JP7308403B2 - 配線機器、及び支持体 - Google Patents

配線機器、及び支持体 Download PDF

Info

Publication number
JP7308403B2
JP7308403B2 JP2018203326A JP2018203326A JP7308403B2 JP 7308403 B2 JP7308403 B2 JP 7308403B2 JP 2018203326 A JP2018203326 A JP 2018203326A JP 2018203326 A JP2018203326 A JP 2018203326A JP 7308403 B2 JP7308403 B2 JP 7308403B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
wiring
ceiling
support
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018203326A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020072512A (ja
Inventor
昇 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2018203326A priority Critical patent/JP7308403B2/ja
Publication of JP2020072512A publication Critical patent/JP2020072512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7308403B2 publication Critical patent/JP7308403B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

本開示は、一般に配線機器、及び支持体に関し、より詳細には天井に設置される配線機器、及び支持体に関する。
従来、天井に設置される通信装置(配線機器)がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1は、天井に埋め込まれて使用される通信装置であって、天井に埋め込まれる埋込部を有する筐体と、埋込部に配置されたスプリングヒンジと、を備えている。
埋込部の上面には、通信ケーブル及び電源ケーブル(配線)が接続される。
特開2017-180554号公報
特許文献1の配線機器は、配線の位置が定まっていないため、設置作業性が低下する要因となっていた。設置作業性とは、配線機器の天井への取り付け、天井からの取り外し、及び配線の接続、取り外し等の作業の容易性である。
本開示は、上記事由に鑑みてなされており、その目的は、配線の位置を定めることができる配線機器、及び支持体を提供することにある。
開示の一態様に係る配線機器は、本体と、支持体と、を備える。前記本体は、配線が接続される配線接続部を有する。前記支持体は、天井を貫通する取付孔の周縁部に取り付けられ、前記配線接続部が前記天井の裏側に位置するように前記本体を支持する。前記支持体は、前記配線の位置をガイドするガイド部と、前記天井に取り付けられる天井取付部と、前記本体を支持する本体支持部と、を有する。前記本体は、前記本体支持部に対して、前記取付孔を貫通する方向に沿った回転軸を中心にして、前記本体支持部から取り外し可能な解除位置と、前記本体支持部に支持される装着位置と、の間で回転可能である。前記本体は、一面に前記配線接続部が設けられた筐体を更に有する。前記本体の回転方向において、前記筐体の前記一面における中心と直交する仮想線と、前記ガイド部の中心とが重なる位置を基準位置とする。前記本体は、前記本体支持部に対して、前記基準位置を介して、前記解除位置と前記装着位置との間で回転可能である。
本開示の一態様に係る配線機器は、本体と、支持体と、を備える。前記本体は、配線が接続される配線接続部を有する。前記支持体は、天井を貫通する取付孔の周縁部に取り付けられ、前記配線接続部が前記天井の裏側に位置するように前記本体を支持する。前記支持体は、前記配線の位置をガイドするガイド部と、前記天井に取り付けられる天井取付部と、前記本体を支持する本体支持部と、を有する。前記本体は、前記本体支持部に対して、前記取付孔を貫通する方向に沿った回転軸を中心にして、前記本体支持部から取り外し可能な解除位置と、前記本体支持部に支持される装着位置と、の間で回転可能である。前記本体は、一面に前記配線接続部が設けられた筐体を更に有する。前記本体の回転方向において、前記筐体の前記一面における中心と直交する仮想線と、前記ガイド部の中心とが重なる位置を基準位置とする。前記解除位置は、前記基準位置と一致する。
本開示の一態様に係る支持体は、前記配線機器に用いられる。
本開示では、配線の位置を定めることができるという効果がある。
図1は、本開示の一実施形態に係る配線機器の分解斜視図である。 図2A~図2Cは、同上の配線機器における本体支持部への本体カバーの取付方法の説明図である。 図3は、同上の配線機器における本体が解除位置にある状態の正面図である。 図4は、同上の配線機器における本体が解除位置にある状態の平面図である。 図5は、同上の配線機器における本体が装着位置にある状態の正面図である。 図6は、同上の配線機器における本体が装着位置にある状態の平面図である。 図7は、本開示の一実施形態の変形例に係る配線機器における本体が解除位置にある状態の平面図である。
以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態及び変形例に限定されない。この実施形態及び変形例以外であっても、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態)
本実施形態に係る配線機器1について、図1~図6を参照して説明する。
本実施形態の配線機器1は、天井9に設置される天井設置型のスイッチングハブである。
配線機器1は、支持体2と、本体3と、を備えている。支持体2は、天井9に形成された取付孔90の周縁部に取り付けられ、本体3を支持する。本体3は、天井9の裏側に配置されているLAN(Local Area Network)ケーブル81、電源ケーブル82を含む配線8が接続される。天井9の裏側とは、天井9に対向する床と反対側である。図1、図4、図6では、本体3に接続される複数の配線8のうち、2本のLANケーブル81及び1本の電源ケーブル82のみを図示し、他の配線8の記載を省略している。
配線機器1は、LANケーブル81(配線8)を介して、コンピュータ端末、ゲートウェイ装置、ネットワークカメラ、IP(Internet Protocol)電話、無線アクセスポイント等の複数の通信機器と接続される。配線機器1は、複数の通信機器間で送受信される信号を中継する。
支持体2は、配線8の位置をガイドするガイド部20を備えている。ガイド部20により、配線8が位置が定められるので、設置作業性が向上する。設置作業性とは、配線機器1の天井9への取り付け、天井9からの取り外し、及び配線の接続、取り外し等の作業の容易性である。
配線機器1の詳細な構成について説明する。以下では、天井9と床とが対向する方向を上下方向として説明する。
・支持体
天井9は、上下方向を厚さ方向とする板状の構造材であって、配線機器1(支持体2)を取り付けるための取付孔90が形成されている。取付孔90は、開口形状が円形であって、天井9を上下方向に貫通している。支持体2は、取付孔90の周縁部の一部を上下方向に挟むようにして、天井9に取り付けられる。
支持体2は、挿入部21と、フランジ22と、本体支持部23と、天井取付部24と、を備えている。
挿入部21は、上下方向の両端が開口した円筒状に形成されており、上下方向に貫通した貫通孔210を有する。挿入部21の外径(直径)は、取付孔90の直径よりも小さい。天井9に支持体2を取り付ける際、挿入部21は、天井9の下側(床側)から取付孔90を貫通するように取付孔90に挿入される。挿入部21は、貫通孔210の中心軸と取付孔90の中心軸とが同心となるように取付孔90に挿入される。挿入部21の下端には、フランジ22が取り付けられている。
フランジ22は、上下方向を厚さ方向とする板材である。フランジ22は、円環状に形成されており、上下方向に貫通した貫通孔220を有する。フランジ22の貫通孔220は、挿入部21の貫通孔210と略同じ形状、かつ略同じ大きさである。フランジ22の外径(直径)は、挿入部21の外径、及び天井9の取付孔90の外径よりも大きい(図3、図5参照)。フランジ22は、貫通孔220の中心軸と挿入部21の貫通孔210の中心軸とが同心となるように、挿入部21の下端に取り付けられる。フランジ22は、複数(本実施形態では2つ)の固定ねじ221によって、挿入部21の下端に固定される。フランジ22の下面には、本体支持部23が取り付けられている。
本体支持部23は、上下方向の両端が開口した円筒状に形成されており、上下方向に貫通した貫通孔230を有する。本体支持部23の貫通孔230は、フランジ22の貫通孔220と略同じ形状、かつ略同じ大きさである。本体支持部23の外径は、フランジ22の外形と略同じである。本体支持部23は、貫通孔230の中心軸とフランジ22の貫通孔220の中心軸とが同心となるように、フランジ22の下面に取り付けられる。本体支持部23は、複数(本実施形態では3つ)の固定ねじ231によって、フランジ22の下面に固定される。つまり、本体支持部23は、フランジ22を介して挿入部21に固定される。
本体支持部23における貫通孔230の内周面232には、本体3を支持するための複数(本実施形態では3つ)の取付凹部233が形成されている。3つの取付凹部233は、内周面232の周方向において、等間隔(120度間隔)に形成されている。取付凹部233は、L字状に形成されており、第1凹部234と第2凹部235とを含む。第1凹部234は、本体支持部23の上下両端にわたって形成されている。第2凹部235は、第1凹部234の上端部から本体支持部23の周方向の一方に沿って形成されている。本実施形態では、第2凹部235は、本体支持部23を床側(下側)から見て、第1凹部234の上端部から本体支持部23の周方向における時計回りの向きに沿って形成されている。本体支持部23は、各取付凹部233の第2凹部235に、本体3の突起353を収容することにより、本体3を支持する。支持体2(本体支持部23)に対する本体3の着脱方法の詳細な説明は後述する。
天井取付部24は、挿入部21の外周側に配置された複数(本実施形態では2つ)の押さえ部材241を有している。押さえ部材241は、上下方向を厚さ方向とする板材であり、取付ねじ242に結合されている。挿入部21の外周面には、上下両端にわたって凹部211が形成されている。取付ねじ242は、凹部211を上下方向に貫通するように配置される。凹部211の上端部には、凹部211を塞ぐように突出片212が形成されている(図4、図6参照)。突出片212には、上下方向に貫通する挿通孔213が形成されている。また、フランジ22には、凹部211と上下方向に対向する位置に挿通孔222が形成されている。取付ねじ242は、挿通孔213及び挿通孔222を貫通するように配置されている。
押さえ部材241は、取付片Cとフランジ22との間の位置において、取付ねじ242に結合されている。押さえ部材241は、取付ねじ242に結合された状態で、凹部211内を上下方向に移動可能である。押さえ部材241は、挿入部21から突出するように配置される。
支持体2を天井9に取り付ける場合、押さえ部材241が天井9の裏側に位置するように、挿入部21を天井9の取付孔90に挿入する。このとき、押さえ部材241が天井9と干渉しないように、挿入部21には、押さえ部材241を収容する収容凹部214が形成されている。収容凹部214は、凹部211から挿入部21の周方向に沿って形成されている。つまり、支持体2を天井9に取り付ける場合、押さえ部材241を収容凹部214に収容した状態で、挿入部21を天井9の取付孔90に挿入する。挿入部21を取付孔90に挿入した後、取付ねじ242を回転させる。押さえ部材241は、取付ねじ242に結合されているため、取付ねじ242を回転させることにより、収容凹部214から出るように回転して挿入部21から突出する。押さえ部材241は、凹部211の側面に当たることにより、回転が規制される。そのため、取付ねじ242がさらに締まる向きに回転すると、押さえ部材241は、フランジ22に近付くように凹部211内を下方向に移動する。これにより、押さえ部材241とフランジ22とで天井9を上下方向から挟み、支持体2を天井9の取付孔90の周縁部に取り付けることができる(図3、図5参照)。
また、挿入部21の先端部215には、ガイド部20が設けられている。挿入部21の先端部215とは、挿入部21が天井9の取付孔90に挿入された状態において、天井9の裏側に位置する端部である。ガイド部20は、挿入部21の先端部215に設けられた凹部201である。凹部201は、挿入部21の先端部215側(上側)が開放しており、底部202と、一対の傾斜部203と、を有する。底部202は、先端部215よりも下方に形成されており、上下方向と直交する平面で構成されている。一対の傾斜部203は、挿入部21の周方向における底部202の両端部と、挿入部21の先端部215と、を連続させる。一対の傾斜部203は、上下方向に対して傾斜した傾斜面で構成されており、上端部が湾曲している。配線8は、凹部201を通って本体3の配線接続部33に接続される(図4、図6参照)。つまり、配線8は、凹部201を通るように位置が定められる。ガイド部20による配線8のガイドについての詳細な説明は、後述する。
・本体
本体3は、天井9に取り付けられた支持体2に支持されることにより、天井9に配置される。本体3は、支持体2に対して、取り付け及び取り外しが自在(着脱自在)である。本体3は、支持体2に対して回転されることにより、支持体2に取り付けられる、又は支持体2から取り外される。
本体3は、通信装置31と、本体カバー35と、固定部材36と、化粧カバー37と、を備えている。
通信装置31は、筐体32と、複数(本実施形態では8つ)の配線接続部33と、基板34と、を有する。以下の説明では、複数の配線接続部33を区別して説明する場合、配線接続部33a~hという。
筐体32は、ケース321と、カバー322と、を有する。筐体32は、ケース321とカバー322とが組み合わさることにより、上下方向を長手方向とする扁平な矩形箱状に形成されている。筐体32(カバー322)の一面323には、複数の配線接続部33が設けられている。
各配線接続部33は、配線8の端部であるプラグ80が挿入される開口部330を有している。各配線接続部33は、開口部330の開口面(配線接続部33の端面)と直交する一方向から配線8が接続される。本実施形態では、各配線接続部33は、開口部330の開口面が筐体32の一面323と面一となるように配置されている。したがって、各配線接続部33は、筐体32の一面323に直交する一方向から配線8が接続される。言い換えれば、複数の配線接続部33は、互いに同一方向から配線8が接続される。
具体的には、筐体32の内部には、基板34が配置されている。基板34は、プリント基板であり、上下方向を長手方向とする矩形状に形成されている。基板34は、筐体32の一面323と平行となるように筐体32に収容されている。ここでいう「平行」とは、厳密に平行である状態に限らず、誤差の範囲でずれていてもよい。各配線接続部33は、配線8の端部のプラグ80と電気的及び機械的に接続されるコネクタである。基板34は、各配線接続部33、及び複数の回路素子が実装されることにより、通信回路を構成している。カバー322の一面323には、複数の配線接続部33に対応する位置に複数の開口部324が形成されている。複数の配線接続部33の各々は、対応する開口Gから露出しており、筐体32の一面323と直交する一方向から配線8が接続される。言い換えれば、複数の配線接続部33の各々は、基板34と直交する一方向から配線8が接続される。
配線接続部33a~33gは、“RJ-45”規格に対応したコネクタであり、LANケーブル81が接続される。LANケーブル81の線径(直径)は、例えば7.5mm程度である。配線接続部33a~33fは、通信用ポートであって、LANケーブル81を介してコンピュータ端末等の通信機器が接続される。6つの配線接続部33a~33fは、上下方向に3つずつ、上下方向に直交する方向に2つずつ並んで配置されている。
配線接続部33gは、コンソールポートであって、LANケーブル81を介して設定端末が接続される。設定端末は、通信装置31と通信を行い、通信装置31への設定入力、通信装置31の情報取得等を行う。配線接続部33gは、6つの配線接続部33a~33fの下側に配置されている。
配線接続部33hは、電源コネクタであり、電源ケーブル82を介してAC/DCアダプタが接続される。AC/DCアダプタは、商用電源から供給される電力を直流電力に変換し、電源ケーブル82を介して通信装置31に供給する。通信装置31は、AC/DCアダプタから供給される電力により動作する。配線接続部33hは、上下方向における、6つの配線接続部33a~fと、配線接続部33gとの間に配置されている。
本体カバー35は、通信装置31に下側に配置されている。本体カバー35は、上面が開口し下面が閉じられた円筒状に形成されており、平面視が円形の底部351と、底部351の外周縁の全体から上方に突出した周壁352と、を有する。本体カバー35の底部351には、通信装置31が配置されている。通信装置31は、固定部材36を介して本体カバー35に固定されている。
固定部材36は、上下方向を厚さ方向とする円形の板状に形成されている。固定部材36の中央部には、通信装置31の筐体32が貫通する矩形状の挿通孔360が形成されている。挿通孔360の縁の一部から上方に突出するように、一対の第1固定片361と、第2固定片362とが形成されている。一対の第1固定片361は、矩形板状に形成されており、上下方向に直交する方向において筐体32のカバー322の下端部と対向する。第2固定片362は、矩形板状に形成されており、上下方向と直交する方向において筐体32のケース321の下端部と対向する。つまり、一対の第1固定片361と第2固定片362とで、筐体32の下端部が上下方向と直交する方向に挟まれている。筐体32は、一対の第1固定片361及び第2固定片362それぞれに形成された挿通孔を通って、固定ねじ363で固定部材36に固定されている。
固定部材36は、上下方向に貫通する複数(本実施形態では4つ)の挿通孔を通って、固定ねじ364で本体カバー35の底部351に固定されている。
本体カバー35は、支持体2における本体支持部23に取り付けられる。本体カバー35の直径は、本体支持部23の貫通孔230の直径よりも小さい。本体カバー35は、底部351の中心O1(図2A~図2C参照)が本体支持部23の貫通孔230の中心軸と同心となるように、本体支持部23の内側に配置される。本体カバー35の周壁352の外周面には、複数(本実施形態では3つ)の突起353が形成されている。3つの突起353は、周壁352の周方向において、等間隔(120度間隔)に形成されている。複数の突起353が、本体支持部23の内周面232に形成された複数の取付凹部233の第2凹部235に収容されることにより、本体カバー35が本体支持部23に取り付けられる。これにより、本体3が、天井9に取り付けられた支持体2に支持される。支持体2(本体支持部23)に対する本体3の着脱方法の詳細な説明は後述する。
本体カバー35の底部351の下面には、化粧カバー37が取り付けられている。
化粧カバー37は、上面が開口し下面が閉じられた円筒状に形成されており、平面視が円形の底部371と、底部371の外周縁の全体から上方に突出した周壁372と、を有する。底部371には、上方に突出するように複数(本実施形態では4つ)の爪部が形成されている。化粧カバー37は、複数の爪部が、本体カバー35の底部351に形成された複数(本実施形態では4つ)の取付孔354の縁に引っ掛かることにより本体カバー35に取り付けられる。化粧カバー37の直径は、支持体2の本体支持部23の外径よりも大きい。これにより、本体3を支持体2に取り付けた際に、天井9から床側に突出した本体支持部23等を化粧カバー37で覆うことができ、配線機器1を目立ちにくくすることができる。
・着脱方法
次に、天井9に取り付けられた支持体2に対する本体3の着脱方法について、図2A~図2Cを参照して説明する。
上述したように、本体カバー35が本体支持部23に取り付けられることにより、本体3が支持体2に支持される。図2A~図2Cでは、配線機器1における本体カバー35及び本体支持部23のみを図示し、他の構成要素の記載を省略している。
まず、本体カバー35を本体支持部23に取り付ける方法について説明する。
本体カバー35の複数の突起353が、本体支持部23の内周面232に形成された複数の取付凹部233の第1凹部234と上下方向に対向するように、本体カバー35の位置を合わせる(図2A参照)。
複数の突起353が複数の取付凹部233の第1凹部234の上端部まで入るように、本体カバー35を本体支持部23の貫通孔230に挿入する(図2B参照)。以下、本体3における、本体カバー35の各突起353が第1凹部234の上端部まで入っている状態の位置(図2B参照)を「解除位置」という。
複数の突起353が、複数の取付凹部233の第2凹部235における内周面232の周方向の端部に位置するように、回転軸A1(図2A参照)を中心にして本体カバー35を解除位置から回転させる(図2C参照)。具体的には、回転軸A1は、本体カバー35の底部351の中心O1を通り、上下方向に沿った軸である。言い換えれば、回転軸A1は、天井9の取付孔90を貫通する方向に沿った軸である。取付孔90を貫通する方向とは、天井9の厚さ方向であって、本実施形態では上下方向である。本体カバー35は、回転軸A1を中心にして、本体カバー35を床側(下側)から見て時計回りの向きに回転させる。図2B、図2Cでは、本体カバー35及び本体支持部23を上側から見た図であるため、本体カバー35が反時計回りの向きに回転される。本体カバー35の各突起353が、第1凹部234の上端部から、第2凹部235における内周面232の周方向の端部まで移動し、第2凹部235に収容される。これにより、本体カバー35の各突起353が、本体支持部23の取付凹部233の縁に引っ掛かり、本体カバー35が本体支持部23に支持される。以下、本体3における、本体カバー35の各突起353が第2凹部235における内周面232の周方向の端部にある状態の位置(図2C参照)を「装着位置」という。つまり、装着位置は、本体カバー35を、解除位置(図2B参照)から回転軸A1を中心にして所定の回転角度で回転させた位置である。
次に、本体カバー35を本体支持部23から取り外す方法について説明する。
本体カバー35を本体支持部23から取り外す手順は、上述した本体カバー35を本体支持部23に取り付ける手順の逆である。
本体カバー35の位置が装着位置(図2C参照)から解除位置(図2B参照)になるように、本体カバー35を、回転軸A1を中心にして所定の回転角度で回転させる。このとき、本体カバー35を回転させる向きは、本体カバー35を床側(下側)から見て反時計回りの向きである。本体カバー35が装着位置から解除位置に移動することにより、本体支持部23による本体カバー35の支持が解除される。そして、解除位置にある本体カバー35を、本体支持部23から下方に引き抜くことにより、本体支持部23から取り外すことができる。
・配線のガイド
次に、配線接続部33に接続される配線8のガイドについて、図3~図6を参照して説明する。図3及び図4は、本体3が解除位置にある状態を示し、図5及び図6は、本体3が装着位置にある状態を示している。なお、図3~図6では、化粧カバー37の記載を省略している。
配線接続部33に配線8を接続する場合、本体3を支持体2から取り外した状態で、天井9の裏側から取付孔90を通して引き出した配線8を配線接続部33に接続する。そして、配線接続部33に配線8が接続された状態で、本体3を支持体2に取り付ける。
本体3が解除位置(図3、図4参照)にある状態において、通信装置31に対して、筐体32の一面323と直交する方向の一方向側にガイド部20が位置する。言い換えれば、本体3が解除位置にある状態において、ガイド部20に対して、配線接続部33に配線8を接続する接続向きに配線接続部33が位置する。したがって、図4に示すように、配線接続部33に接続された配線8が凹部201を通る。これにより、配線8の位置が凹部201内に定められる。
上述したように、本体3が基準位置から装着位置まで回転されると、本体3が支持体2に支持される。本体3が装着位置(図5、図6参照)にある状態において、通信装置31に対して、筐体32の一面323と直交する方向の一方側にガイド部20が位置する。言い換えれば、本体3が装着位置にある状態において、ガイド部20に対して、配線接続部33に配線8を接続する接続向きに配線接続部33が位置する。したがって、図6に示すように、配線接続部33に接続された配線8が凹部201を通る。これにより、配線8の位置が凹部201内に定められる。
つまり、本体3が解除位置、及び装着位置のいずれの位置にある場合でも、通信装置31に対して、配線接続部33が設けられている筐体32の一面323と対向する方向に、ガイド部20が位置する。したがって、本体3が解除位置と装着位置との間の回転に伴って、配線接続部33に接続されている配線8が移動したとしても、凹部201内での移動に留まる。そのため、支持体2に対する本体3の着脱作業中は、配線8の位置がガイド部20によってガイドされる。
また、本体3が解除位置にある状態において、配線8が凹部201内を通るように位置が定められている。そのため、支持体2に対する本体3の取り付け、及び取り外す作業が容易となる。また、支持体2から本体3を取り外した状態で、配線接続部33に対する配線8の接続、及び取り外す作業が容易となる。つまり、通信装置31の設置作業性が向上する。
また、ガイド部20における凹部201の底部202は、天井9に対して天井9の裏側に位置する(図3、図5参照)。つまり、底部202は、天井9よりも上側に位置する。これにより、配線接続部33に対する配線8の接続、及び取り外す作業が行われる際に、配線8が天井9の取付孔90の周縁に接触することが抑制される。したがって、配線8、及び天井9の取付孔90の周縁の損傷を抑制することができる。また、挿入部21は、上端の全周(底部202を含む)にわたって天井9よりも上側に位置しているので、天井9の裏側の埃等が取付孔90を通って落ちることが抑制される。
・本体の回転角度
次に、支持体2に対して本体3を取り付ける、又は取り外す際の、本体3の回転角度のついて、図4、図6を参照して説明する。
ここで、通信装置31における筐体32の一面323の中心をO2(図3、図5参照)とする。本実施形態では、筐体32の一面323の中心O2が回転軸A1上に位置するように通信装置31が配置されている。挿入部21におけるガイド部20の中心をO3(図3~図6参照)とする。ガイド部20の中心O3は、挿入部21の周方向におけるガイド部20の中央である。
本体3が解除位置にある場合において、筐体32の一面323の中心O2と直交する仮想線(法線)をX1(図4参照)とする。本体3が装着位置にある場合において、筐体32の一面323の中心O2と直交する仮想線(法線)をX2(図6参照)とする。
また、本体3の回転方向において、筐体32の一面323の中心O2と直交する仮想線(法線)が、ガイド部20の中心O3と重なるときの本体3の位置を「基準位置」とする。本体3が基準位置にある場合において、筐体32の一面323の中心O2と直交する仮想線(法線)をX0(図4、図6参照)とする。
本実施形態では、本体3は、解除位置(図4参照)と装着位置(図6参照)との間で、基準位置を介して回転移動する。言い換えれば、解除位置と装着位置との間に基準位置がある。本体3の回転方向において、基準位置に対して一方側に解除位置があり、他方側に装着位置がある。これにより、本体3が解除位置、及び装着位置のいずれの位置にある場合でも、配線接続部33が設けられている筐体32の一面323に対するガイド部20の位置ずれが抑制され、ガイド部20が配線8をガイドしやすくなる。
本体3が解除位置にある場合における筐体32の中心O2と直交する仮想線X1と、本体3が基準位置にある場合における筐体32の中心O2と直交する仮想線X0とのなす角をθ1とする(図4参照)。仮想線X1と仮想線X0とのなす角θ1が、本体3における、解除位置と基準位置との間の回転角度である。
本体3が装着位置にある場合における筐体32の中心O2と直交する仮想線X2と、本体3が基準位置にある場合における筐体32の中心O2と直交する仮想線X0とのなす角をθ2とする(図6参照)。仮想線X2と仮想線X0とのなす角θ2が、本体3における、装着位置と基準位置との間の回転角度である。
つまり、角度θ1と角度θ2とを足した角度が、本体3における、解除位置と装着位置との間の回転角度となる。解除位置と装着位置との間の回転角度は、180度以下であることが好ましい。解除位置と装着位置との間の回転角度が180度以下であれば、本体3を解除位置と装着位置との間で回転させた際に、配線8が筐体32に巻きつくことが抑制される。解除位置と装着位置との間の回転角度は、15度以下であることがより好ましい。本実施形態では、解除位置と装着位置との間の回転角度は、15度である。これにより、本体3を解除位置と装着位置との間で回転した際における、配線8の移動を抑制することができる。そのため、凹部201の開口角度を小さくして、挿入部21の強度の低下を抑制することができる。凹部201の開口角度とは、取付孔90の中心軸(本実施形態では、回転軸A1と同軸)と直交する方向における、取付孔90の中心軸を基準にした凹部201の開口寸法を示す角度である(図4参照)。具体的には、凹部201の開口角度は、取付孔90の中心軸(回転軸A1)と、本体3の回転方向における凹部201の底部202の両端部それぞれとを通る一対の仮想線X3a,X3bのなす角θ3である。凹部201の開口角度θ3は、50度以下であることが好ましい。本実施形態では、凹部201の開口角度θ3は、約48度である。
また、本実施形態では、解除位置と基準位置との間の回転角度θ1と、装着位置と基準位置との間の回転角度θ2とが、同じ角度である。つまり、本体3の回転方向において、解除位置と装着位置との中間に基準位置がある。これにより、本体3が解除位置、及び装着位置のいずれの位置にある場合でも、配線接続部33が設けられている筐体32の一面323に対するガイド部20の位置ずれが抑制され、ガイド部20が配線8をガイドしやすくなる。
本実施形態では、平面視において、本体3が解除位置にある場合、筐体32の一面323の法線X1(仮想線)がガイド部20(凹部201)と交差している(図4参照)。また、平面視において、本体3が装着位置にある場合、筐体32の一面323の法線X2(仮想線)がガイド部20(凹部201)と交差している(図6参照)。これにより、これにより、本体3が解除位置、及び装着位置のいずれの位置にある場合でも、配線接続部33が設けられている筐体32の一面323に対するガイド部20の位置ずれが抑制され、ガイド部20が配線8をガイドしやすくなる。
また、解除位置と基準位置との間の回転角度(θ1+θ2)は、凹部201の開口角度θ3よりも小さい。これにより、本体3が解除位置、及び装着位置のいずれの位置にある場合でも、配線接続部33が設けられている筐体32の一面323に対するガイド部20の位置ずれが抑制され、ガイド部20が配線8をガイドしやすくなる。
(変形例)
次に、配線機器1の変形例について説明する。以下に説明する変形例は、上記実施形態、又は変形例同士を適宜組み合わせて適用可能である。
・第1変形例
次に、配線機器1の第1変形例について、図7を参照して説明する。上記実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
上述した例では、本体3の回転方向において、解除位置と装着位置との中間に基準位置があり、解除位置と基準位置との間の回転角度θ1(図4参照)と、装着位置と基準位置との間の回転角度θ2(図6参照)とが同じであったが、これに限らない。回転角度θ1と回転角度θ2とは、互いに異なる角度であってもよい。
図7は、本変形例の配線機器1において、本体3が解除位置にある状態の平面図である。図7に示すように、本変形例の配線機器1では、解除位置は、基準位置と一致する。言い換えれば、本体3が解除位置にある場合における筐体32の一面323の法線X1と、本体3が基準位置にある場合における筐体32の一面323の法線X0とが重なり、解除位置と基準位置との間の回転角度が0度である。
したがって、本変形例では、本体3が解除位置にある状態において、配線接続部33が設けられている筐体32の一面323が、ガイド部20と正対する。これにより、本体3が解除位置にある状態において、ガイド部20によって配線8がよりガイドされやすくなる。そのため、支持体2に対する本体3の取り付け、及び取り外す作業が容易となる。また、支持体2から本体3を取り外した状態で、配線接続部33に対する配線8の接続、及び取り外す作業が容易となる。つまり、通信装置31の設置作業性が向上する。
本変形例では、解除位置が基準位置と一致しているが、装着位置が基準位置と一致していてもよい。
・その他の変形例
以下、配線機器1のその他の変形例について列挙する。
上述した例では、凹部201の底部202は、上下方向に直交した平面で構成されていが、これに限らない。例えば、底部202は、挿入部21の周方向における中央部が下端となるようにV字状、又はU字状に傾斜していてもよい。また、挿入部21は、凹部201の縁が湾曲するようにR加工されていてもよい。これにより、凹部201の縁と配線8との接触による配線8の損傷を抑制することができる。
また、上述した例では、凹部201の一対の傾斜部203は、上下方向に対して傾斜した傾斜面で構成されていたが、これに限らない。例えば、一対の傾斜部203は、上下方向に沿った面で構成されていてもよい。
また、上述した例では、ガイド部20は、挿入部21の先端部215に設けられた凹部201で構成されていたが、これに限らない。例えば、ガイド部20は、挿入部21の先端部215から上方に突出した一対の突出部で構成されていてもよい。一対の突出部は、挿入部21の周方向において離れており、一対の突出部間に配線8が通される。
また、上述した例では、ガイド部20は、挿入部21の先端部215に設けられていたが、挿入部21とは別部材であってもよい。
また、上述した例では、配線機器1がスイッチングハブであったが、これに限らない。配線機器1は、配線が接続される機器であればよく、例えば、無線アクセスポイント等の通信機器、電源タップ、スピーカ、空気清浄機等であってもよい。
(まとめ)
第1態様に係る配線機器(1)は、本体(3)と、支持体(2)と、を備える。本体(3)は、配線(8)が接続される配線接続部(33)を有する。支持体(2)は、天井(9)を貫通する取付孔(90)の周縁部に取り付けられ、配線接続部(33)が天井(9)の裏側に位置するように本体(3)を支持する。支持体(2)は、配線(8)の位置をガイドするガイド部(20)を有する。
この態様によれば、ガイド部(20)により、配線(8)の位置を定めることができる。これにより、配線機器(1)の設置作業性の向上を図ることができる。
第2態様に係る配線機器(1)では、第1態様において、配線接続部(33)は、一方向から配線(8)が接続されるように構成されている。ガイド部(20)は、本体(3)が支持体(2)に支持された状態において、配線接続部(33)に対して一方向側に設けられている。
この態様によれば、ガイド部(20)に対して、配線接続部(33)に配線(8)を接続する向きに、配線接続部(33)が設けられているので、配線(8)をガイドしやすくなる。
第3態様に係る配線機器(1)では、第1又は第2態様において、支持体(2)は、取付孔(90)を貫通するように挿入される挿入部(21)を有する。ガイド部(20)は、挿入部(21)における天井(9)の裏側の先端部(215)に設けられている。
この態様によれば、挿入部(21)の先端部(215)にガイド部(20)が設けられているので、配線(8)をガイドしやすくなる。
第4態様に係る配線機器(1)では、第3態様において、ガイド部(20)は、先端部(215)側が開放した凹部(201)である。
この態様によれば、簡易な構成で、配線(8)をガイドすることができる。
第5態様に係る配線機器(1)では、第4態様において、凹部(201)の底部(202)は、天井(9)に対して天井(9)の裏側に位置する。
この態様によれば、天井(9)の裏側の埃等が、取付孔(90)を通って落ちるのを抑制することができる。
第6態様に係る配線機器(1)では、第4又は第5態様において、取付孔(90)の中心軸と直交する方向における、取付孔(90)の中心軸を基準にした凹部(201)の開口角度(θ3)は、50度以下である。
この態様によれば、凹部(201)による挿入部(21)の強度の低下を抑制することができる。
第7態様に係る配線機器(1)では、第1~第6態様のいずれかにおいて、支持体(2)は、天井(9)に取り付けられる天井取付部(24)と、本体(3)を支持する本体支持部(23)と、を有する。本体(3)は、本体支持部(23)に対して、取付孔(90)を貫通する方向に沿った回転軸(A1)を中心にして、本体支持部(23)から取り外し可能な解除位置と、本体支持部(23)に支持される装着位置と、の間で回転可能である。
この態様によれば、本体支持部(23)に対して本体(3)を回転させることで、支持体(2)に本体(3)を取り付け、又は支持体(2)から本体(3)を取り外すことができる。
第8態様に係る配線機器(1)では、第7態様において、本体(3)における、解除位置と装着位置との間の回転角度は、180度以下である。
この態様によれば、配線(8)が本体(3)に巻き付くことが抑制される。
第9態様に係る配線機器(1)では、第7又は第8態様において、本体(3)における、解除位置と装着位置との間の回転角度は、15度以下である。
この態様によれば、少ない回転量で、支持体(2)に対する本体(3)の取り付け、及び取り外しが可能となる。
第10態様に係る配線機器(1)では、第7~第9態様のいずれかにおいて、本体(3)は、一面(323)に配線接続部(33)が設けられた筐体(32)を更に有する。本体(3)の回転方向において、筐体(32)の一面323における中心と直交する仮想線と、ガイド部(20)の中心とが重なる位置を基準位置とする。本体(3)は、本体支持部(23)に対して、基準位置を介して、解除位置と装着位置との間で回転可能である。
この態様によれば、本体(3)が基準位置及び装着位置のいずれの位置にある場合でも、配線(8)をガイドしやすくなる。
第11態様に係る配線機器(1)では、第7~第9態様のいずれかにおいて、本体(3)は、一面(323)に配線接続部(33)が設けられた筐体(32)を更に有する。本体(3)の回転方向において、筐体(32)の一面(323)における中心と直交する仮想線と、ガイド部(20)の中心とが重なる位置を基準位置とする。解除位置は、基準位置と一致する。
この態様によれば、配線機器(1)の設置作業性の向上を図ることができる。
第12態様に係る配線機器(1)では、第1~第11態様のいずれかにおいて、本体(3)は、配線接続部(33)を複数有する。複数の配線接続部(33)は、互いに同一方向から配線(8)が接続される。
この態様によれば、複数の配線(8)の位置をまとめて定めることができる。
第13態様に係る支持体(2)は、第1~第12態様のいずれかの配線機器(1)に用いられる。
この態様によれば、ガイド部(20)により、配線(8)の位置を定めることができる。これにより、配線機器(1)の設置作業性の向上を図ることができる。
1 配線機器
2 支持体
20 ガイド部
201 凹部
202 底部
21 挿入部
215 先端部
23 本体支持部
24 天井取付部
3 本体
32 筐体
33 配線接続部
8 配線
9 天井
90 取付孔
A1 回転軸
O2 中心
θ3 開口角度

Claims (7)

  1. 配線が接続される配線接続部を有する本体と、
    天井を貫通する取付孔の周縁部に取り付けられ、前記配線接続部が前記天井の裏側に位置するように前記本体を支持する支持体と、を備え、
    前記支持体は、
    前記配線の位置をガイドするガイド部と、
    前記天井に取り付けられる天井取付部と、
    前記本体を支持する本体支持部と、を有し、
    前記本体は、前記本体支持部に対して、前記取付孔を貫通する方向に沿った回転軸を中心にして、前記本体支持部から取り外し可能な解除位置と、前記本体支持部に支持される装着位置と、の間で回転可能であり、
    前記本体は、一面に前記配線接続部が設けられた筐体を更に有し、
    前記本体の回転方向において、前記筐体の前記一面における中心と直交する仮想線と、前記ガイド部の中心とが重なる位置を基準位置とし、
    前記本体は、前記本体支持部に対して、前記基準位置を介して、前記解除位置と前記装着位置との間で回転可能である、
    配線機器。
  2. 配線が接続される配線接続部を有する本体と、
    天井を貫通する取付孔の周縁部に取り付けられ、前記配線接続部が前記天井の裏側に位置するように前記本体を支持する支持体と、を備え、
    前記支持体は、
    前記配線の位置をガイドするガイド部と、
    前記天井に取り付けられる天井取付部と、
    前記本体を支持する本体支持部と、を有し、
    前記本体は、前記本体支持部に対して、前記取付孔を貫通する方向に沿った回転軸を中心にして、前記本体支持部から取り外し可能な解除位置と、前記本体支持部に支持される装着位置と、の間で回転可能であり、
    前記本体は、一面に前記配線接続部が設けられた筐体を更に有し、
    前記本体の回転方向において、前記筐体の前記一面における中心と直交する仮想線と、前記ガイド部の中心とが重なる位置を基準位置とし、
    前記解除位置は、前記基準位置と一致する、
    配線機器。
  3. 前記配線接続部は、一方向から前記配線が接続されるように構成され、
    前記ガイド部は、前記本体が前記支持体に支持された状態において、前記配線接続部に対して前記一方向側に設けられている、
    請求項1又は2に記載の配線機器。
  4. 前記本体における、前記解除位置と前記装着位置との間の回転角度は、180度以下である、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の配線機器。
  5. 前記本体における、前記解除位置と前記装着位置との間の回転角度は、15度以下である、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の配線機器。
  6. 前記本体は、前記配線接続部を複数有し、
    前記複数の配線接続部は、互いに同一方向から前記配線が接続される、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の配線機器。
  7. 請求項1~6のうちいずれか1項に記載の配線機器に用いられる支持体。
JP2018203326A 2018-10-29 2018-10-29 配線機器、及び支持体 Active JP7308403B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018203326A JP7308403B2 (ja) 2018-10-29 2018-10-29 配線機器、及び支持体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018203326A JP7308403B2 (ja) 2018-10-29 2018-10-29 配線機器、及び支持体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020072512A JP2020072512A (ja) 2020-05-07
JP7308403B2 true JP7308403B2 (ja) 2023-07-14

Family

ID=70549707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018203326A Active JP7308403B2 (ja) 2018-10-29 2018-10-29 配線機器、及び支持体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7308403B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007165234A (ja) 2005-12-16 2007-06-28 Matsushita Electric Works Ltd 電気機器用取付具
US20100000758A1 (en) 2008-07-03 2010-01-07 Panduit Corp. In-Ceiling Zone Cabling Enclosure

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH057389A (ja) * 1990-09-04 1993-01-14 Seidenkou:Kk スピーカーの取付け方法およびその装置
JP3356625B2 (ja) * 1996-06-25 2002-12-16 松下電工株式会社 マルチメディア用配線器具
JP4807631B2 (ja) * 2007-02-19 2011-11-02 東芝ライテック株式会社 照明器具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007165234A (ja) 2005-12-16 2007-06-28 Matsushita Electric Works Ltd 電気機器用取付具
US20100000758A1 (en) 2008-07-03 2010-01-07 Panduit Corp. In-Ceiling Zone Cabling Enclosure

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020072512A (ja) 2020-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1430581B1 (en) Adapter for mounting a faceplate of a first style on to an electrical outlet cavity of a second style
US8029308B2 (en) Connector holding device
US20100051309A1 (en) Wall plate bracket
JP2004247228A (ja) 同軸ケーブル分配器
JP4904011B2 (ja) 電子機器、回路基板および雌コネクタ
TW201131908A (en) Connector attachable to an attaching object without forming a large opening in the attaching object
JP2000341147A (ja) 共同受信用機器
JP2022179600A (ja) 接続装置、機器システム
JP7308403B2 (ja) 配線機器、及び支持体
JP2003234925A (ja) 監視カメラ装置
JP4584893B2 (ja) 天井埋め込み型カメラ取付機構
TWI783275B (zh) 連接裝置及懸掛件
JP5091740B2 (ja) 電力線通信装置用の配線ダクトの端部接続装置
JP3039950U (ja) テレビ用壁面端子ユニット
JP2009295495A (ja) 自在同軸接栓座ユニット
JP4710826B2 (ja) 電力線通信装置および電力線通信システム
JP4743064B2 (ja) コネクタ構造及びそれを有する電子機器
TWI754412B (zh) 連接裝置
JP5165745B2 (ja) 第1方式の面板を第2方式の電気コンセント用空洞に取り付けるためのアダプター
CN219286809U (zh) 插座、支撑装置和网络壁挂器
JP3772424B2 (ja) 電子機器の取付け構造
JP5759056B1 (ja) 連結具取り付け構造と、連結具を備えた通信機器
JP2005318678A (ja) 同軸ケーブル用固定金具およびこれを備えた電子機器
JP2010051171A (ja) モジュラーコンセント
JP2024050884A (ja) 接続装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221003

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230424

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20230424

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20230502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230616

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7308403

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151