JP7300337B2 - 成形部品、製造方法、および保持部材 - Google Patents
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Description
図1は、一実施形態に係る成形部品100の外観斜視図である。図1に示す成形部品100は、金属部材110と樹脂部材120とを有する。成形部品100は、金属部材110と樹脂部材120とが、インサート成形によって一体的に形成される。金属部材110は、3つの端子部材111,112,113を備える。
次に、図4~図8を参照して、成形部品100およびスイッチ10の製造方法の手順について説明する。図4は、一実施形態に係る成形部品100およびスイッチ10の製造方法の手順を示すフローチャートである。図5は、一実施形態に係る金属板1の平面図である。図6は、一実施形態に係る成形部品100(保持部材20によって保持された状態)の平面図である。図7は、一実施形態に係る成形部品100(一対の保持腕24,26によって保持された状態)の平面図である。図8は、図7に示す成形部品100の拡大斜視図である。
まず、図5に示すように、金属板1から、金属部材110および保持部材20を形成する。図5は、一実施形態に係る金属板1の平面図である。図5に示す金属板1は、成形部品100のベースとなる素材である。図5に示すように、金属板1は、矩形状の外形状を有している。金属板1は、打ち抜き加工により、図5に示すように、成形部品100の金属部材110と、成形部品100をインサート成形する際に保持する保持部材20とが、一体的に形成される。
次に、図6に示すように、ステップS401で形成された金属部材110に対して、樹脂部材120をインサート成形することにより、成形部品を形成する。このインサート成形工程においては、まず、図5に示す金属板1が、インサート成形機の金型内にセットされる。そして、インサート成形機によって、金型内に樹脂が注入される。これにより、金属部材110に対して、樹脂部材120がインサート成形され、図6に示すように、金属部材110と樹脂部材120とが一体化した成形部品100が形成される。
次に、図7に示すように、保持部材20の不要部分を除去することにより、成形部品100が片持ち保持された状態にする。ここで、「不要部分」とは、後の組み込み工程において不要となる部分である。
次に、成形部品100が一対の保持腕24,26によって保持された状態で、成形部品100に対して、他の部品(レバー12、スプリング14、およびクリップ16、およびケース18)を組み込むことにより、スイッチ10(図3参照)を形成する。
その後、他の部品が組み込まれた状態の成形部品100(すなわち、スイッチ10)が、Y軸正方向(図7および図8に示すD1方向)に引き抜かれることにより、保持部材20から取り外される。
10 スイッチ
12 レバー
14 スプリング
16 クリップ
18 ケース
20 保持部材
22 外枠部
24,26 保持腕
24A,26A 先端部分
27,28,29 支持部
100 成形部品
110 金属部材
111,112,113 端子部材
120 樹脂部材
122,124 保持穴
Claims (13)
- 金属部材と樹脂部材とを有し、インサート成形によって形成される成形部品であって、
前記樹脂部材は、
前記成形部品の製造時に前記成形部品を片持ち保持するための空洞からなる一対の保持穴を有する
ことを特徴とする成形部品。 - 前記一対の保持穴は、
当該一対の保持穴の内側方向に湾曲し、且つ丸みを帯びた先細り形状を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の成形部品。 - 前記一対の保持穴は、
互いに平行なストレート形状を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の成形部品。 - 金属部材と樹脂部材とを有し、インサート成形によって形成される成形部品であって、
前記樹脂部材は、
空洞からなる一対の保持穴を有し、
前記金属部材は、
前記一対の保持穴と同一面上に露出した切断面を有する
ことを特徴とする成形部品。 - 前記切断面は、前記一対の保持穴の間に露出している
ことを特徴とする請求項4に記載の成形部品。 - インサート成形によって、金属部材と樹脂部材とを有する成形部品を形成するインサート成形工程と、
保持部材が備える一対の保持腕の各々の先端部分によって、前記樹脂部材が片持ち保持された状態で、前記成形部品に他の部品を組み込む、組み込み工程と
を含むことを特徴とする製造方法。 - 前記インサート成形工程では、
前記一対の保持腕の各々の先端部分を、前記樹脂部材に埋設させることによって、前記一対の保持腕の各々の先端部分により保持された状態の前記樹脂部材を形成する
ことを特徴とする請求項6に記載の製造方法。 - 前記一対の保持腕の各々の先端部分は、
当該一対の保持腕の内側方向に湾曲し、且つ丸みを帯びた先細り形状を有する
ことを特徴とする請求項7に記載の製造方法。 - 前記一対の保持腕の各々の先端部分は、
互いに平行なストレート形状を有する
ことを特徴とする請求項7に記載の製造方法。 - 単一の金属板から、前記一対の保持腕および前記金属部材を形成する金属部材形成工程
をさらに含むことを特徴とする請求項6から9のいずれか一項に記載の製造方法。 - 金属部材と樹脂部材とを有し、インサート成形によって形成される成形部品を、当該成形部品の製造時に保持する保持部材であって、
前記成形部品を取り囲む外枠部と、
前記外枠部から前記成形部品に向って延在し、各々の先端部分が前記樹脂部材に埋設されることにより、前記成形部品を片持ち保持する一対の保持腕と
を有し、
前記一対の保持腕の各々の先端部分は、
当該一対の保持腕の内側方向に湾曲し、且つ丸みを帯びた先細り形状を有する
ことを特徴とする保持部材。 - 金属部材と樹脂部材とを有し、インサート成形によって形成される成形部品を、当該成形部品の製造時に保持する保持部材であって、
前記成形部品を取り囲む外枠部と、
前記外枠部から前記成形部品に向って延在し、各々の先端部分が前記樹脂部材に埋設されることにより、前記成形部品を片持ち保持する一対の保持腕と
を有し、
前記一対の保持腕の各々の先端部分は、
互いに平行なストレート形状を有する
ことを特徴とする保持部材。 - 前記外枠部および前記一対の保持腕は、
前記金属部材とともに、単一の金属板から一体的に形成される
ことを特徴とする請求項11または12に記載の保持部材。
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JP3617134B2 (ja) * | 1995-08-23 | 2005-02-02 | 松下電器産業株式会社 | 操作型電子部品 |
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