JP7296009B2 - 制御装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置、制御方法、及びプログラムに関する。
電子タバコ及びネブライザ等の、ユーザに吸引される物質を生成する吸引装置が広く普及している。例えば、吸引装置は、エアロゾルを生成するためのエアロゾル源、及び生成されたエアロゾルに香味成分を付与するための香味源等を含む基材を用いて、香味成分が付与されたエアロゾルを生成する。ユーザは、吸引装置により生成された、香味成分が付与されたエアロゾルを吸引することで、香味を味わうことができる。
近年では、マーケティング又はユーザビリティの向上等の目的で、吸引装置の情報を収集することが検討されている。例えば、下記特許文献1では、ユーザが吸引装置を用いた吸引動作を行ったことが検出された場合に、吸引装置が情報を送信する技術が開示されている。
国際公開第2015/192358号
しかし、上記特許文献1に記載された技術では、吸引動作を行わない限り、情報が送信されないという問題があった。従って、例えば、長期間使用されずに吸引装置が放置されているような場合には、吸引装置の情報を収集することが困難であった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、吸引装置が使用されていない場合にも吸引装置の情報を収集することが可能な仕組みを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、吸引装置を制御する制御装置であって、前記吸引装置に関する所定動作を検出可能なセンサ部により前記所定動作が検出されない期間が所定の閾値を超えた場合に、前記吸引装置の状態を示す情報を他の装置に送信するよう前記吸引装置を制御する制御部、を備える制御装置が提供される。
前記所定動作は、前記吸引装置に対してユーザにより行われる動作を含んでいてもよい。
前記所定動作は、前記吸引装置を充電する動作、前記吸引装置を用いて吸引する動作、ユーザにより吸引される物質を前記吸引装置に生成させる動作、前記吸引装置に設けられた前記ユーザによる操作を受け付ける操作部を操作する動作、又は前記吸引装置の位置若しくは姿勢を変化させる動作、の少なくともいずれかを含んでいてもよい。
前記所定動作は、前記吸引装置が実行する動作を含んでいてもよい。
前記所定動作は、前記吸引装置が吸引される物質を生成する動作、前記吸引装置に備わる加熱部による加熱動作、前記吸引装置が自装置の速度を検出する動作、前記吸引装置が自装置の位置を検出する動作、の少なくともいずれかを含んでいてもよい。
前記吸引装置は、第1の基材に蓄積された内容物を消費することで、ユーザに吸引される物質を生成し、前記吸引装置の状態を示す情報は、前記第1の基材の状態を示す情報を含んでいてもよい。
前記第1の基材の状態を示す情報は、前記第1の基材に蓄積された内容物の残量を示す情報、前記第1の基材を用いて前記物質を最後に生成してからの経過時間を示す情報、前記第1の基材を用いて前記物質を生成することが可能な状態になってからの経過時間を示す情報、又は前記吸引装置に備わる加熱部の状態を示す情報の、少なくともいずれかを含んでいてもよい。
前記吸引装置は、第1の基材に蓄積された内容物を消費することで生成された物質に対し、第2の基材に添加された成分を付与することで、ユーザに吸引される香味成分が付与された物質を生成し、前記吸引装置の状態を示す情報は、前記第2の基材の状態を示す情報を含んでいてもよい。
前記吸引装置の状態を示す情報は、前記吸引装置を用いて過去に行われた吸引に関する情報を含んでいてもよい。
前記吸引装置を用いて過去に行われた吸引に関する情報は、前記吸引装置を用いて行われた吸引の累積回数を示す情報、前記吸引装置を用いた吸引が最後に行われてからの経過時間を示す情報、又は前記吸引装置を用いた吸引が最後に行われた時刻を示す情報の、少なくともいずれかを含んでいてもよい。
前記吸引装置の状態を示す情報は、前記吸引装置に蓄積された電力の残量を示す情報、又は前記吸引装置の位置を示す情報の、少なくともいずれかを含んでいてもよい。
前記制御部は、前記所定動作ごとに、前記所定の閾値を設定してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、吸引装置を制御する制御装置により実行される制御方法であって、前記吸引装置に関する所定動作を検出可能なセンサ部により前記所定動作が検出されない期間が所定の閾値を超えた場合に、前記吸引装置の状態を示す情報を他の装置に送信するよう前記吸引装置を制御すること、を含む制御方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、吸引装置を制御するコンピュータを、前記吸引装置に関する所定動作を検出可能なセンサ部により前記所定動作が検出されない期間が所定の閾値を超えた場合に、前記吸引装置の状態を示す情報を他の装置に送信するよう前記吸引装置を制御する制御部、として機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、吸引装置が使用されていない場合にも吸引装置の情報を収集することが可能な仕組みが提供される。
吸引装置の第1の構成例を模式的に示す模式図である。 吸引装置の第2の構成例を模式的に示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るシステムの構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る吸引装置の制御部の論理的な構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る吸引装置により実行される状態管理処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の要素を、必要に応じて吸引装置100A、及び100Bのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、吸引装置100A、及び100Bを特に区別する必要が無い場合には、単に吸引装置100と称する。
<<1.吸引装置の構成例>>
吸引装置は、ユーザにより吸引される物質を生成する装置である。以下では、吸引装置により生成される物質が、エアロゾルであるものとして説明する。他に、吸引装置により生成される物質は、気体であってもよい。
(1)第1の構成例
図1は、吸引装置の第1の構成例を模式的に示す模式図である。図1に示すように、本構成例に係る吸引装置100Aは、電源ユニット110、カートリッジ120、及び香味付与カートリッジ130を含む。電源ユニット110は、電源部111A、センサ部112A、通知部113A、記憶部114A、通信部115A、及び制御部116Aを含む。カートリッジ120は、加熱部121A、液誘導部122、及び液貯蔵部123を含む。香味付与カートリッジ130は、香味源131、及びマウスピース124を含む。カートリッジ120及び香味付与カートリッジ130には、空気流路180が形成される。
電源部111Aは、電力を蓄積する。そして、電源部111Aは、制御部116Aによる制御に基づいて、吸引装置100Aの各構成要素に電力を供給する。電源部111Aは、例えば、リチウムイオン二次電池等の充電式バッテリにより構成され得る。
センサ部112Aは、吸引装置100Aに関する各種情報を取得する。一例として、センサ部112Aは、マイクロホンコンデンサ等の圧力センサ、流量センサ又は温度センサ等により構成され、ユーザによる吸引に伴う値を取得する。他の一例として、センサ部112Aは、ボタン又はスイッチ等の、ユーザからの情報の入力を受け付ける入力装置により構成される。
通知部113Aは、情報をユーザに通知する。通知部113Aは、例えば、発光する発光装置、画像を表示する表示装置、音を出力する音出力装置、又は振動する振動装置等により構成される。
記憶部114Aは、吸引装置100Aの動作のための各種情報を記憶する。記憶部114Aは、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体により構成される。
通信部115Aは、有線又は無線の任意の通信規格に準拠した通信を行うことが可能な通信インタフェースである。かかる通信規格としては、例えば、Wi-Fi(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)等が採用され得る。
制御部116Aは、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従って吸引装置100A内の動作全般を制御する。制御部116Aは、例えばCPU(Central Processing Unit)、及びマイクロプロセッサ等の電子回路によって実現される。
液貯蔵部123は、エアロゾル源を貯蔵する。エアロゾル源が霧化されることで、エアロゾルが生成される。エアロゾル源は、例えば、グリセリン及びプロピレングリコール等の多価アルコール、並びに水等の液体である。エアロゾル源は、たばこ由来又は非たばこ由来の香味成分を含んでいてもよい。吸引装置100Aがネブライザ等の医療用吸入器である場合、エアロゾル源は、薬剤を含んでもよい。
液誘導部122は、液貯蔵部123に貯蔵された液体であるエアロゾル源を、液貯蔵部123から誘導し、保持する。液誘導部122は、例えば、ガラス繊維等の繊維素材又は多孔質状のセラミック等の多孔質状素材を撚って形成されるウィックである。その場合、液貯蔵部123に貯蔵されたエアロゾル源は、ウィックの毛細管効果により誘導される。
加熱部121Aは、エアロゾル源を加熱することで、エアロゾル源を霧化してエアロゾルを生成する。図1に示した例では、加熱部121Aは、コイルとして構成され、液誘導部122に巻き付けられる。加熱部121Aが発熱すると、液誘導部122に保持されたエアロゾル源が加熱されて霧化され、エアロゾルが生成される。加熱部121Aは、電源部111Aから給電されると発熱する。一例として、ユーザが吸引を開始したこと、及び/又は所定の情報が入力されたことが、センサ部112Aにより取得された場合に、給電されてもよい。そして、ユーザが吸引を終了したこと、及び/又は所定の情報が入力されたことが、センサ部112Aにより取得された場合に、給電が停止されてもよい。
香味源131は、エアロゾルに香味成分を付与するための構成要素である。香味源131は、たばこ由来又は非たばこ由来の香味成分を含んでいてもよい。
空気流路180は、ユーザに吸引される空気の流路である。空気流路180は、空気流路180内への空気の入り口である空気流入孔181と、空気流路180からの空気の出口である空気流出孔182と、を両端とする管状構造を有する。空気流路180の途中には、上流側(空気流入孔181に近い側)に液誘導部122が配置され、下流側(空気流出孔182に近い側)に香味源131が配置される。ユーザによる吸引に伴い空気流入孔181から流入した空気は、加熱部121Aにより生成されたエアロゾルと混合され、矢印190に示すように、香味源131を通過して空気流出孔182へ輸送される。エアロゾルと空気との混合流体が香味源131を通過する際には、香味源131に含まれる香味成分がエアロゾルに付与される。
マウスピース124は、吸引の際にユーザに咥えられる部材である。マウスピース124には、空気流出孔182が配置される。ユーザは、マウスピース124を咥えて吸引することで、エアロゾルと空気との混合流体を口腔内へ取り込むことができる。
以上、吸引装置100Aの構成例を説明した。もちろん吸引装置100Aの構成は上記に限定されず、以下に例示する多様な構成をとり得る。
一例として、吸引装置100Aは、香味付与カートリッジ130を含んでいなくてもよい。その場合、カートリッジ120にマウスピース124が設けられる。
他の一例として、吸引装置100Aは、複数種類のエアロゾル源を含んでいてもよい。複数種類のエアロゾル源から生成された複数種類のエアロゾルが空気流路180内で混合され化学反応を起こすことで、さらに他の種類のエアロゾルが生成されてもよい。
また、エアロゾル源を霧化する手段は、加熱部121Aによる加熱に限定されない。例えば、エアロゾル源を霧化する手段は、振動霧化、又は誘導加熱であってもよい。他にも、エアロゾル源を霧化する手段は、櫛形電極対を有する圧電素子基板を用いてSAW(Surface Acoustic Wave)を発生させることによって液体を霧化するものであってもよい。
(2)第2の構成例
図2は、吸引装置の第2の構成例を模式的に示す模式図である。図2に示すように、本構成例に係る吸引装置100Bは、電源部111B、センサ部112B、通知部113B、記憶部114B、通信部115B、制御部116B、加熱部121B、保持部140、及び断熱部144を含む。
電源部111B、センサ部112B、通知部113B、記憶部114B、通信部115B、及び制御部116Bの各々は、第1の構成例に係る吸引装置100Aに含まれる対応する構成要素と実質的に同一である。
保持部140は、内部空間141を有し、内部空間141にスティック型基材150の一部を収容しながらスティック型基材150を保持する。保持部140は、内部空間141を外部に連通する開口142を有し、開口142から内部空間141に挿入されたスティック型基材150を保持する。例えば、保持部140は、開口142及び底部143を底面とする筒状体であり、柱状の内部空間141を画定する。保持部140は、スティック型基材150へ供給される空気の流路を画定する機能も有する。かかる流路への空気の入り口である空気流入孔は、例えば底部143に配置される。他方、かかる流路からの空気の出口である空気流出孔は、開口142である。
スティック型基材150は、基材部151、及び吸口部152を含む。基材部151は、エアロゾル源を含む。なお、本構成例において、エアロゾル源は液体に限られるものではなく、固体であってもよい。スティック型基材150が保持部140に保持された状態において、基材部151の少なくとも一部は内部空間141に収容され、吸口部152の少なくとも一部は開口142から突出する。そして、開口142から突出した吸口部152をユーザが咥えて吸引すると、図示しない空気流入孔から内部空間141に空気が流入し、基材部151から発生するエアロゾルと共にユーザの口内に到達する。
加熱部121Bは、第1の構成例に係る加熱部121Aと同様の構成を有する。ただし、図2に示した例では、加熱部121Bは、フィルム状に構成され、保持部140の外周を覆うように配置される。そして、加熱部121Bが発熱すると、スティック型基材150の基材部151が外周から加熱され、エアロゾルが生成される。
断熱部144は、加熱部121Bから他の構成要素への伝熱を防止する。例えば、断熱部144は、真空断熱材、又はエアロゲル断熱材等により構成される。
以上、吸引装置100Bの構成例を説明した。もちろん吸引装置100Bの構成は上記に限定されず、以下に例示する多様な構成をとり得る。
一例として、加熱部121Bは、ブレード状に構成され、保持部140の底部143から内部空間141に突出するように配置されてもよい。その場合、ブレード状の加熱部121Bは、スティック型基材150の基材部151に挿入され、スティック型基材150の基材部151を内部から加熱する。他の一例として、加熱部121Bは、保持部140の底部143を覆うように配置されてもよい。また、加熱部121Bは、保持部140の外周を覆う第1の加熱部、ブレード状の第2の加熱部、及び保持部140の底部143を覆う第3の加熱部のうち、2以上の組み合わせとして構成されてもよい。
他の一例として、保持部140は、内部空間141を形成する外殻の一部を開閉する、ヒンジ等の開閉機構を含んでいてもよい。そして、保持部140は、外殻を開閉することで、内部空間141に挿入されたスティック型基材150を挟持してもよい。その場合、加熱部121Bは、保持部140における当該挟持箇所に設けられ、スティック型基材150を押圧しながら加熱してもよい。
また、エアロゾル源を霧化する手段は、加熱部121Bによる加熱に限定されない。例えば、エアロゾル源を霧化する手段は、誘導加熱であってもよい。
また、吸引装置100Bは、第1の構成例に係る加熱部121A、液誘導部122、液貯蔵部123、及び空気流路180をさらに含んでいてもよく、空気流路180の空気流出孔182が内部空間141への空気流入孔を兼ねていてもよい。この場合、加熱部121Aにより生成されたエアロゾルと空気との混合流体は、内部空間141に流入して加熱部121Bにより生成されたエアロゾルとさらに混合され、ユーザの口腔内に到達する。
<<2.一実施形態>>
<2.1.構成例>
図3は、本発明の一実施形態に係るシステム1の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、システム1は、吸引装置100、及び端末装置200を含む。
吸引装置100及び端末装置200は、互いに関連する装置である。例えば、吸引装置100及び端末装置200は、同一のユーザにより使用される点で、関連する。また、例えば、吸引装置100及び端末装置200は、無線通信のための認証接続を行うこと等により予め対応付けられる点で、関連する。また、吸引装置100と端末装置200とは、通信可能である点で、関連する。
なお、認証接続とは、吸引装置100と端末装置200との接続を確立するための手段である。認証接続は、例えば、吸引装置100と端末装置200とが、互いの識別情報(例えば、SSID(Service Set Identifier))を交換する処理、及び送受信する情報を暗号化/復号するための鍵情報を共有する処理等を含む。
(1)吸引装置
吸引装置100は、ユーザにより吸引される物質を生成する装置である。ユーザが吸引装置100を用いて、吸引装置100により生成された物質を吸引することを、以下では単に吸引(パフ)又は吸引動作とも称する。
本実施形態では、吸引装置100は、上記説明した第1の構成例、又は第2の構成例のうち任意の構成例を取り得る。即ち、本実施形態に係る吸引装置100は、吸引装置100A又は吸引装置100Bのいずれか、又はこれらの構成例の変形例と同様の構成を有する。
以下では、本実施形態に係る吸引装置100の構成のうち、上記各構成例において説明した吸引装置100A及び吸引装置100Bの構成に対し、補足又は強調すべき点について主に説明する。
-第1の構成例についての補足
電源ユニット110とカートリッジ120とは、互いに電気的及び/又は機械的(物理的を含む)に接続可能である。電源ユニット110とカートリッジ120とは、着脱可能に構成されている。典型的には、電源ユニット110とカートリッジ120とが接続された状態で、ユーザによる吸引が行われる。なお、電源ユニット110とカートリッジ120とを接続することを、以下ではカートリッジ120を装着するとも称する。
吸引回数が重なると、カートリッジ120に蓄積されたエアロゾル源は枯渇し得る。カートリッジ120に蓄積されたエアロゾル源が枯渇した場合には、古いカートリッジ120は取り外され、新たなカートリッジ120に交換される。
カートリッジ120と香味付与カートリッジ130とは、互いに電気的及び/又は機械的(物理的を含む)に接続可能である。カートリッジ120と香味付与カートリッジ130とは、着脱可能に構成されている。典型的には、電源ユニット110とカートリッジ120とが接続され、且つカートリッジ120と香味付与カートリッジ130とが接続された状態で、ユーザによる吸引が行われる。なお、カートリッジ120と香味付与カートリッジ130とを接続することを、以下では香味付与カートリッジ130を装着するとも称する。
吸引回数が重なると、香味付与カートリッジ130に蓄積された香味成分は枯渇し得る。香味付与カートリッジ130に蓄積された香味成分が枯渇した場合には、古い香味付与カートリッジ130は取り外され、新たな香味付与カートリッジ130に交換される。
-センサ部112
センサ部112は、吸引装置100の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部を含む。位置情報取得部は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)衛星からのGNSS信号(例えば、GPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号)を受信して装置の緯度、及び経度から成る位置情報を検出する。位置情報取得部は、自身で位置情報を検出する機能を有していなくてもよく、後述する端末装置200により検出された位置情報を取得してもよい。
センサ部112は、吸引装置100の動きを示す情報を検出してもよい。吸引装置100の動きを示す情報としては、速度、加速度、及び角速度等が挙げられる。例えば、センサ部112は、速度センサ、加速度センサ、及びジャイロセンサを含み得る。
センサ部112は、電源部111の状態を検出してもよい。一例として、センサ部112は、電源部111のSOC(State of Charge、充電の状態)、電流積算値、及び電圧などを検出するように構成されてもよい。電流積算値は、電流積算法又はSOC-OCV(0pen Circuit Voltage、開回路電圧)法等によって求められてもよい。
センサ部112は、吸引装置100に設けられたインタフェースの使用有無を検出してもよい。一例として、センサ部112は、USB(Universal Serial Bus)ケーブルの挿抜を検出してもよい。
センサ部112は、加熱部121の状態を検出してもよい。一例として、センサ部112は、加熱部121の導電トラックの電気抵抗値に基づいて加熱部121の温度を検出してもよい。なお、第2の構成例に係る吸引装置100Bにおいては、加熱部121の温度に基づいてスティック型基材150の温度が推定されてもよいし、加熱部121の温度がスティック型基材150の温度として取り扱われてもよい。
センサ部112は、カートリッジ120の状態を検出してもよい。一例として、センサ部112は、液貯蔵部123に貯蔵されたエアロゾル源の重量を検出してもよい。他の一例として、センサ部112は、液貯蔵部123内の液面の高さを検出してもよい。また、センサ部112は、カートリッジ120が装着されたか否か、及び装着されたカートリッジ120の識別情報を検出してもよく、これらの検出結果に基づきカートリッジ120が交換されたか否かを検出してもよい。さらに、センサ部112は、加熱部121の状態を検出し、検出した加熱部121の状態に基づいて、カートリッジ120の状態を検出してもよい。
センサ部112は、香味付与カートリッジ130の状態を検出してもよい。一例として、センサ部112は、香味源131の重量を検出してもよい。さらに、センサ部112は、香味付与カートリッジ130が装着されたか否か、及び装着された香味付与カートリッジ130の識別情報を検出してもよく、これらの検出結果に基づき香味付与カートリッジ130が交換されたか否かを検出してもよい。
センサ部112は、ユーザによる操作を受け付ける操作部を有する。操作部の一例は、ボタンである。操作部として吸引装置100に設けられるボタンのひとつを、以下では電源ボタンとも称する。電源ボタンが押下されることにより、例えば、吸引装置100の動作状態が変化する。なお、操作部は、タッチセンサにより構成されてもよい。その場合、タッチセンサへのタッチが検出された場合に吸引装置100の動作状態が変化する。もちろん、操作部の構成は、ボタン及びタッチセンサに限定されず、トグルスイッチ又は回転スイッチ等の任意の構成を取り得る。
他にも、ユーザによる吸引が検出されることにより、吸引装置100の動作状態は変化してもよい。また、ユーザが吸引装置100に所定の動きを加える等の、吸引装置100の位置又は姿勢を変化させる動作が検出されることにより、吸引装置100の動作状態は変化してもよい。
吸引装置100の動作状態は、スリープ状態、スタンバイ状態、エアロゾル生成状態(吸引状態)低電圧状態(LowVol状態)、充電中状態及びエラー状態に分類される。
スリープ状態とは、吸引装置100が有する機能のうち一部が実行可能な状態である。例えば、スリープ状態においては、センサ部112の機能のうち、吸引装置100を起動状態にする動作を検出する機能のみが、実行可能であってもよい。これにより、任意のタイミングでスタンバイ状態に遷移することを可能にしつつ、消費電力を最低限に抑えることが可能となる。
スタンバイ状態とは、吸引装置100が有する全ての機能を実行可能な状態である。例えば、スタンバイ状態とは、加熱部121による加熱を行っていない状態である。スタンバイ状態においては、吸引装置100は、加熱部121による加熱、通知部113による通知、及び通信部115による通信を、実行可能である。
エアロゾル生成状態(吸引状態)とは、ユーザにより吸引されるエアロゾルを生成している状態である。例えば、エアロゾル生成状態とは、加熱部121による加熱を行っている状態である。
低電圧状態(LowVol状態)とは、電力残量不足により吸引装置100が動作不能な状態である。電源部111に蓄積された電力残量が所定の閾値を下回った場合に、吸引装置100は低電圧状態に遷移する。
充電中状態とは、吸引装置100が、外部の電源(図示しない)から、充電されている状態である。例えば、充電中状態とは、外部の電源(図示しない)から、電源部111に充電されている状態である。
エラー状態とは、吸引装置100において、エラーが検出されている状態である。例えば、エラー状態とは、吸引装置100が有する機能のうちの一部に、エラーが発生していることを検出されている状態である。
動作状態が遷移するトリガは、多様に考えらえる。以下では、動作状態が遷移するトリガが異なる、第1~第3のタイプの吸引装置100を想定しながら、本実施形態について説明する。
第1のタイプの吸引装置100は、第1の構成例に係る吸引装置100Aとして構成される。第1のタイプの吸引装置100は、スタンバイ状態においてユーザによる吸引動作が検出された場合に、エアロゾル生成状態に遷移する。他方、第1のタイプの吸引装置100は、エアロゾル生成状態においてユーザによる吸引動作が終了したことが検出された場合に、スタンバイ状態に遷移する。
第2のタイプの吸引装置100は、第1の構成例に係る吸引装置100Aとして構成される。第2のタイプの吸引装置100は、スリープ状態において電源ボタンが押下された場合に、スタンバイ状態に遷移する。そして、第2のタイプの吸引装置100は、スタンバイ状態においてユーザによる吸引動作が検出された場合に、エアロゾル生成状態に遷移する。他方、第2のタイプの吸引装置100は、エアロゾル生成状態においてユーザによる吸引動作が終了したことが検出された場合に、スタンバイ状態に遷移する。そして、第2のタイプの吸引装置100は、スタンバイ状態において電源ボタンが押下された場合に、スリープ状態に遷移する。
第3のタイプの吸引装置100は、第2の構成例に係る吸引装置100Bとして構成される。第3のタイプの吸引装置100は、スリープ状態において電源ボタンが押下された場合に、エアロゾル生成状態に遷移する。なお、スティック型基材150の温度(より正確には、加熱部121による加熱対象である基材部151の温度)が所定の温度(以下、吸引可能温度とも称する)に達した(例えば、上回った)場合に、ユーザによる吸引が可能となる。この、第3のタイプの吸引装置100による、スティック型基材150の温度の温度が所定温度に達するまで実行される加熱は、予備加熱とも称される。予備加熱によりスティック型基材150の温度が吸引可能温度に達した後も、温度を維持するための加熱が行われ得る。他方、第3のタイプの吸引装置100は、エアロゾル生成状態において所定時間経過した場合に、スタンバイ状態に遷移する。そして、第3のタイプの吸引装置100は、スタンバイ状態においてスティック型基材150が引き抜かれた場合に、スリープ状態に遷移する。
-制御部116
本実施形態に係る吸引装置100の制御部116は、図4に示す構成要素を含む。図4は、本実施形態に係る吸引装置100の制御部116の論理的な構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、制御部116は、システム制御部301、電源制御部303、センサ制御部305、通知制御部307、記憶制御部309、及び通信制御部311を含む。
システム制御部301は、例えば、制御部116に含まれる各機能(図4の例では、電源制御部303、センサ制御部305、通知制御部307、記憶制御部309、及び通信制御部311)を制御する。また、システム制御部301は、例えば、各種の制御プログラム、及び組み込みオペレーティングシステム(0S)プログラム等の実行を制御する。例えば、システム制御部301は、起動指示などの各種の要求信号を検出すると、プログラム及びOSコード等を読み込み、それらの実行に必要な処理時間及びリソース割り当て等を行うことにより、プログラムの実行単位であるプロセスを処理する。なお、システム制御部301は、これらの例に限られず、吸引装置100の動作に必要な各種機能及び各種処理を制御可能である。
電源制御部303は、例えば、電源部111から吸引装置100に含まれる他の構成要素への給電、及び電源部111への充電を制御する。電源制御部303は、例えば、電源部111から加熱部121への給電を制御する。例えば、電源制御部303は、吸引動作が検出された場合、又は所定のボタンが押下された場合に、加熱部121へ給電する。さらに、電源制御部303は、電源部111から加熱部121への給電量を制御することで、加熱部121による加熱量を制御してもよい。また、例えば、電源制御部303は、外部の電源(図示しない)から、電源部111への充電を制御する。また、電源制御部303は、例えば、電源部111を保護する機能を実行してもよい。なお、電源制御部303は、これらの例に限られず、電源部111に対する各種の制御を実行可能である。
センサ制御部305は、センサ部112を制御する。例えば、センサ制御部305は、センサ部112により各種情報を検出させる。センサ制御部305は、センサ部112による情報の検出タイミングを制御してもよい。一例として、センサ制御部305は、所定時間ごとに、又は吸引回数が所定回数に達する度に、カートリッジ120の状態及び香味付与カートリッジ130の状態を検出させてもよい。他の一例として、センサ制御部305は、吸引動作が検出された場合に、位置情報を検出させたり、加熱部121の状態を検出させたりしてもよい。
通知制御部307は、通知部113を制御する。通知制御部307は、画像、音、光又は振動により情報を通知するよう、通知部113を制御する。例えば、通知制御部307は、動作状態を示す情報を通知したり、センサ部112により検出された情報を示す情報を通知したりする。
記憶制御部309は、記憶部114を制御する。記憶制御部309は、記憶部114に情報を記憶させたり、記憶部114に記憶された情報を読み出したりする。
通信制御部311は、通信部115を制御する。詳しくは、通信制御部311は、吸引装置100と端末装置200との間の通信を制御する。例えば、通信制御部311は、上述した認証接続を実行する。その後、通信制御部311は、端末装置200との間で情報を送受信する。
本実施形態に係る制御部116は、上記説明した各構成要素により、吸引装置100を制御する。即ち、制御部116を含む電源ユニット110は、本発明における制御装置の一例である。
(2)端末装置
端末装置200は、ユーザにより操作される情報処理装置である。端末装置200は、ユーザとのインタフェースとなる装置(以下、UI装置とも称する)として機能する。また、端末装置200は、本発明における他の装置の一例である。例えば、端末装置200は、スマートフォン、タブレット端末又はウェアラブルデバイス等により構成される。
図3に示すように、端末装置200は、センサ部210、通知部220、通信部230、記憶部240、及び制御部250を含む。
センサ部210は、端末装置200に関する各種情報を検出する。そして、センサ部210は、検出した情報を制御部250に出力する。センサ部210は、ユーザからの情報の入力を受け付ける入力部を含む。入力部は、例えば、ボタン、キーボード、タッチパネル、又はマイクの少なくともいずれかを含む。また、センサ部210は、端末装置200の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部を含む。位置情報取得部は、例えば、GNSS衛星からのGNSS信号(例えば、GPS衛星からのGPS信号)を受信して装置の緯度、及び経度から成る位置情報を検出する。
通知部220は、情報をユーザに通知する。通知部220は、情報を表示する表示装置、発光する発光装置、振動する振動装置、又は音を出力する音出力装置の少なくともいずれかを含む。表示装置の一例は、ディスプレイである。発光装置の一例は、LEDである。振動装置の一例は、偏心モータである。音出力装置の一例は、スピーカである。通知部220は、制御部250から入力された情報を出力することで、情報をユーザに通知する。例えば、通知部220は、ユーザに通知する情報を表示したり、ユーザに通知する情報に応じた発光パターンで発光したり、ユーザに通知する情報に応じた振動パターンで振動したり、ユーザに通知する情報を音声出力したりする。
通信部230は、端末装置200と他の装置との間で情報の送受信を行うための、通信インタフェースである。通信部230は、有線又は無線の任意の通信規格に準拠した通信を行う。かかる通信規格としては、例えば、無線LAN(Local Area Network)、有線LAN、Wi-Fi(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)等が採用され得る。典型的には、通信部230は、吸引装置100との間で、無線で情報を送受信する。
記憶部240は、端末装置200の動作のための各種情報を記憶する。記憶部240は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体により構成される。
制御部250は、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従って端末装置200内の動作全般を制御する。制御部250は、例えばCPU(Central Processing Unit)、及びマイクロプロセッサ等の電子回路によって実現される。他に、制御部250は、使用するプログラム及び演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、並びに適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)を含んでいてもよい。
端末装置200は、制御部250による制御に基づいて、各種処理を実行する。センサ部210により検出された情報の処理、通知部220による情報の通知、通信部230による情報の送受信、記憶部240による情報の記憶及び読み出しは、制御部250により制御される処理の一例である。各構成要素への情報の入力、及び各構成要素から出力された情報に基づく処理等、端末装置200により実行されるその他の処理も、制御部250により制御される。なお、制御部250の機能は、アプリケーションを用いて実現されてもよい。当該アプリケーションは、プリインストールされていてもよいし、ダウンロードされてもよい。また、制御部250の機能は、PWA(Progressive Web Apps)により実現されてもよい。
<2.2.技術的特徴>
(1)所定動作の検出
吸引装置100は、吸引装置100に関する所定動作を検出する。ここでの所定動作とは、吸引装置100を使用する際に行われる動作である。所定動作は、センサ部112により検出可能である。かかる所定動作を、以下では使用動作とも称する。使用動作は、以下に例示する動作の少なくともいずれかを含んでいてもよい。
使用動作は、吸引装置100に対してユーザにより行われる動作であってもよい。他に、使用動作は、ユーザ以外の第三者により吸引装置100に対して行われる動作であってもよい。
使用動作は、吸引装置100を充電する動作を含んでいてもよい。電源部111は、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等により外部電源に接続されることで、充電されてもよい。また、電源部111は、ワイヤレス電力伝送技術により送電側のデバイスに非接続な状態で充電されてもよい。他にも、電源部111のみを吸引装置100から取り外すことができてもよく、新しい電源部111と交換することができてもよい。センサ部112は、電源部111の状態を検出することで、これらの動作を検出し得る。例えば、センサ部112は、電源部111の電力残量を定期的に検出することで、電力残量が増加した場合に充電する動作が行われたことを検出し得る。
使用動作は、吸引動作を含んでいてもよい。センサ部112は、ユーザによる吸引に伴う負圧を検出した場合、吸引動作が行われたことを検出する。
使用動作は、ユーザにより吸引されるエアロゾルを吸引装置100に生成させる動作を含んでいてもよい。
ユーザにより吸引されるエアロゾルを吸引装置100に生成させる動作は、吸引装置100をエアロゾル生成状態にする動作を含んでいてもよい。例えば、第1のタイプの吸引装置100をエアロゾル生成状態にする動作とは、スタンバイ状態における吸引動作である。第2のタイプの吸引装置100をエアロゾル生成状態にする動作とは、スタンバイ状態における吸引動作である。第3のタイプの吸引装置100をエアロゾル生成状態にする動作とは、スリープ状態において電源ボタンを押下する動作である。
ユーザにより吸引されるエアロゾルを吸引装置100に生成させる動作は、吸引装置100をスタンバイ状態にする動作を含んでいてもよい。第2のタイプの吸引装置100をスタンバイ状態にする動作とは、スリープ状態において電源ボタンを押下する動作である。
使用動作は、吸引装置100に設けられたユーザによる操作を受け付ける操作部を操作する動作を含んでいてもよい。
使用動作は、吸引装置100の位置又は姿勢を変化させる動作を含んでいてもよい。一例として、センサ部112は、吸引装置100の速度、加速度、又は位置情報の少なくともいずれかに基づいて、吸引装置100の位置を変化させる動作を検出する。他の一例として、センサ部112は、吸引装置100の角速度に基づいて、吸引装置100の姿勢を変化させる動作を検出する。
他に、所定動作は、吸引装置100が実行する動作を含んでいてもよい。より詳しくは、所定動作は、吸引装置100に対してユーザにより行われる動作に基づいて当該吸引装置100が実行する動作を含んでいてもよい。所定動作は、ユーザの吸引に基づいて吸引装置100がユーザによって吸引される物質を生成する動作を含んでいてもよい。また、所定動作は、吸引装置100に備わる加熱部121による加熱動作を含んでいてもよい。さらに、所定動作は、吸引装置100が自装置の速度又は位置を検出する動作を含んでいてもよい。
(2)状態情報の送信
吸引装置100は、使用動作が検出されない期間が所定の閾値を超えた場合に、吸引装置100の状態を示す情報を端末装置200に送信する。使用動作には、上記説明したように複数種類の動作が含まれていてもよい。そして、吸引装置100は、複数種類の使用動作のうちどの使用動作も検出されない期間が所定の閾値を超えた場合に、吸引装置100の状態を示す情報を端末装置200に送信する。よって、吸引装置100が使用されていない場合にも、吸引装置100の情報を収集することが可能となる。
なお、使用動作が検出されない期間の始期は、典型的には、使用動作が前回(即ち、最後に)検出されたタイミングである。他にも、使用動作が検出されない期間の始期は、最後にスリープ状態又は低電圧状態になったタイミングであってもよい。
所定の閾値は、数分、数時間、数日、数週間など、多様な値をとり得る。吸引装置100は、使用動作ごとに、所定の閾値を設定してもよい。例えば、吸引装置100は、所定の閾値として、最後に検出された使用動作の種類に応じた値を設定してもよい。所定の閾値を、以下では送信トリガ閾値とも称する。
吸引装置100の状態を示す情報を、以下では状態情報とも称する。端末装置200は、状態情報を受信すると、状態情報をユーザに通知する。例えば、端末装置200は、状態情報を表示したり、音声出力したりする。これにより、ユーザは、吸引装置100の状態を認識することが可能となる。ここで、状態情報は、使用動作が検出されない期間が送信トリガ閾値を超えた場合に送信される。従って、ユーザは、送信トリガ閾値を超える期間、使用されずに放置されていた吸引装置100の状態を容易に認識することができる。
なお、吸引装置100は、スリープ状態においては、使用動作が検出されない期間が送信トリガ閾値を超えるか否かを判定したり、状態情報を送信したりすることが困難な場合がある。その場合、吸引装置100は、スリープ状態である場合、定期的にスタンバイ状態に復帰して、使用動作が検出されない期間が送信トリガ閾値を超えたか否かを判定し、判定結果に応じて状態情報を送信してもよい。この場合、判定後、又は状態情報の送信後、吸引装置100はスリープ状態に再度遷移する。
なお、吸引装置100は、ユーザによる使用動作をトリガとしてスリープ状態からスタンバイ状態に復帰し得る。スリープ状態においては使用動作が検出されない期間が送信トリガ閾値を超えたか否かが判定されない場合、吸引装置100は、復帰したタイミングで、使用動作が検出されない期間が送信トリガ閾値を超えたか否かを判定してもよい。例えば、吸引装置100は、復帰のトリガとなった使用動作と復帰前に最後に検出された使用動作との間の時間間隔が、送信トリガ閾値を超えたか否かを判定する。そして、吸引装置100は、判定結果に応じて状態情報を送信してもよい。
状態情報は、以下に説明する情報の少なくともいずれかを含んでいてもよい。
-カートリッジ120の状態を示す情報
吸引装置100は、第1の基材に蓄積された内容物を消費することで、ユーザに吸引される物質を生成し得る。第1の構成例に係る吸引装置100Aに関して言えば、カートリッジ120が第1の基材に相当し、エアロゾル源が第1の基材に蓄積された内容物に相当し、エアロゾルがユーザに吸引される物質に相当する。状態情報は、第1の基材の状態を示す情報、即ちカートリッジ120の状態を示す情報を含んでいてもよい。ユーザは、カートリッジ120の状態を示す情報を、端末装置200を介して認識することで、例えば、長時間放置されていた吸引装置100のカートリッジ120を交換すべきか否かを容易に判断することが可能となる。状態情報は、カートリッジ120の状態を示す情報として、以下に例示する情報の少なくともいずれかを含んでいてもよい。
カートリッジ120の状態を示す情報は、カートリッジ120に蓄積されたエアロゾル源の残量を示す情報を含んでいてもよい。一例として、カートリッジ120に蓄積されたエアロゾル源の残量は、液貯蔵部123に貯蔵されたエアロゾル源の重量を検出することにより、検出され得る。他の一例として、カートリッジ120に蓄積されたエアロゾル源の残量は、吸引回数に基づいて推定されてもよい。
カートリッジ120の状態を示す情報は、カートリッジ120を用いてエアロゾルを最後に生成してからの経過時間を示す情報を含んでいてもよい。カートリッジ120を用いてエアロゾルを最後に生成してからの経過時間とは、カートリッジ120が装着された状態で最後に吸引動作が検出されてからの経過時間とも換言される。
カートリッジ120の状態を示す情報は、カートリッジ120を用いてエアロゾルを生成することが可能な状態になってからの経過時間を示す情報を含んでいてもよい。カートリッジ120を用いてエアロゾルを生成することが可能な状態とは、例えば、電源ユニット110にカートリッジ120を装着した状態である。即ち、カートリッジ120の状態を示す情報は、カートリッジ120が装着されている期間を示す情報を含んでいてもよい。
カートリッジ120の状態を示す情報は、加熱部121の状態を示す情報を含んでいてもよい。加熱部121の状態を示す情報としては、加熱部121の温度、及び単位時間当たりの温度変化を示す情報等が挙げられる。
-香味付与カートリッジ130の状態を示す情報
吸引装置100は、第1の基材に蓄積された内容物を消費することで生成された物質に対し、第2の基材に添加された所定成分を付与することで、前記ユーザに吸引される所定成分が付与された物質を生成し得る。第2の基材に添加された所定成分は、例えば、香味成分を含む。第1の構成例に係る吸引装置100Aに関して言えば、カートリッジ120が第1の基材に相当し、エアロゾル源が第1の基材に蓄積された内容物に相当し、香味付与カートリッジ130が第2の基材に相当し、エアロゾルがユーザに吸引される物質に相当する。状態情報は、第2の基材の状態を示す情報、即ち香味付与カートリッジ130の状態を示す情報を含んでいてもよい。なお、香味付与カートリッジには、香味成分に加えて、他の成分が添加されていてもよい。ユーザは、香味付与カートリッジ130の状態を示す情報を、端末装置200を介して認識することで、例えば、長時間放置されていた吸引装置100の香味付与カートリッジ130を交換すべきか否かを容易に判断することが可能となる。状態情報は、香味付与カートリッジ130の状態を示す情報として、以下に例示する情報の少なくともいずれかを含んでいてもよい。
香味付与カートリッジ130の状態を示す情報は、香味付与カートリッジ130に蓄積された香味成分の残量を示す情報を含んでいてもよい。一例として、香味付与カートリッジ130に蓄積された香味成分の残量は、香味源131の重量を検出することにより、検出され得る。他の一例として、香味付与カートリッジ130に蓄積された香味成分の残量は、吸引回数に基づいて推定されてもよい。
香味付与カートリッジ130の状態を示す情報は、香味付与カートリッジ130を用いてエアロゾルを最後に生成してからの経過時間を示す情報を含んでいてもよい。香味付与カートリッジ130を用いてエアロゾルを最後に生成してからの経過時間とは、香味付与カートリッジ130が装着された状態で最後に吸引動作が検出されてからの経過時間とも換言される。
香味付与カートリッジ130の状態を示す情報は、香味付与カートリッジ130を用いてエアロゾルに対し香味成分を付与することが可能な状態になってからの経過時間を示す情報を含んでいてもよい。香味付与カートリッジ130を用いてエアロゾルに対し香味成分を付与することが可能な状態とは、例えば、電源ユニット110に装着されたカートリッジ120に香味付与カートリッジ130を装着した状態である。即ち、カートリッジ120の状態を示す情報は、香味付与カートリッジ130が装着されている期間を示す情報を含んでいてもよい。
-吸引装置100を用いて過去に行われた吸引に関する情報
状態情報は、吸引装置100を用いて過去に行われた吸引に関する情報を含んでいてもよい。ユーザは、吸引装置100を用いて過去に行われた吸引に関する情報を、端末装置200を介して認識することで、例えば、長時間放置されていた吸引装置100をそのまま使用してよいか否かを容易に判断することが可能となる。状態情報は、吸引装置100を用いて過去に行われた吸引に関する情報として、以下に例示する情報の少なくともいずれかを含んでいてもよい。
吸引装置100を用いて過去に行われた吸引に関する情報は、吸引装置100を用いて行われた吸引の累積回数を示す情報を含んでいてもよい。累積回数のリセットは、例えば、吸引装置100の製造時、吸引装置100が最後に充電された時、最後にカートリッジ120が交換された時、又は最後に香味付与カートリッジ130に交換された時等の多様なタイミングで行われ得る。
吸引装置100を用いて過去に行われた吸引に関する情報は、吸引装置100を用いた吸引が最後に行われてからの経過時間を示す情報を含んでいてもよい。即ち、吸引装置100を用いて過去に行われた吸引に関する情報は、最後に吸引動作が検出されてからの経過時間を示す情報を含んでいてもよい。
吸引装置100を用いて過去に行われた吸引に関する情報は、吸引装置100を用いた吸引が最後に行われた時刻を示す情報を含んでいてもよい。即ち、吸引装置100を用いて過去に行われた吸引に関する情報は、最後に吸引動作が検出された時刻を示す情報を含んでいてもよい。
-その他の情報
状態情報は、その他の多様な情報を含んでいてもよい。例えば、状態情報は、以下に例示する情報の少なくともいずれかを含んでいてもよい。
状態情報は、吸引装置100に蓄積された電力の残量を示す情報を含んでいてもよい。ユーザは、吸引装置100に蓄積された電力の残量を示す情報を、端末装置200を介して認識することで、例えば、長時間放置されていた吸引装置100を充電せずに使用してよいか否かを容易に判断することが可能となる。
状態情報は、吸引装置100の位置を示す情報を含んでいてもよい。ユーザは、吸引装置100の位置を示す情報を認識することで、例えば、長時間放置しており行方が分からなかった吸引装置100を容易に探し出すことが可能となる。
(3)処理の流れ
図5は、本実施形態に係る吸引装置100により実行される状態管理処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5に示すように、まず、吸引装置100は、使用動作の検出を開始する(ステップS102)。次いで、吸引装置100は、時間カウンタによるカウントを開始する(ステップS104)。なお、時間カウンタとは、時間経過に応じてカウント値がインクリメントされる(即ち、カウントアップされる)カウンタである。次に、吸引装置100は、使用動作が検出されたか否かを判定する(ステップS106)。
使用動作が検出されたと判定された場合(ステップS106:YES)、吸引装置100は、時間カウンタをリセットする(ステップS114)。その後、処理はステップS104に戻る。
一方で、使用動作が検出されていないと判定された場合(ステップS106:NO)、吸引装置100は、時間カウンタをカウントアップする(ステップS108)。次いで、吸引装置100は、時間カウンタのカウント値により示される使用動作が検出されない期間が、送信トリガ閾値を超えたか否かを判定する(ステップS110)。
使用動作が検出されない期間が送信トリガ閾値を超えたと判定された場合(ステップS110:YES)、吸引装置100は、状態情報を端末装置200に送信する(ステップS112)。次いで、吸引装置100は、時間カウンタをリセットする(ステップS114)。その後、処理はステップS104に戻る。
一方で、使用動作が検出されない期間が送信トリガ閾値を超えていないと判定された場合(ステップS110:NO)、処理は再度ステップS106に戻る。
<<3.補足>>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、電源ユニット110が制御装置として機能するものと説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、カートリッジ120、香味付与カートリッジ130、又は端末装置200のいずれかが制御装置として機能してもよい。さらには、吸引装置100、及び端末装置200のいずれでもない、その他の装置が、制御装置として機能してもよい。他にも、制御装置としての機能が、電源ユニット110及び端末装置200等の複数の装置により分担されてもよい。
例えば、上記実施形態では、センサ部112が電源ユニット110に配置されるものと説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、センサ部112の少なくとも一部は、カートリッジ120又は香味付与カートリッジ130に配置されてもよい。具体的には、カートリッジ120の状態を検出するセンサ部112はカートリッジ120に配置されていてもよく、かかるセンサ部112により検出された情報が制御部116に送信されてもよい。香味付与カートリッジ130の状態を検出するセンサ部112についても同様である。
なお、本明細書において説明した各装置による一連の処理は、ソフトウェア、ハードウェア、及びソフトウェアとハードウェアとの組合せのいずれを用いて実現されてもよい。ソフトウェアを構成するプログラムは、例えば、各装置の内部又は外部に設けられる記録媒体(非一時的な媒体:non-transitory media)に予め格納される。そして、各プログラムは、例えば、コンピュータによる実行時にRAMに読み込まれ、CPUなどのプロセッサにより実行される。上記記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等である。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信されてもよい。
また、本明細書においてフローチャート及びシーケンス図を用いて説明した処理は、必ずしも図示された順序で実行されなくてもよい。いくつかの処理ステップは、並列的に実行されてもよい。また、追加的な処理ステップが採用されてもよく、一部の処理ステップが省略されてもよい。
1 システム
100 吸引装置
110 電源ユニット
111 電源部
112 センサ部
113 通知部
114 記憶部
115 通信部
116 制御部
120 カートリッジ
121 加熱部
122 液誘導部
123 液貯蔵部
124 マウスピース
130 香味付与カートリッジ
131 香味源
140 保持部
141 内部空間
142 開口
143 底部
144 断熱部
150 スティック型基材
151 基材部
152 吸口部
180 空気流路
181 空気流入孔
182 空気流出孔
200 端末装置
210 センサ部
220 通知部
230 通信部
240 記憶部
250 制御部
301 システム制御部
303 電源制御部
305 センサ制御部
307 通知制御部
309 記憶制御部
311 通信制御部

Claims (14)

  1. 吸引装置を制御する制御装置であって、
    前記吸引装置に関する所定動作を検出可能なセンサ部により前記所定動作が検出されない期間が所定の閾値を超えた場合に、前記吸引装置の状態を示す情報を他の装置に送信するよう前記吸引装置を制御する制御部、
    を備える制御装置。
  2. 前記所定動作は、前記吸引装置に対してユーザにより行われる動作を含む、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記所定動作は、前記吸引装置を充電する動作、前記吸引装置を用いて吸引する動作、ユーザにより吸引される物質を前記吸引装置に生成させる動作、前記吸引装置に設けられた前記ユーザによる操作を受け付ける操作部を操作する動作、又は前記吸引装置の位置若しくは姿勢を変化させる動作、の少なくともいずれかを含む、請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記所定動作は、前記吸引装置が実行する動作を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記所定動作は、前記吸引装置が吸引される物質を生成する動作、前記吸引装置に備わる加熱部による加熱動作、前記吸引装置が自装置の速度を検出する動作、前記吸引装置が自装置の位置を検出する動作、の少なくともいずれかを含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記吸引装置は、第1の基材に蓄積された内容物を消費することで、ユーザに吸引される物質を生成し、
    前記吸引装置の状態を示す情報は、前記第1の基材の状態を示す情報を含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 前記第1の基材の状態を示す情報は、前記第1の基材に蓄積された内容物の残量を示す情報、前記第1の基材を用いて前記物質を最後に生成してからの経過時間を示す情報、前記第1の基材を用いて前記物質を生成することが可能な状態になってからの経過時間を示す情報、又は前記吸引装置に備わる加熱部の状態を示す情報の、少なくともいずれかを含む、請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記吸引装置は、第1の基材に蓄積された内容物を消費することで生成された物質に対し、第2の基材に添加された成分を付与することで、ユーザに吸引される香味成分が付与された物質を生成し、
    前記吸引装置の状態を示す情報は、前記第2の基材の状態を示す情報を含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の制御装置。
  9. 前記吸引装置の状態を示す情報は、前記吸引装置を用いて過去に行われた吸引に関する情報を含む、請求項1~8のいずれか一項に記載の制御装置。
  10. 前記吸引装置を用いて過去に行われた吸引に関する情報は、前記吸引装置を用いて行われた吸引の累積回数を示す情報、前記吸引装置を用いた吸引が最後に行われてからの経過時間を示す情報、又は前記吸引装置を用いた吸引が最後に行われた時刻を示す情報の、少なくともいずれかを含む、請求項9に記載の制御装置。
  11. 前記吸引装置の状態を示す情報は、前記吸引装置に蓄積された電力の残量を示す情報、又は前記吸引装置の位置を示す情報の、少なくともいずれかを含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の制御装置。
  12. 前記制御部は、前記所定動作ごとに、前記所定の閾値を設定する、請求項1~11のいずれか一項に記載の制御装置。
  13. 吸引装置を制御する制御装置により実行される制御方法であって、
    前記吸引装置に関する所定動作を検出可能なセンサ部により前記所定動作が検出されない期間が所定の閾値を超えた場合に、前記吸引装置の状態を示す情報を他の装置に送信するよう前記吸引装置を制御すること、
    を含む制御方法。
  14. 吸引装置を制御するコンピュータを、
    前記吸引装置に関する所定動作を検出可能なセンサ部により前記所定動作が検出されない期間が所定の閾値を超えた場合に、前記吸引装置の状態を示す情報を他の装置に送信するよう前記吸引装置を制御する制御部、
    として機能させるためのプログラム。
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