JP7293150B2 - トンネル掘削機 - Google Patents

トンネル掘削機 Download PDF

Info

Publication number
JP7293150B2
JP7293150B2 JP2020035011A JP2020035011A JP7293150B2 JP 7293150 B2 JP7293150 B2 JP 7293150B2 JP 2020035011 A JP2020035011 A JP 2020035011A JP 2020035011 A JP2020035011 A JP 2020035011A JP 7293150 B2 JP7293150 B2 JP 7293150B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
jack
damping
excavator
excavation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020035011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021139110A (ja
Inventor
泰治 花岡
譲治 佐藤
Original Assignee
地中空間開発株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 地中空間開発株式会社 filed Critical 地中空間開発株式会社
Priority to JP2020035011A priority Critical patent/JP7293150B2/ja
Publication of JP2021139110A publication Critical patent/JP2021139110A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7293150B2 publication Critical patent/JP7293150B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

本発明は、振動を抑制する制振装置を備えるトンネル掘削機に関する。
従来、振動を抑制する制振装置を備えるトンネル掘削機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、先端が掘削機本体の前胴に固定され、後端が掘削機本体の後胴に固定される複数の振動発生用ジャッキを備えたトンネル掘削機が開示されている。複数の振動発生用ジャッキは、掘削方向(前後方向)に延びている。トンネル掘削機は、カッタヘッドおよびカッタ旋回用モータを含む掘削機構を前胴により支持している。振動発生用ジャッキは、カッタヘッドに発生した振動とは逆位相の振動を発生させて、カッタヘッドによる地盤の掘削に伴い発生する振動(掘削振動)を抑制するように構成されている。また、トンネル掘削機は、複数の振動発生用ジャッキを、前後方向に伸縮させることにより、掘削機本体の前後方向の振動を抑制するように構成されている。振動発生用ジャッキは、掘削機の前胴の傾きを変えて、掘削方向を制御する方向制御用ジャッキとしても機能するように構成されており、トンネル壁近傍に設置されている。
特開2017-172162号公報
しかしながら、上記特許文献1のトンネル掘削機では、振動発生用ジャッキが、掘削機本体の内部構成である前胴と後胴との間で、かつ、掘削機構から比較的大きな距離を隔てた位置であるトンネル壁近傍に設置されており、前胴を介して間接的にカッタヘッドの振動を抑制するように構成されていることから、カッタヘッドの振動を十分に抑制することができないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、カッタヘッドを含む掘削機構の振動を効果的に抑制することが可能なトンネル掘削機を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明のトンネル掘削機は、カッタヘッドと、カッタヘッドを後方から回転可能に支持する回転支持部と、回転支持部を介してカッタヘッドを回転させるカッタヘッド駆動装置とを含む掘削機構と、筒状の胴部と、胴部の内周側において掘削機構を支持する支持構造とを含む掘削機本体と、一端が掘削機本体に固定されるとともに、他端が掘削機構に固定され、または、他端が掘削機構近傍で支持構造に固定されており、伸縮して掘削機構の振動を抑制する制振ジャッキとを備える。
この発明のトンネル掘削機では、上記のように、胴部の内周側に配置される掘削機構と、一端が掘削機本体に固定されるとともに、他端が掘削機構に固定され、または、他端が掘削機構近傍で支持構造に固定されており、伸縮して掘削機構の振動を抑制する制振ジャッキとを設ける。制振ジャッキの一端を固定する掘削機本体は、掘削方向に直交する方向を地盤により支持されており、掘削方向は推進ジャッキ(シールドジャッキ)を介して、トンネル壁に支持されている。そして、制振ジャッキの他端は、振動を発生させるカッタヘッドを含む掘削機構に直接固定され、または、掘削機構近傍で支持構造に固定されている。その結果、従来のように、掘削機構から比較的大きな距離を隔てた位置であるトンネル壁近傍に振動抑制用のジャッキを設置する場合と比較して、制振ジャッキの力を掘削機構に略直接的にかつ効果的に伝達することができるので、カッタヘッドを含む掘削機構の振動を効果的に抑制することができる。
上記トンネル掘削機において、好ましくは、制振ジャッキは、カッタヘッドの回転方向に並ぶように複数設けられている。このように構成すれば、カッタヘッドに対してバランスよく複数の制振ジャッキを配置することができるので、カッタヘッドを含む掘削機構の振動をより効果的に抑制することができる。
上記トンネル掘削機において、好ましくは、掘削機構近傍に設けられ、掘削機構の振動を検知する振動センサをさらに備え、制振ジャッキは、振動センサの検知結果に基づいて、伸縮して掘削機構の振動を抑制するように構成されている。このように構成すれば、振動センサにより、カッタヘッドの振動を検知し、検知したカッタヘッドの振動に対する逆振動を、制振ジャッキを伸縮させることにより与えることができる。その結果、カッタヘッドを含む掘削機構の振動をより効果的に抑制することができる。なお、上記の「掘削機構近傍」に設けられる振動センサとは、「掘削機構自体に設けられた振動センサ、および、掘削機構近傍で掘削機構とは異なる構成に設けられた振動センサ」の両方を含む。
上記トンネル掘削機において、好ましくは、制振ジャッキは、他端が掘削機構または支持構造に後方側から固定されるとともに、一端が掘削機本体に前方側から固定されており、前後方向に伸縮して掘削機構の振動を抑制する第1ジャッキを含む。ここで、一般的に、前後方向(掘削方向)では、トンネル掘削機の自重による抑制効果が少なく、周辺の地盤による拘束も少なく、さらにトンネル掘削機の抵抗による推力変動が大きいことや、掘削に要する推力は、直交方向の荷重に比べてはるかに大きいことから、前後方向に直交する方向と比較してより大きな振動が発生しやすい。そこで、上記のように構成すれば、比較的大きな振動が発生しやすい前後方向において、前後方向に伸縮する第1ジャッキによりカッタヘッドを含む掘削機構の振動を効果的に抑制することができる。
この場合において、好ましくは、第1ジャッキは、前後方向に伸縮して掘削機構および支持構造の少なくとも一方を前後方向に繰り返し撓ませることにより、掘削機構の振動を抑制するように構成されている。このように構成すれば、掘削機構および支持構造の少なくとも一方の撓み変形を利用して、掘削機構の振動が収束するように掘削機構を前後方向に繰り返し移動させることが可能になるので、カッタヘッドを含む掘削機構の振動を抑制することを実現することができる。
上記制振ジャッキが、前後方向に伸縮して掘削機構の振動を抑制する第1ジャッキを含む構成において、好ましくは、支持構造は、掘削機構を掘削機本体に対して前後方向に移動可能なように支持する移動支持部を有し、移動支持部により掘削機構を支持した状態で、第1ジャッキは、前後方向に伸縮して掘削機構を掘削機本体に対して前後方向に移動させることにより、掘削機構の振動を抑制するように構成されている。このように構成すれば、第1ジャッキにより掘削機構を掘削機本体に対して前後方向に移動させることができるので、掘削機構の振動が掘削機本体に伝達されるのを効果的に抑制することができる。
上記トンネル掘削機において、好ましくは、制振ジャッキは、他端が掘削機構に外周側から固定されるとともに、一端が掘削機本体に内周側から固定されており、前後方向に略直交する方向に伸縮して掘削機構の振動を抑制する第2ジャッキを含む。このように構成すれば、前後方向(掘削方向)に直交する方向における振動を第2ジャッキにより抑制することができるので、前後方向(掘削方向)に直交する方向において掘削機本体の周囲を取り囲む地盤に振動が鉛直に伝達されるのを抑制することができる。その結果、地盤を介した周辺地域への振動被害をより効果的に低減することができる。
この場合において、好ましくは、支持構造は、掘削機構の外周面と掘削機本体の内周面との間に環状に配置された弾性変形可能な弾性支持部を有し、弾性支持部により掘削機構を支持した状態で、第2ジャッキは、前後方向に略直交する方向に伸縮して、弾性支持部を弾性変形させながら掘削機構の振動を抑制するように構成されている。このように構成すれば、弾性支持部により掘削機構の前後方向に略直交する方向への移動が許容されるので、第2ジャッキの力を効果的に掘削機構に伝達することができる。その結果、カッタヘッドを含む掘削機構の振動をより効果的に抑制することができる。
本発明によれば、上記のように、カッタヘッドを含む掘削機構の振動を効果的に抑制することができる。
第1実施形態によるトンネル掘削機を側方から示した模式的な断面図である。 第1実施形態によるトンネル掘削機を後方から示した模式的な図である。 第2実施形態によるトンネル掘削機を側方から示した模式的な断面図である。 第2実施形態によるトンネル掘削機を後方から示した模式的な図である。 第3実施形態によるトンネル掘削機を側方から示した模式的な断面図である。 第3実施形態によるトンネル掘削機を後方から示した模式的な図である。 変形例によるトンネル掘削機を側方から示した模式的な断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1および図2を参照して、第1実施形態によるトンネル掘削機100について説明する。
図1に示すように、トンネル掘削機100は、掘削機本体1と、掘削機本体1(胴部10)の内周側に配置され、掘削機本体1の後述する支持構造11aに支持される掘削機構2と、振動センサ3と、制振ジャッキ4とを備えている。なお、制振ジャッキ4は、特許請求の範囲の「第1ジャッキ」の一例である。
制振ジャッキ4は、掘削機本体1と掘削機構2との間に設置され、伸縮して、掘削に伴う掘削機構2の振動(掘削振動)を抑制するように構成されている。詳細については後述する。
各図では、トンネルの掘削方向に沿って延びるトンネル掘削機100の中心軸線αに平行な方向(前後方向)をX方向により示す。X方向のうち、掘削方向(前方)をX1方向とし、掘削方向の反対方向である後方をX2方向により示す。また、各図では、X方向に直交する左右方向をY方向により示す。また、各図では、X方向およびY方向と直交する上下方向をZ方向により示す。Z方向のうち、上方をZ1方向により示し、下方をZ2方向により示す。
第1実施形態では、トンネル掘削機100が泥土圧式のトンネル掘削機である例を示している。泥土圧式のトンネル掘削機100では、カッタヘッド20により掘削された土砂と土砂に注入された作泥材とがチャンバC内で混合され、掘削土砂が不透水性と塑性流動性とを持つ泥土に変換される。掘削土砂(泥土)は、チャンバC内およびスクリュコンベアS内に充満する。トンネル掘削機100は、シールドジャッキ14によって推進することによって、掘削した土砂をチャンバC内に充満させ加圧し、地山側の圧力(土圧および地下水圧)に対抗させる。トンネル掘削機100は、掘削量と排土量とのバランスによって圧力の平衡を図りながら掘削方向に前進する。なお、図2では、説明の便宜上、スクリュコンベアSおよびエレクタ13の図示を省略している。
(掘削機本体の構成)
掘削機本体1は、筒状の胴部10と、胴部10の内周側に配置される隔壁11を有する支持構造11aと、制振ジャッキ4の一端4a(後端)が固定される後端支持部12とを含んでいる。
隔壁11は、掘削方向(X1方向)と直交する方向に延びており、前方側の空間であるチャンバCと、後方側の空間である作業空間とに、胴部10の内部空間を区画している。胴部10の内側で隔壁11の後方には、セグメントSGを組み付けるエレクタ13が配置されている。また、胴部10には、推進のための複数のシールドジャッキ14が設けられている。
支持構造11aは、胴部10に対して内周側から固定されている。支持構造11aは、胴部10の内周側において掘削機構2を支持している。掘削機構2は、支持構造11aに固定されている。なお、支持構造11aに支持された掘削機構2の中心軸線は、トンネル掘削機100の中心軸線αと一致する。
後端支持部12は、隔壁11を有する支持構造11aの後方で、かつ、エレクタ13の前方に配置されている。後端支持部12は、上下方向および左右方向に延びるとともに、剛性の高い複数の梁部材により形成されている。後端支持部12の端部は、胴部10に対して内周側から固定されている。後端支持部12には、制振ジャッキ4の一端4a(後端)が固定されている。
(掘削機構の構成)
掘削機構2は、カッタヘッド20と、カッタヘッド20を後方から回転(旋回)可能に支持する回転支持部21と、回転支持部21を介してカッタヘッド20を回転させる複数のカッタヘッド駆動装置22とを含んでいる。
また、掘削機構2は、回転支持部21および複数のカッタヘッド駆動装置22を支持する掘削機構本体23を含んでいる。掘削機構本体23は、掘削機本体1(支持構造11a)に直接支持される構成である。掘削機構2(掘削機構本体23)は、掘削機本体1(支持構造11a)に対して固定されている。
カッタヘッド20は、土砂を掘削する複数のカッタビットを有している。カッタヘッド20は、トンネル掘削機100の掘削方向の前端に設けられている。カッタヘッド20は、後方側(X2方向側)から回転支持部21により回転可能に支持されている。回転支持部21は、トンネル掘削機100の中心軸線αを中心として、掘削機本体1に対して回転可能なように構成されている。カッタヘッド20は、回転支持部21を介してカッタヘッド駆動装置22によって回転力(トルク)が付与されることにより、トンネル掘削機100の中心軸線α回りに回転するように構成されている。
一例ではあるが、カッタヘッド駆動装置22は、電気モータにより構成されている。カッタヘッド駆動装置22は、隔壁11の後方側に配置されている。複数のカッタヘッド駆動装置22は、掘削方向から見て、カッタヘッド20の回転方向に沿って円環状に配置されている。
(振動センサの構成)
振動センサ3は、掘削機構2(掘削機構本体23)に設けられ、掘削機構2の振動を検知するように構成されている。一例ではあるが、振動センサ3は、複数のカッタヘッド駆動装置22の内周側において、掘削機構本体23に1つ設置されている。また、一例ではあるが、振動センサ3は、3軸の加速度センサにより構成されている。なお、振動センサ3の設置箇所は、掘削機構2の振動を検知可能であるならばいかなる位置でもよい。
振動センサ3の検知信号は、制御部(図示せず)により取得される。制御部は、振動センサ3の検知信号に基づいて、制振ジャッキ4の駆動を制御するように構成されている。制御部は、振動センサ3において検知した振動を効果的に打ち消すために、主として、制振ジャッキ4により検知した振動とは逆位相の振動を発生させて、振動を抑制する制御を行うように構成されている。
振動センサ3は、掘削機本体1の各種の振動を検知するように構成されている。各種の振動とは、たとえば、カッタヘッド20により地盤を掘削する際に発生する掘削振動を含んでいる。なお、一般的に、掘削振動が発生すると掘削機構を介して振動が掘削機本体に伝達され、さらには、振動が地盤に伝達されることになる。
(制振ジャッキの構成)
制振ジャッキ4は、上記の通り、振動センサ3の検知結果に基づいて、振動センサ3が検知した振動を効果的に抑制可能な逆振動を伸縮によって発生させ、掘削機構2の振動を抑制するように構成されている。
制振ジャッキ4は、シリンダおよびシリンダから伸縮するロッドを有するジャッキ本体40と、ジャッキ本体40にジョイントJを介して前方から接続される前方側梁部材41と、ジャッキ本体40にジョイントJを介して後方から接続される後方側梁部材42とを含んでいる。
制振ジャッキ4は、他端4b(前端)が掘削機構2(掘削機構本体23)に後方側から固定されるとともに、一端4a(後端)が掘削機本体1に前方側から固定されている。すなわち、制振ジャッキ4は、前後方向に延びるように、掘削機本体1と、掘削機構2との間に設置されている。制振ジャッキ4は、前後方向に伸縮して掘削機構2の振動を抑制するように構成されている。
制振ジャッキ4は、複数(6つ)のカッタヘッド駆動装置22を取り囲むように、カッタヘッド20の回転方向に環状に並ぶように複数設けられている。複数の制振ジャッキ4は、上下方向および左右方向において、バランスよく均等に配置されている。なお、図1では説明の便宜上、制振ジャッキ4を1つのみ図示している。
制振ジャッキ4は、前後方向に伸縮して、掘削機構本体23に対して固定された掘削機構2および支持構造11aを、前後方向に繰り返し撓ませることにより、掘削機構2の振動を抑制するように構成されている。
[第1実施形態の効果]
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、胴部10の内周側に配置される掘削機構2と、一端4aが掘削機本体1(後端支持部12)に固定されるとともに、他端4bが掘削機構2に固定されており、伸縮して掘削機構2の振動を抑制する制振ジャッキ4とを設ける。制振ジャッキ4の一端4aを固定する掘削機本体1は、掘削方向に直交する方向の全周が地盤により囲まれて支持されており、掘削方向はシールドジャッキ(推進ジャッキ)14を介して、トンネル壁に支持されている。そして、制振ジャッキ4の他端4bは、振動を発生させるカッタヘッド20を含む掘削機構2に直接固定されている。その結果、従来のように、掘削機構から比較的大きな距離を隔てた位置であるトンネル壁近傍に振動抑制用のジャッキを設置する場合とは異なり、制振ジャッキ4の力を掘削機構2に直接的にかつ効果的に伝達することができるので、カッタヘッド20を含む掘削機構2の振動を効果的に抑制することができる。
第1実施形態では、上記のように、制振ジャッキ4は、カッタヘッド20の回転方向に並ぶように複数設けられている。これによって、カッタヘッド20に対してバランスよく複数の制振ジャッキ4を配置することができるので、カッタヘッド20を含む掘削機構2の振動をより効果的に抑制することができる。
第1実施形態では、上記のように、掘削機構2に設けられ、掘削機構2の振動を検知する振動センサ3をさらに備え、制振ジャッキ4は、振動センサ3の検知結果に基づいて、伸縮して掘削機構2の振動を抑制するように構成されている。これによって、振動センサ3により、カッタヘッド20の振動を検知し、検知したカッタヘッド20の振動に対する逆振動を、制振ジャッキ4を伸縮させることによって与えることができる。その結果、カッタヘッド20を含む掘削機構2の振動をより効果的に抑制することができる。
第1実施形態では、上記のように、制振ジャッキ4は、他端4bが掘削機構2に後方側から固定されるとともに、一端4aが掘削機本体1に前方側から固定されており、前後方向に伸縮して掘削機構2の振動を抑制するジャッキを含む。ここで、一般的に、前後方向(掘削方向)では、トンネル掘削機100の自重による抑制効果が少なく、周辺の地盤による拘束も少なく、さらにトンネル掘削機100の抵抗による推力変動が大きいことや、掘削に要する推力は、直交方向の荷重に比べてはるかに大きいことから、前後方向に直交する方向と比較してより大きな振動が発生しやすい。そこで、上記のように構成することによって、比較的大きな振動が発生しやすい前後方向において、前後方向に伸縮する制振ジャッキ4によりカッタヘッド20を含む掘削機構2の振動を効果的に抑制することができる。
第1実施形態では、上記のように、制振ジャッキ4は、前後方向に伸縮して掘削機構2および支持構造11aを前後方向に繰り返し撓ませることにより、掘削機構2の振動を抑制するように構成されている。これによって、掘削機構2および支持構造11aの撓み変形を利用して、掘削機構2の振動が収束するように掘削機構2を前後方向に繰り返し移動させることが可能になるので、カッタヘッド20を含む掘削機構2の振動抑制することを実現することができる。
[第2実施形態]
図3および図4を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態は、掘削機構2を支持構造11aに対して固定した上記第1実施形態とは異なり、掘削機構2を支持構造211aに対して固定することなく前後方向に移動可能に構成する例について説明する。なお、図中において、上記第1実施形態と同様の構成には、同じ符号を付して図示する。
図3および図4に示すように、第2実施形態のトンネル掘削機200は、移動支持部205を有する支持構造211aを備えている。
移動支持部205は、掘削機構2を掘削機本体1に対して前後方向に移動可能なように支持するように構成されている。なお、図4では、説明の便宜上、スクリュコンベアS、エレクタ13および掘削機本体1の後端支持部12の図示を省略するとともに、断面を示すものではないが移動支持部205を構成する複数のブロック体205aにハッチングを付している。
移動支持部205は、掘削機構2(掘削機構本体23)と、移動支持部205を有する支持構造211aとの間に配置されている。移動支持部205は、支持構造211aに対して内周側から固定されている。移動支持部205は、支持構造211aの内周面(掘削機構本体23の外周面)に沿って、略等角度間隔で配置された複数のブロック体205aにより構成されている。複数のブロック体205aは、掘削機構2に対する摺動面を環状とする場合よりも、掘削機構2の摺動面との接触面積を小さくする機能を有している。すなわち、複数のブロック体205aは、掘削機構2の摺動性を向上させる機能を有している。
さらには、移動支持部205(ブロック体205a)の内周面は、掘削機構2に当接する当接面として機能するとともに、制振ジャッキ4が前後方向に伸縮する際には掘削機構2を摺動させる摺動面として機能する。このため、移動支持部205(ブロック体205a)の内周面は、比較的小さな摩擦係数の材料を用いて滑らかな面に形成されている。一例ではあるが、ブロック体205aは、金属材料により形成されている。なお、移動支持部205(ブロック体205a)の内周面には、所定のコーティングが施されていてもよい。
移動支持部205により掘削機構2を支持した状態で、制振ジャッキ4は、前後方向に伸縮して掘削機構2を掘削機本体1に対して前後方向に移動させることにより、掘削機構2の振動を抑制するように構成されている。なお、掘削機構2と支持構造211a(掘削機本体1)とは、上記第1実施形態とは異なり直接固定されていない。このため、制振ジャッキ4が直接的に荷重を支持しており、振動は支持構造211aに伝達されにくい。
第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
[第2実施形態の効果]
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記第1実施形態と同様に、胴部10の内周側に配置される掘削機構2と、一端4aが掘削機本体1に固定されるとともに、他端4bが掘削機構2に固定されており、伸縮して掘削機構2の振動を抑制する制振ジャッキ4とを設ける。これによって、カッタヘッド20を含む掘削機構2の振動を効果的に抑制することができる。
第2実施形態では、上記のように、支持構造211aは、掘削機構2を、支持構造211a(掘削機本体1)に対して前後方向に移動可能なように支持する移動支持部205を有し、移動支持部205により掘削機構2を支持した状態で、制振ジャッキ4は、前後方向に伸縮して掘削機構2を掘削機本体1に対して前後方向に移動させることにより、掘削機構2の振動を抑制するように構成されている。これによって、制振ジャッキ4により掘削機構2を掘削機本体1に対して前後方向に移動させることができるので、掘削機構2の振動が掘削機本体1に伝達されるのを効果的に抑制することができる。
第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
図5および図6を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態は、制振ジャッキ4を備える上記第1実施形態の構成に加えて、制振ジャッキ304を備える例について説明する。なお、図中において、上記第1実施形態と同様の構成には、同じ符号を付して図示する。また、制振ジャッキ304は、特許請求の範囲の「第2ジャッキ」の一例である。
図5および図6に示すように、第3実施形態のトンネル掘削機300は、複数(4つ)の制振ジャッキ304と、弾性変形可能な弾性支持部306を有する支持構造311aとを備えている。なお、図6では、説明の便宜上、スクリュコンベアS、エレクタ13および掘削機本体1の後端支持部12の図示を省略している。
複数の制振ジャッキ304は、カッタヘッド20の半径方向に放射状に延びるように配置されている。複数の制振ジャッキ304は、略等角度間隔で配置されている。制振ジャッキ304は、内周側の他端304bが掘削機構2に外周側から固定されるとともに、外周側の一端304aが支持構造311aに内周側から固定されており、前後方向に略直交する方向に伸縮して掘削機構2の振動を抑制するように構成されている。
弾性支持部306は、掘削機構2の外周面と掘削機本体1の内周面との間に環状に配置され、掘削機構2を支持するように構成されている。一例ではあるが、弾性支持部306は、気体または液体が封入された弾性を有するバッグや、ゴム部材、バネなどにより形成することができる。弾性支持部306は、単一の環状の部材により構成されている。弾性支持部306は、シール材としても機能する。なお、弾性支持部306は、カッタヘッド20の回転方向に並ぶ複数の部材により構成されていてもよい。この場合、弾性支持部306とは別にシール材を設ける必要がある。
弾性支持部306により掘削機構2を支持した状態で、制振ジャッキ304は、前後方向に交差する方向に伸縮して、弾性支持部306を弾性変形させながら掘削機構2の振動を抑制するように構成されている。また、制振ジャッキ4は、前後方向に伸縮して掘削機構2を掘削機本体1に対して前後方向に移動させることにより、掘削機構2の振動を抑制するように構成されている。なお、掘削機構2と支持構造311aとは、間に弾性支持部306が設けられており、上記第1実施形態とは異なり直接固定されていない。このため、制振ジャッキ4が直接的に荷重を支持しており、振動は支持構造11aに伝達されにくい。
第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
[第3実施形態の効果]
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記第1実施形態と同様に、胴部10の内周側に配置される掘削機構2と、一端4aが掘削機本体1に固定されるとともに、他端4bが掘削機構2に固定されており、伸縮して掘削機構2の振動を抑制する制振ジャッキ4と、一端304aが支持構造311a(掘削機本体1)に固定されるとともに、他端304bが掘削機構2に固定されており、伸縮して掘削機構2の振動を抑制する制振ジャッキ304とを設ける。これによって、カッタヘッド20を含む掘削機構2の振動を効果的に抑制することができる。
第3実施形態では、上記のように、制振ジャッキ304は、他端304bが掘削機構2に外周側から固定されるとともに、一端304aが支持構造311a(掘削機本体1)に内周側から固定されており、前後方向に略直交する方向に伸縮して掘削機構2の振動を抑制するジャッキを含む。これによって、前後方向(掘削方向)に直交する方向における振動を制振ジャッキ304により抑制することができるので、前後方向(掘削方向)に直交する方向において掘削機本体1の周囲を取り囲む地盤に鉛直に振動が伝達されるのを抑制することができる。その結果、地盤を介した周辺地域への振動被害をより効果的に低減することができる。
第3実施形態では、上記のように、支持構造311aは、掘削機構2の外周面と掘削機本体1の内周面との間に環状に配置された弾性変形可能な弾性支持部306を有し、弾性支持部306により掘削機構2を支持した状態で、制振ジャッキ304は、前後方向に略直交する方向に伸縮して、弾性支持部306を弾性変形させながら掘削機構2の振動を抑制するように構成されている。これによって、弾性支持部306により掘削機構2の前後方向に略直交する方向への移動が許容されるので、制振ジャッキ304の力を効果的に掘削機構2に伝達することができる。その結果、カッタヘッド20を含む掘削機構2の振動をより効果的に抑制することができる。
第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態および変形例は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1~第3実施形態では、泥土圧式のトンネル掘削機に本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明を、泥水式のトンネル掘削機に適用してもよい。
また、上記第1~第3実施形態では、前後方向に延びる制振ジャッキを、複数のカッタヘッド駆動装置の外周側に配置した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、前後方向に延びる制振ジャッキを、複数のカッタヘッド駆動装置の内周側に配置してもよい。
また、上記第1~第3実施形態では、前後方向に延びる制振ジャッキを、6つ設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、前後方向に延びる制振ジャッキを、1つ以上5つ以下、または、7つ以上設けてもよい。
また、上記第3実施形態では、前後方向に延びる制振ジャッキ、および、前後方向に略直交する方向に延びる制振ジャッキの両方を備える例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、前後方向に延びる制振ジャッキを備えていなくてもよい。
また、上記第3実施形態では、前後方向に略直交する方向に延びる制振ジャッキを、半径方向に延びるように配置した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、前後方向に略直交する方向に延びる制振ジャッキを、半径方向に交差する方向に延びるように配置してもよい。
また、上記第3実施形態では、前後方向に略直交する方向に延びる制振ジャッキを、4つ設けた例を示したが本発明では、前後方向に略直交する方向に延びる制振ジャッキを、1つ以上3つ以下、または、5つ以上設けてもよい。
また、上記第1~第3実施形態では、振動センサを、1つのみ設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、振動センサを、複数設けてもよい。
また、上記第1~第3実施形態では、制振ジャッキの他端(前端)を掘削機構に固定した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図7に示す変形例のトンネル掘削機400のように、制振ジャッキ404の他端(前端)を掘削機構に固定するのではなく、掘削機構2(掘削機構本体23)近傍で支持構造11aに固定してもよい。なお、制振ジャッキ404は、特許請求の範囲の「第1ジャッキ」の一例である。
1 掘削機本体
2 掘削機構
3 振動センサ
4、404 制振ジャッキ(第1ジャッキ)
4a、304a 一端
4b、304b 他端
10 胴部
11 隔壁
11a、211a、311a 支持構造
20 カッタヘッド
21 回転支持部
22 カッタヘッド駆動装置
100、200、300、400 トンネル掘削機
205 移動支持部
304 制振ジャッキ(第2ジャッキ)
306 弾性支持部

Claims (8)

  1. カッタヘッドと、前記カッタヘッドを後方から回転可能に支持する回転支持部と、前記回転支持部を介して前記カッタヘッドを回転させるカッタヘッド駆動装置とを含む掘削機構と、
    筒状の胴部と、前記胴部の内周側において前記掘削機構を支持する支持構造とを含む掘削機本体と、
    一端が前記掘削機本体に固定されるとともに、他端が前記掘削機構に固定され、または、他端が前記掘削機構近傍で前記支持構造に固定されており、伸縮して前記掘削機構の振動を抑制する制振ジャッキとを備える、トンネル掘削機。
  2. 前記制振ジャッキは、前記カッタヘッドの回転方向に並ぶように複数設けられている、請求項1に記載のトンネル掘削機。
  3. 前記掘削機構近傍に設けられ、前記掘削機構の振動を検知する振動センサをさらに備え、
    前記制振ジャッキは、前記振動センサの検知結果に基づいて、伸縮して前記掘削機構の振動を抑制するように構成されている、請求項1または2に記載のトンネル掘削機。
  4. 前記制振ジャッキは、前記他端が前記掘削機構または前記支持構造に後方側から固定されるとともに、前記一端が前記掘削機本体に前方側から固定されており、前後方向に伸縮して前記掘削機構の振動を抑制する第1ジャッキを含む、請求項1~3のいずれか1項に記載のトンネル掘削機。
  5. 前記第1ジャッキは、前後方向に伸縮して前記掘削機構および前記支持構造の少なくとも一方を前後方向に繰り返し撓ませることにより、前記掘削機構の振動を抑制するように構成されている、請求項4に記載のトンネル掘削機。
  6. 前記支持構造は、前記掘削機構を前記掘削機本体に対して前後方向に移動可能なように支持する移動支持部を有し、
    前記移動支持部により前記掘削機構を支持した状態で、前記第1ジャッキは、前後方向に伸縮して前記掘削機構を前記掘削機本体に対して前後方向に移動させることにより、前記掘削機構の振動を抑制するように構成されている、請求項4に記載のトンネル掘削機。
  7. 前記制振ジャッキは、前記他端が前記掘削機構に外周側から固定されるとともに、前記一端が前記掘削機本体に内周側から固定されており、前後方向に略直交する方向に伸縮して前記掘削機構の振動を抑制する第2ジャッキを含む、請求項1~6のいずれか1項に記載のトンネル掘削機。
  8. 前記支持構造は、前記掘削機構の外周面と前記掘削機本体の内周面との間に環状に配置された弾性変形可能な弾性支持部を有し、
    前記弾性支持部により前記掘削機構を支持した状態で、前記第2ジャッキは、前後方向に略直交する方向に伸縮して、前記弾性支持部を弾性変形させながら前記掘削機構の振動を抑制するように構成されている、請求項7に記載のトンネル掘削機。

JP2020035011A 2020-03-02 2020-03-02 トンネル掘削機 Active JP7293150B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020035011A JP7293150B2 (ja) 2020-03-02 2020-03-02 トンネル掘削機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020035011A JP7293150B2 (ja) 2020-03-02 2020-03-02 トンネル掘削機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021139110A JP2021139110A (ja) 2021-09-16
JP7293150B2 true JP7293150B2 (ja) 2023-06-19

Family

ID=77668100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020035011A Active JP7293150B2 (ja) 2020-03-02 2020-03-02 トンネル掘削機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7293150B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115680037B (zh) * 2022-11-11 2023-08-11 五邑大学 智能隔震设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4784438A (en) 1986-02-20 1988-11-15 Fikse Tyman H Tunneling machine rotatable member
JP2015155597A (ja) 2014-02-20 2015-08-27 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 トンネル掘削機
JP2017172162A (ja) 2016-03-23 2017-09-28 Jimテクノロジー株式会社 トンネル掘削機及びトンネル掘削工法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0296091A (ja) * 1988-10-03 1990-04-06 Komatsu Ltd シールド掘進機のカッタヘッド支持装置
JPH06173587A (ja) * 1992-12-07 1994-06-21 Kyowa Exeo Corp バランス掘削工法および装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4784438A (en) 1986-02-20 1988-11-15 Fikse Tyman H Tunneling machine rotatable member
JP2015155597A (ja) 2014-02-20 2015-08-27 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 トンネル掘削機
JP2017172162A (ja) 2016-03-23 2017-09-28 Jimテクノロジー株式会社 トンネル掘削機及びトンネル掘削工法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021139110A (ja) 2021-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6607815B2 (ja) トンネル掘削機及びトンネル掘削工法
EP2119868B1 (en) Shield machine
JP7293150B2 (ja) トンネル掘削機
JP2001193386A (ja) 浅い土被り用シールド掘進装置及びシールド掘進方法
JP7427477B2 (ja) トンネル掘削機
JP7152936B2 (ja) トンネル掘削機及びトンネル掘削方法
JP2017057602A (ja) シールド掘進機、及び、シールド掘進機における推進ジャッキの作動制御方法
JP3523709B2 (ja) 立坑掘削機及び掘進方向制御方法
JPH0430517B2 (ja)
JP2011032779A (ja) 矩形掘進機のローリング修正装置
JP7245714B2 (ja) トンネル掘削機及びトンネル掘削方法
JP4582419B2 (ja) シールド掘進機
JP2023032887A (ja) トンネル掘削機
JP4734546B2 (ja) シールド掘進機
JPH041157B2 (ja)
JP3375299B2 (ja) シールド掘進機用伸縮スポーク装置
JP7348856B2 (ja) トンネル掘削機
JP2708142B2 (ja) 硬岩トンネル掘削機
JP4333545B2 (ja) トンネル掘削機
JP4366278B2 (ja) シールド掘進機
JP2023085025A (ja) トンネル掘削機
JP3940007B2 (ja) 掘進装置
JP2002339694A (ja) トンネル掘削機
JPH0296090A (ja) トンネル掘削機
JP4020506B2 (ja) 偏心多軸掘削機

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20211101

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230609

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7293150

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150