JP7307616B2 - 波長変換部材 - Google Patents

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Description

本発明は、波長変換部材に関する。
従来から、入射光の波長を変換する波長変換部材が知られている。波長変換部材は、一般的に、光が入射すると蛍光を発する蛍光体と、蛍光体で発生する熱を外部に放出する放熱部材と、蛍光体と放熱部材とを接合する半田層を備えている。例えば、特許文献1には、蛍光体の半田層側に配置されている接合層と半田層を用いて、蛍光体と放熱部材とを接合する技術が開示されている。
特許6164221号公報
しかしながら、特許文献1に記載の波長変換部材では、接合層は、半田層に溶けやすい金を主成分としている。このため、接合層に含まれる金が半田層に溶けると半田材が析出するため、蛍光体と放熱部材とが接合不良となるおそれがある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、波長変換部材において、セラミック蛍光体と放熱部材との接合不良を抑制する技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、波長変換部材が提供される。この波長変換部材は、入射する光の波長を変換するセラミック蛍光体と、前記セラミック蛍光体の熱を外部に放出する放熱部材と、金を主成分とし、前記セラミック蛍光体と前記放熱部材の間に配置される半田層と、前記セラミック蛍光体と前記半田層の間に配置され、光を反射する反射膜と、前記反射膜と前記半田層の間に配置され、1以上の膜からなる第1の接合層と、を備え、前記第1の接合層のうち、前記半田層側の膜は、ニッケル、パラジウム、白金、モリブデン、タングステンの少なくとも1つを主成分とし、金の含有量が1%未満であることを特徴とする。
この構成によれば、第1の接合層の半田層側の膜は、比較的融点が高く、酸化しにくく、窒化しにくい、ニッケル、パラジウム、白金、モリブデン、タングステンの少なくとも1つを主成分としている。これらの元素は、半田層によるセラミック蛍光体と放熱部材との接合時に、半田層に拡散しにくい。また、第1の接合層の半田層側の膜は、金の含有量が1%未満であるため、第1の接合層の成分は、第1の接合層から金を主成分とする半田層に拡散しにくくなっている。これにより、半田層への固溶量が抑制されるため、セラミック蛍光体と放熱部材との接合不良を抑制することができる。
(2)上記形態の波長変換部材において、前記半田層と前記第1の接合層との間には、前記半田層の少なくとも1つの成分と前記第1の接合層の前記半田層側の膜の少なくとも1つの成分とのそれぞれの成分を含有する第1の反応層が形成されていてもよい。この構成によれば、第1の反応層では、第1の接合層と半田層との間において組成が連続的に変化するため、第1の接合層と半田層との接合強度を向上することができる。
(3)上記形態の波長変換部材において、前記第1の反応層は、前記第1の接合層に沿って連続的に形成されていてもよい。この構成によれば、例えば、セラミック蛍光体内の温度のばらつきによって第1の接合層内に応力が生じても、応力分布を均等にすることができる。これにより、セラミック蛍光体と放熱部材との接合不良をさらに抑制することができるとともに、第1の接合層の耐久性を向上することができる。
(4)上記形態の波長変換部材において、前記第1の反応層の厚みは、1nm以上300nm以下であってもよい。この構成によれば、第1の反応層の厚みを1nm以上とすることで組成の連続的な変化が緩やかになるため、セラミック蛍光体と放熱部材とをさらに強固につなげることができる。また、第1の反応層は、半田層の少なくとも1つの成分と第1の接合層の半田層側の膜の少なくとも1つの成分とのそれぞれの成分を含有する化合物であるため、組成が比較的不安定であり、厚みが厚くなると壊れやすい。そこで、第1の反応層の厚みを300nm以下とすることで第1の反応層を壊れにくくし、波長変換部材の耐久性を向上することができる。このように、第1の反応層の厚みを1nm以上300nm以下とすることによって、波長変換部材の耐久性を向上することができる。
(5)上記形態の波長変換部材は、さらに、前記放熱部材と前記半田層の間に配置され、1以上の膜からなる第2の接合層を備え、前記第2の接合層のうち、前記半田層側の膜は、ニッケル、パラジウム、白金、モリブデン、タングステンの少なくとも1つを主成分とし、金の含有量が1%未満であってもよい。この構成によれば、第2の接合層の半田層側の膜は、ニッケル、パラジウム、白金、モリブデン、タングステンの少なくとも1つを主成分としており、金の含有量が1%未満であるため、第2の接合層の成分は、第2の接合層から半田層に拡散しにくくなっている。これにより、半田層への固溶量が抑制されるため、セラミック蛍光体と放熱部材との接合不良を抑制することができる。
(6)上記形態の波長変換部材において、前記半田層と前記第2の接合層との間には、前記半田層の少なくとも1つの成分と前記第2の接合層の前記半田層側の膜の少なくとも1つの成分とのそれぞれの成分を含有する第2の反応層が形成されていてもよい。この構成によれば、第2の反応層では、第2の接合層と半田層との間において組成が連続的に変化するため、第2の接合層と半田層との接合強度を向上することができる。
(7)上記形態の波長変換部材において、前記第2の反応層は、前記第2の接合層に沿って連続的に形成されていてもよい。この構成によれば、第2の接合層内に応力が生じても、応力分布を均等にすることができる。これにより、セラミック蛍光体と放熱部材との接合不良をさらに抑制することができるとともに、第2の接合層の耐久性を向上することができる。
(8)上記形態の波長変換部材において、前記第2の反応層の厚みは、1nm以上300nm以下であってもよい。この構成によれば、第2の反応層の厚みを1nm以上とすることで組成の連続的な変化が緩やかになるため、セラミック蛍光体と放熱部材とをさらに強固につなげることができる。また、第2の反応層は、半田層の少なくとも1つの成分と第2の接合層の半田層側の膜の少なくとも1つの成分とのそれぞれの成分を含有する化合物であるため、組成が比較的不安定であり、厚みが厚くなると壊れやすい。そこで、第2の反応層の厚みを300nm以下とすることで第2の反応層を壊れにくくし、波長変換部材の耐久性を向上することができる。このように、第2の反応層の厚みを1nm以上300nm以下とすることによって、波長変換部材の耐久性を向上することができる。
第1実施形態の波長変換部材の断面図である。 波長変換部材のサンプルについての第1の評価試験の結果を示す図である。 波長変換部材のサンプルについての第2の評価試験の結果を示す図である。 比較例の波長変換部材の断面図である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の波長変換部材1の断面図である。本実施形態の波長変換部材1は、外部の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)や半導体レーザー(LD:Laser Diode)などの光源が発した光L1が照射されると、光L1とは異なる波長の光L2を発生する。この波長変換部材1は、例えば、ヘッドランプ、照明、プロジェクタなどの各種光学機器において使用される。波長変換部材1は、セラミック蛍光体11と、放熱部材12と、半田層13と、反射膜14と、第1の接合層15と、第2の接合層16を備える。なお、図1では、セラミック蛍光体11と、放熱部材12と、半田層13と、反射膜14と、第1の接合層15と、第2の接合層16とのそれぞれの厚みの関係は、説明の便宜上、実際の厚みの関係とは異なるように図示されている。
セラミック蛍光体11は、セラミック焼結体から構成されており、入射光の波長を変換する。セラミック焼結体は、蛍光性を有する結晶粒子を主体とする蛍光相と、透光性を有する結晶粒子を主体とする透光相を有する。透光相の結晶粒子は、化学式Al23で表される組成を有し、蛍光相の結晶粒子は、化学式A3512:Ceで表される組成(いわゆる、ガーネット構造)を有することが好ましい。「A3512:Ce」とは、A3512の中にCeが固溶し、元素Aの一部がCeに置換されていることを示す。
化学式A3512:Ce中の元素Aおよび元素Bは、それぞれ下記の元素群から選択される少なくとも1種類の元素から構成されている。
元素A:Sc、Y、Ceを除くランタノイド(ただし、元素AとしてさらにGdを含んでいてもよい)
元素B:Al(ただし、元素BとしてさらにGdを含んでいてもよい)
セラミック蛍光体11として、セラミック焼結体を使用することで、蛍光相と透光相との界面で光が散乱し、光の色の角度依存性を減らすことができる。これにより、色の均質性を向上することができる。なお、セラミック蛍光体11の材料は、上述の材料に限定されない。
放熱部材12は、例えば、銅、銅モリブデン合金、銅タングステン合金、アルミニウム、窒化アルミニウムなど、セラミック蛍光体11よりも高い熱伝導性を有する材料から形成されている。放熱部材12は、半田層13などを介して伝わるセラミック蛍光体11の熱を外部に放出する。なお、放熱部材12は、上述した材料からなる単層構造の部材であってもよいし、同種または異なる材料から形成されている多層構造の部材であってもよい。
半田層13は、セラミック蛍光体11と放熱部材12の間に配置され、金を主成分とする材料から形成されている。本実施形態では、半田層13は、金と錫から形成されている。半田層13は、第1の接合層15と第2の接合層16などを介して、セラミック蛍光体11と放熱部材12とを接合する。
反射膜14は、セラミック蛍光体11と半田層13の間に配置されている薄膜である。反射膜14は、セラミック蛍光体11を透過した光や、セラミック蛍光体11で発生した光を反射する。反射膜14は、例えば、銀、アルミニウム、酸化ニオブ、酸化チタン、酸化ランタン、酸化タンタル、酸化イットリウム、酸化ガドリニウム、酸化タングステン、酸化ハフニウム、酸化アルミニウム、酸化ケイ素などから形成されている。なお、反射膜14は、上述した材料からなる単層膜であってもよいし、同種または異なる材料からなる多層膜であってもよい。
第1の接合層15は、反射膜14と半田層13との間に配置され、1以上の膜から形成されている。本実施形態では、第1の接合層15は、2つの膜から形成されており、保護膜15aと、第1の接合膜15bを有する。保護膜15aは、反射膜14の半田層13側に配置されており、本実施形態では、クロムを含む薄膜である。保護膜15aは、反射膜14の酸化を抑制する。
第1の接合膜15bは、第1の接合層15のうち半田層13側に配置されている。第1の接合膜15bは、比較的融点が高く、酸化しにくく、窒化しにくい、ニッケル、パラジウム、白金、モリブデン、タングステンの少なくとも1つを主成分とし、金の含有量が1%未満の薄膜である。本実施形態では、第1の接合膜15bは、ニッケルを主成分としている。ここで、「主成分」とは、EDS分析によって50at%以上含有されていることが検出される成分を指す。第1の接合膜15bは、半田の濡れ性が良く、第1の接合膜15bと半田層13とを接合すると、半田を第1の接合膜15b上で比較的広い範囲に広げる。
本実施形態では、半田層13と第1の接合層15との間には、第1の反応層17が形成されている。ここで、第1の反応層17とは、半田層13の少なくとも1つの成分と第1の接合膜15bの少なくとも1つの成分とのそれぞれの成分を含有し、例えば、これらの成分が固溶している層を指す。本実施形態では、第1の反応層17は、半田層13の錫と第1の接合層15のニッケルとを含有し、図1に示すように、第1の接合層15に沿って連続的に形成されている。ここで、「連続的に形成されている」とは、図1に示すような断面において、半田層13と第1の接合層15との間に、80%以上がつながっている直線部分があることを指す。
また、本実施形態の第1の反応層17の厚みは、1nm以上300nm以下である。ここでいう第1の反応層17の厚みは、次のように測定される。最初に、半田層13と第1の接合層15との接合面に対し垂直な断面のうち第1の接合層15の断面積が最も大きくなる断面の画像をSTEMにて取得し、EDS分析によって第1の反応層17に相当する部分を判別する。次に、取得したSTEM画像を用いて、第1の反応層17に相当する部分において等間隔に設定した10か所の部分での厚みをそれぞれ測定し、測定した10か所の厚みの平均値を算出する。この算出された平均値が、第1の反応層17の厚みとなる。
第2の接合層16は、ニッケル、パラジウム、白金、モリブデン、タングステンの少なくとも1つを主成分とし、金の含有量が1%未満の薄膜であり、図1に示すように、放熱部材12と半田層13との間に配置され、放熱部材12を覆うように配置されている。本実施形態では、第2の接合層16は、ニッケルを主成分としている。ここで、「主成分」とは、第1の接合膜15bの主成分と同様に、EDS分析によって50at%以上含有されていることが検出される成分を指す。第2の接合層16は、半田の濡れ性が良いため、第2の接合層16と半田層13とを接合すると、半田を第2の接合層16上で比較低広い範囲に広げる。
本実施形態では、半田層13と第2の接合層16との間には、第2の反応層18が形成されている。ここで、第2の反応層18とは、半田層13の少なくとも1つの成分と第2の接合層16の少なくとも1つの成分とのそれぞれの成分を含有し、例えば、これらの成分が固溶している層を指す。本実施形態では、第2の反応層18は、半田層13の錫と第2の接合層16のニッケルとを含有し、図1に示すように、第2の接合層16に沿って連続的に形成されている。ここで、「連続的に形成されている」とは、図1に示すような断面において、半田層13と第2の接合層16との間に、80%以上がつながっている直線部分があることを指する。
本実施形態の第2の反応層18の厚みは、1nm以上300nm以下である。ここでいう第2の反応層18の厚みは、次のように測定される。最初に、半田層13と第2の接合層16との接合面に対し垂直な断面のうち第2の接合層16の断面積が最も大きくなる断面の画像をSTEMにて取得し、EDS分析によって第2の反応層18に相当する部分を判別する。次に、取得したSTEM画像を用いて、第2の反応層18に相当する部分において等間隔に設定した10か所の部分での厚みをそれぞれ測定し、測定した10か所の厚みの平均値を算出する。この算出された平均値が、第2の反応層18の厚みとなる。
次に、波長変換部材1の製造方法について説明する。初めに、セラミック蛍光体11に、真空蒸着またはスパッタリングによって、反射膜14と、保護膜15aと、第1の接合膜15bとを成膜する。また、放熱部材12の表面に、第2の接合層16をめっきする。次に、セラミック蛍光体11と放熱部材12との間に金と錫から形成されてる半田箔を挟み、窒素雰囲気中または水素雰囲気中のリフロー炉において加熱し、半田箔を溶融することでセラミック蛍光体11と放熱部材12とを接合する。なお、放熱部材12の表面に第2の接合層16を製膜する場合、真空蒸着またはスパッタリングによって製膜してもよい。また、第1の接合膜15bと第2の接合層16の間に半田箔を挟む代わりに、金錫ペーストを塗布してもよい。
次に、本実施形態の波長変換部材1の効果を説明するための評価試験結果について説明する。本評価試験では、以下に説明する2つの評価試験を行った。
図2は、波長変換部材のサンプルについての第1の評価試験の結果を示す図である。第1の評価試験では、本実施形態の波長変換部材1の構造をベースとして、第1の接合層と第2の接合層の材料が異なるサンプルを6種類作製した。これらのサンプルの作製方法は、上述した本実施形態の波長変換部材1の製造方法と同じである。それぞれのサンプルにおける、第1の接合層および第2の接合層を形成する金属の種類を以下に列記する。
サンプル1:金(Au)
サンプル2:ニッケル(Ni)
サンプル3:パラジウム(Pd)
サンプル4:白金(Pt)
サンプル5:モリブデン(Mo)
サンプル6:タングステン(W)
第1の評価試験では、いずれのサンプルについても、第1の接合層の厚みを、0.2μmとし、第2の接合層の厚みを、0.5μmとした。第1の接合層の厚みおよび第2の接合層の厚みの測定方法は、上述した本実施形態の波長変換部材1での、第1の反応層17や第2の反応層18の厚みを測定する方法と同じ方法である。なお、サンプル2は、本実施形態の波長変換部材1に相当するサンプルであり、サンプル3~6は、本実施形態の変形例である。また、サンプル1は、本実施形態に対する比較例である。
第1の評価試験では、最初に、スポット径が直径1mmであってセラミック蛍光体に2分間照射するとセラミック蛍光体の表面が最高で150℃となる出力のレーザを照射したときの発光強度(以下、「初期発光強度」という)を測定する。次に、上述した照射条件のレーザが、2分間照射されたのち5分間照射されずに放置されるサイクルを1000回繰り返す。最後に、レーザの照射と放置のサイクルを1000回繰り返したのちの発光強度(以下、「最終発光強度」という)を計測し、式(1)を用いて、図2に示す「発光強度比」を算出する。
発光強度比 =最終発光強度/初期発光強度 ・・・(1)
第1の評価試験の結果、図2に示すように、第1の接合層と第2の接合層が金から形成されているサンプル1は、発光強度比が84%となるのに対し、サンプル2~6は、90%以上を維持することが明らかとなった。これは、サンプル2~6では、金の含有量が小さい第1の接合層と第2の接合層は半田層に溶けにくいため、第1の接合層または第2の接合層からの半田層への固溶量が抑制されるためである。第1の接合層の半田層への固溶量が抑制されると、第1の接合層は、セラミック蛍光体と半田層との接合を維持することができる。また、第2の接合層の半田層への固溶量が抑制されると、第2の接合層は、放熱部位材と半田層との接合を維持することができる。これらによって、セラミック蛍光体と放熱部材との接合不良が抑制されるため、セラミック蛍光体の熱を放熱部材によって速やかに放出することができる。したがって、セラミック蛍光体の温度上昇による波長変換部材の発光強度の落ち込みを抑制することができる。また、サンプル2~6で比較すると、パラジウムの発光強度比が最も高く、次に、白金とニッケルの発光強度比が高いことが明らかとなった。
図3は、波長変換部材のサンプルについての第2の評価試験の結果を示す図である。第2の評価試験では、第1の接合層および第2の接合層の金属の種類を第1の評価試験で発光強度比が比較的高かったニッケルとし、第1の反応層と第2の反応層の厚みが異なるサンプルを4種類作製した。これらのサンプルの作製方法は、上述した本実施形態の波長変換部材1の製造方法と同じである。このとき、第1の反応層と第2の反応層の厚みは、波長変換部材を製造するときの熱処理条件を調整することによって変更した。第1の反応層の厚みおよび第2の反応層の厚みの測定方法は、上述した本実施形態の波長変換部材1の第1の反応層17や第2の反応層18と同じ方法である。それぞれのサンプルにおける第1の反応層と第2の反応層の厚みの組み合わせを以下に列記する。
第1の反応層の厚み 第2の反応層の厚み
サンプルA 80nm 70nm
サンプルB 100nm 160nm
サンプルC 270nm 300nm
サンプルD 520nm 510nm
第2の評価試験では、第1の評価試験と同様に、初期発光強度と最終発光強度を用いて、式(1)から発光強度比を算出し、サンプルの評価を行った。サンプルA~Dでは、第1の反応層と第2の反応層のそれぞれは、第1の接合膜および第2の接合層を形成するニッケルと、半田層の成分の1つである錫とが互いに拡散し合って形成されている(図3の「第1の反応層」および「第2の反応層」参照)。
第2の評価試験の結果、図3に示すように、第1の反応層の厚みと第2の反応層の厚みが、300nm以下であるサンプルA~Cでは、発光強度比が95%以上となることが明らかとなった。一方、第1の反応層の厚みと第2の反応層の厚みが300nmより大きいサンプルDでは、発光強度比が94%となり、サンプルA~Cに比べ低い値となった。これは、第1の反応層と第2の反応層の厚みが厚くなることによって第1の反応層と第2の反応層が壊れやすくなるため、セラミック蛍光体と放熱部材との間で接合不良が発生し、セラミック蛍光体の熱が放熱部材に伝わりにくくなっているためである。一方、第1の反応層の厚みと第2の反応層の厚みが300nm以下であるサンプルA~Cでは、第1の反応層と第2の反応層によるセラミック蛍光体と放熱部材との接合不良が抑制されるため、セラミック蛍光体の熱を放熱部材によって速やかに放出することができる。したがって、セラミック蛍光体の温度上昇による波長変換部材の発光強度の落ち込みを抑制することができる。
また、第1の反応層と第2の反応層の厚みが1nm以上になると、第1の反応層または第2の反応層と半田層とは、第1の反応層または第2の反応層と半田層において組成の連続的な変化が緩やかになるため、セラミック蛍光体と放熱部材とを強固に接合することができる。これにより、セラミック蛍光体と放熱部材との接合不良をさらに抑制することができる。
図4は、比較例の波長変換部材2の断面図である。ここで、本実施形態に対する比較例の波長変換部材2の構成を説明する。波長変換部材2は、セラミック蛍光体11と、放熱部材12と、半田層13と、反射膜14と、第1の接合層25と、第2の接合層26を備える。
第1の接合層25は、第1の接合層25のうちセラミック蛍光体11側に配置されているクロム膜25aと、クロム膜25aの半田層13側に配置されているニッケル膜25bと、第1の接合膜25cを有する。第1の接合膜25cは、第1の接合層25のうち半田層13側に配置されており、金を主成分とする薄膜である。第1の接合膜25cには、半田層13が接合する。第2の接合層26は、放熱部材12を覆うように配置されているニッケル膜26aと、第2の接合膜26bを有する。第2の接合膜26bは、ニッケル膜26aを覆うように形成されている金を主成分とする薄膜である。第2の接合膜26bには、半田層13が接合する。
比較例の波長変換部材2では、半田層13は、第1の接合膜25cと第2の接合膜26bを介して、セラミック蛍光体11と放熱部材12とを接合している。しかしながら、金を主成分としている第1の接合膜25cと第2の接合膜26bは、セラミック蛍光体11と放熱部材12との接合後に残るおそれがあり、放熱性や接合強度が不安定になる。また、レーザのような高出力の光が小さいスポット径で照射されると局所的に高温となるため、金のような半田に溶けやすい元素が残っていると第1の接合膜25cまたは第2の接合膜26bに作用する応力の分布が不均一になり、第1の接合膜25cまたは第2の接合膜26bが剥離するおそれがある。また、第1の接合膜25cまたは第2の接合膜26bに含まれる金が半田に溶け込むと、セラミック蛍光体11と放熱部材12との接合時に、半田材の析出が起こり、セラミック蛍光体11と放熱部材12とが接合不良となるおそれがある。
以上、説明した本実施形態の波長変換部材1によれば、第1の接合層15の第1の接合膜15bは、比較的融点が高く、酸化しにくく、窒化しにくい、ニッケルを主成分としている。ニッケルは、半田層13によるセラミック蛍光体11と放熱部材12との接合時に、半田層13に拡散しにくい。また、第1の接合膜15bは、金の含有量が1%未満であるため、第1の接合層15の成分は、第1の接合層15から金を主成分とする半田層13に拡散しにくくなっている。これにより、半田層13への固溶量が抑制されるため、セラミック蛍光体11と放熱部材12との接合不良を抑制することができる。
また、本実施形態の波長変換部材1によれば、半田層13と第1の接合層15との間に、半田層13の錫と第1の接合層15のニッケルとを含有する第1の反応層17が形成されている。これにより、第1の反応層17では、第1の接合層15と半田層13との間において組成が連続的に変化するため、第1の接合層15と半田層13との接合強度を向上することができる。
また、本実施形態の波長変換部材1によれば、第1の反応層17は、第1の接合層15に沿って連続的に形成されている。これにより、例えば、高出力のレーザが照射されることで生じるセラミック蛍光体11内の温度のばらつきによって第1の接合層15内に応力が生じても、応力分布を均等にすることができる。したがって、セラミック蛍光体11と放熱部材12との接合不良をさらに抑制することができるとともに、第1の接合層15の耐久性を向上することができる。
また、本実施形態の波長変換部材1によれば、第1の接合層15に沿って連続的に形成されている第1の反応層17は、第1の接合層15と半田層13との間において、1nm以上300nm以下の厚みで形成されている。これにより、第1の反応層17の厚みが1nm以上となることで組成の連続的な変化が緩やかになるため、セラミック蛍光体11と放熱部材12とをさらに強固につなげることができる。また、第1の反応層15は、半田層13の錫と第1の接合層15のニッケルとを含有する化合物であるため、組成が比較的不安定であり、厚みが厚くなると壊れやすい。そこで、第1の反応層17の厚みを300nm以下とすることで第1の反応層17を壊れにくくし、波長変換部材1の耐久性を向上することができる。このように、第1の反応層17の厚みを1nm以上300nm以下とすることによって、波長変換部材1の耐久性を向上することができる。
また、本実施形態の波長変換部材1によれば、第2の接合層16は、ニッケルを主成分とし、金の含有量が1%未満であるため、第2の接合層16の成分が第2の接合層16から半田層13に拡散することが抑制される。これにより、半田層13への固溶量が抑制されるため、セラミック蛍光体11と放熱部材12との接合不良を抑制することができる。
また、本実施形態の波長変換部材1によれば、半田層13と第2の接合層16との間に、半田層13の錫と第2の接合層16のニッケルとを含有する第2の反応層18が形成されている。これにより、第2の反応層18では、第2の接合層16と半田層13との間において組成が連続的に変化するため、第2の接合層16と半田層13との接合強度を向上することができる。
また、本実施形態の波長変換部材1によれば、第2の反応層18は、第2の接合層16に沿って連続的に形成されている。これにより、第2の接合層16内に応力が生じても、応力分布を均等にすることができる。したがって、セラミック蛍光体11と放熱部材12との接合不良をさらに抑制することができるとともに、第2の接合層16の耐久性を向上することができる。
また、本実施形態の波長変換部材1によれば、第2の接合層16に沿って連続的に形成されている第2の反応層18は、第2の接合層16と半田層13との間において、1nm以上300nm以下の厚みで形成されている。これにより、第2の反応層18の厚みを1nm以上とすることで組成の連続的な変化を緩やかにし、厚みが厚くなると壊れやすくなる第2の反応層18の厚みを300nm以下とすることで第2の反応層18を壊れにくくし、波長変換部材1の耐久性を向上することができる。
<本実施形態の変形例>
本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
[変形例1]
上述の実施形態では、第1の接合層15は、保護膜15aと、第1の接合膜15bとの2つの膜から形成されているとした。しかしながら、第1の接合層15は、1つの膜であってもよし、3つ以上の膜から形成されていてもよい。この場合、第1の接合層15の半田層13側に配置されている膜が、パラジウム、白金、モリブデン、タングステンの少なくとも1つを主成分とし、金の含有量が1%未満の薄膜であればよい。第1の接合層15の半田層13側に配置されている膜が、パラジウム、白金、モリブデン、タングステンの少なくとも1つを主成分とし、金の含有量が1%未満であれば、セラミック蛍光体11と放熱部材12との接合不良を抑制することができる。
[変形例2]
上述の実施形態では、第2の接合層16は、1つの膜であるとした。しかしながら、第2の接合層16は、2つ以上の膜から形成されていてもよい。この場合、第2の接合層16の半田層13側に配置されている膜が、パラジウム、白金、モリブデン、タングステンの少なくとも1つを主成分とし、金の含有量が1%未満の薄膜であればよい。第2の接合層16の半田層13側に配置されている膜が、パラジウム、白金、モリブデン、タングステンの少なくとも1つを主成分とし、金の含有量が1%未満であれば、セラミック蛍光体11と放熱部材12との接合不良を抑制することができる。また、第2の接合層はなくてもよい。
[変形例3]
上述の実施形態では、半田層13と第1の接合層15との間には、半田層13の少なくとも1つの成分と第1の接合層15の少なくとも1つの成分とを含む第1の反応層17が形成されているとした。また、半田層13と第2の接合層16との間には、半田層13の少なくとも1つの成分と第2の接合層16の少なくとも1つの成分とを含む第2の反応層18が形成されているとした。しかしながら、第1の反応層17および第2の反応層18はなくてもよいし、いずれか一方だけあってもよい。第1の反応層17および第2の反応層18とは、いずれか一方だけあっても、セラミック蛍光体11と放熱部材12との接合不良をさらに抑制することができる。
[変形例4]
上述の実施形態では、第1の反応層17は、第1の接合層15に沿って連続的に形成されており、第2の反応層18は、第2の接合層16に沿って連続的に形成されているとした。しかしながら、第1の反応層17および第2の反応層18は、連続的に形成されていなくてもよく、部分的に形成されていても、セラミック蛍光体11と放熱部材12との接合不良を抑制することができる。
[変形例5]
上述の実施形態では、第1の反応層17および第2の反応層18の厚みは、1nm以上300nm以下であるとした。しかしながら、第1の反応層17および第2の反応層18の厚みは、これに限定されない。上述したように、300nm以上になっても発光強度比は低下するものの、金を主成分とした接合層に比べ発光強度比が高い状態を維持することができる。すなわち、セラミック蛍光体11と放熱部材12との接合不良を抑制することができる。
以上、実施形態、変形例に基づき本態様について説明してきたが、上記した態様の実施の形態は、本態様の理解を容易にするためのものであり、本態様を限定するものではない。本態様は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本態様にはその等価物が含まれる。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することができる。
1…波長変換部材
11…セラミック蛍光体
12…放熱部材
13…半田層
14…反射膜
15…第1の接合層
15a…保護膜
15b…第1の接合膜
16…第2の接合層
17…第1の反応層
18…第2の反応層
L1、L2…光

Claims (7)

  1. 波長変換部材であって、
    入射する光の波長を変換するセラミック蛍光体と、
    前記セラミック蛍光体の熱を外部に放出する放熱部材と、
    金を主成分として錫を含んでおり、前記セラミック蛍光体と前記放熱部材の間に配置される半田層と、
    前記セラミック蛍光体と前記半田層の間に配置され、光を反射する反射膜と、
    前記反射膜と前記半田層の間に配置され、1以上の膜からなる第1の接合層と、を備え、
    前記第1の接合層のうち、前記半田層側の膜は、ニッケル、パラジウム、白金、モリブデン、タングステンの少なくとも1つを主成分とし、金の含有量が1%未満であり、
    前記半田層と前記第1の接合層との間には、錫を含む前記半田層の少なくとも1つの成分と、前記第1の接合層の前記半田層側の膜の少なくとも1つの成分とを含有する第1の反応層が形成されていることを特徴とする、
    波長変換部材。
  2. 請求項に記載の波長変換部材であって、
    前記第1の反応層は、前記第1の接合層に沿って連続的に形成されていることを特徴とする、
    波長変換部材。
  3. 請求項に記載の波長変換部材であって、
    前記第1の反応層の厚みは、1nm以上300nm以下であることを特徴とする、
    波長変換部材。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の波長変換部材は、さらに、
    前記放熱部材と前記半田層の間に配置され、1以上の膜からなる第2の接合層を備え、
    前記第2の接合層のうち、前記半田層側の膜は、ニッケル、パラジウム、白金、モリブデン、タングステンの少なくとも1つを主成分とし、金の含有量が1%未満であることを特徴とする、
    波長変換部材。
  5. 請求項に記載の波長変換部材であって、
    前記半田層と前記第2の接合層との間には、前記半田層の少なくとも1つの成分と前記第2の接合層の前記半田層側の膜の少なくとも1つの成分とのそれぞれの成分を含有する第2の反応層が形成されていることを特徴とする、
    波長変換部材。
  6. 請求項に記載の波長変換部材であって、
    前記第2の反応層は、前記第2の接合層に沿って連続的に形成されていることを特徴とする、
    波長変換部材。
  7. 請求項に記載の波長変換部材であって、
    前記第2の反応層の厚みは、1nm以上300nm以下であることを特徴とする、
    波長変換部材。
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