JP6545224B2 - 通信装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信装置、制御方法、及びプログラムに関する。
近年、無線LAN通信の接続設定を簡単な操作で実現するための手法として、ハンドオーバーと呼ばれる仕組みが提案されている。ハンドオーバーは、Bluetooth(登録商標)Low Energy(BLE)等の、比較的消費電力の少ない通信方式を利用して、無線LAN等の通信帯域が大きい通信方式へと切り替える仕組みである。
例えば、特許文献1が開示する通信端末は、ハンドオーバー要求を受信した場合に、切り替え先の通信方式が利用可能状態であるか否かを判断し、利用可能ではないと判断される場合は、利用可能状態に変更して、通信方式の切り替えを実現する。
特開2011−151746号公報
BLE規格では、プライバシー保護の仕組みが定義されている。具体的には、BDADDRとよばれる機器アドレスを、所定のタイミングでランダムに変更する仕組みである。この仕組みにより、BDADDRに基づいてユーザを継続的に追跡することが困難になる。
一方、無線LAN規格にはこのような仕組みがない、無線LAN通信においては、MACアドレスと呼ばれる機器アドレスとして、原則的にはベンダーが決定する機器固有の値が用いられる。BLE通信においてBDADDRをランダム化したとしても、無線LANへのハンドオーバーにより機器固有のMACアドレスが使用される場合、プライバシーの十分な保護を実現することができない。
無線LAN通信において、ベンダーが決定する機器固有のMACアドレスとは異なるMACアドレスを使用すれば、無線LAN通信におけるプライバシーの保護を強化することができる。しかし、MACアドレスを変更すると機器の識別力が低下するため、特にネットワーク管理の観点からは、MACアドレスの変更には不利益もある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、例えばBLEのような第1の通信方式に従う通信に関係する所定の情報に基づいて、例えば無線LANのような第2の通信方式に関する識別情報を決定する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、通信装置であって、第1の通信方式に従って外部装置と通信する第1の通信手段と、第2の通信方式に従って前記外部装置と通信する第2の通信手段と、前記第1の通信手段を介した前記外部装置との通信に関係する所定の情報に基づいて、前記第2の通信手段の識別情報を決定する決定手段と、前記決定された前記第2の通信手段の識別情報を用いて、前記第2の通信手段を介した前記外部装置との通信を確立するように制御する制御手段と、を備え、前記決定手段は、前記所定の情報が所定の条件を満たす場合、前記第2の通信手段の識別情報の少なくとも一部をランダムに決定し、前記所定の情報が前記所定の条件を満たさない場合、前記第2の通信手段の識別情報を特定の値に決定し、前記決定手段は、前記外部装置が不特定のユーザによる利用を想定していることを示す情報が、前記第1の通信手段を介して前記外部装置から受信された場合、前記第2の通信手段の識別情報の少なくとも一部をランダムに決定することを特徴とする通信装置を提供する。
なお、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。
本発明によれば、例えばBLEのような第1の通信方式に従う通信に関係する所定の情報に基づいて、例えば無線LANのような第2の通信方式に関する識別情報を決定することが可能となる。
通信装置100の内部構成を示すブロック図。 通信システムの構成を示す図。 第1の実施形態に係る、通信装置100と外部装置200との間で行われるハンドオーバー処理のシーケンスを示す図。 (a)アドバタイズパケットのフォーマットを示す図、(b)接続要求パケットのフォーマットを示す図、(c)DATA CHANNEL PDUのパケットフォーマットを示す図。 第1の実施形態に係る、通信装置100が実行するハンドオーバー処理のフローチャート。 第1の実施形態に係る、通信装置100が実行するハンドオーバー処理のフローチャート。 MACアドレスのフォーマットを示す図。 第2の実施形態に係る、通信装置100と外部装置200との間で行われるハンドオーバー処理のシーケンスを示す図。 第2の実施形態に係る、通信装置100が実行するハンドオーバー処理のフローチャート。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明に必須とは限らない。また、別々の実施形態の中で説明されている特徴を適宜組み合せることも可能である。
[第1の実施形態]
<通信装置の内部構成>
図1は、通信装置100の内部構成を示すブロック図である。通信装置100は、例えばデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、スマートウォッチなどである。制御部101は、不揮発性メモリ102に格納された制御プログラムを実行することにより通信装置100の各部を制御する。制御部101は、単数は複数のCPUやMPU等のプロセッサーで構成される。
不揮発性メモリ102は、制御部101によって実行される制御プログラムを格納する。揮発性メモリ103は、制御部101が制御プログラムを実行するうえでのワークメモリとして使用される。また、揮発性メモリ103は、無線LAN通信部106やBLE通信部107によって転送されるデータを格納する領域としても使用される。
記憶媒体104は、無線LAN通信部106やBLE通信部107によって転送されるデータ、又は撮像部109によって入力される画像データなどを格納する領域として使用される。記憶媒体104は、例えば大容量のフラッシュメモリ、メモリカード、HDD等であってもよい。
操作部105は、ユーザ操作を受け付け、入力された情報を制御部101に伝える。操作部105は、モードダイヤル、タッチパネル、ボタンスイッチ、十字キー等によって構成される。
無線LAN通信部106(第2の通信手段)は、無線LAN規格(IEEE802.11規格)に準拠した無線LAN通信を行う通信部である。無線LAN通信部106は、無線LANのステーション(STA)とアクセスポイント(AP)の両方の機能を備える。
BLE通信部107(第1の通信手段)は、Bluetooth(登録商標) Low Energy規格に準拠した通信(BLE通信)を行う通信部である。BLE通信は、無線LAN通信に比べて転送帯域が小さく、消費電力が低いという特徴がある。BLE通信部107は、セントラルとペリフェラルの両方の機能を備える。
表示部108は、LCDパネルやLEDのように視覚で認知可能な情報を出力する機能を有する。
撮像部109は、撮像レンズ、絞り、シャッター、撮像素子(CMOSセンサ等)、及びA/D変換器等で構成され、撮像処理によって画像データを生成し、揮発性メモリ103に展開する。
画像処理部110は、揮発性メモリ103に展開された画像データに対し、画像補正、色変換、リサイズ、符号化・復号化等の現像処理に関わる各種処理を実行する。
<通信システムの構成>
図2は、本実施形態における通信システムの構成を示す図である。通信システムにおいて、通信装置100は、BLE通信201及び無線LAN通信202を介して、外部装置200と通信する。
このように、通信装置100及び外部装置200は、BLE通信201及び無線LAN通信202によって互いに通信することが可能である。また、通信装置100及び外部装置200は、互いに無線LAN通信202で接続していない状態から、BLE通信201を契機に無線LAN通信202の接続処理を実行するハンドオーバー処理を行うことが可能である。
外部装置200は、例えばゲートウェイ機器、スマートフォン、タブレットなどである。ゲートウェイ機器は、インターネット(不図示)と接続しており、通信装置とインターネットとを仲介する機能を備えた機器である。ゲートウェイ機器は、ユーザの自宅やオフィスなどの特定少数のユーザの通信装置が接続する場所や、駅や商業施設などの不特定多数のユーザの通信装置が接続する場所に設置される。本実施形態では、前者については専用ゲートウェイ機器と称し、後者については汎用ゲートウェイ機器と称する。
ここで、通信装置100が外部装置200に接続する際のプライバシー保護の必要性について説明する。プライバシー保護の必要性は、外部装置200のタイプに応じて異なる。
一般的に、汎用ゲートウェイ機器のような不特定多数のユーザによる利用を想定している機器が接続先である場合、ユーザが第三者に接続を監視されるのを防ぎたいという要望が高い。そのため、通信装置100の機器アドレスの値をランダム化することが望ましい。ここで、機器アドレスとは、BLE通信におけるBDADDR、及び無線LAN通信におけるMACアドレスを指す。
一方、専用ゲートウェイ機器の場合は、管理者によってネットワークシステムが適正に管理されていることが多い。無線LAN通信で接続可能な機器を制限するためにMACアドレスフィルタリング機能が適用されていることが多く、MACアドレスの値をランダム化することは望ましくない。また、スマートフォンやタブレットなどが接続先である場合は、一対一接続であることからプライバシー保護の必要性は低く、MACアドレスは従来通りにベンダーが決定する機器固有の値を使用することが望ましい。
<ハンドオーバー処理のシーケンス>
図3は、通信装置100と外部装置200との間で行われるハンドオーバー処理のシーケンスを示す図である。本シーケンスでは、BLEの役割として、通信装置100がペリフェラル(ATTサーバ)であり、外部装置200がセントラル(ATTクライアント)であるものとする。ATTとは、Bluetooth(登録商標)規格で定義されているATTRIBUTEプロトコルを指す。また、無線LANの役割として、通信装置100がSTAであり、外部装置200がAPであるものとする。
本シーケンスの初期状態は、通信装置100においてはBLE通信部107と無線LAN通信部106が起動していない状態であり、外部装置200においてはBLE機能及び無線LAN機能が有効となっている状態である。また、本シーケンスでは、S302〜S305、及びS307〜S312はBLE通信に対応し、S314及びS315は無線LAN通信に対応する。
本シーケンスにおいて、通信装置100が実行する各ステップの処理は、特に断らない限り、制御部101が揮発性メモリ103をワークメモリとして用いて不揮発性メモリ102に格納された制御プログラムを実行することにより実現される。同様に、外部装置200が実行する各ステップの処理は、特に断らない限り、外部装置200の制御部(不図示)が制御プログラムを実行することにより実現される。
S301で、制御部101は、操作部105を介したユーザ操作等に応じて、BLE通信部107を起動する。具体的には、制御部101は、BLE通信部107に電源やクロックを投入するように制御する。これにより、通信装置100において、BLEのアドバタイズ機能が有効となる。
S302で、制御部101は、BLEのアドバタイズパケットを送信する。このパケットは、外部装置200によって受信される。ここでアドバタイズパケットとは、Bluetooth(登録商標)規格で定義されるADVERTISING CHANNEL PDUのうち、PDU TypeがADV_INDであるパケットである。
図4(a)に、アドバタイズパケットのフォーマットを示す。アドバタイズパケットは、ヘッダとペイロードから構成され、ペイロードのAdvAは、アドバタイズパケットを送信する側のBDADDRである。従って、S302において送信されるアドバタイズパケットのAdvAは、通信装置100のBDADDRである。
S303で、外部装置200は、BLEのスキャン要求パケットを通信装置100に送信する。スキャン要求パケットとは、上述したADVERTISING CHANNEL PDUのうち、PDU TypeがSCAN_REQであるパケットである。スキャン要求パケットは、アドバタイズパケットを送信している機器の詳細情報を取得するために使用される。
S304で、制御部101は、BLEのスキャン応答パケットを外部装置200に送信する。スキャン応答パケットとは、上述したADVERTISING CHANNEL PDUのうち、PDU TypeがSCAN_RSPであるパケットである。スキャン応答パケットは、スキャン要求パケットへの応答であり、アドバタイズパケットを送信している機器の詳細情報が格納される。
S305で、外部装置200は、BLEの接続要求パケットを通信装置100に送信する。接続要求パケットとは、上述したADVERTISING CHANNEL PDUのうち、PDU TypeがCONNECT_REQであるパケットである。
図4(b)に、接続要求パケットのフォーマットを示す。接続要求パケットは、ヘッダとペイロードから構成され、ペイロードのInitAは、接続要求パケットを送信する側のBDADDRである。また、AdvAは、アドバタイズパケットを送信する側のBDADDRである。従って、S305において送信される接続要求パケットにおいて、InitAは外部装置200のBDADDRであり、AdvAは通信装置100のBDADDRである。
S305によって、通信装置100と外部装置200との間でBLE通信の接続が確立される。以降は、Bluetooth(登録商標)規格で定義されるDATA CHANNEL PDUを使って、ATTプロトコルに従った通信が行われる。図4(c)に、DATA CHANNEL PDUのパケットフォーマットを示す。
S306で、制御部101は、外部装置200とペアリング済みかどうか(外部装置200とのペアリングが完了しているか否か)を判定する。ここで、ペアリングとは、Bluetooth(登録商標)規格で定義されるペアリングを指し、ボンディングを含んでもよい。即ち、ペアリングとは、事前に通信装置100と外部装置200との間で情報交換を行い、認証、及び暗号化通信のためのキー交換等を行う処理である。外部装置200とペアリング済みかどうかは、外部装置200のBDADDRを用いることにより判定することが可能である。通信装置100は、S305において受信した接続要求パケットに含まれる外部装置200のBDADDRを用いて、外部装置200とペアリング済みかどうかを判定する。
S307で、制御部101は、ATTプロトコルのNotificationメソッドを用いて、外部装置200に、機器情報送信要求通知を送信する。これは、外部装置200に対し、機器情報送信要求を送信することを要求するものである。
S308で、外部装置200は、ATTプロトコルのRequestメソッドを用いて、通信装置100に、機器情報送信要求と、外部装置200の機器情報とを送信する。
S309で、制御部101は、ATTプロトコルのResponseメソッドを用いて、外部装置200に、応答情報を送信する。これは、S308の機器情報の送信要求が成功したことを示す。
S310で、制御部101は、ATTプロトコルのNotificationメソッドを用いて、外部装置200に、ハンドオーバー要求通知を送信する。これは、外部装置200に対し、ハンドオーバー要求を送信することを要求するものである。
S311で、外部装置200は、ATTプロトコルのRequestメソッドを用いて、通信装置100に、ハンドオーバー要求を送信する。このハンドオーバー要求には、通信装置100と外部装置200との間で無線LAN通信の接続を確立するための情報(設定情報)が含まれる。具体的には、役割情報、SSID(Service Set IDentifier)、暗号キーなどである。本シーケンスでは、役割情報は、外部装置200がAPであること(通信装置100がSTAであること)を示す。
S312で、制御部101は、ATTプロトコルのResponseメソッドを用いて、外部装置200に、応答情報を送信する。これは、S311のハンドオーバー要求が成功したことを示す。このように、BLE通信部107を介して、通信装置100と外部装置200との間で設定情報の共有が行われる。
S313で、制御部101は、無線LAN通信部106を起動する。具体的には、制御部101は、無線LAN通信部106に電源やクロックを投入するように制御する。このとき、制御部101は、通信装置100(無線LAN通信部106)のMACアドレスの値も決定する。なお、MACアドレスの決定の詳細については、図5A〜Bを参照して後述する。
S314で、制御部101は、無線LANの接続要求パケットを、外部装置200に送信する。これは、外部装置200が生成している無線LANネットワークへの接続を要求するものである。
S315で、外部装置200は、無線LANの接続応答パケットを、通信装置100に送信する。これは、S314の接続要求が成功したことを示す。本ステップ以降、通信装置100と外部装置200との間で無線LANによる通信が可能となる。
<ハンドオーバー処理のフローチャート>
図5A〜Bは、通信装置100が実行するハンドオーバー処理のフローチャートである。本フローチャートにおいて、通信装置100が実行する各ステップの処理は、特に断らない限り、制御部101が揮発性メモリ103をワークメモリとして用いて不揮発性メモリ102に格納された制御プログラムを実行することにより実現される。
S501で、制御部101は、プライバシー保護フラグをクリアする。プライバシー保護フラグとは、ハンドオーバー先の無線LAN通信におけるプライバシー保護の要否を示すものである。フラグがセットされている場合はプライバシー保護が必要であることを意味し、セットされていない場合はプライバシー保護が不要であることを意味する。プライバシー保護フラグは、制御部101によって実行されるソフトウェアプログラムの変数として実装可能であり、揮発性メモリ103又は不揮発性メモリ102等において管理される。
S502で、制御部101は、BLE通信部107を起動する。S502は、図3のS301に対応する。
S503で、制御部101は、通信装置100(BLE通信部107)のBDADDRがランダムアドレスか否かを判定する。BDADDRがランダムアドレスであると制御部101が判定した場合、処理はS504へ進み、そうでない場合、処理はS505へ進む。S504で、制御部101は、プライバシー保護フラグをセットする。
ここで、BDADDRにおけるランダムアドレスとは、Bluetooth(登録商標)規格で定義されるRandom Device Addressである。BDADDRにランダムアドレスが使用されている場合は、ハンドオーバー前のBLE通信においてプライバシー保護の必要性が高いものと考えられる。従って、無線LAN通信においてもプライバシー保護が十分に確保されるように、プライバシー保護フラグをセットする処理が行われる。BDADDRをランダムアドレスにするかどうかの選択は、通信装置100において設計時に固定的に設定されてもよい。或いは、操作部105を介してユーザが選択可能であるように通信装置100を構成してもよい。例えば、通信装置100の動作モードの1つとしてプライバシー保護モードを備え、ユーザに必要に応じてプライバシー保護モードを選択可能なように通信装置100を構成してもよい。
S505で、制御部101は、BLE通信部107を制御して外部装置200との間でアドバタイズ処理、スキャン処理を実行する。S505は、図3のS302〜S304に対応する。
S506で、制御部101は、BLE通信部107を制御してBLEの接続要求を受信する。S506は、図3のS305に対応する。
S507で、制御部101は、外部装置200とペアリング済みであるか否かを判定する。外部装置200とペアリング済みでないと制御部101が判定した場合は、処理はS508へ進み、そうでない場合、処理はS509へ進む。S507は、図3のS306に対応する。S508で、制御部101は、プライバシー保護フラグをセットする。
外部装置200が上述した専用ゲートウェイ機器やスマートフォンやタブレットなどである場合、外部装置200は通信装置100を所有するユーザの専用のものである可能性が高い。この場合、通信装置100と外部装置200との間でペアリングの設定がされている可能性が高い。従って、制御部101は、ペアリングが行われている場合、プライバシー保護の必要性が低いと判断して、プライバシー保護フラグをセットする処理は行わない。一方、外部装置200が汎用ゲートウェイ機器である場合、外部装置200は通信装置100のユーザの専用の機器ではなく、不特定多数のユーザが訪れる場所に設置してある可能性が高い。この場合、通信装置100と外部装置200との間でペアリングの設定がされている可能性は低い。従って、制御部101は、ペアリングが行われていない場合、プライバシー保護の必要性が高いと判断して、プライバシー保護フラグをセットする。
S509で、制御部101は、BLE通信部107を制御して外部装置200の機器情報を取得する。S509は、図3のS307〜S309に対応する。
S510で、制御部101は、S509において取得した機器情報に含まれる外部装置200(BLE通信部107)のUUIDが、不揮発性メモリ102に格納されている信頼UUIDリストに含まれているか否かを判定する。UUIDが信頼UUIDリストに含まれていないと制御部101が判定した場合、処理はS511に進み、そうでない場合、処理はS512に進む。S511で、制御部101は、プライバシー保護フラグをセットする。
ここで、UUIDとは、Universally Unique IDentifierのことであり、機器を一意に示す識別子(識別情報)である。通信装置100は、信頼できる機器(外部装置)のUUIDの情報(信頼UUIDリスト)を、予め不揮発性メモリ102に格納している。取得したUUIDが信頼UUIDリストに含まれていない場合、制御部101は、プライバシー保護の必要性が高いと判断して、プライバシー保護フラグをセットする。
S512で、制御部101は、S509において取得した機器情報に、外部装置200が汎用ゲートウェイ機器であること(不特定多数のユーザによる利用を想定していること)を示す情報が含まれるか否かを判定する。そのような情報が機器情報に含まれていると制御部101が判定した場合、処理はS511に進み、そうでない場合、処理はS513に進む。
S513で、制御部101は、S509において取得した機器情報に、外部装置200がインターネットに接続していることを示す情報が含まれているか否かを判定する。そのような情報が機器情報に含まれていると制御部101が判定した場合、処理はS511に進み、そうでない場合、処理はS514に進む。
S514で、制御部101は、BLE通信部107を制御して外部装置200にハンドオーバーを要求する。S514は、図3のS310に対応する。
S515で、制御部101は、BLE通信部107を制御して外部装置200からハンドオーバー処理に関連するパラメータ情報を受信する。S515は、図3のS311〜S312に対応する。
S516で、制御部101は、S515において取得したパラメータ情報に、無線LAN通信における役割として通信装置100がSTAとして動作する(外部装置200がAPとして動作する)ことを示す情報が含まれているか否かを判定する。そのような情報がパラメータ情報に含まれていると制御部101が判定した場合、処理はS517へ進み、そうでない場合、処理はS518へ進む。S517で、制御部101は、プライバシー保護フラグをセットする。
汎用ゲートウェイ機器は必ずAPとして動作するため、制御部101は、外部装置200がAPとして動作する場合は、外部装置200が汎用ゲートウェイ機器である可能性が高いと判断し、プライバシー保護フラグをセットする。
なお、前述の通り、図3のシーケンスは、通信装置100がSTAとして動作する(外部装置200がAPとして動作する)場合に対応する。通信装置100がAPとして動作する(外部装置200がSTAとして動作する)場合については、第2の実施形態において説明する。
S518で、制御部101は、S515において取得したパラメータ情報に含まれるSSIDが、不揮発性メモリ102に格納されている信頼SSIDリストに含まれているか否かを判定する。取得したSSIDが信頼SSIDリストに含まれていないと制御部101が判定した場合、処理はS519へ進み、そうでない場合、処理はS520へ進む。S519で、制御部101は、プライバシー保護フラグをセットする。
通信装置100は、信頼できる無線LANネットワークのSSIDの情報(信頼SSIDリスト)を、予め不揮発性メモリ102に格納している。取得したSSIDが信頼SSSIDリストに含まれていない場合、制御部101は、プライバシー保護の必要性が高いと判断して、プライバシー保護フラグをセットする。
S520で、制御部101は、プライバシー保護フラグがセットされているか否かを判定する。プライバシー保護フラグがセットされていると制御部101が判定した場合、処理はS521へ進み、そうでない場合、処理はS522へ進む。
S521で、制御部101は、無線LAN通信で使用するMACアドレス(無線LAN通信部106のMACアドレス)をランダムに決定する。
S522で、制御部101は、無線LAN通信で使用するMACアドレス(無線LAN通信部106のMACアドレス)を、機器固有の固定値に決定する。
図6に、MACアドレスのフォーマットを示す。図6に示すように、MACアドレスは、ベンダー識別子(organizationally unique identifier)の領域(24ビット)と、各ベンダーが管理する領域(24ビット)とによって構成される。ベンダー識別子の領域には、通信装置100のベンダーを一意に示す情報が設定される。各ベンダーが管理する領域には、S521においてはランダムな値が、S522においては各ベンダーで機器毎に割り振られた機器固有のシリアルナンバーが設定される。即ち、制御部101は、MACアドレスのorganizationally unique identifier以外の部分をランダムに決定する。
S523で、制御部101は、無線LAN通信部106を起動して、外部装置200との無線LAN通信接続を確立する。S520〜S523は、図3のS313〜S315に対応する。
なお、図5A〜Bにおいては、複数の基準(S503、S507等)のうちの少なくとも1つが満たされる場合に、プライバシー保護フラグがセットされるものとした。しかしながら、本実施形態はこのような構成に限定されず、2つ又はそれ以上の基準が満たされた場合にプライバシー保護フラグをセットするように制御部101を構成してもよい。
また、図5A〜Bにおいては、プライバシー保護フラグをセットするか否かを判定するための基準として、複数の具体的な基準(S503、S507等)について説明した。しかしながら、これらの基準は例に過ぎない。例えば、制御部101は、ここで説明した基準の一部のみを使用してもよいし、ここで説明していない他の種類の基準を使用してもよい。即ち、制御部101は、BLE通信部107を介した外部装置200との通信に関係する所定の情報を用いる任意の基準によりプライバシー保護フラグをセットするか否かを判定してよい。
また、図5A〜Bにおいては、プライバシー保護フラグがセットされている場合に、MACアドレスの一部(各ベンダーが管理する領域)がランダムに決定されるものとした。しかしながら、本実施形態はこのような構成に限定されない。MACアドレスをランダムに決定しない場合であっても、プライバシー保護フラグがセットされていない場合(S522)とは異なる値に決定すれば、ある程度はプライバシー保護を実現することができる。従って、プライバシー保護フラグがセットされているか否かに基づいて(即ち、BLE通信部107を介した外部装置200との通信に関係する所定の情報に基づいて)MACアドレスを決定する構成であれば、本実施形態に含まれる。
また、上の説明では、通信方式の例として、BLE及び無線LANを用いたが、本実施形態の通信方式はこれらに限定されず、任意の通信方式に対して本実施形態を適用可能である。また、BLEに関する識別情報としてBDADDR及びUUIDを用い、無線LANに関する識別情報としてMACアドレスを用いたが、BLE及び無線LAN以外の通信方式を用いる場合は、識別情報も適宜変更すればよい。例えば、S503においては、制御部101は、採用した第1の通信方式に関する識別情報の少なくとも一部がランダムに決定される場合に、処理をS504に進めることができる。また、S521においては、制御部101は、採用した第2の通信方式に関する識別情報の少なくとも一部をランダムに決定することができる。例えば、制御部101は、所定の情報が所定の条件を満たす場合、第2の通信方式に関する識別情報の少なくとも一部をランダムに決定し、所定の情報が所定の条件を満たさない場合、第2の通信方式に関する識別情報を特定の値に決定する。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、通信装置100は、BLE通信部107を介した外部装置200との通信に関係する所定の情報に基づいて、無線LAN通信部106の識別情報(MACアドレス)を決定する。従って、本実施形態によれば、例えばBLEのような第1の通信方式に従う通信に関係する所定の情報に基づいて、例えば無線LANのような第2の通信方式に関する識別情報を決定することが可能となる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、BLEの役割として、通信装置100がペリフェラル(ATTサーバ)であり、外部装置200がセントラル(ATTクライアント)であるものとした。また、無線LANの役割として、通信装置100がSTAであり、外部装置200がAPであるものとした。
しかしながら、本発明は、BLE及び無線LANにおける通信装置100及び外部装置200の役割を限定するものではない。そこで、第2の実施形態では、通信装置100及び外部装置200の役割が第1の実施形態とは異なる例について説明する。
なお、第2の実施形態において、通信装置100及び通信システムの基本的な構成は第1の実施形態(図1及び図2参照)と同様である。以下、主に第1の実施形態と異なる点について説明する。
<ハンドオーバー処理のシーケンス>
図7は、第2の実施形態に係る、通信装置100と外部装置200との間で行われるハンドオーバー処理のシーケンスを示す図である。図7において、図3と同一又は同様の処理が行われるステップには図3と同一の符号を付す。
本シーケンスでは、BLEの役割として、通信装置100がセントラル(ATTクライアント)であり、外部装置200がペリフェラル(ATTサーバ)であるものとする。また、無線LANの役割として、通信装置100がAPであり、外部装置200がSTAであるものとする。
本シーケンスにおいて、通信装置100が実行する各ステップの処理は、特に断らない限り、制御部101が揮発性メモリ103をワークメモリとして用いて不揮発性メモリ102に格納された制御プログラムを実行することにより実現される。同様に、外部装置200が実行する各ステップの処理は、特に断らない限り、外部装置200の制御部(不図示)が制御プログラムを実行することにより実現される。
S702で、外部装置200は、BLEのアドバタイズパケットを送信する。このパケットは、通信装置100によって受信される。S703で、制御部101は、BLEのスキャン要求パケットを外部装置200に送信する。S704で、外部装置200は、BLEのスキャン応答パケットを通信装置100に送信する。S705で、制御部101は、BLEの接続要求パケットを外部装置200に送信する。S705によって、通信装置100と外部装置200との間でBLE通信の接続が確立される。
S706で、制御部101は、外部装置200とペアリング済みかどうか(外部装置200とのペアリングが完了しているか否か)を判定する。外部装置200とペアリング済みかどうかは、外部装置200のBDADDRを用いることにより判定することが可能である。制御部101は、S702において受信したアドバタイズパケット、又はS704において受信したスキャン応答パケットに含まれる外部装置200のBDADDRを用いて判定を行う。
S707で、制御部101は、ATTプロトコルのRequestメソッドを用いて、外部装置200に、機器情報取得要求を送信する。これは、外部装置200からの機器情報の取得を要求するものである。
S708で、外部装置200は、ATTプロトコルのResponseメソッドを用いて、通信装置100に、外部装置200の機器情報を送信する。
S709で、制御部101は、ATTプロトコルのRequestメソッドを用いて、外部装置200に、ハンドオーバー要求を送信する。このハンドオーバー要求には、外部装置200との間で無線LAN通信の接続を確立するための情報(設定情報)が含まれる。具体的には、役割情報、SSID(Service Set IDentifier)、暗号キーなどである。本シーケンスでは、役割情報は、外部装置200がSTAであること(通信装置100がAPであること)を示す。
S710で、外部装置200は、ATTプロトコルのResponseメソッドを用いて、通信装置100に、ハンドオーバー応答を送信する。これは、S709のハンドオーバー要求が成功したことを示す。
S711で、制御部101は、無線LAN通信部106を起動する。具体的には、制御部101は、無線LAN通信部106に電源やクロックを投入するように制御する。このとき、制御部101は、通信装置100(無線LAN通信部106)のMACアドレスの値も決定する。また、制御部101は、S709で外部装置200へ通知したSSID、暗号キーに対応する無線LANネットワークを生成する。なお、MACアドレスの決定の詳細については、図8を参照して後述する。
S712で、外部装置200は、無線LANの接続要求パケットを、通信装置100に送信する。S713で、制御部101は、無線LANの接続応答パケットを、外部装置200に送信する。これは、S712の接続要求が成功したことを示す。本ステップ以降、通信装置100と外部装置200との間で無線LANによる通信が可能となる。
<ハンドオーバー処理のフローチャート>
図8は、第2の実施形態に係る、通信装置100が実行するハンドオーバー処理のフローチャートである。本フローチャートにおいて、通信装置100が実行する各ステップの処理は、特に断らない限り、制御部101が揮発性メモリ103をワークメモリとして用いて不揮発性メモリ102に格納された制御プログラムを実行することにより実現される。
図8において、図5A〜Bと同一又は同様の処理が行われるステップには図5A〜Bと同一の符号を付す。但し、図5A〜Bの説明において図3のステップに対応するものとして説明したステップは、図8においては、図7のステップに対応する。具体的には、S507〜S508は、図7のS706に対応し、S520〜S523は、図7のS711〜S713に対応する。
S801で、制御部101は、BLE通信部107を起動する。S801は、図7のS301に対応する。
S802で、制御部101は、BLE通信部107を制御して外部装置200との間でアドバタイズ処理、スキャン処理を実行する。S802は、図7のS702〜S704に対応する。
S803で、制御部101は、BLE通信部107を制御してBLEの接続要求を送信する。S803は、図7のS705に対応する。
S804で、制御部101は、BLE通信部107を制御して外部装置200の機器情報を取得する。S804は、図7のS707〜S708に対応する。
S805で、制御部101は、BLE通信部107を制御して外部装置200にハンドオーバー要求を送信する。ハンドオーバー要求には、ハンドオーバー処理に関連するパラメータ情報が含まれる。S805は、図7のS709〜S710に対応する。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、BLEの役割として、通信装置100がセントラル(ATTクライアント)であり、外部装置200がペリフェラル(ATTサーバ)である。また、無線LANの役割として、通信装置100がAPであり、外部装置200がSTAである。このように、BLE及び無線LANにおける通信装置100及び外部装置200の役割が第1の実施形態と異なる場合であっても、第1の通信方式に従う通信に関係する所定の情報に基づいて、第2の通信方式に関する識別情報を決定することが可能である。
もちろん、BLE及び無線LANにおける通信装置100及び外部装置200の役割は、第2の実施形態にも限定されない。即ち、本発明において、BLE及び無線LANにおける通信装置100及び外部装置200の役割には、何の制限もない。従って、例えば、BLEの役割として、通信装置100がペリフェラル(ATTサーバ)であり、外部装置200がセントラル(ATTクライアント)であり、無線LANの役割として、通信装置100がAPであり、外部装置200がSTAであってもよい。或いは、BLEの役割として、通信装置100がセントラル(ATTクライアント)であり、外部装置200がペリフェラル(ATTサーバ)であり、無線LANの役割として、通信装置100がSTAであり、外部装置200がAPであってもよい。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…通信装置、101…制御部、102…不揮発性メモリ、103…揮発性メモリ、104…記憶媒体、105…操作部、106…無線LAN通信部、107…BLE通信部、108…表示部、109…撮像部、110…画像処理部、200…外部装置

Claims (13)

  1. 通信装置であって、
    第1の通信方式に従って外部装置と通信する第1の通信手段と、
    第2の通信方式に従って前記外部装置と通信する第2の通信手段と、
    前記第1の通信手段を介した前記外部装置との通信に関係する所定の情報に基づいて、前記第2の通信手段の識別情報を決定する決定手段と、
    前記決定された前記第2の通信手段の識別情報を用いて、前記第2の通信手段を介した前記外部装置との通信を確立するように制御する制御手段と、
    を備え
    前記決定手段は、
    前記所定の情報が所定の条件を満たす場合、前記第2の通信手段の識別情報の少なくとも一部をランダムに決定し、
    前記所定の情報が前記所定の条件を満たさない場合、前記第2の通信手段の識別情報を特定の値に決定し、
    前記決定手段は、前記外部装置が不特定のユーザによる利用を想定していることを示す情報が、前記第1の通信手段を介して前記外部装置から受信された場合、前記第2の通信手段の識別情報の少なくとも一部をランダムに決定することを特徴とする通信装置。
  2. 前記第2の通信方式に従って前記外部装置と通信する場合、前記第2の通信手段はネットワークを介して前記外部装置と通信し、
    前記制御手段は、前記決定された前記第2の通信手段の識別情報と、前記ネットワークの識別情報とを用いて、前記第2の通信手段を介した前記外部装置との通信を確立するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記決定手段は、前記第1の通信手段の識別情報の少なくとも一部がランダムに決定される場合、前記第2の通信手段の識別情報の少なくとも一部をランダムに決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記決定手段は、
    前記第1の通信手段を介した通信のための前記外部装置の識別情報に基づいて、前記外部装置とのペアリングが完了しているか否かを判定し、
    前記ペアリングが完了していない場合、前記第2の通信手段の識別情報の少なくとも一部をランダムに決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記決定手段は、前記外部装置がインターネットに接続していることを示す情報が、前記第1の通信手段を介して前記外部装置から受信された場合、前記第2の通信手段の識別情報の少なくとも一部をランダムに決定する
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記決定手段は、前記第2の通信手段を介した前記外部装置との通信に用いるネットワークにおいて前記外部装置がアクセスポイントとして動作することを示す情報が、前記第1の通信手段を介して前記外部装置から受信された場合、前記第2の通信手段の識別情報の少なくとも一部をランダムに決定する
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記決定手段は、前記第1の通信手段を介して前記外部装置から受信された、前記第2の通信手段を介した前記外部装置との通信に用いるネットワークの識別情報が、記憶媒体に記憶されていない場合、前記第2の通信手段の識別情報の少なくとも一部をランダムに決定する
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記第2の通信方式は、無線LAN規格に基づく通信方式であり、
    前記第2の通信手段の識別情報は、MACアドレスであり、
    前記決定手段は、前記所定の情報が前記所定の条件を満たす場合、前記MACアドレスのorganizationally unique identifier以外の部分をランダムに決定する
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記第1の通信方式は、Bluetooth(登録商標) Low Energy規格に基づく通信方式であり、
    前記決定手段は、前記第1の通信手段を介して前記外部装置から受信された、前記第2の通信手段のUUIDが、記憶媒体に記憶されていない場合、前記第2の通信手段の識別情報の少なくとも一部をランダムに決定する
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記第1の通信方式は、Bluetooth(登録商標) Low Energy規格に基づく通信方式であり、
    前記第2の通信方式は、無線LAN規格に基づく通信方式である
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 前記制御手段は、前記第2の通信手段を介した前記外部装置との通信を確立するための設定情報を、前記第1の通信手段を介して前記外部装置と共有するように制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 第1の通信方式に従って外部装置と通信する第1の通信手段と、第2の通信方式に従って前記外部装置と通信する第2の通信手段と、を備える通信装置が実行する制御方法であって、
    前記第1の通信手段を介した前記外部装置との通信に関係する所定の情報に基づいて、前記第2の通信手段の識別情報を決定する決定工程と、
    前記決定された前記第2の通信手段の識別情報を用いて、前記第2の通信手段を介した前記外部装置との通信を確立するように制御する制御工程と、
    を備え
    前記決定工程では、前記外部装置が不特定多数のユーザによる利用を想定していることを示す情報が、前記第1の通信手段を介して前記外部装置から受信された場合、前記第2の通信手段の識別情報の少なくとも一部をランダムに決定することを特徴とする制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の通信装置の決定手段及び制御手段として機能させるためのプログラム。
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