JP7314832B2 - 通信装置、通信システム、通信方法およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、通信方法およびプログラム Download PDF

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Description

本開示は、移動体通信に関する。
近年、通信モジュール(DCM:Data Communication Module)を用いて公衆通信網と
通信することができる自動車が増加している。これに関連し、特許文献1には、車載された通信モジュールと、車外から持ち込まれた通信装置のいずれかを利用して通信を行うシステムが開示されている。かかるシステムによると、通信コストや通信速度などの条件に応じて、複数の通信モジュールを切り替えて運用することができる。
特開2014-123843号公報
既存の車載通信システムにおいては、より適切な通信モジュールを動的に選択し、通信の安定性を向上させるという面において、改善の余地があった。
本開示は上記の課題を考慮してなされたものであり、複数の通信モジュールが利用可能な通信システムにおいて、通信の安定性を向上させることを目的とする。
本開示の第一の態様に係る通信装置は、
車両に常設されている車載通信モジュールと、前記車両に常設されていない通信モジュールである一つ以上の外部通信モジュールと、のいずれかを利用して、公衆通信網との通信が可能な通信装置であって、前記通信に利用する通信モジュールを選択する基準が記録された選択テーブルを記憶する記憶部と、複数の前記通信モジュールに対する評価を行い、評価結果を取得することと、前記評価の結果、および、前記選択テーブルに基づいて、通信に利用する通信モジュールを選択することと、を実行する制御部と、を有することを特徴とする。
また、本開示の第二の態様に係る通信システムは、
車両に常設されている車載通信モジュールと、前記車両に常設されていない通信モジュールである一つ以上の外部通信モジュールと、のいずれかを利用して、公衆通信網との通信が可能な通信装置と、前記通信装置に情報提供を行うサーバ装置と、を含む通信システムであって、前記サーバ装置は、前記通信装置が通信に利用する通信モジュールを選択する基準が記録された選択テーブルを記憶する第一の記憶部と、前記選択テーブルを前記通信装置に配信する第一の制御部と、を有し、前記通信装置は、前記サーバ装置から受信した前記選択テーブルを記憶する第二の記憶部と、複数の前記通信モジュールに対する評価を行い、評価結果を取得することと、前記評価の結果、および、前記選択テーブルに基づいて、通信に利用する通信モジュールを選択することと、を実行する第二の制御部と、を有することを特徴とする。
また、本開示の第三の態様に係る通信方法は、
車両に常設されている車載通信モジュールと、前記車両に常設されていない通信モジュールである一つ以上の外部通信モジュールと、のいずれかを利用して、公衆通信網との通
信が可能な通信装置が行う通信方法であって、前記通信に利用する通信モジュールを選択する基準が記録された選択テーブルを取得するステップと、複数の前記通信モジュールに対する評価を行い、評価結果を取得するステップと、前記評価の結果、および、前記選択テーブルに基づいて、通信に利用する通信モジュールを選択するステップと、を含むことを特徴とする。
また、他の態様として、上記の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
本開示によれば、複数の通信モジュールが利用可能な通信システムにおいて、通信の安定性を向上させることができる。
第一の実施形態に係るシステムの概要図。 車両および通信装置の一例を概略的に示したブロック図。 車両が移動可能なリージョンを説明する図。 選択テーブルの例を示した図。 第一の実施形態におけるマスタテーブルの例を示した図。 サーバ装置の一例を概略的に示したブロック図。 システムが有する構成要素が送受信するデータのフロー図。 通信装置が実行する処理のフローチャート。 第二の実施形態におけるマスタテーブルの例を示した図。
本実施形態に係る通信システムは、車両内のコンピューティング装置が、移動体通信網を介して外部と通信する車載通信システムである。
本実施形態に係る通信装置は、車両に常設されている車載通信モジュールと、前記車両に常設されていない通信モジュールである一つ以上の外部通信モジュールと、のいずれかを利用して、公衆通信網との通信が可能な通信装置である。
これらの通信モジュールは、異なる通信チャネルを利用して通信を行うものであれば、それぞれ異なる通信事業者を介して通信を行うものであってもよいし、それぞれ異なる通信規格を用いて通信を行うものであってもよい。
複数の通信モジュールを選択可能な車載通信システムにおいて、利用することが好ましい通信モジュールは、状況によって変わりうる。例えば、無線信号の電界強度や通信速度は、基地局と車両との位置関係、道路構造物の有無等によって常に変化する。よって、より安定した無線通信を行うためには、通信装置が、現在の状況に基づいて、利用する通信モジュールを動的に切り替えることが好ましい。
複数の通信モジュールを選択する基準(どのような状況下において、どの通信モジュールを利用するかを示した基準。以下、選択基準)は、予め定めておくことができる。しかし、同一の選択基準を利用し続けると、不都合が生じる場合がある。
例えば、同じ通信モジュールが同じ通信規格を利用して通信を行う場合であっても、国や地域によって通信事業者が変わると、通信速度や通信コストが変化する。また、国や地域によっては、特定の通信規格自体が利用できない場合がある。また、別の国や地域では、他の国や地域で既に使われなくなった通信規格が現役である場合もある。
すなわち、通信事情が異なる複数の国や地域間を車両が移動する場合、同一の選択基準を用いて通信モジュールの選択を行うと、途中で通信が行えなくなる、期待した通信速度
が得られなくなる、または、予想外の通信コストがかかるといった不都合が発生するおそれがある。
この問題に対応するため、本実施形態に係る通信装置は、通信に利用する通信モジュールを選択する基準が記録された選択テーブルを利用する。
具体的には、選択テーブルを記憶する記憶部と、複数の前記通信モジュールに対する評価を行い、評価結果を取得することと、前記評価の結果、および、前記選択テーブルに基づいて、通信に利用する通信モジュールを選択することと、を実行する制御部と、を有することを特徴とする。
本実施形態における通信装置は、複数の通信モジュールを選択的に利用し、通信を行うことができる。複数の通信モジュールは、車両に常設された車載通信モジュールと、それ以外の通信モジュールを含む。車載通信モジュールは、例えば、DCM(Data Communication Module)といった、車両に備えられた通信モジュールである。車両に常設されてい
ない通信モジュールは、例えば、モバイルルータに内蔵された通信モジュールのように、ユーザによって車両の外部から持ち込まれた通信モジュールである。
本実施形態に係る通信装置は、複数の通信モジュールのうちのどれを利用して通信を行うかを、通信モジュールに対する評価結果と、選択テーブルとを用いて決定する。
かかる構成によると、状況(例えば、車両が現在走行している国や地域など)に応じて選択テーブルを書き換えることが可能になる。すなわち、より適切な通信モジュールを選択することが可能になり、通信の安定性が向上する。
なお、前記制御部は、複数の前記通信モジュールについて、複数の基準を用いて前記評価を行うことを特徴としてもよい。
複数の基準とは、例えば、通信コスト、通信速度、および通信の可否の少なくともいずれかとすることができる。
また、前記選択テーブルは、各通信モジュールに対する前記評価の結果と、各通信モジュールの選択優先度が関連付いたテーブルであることを特徴としてもよい。
かかる構成によると、通信モジュールの選択好適度を総合的に評価することができる。
また、前記制御部は、通信を管理するサーバ装置から前記選択テーブルを受信し、更新することを特徴としてもよい。
サーバ装置が、通信装置に対して選択テーブルを配布することで、通信モジュールの選択基準をリアルタイムでアップデートすることが可能になる。
また、前記制御部は、前記サーバ装置から、前記通信装置の現在位置に対応する前記選択テーブルを受信することを特徴としてもよい。
このように構成することで、通信モジュールの選択基準を、車両の地理的位置に基づいて変えることができる。これにより、例えば、車両がいる国や地域に応じて、異なる選択基準を与えることが可能になる。
また、前記制御部は、前記通信装置が複数の領域間を遷移した場合に、前記サーバ装置から、進入先の領域に対応する前記選択テーブルを受信することを特徴としてもよい。
複数の領域は、メッシュのように同じ形状・大きさであってもよいし、任意の大きさまたは形状に設定されたものであってもよい。また、国や地域ごとに設定されたものであってもよい。領域に対応する選択テーブルを受信することで、国や地域の通信事情に応じた通信モジュールを選択することが可能になる。
以下、図面に基づいて、本開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。
(第一の実施形態)
第一の実施形態に係る通信システムの概要について、図1を参照しながら説明する。本実施形態に係る通信システムは、車両に搭載された通信装置100と、サーバ装置200と、を含んで構成される。
本実施形態に係る通信システムでは、通信装置100が、サーバ装置200に対して、自装置に関する情報(位置情報等)を送信し、サーバ装置200が、これに応答して、通信装置100が利用する選択テーブルを生成し送信する。選択テーブルは、通信装置100が通信を行う際に利用する通信モジュールの選択基準が記録されたテーブルである。通信装置100は、サーバ装置200から取得した選択テーブルに基づいて通信モジュールを選択し、広域ネットワーク(例えばインターネット)を介した通信を行う。
サーバ装置200は、例えば、通信装置100を搭載している車両の位置に基づいて選択テーブルを生成する。これにより、例えば、地域Aを走行している車両に対しては、地域Aに対応する選択テーブルを送信し、地域Bを走行している車両に対しては、地域Bに対応する選択テーブルを送信するといった対応が可能になる。
例えば、地域Aが、3Gによる通信サービスが主体である場合、地域Aを走行している車両に対し、「3Gを利用した通信モジュールを優先的に使用する」という基準が記された選択テーブルを送信することができる。また、地域Bが、5Gと4Gを併用して通信サービスを提供している場合、地域Bを走行している車両に対し、「5Gを利用した通信モジュールを第一順位、4Gを利用した通信モジュールを第二順位として使用する」という基準が記された選択テーブルを送信することができる。
すなわち、国または地域ごとの通信事情に応じて、適切な通信モジュールを選択することが可能になる。
システムの構成要素について、詳しく説明する。
図2は、図1に示した通信装置100が搭載された車両10の一例を概略的に示したブロック図である。車両10は、通信装置100,複数の通信モジュール110A~110C,および車載装置120を有して構成される。
なお、本例では通信モジュールが三つ例示されているが、利用可能な通信モジュールは、二つ、または四つ以上であってもよい。
車載装置120は、車両に搭載されたコンピュータである。車載装置120は、ナビゲーション装置であってもよいし、インフォテイメント装置であってもよい。車載装置120は、通信装置100を介して広域ネットワークとの通信を行う。
通信装置100は、後述する複数の通信モジュールを用いて、広域ネットワークにアクセスする装置である。
車両10は、複数の通信モジュール(110A,110B,110C)を有している。本実施形態では、通信モジュール110Aは、車両に常設されている通信モジュール(DCM:Data Communication Module)である。また、通信モジュール110Bおよび11
0Cは、車両に常設されていない通信モジュールである。このような通信モジュールとして、例えば、ユーザによって車内に持ち込まれた通信装置(モバイルルータや、有線接続式の通信装置)が有する通信モジュールが挙げられる。なお、通信モジュール110Aは、通信装置100に内蔵されていてもよい。本実施形態では、各通信モジュールを総称して、通信モジュール110と称する。
各通信モジュール110は、それぞれ対応する移動体通信網を利用して、広域ネットワークへのアクセスを提供する。各通信モジュール110は、それぞれ異なる通信規格を利用するものであってもよい。
なお、本例では、各通信モジュール110が、それぞれ異なる移動体通信網を利用するものとするが、各通信モジュールは、同一の移動体通信網を利用するものであってもよい。例えば、MNO(移動体通信事業者)の提供するサービスを利用する通信モジュールと、MVNO(仮想移動体通信事業者)の提供するサービスを利用する通信モジュールがあってもよい。また、複数の通信モジュールが、条件の異なる複数の契約によって同一の移動体通信網を利用してもよい。
通信装置100は、インタフェース部101、制御部102、および記憶部103を有して構成される。
インタフェース部101は、車載装置120との間でデータの送受信を行うためのインタフェースである。車載装置120と通信装置100との間は、有線接続されてもよく、無線接続されてもよい。
制御部102は、通信装置100の制御を司る手段である。制御部102は、例えば、CPUによって構成される。
制御部102は、機能モジュールとして、テーブル管理部1021、モジュール評価部1022、モジュール選択部1023を有している。各機能モジュールは、ROM等の記憶手段に記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
テーブル管理部1021は、後述するサーバ装置200から取得した選択テーブルを管理する。具体的には、サーバ装置200と通信を行い、サーバ装置200から選択テーブルを受信する処理と、受信した選択テーブルによって、保持している選択テーブルをアップデートする処理と、を実行する。選択テーブルの詳細については後述する。
モジュール評価部1022は、複数の通信モジュールを評価する処理を実行する。通信モジュールの評価は、例えば、以下のような項目別に行うことができる。
(1)移動体通信網が利用する無線信号について、所定値以上の電界強度が得られるか
例えば、無線信号の電界強度に閾値を設け、閾値を上回る値が得られるか否かを判定する。
(2)通信が実質的に可能であるか
例えば、ラウンドトリップ時間や通信の安定度を測定し、安定した通信が行えるか否かを判定する。
(3)通信コスト
例えば、所定のデータ量あたりの通信コストを取得する。通信コストに関する情報は、事前に記憶部103に記憶されていてもよい。
(4)得られる通信速度
例えば、テストデータを用いて通信テストを行い、スループット(最大値や平均値)を測定する。
通信モジュールの評価結果は、後述するモジュール選択部1023へ送信される。
モジュール選択部1023は、通信モジュールの評価結果と、サーバ装置200から取得した選択テーブルに基づいて、通信に利用する通信モジュール110を選択する。
記憶部103は、情報を記憶する手段であり、RAM、磁気ディスクやフラッシュメモリなどの記憶媒体により構成される。記憶部103には、サーバ装置200から取得した選択テーブルや、制御部102にて実行される各種プログラム、当該プログラムが利用す
るデータ等が記憶される。
次に、選択テーブルについて説明する。本実施形態では、通信装置100が、サーバ装置200に対して位置情報を送信すると、サーバ装置200が、当該位置情報に応じた選択テーブルを生成し、通信装置100に送信する。
図3は、車両10が移動可能な領域を示した図である。本例では、車両10が移動可能な領域を、複数の領域に分割している。以降、分割された各領域を「リージョン」と称する。本例では、21個のリージョンが示されている。リージョンの大きさおよび形状は、任意に設定することができる。例えば、通信事情が異なる地域ごとにリージョンを設定してもよい。
車両10がリージョン間を移動すると、通信モジュールの選択基準が変化する。
例えば、あるリージョンでは、高速であるが局所性が高い移動体通信網が利用可能であって、別のリージョンでは、低速であるが安定した移動体通信網が利用可能である。
本実施形態では、サーバ装置200が、通信装置100から送信された位置情報に基づいて、車両10が走行しているリージョンを特定し、当該リージョンに対応した選択テーブルを生成し、通信装置100に送信する。
図4は、選択テーブルの例である。図中のA~Cは、それぞれ、通信モジュール110A~Cを意味する。また、「通信速度」カラムは、最も速い通信速度が得られる通信モジュールを表す。また、「通信コスト」カラムは、最も低いコスト(例えば、データ量あたりの通信料金)で通信ができる通信モジュールを表す。
選択テーブルには、三種類の評価基準(通信の可不可,通信速度,通信コスト)が与えられた場合に、複数の通信モジュールをどのような優先度で選択するかが示されている。例えば、全ての通信モジュールが「通信可」であって、最も速い通信速度が得られる通信モジュールがAであり、最も通信コストが低い通信モジュールがCである場合(符号401)、通信モジュール110Cが優先的に選択される。また、通信モジュール110Aが第二順位として選択される。
なお、通信が「不可」である通信モジュールが選択された場合、通信が可能になるまで待機したのちにデータの送受信を行う。
図4(A)に示した選択テーブルと、図4(B)に示した選択テーブルは、それぞれ異なるリージョンに対応する。これにより、例えば、「リージョン#1では、車載された通信モジュールの性能が発揮できるため、通信モジュール110Aを優先的に選択する」、「リージョン#2では、車載された通信モジュールの信頼性が低いため、通信モジュール110Cを優先して利用する(ただし、通信モジュール110Bは利用できない)」といった対応が可能になる。
サーバ装置200は、全てのリージョンについての選択基準が記録されたマスタテーブルを記憶しており、記憶されたマスタテーブルから、指定されたリージョンに対応するデータを抽出し、通信装置100に送信する選択テーブルを生成する。図5は、第一の実施形態におけるマスタテーブルの例である。
次に、サーバ装置200について説明する。
サーバ装置200は、汎用のコンピュータにより構成することができる。すなわち、サーバ装置200は、CPUやGPU等のプロセッサ、RAMやROM等の主記憶装置、EPROM、ハードディスクドライブ、リムーバブルメディア等の補助記憶装置を有するコンピュータとして構成することができる。なお、リムーバブルメディアは、例えば、USBメモリ、あるいは、CDやDVDのようなディスク記録媒体であってもよい。補助記憶装置には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納され、そこに格納されたプログラムを実行することによって、後述するような、所定の目
的に合致した各機能を実現することができる。ただし、一部または全部の機能はASICやFPGAのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。
図6は、サーバ装置200の一例を概略的に示したブロック図である。サーバ装置200は、通信部201、制御部202、記憶部203を有して構成される。
通信部201は、ネットワーク経由で通信装置100と通信を行うためのインタフェースである。
制御部202は、サーバ装置200の制御を司る手段である。制御部202は、例えば、CPUによって構成される。
制御部202は、機能モジュールとして、リージョン特定部2021と、選択テーブル発行部2022を有している。各機能モジュールは、ROM等の記憶手段に記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
リージョン特定部2021は、通信装置100から取得した情報に基づいて、車両10が位置するリージョンを特定する。リージョンの特定は、例えば、複数のリージョンを規定する地図データ(例えば、図3)と、通信装置100から送信された位置情報とを照合することで行うことができる。
選択テーブル発行部2022は、指定されたリージョンに基づいて、通信装置100に送信する選択テーブルを生成し、当該通信装置100に送信する。具体的には、記憶されたマスタテーブルから、指定されたリージョンに対応するデータを抽出し、選択テーブルとする。生成された選択テーブルは、通信装置100へ送信される。
記憶部203は、情報を記憶する手段であり、RAM、磁気ディスクやフラッシュメモリなどの記憶媒体により構成される。記憶部203には、前述したマスタテーブル、地図データ、および、制御部202にて実行される各種プログラム、当該プログラムが利用するデータ等が記憶される。
次に、前述した各構成要素が行う処理について説明する。処理は、通信装置100がサーバ装置200に対して定期的に通信を行い、選択テーブルを取得するフェーズ(第一のフェーズ)と、通信装置100が、取得した選択テーブルに基づいて、利用する通信モジュールを決定し、通信を行うフェーズ(第二のフェーズ)に分けることができる。図7が、第一のフェーズにおけるデータフロー図であり、図8が、第二のフェーズにおけるフローチャートである。
図7を参照して第一のフェーズについて説明する。第一のフェーズは、通信装置100によって周期的に実行される。
まず、ステップS11で、通信装置100(テーブル管理部1021)が、サーバ装置200(リージョン特定部2021)に対して、車両データを送信する。車両データとは、車両10に関するデータであって、通信装置100が取得した位置情報を含む。
なお、本ステップにおいて利用する通信モジュールは、特定のものに限定されない。すなわち、確実に通信を行うことができれば、利用可能な移動体通信網のうち、いずれを利用してもよい。
ステップS12では、サーバ装置200(リージョン特定部2021)が、通信装置100から取得した車両データ(位置情報)に基づいて、選択テーブルを送信すべきか否かを判定する。例えば、以下のような場合、通信装置100に対して選択テーブルを送信すべきであると判定する。
(1)車両10が位置するリージョンに対応する選択テーブルを通信装置100が有していない場合
(2)前回、通信装置100に対して、当該リージョンに対応する選択テーブルを送信してから所定の時間が経過している場合
(3)前回、通信装置100に対して、当該リージョンに対応する選択テーブルを送信してからマスタテーブルが更新された場合
ステップS12にて肯定判定となった場合、ステップS13で、選択テーブル発行部2022が、マスタテーブルから、指定されたリージョンに対応するデータを抽出し、通信装置100に送信する選択テーブルを生成する。生成された選択テーブルは、ステップS14で通信装置100へ送信される。当該テーブルは、テーブル管理部1021によって、記憶部103に格納される(ステップS15)。
ステップS12で否定判定となった場合、処理は終了する。
図8を参照して第二のフェーズについて説明する。図示した処理は、車載装置120において通信を行う必要が発生した場合に、通信装置100によって実行される。
まず、ステップS21で、モジュール評価部1022が、通信モジュール110A~Cのそれぞれについて、通信の可不可および通信速度を評価する。通信が可能であるか否かは、移動体通信網が利用する無線信号の強度に基づいて決定してもよい。すなわち、十分な品質で通信が行えると評価できる電界強度が得られていた場合に「通信可」と判定してもよい。
なお、利用する通信モジュールによっては、移動体通信網における電界強度が直接取得できない場合がある。例えば、ある通信モジュールが、モバイルルータに内蔵されたものである場合、無線LANの信号強度は取得できても、移動体通信網側の信号強度が取得できない場合がある。このような場合、通信が実際に成立したか否かに基づいて、通信の可不可を決定してもよい。例えば、PingやHTTPリクエストを送信し、所定時間以内に応答があった場合に「通信可」と判定してもよい。通信が可能であるか否かは、レイテンシ(ラウンドトリップ時間)を基準に判定してもよいし、スループットを基準に判定してもよい。例えば、ある程度のスループットが得られていても、ラウンドトリップ時間が長すぎる場合は、実質的に通信が不可能であると判定してもよい。
次に、ステップS22で、モジュール評価部1022が、各通信モジュールについての評価結果を生成する。評価結果は、例えば、「通信の可不可」「通信速度」「通信コスト」を含む。通信速度は、最大値であってもよいし、平均値であってもよい。また、通信コストは、データ量あたりの料金であってもよい。評価結果は、モジュール選択部1023へ送信される。
次に、ステップS23で、モジュール選択部1023が、評価結果と、記憶部103に記憶された選択テーブルに基づいて、通信モジュールの優先順位(ここでは、第一順位から第三順位まで)を決定する。
そして、ステップS24で、選択したモジュールを利用して通信を実行する。
第一の実施形態によると、車両が走行している国や地域に応じて、通信モジュールの選択基準を変えることができる。これにより、通信事情に適合した、最適な通信モジュールを選択できるようになる。すなわち、国や地域ごとの通信規格や通信品質の差を吸収し、均一化された通信環境を提供することができる。
なお、第一の実施形態では、ステップS21で通信モジュールの評価を行ったが、通信モジュールの評価は、毎回行う必要はない。例えば、前回の評価から所定の時間が経過した場合や、前回の評価を行った地点から車両10が所定の距離だけ移動した場合にのみ、ステップS21の処理を実行するようにしてもよい。
また、通信モジュールを選択する際に、他の情報を併用してもよい。例えば、選択テーブルに基づいて決定した順位に、ユーザの嗜好を加味して、最終的に利用する通信モジュールを決定するようにしてもよい。これにより、例えば、「データ通信が従量制のため、携帯機器は極力使いたくない」、「データ通信が無制限なので、携帯機器を優先して使いたい」といった要望に応えることができる。
(第二の実施形態)
第一の実施形態では、サーバ装置200が、あるリージョンに位置する全ての車両に対して同一の選択テーブルを提供した。これに対し、第二の実施形態は、リージョンに加え、他の情報を加味して選択テーブルを生成する実施形態である。
第二の実施形態では、通信装置100がステップS11の処理を実行する際に、位置情報に加え、車両10の車種やタイプを識別する情報(以下、車両タイプ)を車両データに含ませる。
また、第二の実施形態では、サーバ装置200が、車両タイプごとにマスタテーブルを保持している。図9は、第二の実施形態におけるマスタテーブルの例である。サーバ装置200は、車両データを受信すると、車両10の車両タイプを判定し、位置情報と車両タイプの組み合わせを用いて、通信装置100に送信すべき選択テーブルを決定し、ステップS12およびS13の処理を実行する。
車両タイプごとに選択テーブルを異ならせる理由について説明する。
例えば、通信モジュールがミリ波通信を行う場合、アンテナの指向性や設置位置によって、得られる利得が変化しうる。すなわち、同じ通信モジュールを用いても、全ての車種において同じ条件で通信ができない場合がある。これに対し、第二の実施形態では、車両タイプを考慮に入れて選択テーブルを生成するため、車両ごとにより適切な通信モジュールを選択させることが可能になる。
なお、第二の実施形態では、車両タイプを加味して選択テーブルを生成したが、車両タイプの代わりに他の情報を用いてもよい。例えば、車両10の具体的な車種、ないし、アンテナの設置位置を示すデータを車両データに含ませ、当該データに応じて選択テーブルを生成してもよい。また、車両10に乗車しているユーザが結んでいる通信契約の種類を示すデータを車両データに含ませ、当該通信契約の種類に応じて選択テーブルを生成してもよい。
また、位置情報を利用せずに選択テーブルを生成してもよい。例えば、ある移動体通信網において通信障害が発生している場合や、メンテナンスによる停波が予定されている場合、時刻情報に基づいて選択テーブルを生成するようにしてもよい。これにより、所定の期間において、特定の通信モジュールの使用を停止するといった対応が可能になる。なお、位置情報を併用することで、特定のリージョンのみを対象とすることもできる。
さらに、通信装置100によって生成されたランダムな数値を車両データに含ませ、当該ランダムな数値に基づいて選択テーブルを生成してもよい。特定の地域において通信の輻輳が想定される場合、ランダムな値に基づいて選択テーブルを生成することで、複数の通信チャネルにトラフィックを分散させることができる。
(変形例)
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
例えば、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて
、自由に組み合わせて実施することができる。
また、実施形態の説明では、通信装置100が周期的にサーバ装置200に対して車両データを送信し、サーバ装置200が当該車両データに応答して選択テーブルの生成を開始したが、これらの処理は必ずしも通信装置100によってトリガされなくてもよい。例えば、サーバ装置200が、通信装置100に対してポーリングを行ってもよい。この場合、通信装置100が、サーバ装置200からの呼び出しに応答して車両データを送信するようにしてもよい。
さらに、車両データの送信は、必ずしも周期的になされなくてもよい。例えば、車両データの送信は、車両10が所定の距離を走行するごとに行ってもよい。また、車両側において、異なるリージョンに進入したことが判別できる場合、これをトリガとして、図7に示した処理を開始してもよい。
また、実施形態の説明では、選択テーブルに記載された通信モジュール(A~C)と、車両10が有している通信モジュール(110A~110C)が一対一で対応付いているものとしたが、通信モジュールの対応付けは、通信装置100が(例えば、ステップS15のタイミングで)行ってもよい。また、車両データに、車両10が有している通信モジュールの種類を識別するデータを含ませ、サーバ装置200が、当該データに基づいて対応付けを行ってもよい。いずれの場合も、車両10が有していない通信モジュールがマスタテーブル(選択テーブル)に含まれていた場合、それらの定義を削除してもよい。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク・ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
10・・・車両
100・・・通信装置
101・・・インタフェース部
102,202・・・制御部
103,203・・・記憶部
110A,B,C・・・通信モジュール
120・・・車載装置
200・・・サーバ装置

Claims (16)

  1. 車両に常設されている車載通信モジュールと、前記車両に常設されていない通信モジュールである一つ以上の外部通信モジュールと、のいずれかを利用して、公衆通信網との通信が可能な通信装置であって、
    前記通信に利用する通信モジュールを選択する基準が記録された選択テーブルを記憶する記憶部と、
    前記車両に関する車両データであって前記車両の位置情報及び車両タイプに関する情報を含む車両データを、前記公衆通信網を介して前記通信装置と通信するように構成されたサーバ装置に送信することと、
    前記位置情報及び前記車両タイプの組み合わせを用いて前記サーバ装置によって生成された選択テーブルを前記サーバ装置から受信することと、
    前記サーバ装置から受信した選択テーブルに基づいて前記記憶部に記憶された前記選択テーブルを更新することと、
    複数の前記通信モジュールに対する評価を行い、評価結果を取得することと、
    前記評価の結果、および、前記選択テーブルに基づいて、通信に利用する通信モジュールを選択することと、を実行する制御部と、
    を有する通信装置。
  2. 前記制御部は、複数の前記通信モジュールについて、複数の基準を用いて前記評価を行う、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記複数の基準は、通信コスト、通信速度、および通信の可否の少なくともいずれかを含む、
    請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記選択テーブルは、各通信モジュールに対する前記評価の結果と、各通信モジュールの選択優先度が関連付いたテーブルである、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記制御部は、前記通信装置が複数の領域間を遷移した場合に、前記サーバ装置から、
    進入先の領域に対応する前記選択テーブルを受信する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 車両に常設されている車載通信モジュールと、前記車両に常設されていない通信モジュールである一つ以上の外部通信モジュールと、のいずれかを利用して、公衆通信網との通信が可能な通信装置と、前記通信装置に情報提供を行うサーバ装置と、を含む通信システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記通信装置が通信に利用する通信モジュールを選択する基準が記録された選択テーブルを記憶する第一の記憶部と、
    前記車両に関する車両データであって前記車両の位置情報及び車両タイプに関する情報を含む車両データを受信したことに応答して、前記車両タイプに応じて選択テーブルを生成し、生成した前記選択テーブルを前記通信装置に配信する第一の制御部と、を有し、
    前記通信装置は、
    前記サーバ装置から受信した前記選択テーブルを記憶する第二の記憶部と、
    前記車両データを、前記サーバ装置に送信することと、
    前記位置情報及び前記車両タイプの組み合わせを用いて前記サーバ装置によって生成された選択テーブルを前記サーバ装置から受信することと、
    前記サーバ装置から受信した前記選択テーブルに基づいて前記第二の記憶部に記憶された前記選択テーブルを更新することと、
    複数の前記通信モジュールに対する評価を行い、評価結果を取得することと、
    前記評価の結果、および、前記選択テーブルに基づいて、通信に利用する通信モジュールを選択することと、
    を実行する第二の制御部と、を有する、
    通信システム。
  7. 前記第二の制御部は、複数の前記通信モジュールについて、複数の基準を用いて前記評価を行う、
    請求項に記載の通信システム。
  8. 前記複数の基準は、通信コスト、通信速度、および通信の可否の少なくともいずれかを含む、
    請求項に記載の通信システム。
  9. 前記選択テーブルは、各通信モジュールに対する前記評価の結果と、各通信モジュールの選択優先度が関連付いたテーブルである、
    請求項からのいずれか1項に記載の通信システム。
  10. 前記第一の制御部は、前記通信装置が複数の領域間を遷移した場合に、進入先の領域に対応する前記選択テーブルを配信する、
    請求項6から9のいずれか1項に記載の通信システム。
  11. 車両に常設されている車載通信モジュールと、前記車両に常設されていない通信モジュールである一つ以上の外部通信モジュールと、のいずれかを利用して、公衆通信網との通信が可能な通信装置が行う通信方法であって、
    前記通信に利用する通信モジュールを選択する基準が記録された選択テーブルを取得するステップと、
    前記車両に関する車両データであって前記車両の位置情報及び車両タイプに関する情報を含む車両データを、前記公衆通信網を介して前記通信装置と通信するように構成されたサーバ装置に送信するステップと、
    前記位置情報及び前記車両タイプの組み合わせを用いて前記サーバ装置によって生成された選択テーブルを前記サーバ装置から受信するステップと、
    前記サーバ装置から受信した選択テーブルに基づいて前記取得した前記選択テーブルを更新するステップと、
    複数の前記通信モジュールに対する評価を行い、評価結果を取得するステップと、
    前記評価の結果、および、前記選択テーブルに基づいて、通信に利用する通信モジュールを選択するステップと、
    を含む、通信方法。
  12. 複数の前記通信モジュールについて、複数の基準を用いて前記評価を行う、
    請求項11に記載の通信方法。
  13. 前記複数の基準は、通信コスト、通信速度、および通信の可否の少なくともいずれかを含む、
    請求項12に記載の通信方法。
  14. 前記選択テーブルは、各通信モジュールに対する前記評価の結果と、各通信モジュールの選択優先度が関連付いたテーブルである、
    請求項11から13のいずれか1項に記載の通信方法。
  15. 前記通信装置が複数の領域間を遷移した場合に、前記サーバ装置から、進入先の領域に対応する前記選択テーブルを受信する、
    請求項11から14のいずれか1項に記載の通信方法。
  16. 請求項11から15のいずれか1項に記載の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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