JP7306323B2 - 車両のバックドア空気抵抗低減構造 - Google Patents
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Description
以下に本発明を実施するための形態を図面を用いて説明する。まず図1~図4を用いて、車両1に設けられたバックドア40の周辺の構造について説明する。なお図中に「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」が示されている場合、「前」は車両1の前方向を指し、「後」は車両1の後方向を指す。また「左」は車両1の左方向を指し、「右」は車両1の右方向を指す。また「上」は車両1の上方向を指し、「下」は車両1の下方向を指す。
次に図7及び図8を用いて、導入風量調整機構の第1の実施の形態について説明する。図7は車両1の走行速度が第1所定速度(例えば100[km/h])未満の場合の状態を示し、図8は車両1の走行速度が第1所定速度以上の場合の状態を示している。
次に図9を用いて、導入風量調整機構の第2の実施の形態について説明する。図9において、スポイラ30Bのスポイラ上面31の前方部であるスポイラ上面前方部31Aの二点鎖線にて示す位置は、スポイラ基準位置(30P)を示している。また図9においてスポイラ上面前方部31Aの実線にて示す位置は、車両1の走行速度が第1所定速度(例えば100[km/h])以上の場合の位置を示している。図7及び図8に示す第1の実施の形態ではスポイラ上面31の全体が旋回したが、図9に示す第2の実施の形態では、スポイラ上面31における前方部のみ(スポイラ上面前方部31Aのみ)が旋回する点が異なる。以下、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
次に図10を用いて、導入風量調整機構の第3の実施の形態について説明する。図10においてスポイラ上面31の二点鎖線にて示す位置はスポイラ基準位置(30P)を示し、実線にて示す位置は車両1の走行速度が第1所定速度(例えば100[km/h])以上の場合の位置を示している。第1の実施の形態ではスポイラ上面が上下方向に旋回したが、第3の実施の形態ではスポイラ上面31が前後方向にスライド可能とされている点が異なる。以下、第1の実施の形態との相違点について主に説明する。
次に図11を用いて、導入風量調整機構の第4の実施の形態について説明する。図11は車両1の平面図を示しており、スポイラ30Dのスポイラ上面が、車両1の左右方向に沿って複数に分割されており、図11の例では3つに分割されている。そして3つに分割されたスポイラ左上面34L、スポイラ中上面34M、スポイラ右上面34Rのそれぞれに対して、駆動装置51等が設けられている。スポイラ左上面34L、スポイラ中上面34M、スポイラ右上面34Rのそれぞれの駆動装置等は、図7に示す第1の実施の形態の構成、または図9に示す第2の実施の形態の構成、または図10に示す第3の実施の形態の構成、のいずれであってもよく、図11に示す例では、図7に示す第1の実施の形態の構成である例を示している。従って、スポイラ左上面34L、スポイラ中上面34M、スポイラ右上面34Rのそれぞれの構成については説明を省略する。
10 ルーフ
10K ルーフ後部空間
10S ルーフ隙間
10V 仮想平面
11 ルーフ後端凹部
12 ルーフ面
12B ルーフ面後端部
20L、20R ボディ
21 車両後部開口部
21S ウェザーストリップ
22L、22R ボディアウタ
23L、23R、24L、24R ボディインナ
25L 車両開口左縁部
25R 車両開口右縁部
28L、28R ダンパ
30、30A、30B、30C、30D スポイラ
30P スポイラ基準位置
31 スポイラ上面
31A スポイラ上面前方部
31M 導入板
32 スポイラ底面
33 ヒンジ
34L スポイラ左上面
34M スポイラ中上面
34R スポイラ右上面
40 バックドア
40L バックドア左縁部
40R バックドア右縁部
41 バックドア上端部
42 バックドアインナ
43 バックドアウィンドウ
44 バックドアトリム
45 バックドアアウタ
48L バックドア左縁空間
48R バックドア右縁空間
49L 左縁排出口
49R 右縁排出口
50 制御装置(導入風量調整機構)
51 駆動装置(導入風量調整機構)
52 伸縮シャフト(導入風量調整機構)
53 ギア(導入風量調整機構)
W、V 走行風
U 渦
Y エアカーテン
Claims (4)
- 車両の後部に設けられた開口部である車両後部開口部を開閉するバックドアにおける車両の走行時の空気抵抗を低減する、車両のバックドア空気抵抗低減構造であって、
車両のルーフの後端には、下方に向かって凹んだルーフ後端凹部が形成され、
前記ルーフ後端凹部を覆うように前記バックドアの上端部であるバックドア上端部が配置されており、
車両の前記ルーフにおける前記ルーフ後端凹部よりも前方のルーフ面の後端部であるルーフ面後端部から離れて前記ルーフ面後端部よりも後方の位置、かつ前記バックドア上端部よりも上方の位置、かつ前記ルーフ面を仮想的に延長した仮想平面の位置、となるスポイラ基準位置に平面状のスポイラ上面を有するスポイラと、
前記ルーフ面後端部と前記スポイラ上面の先端部との間の隙間であるルーフ隙間に接続されているとともに、前記スポイラ上面と前記ルーフ後端凹部との間に設けられた空間であるルーフ後部空間と、
前記バックドアの右縁部であるバックドア右縁部と、前記車両後部開口部の右縁部に隣接する車両の部位である車両開口右縁部と、の間となる車両内に設けられて前記ルーフ後部空間に連通されたバックドア右縁空間と、
前記バックドアの左縁部であるバックドア左縁部と、前記車両後部開口部の左縁部に隣接する車両の部位である車両開口左縁部と、の間となる車両内に設けられて前記ルーフ後部空間に連通されたバックドア左縁空間と、
前記バックドア右縁空間と車両の外部とを連通する右縁排出口と、
前記バックドア左縁空間と車両の外部とを連通する左縁排出口と、
車両の走行時において前記ルーフ隙間から前記ルーフ後部空間へと導入した走行風を、前記バックドア右縁空間及び前記バックドア左縁空間へと導いて前記右縁排出口及び前記左縁排出口から排出する際の風量を、車両の走行速度または車両の走行時の風量である走行風量に応じて調整する、導入風量調整機構と、
を有している、
車両のバックドア空気抵抗低減構造。 - 請求項1に記載の車両のバックドア空気抵抗低減構造であって、
前記導入風量調整機構は、
前記スポイラ上面が前記スポイラ基準位置から車両の後方に向かって移動可能、あるいは前記スポイラ上面の少なくとも前方部が前記スポイラ基準位置から車両の上方に向かうように旋回可能、となるように弾性部材にて支持された前記スポイラ上面と、
前記弾性部材と、
を有しており、
前記弾性部材は、
前記走行風量が所定風量以上の場合に前記走行風からの応力によって変形することで、前記スポイラ上面を前記スポイラ基準位置よりも後方に移動または上方に旋回させ、
前記走行風量が前記所定風量未満の場合に前記変形から復元して前記スポイラ上面を前記スポイラ基準位置へと戻す、
車両のバックドア空気抵抗低減構造。 - 請求項1に記載の車両のバックドア空気抵抗低減構造であって、
前記導入風量調整機構は、
前記スポイラ上面を前記スポイラ基準位置から車両の後方に向かって移動可能、あるいは前記スポイラ上面の少なくとも前方部が前記スポイラ基準位置から車両の上方に向かうように旋回可能、とする駆動装置と、
前記駆動装置を制御する制御装置と、
を有しており、
前記制御装置は、
前記走行速度を検出し、検出した前記走行速度に基づいて前記駆動装置を制御する、
車両のバックドア空気抵抗低減構造。 - 請求項3に記載の車両のバックドア空気抵抗低減構造であって、
前記スポイラ上面は、車両の左右方向に沿って複数に分割されており、
分割された前記スポイラ上面のそれぞれに対して前記駆動装置が設けられており、
前記制御装置は、
前記走行速度と、車両の旋回方向または操舵角度とを検出し、検出した前記走行速度と、前記旋回方向または前記操舵角度とに基づいて、それぞれの前記駆動装置を制御する、
車両のバックドア空気抵抗低減構造。
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JP2020085037A JP7306323B2 (ja) | 2020-05-14 | 2020-05-14 | 車両のバックドア空気抵抗低減構造 |
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JPS5369952U (ja) * | 1976-11-10 | 1978-06-12 | ||
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JPH0355505Y2 (ja) * | 1985-01-14 | 1991-12-10 |
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2020
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