JP7256330B2 - 端末装置、吸引装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

端末装置、吸引装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、端末装置、吸引装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
電子タバコ及びネブライザ等の、ユーザに吸引される物質を生成する吸引装置が広く普及している。例えば、吸引装置は、エアロゾルを生成するためのエアロゾル源、及び生成されたエアロゾルに香味成分を付与するための香味源等を含む基材を用いて、香味成分が付与されたエアロゾルを生成する。ユーザは、吸引装置により生成された、香味成分が付与されたエアロゾルを吸引する(以下、パフとも称する)ことで、香味を味わうことができる。
近年では、吸引装置に無線通信機能を持たせ、吸引装置の情報を無線で収集して様々なサービスを提供することが検討されている。例えば、下記特許文献1では、吸引装置の使用履歴を収集して表示する技術が開示されている。
特表2019-512245号公報
しかし、上記特許文献1に記載の技術は、ユーザがひとつの吸引装置を使用することが前提となっているので、ユーザが複数の吸引装置を所持し使い分けるようなユースケースには適しているとは言い難い。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ユーザが複数の吸引装置を使い分けるユースケースに適したサービスを提供することが可能な仕組みを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、他の装置との間で通信を行う通信部と、前記通信部により吸引装置から受信された、前記吸引装置に関する情報である吸引関連情報に対し、前記吸引装置の種類に応じた処理を行う制御部と、を備える端末装置が提供される。
前記制御部は、前記吸引装置の種類を示す識別情報である第1の識別情報と前記吸引関連情報とを対応付けて記憶するよう記憶装置を制御してもよい。
前記制御部は、前記吸引装置の種類を示す識別情報である第1の識別情報と前記吸引関連情報とを対応付けて送信するよう前記通信部を制御してもよい。
前記制御部は、前記吸引関連情報の内容に応じて、前記吸引装置の種類を示す識別情報である第1の識別情報、前記吸引装置に固有の識別情報である第2の識別情報、又は前記吸引装置を使用するユーザに固有の識別情報である第3の識別情報の少なくともいずれかを選択し、選択した前記識別情報と前記吸引関連情報とを対応付けて送信するよう前記通信部を制御してもよい。
前記第1の識別情報は、前記吸引装置の種類ごとに異なる情報であって、同一種類の前記吸引装置に共通する情報であってもよい。
前記制御部は、前記第1の識別情報と、前記吸引装置に固有の識別情報である第2の識別情報とを対応付けて記憶装置に記憶させてもよい。
前記制御部は、前記吸引関連情報の送信元である前記吸引装置の前記第2の識別情報に対応付けて前記記憶装置に記憶された前記第1の識別情報を取得し、前記吸引装置の種類に応じた処理として前記第1の識別情報を用いた処理を行ってもよい。
前記制御部は、前記記憶装置に記憶されていない前記第2の識別情報に対応する新たな吸引装置を検出した場合に、前記新たな吸引装置に対応する前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを対応付けて前記記憶装置に記憶させてもよい。
前記吸引装置は、基材を使用して、ユーザに吸引される物質を生成し、前記吸引関連情報は、前記基材の種類を示す識別情報である第4の識別情報を含み、前記制御部は、前記吸引関連情報に含まれる前記第4の識別情報に基づいて、前記新たな吸引装置に対応する前記第1の識別情報を識別してもよい。
前記制御部は、前記吸引装置に関する所定の条件が満たされた場合に、当該前記吸引装置に対応する第2の識別情報と前記第1の識別情報との組み合わせを、前記記憶装置から削除してもよい。
前記制御部は、前記吸引装置の種類ごとに前記吸引関連情報を出力するよう出力装置を制御してもよい。
前記吸引関連情報は、ユーザが前記吸引装置を用いて行った吸引の量を示す吸引量情報を含み、前記制御部は、前記吸引量情報により示される、前記吸引装置の種類ごとの吸引量の累計が第1の閾値に達した場合に、前記吸引装置の種類ごとの吸引量の累計が前記第1の閾値に達したことを示す情報を出力するよう出力装置を制御してもよい。
前記吸引装置は、基材を使用して、ユーザに吸引される物質を生成し、前記吸引関連情報は、前記基材に固有の識別情報である第5の識別情報と、ユーザが前記吸引装置を用いて行った吸引の量を示す吸引量情報を含み、前記制御部は、前記第5の識別情報及び前記吸引量情報により示される、前記基材ごとの吸引量の累計が第2の閾値に達した場合に、前記基材ごとの吸引量の累計が前記第2の閾値に達したことを示す情報を出力するよう出力装置を制御してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、吸引装置であって、前記吸引装置に関する情報である吸引関連情報に対し、前記吸引装置の種類に応じた処理を行う制御部、を備える吸引装置が提供される。
前記吸引装置は、他の装置との間で通信を行う通信部をさらに備え、前記制御部は、前記吸引装置の種類を示す識別情報である第1の識別情報と前記吸引関連情報とを対応付けて送信するよう前記通信部を制御してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、他の装置との間で通信を行う端末装置により実行される情報処理方法であって、吸引装置から受信された、前記吸引装置に関する情報である吸引関連情報に対し、前記吸引装置の種類に応じた処理を行うこと、を含む情報処理方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、吸引装置により実行される情報処理方法であって、前記吸引装置に関する情報である吸引関連情報に対し、前記吸引装置の種類に応じた処理を行うこと、を含む情報処理方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、他の装置との間で通信を行う端末装置を制御するコンピュータを、吸引装置から受信された、前記吸引装置に関する情報である吸引関連情報に対し、前記吸引装置の種類に応じた処理を行う制御部、として機能させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、吸引装置を制御するコンピュータを、前記吸引装置に関する情報である吸引関連情報に対し、前記吸引装置の種類に応じた処理を行う制御部、として機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、ユーザが複数の吸引装置を使い分けるユースケースに適したサービスを提供することが可能な仕組みが提供される。
吸引装置の第1の構成例を模式的に示す模式図である。 吸引装置の第2の構成例を模式的に示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るシステムの構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る吸引装置から取得された吸引履歴情報を集計したグラフの一例である。 本実施形態に係る吸引装置から取得された吸引履歴情報を集計したグラフの一例である。 本実施形態に係る同一種類の吸引装置から得られた吸引履歴情報を集計したグラフの一例である。 本実施形態に係るシステムにおいて実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る端末装置において実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係るシステムの変形例を説明するための図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の要素を、必要に応じて吸引装置100A、及び100Bのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、吸引装置100A、及び100Bを特に区別する必要が無い場合には、単に吸引装置100と称する。
<<1.吸引装置の構成例>>
吸引装置は、ユーザにより吸引される物質を生成する装置である。以下では、吸引装置により生成される物質が、エアロゾルであるものとして説明する。他に、吸引装置により生成される物質は、気体であってもよい。
(1)第1の構成例
図1は、吸引装置の第1の構成例を模式的に示す模式図である。図1に示すように、本構成例に係る吸引装置100Aは、電源ユニット110、カートリッジ120、及び香味付与カートリッジ130を含む。電源ユニット110は、電源部111A、センサ部112A、通知部113A、記憶部114A、通信部115A、及び制御部116Aを含む。カートリッジ120は、加熱部121A、液誘導部122、及び液貯蔵部123を含む。香味付与カートリッジ130は、香味源131、及びマウスピース124を含む。カートリッジ120及び香味付与カートリッジ130には、空気流路180が形成される。
電源部111Aは、電力を蓄積する。そして、電源部111Aは、制御部116Aによる制御に基づいて、吸引装置100Aの各構成要素に電力を供給する。電源部111Aは、例えば、リチウムイオン二次電池等の充電式バッテリにより構成され得る。
センサ部112Aは、吸引装置100Aに関する各種情報を取得する。一例として、センサ部112Aは、マイクロホンコンデンサ等の圧力センサ、流量センサ又は温度センサ等により構成され、ユーザによる吸引に伴う値を取得する。他の一例として、センサ部112Aは、ボタン又はスイッチ等の、ユーザからの情報の入力を受け付ける入力装置により構成される。
通知部113Aは、情報をユーザに通知する。通知部113Aは、例えば、発光する発光装置、画像を表示する表示装置、音を出力する音出力装置、又は振動する振動装置等により構成される。
記憶部114Aは、吸引装置100Aの動作のための各種情報を記憶する。記憶部114Aは、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体により構成される。
通信部115Aは、有線又は無線の任意の通信規格に準拠した通信を行うことが可能な通信インタフェースである。かかる通信規格としては、例えば、Wi-Fi(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)等が採用され得る。
制御部116Aは、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従って吸引装置100A内の動作全般を制御する。制御部116Aは、例えばCPU(Central Processing Unit)、及びマイクロプロセッサ等の電子回路によって実現される。
液貯蔵部123は、エアロゾル源を貯蔵する。エアロゾル源が霧化されることで、エアロゾルが生成される。エアロゾル源は、例えば、グリセリン及びプロピレングリコール等の多価アルコール、並びに水等の液体である。エアロゾル源は、たばこ由来又は非たばこ由来の香味成分を含んでいてもよい。吸引装置100Aがネブライザ等の医療用吸入器である場合、エアロゾル源は、薬剤を含んでもよい。
液誘導部122は、液貯蔵部123に貯蔵された液体であるエアロゾル源を、液貯蔵部123から誘導し、保持する。液誘導部122は、例えば、ガラス繊維等の繊維素材又は多孔質状のセラミック等の多孔質状素材を撚って形成されるウィックである。その場合、液貯蔵部123に貯蔵されたエアロゾル源は、ウィックの毛細管効果により誘導される。
加熱部121Aは、エアロゾル源を加熱することで、エアロゾル源を霧化してエアロゾルを生成する。図1に示した例では、加熱部121Aは、コイルとして構成され、液誘導部122に巻き付けられる。加熱部121Aが発熱すると、液誘導部122に保持されたエアロゾル源が加熱されて霧化され、エアロゾルが生成される。加熱部121Aは、電源部111Aから給電されると発熱する。一例として、ユーザが吸引を開始したこと、及び/又は所定の情報が入力されたことが、センサ部112Aにより取得された場合に、給電されてもよい。そして、ユーザが吸引を終了したこと、及び/又は所定の情報が入力されたことが、センサ部112Aにより取得された場合に、給電が停止されてもよい。
香味源131は、エアロゾルに香味成分を付与するための構成要素である。香味源131は、たばこ由来又は非たばこ由来の香味成分を含んでいてもよい。
空気流路180は、ユーザに吸引される空気の流路である。空気流路180は、空気流路180内への空気の入り口である空気流入孔181と、空気流路180からの空気の出口である空気流出孔182と、を両端とする管状構造を有する。空気流路180の途中には、上流側(空気流入孔181に近い側)に液誘導部122が配置され、下流側(空気流出孔182に近い側)に香味源131が配置される。ユーザによる吸引に伴い空気流入孔181から流入した空気は、加熱部121Aにより生成されたエアロゾルと混合され、矢印190に示すように、香味源131を通過して空気流出孔182へ輸送される。エアロゾルと空気との混合流体が香味源131を通過する際には、香味源131に含まれる香味成分がエアロゾルに付与される。
マウスピース124は、吸引の際にユーザに咥えられる部材である。マウスピース124には、空気流出孔182が配置される。ユーザは、マウスピース124を咥えて吸引することで、エアロゾルと空気との混合流体を口腔内へ取り込むことができる。
以上、吸引装置100Aの構成例を説明した。もちろん吸引装置100Aの構成は上記に限定されず、以下に例示する多様な構成をとり得る。
一例として、吸引装置100Aは、香味付与カートリッジ130を含んでいなくてもよい。その場合、カートリッジ120にマウスピース124が設けられる。
他の一例として、吸引装置100Aは、複数種類のエアロゾル源を含んでいてもよい。複数種類のエアロゾル源から生成された複数種類のエアロゾルが空気流路180内で混合され化学反応を起こすことで、さらに他の種類のエアロゾルが生成されてもよい。
また、エアロゾル源を霧化する手段は、加熱部121Aによる加熱に限定されない。例えば、エアロゾル源を霧化する手段は、振動霧化、又は誘導加熱であってもよい。他にも、エアロゾル源を霧化する手段は、櫛形電極対を有する圧電素子基板を用いてSAW(Surface Acoustic Wave)を発生させることによって液体を霧化するものであってもよい。
(2)第2の構成例
図2は、吸引装置の第2の構成例を模式的に示す模式図である。図2に示すように、本構成例に係る吸引装置100Bは、電源部111B、センサ部112B、通知部113B、記憶部114B、通信部115B、制御部116B、加熱部121B、保持部140、及び断熱部144を含む。
電源部111B、センサ部112B、通知部113B、記憶部114B、通信部115B、及び制御部116Bの各々は、第1の構成例に係る吸引装置100Aに含まれる対応する構成要素と実質的に同一である。
保持部140は、内部空間141を有し、内部空間141にスティック型基材150の一部を収容しながらスティック型基材150を保持する。保持部140は、内部空間141を外部に連通する開口142を有し、開口142から内部空間141に挿入されたスティック型基材150を保持する。例えば、保持部140は、開口142及び底部143を底面とする筒状体であり、柱状の内部空間141を画定する。保持部140は、スティック型基材150へ供給される空気の流路を画定する機能も有する。かかる流路への空気の入り口である空気流入孔は、例えば底部143に配置される。他方、かかる流路からの空気の出口である空気流出孔は、開口142である。
スティック型基材150は、基材部151、及び吸口部152を含む。基材部151は、エアロゾル源を含む。なお、本構成例において、エアロゾル源は液体に限られるものではなく、固体であってもよい。スティック型基材150が保持部140に保持された状態において、基材部151の少なくとも一部は内部空間141に収容され、吸口部152の少なくとも一部は開口142から突出する。そして、開口142から突出した吸口部152をユーザが咥えて吸引すると、図示しない空気流入孔から内部空間141に空気が流入し、基材部151から発生するエアロゾルと共にユーザの口内に到達する。
加熱部121Bは、第1の構成例に係る加熱部121Aと同様の構成を有する。ただし、図2に示した例では、加熱部121Bは、フィルム状に構成され、保持部140の外周を覆うように配置される。そして、加熱部121Bが発熱すると、スティック型基材150の基材部151が外周から加熱され、エアロゾルが生成される。
断熱部144は、加熱部121Bから他の構成要素への伝熱を防止する。例えば、断熱部144は、真空断熱材、又はエアロゲル断熱材等により構成される。
以上、吸引装置100Bの構成例を説明した。もちろん吸引装置100Bの構成は上記に限定されず、以下に例示する多様な構成をとり得る。
一例として、加熱部121Bは、ブレード状に構成され、保持部140の底部143から内部空間141に突出するように配置されてもよい。その場合、ブレード状の加熱部121Bは、スティック型基材150の基材部151に挿入され、スティック型基材150の基材部151を内部から加熱する。他の一例として、加熱部121Bは、保持部140の底部143を覆うように配置されてもよい。また、加熱部121Bは、保持部140の外周を覆う第1の加熱部、ブレード状の第2の加熱部、及び保持部140の底部143を覆う第3の加熱部のうち、2以上の組み合わせとして構成されてもよい。
他の一例として、保持部140は、内部空間141を形成する外殻の一部を開閉する、ヒンジ等の開閉機構を含んでいてもよい。そして、保持部140は、外殻を開閉することで、内部空間141に挿入されたスティック型基材150を挟持してもよい。その場合、加熱部121Bは、保持部140における当該挟持箇所に設けられ、スティック型基材150を押圧しながら加熱してもよい。
また、エアロゾル源を霧化する手段は、加熱部121Bによる加熱に限定されない。例えば、エアロゾル源を霧化する手段は、誘導加熱であってもよい。
また、吸引装置100Bは、第1の構成例に係る加熱部121A、液誘導部122、液貯蔵部123、及び空気流路180をさらに含んでいてもよく、空気流路180の空気流出孔182が内部空間141への空気流入孔を兼ねていてもよい。この場合、加熱部121Aにより生成されたエアロゾルと空気との混合流体は、内部空間141に流入して加熱部121Bにより生成されたエアロゾルとさらに混合され、ユーザの口腔内に到達する。
<<2.一実施形態>>
<2.1.構成例>
図3は、本発明の一実施形態に係るシステム1の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、システム1は、吸引装置100、端末装置200、及びサーバ300を含む。吸引装置100と端末装置200とは、通信可能である。端末装置200とサーバ300とは、通信可能である。
吸引装置100及び端末装置200は、互いに関連する装置である。例えば、吸引装置100及び端末装置200は、同一のユーザにより使用される点で、関連する。また、例えば、吸引装置100及び端末装置200は、無線通信のための認証接続を行うこと等により予め対応付けられる点で、関連する。認証接続とは、吸引装置100と端末装置200との接続を確立するための手段である。認証接続は、例えば、吸引装置100と端末装置200とが、互いの識別情報(例えば、SSID(Service Set Identifier))を交換する処理、及び送受信する情報を暗号化/復号するための鍵情報を共有する処理等を含む。また、吸引装置100と端末装置200とは、通信可能である点で、関連する。
(1)吸引装置100
吸引装置100は、ユーザにより吸引される物質を生成する装置である。ユーザが吸引装置100を用いて、吸引装置100により生成された物質を吸引することを、以下では単に吸引(パフ)又は吸引動作とも称する。
吸引装置100は、基材を使用して、ユーザに吸引される物質を生成する。詳しくは、吸引装置100は、基材に蓄積された内容物を消費することで、ユーザに吸引される物質を生成する。上述した、カートリッジ120、香味付与カートリッジ130、及びスティック型基材150は、基材の一例である。液貯蔵部123に貯蔵されたエアロゾル源、香味付与カートリッジ130に含まれる香味源131、及びスティック型基材150に含まれるエアロゾル源は、基材に蓄積された内容物の一例である。エアロゾルは、ユーザに吸引される物質の一例である。
本実施形態では、吸引装置100は、上記説明した第1の構成例、又は第2の構成例のうち任意の構成例を取り得る。即ち、本実施形態に係る吸引装置100は、吸引装置100A又は吸引装置100Bのいずれか、又はこれらの構成例の変形例と同様の構成を有する。
以下では、本実施形態に係る吸引装置100の構成のうち、上記各構成例において説明した吸引装置100A及び吸引装置100Bの構成に対し、補足又は強調すべき点について主に説明する。
-第1の構成例についての補足
電源ユニット110とカートリッジ120とは、互いに電気的及び/又は機械的(物理的を含む)に接続可能である。電源ユニット110とカートリッジ120とは、着脱可能に構成されている。同様に、カートリッジ120と香味付与カートリッジ130とは、互いに電気的及び/又は機械的(物理的を含む)に接続可能である。カートリッジ120と香味付与カートリッジ130とは、着脱可能に構成されている。
典型的には、電源ユニット110とカートリッジ120とが接続され、且つカートリッジ120と香味付与カートリッジ130とが接続された状態で、ユーザによる吸引が行われる。そして、カートリッジ120に蓄積されたエアロゾル源が枯渇した場合には、古いカートリッジ120は取り外され、新たなカートリッジ120に交換される。また、香味付与カートリッジ130に蓄積された香味成分が枯渇した場合には、古い香味付与カートリッジ130は取り外され、新たな香味付与カートリッジ130に交換される。
-センサ部112
本実施形態に係るセンサ部112は、吸引装置100の位置を示す位置情報を取得する、位置情報取得部をさらに含む。位置情報取得部は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)衛星からのGNSS信号(例えば、GPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号)を受信して装置の緯度、及び経度から成る位置情報を取得する。
センサ部112は、電源部111の状態を示す情報を取得してもよい。一例として、センサ部112は、電源部111のSOC(State of Charge、充電状態)、電流積算値、及び電圧などを示す情報を取得するように構成されてもよい。電流積算値は、電流積算法又はSOC-OCV(0pen Circuit Voltage、開回路電圧)法等によって求められてもよい。
センサ部112は、基材に関する情報を取得してもよい。例えば、センサ部112は、基材に付与された電子タグから情報を読み取ったり、基材の画像を撮像したりする。
センサ部112は、ユーザの生体情報を取得してもよい。ユーザの生体情報としては、ユーザの体温、及び脈拍等が挙げられる。生体情報を取得するためのセンサは、例えばマウスピース124又は吸引装置100の外周部等のユーザの体に近接する位置に設けられることが望ましい。
センサ部112は、ユーザによる操作を受け付ける操作部を有する。操作部に対する所定の操作が受け付けられた場合、例えば、吸引装置100の動作状態が変化する。操作部は、ボタン、タッチセンサ、トグルスイッチ又は回転スイッチ等の任意の構成を取り得る。以下では一例として、操作部はボタンであるものとする。以下ではかかるボタンを電源ボタンとも称する。他にも、ユーザによる吸引が検出されることにより、吸引装置100の動作状態は変化してもよい。また、ユーザが吸引装置100に所定の動きを加える等の、吸引装置100の位置又は姿勢を変化させる動作が検出されることにより、吸引装置100の動作状態は変化してもよい。
-吸引装置100の状態遷移
吸引装置100の動作状態は、スリープ状態、スタンバイ状態、及びエアロゾル生成状態(吸引状態)を含み得る。
スリープ状態とは、吸引装置100が有する機能のうち一部が実行可能な状態である。例えば、スリープ状態においては、センサ部112の機能のうち、吸引装置100を起動状態(スタンバイ状態又はエアロゾル生成状態)にする動作を検出する機能のみが、実行可能であってもよい。これにより、任意のタイミングで起動状態に遷移することを可能にしつつ、消費電力を最低限に抑えることが可能となる。
スタンバイ状態とは、吸引装置100が有する全ての機能を実行可能な状態である。例えば、スタンバイ状態とは、加熱部121による加熱を行っていない状態である。スタンバイ状態においては、吸引装置100は、加熱部121による加熱、通知部113による通知、及び通信部115による通信を、実行可能である。
エアロゾル生成状態(吸引状態)とは、ユーザにより吸引されるエアロゾルを生成している状態である。例えば、エアロゾル生成状態とは、加熱部121による加熱を行っている状態である。
動作状態が遷移するトリガは、多様に考えられる。以下では、動作状態が遷移するトリガが異なる、第1~第3のタイプの吸引装置100を想定しながら、本実施形態について説明する。
第1のタイプの吸引装置100は、第1の構成例に係る吸引装置100Aとして構成される。第1のタイプの吸引装置100は、スタンバイ状態においてユーザによる吸引動作が検出された場合に、エアロゾル生成状態に遷移する。他方、第1のタイプの吸引装置100は、エアロゾル生成状態においてユーザによる吸引動作が終了したことが検出された場合に、スタンバイ状態に遷移する。
第2のタイプの吸引装置100は、第1の構成例に係る吸引装置100Aとして構成される。第2のタイプの吸引装置100は、スリープ状態において電源ボタンが押下された場合に、スタンバイ状態に遷移する。そして、第2のタイプの吸引装置100は、スタンバイ状態においてユーザによる吸引動作が検出された場合に、エアロゾル生成状態に遷移する。他方、第2のタイプの吸引装置100は、エアロゾル生成状態においてユーザによる吸引動作が終了したことが検出された場合に、スタンバイ状態に遷移する。そして、第2のタイプの吸引装置100は、スタンバイ状態において電源ボタンが押下された場合に、スリープ状態に遷移する。
第3のタイプの吸引装置100は、第2の構成例に係る吸引装置100Bとして構成される。第3のタイプの吸引装置100は、スリープ状態において電源ボタンが押下された場合に、エアロゾル生成状態に遷移する。なお、スティック型基材150の温度(より正確には、加熱部121による加熱対象である基材部151の温度)が所定の温度(以下、吸引可能温度とも称する)に達した(例えば、上回った)場合に、ユーザによる吸引が可能となる。この、第3のタイプの吸引装置100による、スティック型基材150の温度の温度が所定温度に達するまで実行される加熱は、予備加熱とも称される。予備加熱によりスティック型基材150の温度が吸引可能温度に達した後も、温度を維持するための加熱が行われ得る。他方、第3のタイプの吸引装置100は、エアロゾル生成状態において所定時間経過した場合に、スタンバイ状態に遷移する。そして、第3のタイプの吸引装置100は、スタンバイ状態においてスティック型基材150が引き抜かれた場合に、スリープ状態に遷移する。
(2)端末装置200
端末装置200は、ユーザにより操作される情報処理装置である。端末装置200は、ユーザとのインタフェースとなる装置として機能する。例えば、端末装置200は、スマートフォン、タブレット端末又はウェアラブルデバイス等により構成される。
図3に示すように、端末装置200は、センサ部210、通知部220、通信部230、記憶部240、及び制御部250を含む。
センサ部210は、端末装置200に関する各種情報を取得する。そして、センサ部210は、取得した情報を制御部250に出力する。センサ部210は、ユーザからの情報の入力を受け付ける入力部を含む。入力部は、例えば、ボタン、キーボード、タッチパネル、又はマイクの少なくともいずれかを含む。また、センサ部210は、端末装置200の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部を含む。位置情報取得部は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)衛星からのGNSS信号(例えば、GPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号)を受信して装置の緯度、及び経度から成る位置情報を取得する。
通知部220は、情報をユーザに通知する。通知部220は、情報を表示する表示装置、発光する発光装置、振動する振動装置、又は音を出力する音出力装置の少なくともいずれかを含む。表示装置の一例は、ディスプレイである。発光装置の一例は、LEDである。振動装置の一例は、偏心モータである。音出力装置の一例は、スピーカである。通知部220は、制御部250から入力された情報を出力することで、情報をユーザに通知する。例えば、通知部220は、ユーザに通知する情報を表示したり、ユーザに通知する情報に応じた発光パターンで発光したり、ユーザに通知する情報に応じた振動パターンで振動したり、ユーザに通知する情報を音声出力したりする。通知部220は、本発明における出力装置の一例である。
通信部230は、端末装置200と他の装置との間で情報の送受信を行うための、通信インタフェースである。通信部230は、有線又は無線の任意の通信規格に準拠した通信を行う。かかる通信規格としては、例えば、無線LAN(Local Area Network)、有線LAN、Wi-Fi(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)等が採用され得る。典型的には、通信部230は、吸引装置100との間で、無線で情報を送受信する。
記憶部240は、端末装置200の動作のための各種情報を記憶する。記憶部240は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体により構成される。記憶部240は、本発明における記憶装置の一例である。
制御部250は、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従って端末装置200内の動作全般を制御する。制御部250は、例えばCPU(Central Processing Unit)、及びマイクロプロセッサ等の電子回路によって実現される。他に、制御部250は、使用するプログラム及び演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、並びに適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)を含んでいてもよい。端末装置200は、制御部250による制御に基づいて、各種処理を実行する。センサ部210により取得された情報の処理、通知部220による情報の通知、通信部230による情報の送受信、記憶部240による情報の記憶及び読み出しは、制御部250により制御される処理の一例である。各構成要素への情報の入力、及び各構成要素から出力された情報に基づく処理等、端末装置200により実行されるその他の処理も、制御部250により制御される。なお、制御部250の機能は、アプリケーションを用いて実現されてもよい。当該アプリケーションは、プリインストールされていてもよいし、ダウンロードされてもよい。また、制御部250の機能は、PWA(Progressive Web Apps)により実現されてもよい。
(3)サーバ300
サーバ300は、吸引装置100を使用するユーザに対して提供されるサービス全般を制御する装置である。例えば、サーバ300は、後述する吸引関連情報を、端末装置200を介して吸引装置100から収集する。サーバ300は、収集した吸引関連情報を蓄積するデータベースを有する。サーバ300は、例えば、吸引関連情報を収集し、収集した吸引関連情報をマーケティング等に使用する企業により運用される。
<2.2.技術的課題>
上記特許文献1では、吸引装置の使用履歴を収集して表示する技術が開示されている。ただし、ユーザがひとつの吸引装置を使用することが前提となっているので、使用履歴は吸引装置単位で管理され、吸引装置単位の使用履歴が表示等されることとなる。
しかし、1人のユーザが複数の吸引装置100を所有することが想定される。そして、ユーザは、複数の吸引装置100を切り替えながら使用することが想定される。例えば、ユーザは、使用中の吸引装置100の電力残量が枯渇する度に、使用する吸引装置100を切り替え得る。
とりわけ、図1を参照しながら上記説明した第1の構成例に係る吸引装置100に関して言えば、1人のユーザが複数の電源ユニット110を所有することが想定される。そして、ユーザは、同一の基材(カートリッジ120及び/又は香味付与カートリッジ130)に、複数の電源ユニット110を付け替えながら使用することが想定される。例えば、ユーザは、使用中の電源ユニット110の電力残量が枯渇する度に、使用する電源ユニット110を切り替え得る。
このようなユーザが複数の吸引装置100を所有するユースケースでは、吸引装置100単位で情報が管理される場合、種々の不都合が生じ得る。例えば、ユーザが、複数の吸引装置100を切り替えながら使用した場合、かかる一連の使用に関する使用履歴が、吸引装置100単位の別々な情報として管理されてしまう。そのため、複数の吸引装置100を切り替えながら使用した場合の一連の使用履歴を、連続性のある情報として管理することが困難であった。
ユーザが吸引装置100を買い替えた場合にも、吸引装置100単位で情報が管理される場合には、同様の不都合が生じ得る。例えば、買い替え前の吸引装置100における使用履歴と買い替え後の吸引装置100における使用履歴とが別々な情報として管理されてしまう。そのため、買い替え前後の一連の使用履歴を、連続性のある情報として管理することが困難であった。
上述した不都合を解決するための手段の一例として、使用履歴をユーザごとに集計し管理することが考えられる。しかし、かかる手段では、異なる種類の吸引装置100における使用履歴もひとつに集計されてしまうので、適切な解決策であるとは言い難い。
そこで、本実施形態では、吸引装置100から収集された情報を、吸引装置100の種類ごとに管理する仕組みを提供する。かかる構成により、同一種類の吸引装置100から収集された情報を、連続性のある情報として管理することが可能となる。
<2.3.技術的特徴>
(1)吸引装置100の種類に関する特徴
-吸引装置100の種類
吸引装置100には、複数の種類があることが想定される。一例として、吸引装置100の種類は、エアロゾル生成のために使用可能な基材の種類に応じて定義されてもよい。他の一例として、吸引装置100の種類は、吸引装置100が備わる機能に応じて定義されてもよい。他の一例として、吸引装置100の種類は、吸引装置100の状態遷移のトリガに応じて定義されてもよい。本実施形態では、一例として、上記説明した第1のタイプ~第3のタイプの吸引装置100の、3種類の吸引装置100が存在するものとする。
-吸引装置100の識別情報
吸引装置100の識別情報は、吸引装置100の種類を示す識別情報(第1の識別情報の一例)を含み得る。当該識別情報を、以下ではグループID(identification)とも称する。グループIDは、吸引装置100の種類ごとに異なる情報であって、同一種類の吸引装置100に共通する情報である。即ち、異なる種類の吸引装置100には異なるグループIDが設定される。また、同一種類の吸引装置100には同一のグループIDが設定される。グループIDにより、吸引装置100の種類を識別することが可能となる。
吸引装置100の識別情報は、吸引装置100に固有の識別情報(第2の識別情報の一例)を含み得る。当該識別情報を、以下ではデバイスIDとも称する。デバイスIDは、吸引装置100ごとに異なる情報である。即ち、異なる吸引装置100には、異なるデバイスIDが設定される。デバイスIDにより、吸引装置100を一意に識別することが可能となる。吸引装置100は、製造時にデバイスIDを付与され、記憶する。
吸引装置100の識別情報は、吸引装置100を使用(所有)するユーザに固有の識別情報(第3の識別情報の一例)を含み得る。当該識別情報を、以下ではユーザIDとも称する。ユーザIDは、ユーザごとに異なる情報である。即ち、異なるユーザには、異なるユーザIDが設定される。ユーザIDにより、吸引装置100のユーザを一意に識別することが可能となる。
(2)吸引関連情報の収集
吸引装置100は、吸引装置100に関する情報である吸引関連情報を端末装置200に送信する。端末装置200は、吸引装置100から送信された吸引関連情報を受信する。吸引装置100は、典型的には、吸引関連情報を吸引装置100自身のデバイスIDに対応付けて送信する。かかる構成により、端末装置200は、受信した吸引関連情報の送信元である吸引装置100を一意に識別することが可能となる。以下、吸引関連情報に含まれる情報の一例を説明する。
-吸引履歴情報
吸引関連情報は、ユーザが吸引装置100を用いて行った吸引の履歴を示す情報である、吸引履歴情報を含み得る。一例として、吸引履歴情報は、ユーザが吸引装置100を用いて行った吸引の量を示す吸引量情報を含んでいてもよい。吸引量情報により示される吸引の量とは、吸引動作が行われた回数(以下、吸引回数とも称する)であってもよいし、吸引動作が行われた時間の累計であってもよい。他の一例として、吸引履歴情報は、ユーザが吸引装置100を用いて吸引したときの吸引装置100の位置を示す位置情報を含んでいてもよい。これらの吸引履歴情報は、センサ部112により取得される。
吸引関連情報は、基材の種類を示す識別情報(第4の識別情報の一例)を含んでいてもよい。当該識別情報を、以下では基材タイプIDとも称する。基材タイプIDは、基材の種類ごとに異なる情報であって、同一種類の基材に共通する情報である。即ち、異なる種類の基材には異なる基材タイプIDが設定される。また、同一種類の基材には同一の基材タイプIDが設定される。基材タイプIDにより、基材の種類を識別することが可能となる。基材タイプIDは、基材に付与された電子タグからセンサ部112により取得されてもよいし、センサ部112により取得された基材の撮像画像を画像認識することにより取得されてもよい。
なお、基材タイプIDは、吸引履歴情報に含まれていてもよい。より詳しくは、吸引履歴情報は、吸引装置100を用いて吸引されたエアロゾルの生成に使用された基材の基材タイプIDを含んでいてもよい。その場合、吸引履歴情報は、基材の種類ごとの吸引の履歴を示す情報を含むこととなる。
吸引関連情報は、基材に固有の識別情報(第5の識別情報の一例)を含んでいてもよい。当該識別情報を、以下では、基材IDとも称する。基材IDは、基材ごとに異なる情報である。即ち、異なる基材には、異なる基材IDが設定される。基材IDにより、基材を一意に識別することが可能となる。基材IDは、基材に付与された電子タグからセンサ部112により取得されてもよいし、センサ部112により取得された基材の撮像画像を画像認識することにより取得されてもよい。
なお、基材IDは、吸引履歴情報に含まれていてもよい。より詳しくは、吸引履歴情報は、吸引装置100を用いて吸引されたエアロゾルの生成に使用された基材の基材IDを含んでいてもよい。その場合、吸引履歴情報は、基材ごとの吸引の履歴を示す情報を含むこととなる。
-状態情報
吸引関連情報は、吸引装置100の状態を示す情報である、状態情報を含み得る。一例として、状態情報は、電力残量等の電源部111の状態を示す情報を含み得る。他の一例として、状態情報は、故障の有無を示す情報、及び故障の内容を示す情報を含み得る。状態情報は、センサ部112により取得される。
-その他の情報
吸引関連情報は、ユーザの生情報を含み得る。かかる構成により、端末装置200は、例えばユーザが吸引動作時にリラックスしているか否か等を識別することが可能となる。生体情報は、センサ部112により取得される。
-補足
吸引関連情報は、典型的には吸引装置100のセンサ部112により取得される。ただし、吸引関連情報の一部は、端末装置200により取得されてもよい。例えば、位置情報は、端末装置200が吸引関連情報を吸引装置100から受信したときの端末装置200の位置情報として、端末装置200のセンサ部210により取得されてもよい。
(3)IDテーブル
-IDテーブルの内容
端末装置200は、吸引装置100に設定された複数の識別情報の各々を互いに対応付けて記憶する。例えば、端末装置200は、グループID、デバイスID、及びユーザIDを、それぞれ対応付けて記憶する。
とりわけ注目すべきは、端末装置200が、グループIDとデバイスIDとを対応付けて記憶する点である。ユーザは、同一種類の吸引装置100を複数所有する場合がある。その場合、端末装置200は、ひとつのグループIDに対し複数のデバイスIDを対応付けて記憶する。端末装置200に記憶される、吸引装置100に設定された複数の識別情報の各々を互いに対応付けた情報を、以下ではIDテーブルとも称する。下記表1は、IDテーブルの一例である。
Figure 0007256330000001
上記表1では、ユーザが、第1のタイプの吸引装置100を3台所有し、第2のタイプの吸引装置100を2台所有し、第3のタイプの吸引装置100を1台所有する場合の、IDテーブルの一例が示されている。ユーザには、ユーザIDとしてID_U01が設定されている。第1のタイプの吸引装置100には、グループIDとしてID_G01が設定されている。そして、3台の第1のタイプの吸引装置100には、デバイスIDとしてID_D11、ID_D12、及びID_D13が、それぞれ設定されている。第2のタイプの吸引装置100には、グループIDとしてID_G02が設定されている。そして、2台の第2のタイプの吸引装置100には、デバイスIDとしてID_D21、及びID_D22が、それぞれ設定されている。第3のタイプの吸引装置100には、グループIDとしてID_G03が設定されている。そして、1台の第3のタイプの吸引装置100には、デバイスIDとしてID_D31が設定されている。
端末装置200は、IDテーブルを参照することで、吸引装置100のデバイスIDに基づいて吸引装置100のグループID(即ち、吸引装置100の種類)を識別することが可能となる。また、端末装置200は、IDテーブルを参照することで、吸引装置100のデバイスIDに基づいて吸引装置100のユーザID(即ち、吸引装置100のユーザ)を識別することが可能となる。
IDテーブルへの情報の追加、及びIDテーブルからの情報の削除は、端末装置200により適宜実行される。
-IDテーブルへの情報の追加
端末装置200は、IDテーブルに記憶されていないデバイスIDに対応する新たな吸引装置100を検出した場合に、新たな吸引装置100に対応するグループIDとデバイスIDとを対応付けてIDテーブルに記憶する。新たな吸引装置100とは、例えば、ユーザが新規購入した吸引装置100である。例えば、端末装置200は、吸引関連情報の送信元である吸引装置100のデバイスIDが、IDテーブルに記憶されていないデバイスIDである場合に、当該吸引装置100が新たな吸引装置100であることを検出する。そして、端末装置200は、新たな吸引装置100のデバイスIDと、新たな吸引装置100の種類に対応するグループIDとを、対応付けてIDテーブルに記憶する。
新たな吸引装置100の種類に対応するグループIDは、ユーザにより指定されてもよい。他にも、端末装置200は、デバイスIDに基づいてグループIDを推定してもよい。
他方、上記説明したように、吸引装置100の種類は、エアロゾル生成のために使用可能な基材の種類に応じて定義され得る。その場合、端末装置200は、新たな吸引装置100から受信した吸引関連情報に含まれる基材タイプIDに基づいて、当該新たな吸引装置100に対応するグループIDを識別してもよい。例えば、端末装置200は、新たな吸引装置100から受信した吸引関連情報に含まれる基材タイプIDにより示される基材を使用可能な吸引装置100の種類を、新たな吸引装置100の種類として識別する。かかる構成によれば、端末装置200は、新たな吸引装置100のグループIDを自動的に識別することが可能となる。
-IDテーブルからの情報の削除
端末装置200は、吸引装置100に関する所定の条件が満たされた場合に、当該吸引装置100に対応するデバイスIDとグループIDとの組み合わせをIDテーブルから削除する。所定の条件の一例は、吸引装置100が廃棄されることである。その場合、端末装置200は、廃棄対象の既存の吸引装置100に対応するデバイスIDとグループIDとの組み合わせを、IDテーブルから削除する。所定の条件の他の一例は、吸引装置100が買い替えられることである。その場合、端末装置200は、買い替え対象の既存の吸引装置100に対応するデバイスIDとグループIDとの組み合わせをIDテーブルから削除しつつ、新たな吸引装置100に対応するデバイスIDとグループIDとの組み合わせをIDテーブルに追加する。かかる構成により、IDテーブルの情報量を最低限に維持することが可能となる。
なお、どの吸引装置100が廃棄対象、又は買い替え対象であるかは、典型的にはユーザにより指定される。他に、端末装置200は、吸引装置100に修復不可能なエラーが発生したことを示す状態情報を受信した場合に、当該吸引装置100は廃棄対象であると判定してもよい。
(4)吸引関連情報に対する処理
端末装置200は、通信部230により吸引装置100から受信された吸引関連情報に対し、吸引装置100の種類に応じた処理を行う。ユーザが同一種類の吸引装置100を複数所有して使い分ける場合があるところ、かかる構成により、吸引装置100の種類ごとのサービスを提供することが可能となる。
詳しくは、端末装置200は、吸引関連情報の送信元である吸引装置100のデバイスIDに対応付けてIDテーブルに記憶されたグループIDを取得する。そして、端末装置200は、吸引装置100の種類に応じた処理として、取得したグループIDを用いた処理を行う。例えば、吸引装置100は、吸引関連情報とデバイスIDとを対応付けて送信する。次いで、端末装置200は、受信したデバイスIDをIDテーブルに参照することで、吸引装置100のグループIDを取得し、受信した吸引関連情報に対しグループIDに応じた処理を行う。かかる構成により、端末装置200は、吸引装置100の種類に応じた処理を行うことが可能となる。他にも、端末装置200は、受信したデバイスIDをIDテーブルに参照することでユーザIDを取得し、受信した吸引関連情報に対しユーザIDに応じた処理を行ってもよい。
以下、吸引装置100の種類に応じた吸引関連情報に対する処理の例を説明する。
-吸引関連情報の記憶
吸引装置100の種類に応じた吸引関連情報に対する処理の一例として、端末装置200は、グループIDと吸引関連情報とを対応付けて記憶してもよい。かかる構成により、端末装置200は、記憶した吸引関連情報に対し、後にグループIDを用いた処理を行うことが可能となる。
端末装置200は、デバイスIDと吸引関連情報とを対応付けて記憶してもよい。かかる構成により、端末装置200は、記憶した吸引関連情報に対し、後にデバイスIDを用いた処理を行うことが可能となる。
端末装置200は、ユーザIDと吸引関連情報とを対応付けて記憶してもよい。かかる構成により、端末装置200は、記憶した吸引関連情報に対し、後にユーザIDを用いた処理を行うことが可能となる。
-吸引関連情報の出力
端末装置200は、吸引装置100の種類ごとに吸引関連情報を出力してもよい。例えば、端末装置200は、同一のグループIDが対応付けられた吸引関連情報を集計することで、吸引装置100の種類ごとの吸引関連情報を出力する。かかる構成により、ユーザは、同一種類の複数の吸引装置100により得られた吸引関連情報を、連続性のある情報としてまとめて確認することが可能となる。以下、図4~図6に示す具体例を参照しながら、この点について詳しく説明する。
一例として、端末装置200は、同一種類の2つの吸引装置100から、それぞれ吸引履歴情報を取得したものとする。ここでは、これら2つの吸引装置100を、吸引装置100C及び吸引装置100Dとする。
図4は、本実施形態に係る吸引装置100Cから取得された吸引履歴情報を集計したグラフの一例である。図4に示すグラフ10Cの横軸は、日にちを単位とする時間である。グラフ10Cの縦軸は、吸引装置100Cにおける吸引回数の累計である。即ち、グラフ10Cは、吸引装置100Cにおける日ごとの吸引回数の推移を示している。端末装置200は、吸引装置100CのデバイスIDに対応付けて記憶された吸引履歴情報を集計することで、グラフ10Cを生成することができる。
図5は、本実施形態に係る吸引装置100Dから取得された吸引履歴情報を集計したグラフの一例である。図5に示すグラフ10Dの横軸は、日にちを単位とする時間である。グラフ10Dの縦軸は、吸引装置100Dにおける吸引回数の累計である。即ち、グラフ10Dは、吸引装置100Dにおける日ごとの吸引回数の推移を示している。端末装置200は、吸引装置100DのデバイスIDに対応付けて記憶された吸引履歴情報を集計することで、グラフ10Dを生成することができる。
ここでは、ユーザは、X日において吸引装置100Cの使用を止め、吸引装置100Dの使用を開始したものとする。そのため、グラフ10Cにおいては、X日から後の吸引回数はゼロである。また、グラフ10Dにおいては、X日より前の吸引回数はゼロである。デバイスIDごとに吸引履歴情報を集計する場合、ユーザがX日前後で変わりなく吸引装置100を使用しているにも関わらず、グラフ10C及びグラフ10Dに示すように、X日を境に非連続な情報が生成されてしまう。仮に、グラフ10C及びグラフ10Dがそれぞれユーザに提示されたとしても、ユーザは、これらの情報を連続性のある情報としてまとめて確認することが困難である。
そこで、端末装置200は、吸引装置100の種類ごとに吸引履歴情報を出力する。即ち、端末装置200は、同一種類の吸引装置100から得られた吸引履歴情報を集計して出力する。例えば、端末装置200は、同一のグループIDが対応付けられた吸引履歴情報を集計して出力する。
図6は、本実施形態に係る同一種類の吸引装置100から得られた吸引履歴情報を集計したグラフの一例である。図6に示すグラフ20の横軸は、日にちを単位とする時間である。グラフ20の縦軸は、吸引装置100C及び吸引装置100Dにおける吸引回数の累計である。即ち、グラフ20は、吸引装置100C及び吸引装置100Dにおける日ごとの吸引回数の和の推移を示している。より簡易には、グラフ20は、図4に示したグラフ10Cと図5に示したグラフ10Dとを統合したグラフである。端末装置200は、吸引装置100C及び吸引装置100Dに共通するグループIDに対応付けて記憶された吸引履歴情報を集計することでグラフ20を生成し、出力する。
グラフ20を参照すると、吸引装置100Cにおける使用履歴情報と吸引装置100Dにおける使用履歴情報とが、連続する情報として出力されている。従って、ユーザは、同一種類の複数の吸引装置100により得られた吸引関連情報を、連続性のある情報としてまとめて確認することが可能となる。
-吸引関連情報に基づく情報の出力
端末装置200は、吸引関連情報に含まれる吸引量情報により示される、吸引装置100の種類ごとの吸引量(吸引回数又は吸引時間)の累計が第1の閾値に達した場合に、吸引装置100の種類ごとの吸引量が第1の閾値に達したことを示す情報を出力してもよい。例えば、端末装置200は、同一のグループIDが対応付けられた吸引履歴情報を集計することで、吸引装置100の種類ごとの吸引量の累計を算出する。そして、端末装置200は、算出した吸引量の累計が第1の閾値に達した場合に、その旨を示す情報を出力する。かかる構成により、過度な吸引を防止することが可能となる。
ここで、ユーザが複数の吸引装置100を切り替えながら使用するユースケースでは、吸引装置100単位で吸引履歴情報を集計しても、合計の吸引量を正しく把握することは困難である。そのため、例えば、吸引量の合計が第1の閾値に達していても、個々の吸引装置100における吸引量が第1の閾値に達していなければ、吸引量の合計が第1の閾値に達したことをユーザに通知することは困難であった。この点、吸引装置100の種類単位で吸引履歴情報を集計することで、ユーザが複数の吸引装置100を切り替えながら使用するユースケースにおいても、ユーザの合計の吸引量を正しく把握し、過度な吸引を効果的に防止することが可能となる。
端末装置200は、吸引関連情報に含まれる吸引量情報及び基材IDにより示される、基材ごとの吸引量の累計が第2の閾値に達した場合に、基材ごとの吸引量の累計が第2の閾値に達したことを示す情報を出力してもよい。例えば、端末装置200は、同一のグループIDが対応付けられた吸引履歴情報のうち、同一の基材IDが含まれる吸引履歴情報を集計することで、基材ごとの吸引量の累計を算出する。そして、端末装置200は、算出した基材ごとの吸引量の累計が第2の閾値に達した場合に、その旨を示す情報を出力する。かかる構成により、基材に蓄積された内容物(エアロゾル源及び香味源)が枯渇する前に、基材の交換をユーザに促すことが可能となる。
ここで、ひとつの基材を複数の吸引装置100(とりわけ、電源ユニット110)に付け替えながら使用するユースケースでは、吸引装置100単位で吸引履歴情報を集計しても、基材に蓄積された内容物の消費量を正しく把握することは困難である。そのため、例えば、ある基材を使用して行われた吸引量の累計が第2の閾値に達していても、個々の吸引装置100における吸引量が第2の閾値に達していなければ、基材の交換をユーザに促すことは困難であった。この点、基材ごとの吸引履歴情報を集計することで、ひとつの基材を複数の吸引装置100に付け替えながら使用するユースケースにおいても、基材に蓄積された内容物の消費量を正しく把握し、基材の交換を効果的にユーザに促すことが可能となる。
-吸引関連情報の送信
吸引装置100の種類に応じた吸引関連情報に対する処理の他の一例として、端末装置200は、グループIDと吸引関連情報とを対応付けて送信してもよい。例えば、端末装置200は、グループIDと吸引関連情報とを対応付けてサーバ300に送信してもよい。かかる構成により、送信先の装置は、吸引装置100の種類ごとに吸引関連情報を処理することが可能となる。
端末装置200は、吸引関連情報の内容に応じて、グループID、デバイスID又はユーザIDの少なくともいずれかを選択し、選択したIDと吸引関連情報とを対応付けて送信してもよい。一例として、端末装置200は、吸引関連情報が吸引履歴情報である場合に、吸引履歴情報にグループIDを対応付けて送信する。これにより、サーバ300は、吸引装置100の種類単位で吸引履歴情報を管理することが可能となる。よって、サーバ300は、例えば、吸引装置100の種類ごとに吸引履歴情報を出力する、又は吸引装置100の種類ごとに吸引履歴情報に基づく情報を出力する等、吸引装置100の種類に応じた処理を行うことが可能となる。なお、端末装置200は、吸引履歴情報の他にも、吸引装置100の種類単位で管理されることが望ましい情報については、グループIDを対応付けて送信してもよい。
他の一例として、端末装置200は、吸引関連情報が状態情報である場合に、状態情報にデバイスIDを対応付けて送信する。かかる構成により、サーバ300は、吸引装置100単位で状態情報を管理することが可能となる。なお、端末装置200は、状態情報の他にも、吸引装置100単位で管理されることが望ましい情報については、デバイスIDを対応付けて送信してもよい。
他の一例として、端末装置200は、吸引関連情報が生体情報である場合に、生体情報にユーザIDを対応付けて送信する。かかる構成により、サーバ300は、ユーザ単位で生体状態を管理することが可能となる。なお、端末装置200は、生体情報の他にも、ユーザ単位で管理されることが望ましい情報については、ユーザIDを対応付けて送信してもよい。
(5)処理の流れ
-システム1全体における処理
図7は、本実施形態に係るシステム1において実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図7に示すように、まず、吸引装置100は、吸引関連情報とデバイスIDとを対応付けて送信する(ステップS102)。端末装置200は、吸引装置100から吸引関連情報及びデバイスIDを受信すると、受信したデバイスIDをIDテーブルに参照することで、吸引装置100のグループIDを取得する(ステップS104)。その後、端末装置200は、受信した吸引関連情報に対し、取得したグループIDに対応する処理(ステップS106~S110)を行う。
まず、端末装置200は、吸引関連情報とグループIDとを対応付けて記憶する(ステップS106)。一例として、端末装置200は、吸引履歴情報をグループIDに対応付けて記憶する。
次いで、端末装置200は、吸引関連情報とグループIDとを対応付けて送信する(ステップS108)。一例として、端末装置200は、吸引履歴情報をグループIDに対応付けて送信する。
次に、端末装置200は、グループIDごとに吸引関連情報を出力する(ステップS110)。例えば、端末装置200は、同一のグループIDに対応付けて記憶された吸引履歴情報を集計したグラフを出力する。
なお、上記ステップS106~S108にかかる処理のうち、少なくともいずれかひとつが実行されればよい。上記ステップS106~S108にかかる処理の順序は任意である。
また、上記ステップS106において、端末装置200は、デバイスID、及び/又はデバイスIDをIDテーブルに参照することで取得したユーザIDを、吸引関連情報に対応付けて記憶してもよい。一例として、端末装置200は、状態情報をデバイスIDに対応付けて記憶する。他の一例として、端末装置200は、生体情報をユーザIDに対応付けて記憶する。
上記ステップS108において、端末装置200は、デバイスID、及び/又はデバイスIDをIDテーブルに参照することで取得したユーザIDを、吸引関連情報に対応付けて送信してもよい。一例として、端末装置200は、状態情報をデバイスIDに対応付けて送信する。他の一例として、端末装置200は、生体情報をユーザIDに対応付けて送信する。
上記ステップS110において、端末装置200は、デバイスIDごとに吸引関連情報を出力してもよい。例えば、端末装置200は、同一のデバイスIDに対応付けて記憶された状態情報を集計して出力する。他にも、上記ステップS110において、端末装置200は、ユーザIDごとに吸引関連情報を出力してもよい。例えば、端末装置200は、同一のユーザIDに対応付けて記憶された生体情報を集計して出力する。
-端末装置200における処理
図8は、本実施形態に係る端末装置200において実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図8に示すように、まず、端末装置200は、吸引装置100から送信された吸引関連情報及びデバイスIDを受信する(ステップS202)。次いで、端末装置200は、受信したデバイスIDがIDテーブルに記憶済みであるか否かを判定する(ステップS204)。
受信したデバイスIDがIDテーブルに記憶済みであると判定された場合(ステップS204:YES)、端末装置200は、IDテーブルにおいてデバイスIDと対応付けて記憶されたグループIDを取得する(ステップS206)。そして、端末装置200は、吸引関連情報に対しグループIDに応じた処理を実行する(ステップS208)。
受信したデバイスIDがIDテーブルに記憶済みでないと判定された場合(ステップS204:NO)、端末装置200は、送信元の吸引装置100の種類に対応するグループIDと、受信したデバイスIDと、を対応付けて、IDテーブルに記憶する(ステップS210)。例えば、端末装置200は、吸引装置100の種類を入力するようユーザに問い合わせ、ユーザに指定された吸引装置100の種類に対応するグループIDを、デバイスIDに対応付けてIDテーブルに記憶する。その後、処理はステップS206に進む。
<2.4.変形例>
図9は、本実施形態に係るシステム1の変形例を説明するための図である。図9に示すように、吸引装置100は、端末装置200及びサーバ300と通信する。また、端末装置200は、吸引装置100及びサーバ300と通信する。即ち、本変形例では、吸引装置100は、端末装置200を介さずにサーバ300と通信することが可能である。
吸引装置100とサーバ300との通信には、例えばLPWA(Low Power, Wide Area)が使用され得る。LPWAは、伝送レートが低い代わりに通信可能距離が長いことを特徴とする無線通信規格である。他にも、吸引装置100とサーバ300との通信には、セルラー通信等が使用されてもよい。
本変形例に係る吸引装置100は、吸引関連情報に対し、吸引装置100の種類に応じた処理を行う。例えば、吸引装置100は、吸引装置100のグループIDを用いた処理を行う。ユーザが同一種類の吸引装置100を複数所有して使い分ける場合があるところ、かかる構成により、吸引装置100の種類ごとのサービスを提供することが可能となる。なお、吸引装置100は、端末装置200又はサーバ300によりグループIDを付与されてもよい。他に、吸引装置100は、製造時等にグループIDを付与され、記憶してもよい。
本変形例に係る吸引装置100により行われる処理は、上記実施形態にかかる端末装置200により行われる吸引装置100の種類に応じた吸引関連情報に対する処理と同様である。
一例として、吸引装置100は、グループIDと吸引関連情報とを対応付けて記憶する。かかる構成により、吸引装置100は、記憶した吸引関連情報に対し、後にグループIDを用いた処理を行うことが可能となる。
他の一例として、吸引装置100は、グループIDと吸引関連情報とを対応付けて出力する。吸引装置100は、他の吸引装置100と通信してもよい。そして、吸引装置100は、同一種類の他の吸引装置100から受信した吸引関連情報と自身の吸引関連情報とを集計して、出力してもよい。かかる構成により、ユーザは、同一種類の複数の吸引装置100により得られた吸引関連情報を、連続性のある情報としてまとめて確認することが可能となる。
他の一例として、吸引装置100は、グループIDと吸引関連情報とを対応付けて送信する。例えば、吸引装置100は、グループIDと吸引関連情報とを対応付けてサーバ300に送信してもよい。かかる構成により、送信先の装置は、吸引装置100の種類ごとに吸引関連情報を処理することが可能となる。
<<3.補足>>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、端末装置200の記憶部240が本発明における記憶装置の一例であるものと説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、吸引装置100、サーバ300又はその他の装置が、本発明における記憶装置として機能してもよい。
例えば、上記実施形態では、端末装置200の通知部220が本発明における出力装置の一例であるものと説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、吸引装置100、サーバ300又はその他の装置が、本発明における出力装置として機能してもよい。
例えば、上記実施形態では、デバイスIDの他にグループIDが設定されるものと説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、デバイスIDの一部がグループIDとして機能してもよい。具体的には、デバイスIDは、吸引装置100の種類を示す上位ビットと、吸引装置100に固有の下位ビットと、により構成されていてもよい。
例えば、上記実施形態では、吸引装置100が吸引関連情報とデバイスIDとを対応付けて送信するものと説明したが、本発明はかかる例に限定されない。一例として、吸引装置100は端末装置200と接続を開始する際にデバイスIDを送信してもよい。そして、吸引装置100は、デバイスIDを送信した後は、吸引関連情報のみを送信してもよい。その場合、端末装置200は、接続中の吸引装置100から受信した吸引関連情報に対しては、接続を開始する際に受信したデバイスIDに基づく処理を行う。
例えば、上記実施形態では、吸引装置100がデバイスIDを送信するものと説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、吸引装置100は、デバイスIDを送信しなくてもよいし、デバイスIDをそもそも記憶していなくてもよい。その場合、端末装置200は、例えば吸引装置100の接続情報(例えば、SSID又はMAC(Media Access Control)アドレス等)に基づいて、吸引装置100のデバイスIDを取得する。接続情報とデバイスIDとの対応付けは、例えば、吸引装置100と端末装置200とが初めて接続する際等に予め行われる。
なお、本明細書において説明した各装置による一連の処理は、ソフトウェア、ハードウェア、及びソフトウェアとハードウェアとの組合せのいずれを用いて実現されてもよい。ソフトウェアを構成するプログラムは、例えば、各装置の内部又は外部に設けられる記録媒体(非一時的な媒体:non-transitory media)に予め格納される。そして、各プログラムは、例えば、コンピュータによる実行時にRAMに読み込まれ、CPUなどのプロセッサにより実行される。上記記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等である。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信されてもよい。
また、本明細書においてフローチャート及びシーケンス図を用いて説明した処理は、必ずしも図示された順序で実行されなくてもよい。いくつかの処理ステップは、並列的に実行されてもよい。また、追加的な処理ステップが採用されてもよく、一部の処理ステップが省略されてもよい。
1 システム
100 吸引装置
110 電源ユニット
111 電源部
112 センサ部
113 通知部
114 記憶部
115 通信部
116 制御部
120 カートリッジ
121 加熱部
122 液誘導部
123 液貯蔵部
124 マウスピース
130 香味付与カートリッジ
131 香味源
140 保持部
141 内部空間
142 開口
143 底部
144 断熱部
150 スティック型基材
151 基材部
152 吸口部
180 空気流路
181 空気流入孔
182 空気流出孔
200 端末装置
210 センサ部
220 通知部
230 通信部
240 記憶部
250 制御部
300 サーバ

Claims (16)

  1. 他の装置との間で通信を行う通信部と、
    前記通信部により吸引装置から受信された、前記吸引装置に関する情報である吸引関連情報に対し、前記吸引装置の種類に応じた処理を行う制御部と、
    を備え
    前記制御部は、前記吸引関連情報の内容に応じて、前記吸引装置の種類を示す識別情報である第1の識別情報、前記吸引装置に固有の識別情報である第2の識別情報、又は前記吸引装置を使用するユーザに固有の識別情報である第3の識別情報の少なくともいずれかを選択し、選択した前記識別情報と前記吸引関連情報とを対応付けて送信するよう前記通信部を制御する、端末装置。
  2. 前記制御部は、前記吸引装置の種類を示す識別情報である第1の識別情報と前記吸引関連情報とを対応付けて記憶するよう記憶装置を制御する、請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記第1の識別情報は、前記吸引装置の種類ごとに異なる情報であって、同一種類の前記吸引装置に共通する情報である、請求項1又は2に記載の端末装置。
  4. 前記制御部は、前記第1の識別情報と、前記吸引装置に固有の識別情報である第2の識別情報とを対応付けて記憶装置に記憶させる、請求項に記載の端末装置。
  5. 前記制御部は、前記吸引関連情報の送信元である前記吸引装置の前記第2の識別情報に対応付けて前記記憶装置に記憶された前記第1の識別情報を取得し、前記吸引装置の種類に応じた処理として前記第1の識別情報を用いた処理を行う、請求項に記載の端末装置。
  6. 前記制御部は、前記記憶装置に記憶されていない前記第2の識別情報に対応する新たな吸引装置を検出した場合に、前記新たな吸引装置に対応する前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを対応付けて前記記憶装置に記憶させる、請求項又はに記載の端末装置。
  7. 前記吸引装置は、基材を使用して、ユーザに吸引される物質を生成し、
    前記吸引関連情報は、前記基材の種類を示す識別情報である第4の識別情報を含み、
    前記制御部は、前記吸引関連情報に含まれる前記第4の識別情報に基づいて、前記新たな吸引装置に対応する前記第1の識別情報を識別する、請求項に記載の端末装置。
  8. 前記制御部は、前記吸引装置に関する所定の条件が満たされた場合に、当該前記吸引装置に対応する第2の識別情報と前記第1の識別情報との組み合わせを、前記記憶装置から削除する、請求項のいずれか一項に記載の端末装置。
  9. 前記制御部は、前記吸引装置の種類ごとに前記吸引関連情報を出力するよう出力装置を制御する、請求項1~のいずれか一項に記載の端末装置。
  10. 前記吸引関連情報は、ユーザが前記吸引装置を用いて行った吸引の量を示す吸引量情報を含み、
    前記制御部は、前記吸引量情報により示される、前記吸引装置の種類ごとの吸引量の累計が第1の閾値に達した場合に、前記吸引装置の種類ごとの吸引量の累計が前記第1の閾値に達したことを示す情報を出力するよう出力装置を制御する、請求項1~のいずれか一項に記載の端末装置。
  11. 前記吸引装置は、基材を使用して、ユーザに吸引される物質を生成し、
    前記吸引関連情報は、前記基材に固有の識別情報である第5の識別情報と、ユーザが前記吸引装置を用いて行った吸引の量を示す吸引量情報を含み、
    前記制御部は、前記第5の識別情報及び前記吸引量情報により示される、前記基材ごとの吸引量の累計が第2の閾値に達した場合に、前記基材ごとの吸引量の累計が前記第2の閾値に達したことを示す情報を出力するよう出力装置を制御する、請求項1~10のいずれか一項に記載の端末装置。
  12. 吸引装置であって、
    他の装置との間で通信を行う通信部と、
    前記吸引装置に関する情報である吸引関連情報に対し、前記吸引装置の種類に応じた処理を行う制御部
    を備え
    前記制御部は、前記吸引関連情報の内容に応じて、前記吸引装置の種類を示す識別情報である第1の識別情報、前記吸引装置に固有の識別情報である第2の識別情報、又は前記吸引装置を使用するユーザに固有の識別情報である第3の識別情報の少なくともいずれかを選択し、選択した前記識別情報と前記吸引関連情報とを対応付けて送信するよう前記通信部を制御する、吸引装置。
  13. 他の装置との間で通信を行う端末装置により実行される情報処理方法であって、
    吸引装置から受信された、前記吸引装置に関する情報である吸引関連情報に対し、前記吸引装置の種類に応じた処理を行うこと、
    を含み、
    前記吸引装置の種類に応じた処理を行うことは、前記吸引関連情報の内容に応じて、前記吸引装置の種類を示す識別情報である第1の識別情報、前記吸引装置に固有の識別情報である第2の識別情報、又は前記吸引装置を使用するユーザに固有の識別情報である第3の識別情報の少なくともいずれかを選択し、選択した前記識別情報と前記吸引関連情報とを対応付けて送信することを含む、情報処理方法。
  14. 他の装置との間で通信を行う吸引装置により実行される情報処理方法であって、
    前記吸引装置に関する情報である吸引関連情報に対し、前記吸引装置の種類に応じた処理を行うこと、
    を含み、
    前記吸引装置の種類に応じた処理を行うことは、前記吸引関連情報の内容に応じて、前記吸引装置の種類を示す識別情報である第1の識別情報、前記吸引装置に固有の識別情報である第2の識別情報、又は前記吸引装置を使用するユーザに固有の識別情報である第3の識別情報の少なくともいずれかを選択し、選択した前記識別情報と前記吸引関連情報とを対応付けて送信することを含む、情報処理方法。
  15. 他の装置との間で通信を行う端末装置を制御するコンピュータを、
    吸引装置から受信された、前記吸引装置に関する情報である吸引関連情報に対し、前記吸引装置の種類に応じた処理を行う制御部、
    として機能させ
    前記制御部は、前記吸引関連情報の内容に応じて、前記吸引装置の種類を示す識別情報である第1の識別情報、前記吸引装置に固有の識別情報である第2の識別情報、又は前記吸引装置を使用するユーザに固有の識別情報である第3の識別情報の少なくともいずれかを選択し、選択した前記識別情報と前記吸引関連情報とを対応付けて送信するよう前記端末装置を制御する、プログラム。
  16. 他の装置との間で通信を行う吸引装置を制御するコンピュータを、
    前記吸引装置に関する情報である吸引関連情報に対し、前記吸引装置の種類に応じた処理を行う制御部、
    として機能させ
    前記制御部は、前記吸引関連情報の内容に応じて、前記吸引装置の種類を示す識別情報である第1の識別情報、前記吸引装置に固有の識別情報である第2の識別情報、又は前記吸引装置を使用するユーザに固有の識別情報である第3の識別情報の少なくともいずれかを選択し、選択した前記識別情報と前記吸引関連情報とを対応付けて送信するよう前記吸引装置を制御する、プログラム。
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