JP7315894B2 - 車両のステップ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車体にステップが配置される車両のステップ装置に関する。
最低地上高さの高い車両は、車体の床位置が高くなる。このため、同車両は、乗降口からの乗降性が損なわれやすい。
そこで、こうした車両では乗員の乗降を支援するため、乗降口の下側にステップを設けて、乗員の乗降性を図ることが行われている。
ステップ装置には、ステップが邪魔とならないようステップを可動させる可動式がある。具体的には、車体下面の格納位置にステップを格納させ、ステップの利用時に同ステップが乗降口の下側から外側の乗降位置まで変位可能とした構造をいう。
こうした可動式のステップ装置には、リンク機構を用いて、ステップを格納位置から乗降位置まで変位させる構造がある(特許文献1などを参照)。
特開昭58―39543号公報
ところで、ステップ装置のリンク機構は、複数のリンク部材間を節部により回動可能に支持されるが、車両のステップ装置に適用する場合、ステップは大形の部品で、乗降の際、ステップに加わる荷重によるねじれで節部において芯ずれが生じやすいため、ステップの可動に影響を与えるおそれがある。
そこで、ステップ装置に適用されるリンク機構には、「しまり嵌め」構造の節部でなく、芯ずれの許容が可能な「すきま嵌め」構造の節部、具体的にはリンク部材間に挿通されるリンクシャフトと、リンク部材に支持されてリンクシャフトに遊動嵌合されるブッシュ(すべり軸受)とを組み合わせた節部が検討されるようになった。
しかしながら、リンクシャフトと遊動嵌合されるブッシュは、リンクシャフトの外周面とブッシュの内面との間に微小なクリアランス(隙間)が有る。
このため、雨天走行時や洗車時などで、車体下面の配置されたリンク機構が被水した場合、リンク部材を伝わる水や前輪から飛び散る水などが、リンクシャフトの外周面を伝わり、リンクシャフトとブッシュとの間の微小なクリアランスへ侵入することがある(毛細管現象による)。
こうした水の侵入は、低外気温下で車両が放置された場合、リンクシャフトとブッシュ間で氷結を招き、ステップ装置の作動不良を生じさせるおそれがある。
そこで、本発明の目的は、リンクシャフトとブッシュ間へ水が侵入することを要因としたステップ装置の作動不良が防げる車両のステップ装置を提供することにある。
本発明の態様は、車体に配置され乗員の乗降を支援するステップと、車体の下面に設けられステップを車体下面の格納位置と車体から張り出した乗降位置との間を変位可能に支持するリンク機構とを有し、リンク機構が、複数のリンク部材と、同リンク部材間を回動可能に支持する節部とを有する車両のステップ装置であって、節部は、リンク部材間に挿通されるリンクシャフトと、リンク部材に支持されリンクシャフトと遊動嵌合されるブッシュとを有して構成され、リンクシャフトは、少なくともブッシュの端部の内面に臨む外周面部分と当該ブッシュの端部から外側のブッシュ近傍の外周面部分との間に渡り設けたはっ水層を有し、ブッシュは、平板を筒形に曲成して端部同士を突き合わせて形成され、ブッシュが、ステップの格納状態において、筒形の突合せ部が下向きとなるよう位置決められるものとした。
本発明によれば、たとえ雨天走行や洗車などで、車体下面のリンク機構が被水して、リンクシャフトの外周面から、水がリンクシャフトとブッシュとの間のクリアランスへ侵入することがあっても、リンクシャフトの外周面上にははっ水層が設けられているため、ブッシュへ向かうとする水は、はっ水層のはっ水効果により、リンクシャフトの外側やブッシュの外側へはじかれる。
また、ブッシュの突合せ部を、水がかかりにくい下側にする。
これにより、リンクシャフトとブッシュ間への水の侵入が防げ、リンクシャフトとブッシュ間における氷結を防ぐことができる。
それ故、リンクシャフトとブッシュ間へ水が侵入することを要因としたステップ装置の作動不良を防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る態様となるサイドステップ装置が装着された車両を、ステップの格納状態、ステップの乗降状態と共に示す斜視図。 ステップ装置のフロントリンク機構を、ステップと共に示す側面図。 同フロントリンク機構、ステップを車両下側から見た斜視図。 同フロントリンク機構の主要部を分解した斜視図。 ステップ装置のリヤリンク機構、ステップを車両下側から見た斜視図。 同リヤリンク機構の主要部を分解した斜視図。 図2中の矢視A-A線に沿う断面図。
以下、本発明を図1から図7に示す一実施形態にもとづいて説明する。
図1は、例えば1BOX車と称される車両1の一部の外観を示していて、図1(a),(b)中の符号2は、同車両1の車体を示している。
車体2の左右両側(運転席側、助手席側)には、フロント乗降口5、同フロント乗降口5を開閉するヒンジ式のフロントドア5a、リヤ乗降口7、リヤ乗降口7を開閉するがスライド式のリヤドア7aが設けられる(いずれも片側しか図示していない)。
つまり、乗員(図示しない)が、フロント乗降口5、リヤ乗降口7を通じ、車内である車室空間(図示しない)や車外である外部へ乗降できるようにしている。
また図1および図2に示されるように車体2の下面には、助手席側のフロント乗降口5およびリヤ乗降口7の下側に位置して、ステップ装置21が設けられている。ステップ装置21は、例えばフロント乗降口5からリヤ乗降口7までに渡る全長をもつサイドステップ23(本願のステップに相当)を有している。
サイドステップ23は、例えばアルミ合金製の帯板形のプレート部材で構成される。
このサイドステップ23の長手方向両端側(フロント側、リヤ側)が一対のリンク機構、具体的には例えば図3および図4に示される4節のフロントリンク機構25a(本願のリンク機構に相当)や、図5および図6に示されるフロントリンク機構25aと同様の4節のリヤリンク機構25b(本願のリンク機構に相当)を介して、車体2の下面に支持される。
同リンク機構25a,25bにより、図2に示されるようにサイドステップ23が、車体下面に設定した格納位置Aと、フロント乗降口5およびリヤ乗降口7の側方へ張り出した乗降位置Bとの間を変位(上下スイング)されるようにしている。
例えば図2~図4に示されるようにフロントリンク機構25aは、サイドステップ23の基端側から車幅方向内側へ延びる二股形のリンクアーム27や、アーム長の異なる二種類の中間リンク29,31や、C字形断面のリンクブラケット33など、複数のリンク部材をもつ。
ちなみに、例えば中間リンク29は、一方の端部に二股部29aを有し、他方の端部にボス部29bを有した平板状のリンクが用いられ、中間リンク31は、両端部にボス部31aを有し、ボス部31a,31a間(中間部)に開放部(図示しない)を有した平板状のリンクが用いられる。
このうちリンクブラケット33は、図2および図3に示されるように同ブラケット33の前後両側へそれぞれ張り出した二対の取付脚35,37を介して、車体2の骨格部材をなす車幅方向最外側を通るサイドシル11や、サイドシル11の内側を通るサイドフレーム13の下面に固定、例えばボルト部材41にて締結される。
ちなみに、サイドシル11、サイドフレーム13は、車両前後方向に沿って設けられる骨格部材で、図3,5中の符号15は、サイドフレーム13間に設けられるクロスメンバを示している。
リンクブラケット33の前端側の側壁34間に、中間リンク29の二股部29a、中間リンク31の一方のボス部31aが並んで嵌挿される。そして、リンクブラケット33の一対の側壁34と、二股部29aをなす側壁30や、ボス部31aとが、それぞれ節部39を介して回動自在に支持される。
残る中間リンク29のボス29bや中間リンク31のボス部31aは、リンクアーム27の二股部27a内に並んで嵌挿される。そして、同様にリンクアーム27の二股部27aと、中間リンク29のボス部29bや、中間リンク31のボス部31aとが、それぞれ節部39を介して回動自在に支持され、車体下面に4節のリンク機構を配置している。
他方、リヤリンク機構25bは、図5および図6に示されるようにリンクブラケット33に電動モータを駆動源とした駆動ユニット43を設置して、中間リンク29の節部39を駆動力の伝達に用いる構造としただけで、残る各部は、いずれもフロントリンク機構25aと同じ構造である。
こうしたサイドステップ23の両端側に組み付くフロントリンク機構25a、リヤリンク機構25bにより、図2中の矢印αのように車体下の格納位置Aで待機したサイドステップ23が変位、すなわちフロント乗降口5およびリヤ乗降口7の側方の乗降位置Bへ、同乗降口5,7よりも低く、かつ水平姿勢を保ちながら導ける。
ちなみに、駆動ユニット43は、図示はしないがECUに接続され、例えばドアスイッチ(図示しない)のオンオフ、すなわちフロントドア5a、リヤドア7aの開閉動に連動して、サイドステップ23が作動する構造となっている。
ところで、サイドステップ23は、大形の部品で、乗員の乗降の際、サイドステップ23が各部から加わる荷重によりねじれが生じやすくなるため、各リンク機構25a,25bの節部39では芯ずれが生じやすく、サイドステップ23の可動に影響を与えやすい。
そのため、リンク機構25a,25bの節部39には、芯ずれの許容ができる「すきま嵌め」構造が採用されている。
具体的には、リンクブラケット33と中間リンク29,31とを連結する各節部39においては、リンクブラケット33の側壁34と、中間リンク29の二股部29aの側壁30や、中間リンク31のボス部31a(一方側)との間に、それぞれ挿通されたリンクシャフト45aと、同リンクシャフト45aと遊動嵌合(すきま嵌め)される筒状のブッシュ46a(すべり軸受)との組み合わせた構造が用いられる。
リンクアーム27と中間リンク29,31とを連結する節部39においても、リンクブリンクアーム27の二股部27aと、中間リンク29のボス部29bや、中間リンク31のボス部31a(他方側)との間に、それぞれ挿通されたリンクシャフト45bと、同リンクシャフト45aと遊動嵌合(すきま嵌め)される筒状のブッシュ46b(すべり軸受)との組み合わせた構造が用いられる。
つまり、各節部39は、連結される対のリンク部材(各リンク27,29,31,33)の双方にリンクシャフト45aやリンクシャフト45bを挿通し、片側のリンク部材に設けたブッシュ46aやブッシュ46bでの「すきま嵌め」で、リンクシャフト45aやリンクシャフト45bが回動可能に支持される構造となっている。
ちなみに、リヤリンク機構25bにおいては、リンク機構25aとは異なり、駆動ユニット43から延びるモータシャフトが中間リンク29に圧入固定(挿通)される構造が採用されていて、モータシャフト自体がリンクシャフト45aを兼ねる。
そのため、図4および図6のようにモータシャフトで構成されるリンクシャフト45aにおいては、他の支持構造とは異なり、中間リンク29に設けた圧入されたモータシャフト端を、リンクブラケット33に設けたブッシュ46aでの「すきま嵌め」で回動可能に支持する構造が用いられている。
ちなみに、各リンクシャフト45a,45b(モータシャフト以外)はいずれも、例えば一端部には、つば部(図示しない)が形成され、他端部には、抜止め具、例えばEリング46が装着され、軸方向へ抜け出ることはない。
こうした車体下面の各リンク機構25a,25bのうち、各リンク機構25a,25bが被水した場合、伝わる水や飛び散る水が侵入しやすい地点に有る節部39、ここではモータシャフトを用いた部位を除く各節部39には、同節部39の内部への水の侵入を防ぐ手段が講じられている。いずれも同じ構造が用いられている。
図7には、その代表的な構造として、図2中の中間リンク31の上側の節部39の構造が挙げられている。
図7を参照して水の侵入防止構造を説明すると、これにはリンクシャフト45aの外周面のうち、少なくともブッシュ46aの端部の内面に臨む外周面部分と,同ブッシュ46aの端部から外側のブッシュ近傍の外周面部分との間に渡り連続してはっ水層49を設ける構造が用いられている。
ここでは、はっ水層49は、水をはじくはっ水剤を、リンクシャフト45aのうち、ブッシュ46a端近くの内周面と臨む外周面部分47aから、リンクブラケット33の側壁34の通孔に臨む外周面部分47bまで連続してコーティングして形成される。
これにより、リンクブラケット33の側壁34と中間リンク31のボス部31aとの間(隙間)から、ブッシュ46a内へ侵入しようとする水は、はっ水層49のはっ水効果により、ブッシュ46aはもちろん、リンクブラケット33へ侵入されにくくしている。
またブッシュ46aには、太径のリンクシャフト45aと組み合せるため、図4(b)および図6(b)に示されるように平板(図示しない)を筒形に曲成して端部同士を突き合わせた本体部51aを形成し、同本体部51aの一端部に外側へ張り出すフランジ部51bを曲成した筒状構造が用いられる。このブッシュ46a自身にも侵入する水に対する対策が施されている。
具体的にはブッシュ46aは、図2、図4および図6に示されるようにサイドステップ23の格納時(格納状態)において、筒形の本体部51aの突合せ部51cが下向きとなるよう位置決めて取り付けてある(嵌挿)。
これにより、たとえ雨天走行中、車両1の前輪1a(図1に図示)で跳ね上げた水をブッシュ46aで浴びたとしても、水の侵入を受けやすい突合せ部51cは、水のかかりにくい位置、ここでは最も水がかかりにくい姿勢となる下側、すなわち突合せ部51cが真下へ向く姿勢に位置決められている。
またブッシュ46aは、突合せ部51cを下側に配置するだけでなく、フランジ部51bには、突合せ部51cと対応するフランジ部分に、本体部51aの内面(ブッシュ内面)に達する切込み部、ここでは三角形状の切込み部51dが形成されている。むろん、他の切込み形状でもよい。
これにより、たとえ水がブッシュ46aの下側で滞留することがあっても、切込み部51dで、滞留した水の表面張力をせん断して、速やかに外部へ排出されるようにしている。つまり、水の滞留を防ぐ手段が講じられている。
つぎに、ステップ装置21の作用を説明する。
例えば車外の乗員が、リヤドア7aを開く操作を行うとする。すると、リヤドア7aの開動作に連動して、図2中の矢印αのように車体下面の格納位置Aで格納されていたサイドステップ23は、駆動ユニット43、4節のリンク機構25a,25bにより、下方へスイングされながら乗降位置Bへ至る。
これにより、乗員は、乗降位置Bに位置決められたサイドステップ23を利用して、リア乗降口7から乗車すればよい。
一方、車両の雨天走行時、例えば図7に示されるように車両1の前輪1aが跳ね上げた水hが、サイドステップ23の両端側に有るフロントリンク機構25aにかかるとする(被水)。
ここで、同水が、リンクブラケット33の側壁34と、中間リンク31のブッシュ46a端との隙間へ侵入し、リンクシャフト45aを伝わり、ブッシュ46aとリンクシャフト45aとの間(微小なクリアリンス)へ侵入することがある。
このときは、リンクシャフト45aの外周面上に設けられているはっ水層49のはっ水効果により、同水hが、リンクシャフト45aの外側やブッシュ46aの外側へはじかれる。
これにより、水hがリンクシャフト45aとブッシュ46a間(クリアランス)へ侵入するのを防げる。
このことから、低外気温下の車両放置といった環境下での水の氷結、すなわちリンクシャフト45aとブッシュ46a間での氷結が防げ、氷結を要因としたステップ装置21の作動不良を防ぐことができる。
特に、はっ水層49は、リンクシャフト45aの外周面にはっ水剤をコーティングするだけなので、簡単な構造で対処できる。
もちろん、他のリンクシャフト45bとブッシュ46b間の水の侵入についても、こうした作用効果は奏する。
しかも、平板を筒形に曲成して端部同士を突き合わせたブッシュ46a(46b)は、突合せ部51cを格納状態のとき下向きになるよう配置してあるので、雨天走行時の前輪1aから跳ね上がる水hに対しても侵入しにくく、水hの侵入防止効果を助け、氷結防止に貢献する。
そのうえ、ブッシュ46a(46b)は、外側へ張り出すフランジ部51bのうち、突合せ51cと対応する部分に切込み部51dを設けて、リンクシャフト45a(45b)とブッシュ46a(46b)間に滞留しやすい水に対しても、水の表面張力を切込み部51dでせん断して、速やかに外部へ排出されるようにしてあるので、水hの排出性は高い。
そのため、たとえ水hが侵入することがあっても、リンクシャフト45a(45b)とブッシュ46a(46b)間に残ることはなく、氷結防止に貢献する。
以上、一実施形態によれば、リンクシャフト45a、45bとブッシュ46a、46b間へ水が侵入することを要因としたステップ装置21の作動不良を防ぐことができる。
しかも、はっ水層49は、水だけでなく、泥や埃の侵入を防ぐこともでき、併せて泥や埃を要因とした異音の発生が防げる利点もある。
なお、本発明は、上述した一実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々可変して実施しても構わない。例えば一実施形態では、本発明を4節リンク機構の節部に適用したが、これに限らず、他のリンク機構の節部に本発明を適用してもよい。むろん、サイドステップに限らず、他のステップを可動するリンク機構の節部に適用してもよい。
2 車体
21 ステップ装置
23 サイドステップ(ステップ)
25a,25b フロントリンク機構,リヤリンク機構(リンク機構)
27,29,31,33 リンクアーム,中間リンク,リンクブラケット
39 節部
45a,45b リンクシャフト
46a,46b ブッシュ
49 はっ水層
51b フランジ部
51c 突合せ部
51d 切込み部

Claims (3)

  1. 車体に配置され、乗員の乗降を支援するステップと、
    前記車体の下面に設けられ、前記ステップを車体下面の格納位置と車体から張り出した乗降位置との間を変位可能に支持するリンク機構とを有し、
    前記リンク機構が、複数のリンク部材と、同リンク部材間を回動可能に支持する節部とを有する車両のステップ装置であって、
    前記節部は、前記リンク部材間に挿通されるリンクシャフトと、リンク部材に支持され前記リンクシャフトと遊動嵌合されるブッシュとを有して構成され、
    前記リンクシャフトは、少なくとも前記ブッシュの端部の内面に臨む外周面部分と当該ブッシュの端部から外側のブッシュ近傍の外周面部分との間に渡り設けたはっ水層を有し、
    前記ブッシュは、平板を筒形に曲成して端部同士を突き合わせて形成され、
    前記ブッシュが、前記ステップの格納状態において、筒形の突合せ部が下向きとなるよう位置決められる
    ことを特徴とする車両のステップ装置。
  2. 前記はっ水層は、前記リンクシャフトの外周面にはっ水剤をコーティングしてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両のステップ装置。
  3. 前記ブッシュは、筒形の端部に外側へ張り出すフランジ部を有し、
    前記突合せ部と対応するフランジ部分には切込み部を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両のステップ装置。
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