同時に行うこと
ができるので、流体用配管と光信号伝送路の二重の配設
が不要となり、各種流体の配管系と光信号伝送路を同一
ラインで簡潔に構成することが可能となる。また、この
光信号伝送機能付き流体配管の配管部品は、流体配管に
接続可能で、かつ流体の流通路と光信号取付け部を有
し、流体通路と光信号伝送路を共通して使用できるの
で、構造的にも比較的簡単でかつコンパクトに構成でき
る。さらに、光/電気信号コンバーターを配管部品に組
込むことによって、露出するのは電気信号ケーブルだけ
となり作業性がよく、また上水道配管に光/電気信号コ
ンバーターなどを接続することにより水道配管網を通信
ネットワーク網として利用することが可能となる。
能付き流体配管の第1の実施例を示す要部の縦断面図、
図2は同じく本発明の第2の実施例を示す要部の縦断面
図、図3は同じく本発明の第3の実施例を示す要部の縦
断面図、図4は同じく本発明の第4の実施例を示す要部
の縦断面図、図5は同じく本発明の第5の実施例を示す
要部の縦断面図、図6は同じく本発明の第6の実施例を
示す要部の縦断面図、図7は同じく本発明の第7の実施
例を示す要部の縦断面図、図8は同じく本発明の第8の
実施例を示す要部の縦断面図であり、1、11、21、
31、41、51、61、71は光/流体ハイブリッド
コネクタ、1−1、11−1、21−1、31−1、4
1−1、51−1、61−1、71−1はコネクタ本
体、1−2、11−2、21−2、71−2は導管、1
−3、71−3、71−13は締付けナット、11−3
は締付けリング、21−3、61−3はアイジョイン
ト、1−4、11−4、21−4はスリーブ、31−
4、41−4、51−4、61−4、71−4は光/電
気コンバーター、1−5、11−5、21−5、31−
5、41−5、51−5、61−5、71−5は締結用
ナット、1−6、11−6、21−6は光ファイバー、
31−6、41−6、51−6、61−6、71−6は
電気ケーブル、1−7、11−7、21−7はプラグ、
71−7は六角穴付プラグ、1−8、11−8、21−
8は押圧用リング、1−9、11−9、21−9はベア
リング、1−10、11−10、21−10はコイルス
プリング、2、12、72は反射部材(ミラーコー
ン)、3は継手部、Gはガスケットである。
は、フレア付き導管1−2の流体入口側端部に光信号送
信用の光/流体ハイブリッドコネクタ1を配設した構成
となしたもので、その構造は内部に導管1−2と同一管
軸方向に貫通する流路1−1aと、該流路1−1aと直
角方向に連通する流路1−1bが穿設されたコネクタ本
体1−1の一端側に、予め締付けナット1−3を外嵌し
たフレア付き導管1−2を接続する。その際、締付けナ
ット1−3を締込むと導管1−2のフレア部1−2aが
締付けナット1−3の押圧面1−3aとコネクタ本体1
−1の受圧面1−1c間に挟圧圧縮されて気密に接続さ
れる。
反対側には、ガスケットGを介して光信号送受信用のス
リーブ1−4を内嵌し、その外側に締結用ナット1−5
を螺合してスリーブ1−4を締付け、さらに該締結用ナ
ット1−5に光ファイバー1−6をプラグ1−7にて接
続する。その際、光ファイバー1−6はプラグ1−7内
に収納されたベアリング1−9と、予め光ファイバー1
−6に一体に取着した押圧用リング1−8間に内装した
コイルスプリング1−10にてスリーブ1−4に一定接
触圧力で圧接する。なお図面は省略しているが、導管1
−2ので流体出口側には上記と同じ構成の光信号送受信
用の光/流体ハイブリッドコネクタが配設されている。
1を備えた光信号伝送機能付き流体配管において、光/
流体ハイブリッドコネクタ1のコネクタ本体1−1を流
体送給用の継手部3に接続すると、例えばブレーキオイ
ル等の流体の移送と光信号の送信を同時に行うことがで
きる。この時、流体はコネクタ本体1−1の流路1−1
a、1−1bを通り導管1−2内を流れ、一方、光信号
は光/流体ハイブリッドコネクタ1に接続した光ファイ
バー1−6よりスリーブ1−4を介してコネクタ本体1
−1の流路1−1aより同じ導管1−2内を管内周面を
反射しながら受信側へ伝播していく。
体配管は、導管11−2の両端部に光信号送信用と受信
用の光/流体ハイブリッドコネクタ11を配設した構成
となしたもので、その構造は前記と同様の内部に導管1
1−2と同一管軸方向に貫通する流路11−1aと、該
流路11−1aと直角方向に連通する流路11−1bが
穿設されたコネクタ本体11−1の一端側に、予め締付
けリング11−3を外嵌した導管11−2の入口側端部
を接続する。コネクタ本体11−1の接続側端部の外周
には抜け止めのために鋸歯状の凹凸部11−1cを形成
し、この凹凸部に導管11−2を外嵌し締付けリング1
1−3により締付けて導管11−2の内周面を鋸歯状の
凹凸部11−1cに食い込ませている。
2と反対側には、当該コネクタ本体11−1内にガスケ
ットGを介して内嵌した光信号送信用のスリーブ11−
4を内嵌し、当該コネクタ本体11−1内に螺合せしめ
た締結用ナット11−5にて締付けて前記スリーブ11
−4を固定し、光ファイバー接続用のプラグ11−7を
コネクタ本体11−1に螺合する。プラグ11−7内に
収納されている光ファイバー1−6は、前記と同様該プ
ラグ内のベアリング1−9と、予め光ファイバー11−
6に一体に取着した押圧用リング11−8間に内装した
コイルスプリング11−10にてスリーブ11−4に一
定接触圧力で圧接する。なお本実施例においても、前記
と同様図面は省略しているが、導管11−2の出口側に
は上記と同じ構成の光信号送受信用の光/流体ハイブリ
ッドコネクタが配設されている。
ドコネクタ11を備えた光信号伝送機能付き流体配管の
場合も、光/流体ハイブリッドコネクタ11のコネクタ
本体11−1を流体送給用の継手部3に接続すると、燃
料等の流体の移送と光信号の送信を同時に行うことがで
きる。この時、流体はコネクタ本体11−1の流路11
−1a、11−1bを通り導管11−2内を流れ、一
方、光信号は光/流体ハイブリッドコネクタ11に接続
した光ファイバー11−6よりスリーブ11−4を介し
てコネクタ本体11−1の流路11−1aより同じ導管
11−2内を管内周面を反射しながら受信側へ伝播して
いく。
は、コネクタ本体にアイボルトを採用したもので、その
構成は内部に長手方向に設けた流路21−1aと、胴体
部に前記流路21−1aと直角方向に穿設した通孔21
−1bを有するコネクタ本体21−1に、前記通孔21
−1bを囲むように当該胴体部にアイジョイント21−
3を外嵌し、該アイジョイント21−3に突設した筒体
部21−3aに導管21−2を溶接やろう付けなどによ
り直に接続する。一方、コネクタ本体21−1の頭部に
は、ガスケットGを介して光信号送信用のスリーブ21
−4を内嵌し、かつ該スリーブの外側内部に螺合した締
結用ナット21−5をカラー21−11を介して光ファ
イバー21−6を挿入するとともに、コネクタ本体21
−1にプラグ21−7を螺着する。この時、光ファイバ
ー21−6は前記と同様、プラグ21−7内に収納され
たベアリング21−9と、予め光ファイバー21−6に
一体に取着した押圧用リング21−8間に内装したコイ
ルスプリング21−10にてスリーブ21−4に一定接
触圧力で圧接する。また、コネクタ本体21−1内に
は、光ファイバー21−6より送信される光信号を直角
に方向転換して導管21−2内へ伝送するための反射部
材(ミラーコーン)2を通孔21−1bの付近に配置し
ている。この反射部材は円柱体2aの外周に4個の圧入
用爪2bが等間隔に突設され、円柱体2aの先端部に円
錐状の反射部2cが設けられている。なお本実施例にお
いても、前記と同様図面は省略しているが、導管21−
2の出口側には上記と同じ構成の光信号送受信用の光/
流体ハイブリッドコネクタが配設されている。
ドコネクタ21を備えた光信号伝送機能付き流体配管の
場合は、この光/流体ハイブリッドコネクタ21のコネ
クタ本体21−1の光ファイバー21−6側と反対側を
継手部3に接続する。その際、コネクタ本体21−1の
胴体部に外嵌したアイジョイント21−3と継手部3と
の間と、コネクタ本体21−1の頭部とアイジョイント
21−3との間に、ガスケットGを介在させてコネクタ
本体21−1を継手部3に接続する。継手部3側よりコ
ネクタ本体21−1内に流入した流体は、流路21−1
a内の反射部材2の部分を通過し通孔21−1bよりア
イジョイント21−3内に入り導管21−2へと流れ
る。一方、光信号は光/流体ハイブリッドコネクタ21
に接続した光ファイバー21−6よりスリーブ21−4
を介してコネクタ本体21−1の流路21−1a内に入
ると同時に、流路21−1a内の反射部材2に反射して
直角に方向転換されて通孔21−1bよりアイジョイン
ト21−3内に入り、導管21−2内を管内周面を反射
しながら受信側へ伝播していく。
付き流体配管は、光信号送信用のスリーブ1−4、11
−4、21−4に替えて、デジタル信号用の電気ケーブ
ル31−6、41−6、51−6、61−6、71−6
が接続された光/電気信号コンバーター31−4、41
−4、51−4、61−4、71−4を用いて光信号を
伝送する方式を例示したもので、図4に示す光信号伝送
機能付き流体配管は、光信号送信用の光/流体ハイブリ
ッドコネクタ31に光/電気信号コンバーター31−4
を組込んだ構成となしたもので、その構造は内部に流路
31−1aと、該流路31−1aと直角方向に連通する
流路31−1bが穿設されたコネクタ本体31−1の一
端側にガスケットGを介して光/電気信号コンバーター
31−4を内嵌し、その外側に締結用ナット31−5を
螺合して光/電気信号コンバーター31−4を締付けて
接続した構造となしたもので、この場合光/電気信号コ
ンバーター31−4は電気ケーブル31−6に接続され
ているので、外部に露出するのは電気ケーブル31−6
だけとなり、組付けが極めて簡単かつ迅速にできる。な
お図面は省略しているが、本実施例においてもコネクタ
本体31−1の反対側に接続される導管の流体出口側に
は上記と同じ構成の光信号送受信用の光/流体ハイブリ
ッドコネクタ31が配設されている。
31を備えた光信号伝送機能付き流体配管の場合も、前
記と同様、光/流体ハイブリッドコネクタ31のコネク
タ本体31−1を流体送給用の継手部3に接続すると、
燃料等の流体の移送と光信号の送信を同時に行うことが
できる。この時、流体はコネクタ本体31−1の流路3
1−1a、31−1bを通りそれぞれの方向へ流れる。
一方、光信号は光/流体ハイブリッドコネクタ31に接
続した電気ケーブル31−6および光/電気信号コンバ
ーター31−4を介してコネクタ本体31−1の流路3
1−1aより同じ導管内を管内周面を反射しながら受信
側へ伝播していく。
は、前記図4に示すものと同様、光信号送信用の光/流
体ハイブリッドコネクタ41に光/電気信号コンバータ
ー41−4を組込んだ構成となしたもので、その構造は
内部に流路41−1aと、該流路41−1aと直角方向
に連通する流路41−1bが穿設されたコネクタ本体4
1−1の一端側にガスケットGを介して光/電気信号コ
ンバーター41−4を直接流路41−1aに内嵌し、そ
の外側に締結用ナット41−5を螺合して光/電気信号
コンバーター41−4を締付けて接続した構造となした
もので、この場合も前記と同様、光/電気信号コンバー
ター41−4は電気ケーブル41−6に接続されている
ので、外部に露出するのは電気ケーブル41−6だけと
なり、組付けが極めて簡単かつ迅速にできる。なお図面
は省略しているが、本実施例においてもコネクタ本体4
1−1の反対側に接続される導管の流体出口側には上記
と同じ構成の光信号送受信用の光/流体ハイブリッドコ
ネクタ41が配設されている。
41を備えた光信号伝送機能付き流体配管の場合も、前
記と同様、光/流体ハイブリッドコネクタ41のコネク
タ本体41−1を流体送給用の継手部3に接続すると、
燃料等の流体の移送と光信号の送信を同時に行うことが
できる。この時、流体はコネクタ本体41−1の流路4
1−1a、41−1bを通りそれぞれの方向へ流れる。
一方、光信号は光/流体ハイブリッドコネクタ41に接
続した電気ケーブル41−6および光/電気信号コンバ
ーター41−4を介してコネクタ本体41−1の流路4
1−1aより同じ導管内を管内周面を反射しながら受信
側へ伝播していく。
は、光信号送信用の光/流体ハイブリッドコネクタ51
の流路内に光/電気信号コンバーター51−4を組込ん
だ構成となしたもので、その構造は内部に流路51−1
aと、該流路51−1aと直角方向に連通する流路51
−1bが穿設されたコネクタ本体51−1の流路51−
1aの一端側の内部にガスケットGを介して光/電気信
号コンバーター51−4を組込み、流路51−1aに螺
合した締結用ナット51−5を締付けて光/電気信号コ
ンバーター51−4を接続した構成となしたもので、こ
の場合も前記と同様、光/電気信号コンバーター51−
4は電気ケーブル51−6に接続されているので、外部
に露出するのは電気ケーブル61−6だけとなり、組付
けが極めて簡単かつ迅速にできる。なお図面は省略して
いるが、本実施例においてもコネクタ本体51−1の反
対側に接続される導管の流体出口側には上記と同じ構成
の光信号送受信用の光/流体ハイブリッドコネクタ51
が配設されている。
51を備えた光信号伝送機能付き流体配管の場合も、前
記と同様、光/流体ハイブリッドコネクタ51のコネク
タ本体51−1を流体送給用の継手部3に接続すると、
燃料等の流体の移送と光信号の送信を同時に行うことが
できる。この時、流体はコネクタ本体51−1の流路5
1−1a、51−1bを通りそれぞれの方向へ流れる。
一方、光信号は光/流体ハイブリッドコネクタ51に接
続した電気ケーブル51−6および光/電気信号コンバ
ーター51−4を介してコネクタ本体51−1の流路5
1−1aより同じ導管内を管内周面を反射しながら受信
側へ伝播していく。
は、前記図3に示すものと同様のコネクタ本体にアイボ
ルトを採用し、光信号送信用の光/流体ハイブリッドコ
ネクタ61に光/電気信号コンバーター61−4を組込
んだ構成となしたもので、その構成は内部に長手方向に
設けた流路61−1aと、胴体部に前記流路61−1a
と直角方向に穿設した通孔61−1bを有するコネクタ
本体61−1に、前記通孔61−1bを囲むように当該
胴体部にアイジョイント61−3を外嵌し、該アイジョ
イント61−3に突設した筒体部61−3aに導管61
−2を溶接やろう付けなどにより直に接続している。一
方、コネクタ本体61−1の頭部には、電気ケーブル6
1−6に接続された光/電気信号コンバーター61−4
をガスケットGを介して内嵌し、その内側に締結用ナッ
ト61−5を螺合して光/電気信号コンバーター61−
4を締付けて接続した構造となし、かつコネクタ本体6
1−1内には、電気ケーブル61−6より光/電気信号
コンバーター61−4を介して送信される光信号を直角
に方向転換して導管61−2内へ伝送するための反射部
材(ミラーコーン)12を通孔61−1bの付近に位置
するように光/電気信号コンバーター61−4に装着し
ている。この反射部材12は円柱体12aとこの円柱体
の先端部に設けた円錐状の反射部2bとからなってい
る。この光信号伝送機能付き流体配管の場合も、光/電
気信号コンバーター61−4は電気ケーブル61−6に
接続されているので、外部に露出するのは電気ケーブル
61−6だけとなり、組付けが極めて簡単かつ迅速にで
きる。なお本実施例においても、前記と同様図面は省略
しているが、コネクタ本体51−1の反対側に接続され
る導管の流体出口側には上記と同じ構成の光信号送受信
用の光/流体ハイブリッドコネクタ61が配設されてい
る。
ドコネクタ61を備えた光信号伝送機能付き流体配管の
場合も、前記図3に示すものと同様、光/流体ハイブリ
ッドコネクタ61のコネクタ本体61−1の光/電気信
号コンバーター61−4側と反対側を継手部3に接続す
る。継手部側よりコネクタ本体61−1内に流入した流
体は、流路61−1a内の反射部材12の部分を通過し
通孔61−1bよりアイジョイント61−3内に入り導
管61−2へと流れる。一方、光信号は光/流体ハイブ
リッドコネクタ61に接続した光/電気信号コンバータ
ー61−4を介してコネクタ本体61−1の流路61−
1a内に入ると同時に、流路61−1a内の反射部材1
2に反射して直角に方向転換されて通孔61−1bより
アイジョイント61−3内に入り、導管61−2内を管
内周面を反射しながら受信側へ伝播していく。
は、導管の途中に光信号送受信用の光/流体ハイブリッ
ドコネクタ71を配設した構成となしたもので、その構
造は内部に導管71−2と同一管軸方向に貫通する流路
71−1aと、該流路71−1aと直角方向に連通する
流路71−1bが穿設され、流路71−1bと対向する
側に反射部材72を取付けるボス部71−1dが設けら
れたコネクタ本体71−1の両端部に、予め締付けナッ
ト71−3、71−13を外嵌したフレア付き導管71
−2を接続する。その際、締付けナット1−3を締込む
と導管71−2のフレア部71−2aが締付けナット7
1−3、71−13の押圧面71−3a、71−13a
とコネクタ本体71−1の受圧面71−1c間に挟圧圧
縮されて気密に接続される。
1bには、ガスケットGを介して光/電気信号コンバー
ター71−4を内嵌し、その外側に締結用ナット71−
5を螺合して光/電気信号コンバーター71−4を締付
けて接続するとともに、電気ケーブル71−6より光/
電気信号コンバーター71−4を介して送受信される光
信号を直角に方向転換して、導管71−1の両端部に接
続されている導管71−2内へ伝送するための反射部材
(ミラーコーン)72を、前記ボス部71−1dに螺合
した六角穴付きプラグ71−7にて取付けている。この
光信号伝送機能付き流体配管の場合も、光/電気信号コ
ンバーター71−4は電気ケーブル71−6に接続され
ているので、外部に露出するのは電気ケーブル71−6
だけとなり、組付けが極めて簡単かつ迅速にできる。
ドコネクタ71を備えた光信号伝送機能付き流体配管の
場合、光信号は光/流体ハイブリッドコネクタ71の中
央部に接続した光/電気信号コンバーター71−4から
発信され、流路71−1a内の反射部材72に反射して
直角に方向転換されて、コネクタ本体71−1の流路7
1−1a内に入ると同時に、コネクタ本体71−1内の
管内周面を反射しながら両方の導管71−2側へ伝播し
ていき、コネクタ本体71−1の両端部に接続されてい
る導管71−2内を管内周面を反射しながら受信側へ伝
播していくとともに、流路71−1a内を伝播してきた
光信号が光/電気信号コンバーター71−4にて電気信
号に変換されて電気ケーブル71−6に出力される。な
お、コネクタ本体71−1および導管71−2内には流
体が流れていることはいうまでもない。
送機能付き流体配管を例えば自動車の燃料系に用いる場
合には、リアーのタンク部からフロントのエンジンルー
ム内への燃料配管を本発明の光信号伝送機能付き流体配
管で構成し、この流体配管によりエンジンに燃料を圧送
すると同時に、リア側の諸情報(燃料残量、燃料圧力、
燃料温度、CD、MDなどの情報、カーナビなどの情
報、後部カメラからの情報、車間距離、後部障害物距離
等)を光信号により制御系へ伝送することができる。ま
た、本発明の光信号伝送機能付き流体配管をブレーキ配
管に用いた場合には、圧力伝播の外に光情報としてタイ
ヤ回転速度、タイヤ温度、タイヤ振動、ドラム・ディス
ク・パッドの摩耗量と温度、タイヤ空気圧、ベアリング
の温度および振動等を同一配管にて制御系へ伝送するこ
とができる。さらに、例えばガスや水道配管路を本発明
の光信号伝送機能付き流体配管で構成し、各流体配管路
の途中に流量計測器を適当な間隔を置いて配置すること
により、流量計測器間の流量を計測することができるの
みならず、流体の漏洩がどの区間で生じているかなども
地上で簡単かつ的確に検知できる。さらに、光ファイバ
ーが内蔵された電気ケーブルに接続された光/電気信号
コンバーターを用いた図4〜図8に示す構成の光信号伝
送機能付き流体配管を例えば上水道に配管した場合に
は、水道配管網が通信ネットワーク網となり、新たな通
信ケーブルの引き込みの必要がなくなる。
高反射性能を有するものが好ましく、金属配管としては
例えば電縫管の場合はブライト仕上げをした帯材を用い
て造管したもの、シームレス管の場合はプラグを用いて
伸管加工を施したもの、あるいは前記導管の内周面を鏡
面加工したり、内周面に光沢めっきや樹脂コートを施し
たものなどが好適であり、また樹脂管としてゴムホース
を用いる場合は樹脂チューブを内管として重合したもの
などが好適である。
送機能付き流体配管は、各種流体の移送や圧力の伝播と
光信号の伝送を同一配管で同時に行うことができるの
で、燃料や潤滑油等の各種液体と、ガス、空気などの各
種気体の送給、圧力の伝播と、各種電子機器の自動制御
や計測制御等の通信システムに用いられる光信号の伝送
を同一ラインで実施することが可能となり、各種流体の
配管系と光信号伝送路を簡潔に構成することが容易とな
ると共に、その配管部品も流体配管に簡単に接続可能
で、かつ流体の流通路と光信号取付け部を有し、流体通
路と光信号伝送路を共通して使用できるので、構造的に
も比較的簡単でかつコンパクトに構成できることによ
り、配管スペースが制約されるような場所にも簡単に対
応できるとともに、設備費などの低減もはかられ、また
保守点検も容易となるなど、自動車、船舶、鉄道車両、
航空機等の分野に多大な効果を奏する。また、光/電気
信号コンバーターを用いることにより、配管部品の組立
てをより簡易迅速に行うことができるのみならず、水道
配管網を通信ネットワーク網として利用することが可能
となることにより、CATVなどのような各戸に光ファ
イバーなどの通信ケーブルを引き込む必要がなくなり、
その有用性は極めて大きい。
1の実施例を示す要部の縦断面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
流体ハイブリッドコネクタ 1−1、11−1、21−1、31−1、41−1、5
1−1、61−1、71−1 コネクタ本体 1−2、11−2、21−2、71−2 導管 1−3 締付けナット 11−3 締付けリング 21−3、61−3 アイジョイント 1−4、11−4、21−4 スリーブ 31−4、41−4、51−4、61−4、71−4
光/電気コンバータ 1−5、11−5、21−5、31−5、41−5、5
1−5、61−5、71−5 締結用ナット 1−6、11−6、21−6 光ファイバー 31−6、41−6、51−6、61−6、71−6
電気ケーブル 1−7、11−7、21−7 プラグ 71−7 六角穴付きプラグ 1−8、11−8、21−8 押圧用リング 1−9、11−9、21−9 ベアリング 1−10、11−10、21−10 コイルスプリング 2、12、72 反射部材 3 継手部 G ガスケット
Claims (3)
- 【請求項1】 流体の移動および/または圧力の伝播並
びに光信号の伝送を同一管体内で同時に行うことが可能
な流体配管であって、流体の流出入口が設けられた管体
の両端部にそれぞれ送信用および/または受信用の光信
号用コネクタが配設されていることを特徴とする光信号
伝送機能付き流体配管。 - 【請求項2】 流体の移動および/または圧力の伝播並
びに光信号の伝送を同一管体内で同時に行うことが可能
な流体配管の配管部品であって、前記流体配管に接続可
能で、かつ流体の流通路と光信号取付け部を有し、前記
流通路と該光信号取付け部間で光信号が伝送可能である
ことを特徴とする光信号伝送機能付き流体配管の配管部
品。 - 【請求項3】 流体の移動および/または圧力の伝播並
びに光信号の伝送を同一管体内で同時に行うことが可能
な流体配管の配管部品であって、前記流体配管に接続可
能で、かつ流体の流通路と光信号取付け部を有し、前記
光信号取付け部に電気信号ケーブルに接続された光/電
気信号コンバーターが組込まれ、前記流通路と該光信号
取付け部間で光信号が伝送可能であることを特徴とする
光信号伝送機能付き流体配管の配管部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000158248A JP4360740B2 (ja) | 1999-05-27 | 2000-05-29 | 光信号伝送機能付き流体配管およびこの配管部品 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14882099 | 1999-05-27 | ||
JP11-148820 | 1999-05-27 | ||
JP2000158248A JP4360740B2 (ja) | 1999-05-27 | 2000-05-29 | 光信号伝送機能付き流体配管およびこの配管部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001050500A true JP2001050500A (ja) | 2001-02-23 |
JP4360740B2 JP4360740B2 (ja) | 2009-11-11 |
Family
ID=26478889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000158248A Expired - Fee Related JP4360740B2 (ja) | 1999-05-27 | 2000-05-29 | 光信号伝送機能付き流体配管およびこの配管部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4360740B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013031606A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Ricoh Co Ltd | ファイバースコープ |
JP2016533652A (ja) * | 2013-05-28 | 2016-10-27 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation | 光送信媒体を有する冷却流体導管を備える流体冷却電子回路装置 |
JP2021067113A (ja) * | 2019-10-25 | 2021-04-30 | 鹿島建設株式会社 | データ伝送システム |
CN115362927A (zh) * | 2022-08-29 | 2022-11-22 | 浙江大学 | 一种植株无土栽培水肥一体化管道堵塞预警系统及方法 |
-
2000
- 2000-05-29 JP JP2000158248A patent/JP4360740B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013031606A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Ricoh Co Ltd | ファイバースコープ |
JP2016533652A (ja) * | 2013-05-28 | 2016-10-27 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation | 光送信媒体を有する冷却流体導管を備える流体冷却電子回路装置 |
JP2021067113A (ja) * | 2019-10-25 | 2021-04-30 | 鹿島建設株式会社 | データ伝送システム |
JP7316188B2 (ja) | 2019-10-25 | 2023-07-27 | 鹿島建設株式会社 | データ伝送システム |
CN115362927A (zh) * | 2022-08-29 | 2022-11-22 | 浙江大学 | 一种植株无土栽培水肥一体化管道堵塞预警系统及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4360740B2 (ja) | 2009-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100432638C (zh) | 雷达料位计的料位测定天线装置 | |
KR101531648B1 (ko) | 초음파 유량계 | |
RU2239162C2 (ru) | Измеритель расхода жидкости типа трубки пито с датчиком температуры | |
US4742717A (en) | Gas flow rate measuring device | |
CN100578162C (zh) | 一种超声波流量测量装置 | |
WO2006127206A3 (en) | Cotdr arrangement for an undersea optical transmission system comprising multiple cable stations and multiple transmission segments | |
JP4360740B2 (ja) | 光信号伝送機能付き流体配管およびこの配管部品 | |
CN101273257B (zh) | 具有声压传感器的压力变送器 | |
US7325463B2 (en) | Fluid sensor assembly | |
CN218766311U (zh) | 一种多通道气动压力测试管路快速接头装置 | |
CN209295947U (zh) | 一种有效检验管子安装精度的检验装置 | |
CN202382901U (zh) | 高压温压管路介质测量装置 | |
CN215061363U (zh) | 一种具有监测温湿度和漏水烟雾报警功能的环境监测设备 | |
CN110514867B (zh) | 一种应用于舰船用压差测速的压差集成装置 | |
RU2764063C1 (ru) | Датчик газа, включающий в себя оптоволоконный соединитель | |
CN208180694U (zh) | 气门嘴延长管 | |
CN114215634A (zh) | 一种横置前排增压发动机twc及gpf紧耦合热端催化器 | |
CN214471325U (zh) | 一种噪声测量装置 | |
CN215518916U (zh) | 一种带有快速连接接头的超声波检测管 | |
JPH05187898A (ja) | 流量計及びパイプライン | |
JP2018512546A (ja) | 複合フィールド装置フランジ | |
JP4253073B2 (ja) | ガス測定用のパイプ接続用コネクタ | |
CN216386316U (zh) | 一种rde试验通用尾气连接工装 | |
CN112524359B (zh) | 一种集成光纤光栅的智能轴向挤压式管接头 | |
RU2042137C1 (ru) | Многоканальный аэрометрический преобразователь |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070528 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080527 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080530 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090803 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090811 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090811 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |