JP7301942B2 - 表示制御システム、表示制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、表示制御システム、表示制御方法、及びプログラムに関する。
従来、ユーザがインターネットを利用して注文した商品を、ユーザが指定した配送先に配送するサービス知られている。例えば、特許文献1には、ユーザが商品の検索を開始する場合に入力したテキストに基づいて、商品の候補を検索して吹き出しに表示し、当該表示された候補の中から検索したい商品をユーザに選択させることによって、ネットスーパーのウェブサイトにおける商品検索の利便性を高める技術が記載されている。
特開2018-181372号公報
しかしながら、特許文献1のようなネットスーパーでは、今すぐに商品を受け取りたいユーザに需要がある商品と、ある程度先の時間に商品を受け取りたいユーザに需要がある商品と、は必ずしも同じではない。特許文献1の技術では、商品が配送される時間に関係なく、ユーザが入力したテキストに関連する商品の候補が表示されるので、ユーザに需要がある商品の候補が表示されるとは限らない。この点は、ネットスーパーに限られず、インターネットを利用して注文を受け付けるサービス全般に同様である。このため、従来の技術では、ユーザの利便性を十分に高めることができなかった。
本開示の目的の1つは、ユーザの利便性を高めることである。
本開示に係る表示制御システムは、インターネットを利用して注文を受け付ける注文受付サービスのユーザにより指定された配送形態を特定する特定部と、前記特定部により特定された前記配送形態に基づいて、前記ユーザのユーザ端末に表示させる表示対象商品を変更する変更部と、前記変更部により変更された前記表示対象商品に関する商品情報を、前記ユーザ端末に表示させる表示制御部と、を含む。
本開示によれば、ユーザの利便性が高まる。
表示制御システムの全体構成の一例を示す図である。 ユーザが注文受付サービスを利用する場合の画面遷移の一例を示す図である。 ユーザが注文受付サービスを利用する場合の画面遷移の一例を示す図である。 表示制御システムで実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。 ユーザデータベースの一例を示す図である。 商品データベースの一例を示す図である。 設定データベースの一例を示す図である。 表示制御システムで実行される処理の一例を示すフロー図である。 表示制御システムで実行される処理の一例を示すフロー図である。 変形例における機能ブロック図である。 無人配送機データベースの一例を示す図である。
[1.表示制御システムの全体構成]
本開示に係る表示制御システムの実施形態の一例を説明する。図1は、表示制御システムの全体構成の一例を示す図である。サーバ10及びユーザ端末20は、インターネットNに接続可能である。表示制御システムSは、少なくとも1つのコンピュータを含めばよく、図1の例に限られない。
サーバ10は、サーバコンピュータである。サーバ10は、制御部11、記憶部12、及び通信部13を含む。制御部11は、少なくとも1つのプロセッサを含む。記憶部12は、RAM等の揮発性メモリと、ハードディスク等の不揮発性メモリと、を含む。通信部13は、有線通信用の通信インタフェースと、無線通信用の通信インタフェースと、の少なくとも一方を含む。
ユーザ端末20は、ユーザのコンピュータである。例えば、ユーザ端末20は、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット、又はウェアラブル端末である。制御部21、記憶部22、及び通信部23の物理的構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様である。操作部24は、タッチパネル等の入力デバイスである。表示部25は、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイである。
なお、サーバ10及びユーザ端末20の各々に記憶されるプログラム又はデータは、インターネットNを介して供給されてもよい。また、情報記憶媒体に記憶されたプログラム又はデータが、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を読み取る読取部(例えば、光ディスクドライブ又はメモリカードスロット)、又は、外部機器とデータの入出力をするための入出力部(例えば、USBポート)を介して供給されてもよい。
[2.表示制御システムの概要]
本実施形態では、ユーザは、ユーザ端末20を操作して注文受付サービスを利用する。注文受付サービスは、インターネットを利用して注文を受け付けるサービスである。注文受付サービスは、電子商取引サービスの一種である。注文受付サービスで注文を受け付ける商品は、任意の種類であってよい。例えば、ユーザは、食品、飲料、調味料、料理、又は日用品といった商品を注文可能である。ユーザが注文した商品は、ユーザが指定した配送形態で、ユーザが指定した配送先に配送される。
配送形態とは、配送の方法である。配送形態は、配送日時に影響を与える。配送日時は、配送の希望日時又は予定日時である。注文受付サービスでは、複数の配送形態が用意されている。本実施形態では、オンデマンド配送及び日時指定配送の2つの配送形態を例に挙げるが、配送形態自体は、公知の種々の形態を利用可能であり、本実施形態の例に限られない。例えば、日付を指定せずに時間のみを指定する配送形態、時間を指定せずに日付のみを指定する配送形態、配送日時を指定しない配送形態、又は曜日だけを指定する配送形態であってもよい。
オンデマンド配送は、可能な限り早く配送する配送形態である。オンデマンド配送は、即時配送と呼ばれることもある。日時指定配送は、ユーザが指定した配送日時に配送する配送形態である。日時指定配送は、定刻配送と呼ばれることもある。日時指定配送の配送日時は、オンデマンド配送の配送日時よりも遅い。本実施形態では、オンデマンド配送では配送日時が指定されないものとするが、オンデマンド配送でもユーザが配送日時を指定することがあるので、この場合には、日時指定配送が可能な日時のうちの最も早い配送日時に配送することがオンデマンド配送に相当する。
本実施形態では、注文を受け付ける店舗の一例としてスーパーマーケットを説明するが、店舗は、任意の種類であってよく、スーパーマーケットに限られない。例えば、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ディスカウントストア、飲食店、酒屋、又は百貨店が店舗に相当してもよい。即ち、本実施形態では、注文受付サービスの一例として、いわゆるネットスーパーサービスを説明するが、注文受付サービスは、任意の名前で呼ばれてよく、ネットスーパーサービスに限られない。例えば、宅配サービス又はデリバリーサービスといった他の名前のサービスが注文受付サービスに相当してもよい。
図2及び図3は、ユーザが注文受付サービスを利用する場合の画面遷移の一例を示す図である。本実施形態では、注文受付サービスが、ユーザ端末20にインストールされたアプリケーション(以降、単にアプリ)から提供される場合を説明するが、注文受付サービスは、ブラウザから提供されてもよい。ユーザは、注文受付サービスの利用登録を済ませているものとするが、ユーザは、利用登録をせずに、ゲストユーザとして注文受付サービスを利用してもよい。
例えば、ユーザがユーザ端末20を操作してアプリを起動させると、注文受付サービスのホーム画面G1が表示部25に表示される。ユーザは、入力フォームF10にキーワードを入力して商品を検索する。商品の検索条件は、任意の条件であってよく、キーワードに限られない。例えば、ユーザは、商品のカテゴリ、価格帯、又は在庫の有無といった他の検索条件を指定してもよい。ユーザは、検索結果の画面に表示された任意の商品を買い物かごに入れることができる。
例えば、ホーム画面G1には、おすすめ商品に関する商品情報I11が表示される。ユーザは、商品情報I11が示すおすすめ商品を買い物かごに入れることができる。ユーザが、買い物かごに任意の商品を入れてアイコンI12を選択すると、買い物かごの中身を示す買い物かご画面G2が表示部25に表示される。買い物かご画面G2には、買い物かごに入れられた商品に関する商品情報I20が表示される。ユーザがボタンB21を選択すると、仮想的なレジに進み、配送形態を指定するための配送形態指定画面G3が表示部25に表示される。
例えば、ユーザがボタンB30を選択すると、配送形態としてオンデマンド配送が指定される。ユーザが、表示領域A31に表示された複数の配送日時の何れかを選択した状態でボタンB32を選択すると、配送形態として日時指定配送が指定される。本実施形態では、現在日時よりも後の期間が一定期間ごとに区切られており、当該区切られた期間を、日時指定配送の配送日時として指定できるようになっている。
以降、配送日時として指定できる期間を、配送枠という。図2の例では、配送枠の長さが2時間である場合を示しているが、配送枠は、任意の長さであってよく、本実施形態の例に限られない。例えば、ある配送枠の長さが1時間であり、他の配送枠の長さが3時間であるといったように、配送枠の長さが互いに異なってもよい。図2の例では、丸印の配送枠は、配送日時として指定できる。バツ印の配送枠は、配送日時として指定できない。空きが少ない配送枠が三角印等で表示されてもよい。
例えば、ユーザが配送形態指定画面G3から配送形態を指定すると、注文内容を確認するための画面が表示されて、ユーザは当該画面から注文を確定させる。注文が確定すると、注文確定画面G4が表示部25に表示される。ユーザの注文の内容は、店舗のコンピュータに送信される。店舗の担当者は、ユーザが指定した配送形態で商品を配送するように、配送の準備を行う。
本実施形態では、注文が確定する直前だけではなく、事前に配送形態を指定することもできる。即ち、ユーザは、ボタンB21を選択して仮想的なレジに進む前に、配送形態を指定できる。例えば、ユーザが、図2のホーム画面G1のボタンB13を選択すると、図3に移り、配送形態指定画面G3が表示部25に表示される。本実施形態では、図2の配送形態指定画面G3と、図3の配送形態指定画面G3と、のレイアウトが同じである場合を説明するが、これらのレイアウトは異なってもよい。
本実施形態では、ユーザが事前に配送形態を指定すると、この配送形態に応じたおすすめ商品の商品情報I11がホーム画面G1に表示されるようになる。図3のように、ユーザがオンデマンド配送を指定すると、おすすめ商品が相対的に少なくなり(例えば、配送形態を指定していない場合には20商品であるのに対し、オンデマンド配送では10商品)、かつ、ユーザがすぐに使うと予想される商品(例えば、ばら売り商品、冷蔵商品、又はホット商品)が優先的に表示されるようになる。
図3のように、ユーザが注文当日の日時指定配送を指定すると、おすすめ商品が相対的に多くなり(例えば、オンデマンドでは10商品であるのに対し、注文当日の日時指定配送では20商品)、かつ、ユーザがすぐに使うと予想される商品と、ユーザがすぐには使わないと予想される商品(例えば、セット商品又は常温商品)と、がバランスよく表示されるようになる。ユーザが翌日以降の日時指定配送を指定すると、おすすめ商品が更に多くなり(例えば、注文当日の日時指定配送では20商品であるのに対し、翌日以降の日時指定配送では30商品)、ユーザがすぐには使わないが優先的に表示されるようになる。
以上のように、表示制御システムSは、ユーザが指定した配送形態に基づいて、ホーム画面G1の商品情報I11に表示されるおすすめ商品を変更する。例えば、オンデマンド配送を指定したユーザに、すぐに使うと予想されるおすすめ商品の商品情報I11を、見やすい状態で提供できる。日時指定配送を指定したユーザに、すぐには使わないと予想されるおすすめ商品の商品情報I11を、じっくりと選択できる状態で提供できる。これにより、ユーザの利便性が高まるようになっている。以降、表示制御システムSの詳細を説明する。
[3.表示制御システムで実現される機能]
図4は、表示制御システムSで実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。本実施形態では、サーバ10で主な機能が実現される場合を説明する。図4の機能のうち、データ記憶部100は、記憶部12を主として実現される。他の各機能は、制御部11を主として実現される。
[3-1.データ記憶部]
データ記憶部100は、ユーザに注文受付サービスを提供するために必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部100は、ユーザデータベースDB1、商品データベースDB2、及び設定データベースDB3を記憶する。
図5は、ユーザデータベースDB1の一例を示す図である。ユーザデータベースDB1は、ユーザに関する情報が格納されたデータベースである。例えば、ユーザデータベースDB1には、ユーザID、パスワード、ユーザ情報、配送形態情報、買い物かご情報、及び利用履歴情報が格納される。ユーザデータベースDB1に格納される情報は、図5の例に限られず、任意の情報が格納されてよい。例えば、注文の支払で利用するクレジットカード又は電子マネー等の決済情報がユーザデータベースDB1に格納されてもよい。
ユーザIDは、ユーザを識別可能なユーザ識別情報の一例である。ユーザ識別情報は、任意の情報であってよく、ユーザIDに限られない。例えば、ユーザ識別情報は、ユーザアカウントと呼ばれる情報、メールアドレス、又は電話番号であってもよい。ユーザID及びパスワードは、注文受付サービスにログインするために利用される。ユーザ情報は、ユーザに関する基本情報である。例えば、ユーザ情報は、ユーザの名前、生年月日、性別、配送先、電話番号、及びメールアドレスを含む。配送先は、ユーザの自宅、職場、又はその他の任意の場所であってよい。配送先は、一戸建て、マンション、オフィスビル、又はその他の建物であってよい。
配送形態情報は、ユーザが指定した配送形態に関する情報である。例えば、配送形態情報は、オンデマンド配送であるか、日時指定配送であるか、を示す。配送形態情報が日時指定配送を示す場合には、ユーザが指定した配送枠を示す情報も配送形態情報に含まれる。配送形態情報がオンデマンド配送を示す場合にも、オンデマンド配送が可能な最短の配送枠を示す情報が配送形態情報に含まれてもよい。
買い物かご情報は、ユーザの買い物かごの中身に関する情報である。例えば、買い物かご情報は、買い物かごに入れられた商品の商品ID及び数量を含む。商品IDは、商品を識別可能な商品識別情報の一例である。商品識別情報は、任意の情報であってよく、商品IDに限られない。例えば、商品識別情報は、JAN(Japanese Article Number)コード等のコード、又は、商品の名前であってもよい。
利用履歴情報は、ユーザによる注文受付サービスの利用履歴に関する情報である。例えば、利用履歴情報は、注文の履歴に関する注文履歴情報と、商品の閲覧履歴に関する閲覧履歴情報と、の少なくとも一方を含む。例えば、注文履歴情報は、注文ID、商品ID、数量、商品単価、支払額、配送形態、及び注文日時を含む。注文IDは、注文を識別可能な注文識別情報の一例である。注文識別情報は、任意の情報であってよく、注文IDに限られない。例えば、注文識別情報は、注文を受け付けるたびに発行される注文番号であってもよい。例えば、閲覧履歴情報は、ユーザが閲覧した商品の商品IDと、閲覧日時と、を含む。利用履歴情報は、他の任意の情報を含むことができる。例えば、利用履歴情報は、ユーザが買い物かごに入れた商品の履歴に関する情報を含んでもよい。
図6は、商品データベースDB2の一例を示す図である。商品データベースDB2は、注文受付サービスで注文可能な商品に関する情報が格納されたデータベースである。例えば、商品データベースDB2には、商品ID、属性、商品名、画像、説明文、単価、重量、サイズ、温度、及び配送時の注意事項が格納される。商品データベースDB2に格納される情報は、図6の例に限られず、任意の情報が格納されてよい。例えば、商品の在庫情報が商品データベースDB2に格納されてもよい。
属性は、商品を分類するための情報である。属性は、カテゴリ又はジャンルと呼ばれることもある。属性は、商品が飲料であるか、又は、食材であるかといったように、商品自体の性質を示してもよい。属性は、ばら売り商品であるか、又は、セット商品であるかといったように、商品の売り方を示してもよい。温度は、配送時における商品の状態である。例えば、温度は、冷やされた商品であるか、温められた商品であるか、又は常温の商品であるかといったように、配送時における商品の状態を示す。冷やされた商品は、更に、冷蔵商品及び冷凍商品に分けられていてもよい。他にも例えば、ある一定の温度帯ごとに商品が分けられていてもよい。配送時の注意事項は、特別な配送方法で配送する必要がある商品の情報である。例えば、配送時の注意事項は、割れ物であるか、又は、特定の向きに配置しなければならない商品であるか、といったものである。
図7は、設定データベースDB3の一例を示す図である。設定データベースDB3は、複数の配送形態の各々と、ユーザ端末20に表示すべき商品と、の関係が定義されたデータベースである。例えば、設定データベースDB3には、配送形態ごとに、表示商品数、単位、温度帯、及び履歴優先度が格納される。設定データベースDB3に格納される情報は、図7の例に限られず、任意の情報が格納されてよい。例えば、おすすめ商品を変更するために他の条件が存在する場合には、当該他の条件が設定データベースDB3に格納されてもよい。
なお、データ記憶部100が記憶するデータは、上記の例に限られない。例えば、データ記憶部100は、図2及び図3の各画面を表示させるために必要なデータを記憶してもよい。例えば、データ記憶部100は、店舗が受け付けた注文に関するデータを記憶してもよい。例えば、データ記憶部100は、店舗の配送員の空き状況を管理するためのデータを記憶してもよい。例えば、データ記憶部100は、ユーザが指定可能な配送形態の内容に関するデータを記憶してもよい。
[3-2.特定部]
特定部101は、インターネットを利用して注文を受け付ける注文受付サービスのユーザにより指定された配送形態を特定する。本実施形態では、特定部101がサーバ10により実現されるので、サーバ10は、ユーザによる指定内容に関する指定内容情報をユーザ端末20から受信することによって、ユーザによる配送形態の指定を受け付ける。特定部101は、指定内容情報が示す配送形態を参照することによって、ユーザにより指定された配送形態を特定する。ユーザが配送形態を指定しない場合には、特定部101は、デフォルトの配送形態、又は、同じ商品を注文若しくは閲覧した他のユーザが指定した配送形態を、ユーザの配送形態として特定してもよい。
例えば、ユーザが配送形態指定画面G3のボタンB30を選択した場合、ユーザ端末20からサーバ10に、オンデマンド配送が指定されたことを示す指定内容情報が送信される。特定部101は、当該指定内容情報を参照し、オンデマンド配送が指定されたことを特定する。ユーザが配送形態指定画面G3の表示領域A31から配送枠を選択してボタンB31を選択した場合、ユーザ端末20からサーバ10に、日時指定配送が指定されたことを示す指定内容情報が送信される。この指定内容情報には、ユーザが指定した配送枠が示す配送日時も含まれる。特定部101は、当該指定内容情報を参照し、ユーザが指定した配送日時と、日時指定配送が指定されたことと、を特定する。
なお、ユーザが配送形態指定画面G3から毎回配送形態を指定するのではなく、ユーザが前回指定した配送形態に基づいて、今回の配送形態が自動的に決定されてもよい。ユーザが前回指定した配送形態に関する情報は、ユーザデータベースDB1に格納されているものとする。特定部101は、ユーザが前回指定した配送形態に基づいて、今回の配送形態を自動的に決定することによって、ユーザの配送形態を特定してもよい。例えば、特定部101は、ユーザがオンデマンド配送を前回指定した場合には、今回もオンデマンド配送を特定してもよい。特定部101は、ユーザが日時指定配送を前回指定した場合には、今回は、当日又は翌日以降における同じ時間帯の日時指定配送を特定してもよい。
[3-3.取得部]
取得部102は、ユーザによる注文受付サービスの利用履歴に関する利用履歴情報を取得する。本実施形態では、利用履歴情報がユーザデータベースDB1に格納されているので、取得部102は、ユーザデータベースDB1を参照することによって、利用履歴情報を取得する。利用履歴情報は、サーバ10の他のデータベースに格納されていてもよいし、サーバ10以外の他のコンピュータに記憶されていてもよい。この場合、取得部102は、他のデータベース又は他のコンピュータを参照することによって、利用履歴情報を取得する。利用履歴情報は、ユーザが注文受付サービスを利用するたびに更新される。例えば、ユーザの注文が確定すると、サーバ10は、この注文の内容が格納されるように、ユーザの利用履歴情報を更新する。ユーザが商品を閲覧すると、サーバ10は、この商品の内容が格納されるように、ユーザの利用履歴情報を更新する。
[3-4.変更部]
変更部103は、特定部101により特定された配送形態に基づいて、ユーザのユーザ端末20に表示させるおすすめ商品を変更する。おすすめ商品は、表示対象商品の一例である。このため、おすすめ商品について説明している箇所は、表示対象商品と読み替えることができる。表示対象商品は、ユーザ端末20に表示させる商品である。表示対象商品は、ホーム画面G1の商品情報I11が示すおすすめ商品ではなく、他の画面におけるおすすめ商品であってもよい。おすすめ商品を変更するとは、現状のおすすめ商品を他のおすすめ商品に変更することである。新たなおすすめ商品を決定することは、おすすめ商品を変更することに相当する。
なお、表示対象商品は、ユーザ端末20に表示される商品であればよく、おすすめ商品に限られない。例えば、商品の検索結果を示す検索結果画面に表示される商品が表示対象商品に相当してもよい。この場合、特定部101により特定された配送形態に応じた商品が検索結果画面に表示される。例えば、買い物かご画面G2又は他の画面に何らかの商品を表示させる場合には、買い物かご画面G2又は他の画面に表示される商品が表示対象商品に相当してもよい。他にも例えば、ユーザ端末20に表示されるバナー広告又はダイレクトメールに掲載する商品が表示対象商品であってもよい。
本実施形態では、特定部101により特定された配送形態と、ユーザ端末20に表示させるおすすめ商品と、の関係が設定データベースDB3に示されている。これらの関係は、設定データベースDB3以外のデータベースに示されてもよい。これらの関係は、任意のデータ形式のデータに示されてよく、図7のようなテーブル形式に限られない。例えば、機械学習を利用したモデルに上記関係が示されてもよいし、数式形式のデータに上記関係が示されてもよい。他にも例えば、上記関係は、プログラムコードの一部に示されてもよい。変更部103は、特定部101により特定された配送形態に関連付けられたおすすめ商品がユーザ端末20に表示されるように、おすすめ商品を変更する。
図7の設定データベースDB3の例では、配送形態ごとに、おすすめ商品の条件が定義されているので、変更部103は、ユーザが指定した配送形態に関連付けられた条件を特定する。変更部103は、商品データベースDB2を参照し、当該特定された条件を満たす任意の個数の商品を、おすすめ商品として決定する。以降、おすすめ商品の条件の一例を説明するが、おすすめ商品は、配送形態に応じた商品であればよく、おすすめ商品の条件は、本実施形態の例に限られない。例えば、配送形態ごとに、おすすめ商品の属性又は価格帯といった他の条件が定義されていてもよい。
例えば、変更部103は、配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、おすすめ商品が少なくなるように、おすすめ商品を変更する。配送日時が現在日時に近いとは、配送日時が早いことである。即ち、現在日時から配送日時までの時間間隔が短いことは、配送日時が現在日時に近いことに相当する。現在日時は、リアルタイムクロック又はGPS信号等により特定される日時である。ここでの現在とは、変更部103の処理が実行される時点を意味する。現在日時は、現時点ということもできる。
例えば、変更部103は、オンデマンド配送が指定された場合に、日時指定配送が指定された場合よりもおすすめ商品が少なくなるように、おすすめ商品を変更する。例えば、変更部103は、ある配送日時の日時指定配送が指定された場合には、この配送日時よりも遅い配送日時の日時指定配送が指定された場合よりもおすすめ商品が少なくなるように、おすすめ商品を変更する。本実施形態では、配送形態に応じたおすすめ商品の数が設定データベースDB3に示されているので、変更部103は、特定部101により特定された配送形態に関連付けられた数のおすすめ商品が表示されるように、おすすめ商品を変更する。逆にいえば、変更部103は、配送形態に応じた配送日時が現在日時から遠いほど、おすすめ商品が多くなるように、おすすめ商品を変更する。
図3及び図7の例であれば、変更部103は、オンデマンド配送が指定された場合には、日時指定配送が指定された場合よりも少ない10個のおすすめ商品が表示されるように、おすすめ商品を変更する。変更部103は、当日の日時指定配送が指定された場合には、20個のおすすめ商品が表示されるように、おすすめ商品を変更する。変更部103は、翌日以降の日時指定配送が指定された場合には、30個のおすすめ商品が表示されるように、おすすめ商品を変更する。おすすめ商品の数は、任意の数であってよく、本実施形態の例に限られない。
本実施形態の注文受付サービスでは、ばら売り商品と、セット商品と、の注文が可能である。ばら売り商品は、1個単位で販売される商品である。ばら売り商品は、単品の商品ということもできる。セット商品は、複数個を1つの単位として販売される商品である。セット商品は、複数の商品が1まとまりで販売される商品である。缶ビールを例に挙げると、1缶ずつ販売されるビールは、ばら売り商品である。6本セットで販売されるビールは、セット商品である。複数の商品が1つにまとまるようにパッキングされている場合には、セット商品は、パック商品と呼ばれることもある。複数の商品が1つのケースに入れられている場合には、セット商品は、ケース売り商品又は箱売り商品と呼ばれることもある。
例えば、変更部103は、配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、セット商品よりもばら売り商品が優先されるように、おすすめ商品を変更する。変更部103は、セット商品よりもばら売り商品の表示順を先にすることによって、セット商品よりもばら売り商品を優先させてもよい。変更部103は、セット商品よりもばら売り商品を多くすることによって、セット商品よりもばら売り商品を優先させてもよい。変更部103は、セット商品を表示させず、かつ、ばら売り商品を表示させることによって、セット商品よりもばら売り商品を優先させてもよい。逆にいえば、変更部103は、配送形態に応じた配送日時が現在日時から遠いほど、ばら売り商品よりもセット商品が優先されるように、おすすめ商品を変更する。
本実施形態の注文受付サービスでは、常温商品と、冷やされた又は温められた他の商品と、の注文が可能である。常温は、任意の温度であってよく。例えば、食品衛生法の添加物の通則によると15~25℃の温度帯である。常温は、室温又は気温と呼ばれることもある。常温の温度帯は、注文受付サービスの管理者によって定義されてもよい。例えば、5℃~35℃といったような温度帯が常温であってもよいし、季節に応じて常温の温度帯が変わってもよい。
冷やされた商品は、常温よりも低い温度(例えば、15℃未満)の商品である。温められた商品は、常温よりも高い温度(例えば、25度よりも高い温度)の商品である。以降、冷やされた他の商品を冷蔵商品という。温められた他の商品をホット商品と記載する。冷やされた他の商品は、何らかの形で冷やされた商品であればよく、冷蔵商品に限られない。例えば、冷凍商品が冷やされた他の商品に相当してもよい。
例えば、変更部103は、配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、常温商品よりも冷蔵商品又はホット商品が優先されるように、おすすめ商品を変更する。変更部103は、常温商品よりも冷蔵商品又はホット商品の表示順を先にすることによって、常温商品よりも冷蔵商品又はホット商品を優先させてもよい。変更部103は、常温商品よりも冷蔵商品又はホット商品を多くすることによって、常温商品よりも冷蔵商品又はホット商品を優先させてもよい。変更部103は、常温商品を表示させず、かつ、冷蔵商品又はホット商品を表示させることによって、常温商品よりも冷蔵商品又はホット商品を優先させてもよい。逆にいえば、変更部103は、配送形態に応じた配送日時が現在日時から遠いほど、冷蔵商品又はホット商品よりも常温商品が優先されるように、おすすめ商品を変更する。
本実施形態の注文受付サービスでは、調理済みの料理と、料理以外の他の商品と、の注文が可能である。以降、料理以外の他の商品を非料理商品という。非料理商品は、調理済みの料理以外の商品であればよく、例えば、食材、飲料、調味料、又は日用品である。
例えば、変更部103は、配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、非料理商品よりも料理が優先されるように、おすすめ商品を変更する。変更部103は、非料理商品よりも料理の表示順を先にすることによって、非料理商品よりも料理を優先させてもよい。変更部103は、非料理商品よりも料理を多くすることによって、非料理商品よりも料理を優先させてもよい。変更部103は、非料理商品を表示させず、かつ、料理を表示させることによって、非料理商品よりも料理を優先させてもよい。逆にいえば、変更部103は、配送形態に応じた配送日時が現在日時から遠いほど、料理よりも非料理商品が優先されるように、おすすめ商品を変更する。
例えば、変更部103は、配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、他の商品よりも利用履歴情報に応じた商品が優先されるように、おすすめ商品を変更してもよい。利用履歴情報に応じた商品とは、利用履歴情報に基づいて特定される商品である。例えば、利用履歴情報に含まれる商品が、そのまま利用履歴情報に応じた商品に相当してもよいし、利用履歴情報に含まれる商品と似た他の商品が、利用履歴情報に応じた商品に相当してもよい。似た商品は、商品名の全部又は一部が一致する商品、又は、同じカテゴリの商品である。似た商品の特定方法自体は、公知の種々の方法を利用可能である。例えば、商品の説明文の一致度が閾値以上になる商品が似た商品に相当してもよい。ここでの他の商品は、利用履歴情報に関係なく選択される商品である。
変更部103は、他の商品よりも利用履歴情報に応じた商品の表示順を先にすることによって、他の商品よりも利用履歴情報に応じた商品を優先させてもよい。変更部103は、他の商品よりも利用履歴情報に応じた商品を多くすることによって、他の商品よりも利用履歴情報に応じた商品を優先させてもよい。変更部103は、他の商品を表示させず、かつ、利用履歴情報に応じた商品を表示させることによって、他の商品よりも利用履歴情報に応じた商品を優先させてもよい。逆にいえば、変更部103は、配送形態に応じた配送日時が現在日時から遠いほど、利用履歴情報に応じた商品よりも他の商品が優先されるように、おすすめ商品を変更する。
[3-5.表示制御部]
表示制御部104は、変更部103により変更されたおすすめ商品に関する商品情報I11を、ユーザ端末20に表示させる。これにより、表示制御部104は、ユーザにより指定された配送形態に基づいて、おすすめ商品を出し分けることになる。本実施形態では、表示制御部104がサーバ10により実現されるので、表示制御部104は、商品情報I11を表示するためのデータをユーザ端末20に送信することによって、商品情報I11をユーザ端末20に表示させる。このデータは、任意の形式であってよく、例えば、画像データ又はHTMLデータであってもよい。おすすめ商品以外の他の商品がおすすめ商品に相当する場合には、商品情報I11ではなく、おすすめ商品に関する何らかの情報が商品情報に相当すればよい。商品情報は、商品の名前、画像、説明文、価格、又はこれらの組み合わせを含む。
例えば、表示制御部104は、配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、セット商品よりもばら売り商品が優先されるように変更されたおすすめ商品の商品情報I11を、ホーム画面G1に表示させる。表示制御部104は、オンデマンド配送が指定された場合に、日時指定配送が指定された場合よりもばら売り商品が優先されるように、商品情報I11を表示させる。表示制御部104は、日時指定配送が指定された場合に、日時指定配送が示す配送日時が現在日時に近いほどばら売り商品が優先されるように、商品情報I11を表示させる。
例えば、表示制御部104は、配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、常温商品よりも冷蔵商品又はホット商品が優先されるように変更されたおすすめ商品の商品情報I11を、ホーム画面G1に表示させる。表示制御部104は、オンデマンド配送が指定された場合に、日時指定配送が指定された場合よりも冷蔵商品又はホット商品が優先されるように、商品情報I11を表示させる。表示制御部104は、日時指定配送が指定された場合に、日時指定配送が示す配送日時が現在日時に近いほど冷蔵商品又はホット商品が優先されるように、商品情報I11を表示させる。
例えば、表示制御部104は、配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、非料理商品よりも料理が優先されるように変更されたおすすめ商品の商品情報I11を、ホーム画面G1に表示させる。表示制御部104は、オンデマンド配送が指定された場合に、日時指定配送が指定された場合よりも料理が優先されるように、商品情報I11を表示させる。表示制御部104は、日時指定配送が指定された場合に、日時指定配送が示す配送日時が現在日時に近いほど料理が優先されるように、商品情報I11を表示させる。
例えば、表示制御部104は、配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、他の商品よりも利用履歴情報に応じた商品が優先されるように変更されたおすすめ商品の商品情報I11を、ホーム画面G1に表示させる。表示制御部104は、オンデマンド配送が指定された場合に、日時指定配送が指定された場合よりも利用履歴情報に応じた商品が優先されるように、商品情報I11を表示させる。表示制御部104は、日時指定配送が指定された場合に、日時指定配送が示す配送日時が現在日時に近いほど利用履歴情報に応じた商品が優先されるように、商品情報I11を表示させる。
[4.表示制御システムで実行される処理]
図8及び図9は、表示制御システムSで実行される処理の一例を示すフロー図である。図8のように、ユーザがユーザ端末20のアプリを起動させると、サーバ10及びユーザ端末20の間で、ユーザデータベースDB1に基づいて、注文受付サービスへのログイン処理が実行される(S1)。S1では、ユーザID及びパスワードの入力が要求されてもよいし、過去にログイン済みであることを示す情報をユーザ端末20に記憶させておいて、当該情報に基づいて、ユーザID及びパスワードの入力が要求されなくてもよい。
注文受付サービスへのログインが成功すると、サーバ10及びユーザ端末20の間で、商品データベースDB2に基づいて、ホーム画面G1を表示させるための処理が実行される(S2)。S2の時点では、まだ配送形態が指定されていないので、ホーム画面G1のおすすめ商品は、デフォルトの設定に基づいて決定される。ユーザが前回指定した配送形態に応じた配送形態(例えば、前回と同じ時間帯の配送形態)が自動的に指定される場合には、当該自動的に指定された配送形態に応じたおすすめ商品が決定されてもよい。
ユーザ端末20は、操作部24の検出信号に基づいて、ユーザの操作を特定する(S3)。ここでは、入力フォームF10にキーワードを入力することによって商品を検索する操作、商品情報I11を選択することによって買い物かごに商品を入れる操作、アイコンI12を選択することによって買い物かごの中身を見る操作、又はボタンB13を選択することによって配送形態指定画面G3を表示させる操作が行われるものとする。他の操作が行われた場合には、サーバ10及びユーザ端末20の間で当該他の操作に応じた処理が実行されて本処理は終了する。
S3において、商品を検索する操作が行われた場合(S3;商品検索)、サーバ10及びユーザ端末20の間で、商品を検索する処理が実行され(S4)、S3の処理に戻る。S4では、サーバ10は、商品データベースDB2と、ユーザが指定した検索条件と、に基づいて、商品を検索する。商品の検索自体は、公知の検索エンジンが利用されてよい。サーバ10は、商品の検索結果を示す検索結果画面の表示データをユーザ端末20に送信する。ユーザ端末20は、この表示データを受信すると、検索結果画面を表示部25に表示させる。ユーザが商品の詳細を表示させるための操作をした場合には、商品の詳細を示す画面が表示部25に表示される。ユーザが商品を買い物かごに入れる操作をした場合には、商品が買い物かごに追加される。
S3において、買い物かごに商品を入れる操作が行われた場合(S3;商品選択)、サーバ10及びユーザ端末20の間で、買い物かごに商品を入れるための処理が実行され(S5)、S3の処理に戻る。S5では、サーバ10は、ユーザが選択した商品の商品IDをユーザ端末20から受信し、当該商品IDの商品が買い物かご情報に追加されるように、ユーザデータベースDB1を更新する。
S3において、買い物かごの中身を見る操作が行われた場合(S3;買い物かご中身)、サーバ10及びユーザ端末20の間で、買い物かご画面G2を表示させるための処理が実行される(S6)。S6では、サーバ10は、ユーザデータベースDB1に格納された買い物かご情報に基づいて、買い物かご画面G2の表示データを生成してユーザ端末20に送信する。ユーザ端末20は、この表示データを受信すると、買い物かご画面G2を表示部25に表示させる。
ユーザ端末20は、操作部24の検出信号に基づいて、ユーザの操作を特定する(S7)。ここでは、ボタンB21を選択して仮想的なレジに進む操作、又は、ホーム画面G1に戻る操作が行われるものとする。他の操作が行われた場合には、サーバ10及びユーザ端末20の間で当該他の操作に応じた処理が実行されて本処理は終了する。
S7において、仮想的なレジに進む操作が行われた場合(S7;レジに進む)、サーバ10及びユーザ端末20の間で、配送形態指定画面G3を表示させるための処理が実行される(S8)。S8では、サーバ10は、現在日時に基づいて、ユーザが指定可能な配送日時を特定し、表示領域A31の表示内容を決定する。サーバ10は、当該決定された表示内容を含む配送形態指定画面G3の表示データを生成してユーザ端末20に送信する。ユーザ端末20は、この表示データを受信すると、配送形態指定画面G3を表示部25に表示させる。
サーバ10及びユーザ端末20の間で、ユーザによる配送形態の指定を受け付ける処理が実行される(S9)。S9では、ユーザ端末20は、配送形態指定画面G3からユーザが指定した配送形態に関する情報を、サーバ10に送信する。サーバ10は、当該情報を受信することによって、ユーザによる配送形態の指定を受け付ける。その後、サーバ10及びユーザ端末20の間で、注文を確定させる処理が実行され(S10)、本処理は終了する。なお、S7において、ホーム画面G1に戻る操作が行われた場合(S7;戻る)、S2の処理に戻る。
S3において、配送形態を指定する操作が行われた場合(S3;配送形態指定)に実行される図9のS11及びS12の処理は、S8及びS9の処理と同様である。サーバ10は、S12で受け付けられた配送形態を特定する(S13)。サーバ10は、設定データベースDB3と、S13で特定した配送形態と、に基づいて、ホーム画面G1に表示させるおすすめ商品を変更する(S14)。サーバ10及びユーザ端末20の間で、S14において変更されたおすすめ商品の商品情報I11を含むホーム画面G1を表示させる処理が実行され(S15)、S3の処理に戻る。S13~S15の処理の詳細は、機能ブロックの部分で説明した通りである。
本実施形態の表示制御システムSによれば、ユーザにより指定された配送形態に基づいて、ユーザ端末20に表示させるおすすめ商品を変更し、当該変更されたおすすめ商品に関する商品情報I11を、ユーザ端末20に表示させる。これにより、ユーザが指定した配送形態に応じたおすすめ商品の商品情報I11を表示させることができるので、ユーザの利便性が高まる。例えば、ユーザがオンデマンド配送を指定した場合には、すぐに注文を完了できるような商品情報I11を表示させることができる。ユーザが日時指定配送を指定した場合には、じっくりと商品を選ぶことができるような商品情報I11を表示させることができる。ユーザの利便性を高めることにより、店舗からしても、注文の機会損失を防ぐことができる。
また、表示制御システムSは、配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、おすすめ商品が少なくなるように、おすすめ商品を変更する。これにより、ユーザが、オンデマンド配送で注文する商品を選びやすくなり、オンデマンド配送の注文を迅速に完了できるようになるので、ユーザの利便性が高まる。逆に、ユーザが、日時指定配送で注文する商品をじっくりと選び、日時指定配送の注文を楽しむことができるので、ユーザの利便性が高まる。
また、表示制御システムSは、配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、セット商品よりもばら売り商品が優先されるように、おすすめ商品を変更する。これにより、オンデマンド配送で注文する確率が高いばら売り商品の商品情報I11を表示させることで、オンデマンド配送の注文を迅速に完了できるようになるので、ユーザの利便性が高まる。逆に、日時指定配送で注文する確率が高いセット商品の商品情報I11を表示させ、注文確定までに要するユーザの操作量を減らすことができるので、ユーザの利便性が高まる。
また、表示制御システムSは、配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、常温商品よりも冷蔵商品又はホット商品が優先されるように、おすすめ商品を変更する。これにより、オンデマンド配送で注文する確率が高い冷蔵商品又はホット商品の商品情報I11を表示させることで、オンデマンド配送の注文を迅速に完了できるようになるので、ユーザの利便性が高まる。ユーザは、オンデマンド配送で届いた冷蔵商品又はホット商品をすぐに消費することもできる。逆に、日時指定配送で注文する確率が高い常温商品の商品情報I11を表示させ、注文確定までに要するユーザの操作量を減らすことができるので、ユーザの利便性が高まる。
また、表示制御システムSは、配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、非料理商品よりも料理が優先されるように、おすすめ商品を変更する。これにより、オンデマンド配送で注文する確率が高いおすすめ商品の商品情報I11を表示させることで、オンデマンド配送の注文を迅速に完了できるようになるので、ユーザの利便性が高まる。ユーザは、オンデマンド配送で届いた料理をすぐに食べることもできる。逆に、日時指定配送で注文する確率が高い非料理商品の商品情報I11を表示させ、注文確定までに要するユーザの操作量を減らすことができるので、ユーザの利便性が高まる。
また、表示制御システムSは、配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、他の商品よりも利用履歴情報に応じた商品が優先されるように、おすすめ商品を変更する。これにより、オンデマンド配送で注文する確率が高い利用履歴情報に応じた商品(例えば、繰り返し購入する日用品)の商品情報I11を表示させることで、オンデマンド配送の注文を迅速に完了できるようになるので、ユーザの利便性が高まる。逆に、日時指定配送が指定された場合には、ユーザが気付いていないような魅力的な商品の商品情報I11を表示させることで、新たな発見をユーザに与えることができる。
[5.変形例]
本開示は、以上に説明した実施形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
図10は、変形例における機能ブロック図である。特典付与部105、仮予約部106、配送処理部107、及び通知部108は、制御部11を主として実現される。
[5-1.変形例1]
例えば、表示制御部104は、配送日時が現在日時に近いほど、おすすめ商品が少なくなり、かつ、個々のおすすめ商品の情報量が多くなるように、商品情報をユーザ端末20に表示させてもよい。情報量とは、おすすめ商品に関する情報の数又はサイズである。例えば、新たな情報を表示させることは、商品の情報量が多くなることに相当する。例えば、商品情報I11に含まれる文字数を増やすことは、商品の情報量が多くなることに相当する。例えば、商品の画像のサイズを大きくしたり解像度を高めたりすることは、商品の情報量が多くなることに相当する。
変形例1では、表示制御部104が、個々のおすすめ商品の温度に関する情報を表示させることによって、商品の情報量を多くする場合を例に挙げる。例えば、表示制御部104は、ユーザが日時指定配送を指定した場合には、商品の温度に関する情報を表示させない。この場合、冷蔵商品、ホット商品、又は常温商品の何れであったとしても、これらの商品の温度に関する情報は表示されない。表示制御部104は、ユーザがオンデマンド配送を指定した場合に、商品の温度に関する情報を表示させる。日時指定配送では表示されない情報が表示されるので、商品の情報量が多くなる。
変形例1によれば、配送日時が現在日時に近いほど、おすすめ商品が少なくなり、かつ、個々のおすすめ商品の情報量が多くなるように、商品情報I11をユーザ端末20に表示させる。これにより、例えば、ユーザがオンデマンド配送を指定した場合に、おすすめ商品が少なくなることによる商品の選びやすさと、個々の商品の情報量が多くなることによる商品の選びやすさと、を両立することができるので、ユーザの利便性が高まる。例えば、おすすめ商品が少なくなったことで空いた表示スペースに、より詳細な情報を表示させるといったこともできる。
[5-2.変形例2]
例えば、変更部103は、利用履歴情報に応じた商品だったとしても、繰り返し購入されない商品が優先されず、繰り返し購入される商品が優先されるように、おすすめ商品を変更してもよい。繰り返し購入されない商品と、繰り返し購入される商品と、は予めデータ記憶部100に定義されているものとする。繰り返し購入されない商品は、嗜好品又は消耗品以外の商品である。繰り返し購入される商品は、嗜好品又は消耗品である。変形例2では、嗜好品の一例である酒類が繰り返し購入される商品に相当する場合を説明する。
変更部103は、繰り返し購入されない商品よりも繰り返し購入される商品の表示順を先にすることによって、繰り返し購入されない商品よりも繰り返し購入される商品を優先させてもよい。変更部103は、繰り返し購入されない商品よりも繰り返し購入される商品を多くすることによって、繰り返し購入されない商品よりも繰り返し購入される商品を優先させてもよい。変更部103は、繰り返し購入されない商品を表示させず、かつ、繰り返し購入される商品を表示させることによって、繰り返し購入されない商品よりも繰り返し購入される商品を優先させてもよい。
変形例2によれば、利用履歴情報に応じた商品だったとしても、繰り返し購入されない商品が優先されず、繰り返し購入される商品が優先されるように、おすすめ商品を変更する。これにより、例えば、ユーザがオンデマンド配送を指定した場合に、オンデマンド配送で注文すると予想される、繰り返し購入される商品がおすすめ商品として優先的に表示されるので、ユーザが商品を選びやすくなり、ユーザの利便性が高まる。
[5-3.変形例3]
例えば、変更部103は、利用履歴情報に含まれる商品のうち、特定部101により特定された配送形態で過去にユーザに配送された商品に基づいて、おすすめ商品を変更してもよい。変更部103は、ユーザがオンデマンド配送を指定した場合に、利用履歴情報に含まれる商品のうち、過去にオンデマンド配送で注文された商品に基づいて、おすすめ商品を変更する。変更部103は、過去にオンデマンド配送で注文された商品又は似た商品がおすすめ商品になるように、おすすめ商品を変更する。
例えば、変更部103は、ユーザが日時指定配送を指定した場合に、利用履歴情報に含まれる商品のうち、過去に日時指定配送で注文された商品に基づいて、おすすめ商品を変更する。変更部103は、過去に日時指定配送で注文された商品又は似た商品がおすすめ商品になるように、おすすめ商品を変更する。更に、変更部103は、ユーザが日時指定配送で指定した配送時間に対応する配送時間の日時指定配送で注文された商品に基づいて、おすすめ商品を変更してもよい。対応する配送時間とは、時間帯が同じこと、又は、時間帯のずれが閾値未満であることを意味する。日付は異なってもよい。
変形例3によれば、利用履歴情報に含まれる商品のうち、ユーザが指定した配送形態で過去にユーザに配送された商品に基づいて、おすすめ商品を変更する。ユーザが指定した配送形態と同じ配送形態で過去に配送された商品は、ユーザが繰り返し購入する確率が高いので、このような商品をおすすめ商品として優先的に表示させることによって、ユーザが商品を選びやすくなり、ユーザの利便性が高まる。
[5-4.変形例4]
例えば、変更部103は、特定部101により特定された配送形態と、現在日時と、に基づいて、おすすめ商品を変更してもよい。即ち、変更部103は、ユーザが指定した配送形態だけではなく、その時の現在日時も考慮して、おすすめ商品を変更してもよい。例えば、朝の時間帯のおすすめ商品と、夜の時間帯のおすすめ商品と、をデータ記憶部100に定義しておき、変更部103は、現在日時に応じたおすすめ商品が表示されるように、おすすめ商品を変更してもよい。変更部103は、現在日時に応じた商品の中から、配送形態に応じた商品を選択し、当該選択された商品がおすすめ商品になるように、おすすめ商品を変更する。逆に、変更部103は、配送形態に応じた商品の中から、現在日時に応じた商品を選択し、当該選択された商品がおすすめ商品になるように、おすすめ商品を変更してもよい。
変形例4によれば、特定部101により特定された配送形態と、現在日時と、に基づいて、おすすめ商品を変更する。これにより、現在日時に応じたおすすめ商品の商品情報I11を表示させることで、ユーザが注文受付サービスを利用する日時に応じたおすすめ商品の商品情報I11をユーザ端末20に表示させることができる。
[5-5.変形例5]
例えば、変更部103は、特定部101により特定された配送形態に基づいて、商品情報I11のソート条件を変更することによって、おすすめ商品を変更してもよい。変更部103は、ユーザがオンデマンド配送を指定した場合に、ばら売り商品が先に表示されるようにソート条件を変更することによって、おすすめ商品を変更する。セット商品は、ソート順が後の方になるので、表示スペースの関係でおすすめ商品にならないことがある。変更部103は、ユーザが日時指定配送を指定した場合に、セット商品が先に表示されるようにソート条件を変更することによって、おすすめ商品を変更する。ばら売り商品は、ソート順が後の方になるので、表示スペースの関係でおすすめ商品にならないことがある。
変更部103は、ユーザがオンデマンド配送を指定した場合に、冷蔵商品又はホット商品が先に表示されるようにソート条件を変更することによって、おすすめ商品を変更する。常温商品は、ソート順が後の方になるので、表示スペースの関係でおすすめ商品にならないことがある。変更部103は、ユーザが日時指定配送を指定した場合に、常温商品が先に表示されるようにソート条件を変更することによって、おすすめ商品を変更する。冷蔵商品又はホット商品は、ソート順が後の方になるので、表示スペースの関係でおすすめ商品にならないことがある。ソート条件は、上記の例に限られず、任意の条件であってよい。配送形態とソート条件の関係は、データ記憶部100に予め定義されているものとする。変更部103は、ユーザが指定した配送形態に応じたソート条件となるように、ソート条件を設定すればよい。
表示制御部104は、ソート条件に基づいてソートした商品情報I11を、ユーザ端末20に表示させる。ソート条件が配送形態に基づいて変更される点で実施形態とは異なるが、他の点については、実施形態で説明した通りである。
変形例5によれば、ユーザが指定した配送形態に基づいて、商品情報I11のソート条件を変更することによって、おすすめ商品を変更し、ソート条件に基づいてソートした商品情報I11を、ユーザ端末20に表示させる。これにより、ユーザの配送形態に応じた重要なおすすめ商品の順にソートされて商品情報I11が表示されるので、ユーザが選びやすい商品情報I11の表示とすることができ、ユーザの利便性が高まる。
[5-6.変形例6]
例えば、注文受付サービスでは、無人配送機を利用した配送が可能であってもよい。無人配送機は、無人で商品を配送するための機械である。無人配送機は、ロボットと呼ばれることもある。変形例6では、無人車両及び無人航空機の両方が無人配送機として利用される場合を説明するが、無人車両又は無人航空機の何れか一方のみが無人配送機として利用されてもよい。無人配送機自体は、公知のものであってよく、無人車両及び無人航空機に限られない。変形例6のデータ記憶部100は、無人配送機データベースDB4を記憶する。
図11は、無人配送機データベースDB4の一例を示す図である。無人配送機データベースDB4は、無人配送機に関する情報が格納されたデータベースである。例えば、無人配送機データベースDB4には、無人配送機ID、種類、機能、積載量、及び予約状況が格納される。無人配送機データベースDB4には、任意の情報が格納されてよく、図11の例に限られない。例えば、無人配送機データベースDB4には、無人配送機が配置された場所、バッテリー残量、又は走行可能距離といった情報が格納されてもよい。
無人配送機IDは、無人配送機を識別可能な配送機識別情報の一例である。配送機識別情報は、任意の情報であってよく、無人配送機IDに限られない。例えば、配送機識別情報は、無人配送機の名前であってもよい。種類は、無人車両であるか無人航空機であるかを示す情報である。機能は、無人配送機が有する配送に関する機能である。例えば、壊れ物を運搬可能な機能を有するか、冷蔵機能又は保温機能を有するかといった情報は、機能に相当する。
積載量は、無人配送機に積載可能な商品の重量である。無人配送機は、原則として、積載量以下の重量の商品しか配送できない。予約状況は、無人配送機の空き状況に関する情報である。例えば、無人配送機が配送で利用される場合には、無人配送機が予約された期間が予約状況に示される。予約状況において予約されていない期間は、無人配送機を利用可能な期間である。ただし、充電又はメンテナンスといった作業が発生する場合には、無人配送機が予約できないようにしてもよい。
変更部103は、ユーザが指定した配送形態に応じた配送日時に無人配送機が配送可能な商品がおすすめ商品になるように、おすすめ商品を変更する。例えば、変更部103は、無人配送機データベースDB4を参照し、ユーザが指定した配送形態に応じた配送日時に空きがある無人配送機を特定する。変更部103は、当該特定された無人配送で配送可能な商品がおすすめ商品になるように、おすすめ商品を決定する。配送可能な商品は、無人配送機の種類、機能、及び積載量のうちの少なくとも1つによって判定されるようにすればよい。
変形例6によれば、ユーザが指定した配送形態に応じた配送日時に無人配送機が配送可能な商品がおすすめ商品になるように、おすすめ商品を変更する。これにより、無人配送機で配送可能な商品が選択されやすくなるので、ユーザの利便性が高まる。店舗からしても、有人配送が発生する確率を下げることができるので、店舗の利便性も高まる。
[5-7.変形例7]
例えば、変形例6において、変更部103は、無人配送機が有する機能に応じた商品がおすすめ商品になるように、おすすめ商品を変更してもよい。変更部103は、無人配送機データベースDB4を参照し、ユーザが指定した配送形態に応じた配送日時に空きがある無人配送機の機能を特定する。変更部103は、当該特定された機能で配送可能な商品がおすすめ商品になるように、おすすめ商品を変更する。例えば、空きがある無人配送機が保温機能を有していれば、変更部103は、ホット商品がおすすめ商品になるように、おすすめ商品を変更する。例えば、投下型の無人配送機しか空いていない場合には、変更部103は、瓶などの割れ物がおすすめ商品にならないように、おすすめ商品を変更する。
変形例7によれば、無人配送機が有する機能に応じた商品がおすすめ商品になるように、おすすめ商品を変更する。これにより、無人配送機で配送可能な商品が選択されやすくなるので、ユーザの利便性が高まる。店舗からしても、有人配送が発生する確率を下げることができるので、店舗の利便性も高まる。
[5-8.変形例8]
例えば、変形例6又は変形例7において、変更部103は、互いに積載量が異なる複数の無人配送機のうちの少なくとも1つにより配送可能な商品がおすすめ商品になるように、おすすめ商品を変更してもよい。変更部103は、無人配送機の積載量が互いに異なる複数の無人配送機に空きがある場合には、積載量がより少ない無人配送機で配送可能な商品がおすすめ商品になるように、おすすめ商品を変更してもよい。
変形例8によれば、互いに積載量が異なる複数の無人配送機のうちの少なくとも1つにより配送可能な商品がおすすめ商品になるように、おすすめ商品を変更する。これにより、互いに積載量が異なる複数の無人配送機の中から最適な無人配送機で配送可能なおすすめ商品の商品情報I11が表示されるので、ユーザの利便性が高まる。
[5-9.変形例9]
例えば、実施形態で説明したように、注文受付サービスでは、無人配送機を利用した配送と、有人の配送と、が可能であってもよい。有人の配送は、店舗の有人の車両又はバイク等の乗物を利用した配送である。ユーザが、無人配送機を利用した配送と、有人の配送と、の中から選択できるようにしてもよいし、サーバ10が何れの配送をするかを決定してもよい。無人配送機で配送するか、有人で配送するか、といった要素も配送形態の一種である。
変形例9の表示制御システムSは、特典付与部105を含む。特典付与部105は、有人の配送ではなく無人配送機で配送可能な商品を注文したユーザに、特典を付与する。特典は、ユーザの利益になるものである。例えば、特典は、クーポン、物品、ポイント、又は電子マネーである。特典自体は、種々の種類を付与可能であり、これらの例に限られない。特典の付与方法自体も、公知の方法を利用可能である。例えば、ユーザIDに特典に関する情報を関連付けてユーザデータベースDB1に登録し、ユーザが特典を受け取れるようにしてもよい。例えば、特典は電子メール又は郵送でユーザに送付されてもよい。
特典付与部105は、有人の配送ではなく、無人配送機による配送が可能な商品を注文することを条件として、ユーザに特典を付与する。例えば、特典付与部105は、有人の配送で注文したユーザに特典を付与せず、無人配送機を利用した配送で注文したユーザに特典を付与する。無人配送機を利用した配送で注文したユーザに特典が付与されてもよく、特典付与部105は、有人の配送で注文したユーザに、無人配送機を利用した配送で注文したユーザよりも多くの特典を付与してもよい。
変形例9によれば、有人の配送ではなく無人配送機で配送可能な商品を注文したユーザに、特典を付与する。これにより、ユーザの利便性が高まる。店舗からしても、よりコストが低い無人配送機の利用を促進できるので、店舗の利便性も高まる。
[5-10.変形例10]
例えば、変形例9において、特典付与部105は、無人配送機で配送できない重量の商品が入れられた状態の買い物かごから商品が取り除かれることによって、無人配送機で配送可能な状態になった場合に、特典を付与してもよい。即ち、特典付与部105は、ユーザが意図的に無人配送機で配送可能な商品を選択した場合に特典を付与してもよい。特典付与部105は、現在の買い物かごの商品の重量と、無人配送機の積載量と、を比較して、無人配送機で配送できない状態から配送可能な状態になったか否かを判定すればよい。
変形例10によれば、無人配送機で配送できない重量の商品が入れられた状態の買い物かごから商品が取り除かれることによって、無人配送機で配送可能な状態になった場合に、特典を付与する。これにより、ユーザの利便性が高まる。店舗からしても、よりコストが低い無人配送機の利用を促進できるので、店舗の利便性も高まる。
[5-11.変形例11]
例えば、変形例6~10のように無人配送機に商品を配送させる場合に、ユーザが注文受付サービスにアクセスした時に、無人配送機を仮予約してもよい。ユーザが実際に注文を確定させる場合には、仮予約された無人配送機が利用されるようにしてもよい。あるユーザに仮予約された無人配送機は、他のユーザに仮予約されないようにしてもよいし、一定数のユーザであれば1つの無人配送機の仮予約が許可されるようにしてもよい。
表示制御システムSは、仮予約部106及び配送処理部107を含む。仮予約部106は、ユーザが注文受付サービスにアクセスした場合に、無人配送機の仮予約を行う。例えば、仮予約部106は、ユーザが注文受付サービスにアクセスした場合に、無人配送機データベースDB4を参照し、空きがある無人配送機を特定する。仮予約部106は、ユーザが配送形態を指定した場合に、この配送形態に応じた配送日時に空きがある無人配送機を特定してもよい。仮予約部106は、仮予約されたこを識別可能な情報を、無人配送機データベースDB4に格納することによって、仮予約を行う。例えば、無人配送機データベースDB4に格納された予約状況に、仮予約が行われたことを示す情報が格納される。
配送処理部107は、ユーザによる注文が確定した場合に、仮予約部106による仮予約が行われた無人配送機に、ユーザが注文した商品を配送させる。配送処理部107は、あるユーザに対して仮予約が行われた無人配送機が、このユーザが注文した商品を配送するように、配送の手配を行う。無人配送機を仮予約したユーザが注文を確定させずに注文受付サービスから離脱した場合には、仮予約が解放される。
変形例11によれば、ユーザが注文受付サービスにアクセスした場合に、無人配送機の仮予約を行い、ユーザによる注文が確定した場合に、仮予約が行われた無人配送機に、ユーザが注文した商品を配送させる。これにより、無人配送機に商品を配送させやすくなる。
[5-12.変形例12]
例えば、変形例11において、ユーザが注文受付サービスにアクセスした場合に、無人配送機の空き状況がリアルタイムで通知されてもよい。変形例12の表示制御システムSは、通知部108を含む。通知部108は、ユーザが注文受付サービスにアクセスした場合に、無人配送機の空き状況を、リアルタイムでユーザに通知する。空き状況は、ホーム画面G1等の任意の画面で通知されるようにすればよい。空き状況は、無人配送機データベースDB4に格納された予約状況に基づいて判定されるようにすればよい。例えば、通知部108は、無人配送機が空いている日時及び無人配送機の種類や積載量といった情報をユーザに通知する。
変形例12によれば、ユーザが注文受付サービスにアクセスした場合に、無人配送機の空き状況を、リアルタイムでユーザに通知する。これにより、ユーザが無人配送機の空き状況を把握しながら買い物をすることができるので、ユーザの利便性が高まる。
[5-13.その他の変形例]
例えば、上記変形例を組み合わせてもよい。
例えば、配送を行う店舗は、実店舗ではなく、オンライン上の店舗であってもよい。例えば、主な機能がサーバ10で実現される場合を説明したが、各機能は複数のコンピュータで分担されてもよい。例えば、サーバ10とユーザ端末20との間で各機能が分担されてもよい。例えば、サーバ10に記憶されるものとして説明したデータは、他のデータベースサーバに記憶されてもよい。
S 表示制御システム、N インターネット、10 サーバ、20 ユーザ端末、11,21 制御部、12,22 記憶部、13,23 通信部、24 操作部、25 表示部、G1 ホーム画面、G2 買い物かご画面、G3 配送形態指定画面、G4 注文確定画面、100 データ記憶部、101 特定部、102 取得部、103 変更部、104 表示制御部、105 特典付与部、106 仮予約部、107 配送処理部、108 通知部、A31 表示領域、B13,B21,B30,B32 ボタン、DB1 ユーザデータベース、DB2 商品データベース、DB3 設定データベース、DB4 無人配送機データベース、F10 入力フォーム、I11 商品情報、I12 アイコン、I20 商品情報。

Claims (18)

  1. インターネットを利用して注文を受け付ける注文受付サービスのユーザにより指定された配送形態を特定する特定部と、
    前記特定部により特定された前記配送形態に基づいて、前記ユーザのユーザ端末に表示させる表示対象商品を変更する変更部と、
    前記配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、前記表示対象商品が少なくなり、かつ、個々の前記表示対象商品の情報量が多くなるように、前記変更部により変更された前記表示対象商品に関する商品情報を、前記ユーザ端末に表示させる表示制御部と、
    を含む表示制御システム。
  2. 前記注文受付サービスでは、ばら売り商品と、セット商品と、の注文が可能であり、
    前記変更部は、前記配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、前記セット商品よりも前記ばら売り商品が優先されるように、前記表示対象商品を変更する、
    請求項1に記載の表示制御システム。
  3. 前記注文受付サービスでは、常温商品と、冷やされた又は温められた他の商品と、の注文が可能であり、
    前記変更部は、前記配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、前記常温商品よりも前記他の商品が優先されるように、前記表示対象商品を変更する、
    請求項1又は2に記載の表示制御システム。
  4. 前記注文受付サービスでは、調理済みの料理と、前記料理以外の他の商品と、の注文が可能であり、
    前記変更部は、前記配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、前記他の商品よりも前記料理が優先されるように、前記表示対象商品を変更する、
    請求項1~の何れかに記載の表示制御システム。
  5. 前記表示制御システムは、前記ユーザによる前記注文受付サービスの利用履歴に関する利用履歴情報を取得する取得部を更に含み、
    前記変更部は、前記配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、他の商品よりも前記利用履歴情報に応じた商品が優先されるように、前記表示対象商品を変更する、
    請求項1~の何れかに記載の表示制御システム。
  6. 前記変更部は、前記利用履歴情報に応じた前記商品だったとしても、繰り返し購入されない商品が優先されず、繰り返し購入される商品が優先されるように、前記表示対象商品を変更する、
    請求項に記載の表示制御システム。
  7. 前記表示制御システムは、前記ユーザによる前記注文受付サービスの利用履歴に関する利用履歴情報を取得する取得部を更に含み、
    前記変更部は、前記利用履歴情報に含まれる商品のうち、前記特定部により特定された前記配送形態で過去に前記ユーザに配送された商品に基づいて、前記表示対象商品を変更する、
    請求項1~の何れかに記載の表示制御システム。
  8. 前記変更部は、前記特定部により特定された前記配送形態と、現在日時と、に基づいて、前記表示対象商品を変更する、
    請求項1~の何れかに記載の表示制御システム。
  9. 前記変更部は、前記特定部により特定された前記配送形態に基づいて、前記商品情報のソート条件を変更することによって、前記表示対象商品を変更し、
    前記表示制御部は、前記ソート条件に基づいてソートした前記商品情報を、前記ユーザ端末に表示させる、
    請求項1~の何れかに記載の表示制御システム。
  10. 前記注文受付サービスでは、無人配送機を利用した配送が可能であり、
    前記変更部は、前記配送形態に応じた配送日時に前記無人配送機が配送可能な商品が前記表示対象商品になるように、前記表示対象商品を変更する、
    請求項1~の何れかに記載の表示制御システム。
  11. 前記変更部は、前記無人配送機が有する機能に応じた商品が前記表示対象商品になるように、前記表示対象商品を変更する、
    請求項1に記載の表示制御システム。
  12. 前記変更部は、互いに積載量が異なる複数の前記無人配送機のうちの少なくとも1つにより配送可能な商品が前記表示対象商品になるように、前記表示対象商品を変更する、
    請求項1又は1に記載の表示制御システム。
  13. 前記注文受付サービスでは、前記無人配送機を利用した配送と、有人の配送と、が可能であり、
    前記表示制御システムは、前記有人の配送ではなく前記無人配送機で配送可能な商品を注文したユーザに、特典を付与する特典付与部を更に含む、
    請求項1~1の何れかに記載の表示制御システム。
  14. 前記特典付与部は、前記無人配送機で配送できない重量の商品が入れられた状態の買い物かごから前記商品が取り除かれることによって、前記無人配送機で配送可能な状態になった場合に、前記特典を付与する、
    請求項1に記載の表示制御システム。
  15. 前記表示制御システムは、
    前記ユーザが前記注文受付サービスにアクセスした場合に、前記無人配送機の仮予約を行う仮予約部と、
    前記ユーザによる注文が確定した場合に、前記仮予約部による仮予約が行われた前記無人配送機に、前記ユーザが注文した商品を配送させる配送処理部と、
    を更に含む請求項1~1の何れかに記載の表示制御システム。
  16. 前記表示制御システムは、前記ユーザが前記注文受付サービスにアクセスした場合に、前記無人配送機の空き状況を、リアルタイムで前記ユーザに通知する通知部を更に含む、
    請求項1に記載の表示制御システム。
  17. インターネットを利用して注文を受け付ける注文受付サービスのユーザにより指定された配送形態を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定された前記配送形態に基づいて、前記ユーザのユーザ端末に表示させる表示対象商品を変更する変更ステップと、
    前記配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、前記表示対象商品が少なくなり、かつ、個々の前記表示対象商品の情報量が多くなるように、前記変更ステップにより変更された前記表示対象商品に関する商品情報を、前記ユーザ端末に表示させる表示制御ステップと、
    を含む表示制御方法。
  18. インターネットを利用して注文を受け付ける注文受付サービスのユーザにより指定された配送形態を特定する特定部、
    前記特定部により特定された前記配送形態に基づいて、前記ユーザのユーザ端末に表示させる表示対象商品を変更する変更部、
    前記配送形態に応じた配送日時が現在日時に近いほど、前記表示対象商品が少なくなり、かつ、個々の前記表示対象商品の情報量が多くなるように、前記変更部により変更された前記表示対象商品に関する商品情報を、前記ユーザ端末に表示させる表示制御部、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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