JP7292825B2 - 通信装置、制御方法、およびプログラム - Google Patents

通信装置、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、外部装置と無線通信可能な通信装置、制御方法、およびプログラムに関する。
通信規格の中には、一対多で接続できる役割と一対一でしか接続できない役割とを振り分けている方式がある。その一例としてBluetooth(登録商標) Low Energy(以下、BLEという。)と呼ばれる通信規格がある。
BLE通信で接続する2つの通信装置は、それぞれセントラルとペリフェラルの役割に分かれる。BLE通信規格の接続形態はマスタースレーブ方式のスター型ネットワークである。セントラルとして動作する通信装置(以下、セントラル装置という)がマスターとなり、ペリフェラルとして動作する通信装置(以下、ペリフェラル装置という)がスレーブとなる。セントラル装置は複数のペリフェラル装置と同時接続できるが、ペリフェラル装置は一度に1つのセントラル装置しか通信接続を確立することはできない。また、セントラル装置同士は通信接続を確立できず、通信接続を確立させるためには片方がセントラル、もう片方がペリフェラルとならなければならない。
この特徴からペリフェラル装置が複数のセントラル装置と通信したい場合、ペリフェラル装置は現在接続しているセントラル装置との通信を切断してから他のセントラル装置と接続する必要があった。
またBLE通信では、通信パケットの受信電波強度を利用することで、通信装置が互いにBLE通信接続している他の通信装置との距離を見積もることができる。特許文献1では、モバイル端末がBLE通信でプリンターとの距離を測定し、所定の距離に近づいたことを検出した場合に、印刷データをプリンターに送信する技術が開示されている。
近年では、通信装置間の距離を監視するためのBLEの標準技術である近接プロファイルを応用したアプリケーションが提案されている。例えば、通信機器の置き忘れを検出するための置き忘れ検出アプリケーションは、近接プロファイルによって装置間の距離が離れたと判定した場合に、装置の置き忘れの可能性をユーザに通知する仕組みを実現するものである。
特開2016-57995号公報
上述した置き忘れ検出アプリケーション等の距離を監視するアプリケーションは、BLE通信の接続を維持した状態で近接プロファイルのサービスを実行する必要がある。しかし同時に複数のセントラル装置と通信接続を確立した状態にできないペリフェラル装置の仕様上、複数のセントラル装置と接続を交互に切り換えて使用するペリフェラル装置では近接プロファイルのサービスを実行することが困難である。このように、ある通信規格において、通信規格の仕様上、通信装置が他の複数の通信装置と接続を交互に切り換えるために特定の装置と接続を維持した状態にできず、利用できないサービスがある課題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、特定の通信装置と接続を維持できない場合でもサービスを継続する無線通信装置を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の通信装置の一つは、Bluetooth Low Energyの通信におけるセントラルとして動作する第一の外部装置と接続を確立し、Bluetooth Low Energyの通信におけるペリフェラルとして動作して無線通信を行う第一の通信手段と、Bluetooth Low Energyの通信におけるアドバタイズパケットの送信を行う第二の通信手段と、前記通信装置と接続を確立している第一の外部装置との間で距離監視サービスが前記第一の通信手段によって実行されている状態において、前記通信装置と接続が確立されておらず、Bluetooth Low Energyの通信におけるセントラルとして動作する第二の外部装置から接続要求を受信した場合、前記第一の外部装置との接続を切断し、前記第二の外部装置と接続を確立するように制御する制御手段とを有し、前記第一の外部装置との接続を切断する場合、前記第一の通信手段が、前記通信装置との前記距離監視サービスに関わる制御を継続するよう前記第一の外部装置に要求するとともに、前記第二の通信手段が、前記第一の通信手段が前記第二の外部装置と無線通信を行うことと並行して、前記距離監視サービスに関わる情報を発信することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の通信装置の一つは、Bluetooth Low Energyの通信におけるペリフェラルとして動作する第一の外部装置と接続を確立し、Bluetooth Low Energyの通信におけるセントラルとして動作して外部装置と無線通信を行う第一の通信手段と、Bluetooth Low Energyの通信におけるアドバタイズパケットの受信を行う第二の通信手段と、接続を確立している第一の外部装置に対して距離監視サービスが前記第一の通信手段によって実行されている状態において、前記第一の外部装置から前記所定のサービスに関わる制御の継続を要求された後に前記第一の外部装置との接続が切断された場合、前記第一の外部装置に対する前記距離監視サービスに関わる制御を前記第二の通信手段でアドバタイズパケットを受信することによって実行するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、特定の通信装置と接続を維持できない場合でもサービスを継続することが可能になる。
本実施形態におけるペリフェラル装置、セントラル装置の内部構成の一例を示すブロック図 本実施形態におけるネットワークのシステム構成の一例を示す図 本実施形態における接続切り換え処理の一例のシーケンス図 本実施形態におけるパケットフォーマットの一例を示す図 本実施形態における接続復帰処理の一例のシーケンス図 本実施形態におけるペリフェラル装置の処理フローチャートの一例 本実施形態におけるセントラル装置の処理フローチャートの一例
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
[実施例1]
<ペリフェラル装置およびセントラル装置の内部構成>
図1は、本実施形態におけるペリフェラル装置、およびセントラル装置の内部構成の一例を示すブロック図である。ペリフェラル装置とセントラル装置は、共通の機能ブロック構成によって実施可能なため、同じ図を用いて説明する。なお、本実施形態における、ペリフェラル装置およびセントラル装置は、例えばスマートフォン、タブレット、デジタルカメラ、スマートウォッチ、イヤホン、リモコンなどの持ち運び可能な通信装置に適用可能である。
制御部101は、後述する不揮発性メモリ102に格納される制御プログラムを実行することにより、全体の処理ブロックを制御する。制御部101は、一つ又は複数のCPUやMPU等のプロセッサで構成される。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで装置全体を制御してもよい。
不揮発性メモリ102は、電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリである。不揮発性メモリ102には、制御部101によって実行される制御プログラムを格納する。
揮発性メモリ103は、制御部101が制御プログラムを実行するためのワークメモリとして使用される。
記録媒体104は、後述するBT通信部108によって転送されるデータや転送に関わるパラメータなどを格納する領域として使用される。記録媒体104は、例えば大容量のフラッシュメモリ、メモリーカード等で構成される。また、記録媒体104は装置100に着脱可能なように構成してもよいし、装置100に内蔵されていてもよい。すなわち、装置100は少なくとも記録媒体104にアクセスする手段を有していればよい。
操作部105は、ユーザの操作を受付け、入力された情報を制御部101に伝達する処理を制御する。操作部105は、例えばタッチパネル、ボタンスイッチ、十字キー等によって構成される。
表示部106は、ユーザに情報を通知するために文字や画像を表示する制御を行う。表示部106は、例えば液晶パネルやLED等によって構成される。なお、表示部106は必ずしも装置100が内蔵する必要はない。装置100は内部又は外部の表示部106と接続することができ、表示部106の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
音出力部107は、例えばユーザに情報を通知するために音を出力する制御を行う。音出力部107は、スピーカ等で構成される。
BT通信部108は、BLE規格に準拠した無線通信を制御する処理部である。ペリフェラル装置の場合、BT通信部108は、BLEのペリフェラルとして動作し、セントラル装置の場合、BT通信部108は、BLEのセントラルとして動作する。本実施例において、BLEのペリフェラルとして動作するBT通信部108は、通信中においても後述するアドバタイズパケットを送信できる通信機能を持つ。
<ネットワークシステム構成>
図2は、本実施形態におけるネットワークのシステム構成の一例を示す図である。
セントラルA装置201、ペリフェラル装置202、セントラルB装置203はすべて、少なくとも図1で示した内部構成を備える。図2において、ペリフェラル装置202はセントラルA装置又はセントラルB装置と接続している。なお、セントラルA装置201と、セントラルB装置203は、それぞれ独立した装置である。
図2の接続状態になる前において、ペリフェラル装置202は、アドバタイズパケットと呼ばれるパケットを繰り返し送信することで、ペリフェラル装置202の周囲に存在する通信装置に自身の存在を知らせる。このように通信装置が不特定多数の通信装置に向けて信号を送信することをブロードキャストという。図2においてはセントラルA装置201やセントラルB装置203が該当する。
図2において、アドバタイズパケットを受信したセントラルA装置201やセントラルB装置203は、アドバタイズパケットに対する応答として接続要求パケットをペリフェラル装置202に送信することで、ペリフェラル装置202と通信接続を確立する。このとき接続を確立したセントラル装置とペリフェラル装置202はコネクションイベントという同期通信を所定の時間間隔で行う。この所定の時間間隔をコネクションインターバルといい、セントラル装置がコネクションインターバルを設定する。また最後に同期通信してから所定の時間以上通信していない場合、セントラル装置は通信接続が切断したと認識し、同期通信を終了する。この所定の時間未満であれば、ペリフェラル装置202は通信接続を切断せずにアドバタイズを送信できる。なお、ペリフェラル装置202はコネクションイベントの通信と同時にアドバタイズパケットを送信することはできない。ところで、BLE通信規格の接続形態はスター型であるため、ペリフェラル装置202は、同時に複数のセントラル装置と通信接続を確立することはできない、という制約がある。例えば、ペリフェラル装置202がセントラルA装置201と通信接続を確立した場合は、セントラルA装置201との接続を切るまで、セントラルB装置203とは通信接続を確立することができない。
また図2において、セントラルA装置201とペリフェラル装置202が、互いにBLE通信接続を確立した状態にあるとする。この場合、セントラルA装置201とペリフェラル装置202はBLE通信規格で定義されている近接プロファイルのサービスを実行することが可能である。ペリフェラル装置202は、近接プロファイルにおいて定義されるProximity Reporterとして動作し、サービスとしてLink Loss Serviceを提供する。セントラルA装置201は、Proximity Monitorとして動作し、ペリフェラル装置202により提供されるLink Loss Serviceを利用して、ペリフェラル装置202と近接しているか否かを判定する。例えば、セントラルA装置201はペリフェラル装置202から送信されるデータチャネルパケットのRSSI(受信強度)を利用して近接しているかどうかを判定する。ペリフェラル装置202が近接していないと判定した場合、セントラルA装置201は表示部106や音出力部107等を介して、置き忘れが発生していることをユーザに報知する。表示部106や音出力部107を介さない例としては、振動部を有する通信装置が振動部をバイブレーションさせるなどの方法がある。これらを組み合わせてユーザの複数の感覚器官へ合図を送れば、より置き忘れに気付きやすくなる。また、ユーザが置き忘れに気付けるような動作であれば、他の方法を採用してもよい。
<接続切換シーケンス>
図3は、図2で示すネットワークシステム構成において、ペリフェラル装置202が通信接続する相手をセントラルA装置201からセントラルB装置203に切り換える制御に関わる処理シーケンスの一例について示した図である。このときペリフェラル装置202はセントラルA装置201とペアリング済みである。ペアリングとはお互いの識別情報を、通信すべき相手の識別情報として、通信する装置が互いに登録(所定の領域に記録)することである。
S301において、セントラルA装置201は、ペリフェラル装置202とBLE通信の接続を確立する。例えば上述したように、ペリフェラル装置202がアドバタイズパケットを繰り返し発信している状況において、セントラルA装置201がアドバタイズパケットを受信する。その応答としてセントラルA装置201がペリフェラル装置202に接続要求パケットを送信することによって、無線通信の接続が確立される。ここでは、セントラルA装置201の接続要求パケットは自動で送信される。なお、接続要求パケットの送信は自動ではなく、ユーザの操作をトリガとしてもよい。この場合、例えば、ユーザがセントラルA装置201の操作部105を操作することや、音声認識機能を持つセントラルA装置であればユーザが音声で指示することで接続要求パケットを送信する。また、ペリフェラル装置202は、セントラルA装置201と接続を確立した後も、並行して繰り返しアドバタイズパケットの発信を継続する。
ここで図4(a)に、アドバタイズパケットのフォーマットを示す。図4(a)は、BLE規格で定義されるADV_INDのパケットのフォーマットを示したものである。図に示すように、アドバタイズパケットはヘッダ部とペイロード部で構成される。ヘッダのPDU Typeに、ADV_INDであることを示す値が設定される。ペイロードは、AdvAとAdvDataで構成される。AdvAは、アドバタイズパケットを送信する装置のデバイスアドレスであり、本ステップでは、ペリフェラル装置202のデバイスアドレスが格納される。なお、デバイスアドレスとは、装置を一意に示す識別情報のことである。AdvDataは、任意の情報データであり、本ステップではペリフェラル装置202のローカルネーム情報などが格納される。
続いて図4(b)に、接続要求パケットのフォーマットを示す。図4(b)は、CONNECT_REQのパケットのフォーマットを示したものである。図に示すように、ヘッダのPDU Typeには、CONNECT_REQであることを示す値が設定される。ペイロード部分は、InitAとAdvAとLLDataで構成される。InitAは、接続要求パケットを送信する装置のデバイスアドレスであり、本ステップでは、セントラルA装置201のデバイスアドレスが格納される。AdvAは、ADV_INDパケットと同様、ペリフェラル装置202のデバイスアドレスが格納される。LLDataは、通信接続を確立する際の設定パラメータであり、セントラルA装置201によって所定の設定値が格納される。
図3の説明に戻る。S302において、セントラルA装置201は、ATT(Attribute)プロトコルを用いたサービスディスカバリを実行し、ペリフェラル装置202によって提供されるLink Loss Serviceを検出する。ATTプロトコルとは、BLE通信において、サービスに関わる情報にアクセスするための仕組みである。
ここで図4(c)に、本ステップの送受信で使用されるパケットのフォーマットを示す。図4(c)は、BLE規格で定義されるLL DATA PDUであり、ATTプロトコルにおいて使用されるパケットフォーマットである。図に示すように、ヘッダとペイロードで構成され、ヘッダの先頭に位置するLLID(2ビット)は、LL DATA PDUであることを示す10bとなる。ペイロードであるL2CAPメッセージの領域には、ATTプロトコルに関わる情報が格納される。
図3の説明に戻る。S303において、セントラルA装置201は、検出したLink Loss Serviceの利用を開始することによって、ペリフェラル装置202との距離の監視を開始する。ここまでの処理によって、ペリフェラル装置202がセントラルA装置201から所定距離以上離れた場合に、セントラルA装置201側でそれを検出し、ユーザに報知することが可能となる。
ここから、ペリフェラル装置202がセントラルB装置203から接続要求を受け付ける処理シーケンスを説明する。
まずS304において、セントラルB装置203は操作部105を介して、ペリフェラル装置202への接続を要求するための操作を受け付ける。このとき操作受付は必ずしも操作部105を介さなくてもよく、例えばマイクを有するセントラルB装置であれば、ユーザの音声指示によって操作受付を行ってもよい。また、ここでの説明はセントラルB装置203とペリフェラル装置202がペアリング済みであることを前提にしている。もし両装置がペアリング済みでない場合は、このステップより前にペアリングを行う必要がある。
S305において、セントラルB装置203は、ペリフェラル装置202に接続要求パケットを送信する。接続要求パケットは、アドバタイズパケットの受信に応答する形で送信される。
S306において、接続要求パケットを受信したペリフェラル装置202は、距離監視の継続を要求する内容の通知パケットをセントラルA装置201に送信する。一般的に通知パケットには、ATTプロトコルで定義されているNotificationメソッドが使用される。なお、ペリフェラル装置202はATTプロトコルで定義されている他のメソッドを用いてもよい。
S307において、ペリフェラル装置202は、セントラルA装置201に切断通知パケットを送信する。一般的に切断通知パケットには、BLE規格で定義されるLL CONTROL PDUの種類の一つであるLL_TERMINATE_INDのパケットを用いる。なお、ペリフェラル装置202は他のパケットを用いて切断通知してもよい。
ここで図4(d)に、切断通知パケットのフォーマットを示す。図に示すように、ヘッダとペイロードで構成され、ヘッダの先頭に位置するLLID(2ビット)は、LL CONTROL PDUの場合11bとなる。LL_TERMINATE_INDのペイロードは、OpcodeとCtrlDataで構成される。Opcodeは、LL_TERMINATE_INDであることを示す0x02が格納される。CtrlDataには、切断の理由を示すErrorCodeが格納される。本ステップでは、「切り換えによる切断」であることを示すErrorCodeが、格納される。なお、「切り換えによる切断」を示すErrorCodeには、BLE規格において“Reserved for Future Use”として位置づけられている値が使用される。
図3の説明に戻る。本ステップS307において、セントラルA装置201は、ペリフェラル装置202とのBLE通信接続の切断を検出する。しかし、セントラルA装置201は、S306で距離監視継続要求パケットを受け取っており、ペリフェラル装置202から切断通知パケットが送信されたことによる切断であるため、ペリフェラル装置202と近接していないとは判定しない。
S308において、セントラルA装置201は、S303で開始したペリフェラル装置202の距離の監視の方法を、Link Loss Serviceを利用して判定する方法から、アドバタイズパケットの受信処理によって判定する方法に変更する。例えば、セントラルA装置201はアドバタイズパケットの受信の有無や、受信時のRSSI(受信強度)によってペリフェラル装置202の距離を判定し、近接していないと判定した場合は、ユーザにそれを報知する。
S309において、ペリフェラル装置202は、S305において受信した接続要求パケットに応答する形で、セントラルB装置203との間でBLE通信の接続を確立する。そして、セントラルB装置203はセントラルB装置203との間でサービスを開始する。
S310において、ペリフェラル装置202は、S309に並行してアドバタイズパケットの送信を継続する。このアドバタイズパケットの送信はS309以降の処理と並行し、ペリフェラル装置202とセントラルA装置201の間の通信が切断するまで継続する。ここでペリフェラル装置202は、このアドバタイズパケットのAdvDataに、セントラルB装置203とのBLE通信の接続状態に関わる情報を含める。例えば、ペリフェラル装置202はアドバタイズパケットに接続を確立しているか否かを示すステータス情報や、切断などの状態変化に関わる情報を含める。これによりセントラルA装置201は、ペリフェラル装置202とセントラルB装置203との間の距離の監視も可能になる。セントラルA装置201はこのアドバタイズパケットを受信、処理することでペリフェラル装置202の距離の監視をする。ペリフェラル装置202とセントラルB装置203との間の通信接続が切断されたことを検出した場合は、ユーザにその旨を報知するよう制御する。ただし、セントラルB装置203がペリフェラル装置202に切断通知パケットを送信していた場合において、その切断の理由によっては、セントラルA装置201はユーザに通信接続が切断されたことを通知しなくてもよい。つまり例えば、セントラルB装置203の電池が消耗したために通信状態を維持できずに切断したときはユーザに通知するが、ユーザがセントラルB装置203を操作してペリフェラル装置202と切断したときはユーザに通知しないとしてもよい。このセントラルA装置201の判断はペリフェラル装置202から送られたアドバタイズパケットに含まれている情報から判定する。このときペリフェラル装置202はアドバタイズパケットに、どのような理由でセントラルB装置203と通信を切断したかという情報を含める。この理由は切断通知パケットのCtrlDataに含まれる(図4(d)に記載)。このようにアドバタイズパケットに含まれている情報から、通信接続の切断をユーザに通知するかしないかをセントラルA装置201は判断してよい。これによってユーザが意図的にセントラルB装置203とペリフェラル装置202の通信を切断した場合に、不要な通知を減らすことができる。なお、本ステップにおいて送信が開始されるアドバタイズパケットは、S301より繰り返し送信されているアドバタイズパケットと同じパケットであってもよい。また、本ステップS310はS309と順番を前後してもよい。
以上、図3を参照しながら、ペリフェラル装置202が通信接続の相手をセントラルA装置からセントラルB装置203に切り換える制御に関わる処理シーケンスについて説明した。
<接続復帰シーケンス>
図5は、図3で示した接続切り換えの制御シーケンスの後、ペリフェラル装置202の通信接続相手を再びセントラルA装置201に戻す制御に関わる制御シーケンスの一例について示した図である。
S501において、セントラルB装置203とペリフェラル装置202の間のBLE通信接続が切断される。本ステップは、例えばセントラルB装置203の操作部105を介したユーザ操作によって指示される。
S502において、ペリフェラル装置202は、セントラルB装置203とのBLE通信接続が切断したことを示す情報をAdvDataに含め、アドバタイズパケットを送信する。このパケットは、セントラルA装置201によって受信される。
S503において、セントラルA装置201は、ペリフェラル装置202に接続要求パケットを送信する。接続要求パケットは、ペリフェラル装置202からのアドバタイズパケットの受信に同期する形で送信される。
S504において、ペリフェラル装置202は、S305において受信した接続要求パケットに応答する形で、セントラルB装置203との間でBLE通信の接続を確立する。
S505において、セントラルA装置201は、GATTサブプロシージャを用いたサービスディスカバリを実行し、ペリフェラル装置202によって提供されるLink Loss Serviceを検出する。
S506において、セントラルA装置201は、ペリフェラル装置202の距離の監視の方法を、アドバタイズパケットの受信処理によって判定する方法から、Link Loss Serviceを利用して判定する方法に変更する。
S507において、セントラルA装置201は、検出したLink Loss serviceの利用を開始することによって、ペリフェラル装置202との距離の監視を開始する。
S508において、ペリフェラル装置202は、S310より開始した距離監視用のアドバタイズパケットの送信を停止する。
以上、図5を参照しながら、図3で示した接続切り換えの制御シーケンスの後、ペリフェラル装置202の通信接続相手を再びセントラルA装置201に戻す制御に関わる制御シーケンスについて説明した。
<ペリフェラル装置202の処理フロー>
図6は、本実施形態におけるペリフェラル装置の制御手段に関わる処理の一例について説明したフローチャートである。図6に示す各ステップの制御は、ペリフェラル装置202の制御部101によって実行される。
S601において、制御部101は、セントラルA装置201とBLE通信接続を確立し、セントラルA装置201に対してLink Loss Serviceを提供する。本ステップは、図3のS301、S302、S303に対応する。制御部101は、本ステップ以降も、アドバタイズパケットの発信をする。
S602において、制御部101は、セントラルB装置203から接続要求パケットを受信したかどうかを判定し、受信したと判定した場合はS603に進む。本ステップは、S305に対応する。
S603において、制御部101は、セントラルA装置201に、距離監視の継続を要求する内容の通知パケットを送信する。本ステップは、S306に対応する。
S604において、制御部101は、セントラルA装置201に、切断通知パケットを送信する。本ステップは、S307に対応する。
S605において、制御部101は、セントラルB装置203とのBLE通信の接続を確立する。本ステップは、S309に対応する。
S606において、制御部101は、距離監視用のアドバタイズパケットの送信を継続する。ここで制御部101は、アドバタイズパケットのAdvDataに、セントラルB装置203とBLE通信の接続を確立していることを示す情報を含める。このアドバタイズパケットを受信処理することで、セントラルA装置はペリフェラル装置202やセントラルB装置203の距離の監視を行う。本ステップは、S310に対応する。なお、図3のS301でも説明したようにS605とS606の順番は前後してもよい。
S607において、制御部101は、セントラルB装置203とのBLE通信接続の切断が発生したかどうか判定し、切断が発生したと判定された場合はS608に進む。本ステップは、図5のS501に対応する。
S608において、制御部101は、距離監視用のアドバタイズパケットのAdvDataの内容を、セントラルB装置203とのBLE通信の接続が切断したことを示す情報に更新する。本ステップは、S502に対応する。
S609において、制御部101は、セントラルA装置201から接続要求パケットを受信したかどうかを判定し、受信したと判定した場合はS610に進む。本ステップは、S503に対応する。
S610において、制御部101は、セントラルA装置201とBLE通信接続を確立し、セントラルA装置201に対してLink Loss Serviceを提供する。本ステップは、S504、S505、S507に対応する。
S611において、制御部101は、距離監視用のアドバタイズパケットの送信を停止する。
以上、図6を参照しながら、本実施形態におけるペリフェラル装置の制御手段に関わる処理フローについて説明した。
<セントラルA装置201の処理フロー>
図7は、本実施形態におけるセントラル装置の制御手段に関わる処理の一例について説明したフローチャートである。図7に示す各ステップの制御は、セントラルA装置201の制御部101によって実行される。
S701において、制御部101は、ペリフェラル装置202とBLE通信接続を確立し、Link Loss Serviceを検出する。本ステップは、図3のS301、S302に対応する。
S702において、制御部101は、Link Loss Serviceの利用を開始する。これにより、ペリフェラル装置202の距離監視を開始する。本ステップは、S303に対応する。
S703において、制御部101は、Link Loss Serviceを利用してペリフェラル装置202が近接しているかどうかを判定し、近接していないと判定された場合はS704に、近接していると判定された場合はS705に進む。制御部101は、BT通信部108を介して、ペリフェラル装置202からのデータチャネルパケットを所定時間受信していない場合、ペリフェラル装置202は近接していないと判定する。また、制御部101は、BLE規格で定義されているスーパービジョンタイムアウトが発生した場合、または、RSSI(受信強度)が所定の閾値より低いデータチャネルパケットの受信が所定回数以上発生した場合にも、近接していないと判定する。
S704において、制御部101は、表示部106または音出力部107等を制御して、ペリフェラル装置202を置き忘れている可能性があることをユーザに報知して、処理を終了する。
S705において、制御部101は、ペリフェラル装置202より、距離監視の継続を要求する内容の通知パケットを受信し、さらにペリフェラル装置202より、切断通知パケットを受信した場合には、S706に進む。そうでない場合は、S703に戻る。本ステップは、S306、S307に対応する。
S706において、制御部101は、ペリフェラル装置202の距離監視方法を、Link Loss Serviceを利用して判定する方法から、アドバタイズパケットの受信処理によって判定する方法に変更する。本ステップは、S308に対応する。
S707において、制御部101は、アドバタイズパケットの受信処理を利用してペリフェラル装置202が近接しているかどうかを判定し、近接していないと判定された場合はS704に進み、近接していると判定された場合はS708に進む。制御部101は、BT通信部108を介して、ペリフェラル装置202からのアドバタイズパケットを所定時間の間受信していないことを検出した場合、ペリフェラル装置202は近接していないと判定する。または、制御部101はRSSI(受信強度)が所定の閾値より低いアドバタイズパケットの受信が所定回数以上発生した場合には、ペリフェラル装置202は近接していないと判定する。
S708において、制御部101は、ペリフェラル装置202とセントラルB装置203の間のBLE通信接続が切断されたかどうかを判定し、切断されたと判定した場合は、S709に進み、判定されない場合はS707に戻る。制御部101は、受信したアドバタイズパケットのAdvDataに含まれる、ペリフェラル装置202とセントラルB装置203とのBLE通信の接続状態に関わる情報に基づいて判定を行う。本ステップは、図5のS502に対応する。
S709において、制御部101は、表示部106または音出力部107等を制御して、セントラルB装置203が近接しておらず、置き忘れている可能性があることをユーザに報知する。
S710において、制御部101は、ペリフェラル装置202とBLE通信接続を確立し、Link Loss Serviceを検出する。本ステップは、S503、S504、S505に対応する。
S711において、制御部101は、ペリフェラル装置202の距離監視方法を、アドバタイズパケットの受信処理によって判定する方法から、Link Loss Serviceを利用して判定する方法に変更し、S702に戻る。本ステップは、S506に対応する。
以上、図7を参照しながら、本実施形態におけるセントラル装置の制御手段に関わる処理フローについて説明した。
上述した処理を実施することで、ペリフェラル装置が通信接続の相手をセントラルA装置201からセントラルB装置203に切り換えた場合でも、セントラルA装置201はペリフェラル装置202の距離の監視を継続できる。また、ペリフェラル装置202とセントラルB装置203との通信接続が切断された場合には、セントラルA装置は近接プロファイルのサービスの実行を再開することができる。これにより、複数のセントラル装置と接続を切り換えて使用するペリフェラル装置に対してBLE通信による置き忘れ検出のアプリケーションを適用することが可能となり、ユーザの利便性が向上させることができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記録媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。

Claims (17)

  1. 通信装置であって、
    Bluetooth Low Energyの通信におけるセントラルとして動作する第一の外部装置と接続を確立し、Bluetooth Low Energyの通信におけるペリフェラルとして動作して無線通信を行う第一の通信手段と、
    Bluetooth Low Energyの通信におけるアドバタイズパケットの送信を行う第二の通信手段と、
    前記通信装置と接続を確立している第一の外部装置との間で距離監視サービスが前記第一の通信手段によって実行されている状態において、前記通信装置と接続が確立されておらず、Bluetooth Low Energyの通信におけるセントラルとして動作する第二の外部装置から接続要求を受信した場合、前記第一の外部装置との接続を切断し、前記第二の外部装置と接続を確立するように制御する制御手段とを有し、
    前記第一の外部装置との接続を切断する場合、前記第一の通信手段が、前記通信装置との前記距離監視サービスに関わる制御を継続するよう前記第一の外部装置に要求するとともに、前記第二の通信手段が、前記第一の通信手段が前記第二の外部装置と無線通信を行うことと並行して、前記距離監視サービスに関わる情報を発信する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記第一の通信手段を用いて通信する前記第一の外部装置による前記距離監視サービスに関わる制御が実行されている場合、前記第二の通信手段は前記通信装置の識別情報を発信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第二の通信手段は、前記第一の通信手段が前記第二の外部装置と接続を確立した場合、前記第二の外部装置との接続状態に関わる情報を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、前記第二の外部装置との無線通信の接続が切断されたこと検出した場合、前記第一の通信手段によって前記第一の外部装置との無線通信の接続を確立させ、前記距離監視サービスに関わる制御を、前記第一の通信手段によって実行されるように制御することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の通信装置。
  5. 前記第二の通信手段は、前記第一の通信手段が前記第一の外部装置との無線通信の接続を確立した場合、前記距離監視サービスに関わる情報を発信することを停止することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 第二の通信手段は、ブロードキャストによってパケットを送受信することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 通信装置であって、
    Bluetooth Low Energyの通信におけるペリフェラルとして動作する第一の外部装置と接続を確立し、Bluetooth Low Energyの通信におけるセントラルとして動作して外部装置と無線通信を行う第一の通信手段と、
    Bluetooth Low Energyの通信におけるアドバタイズパケットの受信を行う第二の通信手段と、
    接続を確立している第一の外部装置に対して距離監視サービスが前記第一の通信手段によって実行されている状態において、前記第一の外部装置から前記距離監視サービスに関わる制御の継続を要求された後に前記第一の外部装置との接続が切断された場合、前記第一の外部装置に対する前記距離監視サービスに関わる制御を前記第二の通信手段でアドバタイズパケットを受信することによって実行するように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする通信装置。
  8. 前記制御手段は、前記第一の外部装置から前記距離監視サービスに関わる制御の継続を要求されずに前記外部装置との通信が切断された場合、前記距離監視サービスに関わる制御を終了するよう制御する
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記第一の外部装置と近接していない場合、前記第一の外部装置と近接していないことをユーザに報知する第一の報知手段をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  10. 前記第二の通信手段は、前記第一の外部装置に対して前記距離監視サービスに関わる制御を実行している状態において、前記第一の外部装置に接続されている第二の外部装置と前記第一の外部装置との接続状態に関わる情報を前記第一の外部装置から受信することを特徴とする請求項7から9の何れか1項に記載の通信装置。
  11. 前記第一の外部装置と前記第二の外部装置との接続が切断されたことを示す情報を前記第一の外部装置から受信した場合、前記第一の外部装置と前記第二の外部装置とが近接していないことをユーザに報知する第二の報知手段をさらに有することを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記制御手段は、前記第一の外部装置と前記第二の外部装置との接続が切断された場合、前記第一の通信手段によって前記第一の外部装置と接続を確立するよう制御することを特徴とする請求項10または11に記載の通信装置。
  13. 前記制御手段は、前記第二の通信手段によって前記第一の外部装置に対する前記距離監視サービスに関わる制御が実行されている状態において、前記第一の通信手段によって前記第一の外部装置と接続を確立した場合、前記第二の通信手段に代わり、前記第一の外部装置に対する前記距離監視サービスに関わる制御前記第一の通信手段によって実行するように制御することを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
  14. 前記第二の通信手段は、ブロードキャストされたパケットを受信することを特徴とする請求項7から13のいずれか1項に記載の通信装置。
  15. 通信装置の制御方法であって、
    Bluetooth Low Energyの通信におけるセントラルとして動作する第一の外部装置と接続を確立し、Bluetooth Low Energyの通信におけるペリフェラルとして動作して外部装置と無線通信を行う第一の通信ステップと、
    Bluetooth Low Energyの通信におけるアドバタイズパケットの送信を行う第二の通信ステップと、
    接続を確立している第一の外部装置との間で距離監視サービスが前記第一の通信ステップにおいて実行されている状態において、接続を確立しておらず、Bluetooth Low Energyの通信におけるセントラルとして動作する第二の外部装置から接続要求を前記第二の通信ステップにおいて受信した場合、前記第一の外部装置との接続を切断し、前記第二の外部装置との接続を確立するように制御する制御ステップとを有し、
    前記第一の外部装置との接続を切断する場合、前記通信装置との前記距離監視サービスに関わる制御を継続するよう前記第一の外部装置に要求するとともに、前記第一の通信ステップにおける前記第二の外部装置と無線通信を行う制御と、前記第二の通信ステップにおける前記距離監視サービスに関わる情報を発信する制御とを並行して実行する
    ことを特徴とする制御方法。
  16. Bluetooth Low Energyの通信におけるペリフェラルとして動作する第一の外部装置と接続を確立し、Bluetooth Low Energyの通信におけるセントラルとして動作して外部装置と無線通信を行う第一の通信ステップと、
    Bluetooth Low Energyの通信におけるアドバタイズパケットの受信を行う第二の通信ステップと、
    接続を確立している第一の外部装置に対して距離監視サービスに関わる制御が前記第一の通信ステップにおいて実行されている状態において、前記第一の外部装置から前記距離監視サービスに関わる制御の継続を要求された後に前記第一の外部装置との接続が切断された場合、前記第一の外部装置に対する前記距離監視サービスに関わる制御を前記第二の通信ステップにおいてアドバタイズパケットを受信することによって実行するように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする制御方法。
  17. コンピュータを請求項1から14の何れか1項に記載の通信装置の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
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