JP7312666B2 - シート拡張装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークが貼着されたシートを拡張するシート拡張装置に関する。
従来、レーザビーム照射によりワークに改質層を形成した後、シート拡張装置によりワークが貼着されたシートを拡張(エキスパンド)することでワークを分割する方法が知られている。シート拡張装置の具体的な構成は、例えば特許文献1に開示されるものが知られている。
特許文献1には、ワークが貼着されたシートの四辺をそれぞれ挟持機構で挟持しつつ拡張することで、チップの縦横サイズが異なるワークにおいてもチップ間の間隔が適切な距離となるようにシートを拡張することができる拡張装置が開示されている。
特開2014-143297号公報
特許文献1に開示される構成では、挟持機構は複数のローラーを一列に配置してなる上下一対をなす構成であり、上下の各ローラーにおいてシートが挟持されるものである。
ここで、ワークが貼着されるシートは、一般に帯状に製造されるものであるが、製造工程においては、その帯状の長手方向となる第二方向においてテンションがかけられているため、収縮しやすいということがある。そして、このテンションが作用するため、第二方向においてはシートは伸び難いものとなる。
これに対し、第二方向と直交する第一方向は、上記のテンションが作用しないためシートが比較的伸びやすいということになる。
このように第一方向、第二方向においてシートの伸びやすさが異なる状況が生じ得ることに加え、ローラーで挟持される箇所と、挟持されない箇所でのシートの伸び量の違いが生じることが考えられる。
つまり、図10の左側に示すようにシートSの四辺を挟持した準備状態から、図10の右側の拡大図に示すようにシートSを矢印Nの方向に拡張した場合において、ローラーR1,R2で挟持される箇所M1では伸び量が多くなる一方、ローラーR1,R2の間で挟持されていない箇所M2では伸び量が少なくなる。このように、ローラーR1,R2によって挟持されているかいないかによっても伸び量に差が生じることになる。特に、矢印Nの方向が伸びやすい第一方向では、伸び量の差が顕著になる。
そして、ローラーR1,R2の間で挟持されていない箇所M2の部分も伸ばすようにさらに拡張をした場合には、ローラーR1,R2で挟持されて局所的に伸びている箇所M1がさらに引き伸ばされることになり、当該箇所M1において破断が生じる恐れがある。
本発明は以上の問題に鑑み、ローラーにてシートを挟持して拡張をする構成において、シートが局所的に引き伸ばされることを抑制することを可能とする新規な技術を提案するものである。
本発明の一態様によれば、
ワークが貼着されたシートを拡張するシート拡張装置であって、
第一方向においてワークを挟んで互いに対向して配設され、それぞれシートを挟持する第一挟持手段と、第二挟持手段と、
該第一方向に直交する第二方向においてワークを挟んで互いに対向して配設され、それぞれシートを挟持する第三挟持手段と、第四挟持手段と、
該第一挟持手段と該第二挟持手段を該第一方向において互いに離反する向きに移動可能とするとともに、該第三挟持手段と、該第四挟持手段とを該第二方向において互いに離反する向きに移動可能とする移動手段と、を備え、
該第一挟持手段と、該第二挟持手段と、該第三挟持手段と、該第四挟持手段とは、それぞれ該ワーク側である内側において上下に対向して配置される内側挟持部と、該内側挟持部に隣接して該内側挟持部の外側おいて上下に対向して配置される外側挟持部と、を有し、
下側の該内側挟持部と下側の該外側挟持部の上部には、該離反する向きと平行な回転軸を中心に回転する複数のローラーが配設され、
上側の該内側挟持部と上側の該外側挟持部の下部には、該離反する向きと平行な回転軸を中心に回転する複数のローラーが配設され、
少なくとも該第一挟持手段と、該第二挟持手段と、において、上側と下側のそれぞれにおいて、該内側挟持部の隣接したローラーの回転軸の間に該外側挟持部のローラーの回転軸が位置付くように配置される、シート拡張装置とする。
また、本発明の一態様によれば、
該第三挟持手段と、該第四挟持手段と、においても、上側と下側のそれぞれにおいて、該内側挟持部の隣接したローラーの回転軸の間に該外側挟持部のローラーの回転軸が位置付くように配置されることとする。
本発明の構成によれば、シートが第一方向において伸びやすく、破断が生じる可能性が高くなる場合において、シートが挟持される間隔が狭くなるため、シートが局所的に伸ばされることを抑制することができ、シートの破断を防止することができる。
被加工物としてのワークと、ワークが貼着されるシートについて示す図である。 拡張装置の構成例について示す図である。 (A)はシートの四辺が挟持手段で保持される様子を上側から見た図である。(B)は第一方向への拡張の様子について説明する図である。(C)は第二方向への拡張の様子について説明する図である。 第一挟持手段の構成について説明する図である。 同じく第一挟持手段の構成について説明する図である。 第一挟持手段の挟持点の間隔について説明する図である。 第三挟持手段の構成について説明する図である。 同じく第三挟持手段の構成について説明する図である。 (A)はシートの四辺が同一構成の挟持手段で保持される様子を上側から見た図である。(B)は第一方向への拡張の様子について説明する図である。(C)は第二方向への拡張の様子について説明する図である。 課題であるシートの滑りの発生について説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
<ワーク及びシート>
図1は、被加工物としてのワーク10と、ワーク10が貼着されるシート1について示す図である。
ワーク10は、例えば半導体ウェーハや光デバイスウェーハ等の円板状のウェーハである。ワーク10の表面には互いに直角に交差する複数の分割予定ライン101が格子状に設定されるものである。
ワーク10は、例えばシート1に貼着される前、または後に、分割予定ライン101に沿って分割起点が形成される。そして分割起点が形成されたワーク10をシート1に貼着した状態において、シート1を拡張することで分割起点に沿ってチップに分割する。
分割予定ライン101に沿って形成される分割起点は、レーザ光照射でワーク10内に形成する改質層の他、ワーク10の表面に分割予定ライン101に沿って溝を形成し、この溝を分割起点とすることもできる。溝は、例えばレーザ照射によるアブレーション加工、切削ブレードを切り込ませる切削加工、あるいはけがき等の溝加工を行うことで形成することができる。
シート1は、例えばポリ塩化ビニルやポリオレフィン等の拡張性を有する合成樹脂シート等からなる基材11の片面にワーク10が貼着される粘着層12が形成されたもので、例えば、ワーク10よりも大きな矩形のものが用いられる。
なお、被加工物となるワーク10は、半導体ウェーハ等のウェーハの他、DBG(Dicing Before Grinding:ブレードで分割予定ラインに沿ってワーク表面にハーフカット溝を形成した後裏面研削でワークを分割するプロセス)やSDBG(Stealth Dicing Before Grinding:SD加工(STEALTH DICING:登録商標)を施した後ワークの裏面を研削して分割するプロセス)によりチップに分割されたウェーハに貼着されたチップ実装用のDAF(Die Attach Film)等の接着シートや、ガラス、セラミックス、樹脂等の各種板状物が対象となり得る。
<シート拡張装置>
次に、図2に示すように、ワークが貼着されたシートを拡張するためのシート拡張装置の一実施形態について説明する。このシート拡張装置2は、四隅の角部が直角に形成された正方形状の固定基台20と、固定基台20上に配設され、ワークが貼着されたシートが水平に載置される円板状の保持テーブル3と、保持テーブル3に載置される図示せぬシートを挟持する第一挟持手段4A、第二挟持手段4B、第三挟持手段4C、第四挟持手段4Dと、これら挟持手段4A~4Dごとに設けられ、第一および第二挟持手段4A~4Bを第一方向にそれぞれ移動させる第一移動手段5A、第二移動手段5B、および第三および第四挟持手段4C~4Dをそれぞれ第二方向に移動させる第三移動手段5C、第四移動手段5Dと、を具備している。これらの第一~第四移動手段5A~5Dにより、第一挟持手段4Aと第二挟持手段4Bを第一方向において互いに離反する向きに移動可能とするとともに、第三挟持手段4Cと、第四挟持手段4Dとを第二方向において互いに離反する向きに移動可能とする移動手段が構成される。
保持テーブル3は、固定基台20の中央部上面に円筒台30を介して支持されている。保持テーブル3は図示されない回転機構によって円筒台30上に回転可能に、かつ、図示されない上下動機構によって円筒台30上に上下動可能に支持されている。保持テーブル3の上面はワークが載置可能な直径を有しており、ワークが貼着されたシートは、ワークを上側に配し、かつ、同心状に配した状態で保持テーブル3の上面に載置される。
固定基台20の四辺の各端縁200a,200b,200c,200dの中央部には、外側に突出する矩形状の凸部201がそれぞれ形成されている。固定基台20の、各凸部201から凸部201の内側(保持テーブル3側)にわたる部分には、対応する凸部201の延びる方向に沿って延びる矩形状の第一ガイド溝201a、第二ガイド溝201b、第三ガイド溝201c、第四ガイド溝201dがそれぞれ形成されている。
図2に示すように、この場合、固定基台20の互いに平行な一対の端縁200c・200dの延びる方向を第一方向、該第一方向に直交し、端縁200a・200bの延びる方向を第二方向としており、固定基台20の、第一方向の両端に第一挟持手段4A、第二挟持手段4Bがそれぞれ配設され、第二方向側の両端に第三挟持手段4C、第四挟持手段4Dがそれぞれ配設されている。
第一移動手段5Aおよび第二移動手段5Bは、第一挟持手段4Aおよび第二挟持手段4Bをそれぞれ第一方向に沿って往復移動させ、第三移動手段5Cおよび第四移動手段5Dは、第三挟持手段4Cおよび第四挟持手段4Dをそれぞれ第二方向に沿って往復移動させるものである。
第一挟持手段4Aと第二挟持手段4Bは、第一方向において保持テーブル3を挟んで互いに対向し、それぞれ第一ガイド溝201a、第二ガイド溝201bに対し第一方向に移動可能に配設されている。また、第三挟持手段4Cと第四挟持手段4Dは、第二方向において保持テーブル3を挟んで互いに対向し、それぞれ第三ガイド溝201c、第四ガイド溝201dに対し第二方向に移動可能に配設されている。
第一~第四挟持手段4A~4Dは同一構成であり、ガイド溝201a~201dに沿ってそれぞれ移動可能に組み込まれたL字状の可動基台41と、可動基台41の内側に上下動可能に取り付けられた下側挟持機構420および上側挟持機構430と、これら挟持機構420,430をそれぞれ上下方向に移動させる下側移動機構44および上側移動機構45を具備している。
可動基台41は、ガイド溝201a~201dにそれぞれ摺動自在に嵌合するスライド部411と、スライド部411の外側の端部に立設された支持部412とからなっている。
支持部412の内側の面には上下方向に延びるガイドレール412aが形成されている。また、支持部412の外側の面には上下方向に延びるガイド溝412bが形成されている。さらに支持部412には、ガイドレール412aの内側の面からガイド溝412bに貫通する上下方向に延びるガイド孔412cが形成されている。
第一~第四挟持手段4A~4Dをそれぞれガイド溝201a~201dに沿って移動させる第一~第四移動手段5A~5Dは同一構成であり、スライド部411に螺合し、ガイド溝201a~201dに沿ってそれぞれ延びるねじロッド51と、凸部201に配設され、ねじロッド51を正逆回転駆動するパルスモータ52とを有している。ねじロッド51の先端は、固定基台20上のガイド溝201a~201dの内側にそれぞれ固定された軸受53に回転可能に支持されている。
ねじロッド51が螺合する可動基台41のスライド部411が、パルスモータ52で回転駆動されるねじロッド51の回転方向に応じてガイド溝201a~201dに沿って外側から内側、または内側から外側に送られ、これにより第一および第二挟持手段4A,4Bは第一方向に往復移動させられ、第三および第四挟持手段4C,4Dは第二方向に往復移動させられる。したがって第一移動手段5Aと第二移動手段5Bは、第一挟持手段4Aと第二挟持手段4Bをそれぞれ第一方向において互いに離反する向きに移動可能としており、また、第三移動手段5Cと第四移動手段5Dは、第三挟持手段4Cと第四挟持手段4Dをそれぞれ第二方向において互いに離反する向きに移動可能としている。
下側挟持機構420は、ガイドレール412aに沿って上下動可能に支持された内側に向かって延びるアーム部421と、アーム部421の先端にアーム部421に直交して固定された下側挟持部42とを有し、略T字状に構成されている。アーム部421の基端部421cはガイド孔412cを貫通して外側のガイド溝412b内に配設されている。
第一および第二挟持手段4A,4Bの下側挟持部42は第二方向と平行に延びており、第三および第四挟持手段4C,4Dの下側挟持部42は第一方向と平行に延びている。各下側挟持部42は直方体状に形成されており、その上面には、第一挟持手段4Aに現れるように、二列に配列される複数のローラー(内側ローラー42a、外側ローラー42b(第一挟持手段4Aのみ符号を付す、他の挟持手段においても同様であるため符号を省略する))が互いに近接して配列されている。第一および第二挟持手段4A,4Bのローラー(42a,42b)は第一方向と平行な回転軸を中心として回転可能に下側挟持部42に支持されており、第三および第四挟持手段4C,4Dのローラーは第二方向と平行な回転軸を中心として回転可能に下側挟持部42に支持されている。下側のローラー(42a,42b(第一挟持手段4A参考))は下側挟持部42の上面から外周面の半分程度が突出して装着されている。
下側挟持機構420の上方に配設された上側挟持機構430は、下側挟持機構420と概ね上下対称の構成であり、ガイドレール412aに沿って上下動可能に支持された内側に向かって延びるアーム部431と、アーム部431の先端にアーム部431に直交して固定され、下側挟持部42に対向して配設された上側挟持部43とを有し、略T字状に構成されている。アーム部431の基端部431cはガイド孔412cを貫通して外側のガイド溝412b内に配設されている。
第一および第二挟持手段4A,4Bの上側挟持部43は第二方向と平行に延びており、第三および第四挟持手段4C,4Dの上側挟持部43は第一方向と平行に延びている。各上側挟持部43は直方体状に形成されており、その下面には、後述するように二列に配列される複数の上側ローラー(不図示)が互いに近接して配列されている。これら上側ローラーは、下側挟持部42の各ローラー(42a,42b(第一挟持手段4A参考))と対になるように対向配置され、第一および第二挟持手段4A,4Bの上側ローラーは第一方向と平行な回転軸を中心として回転可能に上側挟持部43に支持されており、第三および第四挟持手段4C,4Dの上側ローラーは第二方向と平行な回転軸を中心として回転可能に上側挟持部43に支持されている。上側ローラーは上側挟持部43の下面から外周面の半分程度が突出して装着されている。
上記下側挟持機構420および上側挟持機構430は、それぞれ下側移動機構44および上側移動機構45によりガイドレール412aに沿って支持部412に対し上下方向に往復移動させられる。
下側移動機構44は、アーム部421の基端部421cに螺合し、ガイド溝412bに沿って上下方向に延びるねじロッド441と、ガイド溝412bの下端部に配設され、ねじロッド441を正逆回転駆動するパルスモータ442とを有している。ねじロッド441の上端はガイド溝412b内に固定された軸受443に回転可能に支持されている。ねじロッド441が螺合する基端部421cが、パルスモータ442で回転駆動されるねじロッド441の回転方向に応じてガイド溝412bに沿って上下に送られ、これにより下側挟持機構420は上下動させられる。
下側移動機構44の上方に配設された上側移動機構45は下側移動機構44と概ね上下対称の構成を有しており、アーム部431の基端部431cに螺合し、ガイド溝412bに沿って上下方向に延びるねじロッド451と、支持部412の上端部に配設され、ねじロッド451を正逆回転駆動するパルスモータ452とを有している。ねじロッド451の下端はガイド溝412b内に固定された軸受453に回転可能に支持されている。ねじロッド451が螺合する基端部431cが、パルスモータ452で回転駆動されるねじロッド451の回転方向に応じてガイド溝412bに沿って上下に送られ、これにより上側挟持機構430は上下動させられる。
制御手段7は、第一~第四移動手段5A~5Dの各パルスモータ52に動作制御信号を送る。制御手段7は、規定のプログラムにより各パルスモータ52の動作を制御し、これにより第一および第二挟持手段4A,4Bの第一方向への移動、ならびに第三および第四挟持手段4C,4Dの第二方向への移動を制御する。
次に図3(A)~(C)に示すように、ワーク10が貼着されたシート1を、第一方向、第二方向に拡張(エキスパンド)する構成について説明する。
図3(A)に示すシート1は、第一方向と第二方向で延びやすさが異なり、第一方向のほうが、第二方向と比較して伸びやすいこととなっている。本実施例では、第一方向において対向する第一挟持手段4A,第二挟持手段4Bについては、図4乃至図6の構成とし、第二方向において対向する第三挟持手段4C,第四挟持手段4Dについては、図7及び図8の構成が採用される。
まず、第一挟持手段4Aの構成例について説明する。図4及び図5は、上側挟持部43と下側挟持部42を有する第一挟持手段4Aの構成について示す図である。なお、第一挟持手段4Aと第一方向において対向する第二挟持手段4B(図2(A))は、第一挟持手段4Aと同様の構成であり、説明を省略する。
図4及び図5に示すように、上側挟持部43は、平行に配置される内側挟持部43Aと、外側挟持部43Bを有して構成される。内側挟持部43Aと外側挟持部43Bは、アーム部431に接続され、一体的に上下移動するものである。
内側挟持部43Aは、第二方向に均等間隔で複数配列される内側ローラー43aと、各内側ローラー43aを回転可能に支持する回転軸43mと、回転軸43mを支持しつつ内側ローラー43aの周面を露出させる支持枠43uと、を有する。
外側挟持部43Bは、第二方向に均等間隔で複数配列される外側ローラー43bと、各外側ローラー43bを回転可能に支持する回転軸43nと、回転軸43nを支持しつつ外側ローラー43bの周面を露出させる支持枠43vと、を有する。
内側ローラー43aと外側ローラー43bの直径、及び、回転軸43m,43nの直径は同一で構成される。また、内側挟持部43Aの回転軸43mと、外側挟持部43Bの回転軸43nは、回転軸と直交する方向、即ち、第二方向においてずらして配置される。
この構成により、図5に示すように、隣り合う内側ローラー43a,43aの中間の位置に外側挟持部43Bの回転軸43n,43nの軸心が配置され、また、隣り合う外側ローラー43b,43bの中間の位置に内側挟持部43Aの回転軸43m,43mの軸心が配置される。
同様に、図4及び図5に示すように、下側挟持部42は、平行に配置される内側挟持部42Aと、外側挟持部42Bを有して構成される。内側挟持部42Aと外側挟持部42Bは、アーム部421に接続され、一体的に上下移動するものである。
内側挟持部42Aは、第二方向に均等間隔で複数配列される内側ローラー42aと、各内側ローラー42aを回転可能に支持する回転軸42mと、回転軸42mを支持しつつ内側ローラー42aの周面を露出させる支持枠42uと、を有する。
外側挟持部42Bは、第二方向に均等間隔で複数配列される外側ローラー42bと、各外側ローラー42bを回転可能に支持する回転軸42nと、回転軸42nを支持しつつ外側ローラー42bの周面を露出させる支持枠42vと、を有する。
内側ローラー42aと外側ローラー42bの直径、及び、回転軸42m,42nの直径は同一で構成される。また、内側挟持部42Aの回転軸42mと、外側挟持部42Bの回転軸42nは、回転軸と直交する方向、即ち、第二方向においてずらして配置される。
この構成により、図5に示すように、隣り合う内側ローラー42a,42aの中間の位置に外側挟持部42Bの回転軸42n,42nの軸心が配置され、また、隣り合う外側ローラー42b,42bの中間の位置に内側挟持部42Aの回転軸42m,42mの軸心が配置される。
このように、図5及び図6に示すように、内側挟持部42A,43Aと外側挟持部42B,43Bのローラーの軸が第二方向にずれることにより、内側挟持部42A,43Aによるシート1の挟持点C1の中間位置に、外側挟持部42B,43Bによるシート1の挟持点C2が配置される。
そして、このように、挟持点C1,C2が交互に配置されることで、内側挟持部42A,43Aと外側挟持部42B,43Bが第二方向にずれない場合と比較して、第二方向においてシート1が挟持される間隔W2(図5、図6)が狭くなる(本実施例では間隔が1/2となる)。
次に、第三挟持手段4Cの構成例について説明する。図7及び図8は、上側挟持部143と下側挟持部142を有する第三挟持手段4Cの構成について示す図である。なお、第三挟持手段4Cと第二方向において対向する第四挟持手段4Dは、第三挟持手段4Cと同様の構成であり、説明を省略する。
図7及び図8に示すように、上側挟持部143は、平行に配置される内側挟持部143Aと、外側挟持部143Bを有して構成される。内側挟持部143Aと外側挟持部143Bは、アーム部431に接続され、一体的に上下移動するものである。
内側挟持部143Aは、第一方向に均等間隔で複数配列される内側ローラー143aと、各内側ローラー143aを回転可能に支持する回転軸143mと、回転軸143mを支持しつつ内側ローラー143aの周面を露出させる支持枠143uと、を有する。
外側挟持部143Bは、第一方向に均等間隔で複数配列される外側ローラー143bと、各外側ローラー143bを回転可能に支持する回転軸143nと、回転軸143nを支持しつつ外側ローラー143bの周面を露出させる支持枠143vと、を有する。
内側挟持部143Aの内側ローラー143aの直径は、外側挟持部143Bの外側ローラー143bの直径と同一であり、各ローラー143a,143bは支持枠143u,143vから下方に露出するように設けられる。また、両回転軸143m,143nは同軸線上に配置され、これにより、両ローラー143a,143bの第一方向の位置が同一となる。
同様に、図7及び図8に示すように、下側挟持部142は、平行に配置される内側挟持部142Aと、外側挟持部142Bを有して構成される。内側挟持部142Aと外側挟持部142Bは、アーム部421に接続され、一体的に上下移動するものである。
内側挟持部142Aは、第一方向に均等間隔で複数配列される内側ローラー142aと、各内側ローラー142aを回転可能に支持する回転軸142mと、回転軸142mを支持しつつ内側ローラー142aの周面を露出させる支持枠142uと、を有する。
外側挟持部142Bは、第一方向に均等間隔で複数配列される外側ローラー142bと、各外側ローラー142bを回転可能に支持する回転軸142nと、回転軸142nを支持しつつ外側ローラー142bの周面を露出させる支持枠142vと、を有する。
内側挟持部142Aの内側ローラー142aの直径は、外側挟持部142Bの外側ローラー142bの直径と同一であり、各ローラー142a,142bは支持枠142u,142uから上方に露出するように設けられる。また、両回転軸142m,142nは同軸線上に配置され、これにより、両ローラー142a,142bの第一方向の位置が同一となる。
また、図7に示すように、上側の回転軸143m,143nと下側の回転軸142m,142nの第一方向の位置が同一であり、上側のローラー143a,143bと下側のローラー142a,142bの第一方向の位置が同一となる。
以上の構成により、図7及び図8に示すように、内側挟持部142A,143Aの間に挟持点C3が構成され、外側挟持部142B,143Bの間に挟持点C4が構成され、各挟持点C3,C4においてシート1が挟持される。そして、図8に示すように、シート1が挟持される挟持点C3,C4は第一方向の位置が同一となるとともに、各挟持点C3,C4の第一方向の間隔W1は、回転軸142m,142n,143m,143nの第一方向の間隔と一致することになる。この間隔W1は、上述した間隔W2(図5、図6)の2倍となる。
以上のように構成し、図3(A)~(C)に示すように、第一挟持手段4A~第四挟持手段4Dにより、ワーク10が貼着された四角形のシート1の四辺が挟持されるとともに、第一方向、第二方向への拡張(エキスパンド)が行われる。この拡張により、ワーク10は分割予定ラインに沿って破断されてチップに個片化される。
そして、この場合、シート1は第一方向において伸びやすく、破断が生じる可能性が高くなるが、図5及び図6に示すように、第一方向に対向する第一挟持手段4A(4B)においては、シート1が挟持される間隔W2が狭くなるため、シート1が局所的に伸ばされることを抑制することができ、シートの破断を防止することができる。
なお、図3(A)(B)に示すように、シート1の拡張がされる際には、シート1が伸びやすい第一方向の端部が、それぞれ第一挟持手段4A、第二挟持手段4Bによって挟持されるように、シート1の向きが予め設定された上で拡張装置2に供給される、あるいは、拡張装置2においてシート1の向きが調整されることとする。
また、以上の構成において、図9(A)~(C)に示すように、第二方向に対向する第三挟持手段4C,第四挟持手段4Dについても、第一方向に対向する第一挟持手段4A,第二挟持手段4Bと同様の構成とすることし、第三挟持手段4C,第四挟持手段4Dにおいてもシート1の滑りがより確実に抑えられる構成としてもよい。
この構成によれば、第一方向のみならず第二方向においても、シート1が挟持される箇所でのシート1の破断を効果的に防止することができる。
なお、以上の構成において、第二方向に対向する第三挟持手段4C,第四挟持手段4Dは、図7に示すように、内側挟持部142A,143Aと、外側挟持部142B,143Bの2列のローラーの列を有する構成としたが、第三挟持手段4C,第四挟持手段4Dが一列のローラーの列のみ(例えば、内側挟持部142A,143Aのみ)を有する構成としてもよい。
以上のようにして本発明を実現することができる。
即ち、図1乃至図6に示すように、
ワーク10が貼着されたシート1を拡張するシート拡張装置2であって、
第一方向においてワーク10を挟んで互いに対向して配設され、それぞれシート1を挟持する第一挟持手段4Aと、第二挟持手段4Bと、
第一方向に直交する第二方向においてワーク10を挟んで互いに対向して配設され、それぞれシート1を挟持する第三挟持手段4Cと、第四挟持手段4Dと、
第一挟持手段4Aと第二挟持手段4Bを第一方向において互いに離反する向きに移動可能とするとともに、第三挟持手段4Cと、第四挟持手段4Dとを第二方向において互いに離反する向きに移動可能とする移動手段(5A~5D)と、を備え、
第一挟持手段4Aと、第二挟持手段4Bと、第三挟持手段4Cと、第四挟持手段4Dとは、それぞれワーク10側である内側において上下に対向して配置される内側挟持部42A,43Aと、内側挟持部42A,43Aに隣接して内側挟持部42A,43Aの外側おいて上下に対向して配置される外側挟持部42B,43Bと、を有し、
下側の内側挟持部42Aと下側の外側挟持部42Bの上部には、離反する向きと平行な回転軸42m,42nを中心に回転する複数のローラー42a,42bが配設され、
上側の内側挟持部43Aと上側の外側挟持部43Bの下部には、離反する向きと平行な回転軸43m,43nを中心に回転する複数のローラー43a,43bが配設され、
少なくとも第一挟持手段4Aと、第二挟持手段4Bと、において、上側と下側のそれぞれにおいて、内側挟持部42A,43Aの隣接したローラー42a,43aの回転軸42m,43mの間に外側挟持部42B,43Bのローラー42b,43bの回転軸42n,43nが位置付くように配置される、シート拡張装置2とするものである。
この構成により、シートが第一方向において伸びやすく、破断が生じる可能性が高くなる場合において、シートが挟持される間隔が狭くなるため、シートが局所的に伸ばされることを抑制することができ、シートの破断を防止することができる。
また、図9に示すように、
第三挟持手段4Cと、第四挟持手段4Dと、においても、上側と下側のそれぞれにおいて、内側挟持部42A,43Aの隣接したローラー42a,43aの回転軸42m,43mの間に外側挟持部42B,43Bのローラー42b,43bの回転軸42n,43nが位置付くように配置される、こととするものである。
この構成により、第一方向と直交する第二方向においても、シートが挟持される間隔が狭くなるため、シートが局所的に伸ばされることを抑制することができ、シートの破断を防止することができる。
1 シート
2 シート拡張装置
3 保持テーブル
4A 第一挟持手段
4B 第二挟持手段
4C 第三挟持手段
4D 第四挟持手段
10 ワーク
42 下側挟持部
42A 内側挟持部
42B 外側挟持部
42a 内側ローラー
42b 外側ローラー
42m 回転軸
42n 回転軸
42u 支持枠
42v 支持枠
43 上側挟持部
43A 内側挟持部
43B 外側挟持部
43a 内側ローラー
43b 外側ローラー
43m 回転軸
43n 回転軸
43u 支持枠
43v 支持枠
44 下側移動機構
45 上側移動機構
101 分割予定ライン
C1 挟持点
C2 挟持点
C3 挟持点
C4 挟持点
W1 間隔
W2 間隔


Claims (2)

  1. ワークが貼着されたシートを拡張するシート拡張装置であって、
    第一方向においてワークを挟んで互いに対向して配設され、それぞれシートを挟持する第一挟持手段と、第二挟持手段と、
    該第一方向に直交する第二方向においてワークを挟んで互いに対向して配設され、それぞれシートを挟持する第三挟持手段と、第四挟持手段と、
    該第一挟持手段と該第二挟持手段を該第一方向において互いに離反する向きに移動可能とするとともに、該第三挟持手段と、該第四挟持手段とを該第二方向において互いに離反する向きに移動可能とする移動手段と、を備え、
    該第一挟持手段と、該第二挟持手段と、該第三挟持手段と、該第四挟持手段とは、それぞれ該ワーク側である内側において上下に対向して配置される内側挟持部と、該内側挟持部に隣接して該内側挟持部の外側おいて上下に対向して配置される外側挟持部と、を有し、
    下側の該内側挟持部と下側の該外側挟持部の上部には、該離反する向きと平行な回転軸を中心に回転する複数のローラーが配設され、
    上側の該内側挟持部と上側の該外側挟持部の下部には、該離反する向きと平行な回転軸を中心に回転する複数のローラーが配設され、
    少なくとも該第一挟持手段と、該第二挟持手段と、において、上側と下側のそれぞれにおいて、該内側挟持部の隣接したローラーの回転軸の間に該外側挟持部のローラーの回転軸が位置付くように配置される、シート拡張装置。
  2. 該第三挟持手段と、該第四挟持手段と、においても、上側と下側のそれぞれにおいて、該内側挟持部の隣接したローラーの回転軸の間に該外側挟持部のローラーの回転軸が位置付くように配置される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート拡張装置。
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