JP7314091B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
放射線画像撮影装置による放射線画像の撮影に関して、撮影対象までの距離を表す距離画像を用いて、支援する技術が知られている。例えば、特許文献1には、飛行時間カメラにより撮影された深さ画像を用いて、可動部が衝突せずに可動するための3D自由空間モデルを提供する技術が知られている、
特表2014-511731号公報
ところで、放射線画像の撮影に対する支援として、マンモグラフィ装置の外観に生じる異常について判定することが望まれている。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、このような異常について判定することができなかった。
本開示は、上記事情を考慮して成されたものであり、距離画像から、マンモグラフィ装置の外観に生じる異常について判定することができる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本開示の第1の態様の情報処理装置は、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、プロセッサは、撮影対象との間の距離を表す距離画像を撮影する距離画像撮影装置により、異常判定対象であるマンモグラフィ装置を撮影対象として撮影された距離画像を取得し、基準となる状態の異常判定対象と、距離画像撮影装置との間の距離の基準値に関する基準距離情報を取得し、距離画像及び基準距離情報に基づいて、異常判定対象の外見に表れる異常について判定し、異常判定対象は、マンモグラフィ装置における複数の部品のうちの少なくとも1つであり、複数の部品の各々に対して、基準距離情報が定められており、また、複数の部品の各々には、距離画像撮影装置との間の距離が異なる部分を含む目印が設けられており、プロセッサは、距離画像における目印の画像から、複数の部品のいずれが異常判定対象であるかを判定する
本開示の第2の態様の情報処理装置は、第1の態様の情報処理装置において、異常判定対象は、マンモグラフィ装置における複数の部品のうちの少なくとも1つであり、複数の部品の各々に対して、異常判定閾値が定められている。
本開示の第の態様の情報処理装置は、第1の態様または第2の態様の情報処理装置において、プロセッサは、距離画像によって表される異常判定対象までの距離と、基準値との差分の絶対値が異常判定閾値を超える場合、異常が生じていると判定する。
上記目的を達成するために本開示の第4の態様の情報処理装置は、 なくとも1つのプロセッサと、プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、プロセッサは、撮影対象との間の距離を表す距離画像を撮影する距離画像撮影装置により、異常判定対象であるマンモグラフィ装置を撮影対象として撮影された距離画像を取得し、基準となる状態の異常判定対象と、距離画像撮影装置との間の距離の基準値に関する基準距離情報を取得し、距離画像及び基準距離情報に基づいて、異常判定対象の外見に表れる異常について判定し、距離画像によって表される異常判定対象までの距離と、基準値との差分の絶対値が異常判定閾値を超える場合、異常が生じていると判定し、異常判定対象は、マンモグラフィ装置における複数の部品のうちの少なくとも1つであり、複数の部品の各々に対して、異常判定閾値が定められており、また、複数の部品の各々には、距離画像撮影装置との間の距離が異なる部分を含む目印が設けられており、プロセッサは、距離画像における目印の画像から、複数の部品のいずれが異常判定対象であるかを判定する。
本開示の第の態様の情報処理装置は、第3の態様または第第4の態様の情報処理装置において、プロセッサは、異常が発生していると判定した場合、差分の絶対値が大きいほど異常の度合いが高いと判定する。
本開示の第の態様の情報処理装置は、第3の態様から第5の態様のいずれか1態様の情報処理装置において、プロセッサは、距離画像における異常判定閾値を超える異常領域を特定し、特定した異常領域の幅が種類判別閾値以上である場合、異常としてたわみが生じていると判定する。
本開示の第の態様の情報処理装置は、第の態様から第の態様のいずれか1態様の情報処理装置において、プロセッサは、距離画像における異常判定閾値を超える異常領域を特定し、特定した異常領域の幅が種類判別閾値未満である場合、異常として傷またはヒビが生じていると判定する。
本開示の第の態様の情報処理装置は、第1の態様から第の態様のいずれか1態様の情報処理装置において、プロセッサは、可視光画像を撮影する可視光画像撮影装置により撮影された、異常判定対象の可視光画像を取得し、基準となる状態の異常判定対象を撮影した基準可視光画像を取得し、距離画像、基準距離情報、可視光画像、及び基準可視光画像に基づいて、マンモグラフィ装置の外見に表れる異常について判定する。
本開示の第の態様の情報処理装置は、第の態様の情報処理装置において、プロセッサは、距離画像及び基準距離情報に基づいて、マンモグラフィ装置の外見に表れる異常が生じていないと判定し、かつ可視光画像及び基準可視光画像に基づいて、マンモグラフィ装置の外見に表れる異常が生じていると判定した場合、異常として汚れが生じていると判定する。
本開示の第10の態様の情報処理装置は、第1の態様から第の態様のいずれか1態様の情報処理装置において、基準距離情報は、距離画像撮影装置と、基準位置に配置された異常判定対象との間の距離を表した基準距離画像である。
本開示の第11の態様の情報処理装置は、第10の態様の情報処理装置において、異常判定対象が基準位置に配置されていない場合、異常判定対象を基準位置に移動させた後、距離画像撮影装置に距離画像を撮影させ、距離画像撮影装置により撮影された距離画像を取得する。
本開示の第12の態様の情報処理装置は、第1の態様から第11の態様のいずれか1態様の情報処理装置において、異常は、傷、ヒビ、たわみ、及び汚れの少なくとも一つである。
本開示の第13の態様の情報処理装置は、第1の態様から第12の態様のいずれか1態様の情報処理装置において、異常判定対象は、マンモグラフィ装置に取り付けられた圧迫部材である。
本開示の第14の態様の情報処理装置は、第1の態様から第13の態様のいずれか1態様の情報処理装置において、異常判定対象は、マンモグラフィ装置の撮影台である。
本開示の第15の態様の情報処理装置は、第1の態様から第14の態様のいずれか1態様の情報処理装置において、異常判定対象は、マンモグラフィ装置に取り付けられたバイオプシ関連部材である。
本開示の第16の態様の情報処理装置は、第1の態様から第15の態様のいずれか1態様の情報処理装置において、距離画像撮影装置は、TOF(Time Of Flight)方式を用いて距離画像を撮影する。
また、上記目的を達成するために本開示の第17の態様の情報処理方法は、撮影対象との間の距離を表す距離画像を撮影する距離画像撮影装置により、異常判定対象であるマンモグラフィ装置を撮影対象として撮影された距離画像を取得し、基準となる状態の異常判定対象と、距離画像撮影装置との間の距離の基準値に関する基準距離情報を取得し、距離画像及び基準距離情報に基づいて、異常判定対象の外見に表れる異常について判定し、異常判定対象は、マンモグラフィ装置における複数の部品のうちの少なくとも1つであり、複数の部品の各々に対して、基準距離情報が定められており、また、複数の部品の各々には、距離画像撮影装置との間の距離が異なる部分を含む目印が設けられており、距離画像における目印の画像から、複数の部品のいずれが異常判定対象であるかを判定する処理をコンピュータが実行するための方法である。
また、上記目的を達成するために本開示の第18の態様の情報処理方法は、撮影対象との間の距離を表す距離画像を撮影する距離画像撮影装置により、異常判定対象であるマンモグラフィ装置を撮影対象として撮影された距離画像を取得し、基準となる状態の異常判定対象と、距離画像撮影装置との間の距離の基準値に関する基準距離情報を取得し、距離画像及び基準距離情報に基づいて、異常判定対象の外見に表れる異常について判定し、距離画像によって表される異常判定対象までの距離と、基準値との差分の絶対値が異常判定閾値を超える場合、異常が生じていると判定し、異常判定対象は、マンモグラフィ装置における複数の部品のうちの少なくとも1つであり、複数の部品の各々に対して、異常判定閾値が定められており、また、複数の部品の各々には、距離画像撮影装置との間の距離が異なる部分を含む目印が設けられており、距離画像における目印の画像から、複数の部品のいずれが異常判定対象であるかを判定する処理をコンピュータが実行するための方法である。
また、上記目的を達成するために本開示の第19の態様の情報処理プログラムは、撮影対象との間の距離を表す距離画像を撮影する距離画像撮影装置により、異常判定対象であるマンモグラフィ装置を撮影対象として撮影された距離画像を取得し、基準となる状態の異常判定対象と、距離画像撮影装置との間の距離の基準値に関する基準距離情報を取得し、距離画像及び基準距離情報に基づいて、異常判定対象の外見に表れる異常について判定し、異常判定対象は、マンモグラフィ装置における複数の部品のうちの少なくとも1つであり、複数の部品の各々に対して、基準距離情報が定められており、また、複数の部品の各々には、距離画像撮影装置との間の距離が異なる部分を含む目印が設けられており、距離画像における目印の画像から、複数の部品のいずれが異常判定対象であるかを判定する処理をコンピュータに実行させるためのものである。
また、上記目的を達成するために本開示の第20の態様の情報処理プログラムは、撮影対象との間の距離を表す距離画像を撮影する距離画像撮影装置により、異常判定対象であるマンモグラフィ装置を撮影対象として撮影された距離画像を取得し、基準となる状態の異常判定対象と、距離画像撮影装置との間の距離の基準値に関する基準距離情報を取得し、距離画像及び基準距離情報に基づいて、異常判定対象の外見に表れる異常について判定し、距離画像によって表される異常判定対象までの距離と、基準値との差分の絶対値が異常判定閾値を超える場合、異常が生じていると判定し、異常判定対象は、マンモグラフィ装置における複数の部品のうちの少なくとも1つであり、複数の部品の各々に対して、異常判定閾値が定められており、また、複数の部品の各々には、距離画像撮影装置との間の距離が異なる部分を含む目印が設けられており、距離画像における目印の画像から、複数の部品のいずれが異常判定対象であるかを判定する処理をコンピュータに実行させるためのものである。
本開示によれば、距離画像から、マンモグラフィ装置の外観に生じる異常について判定することができる。
第1実施形態の放射線画像撮影システムにおける全体の構成の一例を概略的に表した構成図である。 第1実施形態のマンモグラフィ装置の外観の一例を表す側面図である。 第1実施形態の圧迫板の一例を表す三面図である。 第1実施形態のコンソールの構成の一例を表したブロック図である。 第1実施形態のコンソールの機能的な構成の一例を表す機能ブロック図である。 異常が生じていない場合の可視光画像及び距離画像の一例を説明するための図である。 異常としてヒビまたは傷が発生している場合の可視光画像及び距離画像の一例を説明するための図である。 異常としてたわみが発生している場合の可視光画像及び距離画像の一例を説明するための図である。 異常として汚れが発生している場合の可視光画像及び距離画像の一例を説明するための図である。 第1実施形態のコンソールにおける異常判定処理の流れの一例を表したフローチャートである。 圧迫板に付与された識別情報の一例を説明するための図である。 第2実施形態のコンソールにおける異常判定処理の流れの一例を表したフローチャートである。 圧迫板に付与された識別情報の他の例を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、各実施形態は本発明を限定するものではない。
[第1実施形態]
まず、本実施形態の放射線画像撮影システムにおける、全体の構成の一例について説明する。図1には、本実施形態の放射線画像撮影システム1における、全体の構成の一例を表す構成図が示されている。図1に示すように、本実施形態の放射線画像撮影システム1は、マンモグラフィ装置10及びコンソール12を備える。本実施形態のコンソール12が、本開示の情報処理装置の一例である。
まず、本実施形態のマンモグラフィ装置10について説明する。図2には、本実施形態のマンモグラフィ装置10の外観の一例を表す側面図が示されている。なお、図2は、被検者の右側からマンモグラフィ装置10を見た場合の外観の一例を示している。
本実施形態のマンモグラフィ装置10は、被検者の乳房を被写体として、乳房に放射線R(例えば、X線)を照射して乳房の放射線画像を撮影する装置である。なお、マンモグラフィ装置10は、被検者が起立している状態(立位状態)のみならず、被検者が椅子(車椅子を含む)等に座った状態(座位状態)において、被検者の乳房を撮影する装置であってもよい。
図2に示すように、本実施形態のマンモグラフィ装置10は、撮影台30内部に制御部20、記憶部22、及びI/F(Interface)部24を備える。制御部20は、コンソール12の制御に応じて、マンモグラフィ装置10の全体の動作を制御する。制御部20は、いずれも図示を省略した、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)を備える。ROMには、CPUで実行される、放射線画像の撮影に関する制御を行うための撮影処理プログラムを含む各種のプログラム等が予め記憶されている。RAMは、各種データを一時的に記憶する。
記憶部22には、放射線検出器28により撮影された放射線画像の画像データや、その他の各種情報等が記憶される。記憶部22の具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等が挙げられる。I/F部24は、無線通信または有線通信により、コンソール12との間で各種情報の通信を行う。マンモグラフィ装置10で放射線検出器28により撮影された放射線画像の画像データは、I/F部24を介してコンソール12に無線通信または有線通信によって送信される。
また、操作部26は、例えば、マンモグラフィ装置10の撮影台30等に複数のスイッチとして設けられている。なお、操作部26は、タッチパネル式のスイッチとして設けられていてもよいし、ユーザが足で操作するフットスイッチとして設けられていてもよい。
放射線検出器28は、被写体である乳房を通過した放射線Rを検出する。図2に示すように、放射線検出器28は、撮影台30の内部に配置されている。本実施形態のマンモグラフィ装置10では、撮影を行う場合、撮影台30の撮影面30A上には、被検者の乳房が医師及び技師等のユーザによってポジショニングされる。
放射線検出器28は、被検体の乳房及び撮影台30を透過した放射線Rを検出し、検出した放射線Rに基づいて放射線画像を生成し、生成した放射線画像を表す画像データを出力する。本実施形態の放射線検出器28の種類は、特に限定されず、例えば、放射線Rを光に変換し、変換した光を電荷に変換する間接変換方式の放射線検出器であってもよいし、放射線Rを直接電荷に変換する直接変換方式の放射線検出器であってもよい。
放射線照射部37は、放射線源37Rを備えている。図2に示すように放射線照射部37は、撮影台30及び圧迫ユニット36と共にアーム部32に設けられている。図2に示すように、放射線照射部37の下方にあたるアーム部32の被検者に近い位置には、フェイスガード38が着脱可能に取り付けられている。
また、放射線照射部37の下方にあたるアーム部32の被検者から離れた位置には、可視光カメラ31及びTOF(Time of Flight)カメラ39が設けられている。可視光カメラ31は、いわゆる一般的なカメラであり、可視光画像を撮影するカメラである。本実施形態の可視光カメラ31が、本開示の可視光画像撮影装置の一例である。具体的には、可視光カメラ31は、撮影対象によって反射した可視光を受光し、受光した可視光に基づいて可視光画像を撮影する。
TOFカメラ39は、TOF方式を用いて、撮影対象との間の距離を表す距離画像を撮影するカメラである。本実施形態のTOFカメラ39が、本開示の距離画像撮影装置の一例である。具体的には、TOFカメラ39は、撮影対象に赤外線等の光を照射し、その反射光を受光するまでの時間、または出射光と受光光との位相変化に基づいて、TOFカメラ39と撮影対象との間の距離を測定する。TOFカメラ39によって撮影される距離画像は、画素毎に、TOFカメラ39と撮影対象との間の距離を表す距離情報を有する。なお、距離画像とは、その画像から、撮影対象までの距離を導出することが可能な画像のことをいう。
なお、本実施形態における撮影対象は、詳細を後述する異常を判定する対象(以下、「異常判定対象」という)のマンモグラフィ装置10である。なお、異常判定対象はマンモグラフィ装置10の全体に限らず、マンモグラフィ装置10の撮影台30等の各部や、圧迫板40等の部品の場合もある。そのため、異常判定対象を含む領域が、TOFカメラ39の撮影領域である。なお、TOFカメラ39と可視光カメラ31とでは、撮影対象は同一であるが、撮影領域は完全に一致していなくてもよい。
また、図2に示すように本実施形態のマンモグラフィ装置10は、アーム部32と、基台34と、軸部35と、を備えている。アーム部32は、基台34によって、上下方向(Z軸方向)に移動可能に保持される。軸部35は、アーム部32を基台34に連結する。またアーム部32は、軸部35を回転軸として、基台34に対して相対的に回転可能となっている。
アーム部32と圧迫ユニット36とは、軸部35を回転軸として、別々に、基台34に対して相対的に回転可能となっている。本実施形態では、軸部35、アーム部32、及び圧迫ユニット36にそれぞれギア(図示省略)が設けられ、このギア同士の噛合状態及び非噛合状態を切替えることにより、アーム部32及び圧迫ユニット36の各々が軸部35に連結される。軸部35に連結されたアーム部32及び圧迫ユニット36の一方または両方が、軸部35と一体に回転する。
圧迫ユニット36には、圧迫板40を上下方向(Z軸方向)に移動する圧迫板駆動部(図示省略)が設けられている。本実施形態の圧迫板40は、被検者の乳房を圧迫する機能を有する。圧迫板40の支持部46は、圧迫板駆動部に着脱可能に取り付けられ、圧迫板駆動部により上下方向(Z軸方向)に移動し、撮影台30との間で被検者の乳房を圧迫する。本実施形態の圧迫板40は、本開示の圧迫部材の一例である。
本実施形態のマンモグラフィ装置10に取り付けが可能な圧迫板40には、複数の種類がある。例えば、圧迫板40は、乳房全体を圧迫するものに限らず、乳房の一部を圧迫するものであってもよい。換言すると、乳房よりも小さい圧迫板40でもよい。このような圧迫板40としては、例えば、病変が存在する領域のみの放射線画像を撮影する、いわゆるスポット撮影に用いられる圧迫板40が知られている。またその他の種類の圧迫板40としては、例えば、乳房の大きさに応じた圧迫板、腋窩撮影用の圧迫板、及び拡大撮影用の圧迫板等が挙げられる。
具体例として、本実施形態のマンモグラフィ装置10に取り付けられる圧迫板40について、図3を参照して説明する。図3には、本実施形態の圧迫板40の一例の三面図を示す。図3に示した三面図には、圧迫板40を上側(放射線照射部37側)から見た平面図(上面図)、被検体側から見た側面図、及び被検体の右側から見た側面図が含まれる。図3に示すように、本実施形態の圧迫板40は、圧迫部42及び支持部46を含む。
圧迫部42は、底部43が壁部44に囲まれた、断面形状が凹型に形成されている。底部43は、被検体の乳房に接触する面の板厚が略一定である。圧迫部42は、乳房の圧迫において位置合わせや圧迫状態の確認を行うために光学的に透明であることが好ましく、また、放射線Rの透過性に優れた材料によって形成される。このような材料の具体的一例としては、PC(ポリカーボネート)、PRT(ポリエチレンテレフタレート)、アクリル、PP(ポリプロピレン)等が挙げられるが、特に限定されるものではない。
一方、支持部46は、取付部47及び腕48を含む。取付部47は、圧迫板40をマンモグラフィ装置10、具体的には圧迫板40内の圧迫板駆動部に取り付ける機能を有し、腕48は、圧迫部42を支持する機能を有する。
一方、本実施形態のコンソール12は、無線通信LAN(Local Area Network)等を介してRIS(Radiology Information System)2等から取得した撮影オーダ及び各種情報と、操作部56等によりユーザにより行われた指示等とを用いて、マンモグラフィ装置10の制御を行う機能を有している。
本実施形態のコンソール12は、一例として、サーバーコンピュータである。図4に示すように、コンソール12は、制御部50、記憶部52、I/F部54、操作部56、及び表示部58を備えている。制御部50、記憶部52、I/F部54、操作部56、及び表示部58はシステムバスやコントロールバス等のバス59を介して相互に各種情報の授受が可能に接続されている。
本実施形態の制御部50は、コンソール12の全体の動作を制御する。制御部50は、CPU50A、ROM50B、及びRAM50Cを備える。ROM50Bには、CPU50Aで実行される、異常判定処理プログラム51を含む各種のプログラム等が予め記憶されている。RAM50Cは、各種データを一時的に記憶する。本実施形態のCPU50Aが、本開示のプロセッサの一例であり、本実施形態のROM50Bが、本開示のメモリの一例である。また、本実施形態の異常判定処理プログラム51が、本開示の情報処理プログラムの一例である。
記憶部52には、マンモグラフィ装置10で撮影された放射線画像の画像データや、その他の各種情報等が記憶される。記憶部52の具体例としては、HDDやSSD等が挙げられる。また、本実施形態の記憶部52には、詳細を後述する基準距離情報53が記憶される。
操作部56は、放射線Rの照射指示を含む放射線画像の撮影等に関する指示や各種情報等をユーザが入力するために用いられる。操作部56は特に限定されるものではなく、例えば、各種スイッチ、タッチパネル、タッチペン、及びマウス等が挙げられる。表示部58は、各種情報を表示する。なお、操作部56と表示部58とを一体化してタッチパネルディスプレイとしてもよい。
I/F部54は、無線通信または有線通信により、マンモグラフィ装置10及びRIS2との間で各種情報の通信を行う。本実施形態の放射線画像撮影システム1では、マンモグラフィ装置10で撮影された放射線画像の画像データは、コンソール12が、I/F部54を介して無線通信または有線通信によりマンモグラフィ装置10から受信する。
さらに、図5には、本実施形態のコンソール12の機能的な構成の一例の機能ブロック図を示す。図5に示すようにコンソール12は、第1取得部60、第2取得部62、及び判定部64を備える。一例として本実施形態のコンソール12は、制御部50のCPU50AがROM50Bに記憶されている異常判定処理プログラム51を実行することにより、CPU50Aが、第1取得部60、第2取得部62、及び判定部64として機能する。
第1取得部60は、TOFカメラ39により撮影された距離画像を取得する機能を有する。一例として本実施形態の第1取得部60は、TOFカメラ39により撮影された距離画像を表す画像データを、I/F部24及びI/F部54を介して、TOFカメラ39から取得する。
また、第1取得部60は、可視光カメラ31により撮影された可視光画像を取得する機能を有する。一例として本実施形態の第1取得部60は、可視光カメラ31により撮影された可視光画像を表す画像データを、I/F部24及びI/F部54を介して、TOFカメラ39から取得する。
第2取得部62は、基準距離情報53を取得する機能を有する。一例として本実施形態の第2取得部62は、記憶部52から基準距離情報53を取得する。基準距離情報53は、基準状態にある異常判定対象を、基準位置に配置した状態における、異常判定対象とTOFカメラ39との間の距離の基準値に関する情報である。例えば、異常判定対象が圧迫板40の場合、基準距離情報53は、マンモグラフィ装置10の初期位置に取り付けられた初期状態の圧迫板40とTOFカメラ39との間の距離の基準値に関する情報である。なお、圧迫板40の配置における初期位置とは、例えば、撮影台30に最も近い位置が挙げられる。また、圧迫板40の状態における初期状態とは、例えば、未使用の状態が挙げられる。また、基準距離情報53とは、例えば、TOFカメラ39により撮影された距離画像が挙げられる。以下では、基準距離情報53としての距離画像を基準距離画像53Aという。
また、第2取得部62は、基準可視光画像55を取得する機能を有する。一例として本実施形態の第2取得部62は、記憶部52から基準可視光画像55を取得する。基準可視光画像55は、基準状態にある異常判定対象を、基準位置に配置した状態で可視光カメラ31によって撮影した可視光画像である。なお、この場合の基準状態、及び基準位置は、基準距離情報53に対する基準状態及び基準位置と同様である。
上記のように本実施形態では、基準距離情報53及び基準可視光画像55がコンソール12の記憶部52に記憶されている形態について説明したが、基準距離情報53及び基準可視光画像55が記憶されている場所は記憶部52に限定されない。例えば、マンモグラフィ装置10の記憶部22に記憶されていてもよいし、放射線画像撮影システム1の外部の装置に記憶されていてもよい。また、基準距離情報53及び基準可視光画像55の各々が異なる装置に記憶されていてもよい。
なお、本実施形態において、異常判定対象であるマンモグラフィ装置10について具体例を挙げて説明する場合、圧迫板40を例に挙げて説明する。この場合の基準距離情報53は、未使用の圧迫板40を初めてマンモグラフィ装置10に取り付け、撮影台30に最も近い位置に配置して、TOFカメラ39により撮影した基準距離画像53Aである。また、基準可視光画像55は、未使用の圧迫板40を、初めてマンモグラフィ装置10に取り付け、撮影台30に最も近い位置に配置して、可視光カメラ31により撮影した基準可視光画像である。
判定部64は、距離画像、基準距離情報53、可視光画像、及び基準可視光画像55に基づいて、マンモグラフィ装置10の外見に表れる異常について判定する機能を有する。なお、異常判定対象は、マンモグラフィ装置10全体でなくてもよく、上述した圧迫板40や撮影台30、バイオプシ関連部材、及びフェイスガード等のマンモグラフィ装置10の部分や部品(以下、単に「部品」と総称する)であってもよい。また、異常判定対象がマンモグラフィ装置10における部品である場合、複数の部品について異常判定対象としてもよい。例えば、圧迫板40及び撮影台30の両方を、異常判定対象としてもよい。この場合、圧迫板40及び撮影台30を異常判定対象として同時に撮影することにより、1枚の距離画像で、複数の異常判定対象について異常を判定することができる。
ここで、本実施形態の判定部64が、距離画像、基準距離情報53、可視光画像、及び基準可視光画像55に基づいて、マンモグラフィ装置10の外見に表れる異常について判定する方法について説明する。本実施形態の判定部64は、マンモグラフィ装置10の外見に表れる異常(以下、単に「異常」という)の例として、傷、ヒビ、たわみ、及び汚れについて、異常が発生しているか否かの判定、及び異常が発生している場合は、発生している位置についての判定を行う。
図6Aには、異常が生じていない状態を撮影した可視光画像70及び距離画像72の一例を示す。可視光画像70には、異常である傷、ヒビ、たわみ、及び汚れを表す画像が含まれていない。また、距離画像72には、異常が表れていない。このように異常判定対象に異常が生じていない場合、距離画像72は、異常判定対象までの距離そのものを表す距離画像となる。例えば、異常判定対象が平板であれば、異常判定対象までの距離が一様であるため、距離画像72は、画素値がほぼ均一の画像となる。
図6Bには、傷またはヒビが発生している状態を撮影した可視光画像70A及び距離画像72Aの一例を示す。可視光画像70Aには、ヒビの画像80及び傷の画像81が含まれている。なお、図6Bでは、ヒビの画像80及び傷の画像81を点線で示しているが、図示の都合上、点線で示したものであり、点線上のヒビ及び傷の各々を撮影した画像ではなく、ヒビ及び傷の具体的な状態は問わない。また、距離画像72Bには、ヒビに応じた異常領域82及び傷に応じた異常領域83が含まれている。
ヒビや傷がある場合、TOFカメラ39により距離画像を撮影する際に異常判定対象に照射した赤外線が、ヒビや傷によって乱反射して、正確にTOFカメラ39に届かない。その結果、ヒビや傷に対応する部分では、TOFカメラ39により測定された異常判定対象までの距離が、実際の距離よりも長くなる傾向がある。そのため、ヒビや傷に対応する部分では、TOFカメラ39により測定される距離が、異常判定対象が正常な状態の場合に測定した距離に比べて長くなる傾向がある。また、ヒビや傷の周囲の、正常な状態の部分の距離に比べて、ヒビや傷に対応する部分の距離が長くなる。
図6Cには、たわみが発生している状態を撮影した可視光画像70B及び距離画像72Bの一例を示す。たわみとは、歪みでもあり、異常判定対象における塑性変形等の変形を伴う。しかしながら、可視光画像70Bのように、可視光画像には、たわみによる変形が表れないことがある。一方、距離画像72Bには、たわみにより変形した領域が異常領域84として表れる。例えば、圧迫板40の圧迫部42全体が図6Cに示すようにたわんだ場合、底部43を撮影した距離画像72Bには、たわみに応じた異常領域84が含まれている。
たわみによりTOFカメラ39に近付く方向に変形した場合、たわみによる変形が生じていない正常な状態の場合に測定した距離に比べて、異常判定対象とTOFカメラ39のとの距離が短くなる。逆に、たわみによりTOFカメラ39から離れる方向に変形した場合、たわみによる変形が生じていない正常な状態の場合に測定した距離に比べて、異常判定対象とTOFカメラ39のとの距離が長くなる。
また、TOFカメラ39に対して平行な方向に変形した場合、異常判定対象における高さ方向の特徴点、換言すると、TOFカメラ39との距離における特徴点の位置が変化する。例えば、圧迫板40(図3参照)の底部43が矩形から、平行四辺形に変化する場合、特徴点である壁部44の位置が変化する。そのため、撓みによる変形前後の壁部44の位置に応じた部分では、たわみによる変形が生じていない正常な状態の場合に測定した距離に比べて、異常判定対象とTOFカメラ39の距離が長く、または短くなる。
このように、異常がヒビまたは傷の場合、及びたわみの場合のいずれであっても、距離画像72A、72Bには、異常に応じた異常領域82、83、84が表れる。しかしながら、ヒビによる異常領域、傷による異常領域に比べて、たわみによる異常領域の方が大きく、幅が広い傾向がある。ヒビ及び傷は線形に生じる場合が多く、この場合、図6Bに示すように、異常領域82、83は細長い長尺状の領域となる。長尺の長さ方向に対して交差する方向をそれぞれ幅W1、W2とすると、幅W1、W2の各々は、たわみによる異常領域84の幅W3(図6C参照)に比べて狭くなる。
そこで、本実施形態の判定部64は、TOFカメラ39が撮影した距離画像と、基準距離画像53Aとを比較し、距離画像から異常領域を特定した場合、ヒビ、傷、及びたわみのいずれかの異常が発生していると判定する。具体的には、本実施形態の判定部64は、距離画像によって表される距離と、基準距離画像53Aによって表される距離との差分の絶対値が異常判定閾値を超える場合、すなわち、TOFカメラ39との間の距離の変化量が大きい場合、ヒビ、傷、及びたわみのいずれかの異常が発生していると判定する。より具体的には、判定部64は、距離画像の画素の画素値と、基準距離画像53Aの画素の画素値との差分の絶対値が異常判定閾値を超える場合、ヒビ、傷、及びたわみのいずれかの異常が発生していると判定する。なお、異常判定閾値は、例えば、種々のヒビ、傷、及びたわみ等をTOFカメラ39により撮影した距離画像を用いて、正常な状態や誤差等を考慮して、実験的に得られた値を採用することができる。
また、本実施形態の判定部64は、異常領域の幅が種類判別閾値以上である場合、発生している異常の種類が、たわみであると判定する。一方、判定部64は、異常領域の幅が種類判別閾値未満である場合、発生している異常面の種類が、ヒビまたは傷であると判定する。なお、種類判別閾値は、例えば、種々のヒビ、傷、及びたわみ等をTOFカメラ39により撮影した距離画像に含まれるヒビまたは傷による異常領域の幅と、たわみによる異常領域の幅とに基づいて、実験的に得られた値を採用することができる。
図6Dには、汚れが発生している状態を撮影した可視光画像70C及び距離画像72Cの一例を示す。可視光画像70Cには、汚れの画像85が含まれている。一方、距離画像72Cには、汚れにかかわらず、異常領域が含まれない。異常判定対象に生じる汚れは、表面に凹凸を生じない、または凹凸が生じても比較的軽微である。そのため、汚れに対応する部分では、TOFカメラ39により測定される距離が、異常判定対象が正常な状態の場合に測定した距離とほとんど変わらない傾向があり、少なくとも、その他の異常が発生している場合に比べて、異常判定対象とTOFカメラ39との間の距離の変化が小さい傾向がある。
そこで、本実施形態の判定部64は、TOFカメラ39が撮影した距離画像と基準距離画像53Aとを比較した比較結果が、距離画像に異常領域が含まれていない場合であり、かつ可視光カメラ31で撮影した可視光画像と基準可視光画像55とを比較した比較結果が、異常があるとの判定の場合、汚れが異常として発生していると判定する。具体的には、本実施形態の判定部64は、距離画像によって表される距離と、基準距離画像53Aによって表される距離との差分の絶対値が異常判定閾値以下の場合、すなわち、TOFカメラ39との間の距離の変化量が小さい場合、ヒビ、傷、及びたわみのいずれも異常として発生していないと判定する。さらに、判定部64は、可視画像の画素の画素値と基準可視光画像55の画素の画素値との差分の絶対値が汚れ判定閾値を超える画素が、汚れ判定個数以上連続して存在する場合、汚れが異常として発生していると判定する。この場合、可視光画像70Cにおける、汚れの画像85の領域が異常領域となる。
また、本実施形態の判定部64は、TOFカメラ39が撮影した距離画像と基準距離画像53Aとを比較した比較結果が、距離画像に異常領域が含まれていない場合であり、かつ可視光カメラ31で撮影した可視光画像と基準可視光画像55とを比較した比較結果が、異常が無いとの判定の場合、異常が発生していないと判定する。
次に、本実施形態のコンソール12の作用について図面を参照して説明する。
本実施形態のコンソール12は、制御部50のCPU50Aが、ROM50Bに記憶されている異常判定処理プログラム51を実行することにより、図7に一例を示した異常判定処理を実行する。図7には、本実施形態のコンソール12において実行される異常判定処理の流れの一例を表したフローチャートが示されている。なお、CPU50Aが、異常判定処理を実行するタイミングは、限定されず、任意のタイミングとすることができる。例えば、マンモグラフィ装置10が初めて稼働してから予め定められた時間が経過する毎であってもよいし、マンモグラフィ装置10に電源が投入されたタイミングや、操作部56の操作によって行われたユーザの指示を受けたタイミング等であってもよい。また例えば、圧迫板40の場合、マンモグラフィ装置10に圧迫板40を取り付けたタイミングであってもよい。
図7のステップS100で第1取得部60は、マンモグラフィ装置10のTOFカメラ39から距離画像を取得する。具体的には、第1取得部60は、TOFカメラ39に距離画像の撮影を指示し、指示に基づいてTOFカメラ39によって撮影された距離画像をI/F部24を介して取得する。第1取得部60が取得した距離画像は、判定部64に出力される。
なお、本タイミングにおいて、異常判定対象が基準位置に配置されていない場合、判定部64は、異常判定対象を基準位置に移動させてから、TOFカメラ39に距離画像の撮影を指示することが好ましい。例えば、異常判定対象が圧迫板40の場合、判定部64は、圧迫ユニット36に取り付けられている取付部47の位置を特定することで、圧迫板40の現在位置を特定し、現在位置が基準位置ではない場合、基準位置まで圧迫板40を移動させる指示をマンモグラフィ装置10に対して行う。本指示を受け付けたマンモグラフィ装置10の制御部20は、圧迫ユニット36により圧迫板40を、基準位置まで移動させる。判定部64は、圧迫板40の現在位置が基準位置となったことを確認した後、TOFカメラ39に距離画像の撮影を指示する。
次のステップS102で第2取得部62は、記憶部52から基準距離情報53を取得する。上述したように、本実施形態では、基準距離情報53として基準距離画像53Aを採用しているため、記憶部52から基準距離画像53Aを取得する。取得した基準距離画像53Aは、判定部64に出力される。
次のステップS104で判定部64は、距離画像と基準距離画像53Aの差分を導出する。具体的には、上述したように、対応する位置の画素について、距離画像の画素の画素値と、基準距離画像53Aの画素の画素値との差分を導出する。
次のステップS106で判定部64は、上述したように、上記ステップS104で導出した差分の絶対値が異常判定閾値を超える(|差分|>異常判定閾値)か否かを判定する。差分の絶対値が異常判定閾値を超える場合、ステップS106の判定が肯定判定となり、ステップS108へ移行する。
ステップS108で判定部64は、上述したように、異常領域の幅を導出する。次のステップS110で判定部64は、上述したように、上記ステップS108で導出した異常領域の幅が種類判別閾値以上(幅≧種類判別閾値)であるか否かを判定する。異常領域の幅が種類判別閾値以上ではない場合、換言すると異常領域の幅が種類判別閾値未満の場合、ステップS110の判定が否定判定となり、ステップS112へ移行する。ステップS112で判定部64は、上述したように、異常としてヒビまたは傷が発生していると判定した後、ステップS128へ移行する。
一方、上記ステップS110において、異常領域の幅が種類判別閾値以上である場合、肯定判定となり、ステップS114へ移行する。ステップS114で判定部64は、上述したように、異常としてたわみが発生していると判定した後、ステップS128へ移行する。
また上記ステップS106において、上記ステップS104で導出した差分の絶対値が異常判定閾値を超えない場合、換言すると、差分の絶対値が異常判定閾値以下の場合、ステップS106の判定が否定判定となり、ステップS116へ移行する。
ステップS116で第1取得部60は、マンモグラフィ装置10の可視光カメラ31から可視光画像を取得する。具体的には、第1取得部60は、可視光カメラ31に可視光画像の撮影を指示し、指示に基づいて可視光カメラ31によって撮影された可視光画像をI/F部24を介して取得する。第1取得部60が取得した可視光画像は、判定部64に出力される。
次のステップS118で第2取得部62は、記憶部52から基準可視光画像55を取得する。上述したように、取得した基準可視光画像55は、判定部64に出力される。次のステップS120で判定部64は、上述したように、可視光画像と基準可視光画像とを比較する。
次のステップS122で判定部64は、上述したように、可視光画像に異常領域が含まれているか否かを判定する。可視光画像に異常領域が含まれている場合、ステップS122の判定が肯定判定となり、ステップS124へ移行する。ステップS124で判定部64は、上述したように、異常として汚れが発生していると判定した後、ステップS128へ移行する。
一方、上記ステップS122において、可視光画像に異常領域が含まれていない場合、判定が否定判定となり、ステップS126へ移行する。ステップS126で判定部64は、上述したように、異常が発生していないと判定した後、ステップS128へ移行する。
ステップS128で判定部64は、上記判定結果、及び異常領域の位置を出力する。具体的には、判定部64は、上記ステップS112、S114、S124、及びS126の判定結果のいずれかを出力する。また、判定部64は、上記S112、S114、及びS124の判定結果を出力する場合異常領域の位置を出力する。なお、異常領域の位置の出力形態は、特に限定されず、例えば、可視光画像に、特定した異常領域の位置を表す情報を付加した画像を出力する形態としてもよい。また、判定部64が、判定結果及び異常領域の位置を出力する出力先も特に限定されない。例えば、コンソール12の表示部58であってもよいし、マンモグラフィ装置10や、他の装置であってもよい。このようにしてステップS128の処理が終了すると、図7に示した異常判定処理が終了する。
なお、本形態に限定されず、TOFカメラ39が距離画像を撮影するタイミング、及び可視光カメラ31が可視光画像を撮影するタイミングと、CPU50Aが異常判定処理を実行するタイミングは、同時期でなくてもよい。例えば、任意のタイミングでTOFカメラ39が距離画像を撮影し、また可視光カメラ31が可視光画像を撮影し、距離画像及び可視光画像を記憶部22に記憶しておき、また別の任意のタイミングでCPU50Aが、記憶部22に記憶されている距離画像を及び可視光画像を取得して異常判定処理を実行してもよい。
上述したように、異常がヒビ、傷、及びたわみのいずれかである場合は、その異常が異常領域として距離画像に表れる。また、異常が汚れである場合は、その異常が可視光画像に表れる。そこで、本実施形態では、コンソール12が、TOFカメラ39で撮影された距離画像及び可視光カメラ31で撮影された可視光画像を取得し、距離画像、基準距離画像53A、可視光画像、及び基準可視光画像55に基づいて、異常判定対象であるマンモグラフィ装置10の外見に表れる異常について判定する。従って、本実施形態のコンソール12によれば、距離画像から、マンモグラフィ装置の外観に生じる異常について判定することができる。
[第2実施形態]
上述したようにマンモグラフィ装置10には、複数の部品があり、複数の部品の各々を異常判定対象とすることができる。このように複数の部品の各々を異常判定対象とする場合、部品によって、正常な状態や、異常の発生具合等が異なる場合がある。そこで、本実施形態では、複数の部品の各々について、異常の判定を行う形態について説明する。本実施形態のマンモグラフィ装置10及びコンソール12について、第1実施形態と同様の構成及び作用については詳細な説明を省略する。
本実施形態のマンモグラフィ装置10及びコンソール12の全体的な構成は第1実施形態と同様であるため、全体的な構成の説明を省略する。本実施形態のマンモグラフィ装置10は、異常判定対象毎に、各異常判定対象を識別するための識別情報が付与されている。図8には、識別情報90が付与された圧迫板40の一例を示す。図8に示した圧迫板40には、取付部47から延びる腕48における、放射線照射部37と対向する位置に、識別情報90が設けられている。識別情報90は、圧迫板であることを識別するための情報である。また、本実施形態のマンモグラフィ装置10に取り付けが可能な圧迫板40には、複数の種類がある。そのため、識別情報90は、圧迫板40の種類を識別するための情報でもある。また、同じ部品、及び同じ種類であっても、各個体によって正常な状態が異なる場合がある。このような場合、識別情報90は、その個体自身を識別するための識別情報であってもよく、個体毎に異なる識別情報90が付与されていてもよい。
なお、本実施形態では、一例として、異常判定対象に付与されている識別情報90を、可視光カメラ31により撮影された可視光画像から読み取る。そのため、異常判定対象に識別情報90が付与される位置は、可視光カメラ31の撮影領域内の位置であり、識別情報90が可視光カメラ31に写る位置である。また上述したように、部品によって、正常な状態や、異常の発生具合等が異なる場合があるため、本実施形態では、異常判定対象の部品毎に、異常判定閾値を設けている。そのため、本実施形態では、識別情報90に対応付けられた状態の異常判定閾値が記憶部22に記憶されている(図示省略)。
また、本実施形態では、基準距離画像53A及び基準可視光画像55も異常判定対象毎に記憶部52に記憶されている。具体的には、各識別情報90に対応付けられた基準距離画像53A及び基準可視光画像55が複数、コンソール12の記憶部22に記憶されている。
また、コンソール12の作用、具体的には、異常判定処理が第1実施形態と異なるため、本実施形態のコンソール12で実行される異常判定処理について説明する。
図9には、本実施形態のコンソール12において実行される異常判定処理の流れの一例を表したフローチャートが示されている。図9に示すように、本実施形態の異常判定処理は、第1実施形態の異常判定処理(図7参照)のステップS102に代わり、ステップS103A~S103Cの処理を含む。
図9に示すステップS103Aで第1取得部60は、第1実施形態の異常判定処理(図7参照)のステップS116と同様に、マンモグラフィ装置10の可視光カメラ31から可視光画像を取得する。なお、本実施形態の異常判定処理では、本タイミングで可視光画像取得するため、図9に示すように、第1実施形態の異常判定処理(図7参照)において可視光画像を取得するためのステップであったステップS116の処理が含まれていない。
次のステップS103Bで判定部64は、可視光画像から識別情報を読み取る。なお、判定部64が、可視光画像から識別情報を読み取る方法は、特に限定されない。例えば、図8に示した識別情報90のように、識別情報が数字や数字の場合、判定部64は、可視光画像に対して数字や文字を読み取るための画像解析を行い、異常判定対象に対応する部分の画像から数字や文字を読み取ることで識別情報90を読み取ってもよい。
次のステップS103Cで判定部64は、上記ステップS103Bで読み取った識別情報に応じた基準距離画像53Aを記憶部22から取得する。以降の処理では、本ステップで取得した基準距離画像53Aが異常の判定に用いられる。
また、図9に示すように、本実施形態の異常判定処理は、第1実施形態の異常判定処理(図7参照)のステップS104の処理とステップS106の処理との間に、ステップS105の処理を含む。
ステップS105で判定部64は、上記ステップS103Bで読み取った識別情報に応じた異常判定閾値を記憶部22から取得する。以降の処理では、本ステップで取得した異常判定閾値が異常の判定に用いられる。
なお、本実施形態では、異常判定対象を識別するための識別情報90等の識別情報を、可視光画像から読み取る形態について説明したが、識別情報を読み取る方法は本実施形態に限定されない。例えば、図10に示すように、異常判定対象(図10では圧迫板40)に、TOFカメラ39に向けた凹凸を有する形状の識別情報91を設けておいた場合、TOFカメラ39により撮影された距離画像から識別情報を読み取ってもよい。本実施形態における識別情報91が、本開示の目印の一例である。なお、この場合の異常判定処理では、図9に示したステップS103Aの処理に代えて、第1実施形態の異常判定処理(図7参照)のステップS116を行えばよく、また、ステップS103において、距離画像から識別情報を読み取ればよい。
以上説明したように、上記各実施形態のコンソール12は、少なくとも1つのプロセッサとしてCPU50Aと、CPU50Aによって実行可能な命令を記憶するROM50Bと、を備える。CPU50Aは、撮影対象との間の距離を表す距離画像を撮影するTOFカメラ39により、異常判定対象であるマンモグラフィ装置10を撮影対象として撮影された距離画像を取得する。また、CPU50Aは、基準となる状態の異常判定対象と、TOFカメラ39との間の距離の基準値に関する基準距離情報53として基準距離画像53Aを取得する。またCPU50Aは、距離画像及び基準距離画像53Aに基づいて、異常判定対象の外見に表れる異常について判定する。
上記構成を有することにより、上記各実施形態のコンソール12によれば、距離画像から、マンモグラフィ装置10の外観に生じる異常について判定することができる。
また、本実施形態のコンソール12によれば、複数の異常判定対象を撮影対象として、1枚の距離画像を撮影することにより、複数の異常判定対象に対する異常の判定を1枚の距離画像に基づいて行うことができる。従って、異常判定対象毎に、異常を判定しなければいけない場合、例えば、異常判定対象毎に異常を判定するためのセンサ等を設ける場合に比べて、上記各実施形態のコンソール12によれば、より簡単に異常の判定を行うことができる。
なお、上記各実施形態では、各異常判定対象に対する異常の判定に関して、異常が発生しているか否か、発生している異常の種類、及び異常が発生している位置を判定する形態について説明したが、異常に関する判定の種類はこれらに限定されない。例えば、異常の度合いについて判定してもよい。例えば、異常の度合いを判定するための度合判定閾値を設けておき、上述した差分の閾値が大きいほど、異常の度合いが高いことを判定する形態としてもよい。
また、上記各実施形態では、基準距離情報53として基準距離画像53Aを用いる形態について説明したが、基準距離情報53は、基準距離画像53Aに限定されない。例えば、異常判定対象の設計値や、放射線画像撮影システム1の設計値及び設定値などに基づいた基準値を基準距離情報53としてもよい。
また、上記各実施形態では、距離画像を撮影する形態の一例として、TOFカメラを用い、TOF方式により距離画像を撮影する形態について説明したが、距離画像を撮影する距離画像撮影装置はTOFカメラに限定されない。例えば、パターンがついた赤外光を撮影対象に照射し、撮影対象からの反射光に応じた距離画像を撮影する距離画像撮影装置を用い、Structured Light方式を適用して距離画像を撮影する形態としてもよい。また、例えば、距離画像に写り込んでいるエッジ領域のボケ具合を基に距離を復元するDFD(Depth from Defocus)方式を適用した形態としてもよい。この形態の場合、例えば、カラー開口フィルタを用いて単眼のカメラで撮影した距離画像を用いる形態が知られている。
また、上記各実施形態では、マンモグラフィ装置10の放射線照射部37における圧迫ユニット36側にTOFカメラ39及び可視光カメラ31を設ける形態について説明したが、TOFカメラ39及び可視光カメラ31の各々を設ける位置は、本形態に限定されない。TOFカメラ39及び可視光カメラ31の各々は、異常判定対象であるマンモグラフィ装置10全体、または部品が写る領域を撮影領域として撮影が可能な位置に配置されていればよく、その位置は限定されない。例えば、放射線照射部37におけるフェイスガード38側にTOFカメラ39及び可視光カメラ31の少なくとも一方を設けてもよい。また例えば、TOFカメラ39及び可視光カメラ31の少なくとも一方をマンモグラフィ装置10の外部に設けてもよい。
また、上記各実施形態では、コンソール12が本開示の情報処理装置の一例である形態について説明したが、コンソール12以外の装置が本開示の情報処理装置の機能を備えていてもよい。換言すると、第1取得部60、第2取得部62、及び判定部64の機能の一部または全部をコンソール12以外の、例えばマンモグラフィ装置10や、外部の装置が備えていてもよい。
また、上記各実施形態において、例えば、第1取得部60、第2取得部62、及び判定部64といった各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造としては、次に示す各種のプロセッサ(processor)を用いることができる。上記各種のプロセッサには、前述したように、ソフトウェア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPUに加えて、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
1つの処理部は、これらの各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせや、CPUとFPGAとの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。
複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアント及びサーバ等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサの1つ以上を用いて構成される。
更に、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造としては、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)を用いることができる。
また、上記各実施形態では、異常判定処理プログラム51が記憶部52に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。異常判定処理プログラム51は、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、異常判定処理プログラム51は、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
1 放射線画像撮影システム
2 RIS
10 マンモグラフィ装置
12 コンソール
20、50 制御部
22、52 記憶部
24、54 I/F部
26、56 操作部
28 放射線検出器
30 撮影台、30A 撮影面
31 可視光カメラ
32 アーム部
34 基台
35 軸部
36 圧迫ユニット
37 放射線照射部、37R 放射線源
38 フェイスガード
39 TOFカメラ
40 圧迫板
42 圧迫部
43 底部
44 壁部
46 支持部
47 取付部
48 腕
50A CPU、50B ROM、50C RAM
51 異常判定処理プログラム
53 基準距離情報、53A 基準距離画像
55 基準可視光画像
58 表示部
59 バス
60 第1取得部
62 第2取得部
64 判定部
70、70A、70B、70C 可視光画像
72、72A、72B、72C 距離画像
80 ヒビの画像
81 傷の画像
82、83、84 異常領域
85 汚れの画像
90、91 識別情報
R 放射線

Claims (20)

  1. 少なくとも1つのプロセッサと、
    前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、
    前記プロセッサは、
    撮影対象との間の距離を表す距離画像を撮影する距離画像撮影装置により、異常判定対象であるマンモグラフィ装置を前記撮影対象として撮影された前記距離画像を取得し、
    基準となる状態の前記異常判定対象と、前記距離画像撮影装置との間の距離の基準値に関する基準距離情報を取得し、
    前記距離画像及び前記基準距離情報に基づいて、前記異常判定対象の外見に表れる異常について判定し、
    前記異常判定対象は、前記マンモグラフィ装置における複数の部品のうちの少なくとも1つであり、
    前記複数の部品の各々に対して、前記基準距離情報が定められており、また、前記複数の部品の各々には、前記距離画像撮影装置との間の距離が異なる部分を含む目印が設けられており、
    前記プロセッサは、前記距離画像における前記目印の画像から、前記複数の部品のいずれが前記異常判定対象であるかを判定する
    情報処理装置。
  2. 前記異常判定対象は、前記マンモグラフィ装置における複数の部品のうちの少なくとも1つであり、
    前記複数の部品の各々に対して、異常判定閾値が定められている
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    前記距離画像によって表される前記異常判定対象までの距離と、前記基準値との差分の絶対値が異常判定閾値を超える場合、異常が生じていると判定する
    請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 少なくとも1つのプロセッサと、
    前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、
    前記プロセッサは、
    撮影対象との間の距離を表す距離画像を撮影する距離画像撮影装置により、異常判定対象であるマンモグラフィ装置を前記撮影対象として撮影された前記距離画像を取得し、
    基準となる状態の前記異常判定対象と、前記距離画像撮影装置との間の距離の基準値に関する基準距離情報を取得し、
    前記距離画像及び前記基準距離情報に基づいて、前記異常判定対象の外見に表れる異常について判定し、前記距離画像によって表される前記異常判定対象までの距離と、前記基準値との差分の絶対値が異常判定閾値を超える場合、異常が生じていると判定し、
    前記異常判定対象は、前記マンモグラフィ装置における複数の部品のうちの少なくとも1つであり、
    前記複数の部品の各々に対して、前記異常判定閾値が定められており、また、前記複数の部品の各々には、前記距離画像撮影装置との間の距離が異なる部分を含む目印が設けられており、
    前記プロセッサは、前記距離画像における前記目印の画像から、前記複数の部品のいずれが前記異常判定対象であるかを判定する
    情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、
    異常が発生していると判定した場合、
    前記差分の絶対値が大きいほど前記異常の度合いが高いと判定する
    請求項3または請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、
    前記距離画像における前記異常判定閾値を超える異常領域を特定し、
    特定した前記異常領域の幅が種類判別閾値以上である場合、前記異常としてたわみが生じていると判定する
    請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、
    前記距離画像における前記異常判定閾値を超える異常領域を特定し、
    特定した前記異常領域の幅が種類判別閾値未満である場合、前記異常として傷またはヒビが生じていると判定する
    請求項から請求項のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、
    可視光画像を撮影する可視光画像撮影装置により撮影された、前記異常判定対象の可視光画像を取得し、
    前記基準となる状態の前記異常判定対象を撮影した基準可視光画像を取得し、
    前記距離画像、前記基準距離情報、前記可視光画像、及び前記基準可視光画像に基づいて、前記マンモグラフィ装置の外見に表れる異常について判定する
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、
    前記距離画像及び前記基準距離情報に基づいて、前記マンモグラフィ装置の外見に表れる異常が生じていないと判定し、
    かつ前記可視光画像及び前記基準可視光画像に基づいて、前記マンモグラフィ装置の外見に表れる異常が生じていると判定した場合、
    前記異常として汚れが生じていると判定する
    請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記基準距離情報は、前記距離画像撮影装置と、基準位置に配置された前記異常判定対象との間の距離を表した基準距離画像である
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記プロセッサは、
    前記異常判定対象が前記基準位置に配置されていない場合、前記異常判定対象を前記基準位置に移動させた後、前記距離画像撮影装置に前記距離画像を撮影させ、前記距離画像撮影装置により撮影された前記距離画像を取得する
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記異常は、傷、ヒビ、たわみ、及び汚れの少なくとも一つである
    請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記異常判定対象は、前記マンモグラフィ装置に取り付けられた圧迫部材である
    請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記異常判定対象は、前記マンモグラフィ装置の撮影台である
    請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記異常判定対象は、前記マンモグラフィ装置に取り付けられたバイオプシ関連部材である
    請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記距離画像撮影装置は、TOF(Time Of Flight)方式を用いて前記距離画像を撮影する
    請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  17. 撮影対象との間の距離を表す距離画像を撮影する距離画像撮影装置により、異常判定対象であるマンモグラフィ装置を前記撮影対象として撮影された前記距離画像を取得し、
    基準となる状態の前記異常判定対象と、前記距離画像撮影装置との間の距離の基準値に関する基準距離情報を取得し、
    前記距離画像及び前記基準距離情報に基づいて、前記異常判定対象の外見に表れる異常について判定し、
    前記異常判定対象は、前記マンモグラフィ装置における複数の部品のうちの少なくとも1つであり、
    前記複数の部品の各々に対して、前記基準距離情報が定められており、また、前記複数の部品の各々には、前記距離画像撮影装置との間の距離が異なる部分を含む目印が設けられており、
    前記距離画像における前記目印の画像から、前記複数の部品のいずれが前記異常判定対象であるかを判定する
    処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
  18. 撮影対象との間の距離を表す距離画像を撮影する距離画像撮影装置により、異常判定対象であるマンモグラフィ装置を前記撮影対象として撮影された前記距離画像を取得し、
    基準となる状態の前記異常判定対象と、前記距離画像撮影装置との間の距離の基準値に関する基準距離情報を取得し、
    前記距離画像及び前記基準距離情報に基づいて、前記異常判定対象の外見に表れる異常について判定し、前記距離画像によって表される前記異常判定対象までの距離と、前記基準値との差分の絶対値が異常判定閾値を超える場合、異常が生じていると判定し、
    前記異常判定対象は、前記マンモグラフィ装置における複数の部品のうちの少なくとも1つであり、
    前記複数の部品の各々に対して、前記異常判定閾値が定められており、また、前記複数の部品の各々には、前記距離画像撮影装置との間の距離が異なる部分を含む目印が設けられており、
    前記距離画像における前記目印の画像から、前記複数の部品のいずれが前記異常判定対象であるかを判定する
    処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
  19. 撮影対象との間の距離を表す距離画像を撮影する距離画像撮影装置により、異常判定対象であるマンモグラフィ装置を前記撮影対象として撮影された前記距離画像を取得し、
    基準となる状態の前記異常判定対象と、前記距離画像撮影装置との間の距離の基準値に関する基準距離情報を取得し、
    前記距離画像及び前記基準距離情報に基づいて、前記異常判定対象の外見に表れる異常について判定し、
    前記異常判定対象は、前記マンモグラフィ装置における複数の部品のうちの少なくとも1つであり、
    前記複数の部品の各々に対して、前記基準距離情報が定められており、また、前記複数の部品の各々には、前記距離画像撮影装置との間の距離が異なる部分を含む目印が設けられており、
    前記距離画像における前記目印の画像から、前記複数の部品のいずれが前記異常判定対象であるかを判定する
    処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
  20. 撮影対象との間の距離を表す距離画像を撮影する距離画像撮影装置により、異常判定対象であるマンモグラフィ装置を前記撮影対象として撮影された前記距離画像を取得し、
    基準となる状態の前記異常判定対象と、前記距離画像撮影装置との間の距離の基準値に関する基準距離情報を取得し、
    前記距離画像及び前記基準距離情報に基づいて、前記異常判定対象の外見に表れる異常について判定し、前記距離画像によって表される前記異常判定対象までの距離と、前記基準値との差分の絶対値が異常判定閾値を超える場合、異常が生じていると判定し、
    前記異常判定対象は、前記マンモグラフィ装置における複数の部品のうちの少なくとも1つであり、
    前記複数の部品の各々に対して、前記異常判定閾値が定められており、また、前記複数の部品の各々には、前記距離画像撮影装置との間の距離が異なる部分を含む目印が設けられており、
    前記距離画像における前記目印の画像から、前記複数の部品のいずれが前記異常判定対象であるかを判定する
    処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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