JP7300283B2 - 暖房機 - Google Patents

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Description

本発明は、暖房機に関する。
従来、シーズヒータなどの発熱部を有し、発熱部の熱で筐体内の空気を暖めることにより、対流を起して空調対象室の空気を暖める、自然対流式の暖房機がある。具体的には、筐体は、例えば下方に空気入口を有し、上方に空気出口を有する。空気入口から取り入れられた低温の空気は、発熱部の熱で暖められ、ドラフト効果によって上昇する。上昇した高温の空気は、空気出口から放出されることで、空気が対流する。
特開平4-359750号公報
筐体内に発熱部が上下方向に複数設けられる場合、下方の発熱部の熱の影響を受けて上方に行くにつれて空気は高温化し、筐体内の上下の領域における空気間で温度差が生じる場合がある。この温度差は、下方の領域に含まれる空気に下降気流を生じさせてしまい、空気入口から空気出口までの空気の自然対流を十分に起こせない虞がある。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、暖房効率を向上させることができる暖房機を提供することを目的とする。
本発明に係る暖房機は、上述した課題を解決するために、複数の発熱部と、各前記発熱部を内部に収容し、設置時における上下方向に延びる複数のフィンを有し前記各発熱部の熱を外表面から放熱する複数の放熱部と、前記複数の放熱部を前記上下方向に配列して収容する筐体と、を備え、前記筐体は、前記筐体の前面および後面に配置される一対の前板および後板と、前記筐体の左面および右面に配置される一対の左板および右板と、前記筐体の上面および下面に配置される一対の上板および下板と、を有し、前記筐体は、前記前板、後板、左板、右板、上板および下板で形成される空間に前記複数の放熱部を収容し、前記下板は、空気を取り入れる空気入口を有し、前記上板は前記下板から取り入れられた空気を出す空気出口を有し、前記前板、後板、左板および右板は、前記放熱部を視認されないように覆い、前記空気入口から前記筐体内に入った空気が前記複数の放熱部の間を順次通り前記空気出口から出る対流を内部に形成し、前記複数の放熱部のうち最上部に配列された放熱部は、前記複数の放熱部の中で放熱温度が最も低い。
本発明に係る暖房機においては、暖房効率を向上させることができる。
本発明に係る暖房機の一実施形態を示す暖房機の前面側から見た斜視図。 暖房機の左右パネルを取り外し、左側面側から見た側面図。 図2の暖房機を右側面側から見た側面図。 暖房機の左右パネルを取り外し、かつ放熱ユニットを説明する後面側から見た斜視図。 図2のV-V線に沿う断面図。 図2のVI-VI線に沿う端面図。 (a)は互いに出力が一定である発熱部を有する放熱部を有する、比較例としての暖房機の空気の対流を示す説明図、(b)は本実施形態に係る暖房機の空気の対流を示す説明図。
本発明に係る暖房機の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る暖房機の一実施形態を示す暖房機1の前面側から見た斜視図である。
図2は、暖房機1の左右パネル35を取り外し、左側面側から見た側面図である。
図3は、図2の暖房機1を右側面側から見た側面図である。
図4は、暖房機1の左右パネル35を取り外し、かつ放熱ユニット80を説明する後面側から見た斜視図である。
図5は、図2のV-V線に沿う断面図である。
図6は、図2のVI-VI線に沿う端面図である。
以下の説明において、「前(前面)」、「後(背面)」、「上」、「下」、「右」、および「左」は、図1から図6における定義に従う。また、上下方向は、暖房機1の設置時における上下方向に対応する。前後方向および左右方向は、暖房機1の設置時における水平方向に対応する。
暖房機1は、放熱部10と、発熱部20と、筐体30と、遮熱板50と、固定具60と、を主に有する。
放熱部10は、複数の発熱部20(図5)を内部に収容し、発熱部20の熱を外表面から放熱する。放熱部10は、アルミニウム合金のダイカスト成形品である。放熱部10は、発熱部収容部11と、フィン12と、を有する。発熱部収容部11は、前後方向に沿う面方向を有する右面13と、右面13に左右方向で対向し前後方向に沿う面方向を有する左面14と、を有する。発熱部20は、この右面13および左面14の間に収容される。フィン12は、右面13および左面14から略垂直に突出し、設置時における上下方向に延びる(上下方向に沿う面方向を有する)複数のフィン12である。フィン12は、前後方向に沿って、例えば略等間隔で配列される。放熱部10は、固定具60で支持されるための貫通孔15(図6)を有する。貫通孔15は、前後方向の中心を対称に2箇所形成され、フィン12内を左右方向に貫通して形成される。
放熱部10は、上下方向に沿って配列された複数の放熱部であり、上段放熱部10a、中段放熱部10b、および下段放熱部10cを有する。例えば、上段放熱部10a、中段放熱部10b、および下段放熱部10cは、フィン12の形状、フィン12の寸法、および隣接するフィン12の間隔を含み、略同一の外形を有する。
発熱部20は、両端に端子(図示せず)を有する、例えばシーズヒータである。発熱部20は、主に前後方向に延びたU字形状を有する。発熱部20は、端子を露出して各放熱部10の内部に収容されている。具体的には、発熱部20は、放熱部10の内部に鋳込まれることにより、放熱部10と一体成形される。すなわち、発熱部20は、上下方向に沿って放熱部10とともに配置された複数の発熱部であり、上段発熱部20a、中段発熱部20b、および下段発熱部20cを有する。上段発熱部20a、中段発熱部20b、および下段発熱部20cは、個別に出力が設定されており、最上部に配列された上段放熱部10aに収容される上段発熱部20aは、発熱部20の中で出力が最も低い。例えば、上段発熱部20aの出力は300W、中段発熱部20bおよび下段発熱部20cの出力は、600Wに設定されている。
筐体30は、放熱部10を収容し、暖房機1の外郭をなす。筐体30は、前板31と、後板32と、下板33と、上カバー34と、左右パネル35と、を有する。前板31、後板32、下板33、上カバー34、および左右パネル35は、例えば冷間圧延鋼板や溶融亜鉛めっき鋼板などの薄鋼板からなる。
前板31は、暖房機1の前面に沿って配置される。前板31は、表示部37と、操作部38と、前側取っ手39aと、を有する。表示部37は、暖房機1の運転状態や操作内容を表示する、例えば液晶表示パネルである。操作部38は、暖房機1の電源の入れ切れや、運転内容の指示を受け付ける。前側取っ手39aは、表示部37の上方に配置され、ユーザによる暖房機1の移動に用いられる。後板32は、暖房機1の後面に沿って配置される。後板32は、前側取っ手39aと前後方向において対になる位置に、後側取っ手39bを有する。前板31および後板32は、前後方向で対向する一対の内壁31a、32a(図6)を有する。
下板33は、暖房機1の下面に沿って配置される。下板33は、前板31、後板32、および遮熱板50のベースとなる。下板33は、暖房機1内に空気を取り入れる空気入口40(図4)を有する。下板33は、暖房機1を移動するために用いられる一対のキャスター付脚41を下方の前後方向において対になる位置に有する。
上カバー34は、暖房機1の上面に沿って上方に配置される。上カバー34は、グリル42と、金網43と、パネル取付具45と、を有する。グリル42は、空気入口40から取り入れられ、暖房機1内を隣接するフィン12間を流路として下から上に向かって流れる空気の出口となる空気出口46を有する。金網43は、空気出口46を塞ぐように、グリル42の下方に配置される。パネル取付具45は、金網43の下方に配置され、一対の遮熱板50間に前後に架設された枠部材である。パネル取付具45は、左右パネル35を固定するための構造である爪部45aを左右の枠面に有する。
左右パネル35は、暖房機1の左右側面に沿ってそれぞれ配置される。左右パネル35は、放熱部10からの高温の熱に対するユーザの安全性を確保するため、放熱部10を覆って遮蔽する。これにより、暖房機1の内部はユーザにより視認されない。
左右パネル35は、上端に内面方向の折返し(図示せず)を有する。左右パネル35の上端は、この折り返しをパネル取付具45の爪部45aに引っ掛けることにより固定されている。左右パネル35の下端は、下板33にネジ止めされることにより固定されている。また、左右パネル35の前後端は、前板31および後板32にそれぞれ係止されている。左右パネル35の中央部36aは、外縁部36bに対して放熱部10から離れるように膨出した形状を有している。これにより左右パネル35は、遮熱板50とは非接触に固定されているとともに、放熱部10との間に一定の隙間が設けられている。このため、左右パネル35は、過剰な温度上昇が抑制されている。
遮熱板50は、例えば薄鋼板からなり、放熱部10からの熱を、前板31および後板32の一対の内壁31a、32aと放熱部10との間で遮熱する。すなわち、遮熱板50は、前側遮熱板50aと、後側遮熱板50bと、を有する一対の遮熱板50である。図6に示すように、前側遮熱板50aは、前板31の内壁31aと放熱部10の前端18aとの間に配置される。後側遮熱板50bは、後板32の内壁32aと放熱部10の後端18bとの間に配置される。遮熱板50は、少なくとも放熱部10が配置される上下方向の範囲に設けられる。これにより、遮熱板50は、前板31または後板32の内壁31a、32a側に設けられる回路基板や配線類などの電子部品と放熱部10との間を仕切り、放熱部10と電子部品とを隔離する。遮熱板50は、ベースとなる下板33に下部が固定され、遮熱板50の上方に位置するパネル取付具45に上部が固定される。これにより、遮熱板50およびパネル取付具45は、暖房機1の内部骨格を構成している。
固定具60は、例えば薄鋼板からなり、放熱部10を支持し、前後方向に亘って一対の遮熱板50に両端65、75が固定(架設)される。具体的には、固定具60は、右固定具61と、左固定具71と、を有し、これら一対の固定具60により放熱部10を左右側面で支持し、遮熱板50に固定される。
右固定具61は、放熱部10の右面13側で放熱部10を支持し、右面13側で一対の遮熱板50に固定される。右固定具61は、前後方向に略直線的な形状を有し、遮熱板50に固定される両端65を有する。右固定具61は、右固定具側ボルト孔67と、肉抜き部68と、を有する。右固定具側ボルト孔67は、右固定具61、左固定具71および放熱部10を連結するためのボルト81が貫通する孔であり、貫通孔15に対応する位置に設けられる。肉抜き部68は、固定具60から遮熱板50へ熱を伝わりにくくする。
左固定具71は、左面14側で放熱部10を支持し、左面14側で一対の遮熱板50に固定される。左固定具71は、基部72と、垂れ下がり部73と、を有する。基部72は、前後方向に略直線的な形状を有し、遮熱板50に固定される両端75を有する。垂れ下がり部73は、基部72の両端75から中心寄りに前後方向の端部を有し、基部72から垂れ下がる形状を有する。垂れ下がり部73は、左固定具側ボルト孔77と、肉抜き部78と、を有する。左固定具側ボルト孔77は、右固定具側ボルト孔67と同様の作用を有し、貫通孔15に対応する位置に設けられる。肉抜き部78は、肉抜き部68と同様の作用を有し、垂れ下がり部73のうち、左固定具側ボルト孔77が形成される領域以外の可能な限り広い範囲で形成される。
固定具60は、放熱部10の個数に対応する複数の固定具である。各固定具60は、各放熱部10を支持し、一対の遮熱板50に固定される。すなわち、固定具60は、上段放熱部10aを支持する一対の上段固定具60aと、中段放熱部10bを支持する一対の中段固定具60bと、下段放熱部10cを支持する一対の下段固定具60cと、を有する。上段固定具60a、中段固定具60b、および下段固定具60cは、形状、寸法において略同一である。
各一対の固定具60(上段固定具60a、中段固定具60b、下段固定具60c)は、放熱部10(上段放熱部10a、中段放熱部10b、下段放熱部10c)を挟み込み連結(固定)することにより、放熱部10と一体となった放熱ユニット80を形成する。図6に示すように、放熱ユニット80においては、放熱部10は、右面13側に配置される右固定具61と、左面14側に配置される左固定具71とにより挟み込まれている。左固定具側ボルト孔77、貫通孔15および右固定具側ボルト孔67をボルト81が順次貫通し、このボルト81が右固定具61側でナット82により締められることにより、放熱ユニット80は、一体化されている。
ボルト81とナット82による連結構造は、スペーサ83と、ワッシャー84と、を有する。スペーサ83は、ボルト81の外側に配置された状態で貫通孔15内に挿入される。スペーサ83は、放熱部10の貫通孔15の長さよりも長く、貫通孔15の端部15a、15bから若干量突出している。ワッシャー84は、貫通孔15の右側端部15aと右固定具61の内面61aとの間、および貫通孔15の左側端部15bと左固定具71の内面71aとの間に配置される。ボルト81、ナット82およびスペーサ83は、互いに同様の熱伝導率を有する材料(例えばステンレス鋼)からなる。ワッシャー84は、熱伝導率が低く、耐熱性を有する材料(例えばテフロン(登録商標))または接触面積を減らして熱伝導を抑えたステンレス鋼製のウェーブワッシャーからなる。
スペーサ83およびワッシャー84は、放熱部10と固定具60とが、直接接することを回避するために設けられる。すなわち、貫通孔15から突出したスペーサ83の端部83aが、固定具60と貫通孔15の端部15a、15bとの間に隙間を形成し、その隙間に耐熱性のワッシャー84が配置される。これにより、固定具60は、放熱部10に非接触となり、放熱部10の熱が固定具60に直接的に伝わることを回避できる。また、ボルト81、ナット82、およびスペーサ83は、略同様の熱伝導率を有する材料、または同一の材料とすることで、熱による伸縮量が同じとなり、熱膨張の影響により放熱部10の支持および遮熱板50への固定に及ぼす歪みなどの影響を抑制する。
ところで、発熱部20が上下方向に複数設けられる場合、下方に位置する発熱部20の熱の影響を受けて上方に行くにつれて空気は高温化し、筐体30内の上下の領域における空気間で温度差が生じる場合がある。
ここで、図7(a)は、互いに出力が一定である発熱部を有する放熱部201、202、203を有する、比較例としての暖房機200の空気の対流を示す説明図である。発熱部の出力が一定である場合、上段放熱部201周辺の温度は、中段放熱部202および下段放熱部203の放熱の影響により、中段放熱部202周辺の温度よりも高く、下段放熱部203周辺の温度よりもより高くなる。すなわち、筐体205内の下方と上方で、段階的に温度差が生じる。例えば、高温領域と低温領域の境界208が形成される。このため、空気入口206から取り入れられる低温空気210は温度差により上昇できず、低温の空気による下降気流211が発生する虞がある。この場合、空気出口207から放出される高温空気212の流量は低下してしまい、暖房効率が低下してしまう。
これに対し、本実施形態における暖房機1は、複数の放熱部10のうち最上部に配列された上段放熱部10aは、放熱部10の中で放熱温度を最も低くした。具体的には、最上部に配列された上段放熱部10aに収容される上段発熱部20aは、発熱部20の中で出力が最も低い。このため、上述したとおり下方の放熱部10により高温化してしまう上段放熱部10aの放熱温度は、中段放熱部10bおよび下段放熱部10cの放熱温度よりも小さくなる。なお、放熱温度は、放熱部間で共通する位置で温度を測定することにより得ることができる。
図7(b)は、暖房機1の空気の対流を示す説明図である。暖房機1は、比較例としての暖房機200のような筐体30内の下方と上方の温度差を有することなく、境界222で示すような均一な高温雰囲気を得ることができる。ドラフト効果は、筐体30内の温度が高温かつ均一である場合に空気流量を増加させる傾向がある。このため、空気入口40から取り入れられる低温空気220は、下段放熱部10c、中段放熱部10b、および上段放熱部10aにより順次暖められ、高温空気221は効率良く空気出口46から放出される。ゆえに、暖房機1は、暖房効率を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、各発熱部20の出力は、最上部に配列された上段放熱部10aに収容される上段発熱部20aが発熱部20の中で出力が最も低ければよく、例えば中段発熱部20bの出力が下段発熱部20cの出力よりも低くてもよい。
また、最上部に配列された上段放熱部10aの放熱効率を最も高くすることにより、放熱部10の中で上段放熱部10aの放熱温度を最も低くしてもよい。例えば上段放熱部10aの表面積を最も大きくすることにより、上段放熱部10aの放熱効率を最も高くすることができる。この場合、各発熱部20の出力を一定として放熱部10の表面積のみで、放熱温度を設定してもよいし、発熱部20の出力および放熱部10の表面積の大きさの組み合わせで、放熱温度を設定してもよい。
さらに、発熱部20が主に水平方向に延びるU字形状のシーズヒータである例を説明したが、上下方向に延びたり、I字、L字形状などの他の形状であったり、シーズヒータ以外の他の種類のヒータであったりしてもよい。
1 暖房機
10、10a、10b、10c 放熱部
11 発熱部収容部
12 フィン
15 貫通孔
20、20a、20b、20c 発熱部
30 筐体
31 前板
31a 内壁
32 後板
32a 内壁
33 下板
34 上カバー
35 左右パネル
50 遮熱板
50a 前側遮熱板
50b 後側遮熱板
60 固定具
61 右固定具
65、75 両端
67 右固定具側ボルト孔
68、78 肉抜き部
71 左固定具
72 基部
73 垂れ下がり部
80 放熱ユニット

Claims (3)

  1. 複数の発熱部と、
    各前記発熱部を内部に収容し、設置時における上下方向に延びる複数のフィンを有し前記各発熱部の熱を外表面から放熱する複数の放熱部と、
    前記複数の放熱部を前記上下方向に配列して収容する筐体と、を備え、
    前記筐体は、前記筐体の前面および後面に配置される一対の前板および後板と、前記筐体の左面および右面に配置される一対の左板および右板と、前記筐体の上面および下面に配置される一対の上板および下板と、を有し、
    前記筐体は、前記前板、後板、左板、右板、上板および下板で形成される空間に前記複数の放熱部を収容し、
    前記下板は、空気を取り入れる空気入口を有し、
    前記上板は前記下板から取り入れられた空気を出す空気出口を有し、
    前記前板、後板、左板および右板は、前記放熱部を視認されないように覆い、前記空気入口から前記筐体内に入った空気が前記複数の放熱部の間を順次通り前記空気出口から出る対流を内部に形成し、
    前記複数の放熱部のうち最上部に配列された放熱部は、前記複数の放熱部の中で放熱温度が最も低い、自然対流式暖房機。
  2. 前記各発熱部は、個別に出力が設定され、
    前記最上部に配列された放熱部に収容される前記発熱部は、前記複数の発熱部の中で前記出力が最も低い、請求項1記載の自然対流式暖房機。
  3. 前記最上部に配列された放熱部は、前記複数の放熱部の中で放熱効率が最も高い、請求項1記載の自然対流式暖房機。
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