JP7313014B2 - 集積装置 - Google Patents
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Description
請求項2に記載した発明は、搬送路に沿って順次搬送される複数の物品を集積する集積装置であって、前記搬送路の、物品の搬送方向延長線上に配置され、昇降自在に構成される基礎台と、該基礎台が下降した際に、該基礎台の上方を出没自在に構成され、突出した状態で前記搬送路からの物品が載置される受け台と、前記基礎台を下降させた後、前記搬送路に沿って順次搬送される複数の物品に対応して前記受け台を複数回出没させることで、前記搬送路からの物品を前記受け台から前記基礎台上に集積させる制御装置と、を備え、前記受け台は、前記物品の搬送方向に沿って配置される複数の受け部材を備え、前記各受け部材は、前記搬送方向に向かって左右方向いずれか一方からそれぞれ出没自在に構成され、前記複数の受け部材が突出された状態で、前記物品の搬送方向に沿って最も前側の前記受け部材の載置面の高さは、他の前記受け部材の載置面の高さより低く設定されことを特徴とするものである。
請求項1及び2の発明では、まず、搬送路の延長線上に基礎台が、その集積面が搬送路の搬送面と同一平面上となるように位置して、物品が搬送手段により搬送路から基礎台の集積面上に載置される。続いて、制御装置からの指令により、基礎台がその集積面に物品を載せた状態で下降する。続いて、制御装置からの指令により、基礎台の上方に受け台が突出され、搬送路から次の物品が搬送手段により受け台上に載置される。続いて、制御装置からの指令により、受け台が没入されることで、受け台上の次の物品が基礎台の集積面上の物品上に落下して集積される。そして、制御装置からの指令により、搬送路に沿って順次搬送される複数の物品に対応して、受け台の出没動作を複数回繰り返すことで、搬送路からの物品が受け台を介して基礎台の集積面上に順次集積される。その後、基礎台の集積面上に所定数の物品が集積されると、制御装置からの指令により、受け台が没入された時点で、基礎台の集積面が搬送路の搬送面と同一平面上に到達するまで上昇して、搬送手段により集積された所定数の物品が次の工程に搬送される。
請求項3の発明では、物品が搬送路に沿って搬送されてくる際、物品が静電気を帯びている可能性があるが、各受け部材の、少なくとも載置面は合成樹脂にて構成されているので、物品の各受け部材への付着を抑制することができる。
請求項4の発明では、物品が各受け部材上を跨るように載置された後、各受け部材が没入する際、各受け部材と物品との間の摩擦力により物品を没入方向に引き込もうとする力が働くが、隣接する受け部材は、左右方向において互いに相違する方向から出没自在に構成されているので、各受け部材による物品を没入方向に引き込もうとする力が互いに打ち消し合い、物品が所望の姿勢を維持しつつその位置に留まり、安定して落下する。
請求項5の発明では、ストッパ部材により、搬送路に沿って順次搬送されてくる物品を受け台上でその所定位置に適切に停止させることができる。その結果、基礎台上に物品をその姿勢を崩すことなく安定した姿勢で集積することが可能になる。
本発明の実施形態に係る集積装置1は、物品である、密封チャック部2Aを有する極薄の包装袋2を所定枚集積するものである。図1に示すように、包装袋2は、平面略矩形状に形成されている。包装袋2は、その長手方向一端部に密封チャック部2Aが設けられている。図1に示すように、本実施形態に係る集積装置1は、自動で、包装袋2を所定枚積層した状態で外袋(図示略)に包装する包装装置100の一構成として備えられている。当該包装装置100は、順次供給される包装袋2を適宜タイミングで所定枚に集積しつつ、その包装袋群20(包装袋2を所定枚集積したもの)を順次搬送するための搬送装置3と、該搬送装置3により順次搬送される包装袋群20を再び集積する、本実施形態に係る集積装置1と、を備えている。
まず、本実施形態に係る集積装置1では、制御装置55からの指令により、図6に示すように、基礎台53が、その底壁部59の集積面58が第4搬送手段15の搬送面47と同一平面上となるように最大限上昇する。その状態で、図7に示すように、例えば、密封チャック部2Aが搬送方向前側に位置した包装袋群20が、第4搬送手段15により、当該第4搬送手段15の搬送面47から基礎台53の底壁部59の集積面58上に乗り移る。続いて、図8に示すように、制御装置55からの指令により、基礎台53がその集積面58に密封チャック部2Aが搬送方向前側に位置した包装袋群20を載せた状態で下降する。
Claims (5)
- 搬送路に沿って順次搬送される複数の物品を集積する集積装置であって、
前記搬送路の、物品の搬送方向延長線上に配置され、昇降自在に構成される基礎台と、
該基礎台が下降した際に、該基礎台の上方を出没自在に構成され、突出した状態で前記搬送路からの物品が載置される受け台と、
前記基礎台を下降させた後、前記搬送路に沿って順次搬送される複数の物品に対応して前記受け台を複数回出没させることで、前記搬送路からの物品を前記受け台から前記基礎台上に集積させる制御装置と、を備え、
前記受け台は、前記物品の搬送方向に沿って配置される複数の受け部材を備え、
前記各受け部材は、前記搬送方向に向かって左右方向いずれか一方からそれぞれ出没自在に構成され、
前記基礎台は、前記物品が集積される集積面を有する底壁部と、該底壁部から連続して延び、対向する側壁部とからなる正面視コ字状に形成され、各側壁部に前記各受け部材が挿通される挿通孔がそれぞれ形成されることを特徴とする集積装置。 - 搬送路に沿って順次搬送される複数の物品を集積する集積装置であって、
前記搬送路の、物品の搬送方向延長線上に配置され、昇降自在に構成される基礎台と、
該基礎台が下降した際に、該基礎台の上方を出没自在に構成され、突出した状態で前記搬送路からの物品が載置される受け台と、
前記基礎台を下降させた後、前記搬送路に沿って順次搬送される複数の物品に対応して前記受け台を複数回出没させることで、前記搬送路からの物品を前記受け台から前記基礎台上に集積させる制御装置と、を備え、
前記受け台は、前記物品の搬送方向に沿って配置される複数の受け部材を備え、
前記各受け部材は、前記搬送方向に向かって左右方向いずれか一方からそれぞれ出没自在に構成され、
前記複数の受け部材が突出された状態で、前記物品の搬送方向に沿って最も前側の前記受け部材の載置面の高さは、他の前記受け部材の載置面の高さより低く設定されることを特徴とする集積装置。 - 前記受け部材の、少なくとも、前記物品が載置される載置面は、合成樹脂にて構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の集積装置。
- 前記受け部材は、少なくとも3台配置され、
前記隣接する受け部材は、前記左右方向において互いに相違する方向から出没自在に構成されることを特徴とする請求項1~3いずれかに記載の集積装置。 - 前記搬送路に沿って順次搬送される物品を前記受け台上に停止させるストッパ部材を備えることを特徴とする請求項1~4いずれかに記載の集積装置。
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Publications (2)
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