JP7309667B2 - ヒータを集積したリッジ型半導体光素子 - Google Patents

ヒータを集積したリッジ型半導体光素子 Download PDF

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本発明は、ヒータを集積したリッジ型半導体光素子に関する。
近年、半導体光素子、例えば半導体レーザ素子は、より広い動作温度範囲で駆動することが望まれている。広い温度範囲で安定した動作をさせるために、ペルチエ素子を用いると、パッケージのサイズの大型化やコスト面で不利となる。ヒータを用いた温度調整手段もある。例えば、高温時に十分な光出力が得られる設計構造において、低温時のみヒータにて加熱することで低温時の電流密度の低下を防止し、安定した動作を得ることが可能となる。
特許文献1には、レーザの上部電極の直上に薄膜ヒータを搭載することが開示されている。特許文献2には、薄膜ヒータを、光閉じ込め領域となるストライプ構造の両脇に配置することが開示されている。
特開2000-294869号公報 特開2010-182999号公報
特許文献1及び2では、薄膜ヒータは、活性層から離れた位置のみに設けられているので、薄膜ヒータにより発生した熱が十分に光閉じ込め領域に伝わらず、加熱効率に劣る懸念がある。
本発明は、加熱効率の向上を目的とする。
(1)本発明に係るリッジ型半導体光素子は、第1ストライプ部を少なくとも含む第1導電型半導体層と、前記第1ストライプ部の上に積層された活性ストライプ部を少なくとも含む活性層と、前記活性ストライプ部の上に積層された第2ストライプ部を少なくとも含む第2導電型半導体層と、前記第2ストライプ部の上に積層されたリッジ電極と、前記第1ストライプ部、前記活性ストライプ部及び前記第2ストライプ部のそれぞれの側端面に設けられた絶縁膜と、前記第1ストライプ部の前記側端面に少なくとも重なるように、前記絶縁膜に設けられたフィルムヒータと、を有する。
本発明によれば、フィルムヒータは、第1ストライプ部の側端面に重なるので、活性ストライプ部に近くなっており、これにより加熱効率が向上する。
(2)(1)に記載されたリッジ型半導体光素子であって、前記フィルムヒータは、前記活性ストライプ部の前記側端面にも重なるように設けられていてもよい。
(3)(2)に記載されたリッジ型半導体光素子であって、前記第2ストライプ部は、下層と、前記下層よりも幅が狭くなってメサストライプ構造の少なくとも一部となる上層と、からなり、前記フィルムヒータは、前記第2ストライプ部の前記下層の側端面にも重なるように設けられていてもよい。
(4)(3)に記載されたリッジ型半導体光素子であって、前記フィルムヒータは、前記第2ストライプ部の前記下層の上面端部にも重なるように設けられていてもよい。
(5)(1)から(4)のいずれか1項に記載されたリッジ型半導体光素子であって、前記第1導電型半導体層は、前記第1ストライプ部の前記側端面から間隔をあけて他の部分を含み、前記活性層は、前記活性ストライプ部の前記側端面から間隔をあけて他の部分を含み、前記第2導電型半導体層は、前記第2ストライプ部の前記側端面から間隔をあけて他の部分を含み、前記側端面を内面の一部とするアイソレーション溝が形成されていてもよい。
(6)(5)に記載されたリッジ型半導体光素子であって、前記第1導電型半導体層の下に、半導体基板をさらに有し、前記アイソレーション溝の底部は、前記半導体基板に形成されていてもよい。
(7)(5)又は(6)に記載されたリッジ型半導体光素子であって、前記フィルムヒータの両端にそれぞれ接続し、前記アイソレーション溝の前記内面を通って、前記フィルムヒータから離れる方向に延びる一対のヒータ引出線と、前記リッジ電極に接続し、前記アイソレーション溝の前記内面を通って、前記リッジ電極から離れる方向に延びるリッジ引出線と、をさらに有するリッジ型半導体光素子。
(8)(7)に記載されたリッジ型半導体光素子であって、前記一対のヒータ引出線のそれぞれは、導電多層膜のそれぞれの層の一部の積層体であり、前記フィルムヒータは、前記導電多層膜の少なくとも1層を除いた残りの層の一部であるリッジ型半導体光素子。
(9)(7)又は(8)に記載されたリッジ型半導体光素子であって、前記フィルムヒータからの前記一対のヒータ引出線の引き出し方向は、前記リッジ電極からの前記リッジ引出線の引き出し方向とは反対であるリッジ型半導体光素子。
(10)(7)から(9)のいずれか1項に記載されたリッジ型半導体光素子であって、前記アイソレーション溝は、第1アイソレーション溝及び第2アイソレーション溝を含み、前記第1アイソレーション溝及び前記第2アイソレーション溝は、前記第1ストライプ部、前記活性ストライプ部及び前記第2ストライプ部の両側にあり、前記側端面は、第1側端面及び第2側端面を含み、前記第1側端面及び前記第2側端面のそれぞれは、前記第1アイソレーション溝及び前記第2アイソレーション溝の対応する1つの前記内面に含まれ、前記フィルムヒータは、第1フィルムヒータ及び第2フィルムヒータを含み、前記第1フィルムヒータ及び前記第2フィルムヒータは、それぞれ、前記第1側端面及び第2側端面に重なるように設けられていてもよい。
(11)(10)に記載されたリッジ型半導体光素子であって、前記第1フィルムヒータと前記リッジ引出線は、電気的に絶縁されて交差していてもよい。
(12)(10)に記載されたリッジ型半導体光素子であって、前記第1フィルムヒータ及び前記第2フィルムヒータは、直列接続されていてもよい。
(13)(12)に記載されたリッジ型半導体光素子であって、前記第2フィルムヒータは、分離された一対の第2フィルムヒータからなり、前記一対の第2フィルムヒータの間に前記第1フィルムヒータが直列接続されていてもよい。
(14)(1)から(13)のいずれか1項に記載されたリッジ型半導体光素子であって、前記フィルムヒータは、チタンからなる下面で前記絶縁膜に密着していてもよい。
第1の実施形態に係るリッジ型半導体光素子の平面図である。 図1に示すリッジ型半導体光素子のII-II線断面図である。 図1に示すリッジ型半導体光素子のIII-III線断面図である。 変形例1に係るリッジ型半導体光素子を示す断面図である。 変形例2に係るリッジ型半導体光素子を示す断面図である。 リッジ型半導体光素子の製造方法を説明するための図である。 リッジ型半導体光素子の製造方法を説明するための図である。 リッジ型半導体光素子の製造方法を説明するための図である。 リッジ型半導体光素子の製造方法を説明するための図である。 リッジ型半導体光素子の製造方法を説明するための図である。 リッジ型半導体光素子の製造方法を説明するための図である。 リッジ型半導体光素子の製造方法を説明するための図である。 リッジ型半導体光素子の製造方法を説明するための図である。 リッジ型半導体光素子の製造方法を説明するための図である。 第2の実施形態に係るリッジ型半導体光素子の平面図である。 図15に示すリッジ型半導体光素子のXVI-XVI線断面図である。 図15に示すリッジ型半導体光素子のXVII-XVII線断面図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施形態を具体的かつ詳細に説明する。全図において同一の符号を付した部材は同一又は同等の機能を有するものであり、その繰り返しの説明を省略する。なお、図形の大きさは倍率に必ずしも一致するものではない。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係るリッジ型半導体光素子の平面図である。図2は、図1に示すリッジ型半導体光素子のII-II線断面図である。図3は、図1に示すリッジ型半導体光素子のIII-III線断面図である。リッジ型半導体光素子は、1.3μm帯の直接変調型半導体レーザであるが、電界吸収型変調器であってもよい。リッジ型半導体光素子は、半導体基板10(例えばInP基板)を有する。
(第1導電型半導体層)
半導体基板10の上に、第1導電型半導体層12が積層されている。第1導電型半導体層12は、第1下層12L(例えばn型バッファ層)及び第1上層12U(例えばn型ガイド層)を含んでいる。第1導電型半導体層12は、第1ストライプ部14を含む。第1導電型半導体層12は、第1ストライプ部14の側端面14eから間隔をあけて、他の部分12bを含む。
(活性層)
リッジ型半導体光素子は、活性層16を有する。活性層16は、多重量子井戸層である。活性層16は、第1ストライプ部14の上に積層された活性ストライプ部18を含む。活性層16は、活性ストライプ部18の側端面18eから間隔をあけて、他の部分16bを含む。
(第2導電型半導体層)
リッジ型半導体光素子は、第2導電型半導体層20を有する。第2導電型半導体層20は、第2下層20L(例えばp型ガイド層)及び第2上層20U(例えばp型クラッド層)を含む。第2導電型半導体層20は、活性ストライプ部18の上に積層された第2ストライプ部22を含む。第2ストライプ部22は、複数層からなる。複数層は、下層22L(第2下層20Lの一部)を含む。複数層は、下層22Lよりも幅の狭い上層22U(第2上層20Uの一部)を含む。上層22Uは、メサストライプ構造24の少なくとも一部となる。メサストライプ構造24では、下層22Lと上層22Uの間に図示しない回折格子が形成されている。第2導電型半導体層20は、第2ストライプ部22の側端面22eから間隔をあけて、他の部分20bを含む。第2導電型半導体層20にコンタクト層24(例えばp型コンタクト層)が積層されている。
(アイソレーション溝)
第2上層20U及びコンタクト層24は、一部が除去されることで、ストライプ状に形成されたメサストライプ構造24となる部分と、間隔をあけてその両側にある土手部26と、に分離されている。メサストライプ構造24と土手部26との間には、半導体基板10に達するアイソレーション溝28が形成されている。アイソレーション溝28は、第1導電型半導体層12、活性層16及び第2導電型半導体層20(図1の上下方向の両端の間)に形成されている。アイソレーション溝28の底部は、半導体基板10に形成されている。アイソレーション溝28の内面の一部が、側端面14e,18e,22eである。
(絶縁膜)
リッジ型半導体光素子は、絶縁膜30(例えばSiOからなるパッシベーション膜)を有する。絶縁膜30は、アイソレーション溝28の内面にも設けられている。絶縁膜30は、第1ストライプ部14、活性ストライプ部18及び第2ストライプ部22のそれぞれの側端面14e,18e,22eに設けられている。また、アイソレーション溝28の底部では、絶縁膜30は、半導体基板10に設けられている。コンタクト層24も絶縁膜30で覆われている。ただし、メサストライプ構造24の上端部では、コンタクト層24への通電のため、絶縁膜30に開口が形成されている。
(リッジ電極)
リッジ型半導体光素子は、第2ストライプ部22の上に積層されたリッジ電極32(例えばp型電極)を有する。リッジ電極32は、メサストライプ構造24の下部から上部を両側で覆う。リッジ電極32は、導電多層膜のそれぞれの層の一部の積層体からなる。リッジ電極32は、最下層32L(例えばTi層)及び最上層32U(例えばAu層)を含み、これらの間には、図示しない中間層(例えばPt層)があってもよい。
(リッジ引出線)
リッジ型半導体光素子は、リッジ引出線34を有する。リッジ引出線34は、リッジ電極32に接続し、アイソレーション溝28の内面を通って、リッジ電極32から離れる方向に延びる。一方の土手部26の上にリッジパッド36が形成されている。リッジ電極32とリッジパッド36をリッジ引出線34が接続する。リッジパッド36及びリッジ引出線34は、導電多層膜のそれぞれの層の一部の積層体からなり、リッジ電極32と一体的に連続している。
半導体基板10の裏側には、対向電極38(例えばn型電極)が、ほぼ裏側全面を覆うように配置されている。リッジ電極32と対向電極38に電流を流すことでメサストライプ構造24の下にある活性層16(活性ストライプ部18)で発光する。
(フィルムヒータ)
直接変調型の半導体レーザは、動作温度が-5℃から+85℃の範囲で動作させる場合、温度調整を行わないアンクールドで動作される。しかしより広い温度範囲、例えば-40℃から+95℃の範囲で動作させる場合、低温時と高温時で特性の変化が大きくなり、アンクールド動作では十分な特性を担保することが難しくなる。例えば高温時に十分な光出力を得るための設計構造の場合、低温時においては動作電流が高温時と比べて小さくなるため多重量子井戸を含む活性層16の電流密度が低下し、発振モードが不安定となる。その結果、伝送特性が劣化するなどの問題が発生する。逆に低温時に安定した動作を得るための設計をした場合は、高温時には光出力が不足し伝送特性が劣化する。
そこで、リッジ型半導体光素子は、フィルムヒータ40を有する。フィルムヒータ40は、アイソレーション溝28に沿って延びる。本実施形態では、メサストライプ構造24の両側にアイソレーション溝28があるが、リッジ電極32からのリッジ引出線34の引き出し方向とは反対側にあるアイソレーション溝28のみにフィルムヒータ40が設けられている。
フィルムヒータ40は、第1ストライプ部14の側端面14eに少なくとも重なるように、絶縁膜30に設けられる。これにより、フィルムヒータ40は、活性ストライプ部18に近くなっているので、加熱効率が向上する。フィルムヒータ40の下にある絶縁膜30は、酸化膜であるため、断熱効果があるが、金属層や半導体層と比べると熱伝導性も低いために、フィルムヒータ40で発生した熱を拡散させずに活性層16に直接的に伝えることができる。
フィルムヒータ40は、導電多層膜の少なくとも1層(例えば最上層32U)を除いた残りの層(例えば最下層32L及び図示しない中間層)の一部である。フィルムヒータ40は、チタンからなる下面で絶縁膜30に密着している。チタンは、酸化膜との密着性に優れているので、絶縁膜30を酸化膜で形成すれば剥離のおそれが小さくなる。
なお、フィルムヒータ40は、活性ストライプ部18の側端面18eにも重なるように設けられている。フィルムヒータ40は、第2ストライプ部22の下層22Lの側端面22eにも重なるように設けられている。フィルムヒータ40は、第2ストライプ部22の下層22Lの上面端部にも重なるように設けられている。
図4は、変形例1に係るリッジ型半導体光素子を示す断面図である。変形例1では、フィルムヒータ40は、第1ストライプ部14の側端面14e、活性ストライプ部18の側端面18e、及び第2ストライプ部22の下層22Lの側端面22eに重なるが、第2ストライプ部22の下層22Lの上面端部には重ならない。フィルムヒータ40の一方の端部は、アイソレーション溝28の内部に留まり、メサストライプ構造24の下部を覆わない。変形例1においても、活性ストライプ部18を効率的に加熱することが可能となる。
メサストライプ構造24を挟んで配置される一対のアイソレーション溝28の間隔は、高速動作の観点では狭いほうが好ましい。そのため、メサストライプ構造24の両側のテラス部(下層22Lの、上層22Uからはみ出す部分)の幅が狭くなり、リッジ電極32とフィルムヒータ40とが近接する場合には、本変形例1に示す構造は、短絡防止に効果的である。
図5は、変形例2に係るリッジ型半導体光素子を示す断面図である。変形例2では、フィルムヒータ40は、第1ストライプ部14の側端面14eに重なるが、活性ストライプ部18の側端面18eに重ならず、第2ストライプ部22の下層22Lの側端面22eにも重ならず、第2ストライプ部22の下層22Lの上面端部にも重ならない。変形例2では、第1ストライプ部14を介して活性ストライプ部18を加熱することとなる。
アイソレーション溝28の内面にフィルムヒータ40を形成する際に、製造上のばらつきにより、活性ストライプ部18の側端面18eを覆わないことがある。しかし、アイソレーション溝28の底から活性層16までの高さは、数十nm程度と薄く、フィルムヒータ40で発生した熱は十分に活性層16まで伝わり、加熱することが可能となる。つまり、フィルムヒータ40は、少なくとも第1ストライプ部14の側端面14eを覆っていれば、加熱効果を得ることが可能となる。
(ヒータ引出線)
リッジ型半導体光素子は、一対のヒータ引出線42を有する。一対のヒータ引出線42は、フィルムヒータ40の両端にそれぞれ接続し、フィルムヒータ40から離れる方向に延びる。一対のヒータ引出線42は、アイソレーション溝28の内面に沿って、アイソレーション溝28を横切る。一対のヒータ引出線42のそれぞれは、導電多層膜のそれぞれの層の一部の積層体である。フィルムヒータ40からの一対のヒータ引出線42の引き出し方向は、リッジ電極32からのリッジ引出線34の引き出し方向とは反対である。したがって、フィルムヒータ40とリッジ電極32とは物理的にも電気的にも接続されない。
フィルムヒータ40に近い方の土手部26の上には、フィルムヒータ40への通電用の一対のヒータパッド44が配置されている。ヒータパッド44も、導電多層膜のそれぞれの層の一部の積層体である。ヒータ引出線42及びヒータパッド44を構成する導電多層膜は、少なくとも1層(例えば最上層32U)を除いて、フィルムヒータ40にも一体的に連続する。つまり、フィルムヒータ40、ヒータ引出線42及びヒータパッド44は、一体的に形成されている。フィルムヒータ40は、ヒータ引出線42及びヒータパッド44のいずれよりも、層が少ないので抵抗値が大きい。一対のヒータパッド44に通電することでフィルムヒータ40が発熱し、特性に最も影響する活性層16(活性ストライプ部18)を加熱することができる。
リッジ型半導体光素子は、例えばセラミック基板で構成されたサブマウント(図示せず)に搭載されて使われる。サブマウントには配線パターン(図示せず)が形成されている。配線パターンは、駆動用の一対の配線と、ヒータ用の一対の配線を含む(図示せず)。駆動用の一方の配線はワイヤでリッジパッド36に接続され、他方の配線は対向電極38に接続される。ヒータ用の一対の配線は、それぞれ、一対のヒータパッド44に接続される。
駆動用の一対の配線には、外部より通信信号に相当する二値の電気信号が伝達される。具体的には、駆動電流Iopを中心としてハイレベルの電流Iとローレベルの電流Iが、伝送される信号に応じて交互に切り替わる高周波信号として印加される。ここでは25Gbpsの電気信号が印加される。-40℃~+95℃での動作が要求されても、駆動電流Iop、ハイレベルの電流I、ローレベルの電流Iを予め定められた値に変化させるのであれば、安定した特性が得られる。駆動電流Iopは、動作温度が高いほど大きい。例えば0℃の場合は20mAであり、95℃の場合は70mAである。しかし、動作温度が-40℃の場合は、0℃と同程度の光出力強度に調整するためには駆動電流Iopは一桁台の電流となる。そのため、発光領域の電流密度が低下し動作が不安定となる。
本実施形態では、フィルムヒータ40を稼働することで、実効的な活性層16の温度を上昇させ、駆動電流Iopを大きくし、電流密度の低下を防ぐことで安定した動作を実現することができる。例えば、-40℃~0℃の場合のみフィルムヒータ40に90mAの電流を流してもよい。フィルムヒータ40の抵抗値が60Ωとなるように、フィルムヒータ40の厚み及び大きさを設定してもよい。90mAの電流を流した場合、フィルムヒータ40により、活性ストライプ部18の温度は約40℃高くなる。そのため、動作温度が-40℃の場合にフィルムヒータ40に電流を流すことで、実効的な活性層16の温度は0℃相当とすることができ、駆動電流Iopを20mAとした動作をさせることになり、電流密度の低下を防止することができ、安定した動作を実現することができる。フィルムヒータ40に注入する電流は動作温度に応じて変化させても構わないし、ある温度範囲のみ一定電流としても構わない。
(製造方法)
図6~図14は、リッジ型半導体光素子の製造方法を説明するための図である。本実施形態では、n型半導体からなる半導体基板10をウエハ状で用意し、成膜プロセス及びパターニングプロセスを行う。
図6に示すように、半導体基板10上に、MOCVD法を用いて、化合物半導体層を積層する。化合物半導体層は、n型InPからなる第1下層12Lと、n型InGaAlAsからなる第1上層12Uと、n型InGaAlAs井戸層及びInGaAlAs障壁層を含む歪多重量子井戸構造の活性層16と、p型InGaAlAsからなる第2下層20Lと、p型InPからなる第2上層20Uと、InGaAsからなるコンタクト層24を含む。なお、InGaAlAs系材料の代わりに、InGaAsP系材料を使用してもよい。
図7に示すように、コンタクト層24の表面に、無機膜46(例えばSiO膜などの酸化膜)を形成し、無機膜46をフォトリソグラフィ技術によりパターニングする。パターニング後の無機膜46をエッチングマスクとして、コンタクト層24をエッチングする。これにより、メサストライプ構造24を形成する領域の両側で、コンタクト層24に開口を形成し、ストライプ状のコンタクト層24を残す。ストライプ状のコンタクト層24の幅は、2.0μmとする。コンタクト層24の開口の幅は、12μmである。
図8に示すように、第2上層20Uをエッチングし、メサストライプ構造24が形成される。エッチングには、ウェットエッチングを用いる。第2下層20Lがエッチングストップ層として機能する。
図9に示すように、アイソレーション溝28を形成する。具体的には、アイソレーション溝28を形成される領域を除いて、図示しないレジストマスクを形成し、第2下層20Lから半導体基板10までの層をエッチングする。アイソレーション溝28は、幅が4μm、深さ1.5μmであり、アイソレーション溝28の内面とメサストライプ構造24の最短距離は、5μmである。
図10に示すように、CVD法(Chemical Vapor Deposition)により、0.5μmの絶縁膜30を、素子表面全体(メサストライプ構造24、アイソレーション溝28、土手部26を含む。)に渡って形成する。メサストライプ構造24の上面では、メサストライプ構造24への通電のために、ドライエッチングを用いて絶縁膜30に開口を形成する。
図11に示すように、電子ビーム蒸着法により、導電多層膜を形成する。導電多層膜は、Tiからなる最下層32L、Auからなる最上層32U及びPtからなる中間層(図示せず)を含む。最上層32U及び中間層の膜厚の合計は100nm程度、最上層32Uの膜厚は1μm程度である。なお、最下層32L及び中間層は、Ti層及びPt層の代わりに、Cr層であってもよい。
図12に示すように、図示しないレジストパターンをマスクにして、導電多層膜の少なくとも1層(例えば最上層32U)の一部を除去する。除去するのは、フィルムヒータ40となる領域である。除去せずに残すのは、リッジ電極32、リッジ引出線34、リッジパッド36、ヒータ引出線42及びヒータパッド44となる領域である。なお、導電多層膜の他の少なくとも1層(例えば最下層32L)は、全体的に、まだエッチングしない。
図13に示すように、導電多層膜をパターニングする。パターニングで残す領域は、リッジ電極32、リッジ引出線34、リッジパッド36、ヒータパッド44、ヒータ引出線42及びフィルムヒータ40となる領域である。パターニングには、イオンミリング法を適用する。
図14に示すように、所望の厚さとなるように半導体基板10の裏側の研磨を行い、対向電極38を形成する。その後、加熱工程を経てウエハ処理工程が終了する。ウエハ状の半導体基板10は、メサストライプ構造24に直交する方向に劈開され、バー状に形成される。バーの幅は所望のキャビティ長に設定され、例えば、200μmとされる。バー状の素子の前方の劈開端面にはARコーティング(Anti-Reflection Coating)膜がスパッタ法により形成され、同様に後方の劈開端面にはHRコーティング(High Reflection Coating)膜が形成される。その後、バーの長辺方向に並ぶ複数の素子は素子毎に分離される。
[第2の実施形態]
図15は、第2の実施形態に係るリッジ型半導体光素子の平面図である。図16は、図15に示すリッジ型半導体光素子のXVI-XVI線断面図である。図17は、図15に示すリッジ型半導体光素子のXVII-XVII線断面図である。
第1アイソレーション溝28A及び第2アイソレーション溝28Bは、第1ストライプ部14、活性ストライプ部18及び第2ストライプ部22の両側にある。第1側端面14A,18A,22A及び第2側端面14B,18B,22Bのそれぞれは、第1アイソレーション溝28A及び第2アイソレーション溝28Bの対応する1つの内面に含まれる。
絶縁膜30は、第1アイソレーション溝28A及び第2アイソレーション溝28Bのそれぞれの内面に沿って設けられている。絶縁膜30は、第1ストライプ部14、活性ストライプ部18及び第2ストライプ部22の第1側端面14A,18A,22A及び第2側端面14B,18B,22Bにも設けられている。絶縁膜30の上に、第1導電多層膜(最下層32L、図示しない中間層及び最上層32U)が設けられている。第1導電多層膜から、リッジ電極32、リッジ引出線34及びリッジパッド36Aが構成される。
リッジ電極32及びリッジ引出線34は、第2絶縁膜48(例えばSiO膜)で覆われている。リッジパッド36Aの少なくとも中央部は、第2絶縁膜48から露出している。第2絶縁膜48の上に、第2導電多層膜(第2最下層52L、図示しない中間層及び第2最上層52U)が設けられている。第2導電多層膜から、第1フィルムヒータ40A、第2フィルムヒータ40B、ヒータ引出線42B及びヒータパッド44Bが構成されている。第2絶縁膜48は、少なくとも、第1導電多層膜と第2導電多層膜の重なる部分の間に介在すればよい。
第1フィルムヒータ40A及び第2フィルムヒータ40Bは、それぞれ、第1側端面14A,18A,22A及び第2側端面14B,18B,22Bに重なるように設けられている。つまり、活性ストライプ部18を、両側で加熱することができ、加熱効率の向上とともに熱分布の安定化を図ることが可能となる。なお、第1フィルムヒータ40A及び第2フィルムヒータ40Bのそれぞれに、変形例1又は2を適用してもよい。
第1フィルムヒータ40A及び第2フィルムヒータ40Bは、直列接続されている。第2フィルムヒータ40Bは、分離された一対の第2フィルムヒータ40Bからなる。一対の第2フィルムヒータ40Bの間に第1フィルムヒータ40Aが直列接続されている。それぞれの第2フィルムヒータ40Bと第1フィルムヒータ40Aは、接続配線50によって接続されている。接続配線50とリッジ電極32の間には、第2絶縁膜48が介在する。第1フィルムヒータ40Aとリッジ引出線34は、第2絶縁膜48が介在することで、電気的に絶縁されて交差している。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、実施形態を説明した構成は、実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
10 半導体基板、12 第1導電型半導体層、12L 第1下層、12U 第1上層、12b 他の部分、14 第1ストライプ部、14A 第1側端面、14B 第2側端面、14e 側端面、16 活性層、16b 他の部分、18 活性ストライプ部、18A 第1側端面、18B 第2側端面、18e 側端面、20 第2導電型半導体層、20L 第2下層、20U 第2上層、20b 他の部分、22 第2ストライプ部、22A 第1側端面、22B 第2側端面、22L 下層、22U 上層、22e 側端面、24 コンタクト層、24 メサストライプ構造、24 コンタクト層、26 土手部、28 アイソレーション溝、28A 第1アイソレーション溝、28B 第2アイソレーション溝、30 絶縁膜、32 リッジ電極、32L 最下層、32U 最上層、34 リッジ引出線、36 リッジパッド、36A リッジパッド、38 対向電極、40 フィルムヒータ、40A 第1フィルムヒータ、40B 第2フィルムヒータ、42 ヒータ引出線、42Bヒータ引出線、44 ヒータパッド、44Bヒータパッド、46 無機膜、48 第2絶縁膜、50 接続配線、52L 第2最下層、52U 2最上層、140 フィルムヒータ、240 フィルムヒータ。

Claims (14)

  1. 第1ストライプ部を少なくとも含む第1導電型半導体層と、
    前記第1ストライプ部の上に積層された活性ストライプ部を少なくとも含む活性層と、
    前記活性ストライプ部の上に積層された第2ストライプ部を少なくとも含む第2導電型半導体層と、
    前記第2ストライプ部の上に積層されたリッジ電極と、
    前記第1ストライプ部、前記活性ストライプ部及び前記第2ストライプ部のそれぞれの側端面に設けられた絶縁膜と、
    前記第1ストライプ部の前記側端面に少なくとも重なるように、前記絶縁膜に設けられたフィルムヒータと、
    を有するリッジ型半導体光素子。
  2. 請求項1に記載されたリッジ型半導体光素子であって、
    前記フィルムヒータは、前記活性ストライプ部の前記側端面にも重なるように設けられているリッジ型半導体光素子。
  3. 請求項2に記載されたリッジ型半導体光素子であって、
    前記第2ストライプ部は、下層と、前記下層よりも幅が狭くなってメサストライプ構造の少なくとも一部となる上層と、を含む複数層からなり、
    前記フィルムヒータは、前記第2ストライプ部の前記下層の側端面にも重なるように設けられているリッジ型半導体光素子。
  4. 請求項3に記載されたリッジ型半導体光素子であって、
    前記フィルムヒータは、前記第2ストライプ部の前記下層の上面端部にも重なるように設けられているリッジ型半導体光素子。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載されたリッジ型半導体光素子であって、
    前記第1導電型半導体層は、前記第1ストライプ部の前記側端面から間隔をあけて他の部分を含み、
    前記活性層は、前記活性ストライプ部の前記側端面から間隔をあけて他の部分を含み、
    前記第2導電型半導体層は、前記第2ストライプ部の前記側端面から間隔をあけて他の部分を含み、
    前記側端面を内面の一部とするアイソレーション溝が形成されているリッジ型半導体光素子。
  6. 請求項5に記載されたリッジ型半導体光素子であって、
    前記第1導電型半導体層の下に、半導体基板をさらに有し、
    前記アイソレーション溝の底部は、前記半導体基板に形成されているリッジ型半導体光素子。
  7. 請求項5又は6に記載されたリッジ型半導体光素子であって、
    前記フィルムヒータの両端にそれぞれ接続し、前記アイソレーション溝の前記内面を通って、前記フィルムヒータから離れる方向に延びる一対のヒータ引出線と、
    前記リッジ電極に接続し、前記アイソレーション溝の前記内面を通って、前記リッジ電極から離れる方向に延びるリッジ引出線と、
    をさらに有するリッジ型半導体光素子。
  8. 請求項7に記載されたリッジ型半導体光素子であって、
    前記一対のヒータ引出線のそれぞれは、導電多層膜のそれぞれの層の一部の積層体であり、
    前記フィルムヒータは、前記導電多層膜の少なくとも1層を除いた残りの層の一部であるリッジ型半導体光素子。
  9. 請求項7又は8に記載されたリッジ型半導体光素子であって、
    前記フィルムヒータからの前記一対のヒータ引出線の引き出し方向は、前記リッジ電極からの前記リッジ引出線の引き出し方向とは反対であるリッジ型半導体光素子。
  10. 請求項7から9のいずれか1項に記載されたリッジ型半導体光素子であって、
    前記アイソレーション溝は、第1アイソレーション溝及び第2アイソレーション溝を含み、前記第1アイソレーション溝及び前記第2アイソレーション溝は、前記第1ストライプ部、前記活性ストライプ部及び前記第2ストライプ部の両側にあり、
    前記側端面は、第1側端面及び第2側端面を含み、前記第1側端面及び前記第2側端面のそれぞれは、前記第1アイソレーション溝及び前記第2アイソレーション溝の対応する1つの前記内面に含まれ、
    前記フィルムヒータは、第1フィルムヒータ及び第2フィルムヒータを含み、前記第1フィルムヒータ及び前記第2フィルムヒータは、それぞれ、前記第1側端面及び第2側端面に重なるように設けられているリッジ型半導体光素子。
  11. 請求項10に記載されたリッジ型半導体光素子であって、
    前記第1フィルムヒータと前記リッジ引出線は、電気的に絶縁されて交差しているリッジ型半導体光素子。
  12. 請求項10に記載されたリッジ型半導体光素子であって、
    前記第1フィルムヒータ及び前記第2フィルムヒータは、直列接続されているリッジ型半導体光素子。
  13. 請求項12に記載されたリッジ型半導体光素子であって、
    前記第2フィルムヒータは、分離された一対の第2フィルムヒータからなり、
    前記一対の第2フィルムヒータの間に前記第1フィルムヒータが直列接続されているリッジ型半導体光素子。
  14. 請求項1から13のいずれか1項に記載されたリッジ型半導体光素子であって、
    前記フィルムヒータは、チタンからなる下面で前記絶縁膜に密着しているリッジ型半導体光素子。

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