JP7314516B2 - ローラユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式を用いて画像を形成する画像形成装置、およびそれに搭載されるローラユニットに関する。
従来、シートの斜行を矯正しつつそのシートの搬送を行うシート搬送装置、およびそれを備えた画像形成装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2013-170069号公報
このような画像形成装置にあっては、媒体の表(おもて)面に印刷される画像の、媒体の延在方向に対する傾きと、媒体の裏面に印刷される画像の、媒体の延在方向に対する傾きとができるだけ一致していることが望まれる。
本開示はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、より高品質の画像を媒体の両面に形成することができる画像形成装置、およびその画像形成装置に搭載されるローラユニットを提供することにある。
本発明の一実施形態としてのローラユニットは、第1のローラと、第2のローラと、第3のローラと、第1の保持部と、第2の保持部とを備える。第1のローラは、第1の外周面を有すると共に、第1の回転軸を回転中心として第1の回転方向および第1の回転方向と逆の第2の回転方向へ回転可能である。第2のローラは、第1の外周面との間に媒体を挟んで第1のニップ部を形成する第2の外周面を有し、第1の外周面に対し媒体を介して第1の付勢力を付与しつつ第2の回転軸を回転中心として回転可能である。第3のローラは、第1の外周面との間に媒体を挟んで第2のニップ部を形成する第3の外周面を有し、第1の外周面に対し媒体を介して第2の付勢力を付与しつつ第3の回転軸を回転中心として回転可能である。第1の保持部は、第1から第3のローラの各々の第1の端部を保持する。第2の保持部は、第1から第3のローラの各々の第2の端部を保持する。ここで、第2の回転軸が、第1の回転軸と直交する軸を中心として第1の回転軸に対して第1の捻じれ方向に捻じれているとき、第3の回転軸が、第1の回転軸と直交する軸を中心として第1の回転軸に対して第1の捻じれ方向と反対の第2の捻じれ方向に捻じれている。さらに、媒体を、媒体のおもて面が第2の外周面と当接すると共に媒体のうら面が第1の外周面と当接した状態で第1のローラと第2のローラとの間に挟持しつつ搬送したのち、媒体のうら面が第1の外周面と当接すると共に媒体のおもて面が第3の外周面と当接した状態で第1のローラと第3のローラとの間に挟持しつつ搬送するようになっている。
また、本発明の一実施形態としての画像形成装置は、上記本発明の一実施形態としての
ローラユニットを備える。
本発明の一実施形態としてのローラユニットおよび画像形成装置では、媒体のおもて面に形成された画像の媒体に対する傾きと、媒体の裏面に形成された画像の媒体に対する傾きとが実質的に一致する。
本開示の一実施形態としてのローラユニットおよび画像形成装置によれば、より高品質の画像を媒体の両面に形成することができる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の全体構成例を表す模式図である。 図1に示したローラユニットの外観を表す第1の斜視図である。 図1に示したローラユニットの外観を表す第2の斜視図である。 図2に示した第1のホルダの詳細な構成を表す分解斜視図である。 図2に示した第1のホルダの詳細な構成を表す組立図である。 図3に示した第2のホルダの詳細な構成を表す分解斜視図である。 図3に示した第2のホルダの詳細な構成を表す組立図である。 図2に示した支持プレートの外観を表す斜視図である。 図2に示したホルダの構成を表す正面図である。 図2に示したローラ群を拡大して表す模式図である。 図2に示した各ローラにおける第1端部の相対位置、および図2に示した各ローラにおける第2端部の相対位置を表す模式図である。 図1に示した画像形成装置において、媒体のおもて面に画像が形成される際の媒体の搬送方向に対する傾きを表す模式図である。 図1に示した画像形成装置において、媒体のうら面に画像が形成される際の媒体の搬送方向に対する傾きを表す模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係るローラユニットの要部構成例を表す第1の拡大斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るローラユニットの要部構成例を表す第2の拡大斜視図である。 本発明の変形例としてのローラユニットにおける第1端部の相対位置および第2端部の相対位置を表す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明は本発明の一具体例であって、本発明は以下の態様に限定されるものではない。また、本発明は、各図に示す各構成要素の配置や寸法、寸法比などについても、それらに限定されるものではない。説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
レジストローラおよび一対のプレッシャーローラの両端部を保持する一対の保持部材を有するローラユニットを備えた画像形成装置の例。
2.第2の実施の形態
画像形成ユニットに対するレジストローラの傾きを調整可能なローラユニットを備えた画像形成装置の例。
3.変形例
<1.第1の実施の形態>
[画像形成装置の構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成例を模式的に表したものである。この画像形成装置は、本発明の「画像形成装置」の一具体例に対応し、例えば用紙などの印刷対象となる媒体PMに対して画像(例えばカラー画像)を形成する、電子写真方式のプリンタである。この画像形成装置は、筐体100の内部に、給紙部1、搬送部2、画像形成部3、転写部4、定着部5、排出部6および反転部7を備える。
なお、本明細書では、媒体PMが搬送される通路を搬送路という。搬送路において、任意の構成要素から見て給紙部1へ向かう方向または給紙部1により近い位置を上流という。搬送路において、任意の構成要素から見て給紙部1へ向かう方向とは反対の方向または給紙部1からより離れた位置を下流という。搬送路において、媒体PMが進行する方向(つまり、上流から下流に向かう方向)を搬送方向Fという。搬送路を搬送される媒体PMと平行な方向であって、かつ、搬送方向Fと直交する方向(例えば、図1の紙面と直交する方向)を幅方向という。搬送方向Fにおける寸法を長さと呼び、幅方向における寸法を幅と呼ぶ。
(給紙部1)
給紙部1は、媒体PMを1枚ずつ搬送部2へ供給するものである。給紙部1は、例えば、給紙トレイ11と、ピックアップローラ12と、フィードローラ13と、リタードローラ14とを有する。給紙トレイ11には、複数の媒体PMが積層された状態で収容される。給紙トレイ11は、例えば、画像形成装置の下部に着脱自在に装着されている。ピックアップローラ12、フィードローラ13およびリタードローラ14は、給紙トレイ11に収容された媒体PMを搬送部2へ至る搬送路へ順次繰り出すように機能する。ピックアップローラ12およびフィードローラ13は、制御部(図示せず)による制御を受けて、媒体PMが下流の搬送部2へ向けて繰り出される向きに回転動作するようになっている。ピックアップローラ12は、最上層の媒体PMの上面に接し得る位置に配置されている。フィードローラ13は、ピックアップローラ12の下流に配置されている。リタードローラ14は、複数の媒体PMが重なって繰り出されるのを防止するものである。リタードローラ14は、フィードローラ13と対向する位置に配置され、フィードローラ13とは反対向きに回転動作するようになっている。
(搬送部2)
搬送部2は、給紙部1からの媒体PMを、斜行規制しつつ転写部4へ搬送するものである。搬送部2は、例えば、ローラユニット20と、センサ25,26とを有している。ローラユニット20は、レジストローラ21と、プレッシャーローラ22,23と、搬送ローラ対24とを含んでいる。レジストローラ21は、プレッシャーローラ22およびプレッシャーローラ23の双方と当接しており、これらはローラ群20Gを形成している。ローラユニット20は、本発明の「ローラユニット」に対応する一具体例である。ローラユニット20およびその周辺の構成要素については後に詳述する。
(画像形成部3)
画像形成部3は、搬送部2から搬送されてきた媒体PMに画像を形成するものである。画像形成部3は、例えば、図1に示したように、4つの画像形成ユニット3K,3Y,3M,3Cを有する。画像形成ユニット3K,3Y,3M,3Cは、それぞれ対応する各色のトナー、すなわち、イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーおよびブラックトナーを用いて、各色のトナー像(画像)を形成するものである。画像形成ユニット3Y,3M,3C,3Kは、例えば、搬送方向Fに沿って上流から下流へ向かって、画像形成ユニット3K、画像形成ユニット3Y、画像形成ユニット3M、画像形成ユニット3Cの順に配置されている。画像形成ユニット3K,3Y,3M,3Cは、それぞれ例えば感光ドラム32を含む現像ユニット30K,30Y,30M,30Cと、感光ドラム32に対して露光可能に設けられたLED(Light Emitting Diode)ヘッドを含む露光ユニット31K,31Y,31M,31Cとを有している。
(転写部4)
転写部4は、転写ベルトユニットとも呼ばれるものである。転写部4は、転写ベルト41と、この転写ベルト41を駆動する駆動ローラ42と、従動ローラ43と、転写ベルト41を挟んで感光ドラム32と対向して配置された転写ローラ44とを有する。駆動ローラ42および従動ローラ43は、それぞれ、幅方向(X軸方向)に延在する回転軸部を中心として回転可能な略円柱状の部材である。転写部4は、搬送部2から搬送される媒体PMを搬送方向Fに沿って搬送するとともに、各画像形成ユニット3K,3Y,3M,3Cにおいて形成されるトナー像を、媒体PMの表面に順次転写する機構である。
転写ベルト41は、例えば、ポリイミド樹脂などの樹脂材料からなる無端の弾性ベルトである。転写ベルト41は、駆動ローラ42および従動ローラ43によって張設(張架)されている。駆動ローラ42は、制御部(図示せず)によって制御されるモータにより、媒体PMが搬送方向Fに搬送される向きに回転駆動され、転写ベルト41を循環回転させるものである。駆動ローラ42は、画像形成ユニット3K,3Y,3M,3Cよりも上流側に配置されている。従動ローラ43は、付勢部材による付勢力により、転写ベルト41に負荷される張力を調整するものである。従動ローラ43は、駆動ローラ42と同方向へ回転するようになっており、画像形成ユニット3K,3Y,3M,3Cよりも下流側に配置されている。
転写ローラ44は、感光ドラム32と逆方向に回転することで媒体PMを搬送方向Fへ搬送しつつ、各画像形成ユニット3K,3Y,3M,3C内で形成されたトナー像を媒体PM上に静電的に転写するための部材である。転写ローラ44は、例えば、発泡性の半導電性弾性ゴム材により構成されている。
(定着部5)
定着部5は、転写部4を通過した媒体PM上に転写されたトナー像に対し熱および圧力を付与することで、そのトナー像を媒体PM上に定着させるための部材である。定着部5は、例えば、上部ローラ51と下部ローラ52とを含んで構成されている。
上部ローラ51および下部ローラ52は、各々の内部にハロゲンランプ等の加熱ヒータである熱源を含んで構成されており、媒体PM上のトナー像に対して熱を付与する加熱ローラとして機能する。上部ローラ51は、制御部(図示せず)による制御を受けて、媒体PMが搬送方向Fに搬送される向きに回転動作するようになっている。上部ローラ51および下部ローラ52内の熱源は、制御部により制御されるバイアス電圧の供給を受け、上部ローラ51および下部ローラ52の各表面温度を制御するようになっている。下部ローラ52は、上部ローラ51との間に圧接部が形成されるように上部ローラ51と対向して配置されており、媒体PM上のトナー像に対して圧力を付与する加圧ローラとして機能する。下部ローラ52は、弾性体材料からなる表面層を有するとよい。
(排出部6)
排出部6は、定着部5によってトナー像が定着された媒体PMを外部に排出するものであり、例えば、セパレータ60と、搬送ローラ対61と搬送ローラ対62とを有する。セパレータ60は定着部5の下流に設けられており、定着部5から排出された媒体PMを排出部6または反転部7のいずれかに案内するようになっている。搬送ローラ対61,62は媒体PMを外部に排出し、外部のスタッカ100Kにストックさせるようになっている。搬送ローラ対61,62は、制御部による制御を受けて、媒体PMが搬送方向Fに搬送される向きに回転動作するようになっている。
(反転部7)
反転部7は、定着部5から下流へ搬送された媒体PMを、裏表反対にして、搬送部2へ戻すものである。反転部7には、媒体PMの裏表を反転させて搬送部2へ再度導くための空間である反転搬送経路70が設けられている。反転部7を経て搬送路に戻された媒体PMは、給紙部1から繰り出されたときとは裏表が反対になった状態で、搬送部2および転写部4を通過する。すなわち、反転部7の機能によって、この画像形成装置では両面印刷が可能となっている。反転部7は、搬送ローラ対71と、スイッチバックセパレータ72と、スイッチバック搬送ローラ対73と、搬送ローラ対74~76とを有している。搬送ローラ対71はセパレータ60の下流に設けられており、定着部5から排出されたのちセパレータ60により反転部7へ案内された媒体PMを、反転搬送経路70へ向けて搬送する部材である。スイッチバック搬送ローラ対73は搬送ローラ対71の下流に設けられており、正回転することにより搬送ローラ対71からの媒体PMを一旦反転搬送経路70へ収容したのち、逆回転することにより媒体PMを搬送ローラ対74~76へ向けて搬送するようになっている。スイッチバックセパレータ72は搬送ローラ対71とスイッチバック搬送ローラ対73との間に配置され、搬送ローラ対71から排出された媒体PMをスイッチバック搬送ローラ対73へ案内する一方、スイッチバック搬送ローラ対73から排出された媒体PMを搬送ローラ対74~76へ案内するようになっている。搬送ローラ対74~76は、スイッチバック搬送ローラ対73から排出された媒体PMを、給紙部1から供給される場合と裏表反対の状態で搬送部2へ導くようになっている。
[搬送部2の詳細の構成]
次に、図2~図9を参照して、搬送部2におけるローラユニット20およびその周辺の構成について詳細に説明する。
図2および図3は、いずれも、ローラユニット20の外観を表す斜視図である。但し、図2の斜視図と図3の斜視図とは、互いに異なった方向から眺めた状態を表している。
図2および図3に示したように、ローラユニット20は、第1の回転軸21Jを回転中心として回転するレジストローラ21と、第2の回転軸22Jを回転中心として回転するプレッシャーローラ22と、第3の回転軸23Jを回転中心として回転するプレッシャーローラ23とを備えている。
レジストローラ21は、例えばステンレス鋼やアルミニウム合金などの高剛性の金属材料からなるコア21Aと、そのコア21Aの周囲を取り巻くように設けられてゴムや樹脂材料などからなる弾性層21Bとを含んでいる。弾性層21Bの表面は、プレッシャーローラ22の表面およびプレッシャーローラ23の表面とそれぞれ当接し、後出の図8に示す第1のニップ部NP1および第2のニップ部NP2をそれぞれ形成するようになっている。また、レジストローラ21は、駆動部の動力により、第1の回転軸21Jを回転中心として、正回転(図2に示した回転方向R21+への回転)と逆回転(図2に示した回転方向R21-への回転)との双方に回転可能となっている。
プレッシャーローラ22は、図2において矢印で示したようにレジストローラ21の表面に対し第1の付勢力P22を付与しつつ第2の回転軸22Jを回転中心として回転可能となっている。プレッシャーローラ23は、図2において矢印で示したようにレジストローラ21の表面に対し第2の付勢力P23を付与しつつ第3の回転軸23Jを回転中心として回転可能となっている。プレッシャーローラ22およびプレッシャーローラ23は、いずれも、例えばステンレス鋼やアルミニウム合金などの高剛性の金属材料を含んで構成されている。
媒体PMのおもて面に画像IMG1(後出の図10A参照)を形成する場合、媒体PMは、ローラ群20Gのうちレジストローラ21の表面とプレッシャーローラ22の表面との間に挟持されつつ画像形成部3へ搬送されるようになっている。すなわち、媒体PMのおもて面に画像IMG1を形成する場合、媒体PMは、第1のニップ部NP1を経由する。その際、媒体PMの斜行が修正される。具体的には、媒体PMの搬送方向の前方となる端縁S1(後出の図10A参照)が第1のニップ部NP1に到達した時点で、端縁S1が第1のニップ部NP1の延在する方向に沿うように媒体PMの向きが修正される。
一方、媒体PMのうら面に画像IMG2(後出の図10B参照)を形成する場合、媒体PMは、ローラ群20Gのうちレジストローラ21の表面とプレッシャーローラ23の表面との間に挟持されつつ画像形成部3へ搬送されるようになっている。すなわち、媒体PMのうら面に画像IMG2を形成する場合、媒体PMは、第2のニップ部NP2を経由する。その際も媒体PMの斜行が修正される。具体的には、媒体PMの搬送方向の前方となる端縁S2(後出の図10B参照)が第2のニップ部NP2に到達した時点で、端縁S2が第2のニップ部NP2の延在する方向に沿うように媒体PMの向きが修正される。
なお、レジストローラ21は本発明の「第1のローラ」に対応する一具体例であり、プレッシャーローラ22は本発明の「第2のローラ」に対応する一具体例であり、プレッシャーローラ23は本発明の「第3のローラ」に対応する一具体例である。また、レジストローラ21の表面、プレッシャーローラ22の表面およびプレッシャーローラ23の表面は、それぞれ、「第1の外周面」、「第2の外周面」および「第3の外周面」に対応する一具体例である。
ローラユニット20は、レジストローラ21、プレッシャーローラ22およびプレッシャーローラ23の各々の両端部を一体に保持する一対のホルダ80L,80Rと、ホルダ80L,80Rをそれぞれ支持する一対の支持プレート90L,90Rとをさらに有している。ホルダ80Lは、本発明の「第1の保持部」に対応する一具体例であり、レジストローラ21の第1端部21L、プレッシャーローラ22の第1端部22Lおよびプレッシャーローラ23の第1端部23Lを一体に保持するようになっている。一方、ホルダ80Rは、本発明の「第2の保持部」に対応する一具体例であり、レジストローラ21の第2端部21R、プレッシャーローラ22の第2端部22Rおよびプレッシャーローラ23の第2端部23Rを一体に保持するようになっている。
図4Aは、ホルダ80Lの詳細な構成を表す分解斜視図であり、図4Bは、ホルダ80Lの詳細な構成を表す組立図である。
図4Aおよび図4Bに示したように、ホルダ80Lは、本体81Lと、プレッシャーローラ軸受85L,86Lと、スプリング87L,88Lとを有している。本体81Lには、レジストローラ軸受82Lと、プレッシャーローラ軸受ガイド83L,84Lと、係止部811L~813Lとが設けられている。レジストローラ軸受82Lは、レジストローラ21の第1端部21Lを回転可能に保持するように構成されている。プレッシャーローラ軸受85Lは、プレッシャーローラ22の第1端部22Lを回転可能に保持するように構成されている。さらに、プレッシャーローラ軸受86Lは、プレッシャーローラ23の第1端部23Lを回転可能に保持するように構成されている。なお、レジストローラ軸受82L、プレッシャーローラ軸受85Lおよびプレッシャーローラ軸受86Lは、いずれも、単なる円柱状の空間を形成する壁面を含む凹部を有するものであってもよいし、ボールベアリングを含むものであってもよい。すなわち、レジストローラ軸受82L、プレッシャーローラ軸受85Lおよびプレッシャーローラ軸受86Lは、レジストローラ21の第1端部21L、プレッシャーローラ22の第1端部22Lおよびプレッシャーローラ23の第1端部23Lをそれぞれ凹部により直接支持するものでもよいし、それらをボールベアリングを介して支持するものであってもよい。プレッシャーローラ軸受ガイド83L,84Lは、それぞれ、プレッシャーローラ軸受85L,86Lを、レジストローラ軸受82Lと適切な距離を維持しつつ保持するようになっている。スプリング87L,88Lは、それぞれ、プレッシャーローラ軸受ガイド83L,84Lから脱落しないようにプレッシャーローラ軸受85L,86Lをプレッシャーローラ軸受ガイド83L,84Lに保持する。スプリング87Lの第1の端部は例えば係止部811Lに係止され、スプリング87Lの第2の端部は係止部812Lに係止される。一方、スプリング88Lの第1の端部は係止部811Lに係止され、スプリング88Lの第2の端部は係止部813Lに係止される。スプリング87L,88Lは、それぞれ、プレッシャーローラ軸受85L,86Lをレジストローラ軸受82Lに押し付けるように付勢している。
図5Aは、ホルダ80Rの詳細な構成を表す分解斜視図であり、図5Bは、ホルダ80Lの詳細な構成を表す組立図である。ホルダ80Lとホルダ80Rとは、第1の回転軸21Jと直交する面を対称面として実質的に左右対称の構造を有している。
図5Aおよび図5Bに示したように、ホルダ80Rは、本体81Rと、プレッシャーローラ軸受85R,86Rと、スプリング87R,88Rとを有している。本体81Rには、レジストローラ軸受82Rと、プレッシャーローラ軸受ガイド83R,84Rと、係止部811R~813Rとが設けられている。レジストローラ軸受82Rは、レジストローラ21の第2端部21Rを回転可能に保持するように構成されている。プレッシャーローラ軸受85Rは、プレッシャーローラ22の第2端部22Rを回転可能に保持するように構成されている。さらに、プレッシャーローラ軸受86Rは、プレッシャーローラ23の第2端部23Rを回転可能に保持するように構成されている。プレッシャーローラ軸受ガイド83R,84Rは、それぞれ、プレッシャーローラ軸受85R,86Rを、レジストローラ軸受82Rと適切な距離を維持しつつ保持するようになっている。スプリング87R,88Rは、それぞれ、プレッシャーローラ軸受ガイド83R,84Rから脱落しないようにプレッシャーローラ軸受85R,86Rをプレッシャーローラ軸受ガイド83R,84Rに保持する。スプリング87Rの第1の端部は例えば係止部811Rに係止され、スプリング87Rの第2の端部は係止部812Rに係止される。一方、スプリング88Rの第1の端部は係止部811Rに係止され、スプリング88Rの第2の端部は係止部813Rに係止される。スプリング87R,88Rは、それぞれ、プレッシャーローラ軸受85R,86Rをレジストローラ軸受82Rに押し付けるように付勢している。
図6は、支持プレート90Rの外観を表しており、ホルダ80Rと対向する面と反対側から眺めた斜視図である。なお、支持プレート90Rと支持プレート90Lとは、第1の回転軸21Jと直交する面を対称面として実質的に左右対称の構造を有しているので、支持プレート90Lの説明は省略する。
図6に示したように、支持プレート90Rには、開口901R~904Rが設けられている。開口901Rおよび開口902Rはねじ孔であり、その内面にねじ溝が形成されている。開口903Rおよび開口903Rには、それぞれ、ホルダ80Rの本体81Rに形成された突起814Rおよび突起815Rが挿入されて嵌合するようになっている。すなわち、支持プレート90Rの開口903Rおよび開口903Rに本体81Rにおける突起814Rおよび突起815Rが嵌合することにより、支持プレート90Rに対する本体81Rの位置決めがなされるようになっている。支持プレート90Rに対する本体81Rの位置決めがなされた状態において、後出の開口816Rに挿通されたねじが開口901Rに螺合すると共に後出の開口817Rに挿通されたねじが開口902Rに螺合することにより、本体81Rが支持プレート90Rに締結される。
図7は、ホルダ80Lの位置から眺めたときのホルダ80Rの構成を表す正面図である。本体81Rには、支持プレート90Rの開口901Rと対向する位置に開口816Rが設けられ、支持プレート90Rの開口902Rと対向する位置に開口817Rが設けられている。上述したように、開口816Rには開口901Rに螺合するねじが挿通され、開口817Rには開口902Rに螺合するねじが挿通されるようになっている。
また、図7に示したように、プレッシャーローラ軸受ガイド83Rは、互いに対向するガイド面831Rおよびガイド面832Rを有している。プレッシャーローラ軸受85Rは、ガイド面831Rと当接可能な外面851Rと、ガイド面832Rと当接可能な外面852Rとを有している。プレッシャーローラ軸受85Rは、外面851Rがガイド面831R上を摺動すると共に外面852Rがガイド面832R上を摺動することでレジストローラ軸受82Rに接近し、またはレジストローラ軸受82Rから離間するようになっている。すなわち、ローラユニット20を組み立てる際に、プレッシャーローラ軸受85Rが保持するプレッシャーローラ22の外径の大きさに応じて、プレッシャーローラ軸受85Rとレジストローラ軸受82Rとの距離を調整することが可能となっている。
プレッシャーローラ軸受ガイド84Rもプレッシャーローラ軸受ガイド83Rと同様の構成を有する。すなわち、プレッシャーローラ軸受ガイド84Rは、互いに対向するガイド面841Rおよびガイド面842Rを有している。プレッシャーローラ軸受86Rは、ガイド面841Rと当接可能な外面861Rと、ガイド面842Rと当接可能な外面862Rとを有している。プレッシャーローラ軸受86Rは、外面861Rがガイド面841R上を摺動すると共に外面862Rがガイド面842R上を摺動することでレジストローラ軸受82Rに接近し、またはレジストローラ軸受82Rから離間するようになっている。すなわち、ローラユニット20を組み立てる際に、プレッシャーローラ軸受86Rが保持するプレッシャーローラ23の外径の大きさに応じて、プレッシャーローラ軸受86Rとレジストローラ軸受82Rとの距離を調整することが可能となっている。
なお、ホルダ80Rとホルダ80Lとは、第1の回転軸21Jと直交する面を対称面として実質的に左右対称の構造を有しているので、ホルダ80Lの説明は省略する。
図8は、例えば図2および図3に矢印で示した方向Y20から眺めたローラ群20Gを拡大して表す模式図である。図8では、破線NP1がレジストローラ21の表面とプレッシャーローラ22の表面とが当接する第1のニップ部を表し、破線NP2がレジストローラ21の表面とプレッシャーローラ23の表面とが当接する第2のニップ部を表している。また、点は、レジストローラ21における中心位置を表しており、符号CLを付した一点鎖線は、レジストローラ21における中心位置CPを通り、第1の回転軸21Jと直交する中心線を表している。ローラ群20Gを通過する媒体PMは、中心線CLに沿って搬送されるようになっている。
図8に示したように、ローラ群20Gにおいては、プレッシャーローラ22の第2の回転軸22Jが、レジストローラ21の第1の回転軸21Jに対して第1の捻じれ方向r1に捻じれている。すなわち、第2の回転軸22Jは、図8の紙面内において中心位置CPを回転中心として第1の捻じれ方向r1に第1の回転軸21Jの位置から第1の角度θ1だけ右回転した位置にある。このため、第1のニップ部NP1の延在する方向も第1の回転軸21Jに対して第1の捻じれ方向r1に僅かに捻じれている。但し、図8の紙面内において第1の回転軸21Jに対する第1のニップ部NP1の延在方向の傾きは第1の角度θ1よりも小さい。
一方、プレッシャーローラ23の第3の回転軸23Jは、第1の回転軸21Jに対して第1の捻じれ方向r1と反対の第2の捻じれ方向r2に捻じれている。すなわち、第3の回転軸23Jは、図8の紙面と直交する、中心位置CPを通る軸を回転中心として第2の捻じれ方向r2に第1の回転軸21Jの位置から第2の角度θ2だけ左回転した位置にある。このため、第2のニップ部NP2の延在する方向も第1の回転軸21Jに対して第2の捻じれ方向r2に僅かに捻じれている。但し、図8の紙面内において第1の回転軸21Jに対する第2のニップ部NP2の延在方向の傾きは第2の角度θ2よりも小さい。
ここで、第1の回転軸21Jに対して第2の回転軸22Jのなす第1の角度θ1の絶対値と、第1の回転軸21Jに対して第3の回転軸23Jのなす第2の角度θ2の絶対値とが実質的に等しいことが望ましい。媒体PMのおもて面に形成される画像IMG1に対する、媒体PMのうら面に形成される画像IMG2の傾きが実質的に0(零)に近づくからである。また、第1の角度θ1および第2の角度θ2は、いずれも0(零)に近いことが望ましい。媒体PMに対する画像IMG1の傾きが0(零)に近づき、媒体PMに対する画像IMG2の傾きが0(零)に近づくからである。
また、本実施の形態では、第1のニップ部NP1と、第2のニップ部NP2とは、第1の回転軸21Jに沿った方向の中心位置CPを通る中心線CLを対称軸として、互いに線対称の位置関係にあるとよい。媒体PMのおもて面に形成される画像IMG1に対する、媒体PMのうら面に形成される画像IMG2の傾きが実質的に0(零)に近づくからである。
図9は、ローラ群20Gにおける、第1端部21L,第1端部22Lおよび第1端部23Lの相対位置、ならびに第2端部21R,第2端部22Rおよび第2端部23Rの相対位置を表す模式図である。なお、図9は、第1の回転軸21Jに沿って、ホルダ80Lからホルダ80Rの方向を眺めたときのローラ群20Gにおける位置関係を表している。図9では、第1端部22Lおよび第1端部23Lを実線で表し、第2端部22Rおよび第2端部23Rを破線で表している。なお、図9では、第1端部21Lと第2端部21Rとは互いに重なり合っているので、第1端部21Lおよび第2端部21Rを実線で表している。さらに、図9において、符号21JLは第1端部21Lにおける中心位置を表し、符号21JRは第2端部21Rにおける中心位置を表し、符号22JLは第1端部22Lにおける中心位置を表し、符号22JRは第2端部22Rにおける中心位置を表し、符号23JLは第1端部23Lにおける中心位置を表し、符号23JRは第2端部23Rにおける中心位置を表している。
図9に示したように、第1端部21Lと第2端部21Rとは互いに一致しているものの、第1端部22Lの位置に対する第2端部22Rの位置は異なっており、第1端部23Lの位置に対する第2端部23Rの位置も異なっている。図9の紙面内において、第2端部22Rは、第1端部22Lの位置からレジストローラ21の外周面21Sに沿って回転方向r3へ角度Θ3だけシフトした位置にある。同様に、図9の紙面内において、第2端部23Rは、第1端部23Lの位置から外周面21Sに沿って回転方向r3へ角度Θ4だけシフトした位置にある。ここで、角度Θ3は角度Θ4と実質的に等しいことが望ましい。媒体PMのおもて面に形成される画像IMG1に対する、媒体PMのうら面に形成される画像IMG2の傾きが実質的に0(零)に近づくからである。
また、図9に示したように、プレッシャーローラ22の表面は第1端部22Lから第2端部22Rに至るまでレジストローラ21の外周面21Sと当接した状態となっており、プレッシャーローラ23の表面は第1端部23Lから第2端部23Rに至るまでレジストローラ21の外周面21Sと当接した状態となっている。このため、中心位置22JLと中心位置21JLとの距離は、中心位置22JRと中心位置21JRとの距離と実質的に等しい。また、中心位置23JLと中心位置21JLとの距離は、中心位置23JRと中心位置21JRとの距離と実質的に等しい。したがって、図9に示したように、中心位置22JLと中心位置23JLと中心位置21JLとを結んだ三角形TR1と、中心位置22JRと中心位置23JRと中心位置21JRとを結んだ三角形TR2とは実質的に合同である。すなわち、ホルダ80Lから眺めたときの第1端部21L、第1端部22L、および第1端部23Lの相互の位置関係(第1の相対位置)は、ホルダ80Lから眺めたときの第2端部21R、第2端部22R、および第2端部23Rの相互の位置関係(第2の相対位置)と実質的に等しい。
[作用・効果]
(A.基本動作)
この画像形成装置では、以下のようにして、媒体PMに対してトナー像が転写される。
起動状態の画像形成装置に対してPCなどの外部機器から印刷画像データおよび印刷命令が制御部(図示せず)に入力されると、その制御部は、印刷命令に応じて印刷画像データの印刷動作を開始させる。
例えば図1に示したように、まず、給紙トレイ11に収納されている媒体PMが、ピックアップローラ12によって最上部から1枚ずつピックアップされ、下流へ繰り出される。次いで、ピックアップローラ12から繰り出された媒体PMは、フィードローラ13およびリタードローラ14によってその斜行が矯正されたのち、搬送部2へ向かう。媒体PMは、搬送部2においてローラ群20Gのうちの第1のニップ部NP1を通過して下流の画像形成部3へ搬送される。画像形成部3では、画像IMG1が媒体PMのおもて面に形成される。
画像形成部3では、以下の電子写真プロセスによって、各色のトナー像が形成される。具体的には、制御部は、例えば感光ドラム32を所定の方向に一定速度で回転させたのち、各色の感光ドラム32の表面を一様に帯電させる。次いで、制御部は露光ユニット31K,31Y,31M,31Cを起動し、印刷画像の色成分に対応する光を各色の感光ドラム32に照射して各色の感光ドラム32の表面に静電潜像をそれぞれ形成する。
各色のトナーは、各色の供給ローラを介して各色の現像ローラへ供給される。各色のトナーを表面に担持した各色の現像ローラは、各色の感光ドラム32上の静電潜像に各色のトナーをそれぞれ付着させて各色のトナー像を形成する。さらに、転写部4における転写ローラ44に所定の電圧が印加され、感光ドラム32と転写ローラ44との間に電界が発生し、それらの間を走行する媒体PMのおもて面上に、感光ドラム32上に形成された各色のトナー像が転写され、画像IMG1が形成される。
そののち、媒体PMのおもて面上の画像IMG1は、定着部5において熱および圧力が付与されることにより媒体PMのおもて面に定着させられる。
媒体PMのうら面、すなわち、媒体PMにおける画像IMG1が形成された面と反対側の面に画像IMG2を形成する場合には、反転部7により媒体PMの裏表を反転させたのち、その媒体PMを再度、搬送部2、画像形成部3、転写部4および定着部5を順次経由させる。
具体的には、まず、セパレータ60がその媒体PMを搬送ローラ対71へ案内する。搬送ローラ対71は媒体PMをスイッチバック搬送ローラ対73へ搬送する。スイッチバック搬送ローラ対73は、正回転することにより搬送ローラ対71からの媒体PMを挟持しつつ反転搬送経路70へ一旦収容したのち、媒体PMがスイッチバック搬送ローラ対73を完全に通過してしまう前に逆回転を開始する。これにより、媒体PMは上流の搬送ローラ対71へ戻り始めるが、スイッチバックセパレータ72の起動により、媒体PMは搬送ローラ対74~76へ向けて案内されることとなる。搬送ローラ対74~76は順次、媒体PMを搬送部2へ向けて搬送する。搬送部2へ再度到達した媒体PMは、おもて面に画像IMG1が形成される場合とは異なり、搬送部2においてローラ群20Gのうちの第2のニップ部NP2を通過して下流の画像形成部3へ搬送されることとなる。なお、第2のニップ部NP2を通過する際の媒体PMは、第1のニップ部NP1を通過する際の媒体PMと比較して裏表が反転した状態となっている。画像形成部3および転写部4では、第2のニップ部NP2を通過した媒体PMのうら面に、画像IMG2を形成する。そののち、媒体PMのうら面上の画像IMG2は、定着部5において熱および圧力が付与されることにより媒体PMのうら面に定着させられる。
画像IMG1および画像IMG2が形成された媒体PMは、セパレータ60により排出部6へ案内され、排出部6における搬送ローラ対61,62により画像形成装置の外部のスタッカ100Kへ排出される。
(B.両面印刷時におけるローラユニット20の動作)
続いて、図10Aおよび図10Bを参照して、両面印刷時におけるローラユニット20の動作について説明する。図10Aは、媒体PMのおもて面に画像IMG1が形成される際の媒体PMの搬送方向Fに対する傾きなどを表す模式図である。一方、図10Bは、媒体PMのうら面に画像IMG2が形成される際の媒体PMの搬送方向Fに対する傾きなどを表す模式図である。
図10Aにおいて、紙面下段に示した媒体PM1は、給紙部1から排出されたのち搬送部2のローラ群20Gに到達する前の段階の媒体を表している。媒体PM1は、端縁S1、端縁S2、側面PMRおよび側面PMLにより画定される矩形状のシートである。媒体PM1において、端縁S1は搬送方向Fにおける最前方に位置し、端縁S2は搬送方向Fにおける最後方に位置する。端縁S1および端縁S2はいずれも搬送方向Fに対して実質的に直交しており、側面PMRおよび側面PMLはいずれも搬送方向Fに対して実質的に平行である。媒体PM1は、フィードローラ13およびリタードローラ14によってその斜行が矯正されているためである。
媒体PM1は、レジストローラ21とプレッシャーローラ22とにより形成される第1のニップ部NP1を経由して画像形成部3へ向かう。その際、レジストローラ21は、第1のニップ部NP1においてプレッシャーローラ22との間に媒体PM1を挟持しつつ回転方向R21+(図2)へ正回転することにより、媒体PM1を画像形成部3へ向けて搬送する。図10Aの紙面中段に示した媒体PM2は、搬送部2(のローラ群20G)を通過したのち画像形成部3に到達する前の段階の媒体を表している。媒体PM2における端縁S1、端縁S2、側面PMRおよび側面PMLは、いずれも、搬送方向Fに対して傾斜している。すなわち、媒体PM2は、媒体PM1を基準として紙面内において僅かに右回転した状態となっている。先に図8を参照して説明したように、第1のニップ部NP1が第1の回転軸21Jに対して僅かに傾いているからである。このとき、端縁S1および端縁S2は第1のニップ部NP1に対し実質的に平行であり、側面PMRおよび側面PMLは第1のニップ部NP1に対し実質的に直交している。なお、第1のニップ部NP1は、第1の回転軸21Jに対して完全に平行であることが望ましい。しかしながら、実際には、レジストローラ21、プレッシャーローラ22,23、ホルダ80L,80Rおよび支持プレート90L,90Rなどの各部品における寸法の誤差やばらつき、ならびにそれらの各部品の組み立て時の相対位置の誤差などが存在する。このため、第1のニップ部NP1を第1の回転軸21Jに対して完全に平行に形成することは極めて困難である。
媒体PM2は、ローラ群20Gの通過に伴って斜行した状態のまま画像形成部3へ進入する。図10Aの紙面上段に示した媒体PM3は、画像形成部3において画像IMG1が形成された段階の媒体を表している。媒体PM3は、媒体PM2と同様に搬送方向Fに対して傾斜している。すなわち、媒体PM3は、媒体PM1を基準として紙面内において僅かに右回転した状態が維持されている。画像形成部3において、画像IMG1は、搬送方向Fを基準として形成される。そのため、画像IMG1は、媒体PM3に対して僅かに左回転した状態で媒体PM3のおもて面に形成されることとなる。媒体PM3は定着部5および反転部7を経由し、反転した媒体PM4(図10B)として搬送部2のローラ群20Gへ再度、到達する。
図10Bにおいて紙面下段に示した媒体PM4は、反転部7から排出されたのち搬送部2のローラ群20Gに到達する前の段階の媒体を表している。媒体PM4において、端縁S2が搬送方向Fにおける最前方に位置し、端縁S1が搬送方向Fにおける最後方に位置する。媒体PM4における端縁S1、端縁S2、側面PMRおよび側面PMLは、いずれも、搬送方向Fに対して傾斜している。すなわち、媒体PM4は、媒体PM1を基準として紙面内において僅かに左回転した状態となっている。但し、画像IMG1は搬送方向Fに対して傾いていない。なお、図10Bでは、媒体PM4などをうら面から眺めている状態を表しているので、おもて面に形成された画像IMG1は破線で示している。
図10Bの紙面中段に示す媒体PM5は、レジストローラ21とプレッシャーローラ23とにより形成される第2のニップ部NP2を経由して画像形成部3へ向かう。その際、レジストローラ21は、第2のニップ部NP2においてプレッシャーローラ23との間に媒体PM5を挟持しつつ回転方向R21-(図2)へ逆回転することにより、媒体PM5を画像形成部3へ向けて搬送する。図10Bの紙面下段に示した媒体PM4において、搬送方向Fの前方に位置する端縁S2は第2のニップ部NP2と実質的に平行である。したがって、ローラ群20Gの第2のニップ部NP2を経由して画像形成部3へ向かう媒体PM5は、媒体PM4の姿勢を実質的に維持した状態となる。ここで、第1のニップ部NP1と第2のニップ部NP2とが中心線CLを対称軸とする線対称の関係にあれば、図10Bの紙面上段に示したように、画像IMG2が画像IMG1に対してほとんど傾くことなく媒体PM6のうら面に形成されることとなる。
(C.ローラユニットの効果)
このように、本実施の形態のローラユニット20では、ローラ群20Gの第1端部21L,22L,23Lをホルダ80Lにより一体に保持し、ローラ群20Gの第2端部21R,22R,23Rをホルダ80Rにより一体に保持するようにした。このため、第1のニップ部NP1を経由して画像形成部3において媒体PMのおもて面に形成される画像IMG1の、媒体PMに対する傾きと、媒体PMの裏面に形成された画像IMG2の、媒体PMに対する傾きとが同程度となる。したがって、媒体PMのおもて面に形成される画像IMG1に対する、媒体PMのうら面に形成される画像IMG2の傾きが減少する。よって、ローラユニット20およびそれを備えた画像形成装置によれば、より高品質の画像IMG1,IMG2を媒体PMの両面に形成することができる。
本実施の形態では、第1の回転軸21Jに対して第2の回転軸22Jが第1の捻じれ方向r1に捻じれており、第1の回転軸21Jに対して第3の回転軸23Jが第2の捻じれ方向r2に捻じれているので、媒体PMのおもて面に形成される画像IMG1に対する、媒体PMのうら面に形成される画像IMG2の傾きが実質的に0(零)に近づく。特に、第1の回転軸21Jに対して第2の回転軸22Jのなす第1の角度θ1の絶対値と、第1の回転軸21Jに対して第3の回転軸23Jのなす第2の角度θ2の絶対値とが実質的に等しくなるようにすれば、画像IMG1に対する画像IMG2の傾きを極めて小さくすることができる。
本実施の形態では、第1のニップ部NP1と第2のニップ部NP2とが、中心線CLを対称軸として互いに線対称の位置関係にある場合には、画像IMG1に対する画像IMG2の傾きを極めて小さくすることができる。
また、本実施の形態では、例えばホルダ80Lから眺めたときの第1端部21L、第1端部22L、および第1端部23Lが形成する三角形TR1と、ホルダ80Lから眺めたときの第2端部21R、第2端部22R、および第2端部23Rが形成する三角形TR2とが実質的に等しくなるようにしたので、画像IMG1に対する画像IMG2の傾きを極めて小さくすることができる。
<2.第2の実施の形態>
[ローラユニット20Aの構成]
図11および図12は、いずれも、本発明の第2の実施の形態としてのローラユニット20Aの要部の構成を表す斜視図である。図11は、ホルダ80Lから眺めたホルダ80Rおよびその近傍を表しており、図12は、支持プレート90Rを、ホルダ80Rが取り付けられた面と反対側から眺めた様子を表している。
図11および図12に示したように、ローラユニット20Aでは、ホルダ80Rの本体81Rがプレート91Rを介して支持プレート90Rに取り付けられている。図11に示したように、プレート91Rには開口912Rが設けられており、支持プレート90Rにおける支持プレート90Lと対向する面に設けられた突起905Rが開口912Rに嵌合している。プレート91Rは、支持プレート90Rに対し突起905Rを回転軸として回動可能に取り付けられている。図12に示したように、支持プレート90Rには目盛908Rが設けられている。プレート91Rに設けられた凸部913Rが目盛908Rに対して適切な位置となるように調整した状態で、ねじ92Aおよびねじ92Bの締結により、プレート91Rが支持プレート90Rに固定されている。
図12に示したように、プレート91Rには、開口911Rが設けられている。本体81Rには、レジストローラ軸受82Rと対応する位置に円筒状の突起814Rが設けられており、その突起814Rが開口911Rと嵌合している。本体81Rは、突起814Rを回転中心としてプレート91Rに対して回転可能となっている。図11に示したように、プレート91Rには目盛92Rが設けられている。本体81Rに設けられた凸部818Rが目盛92Rに対して適切な位置となるように調整した状態で、ねじ91Aおよびねじ91Bの締結により、本体81Rがプレート91Rに固定されるようになっている。なお、突起814Rは、支持プレート90Rに設けられた開口909Rをも貫いている。但し、開口909Rは突起814Rの外径よりも十分に大きい。また、ねじ91Aの先端部およびねじ91Bの先端部は、それぞれ、支持プレート90Rに設けられた開口906Rおよび開口907Rをも貫いている。但し、開口906Rおよび開口907Rはねじ91Aの先端部の外径およびねじ91Bの先端部の外径よりも十分に大きい。したがって、突起814R、ねじ91Aの先端部の外径およびねじ91Bの先端部が、支持プレート90Rに対するプレート91Rの位置調整の妨げとはならない。
[ローラユニット20Aの作用効果]
このように、本実施の形態のローラユニット20Aでは、プレート91Rを設け、支持プレート90Rに対する本体81Rの取り付け角度を調整可能としている。このため、画像形成ユニット3Kに対するレジストローラ21の第1の回転軸21Jの角度、ひいては第1のニップ部NP1の延在する方向や第2のニップ部NP2の延在する方向を調整することができる。その結果、媒体PMと、その媒体PMに形成される画像IMG1および画像IMG2との傾き(スキュー)を低減することができる。
<3.変形例>
以上、いくつかの実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態等では、ローラユニットにおけるローラ群の3つの第1の端部および3つの第2の端部がそれぞれ三角形を描くように配置されているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図13に示した変形例としてのローラ群20AGのように、中心位置22JLと中心位置21JLと中心位置23JLとが直線上に並ぶと共に、中心位置22JRと中心位置21JRと中心位置23JRとが直線上に並ぶようになっていてもよい。
また、上記実施の形態等ではカラー画像を形成する画像形成装置について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば黒色のトナー像のみを転写してモノクロ画像を形成する画像形成装置であってもよい。また、上記実施の形態では、1次転写方式の画像形成装置について説明したが、本発明は2次転写方式にも適用されうる。
また、上記実施の形態等では、露光装置として発光ダイオードを光源とするLEDヘッドを用いるようにしたが、例えばレーザ素子等を光源とした露光装置を用いてもよい。
さらに、上記実施の形態等では、本発明における「画像形成装置」の一具体例として、印刷機能を有する画像形成装置について説明したが、これには限られない。すなわち、そのような印刷機能に加え、例えば、スキャン機能やファックス機能を有する複合機として機能する画像形成装置においても、本発明を適用することが可能である。
1…給紙部、11…給紙トレイ、12…ピックアップローラ、13…フィードローラ、14…リタードローラ、2…搬送部、20,20A…ローラユニット、20G,20AG…ローラ群、21…レジストローラ、22,23…プレッシャーローラ、21L,22L,23L…第1端部、21R,22R,23R…第2端部、24…搬送ローラ対、25,26…センサ、3…画像形成部、3K,3Y,3M,3C…画像形成ユニット、30K,30Y,30M,30C…現像ユニット、31K,31Y,31M,31C…露光ユニット、32…感光ドラム、4…転写部、41…転写ベルト、42…駆動ローラ、43…従動ローラ、44…転写ローラ、5…定着部、6…排出部、60…セパレータ、7…反転部、71…搬送ローラ対、72…スイッチバックセパレータ、73…スイッチバック搬送ローラ対、74~76…搬送ローラ対、80L,80R…ホルダ、81L,81R…本体、82L,82R…レジストローラ軸受、83L,83R,84L,84R…プレッシャーローラ軸受ガイド、85L,85R,86L,86R…プレッシャーローラ軸受、87L,87R,88L,88R…スプリング、90L,90R…支持プレート、91R…プレート、92R…目盛、CL…中心線、CP…中心位置、PM…媒体。

Claims (10)

  1. 第1の外周面を有すると共に、第1の回転軸を回転中心として第1の回転方向および前記第1の回転方向と逆の第2の回転方向へ回転可能な第1のローラと、
    前記第1の外周面との間に媒体を挟んで第1のニップ部を形成する第2の外周面を有し、前記第1の外周面に対し前記媒体を介して第1の付勢力を付与しつつ第2の回転軸を回転中心として回転可能な第2のローラと、
    前記第1の外周面との間に前記媒体を挟んで第2のニップ部を形成する第3の外周面を有し、前記第1の外周面に対し前記媒体を介して第2の付勢力を付与しつつ第3の回転軸を回転中心として回転可能な第3のローラと、
    前記第1から第3のローラの各々の第1の端部を保持する第1の保持部と、
    前記第1から第3のローラの各々の第2の端部を保持する第2の保持部と
    を備え、
    前記第2の回転軸が、前記第1の回転軸と直交する軸を中心として前記第1の回転軸に対して第1の捻じれ方向に捻じれているとき、前記第3の回転軸が、前記第1の回転軸と直交する軸を中心として前記第1の回転軸に対して前記第1の捻じれ方向と反対の第2の捻じれ方向に捻じれており、
    前記媒体を、前記媒体のおもて面が前記第2の外周面と当接すると共に前記媒体のうら面が前記第1の外周面と当接した状態で前記第1のローラと前記第2のローラとの間に挟持しつつ搬送したのち、前記媒体のうら面が前記第1の外周面と当接すると共に前記媒体のおもて面が前記第3の外周面と当接した状態で前記第1のローラと前記第3のローラとの間に挟持しつつ搬送するようになっている
    ローラユニット。
  2. 前記第1の保持部は、前記第1から第3のローラの各々の前記第1の端部を一体に保持し、
    前記第2の保持部は、前記第1から第3のローラの各々の前記第2の端部を一体に保持する
    を備えた請求項1記載のローラユニット。
  3. 前記第1のローラは、前記第1のニップ部に挟持される前記媒体を、前記第1の回転方向へ回転することにより搬送し、
    前記第2のローラは、前記第2のニップ部に挟持される前記媒体を、前記第2の回転方向へ回転することにより搬送するようになっている
    請求項1または請求項2記載のローラユニット。
  4. 前記第1の回転軸に対して前記第2の回転軸のなす第1の角度の絶対値と、前記第1の回転軸に対して前記第3の回転軸のなす第2の角度の絶対値とが実質的に等しい
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のローラユニット。
  5. 前記第1の保持部から眺めたときの、前記第2のローラの前記第1の端部、前記第1のローラの前記第1の端部、および前記第3のローラの前記第1の端部における第1の相対位置は、
    前記第1の保持部から眺めたときの、前記第2のローラの前記第2の端部、前記第1のローラの前記第2の端部、および前記第3のローラの前記第2の端部における第2の相対位置と実質的に等しい
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のローラユニット。
  6. 前記第1のローラと前記第2のローラとの前記第1のニップ部と、前記第1のローラと前記第3のローラとの前記第2のニップ部とは、前記第1のローラの前記第1の回転軸に沿った方向の中心位置において前記第1の回転軸と直交する対称軸に対し、線対称の位置関係にある
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のローラユニット。
  7. 前記第1の保持部は、前記第2のローラの前記第1の端部と、前記第1のローラの前記第1の端部と、前記第3のローラの前記第1の端部とが第1の直線上に順に並ぶように、
    前記第1から第3のローラの各々の前記第1の端部を一体に保持し、
    前記第2の保持部は、前記第2のローラの前記第2の端部と、前記第1のローラの前記第2の端部と、前記第3のローラの前記第2の端部とが第2の直線上に順に並ぶように、前記第1から第3のローラの各々の前記第2の端部を一体に保持する
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のローラユニット。
  8. 前記第1の保持部は、前記第1のローラの前記第1の端部と、前記第2のローラの前記第1の端部と、前記第3のローラの前記第1の端部とを、それぞれ直接支持し、
    前記第2の保持部は、前記第1のローラの前記第2の端部と、前記第2のローラの前記第2の端部と、前記第3のローラの前記第2の端部とを、それぞれ直接支持する
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のローラユニット。
  9. 前記第1の保持部は、前記第1のローラの前記第1の端部と、前記第2のローラの前記第1の端部と、前記第3のローラの前記第1の端部とを、それぞれ第1のボールベアリングを介して支持し、
    前記第2の保持部は、前記第1のローラの前記第2の端部と、前記第2のローラの前記第2の端部と、前記第3のローラの前記第2の端部とを、それぞれ第2のボールベアリングを介して支持する
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のローラユニット。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のローラユニットを備えた画像形成装置。
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