JP2010245680A - 画像出力システム、画像出力装置、設定情報共有方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の無線通信機器を接続する場合であっても、無線通信に関する設定を簡単に行うことができる画像出力システムを提供する。
【解決手段】複数の画像出力装置のうち、第1の画像出力装置は、画像出力情報と無線通信に関する情報である無線情報とを含む情報である設定情報を記憶する設定情報記憶部と、自身が利用可能な無線通信識別子を記憶する識別子記憶部と、第1の画像出力装置と複数の画像出力装置のうち第1の画像出力装置とは異なる画像出力装置である第2の画像出力装置とを第2の無線によって接続する際に、識別子記憶部に記憶された無線通信識別子を読み出し、読み出した無線通信識別子によって第2の画像出力装置との通信を確立する通信部と、設定情報記憶部に記憶された設定情報を読み出し、読み出した設定情報を第2の無線によって通信部を介して第2の画像出力装置に送信する制御部と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】複数の画像出力装置のうち、第1の画像出力装置は、画像出力情報と無線通信に関する情報である無線情報とを含む情報である設定情報を記憶する設定情報記憶部と、自身が利用可能な無線通信識別子を記憶する識別子記憶部と、第1の画像出力装置と複数の画像出力装置のうち第1の画像出力装置とは異なる画像出力装置である第2の画像出力装置とを第2の無線によって接続する際に、識別子記憶部に記憶された無線通信識別子を読み出し、読み出した無線通信識別子によって第2の画像出力装置との通信を確立する通信部と、設定情報記憶部に記憶された設定情報を読み出し、読み出した設定情報を第2の無線によって通信部を介して第2の画像出力装置に送信する制御部と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像データを基に画像を出力する画像出力装置が、画像データを供給する画像供給装置に対し、複数台接続可能な画像出力システム、画像出力装置、設定情報共有方法に関する。
近年、プロジェクターの普及が高まっており、プロジェクターにコンピューター等を接続し、コンピューターから画像データ(動画、静止画)を供給し、プロジェクターがそのデータを受けて画像を出力することが行われている。この場合、プロジェクターとコンピューターとが、有線で接続される場合もあるが、近年では無線で接続する場合もある。
無線で接続する場合、コンピューターを操作して、プロジェクターに無線接続に関する設定を行う。例えば、無線接続に関する情報とは、例えば、SSID(Service Set Identifier)や、WEP(Wired Equivalent Privacy)である。下記の引用文献1では、中継装置が、印刷装置等の機器に対して設定を行うことが記載されている。この引用文献1においては、コンピューター側から印刷装置等の機器に対する無線通信に関する設定を行う場合における、有線接続の手間や、コンピューターと印刷装置間の無線通信の一時的な設定の切り替えにかかる手間を省くことができる。
無線で接続する場合、コンピューターを操作して、プロジェクターに無線接続に関する設定を行う。例えば、無線接続に関する情報とは、例えば、SSID(Service Set Identifier)や、WEP(Wired Equivalent Privacy)である。下記の引用文献1では、中継装置が、印刷装置等の機器に対して設定を行うことが記載されている。この引用文献1においては、コンピューター側から印刷装置等の機器に対する無線通信に関する設定を行う場合における、有線接続の手間や、コンピューターと印刷装置間の無線通信の一時的な設定の切り替えにかかる手間を省くことができる。
しかしながら、近年、コンピューターに、無線通信に関する設定が同じであるプロジェクターを複数台接続することが行われつつある。例えば、IEEE802.11無線LAN通信機能を持つ無線LAN端末装置(例えばプロジェクター)において、同じ無線LAN設定で複数の無線LAN端末装置(プロジェクター)を利用したい場合、それぞれの機器に同じ設定を行う必要が生じるという手間がかかる。
AOSS(AirStation One-Touch Secure System)、WPS(Wi-Fi Protected Setup)等の自動設定システムを用いることも考えられるが、これらに対応する機器が必要となる問題がある。
USBメモリ装置(Universal Serial Bus)等の外部デバイスを用いて、各プロジェクターに設定内容をそれぞれコピーすることも考えられるが、外部デバイスが必要となってしまう。
複数のプロジェクターに対し、専用ツールを用いて纏めて遠隔設定する方法もあるが、専用ツールが必要であるとともに、専用ツールと通信をするための設定が必要となってしまう。この設定は、一般に手間がかかる。
AOSS(AirStation One-Touch Secure System)、WPS(Wi-Fi Protected Setup)等の自動設定システムを用いることも考えられるが、これらに対応する機器が必要となる問題がある。
USBメモリ装置(Universal Serial Bus)等の外部デバイスを用いて、各プロジェクターに設定内容をそれぞれコピーすることも考えられるが、外部デバイスが必要となってしまう。
複数のプロジェクターに対し、専用ツールを用いて纏めて遠隔設定する方法もあるが、専用ツールが必要であるとともに、専用ツールと通信をするための設定が必要となってしまう。この設定は、一般に手間がかかる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、複数の無線通信機器を接続する場合であっても、無線通信に関する設定を簡単に行うことができる画像出力システム、画像出力装置、設定情報共有方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、画像供給装置に対して第1の無線によって接続可能な画像出力装置が前記画像供給装置に対して複数台接続可能であるとともに、当該複数台の画像出力装置同士が第2の無線によって接続可能である画像出力システムであって、前記複数の画像出力装置のうち、第1の画像出力装置は、画像出力に関する情報である画像出力情報と前記画像供給装置に対して行う無線通信に関する情報である無線情報とのうち少なくともいずれか一方を含む情報である設定情報を記憶する設定情報記憶部と、自身が利用可能な無線通信識別子を記憶する第1の識別子記憶部と、前記第1の画像出力装置と前記複数の画像出力装置のうち第1の画像出力装置とは異なる画像出力装置である第2の画像出力装置とを第2の無線によって接続する際に、前記第1の識別子記憶部に記憶された無線通信識別子を読み出し、読み出した無線通信識別子によって第2の画像出力装置との通信を確立する通信部と、前記設定情報記憶部に記憶された設定情報を読み出し、読み出した設定情報を前記第2の無線によって前記通信部を介して前記第2の画像出力装置に前記通信部によって送信する制御部と、を有し、前記第2の画像出力装置は、自身が利用可能な無線通信識別子を記憶する識別子記憶部と、前記第1の画像出力装置に対し第2の無線によって接続する際に、前記第1の画像出力装置から送信される無線通信識別子を受信し、受信した無線通信識別子が前記識別子記憶部に記憶されている場合に、当該第1の画像出力装置と第2の無線によって接続する通信を確立する通信部と、前記第1の画像出力装置から送信される設定情報を前記通信部によって受信する制御部と、前記制御部が前記通信部によって受信した設定情報を記憶する記憶部と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、画像供給装置に対して第1の無線によって接続可能な画像出力装置が前記画像供給装置に対して複数台接続可能であるとともに、当該複数台の画像出力装置同士が第2の無線によって接続可能である画像出力システムにおける画像出力装置であって、前記複数の画像出力装置のうち、第1の画像出力装置は、画像出力に関する情報である画像出力情報と前記画像供給装置に対して行う無線通信に関する情報である無線情報とのうち少なくともいずれか一方を含む情報である設定情報を記憶する設定情報記憶部と、自身が利用可能な無線通信識別子を記憶する識別子記憶部と、前記第1の画像出力装置と前記複数の画像出力装置のうち第1の画像出力装置とは異なる画像出力装置である第2の画像出力装置とを第2の無線によって接続する際に、前記識別子記憶部に記憶された無線通信識別子を読み出し、読み出した無線通信識別子によって第2の画像出力装置との通信を確立する通信部と、前記設定情報記憶部に記憶された設定情報を読み出し、読み出した設定情報を前記第2の無線によって前記通信部を介して前記第2の画像出力装置に前記通信部によって送信する制御部と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、上述の画像供給装置において、前記設定情報記憶部に記憶された設定情報を前記第2の画像出力装置への送信を許可するか否かを表す許可信号の入力を受け付ける入力部を有し、前記制御部は、前記入力部から入力される送信許可に基づいて、前記第2の画像出力装置へ前記設定情報を前記通信部によって送信することを特徴とする。
また、本発明は、画像供給装置に対して第1の無線によって接続可能な画像出力装置が前記画像供給装置に対して複数台接続可能であるとともに、当該複数台の画像出力装置同士が第2の無線によって接続可能である画像出力システムにおける画像出力装置であって、前記複数の画像出力装置のうち、第1の画像出力装置は、自身が利用可能な無線通信識別子を記憶する識別子記憶部と、前記第1の画像出力装置と前記複数の画像出力装置のうち第1の画像出力装置とは異なる画像出力装置である第2の画像出力装置とを第2の無線によって接続する際に、前記第2の画像出力装置から送信される無線通信識別子を受信し、受信した無線通信識別子が前記識別子記憶部に記憶されている場合に、当該第2の画像出力装置と第2の無線によって接続する通信を確立する通信部と、前記第2の画像出力装置に設定情報の送信要求を前記通信部を介して行い、当該第2の画像出力装置から送信される設定情報を前記通信部によって受信する制御部と、前記制御部が前記通信部によって受信した設定情報を記憶する記憶部と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、上述の画像供給装置において、前記第2の画像出力装置に対し前記設定情報の送信要求の送信を許可するか否かを表す許可信号の入力を受け付ける入力部を有し、前記制御部は、前記入力部から入力される送信許可に基づいて、前記第2の画像出力装置へ前記設定情報の送信要求を前記通信部によって送信することを特徴とする。
また、本発明は、画像供給装置に対して第1の無線によって接続可能な画像出力装置が前記画像供給装置に対して複数台接続可能であるとともに、当該複数台の画像出力装置同士が第2の無線によって接続可能である画像出力システムにおける設定情報供給方法であって、前記複数の画像出力装置のうち、前記第1の画像出力装置の通信部が、前記第1の画像出力装置と前記複数の画像出力装置のうち第1の画像出力装置とは異なる画像出力装置である第2の画像出力装置とを第2の無線によって接続する際に、自身が利用可能な無線通信識別子を記憶する第1の識別子記憶部に記憶された無線通信識別子を読み出し、読み出した無線通信識別子によって第2の画像出力装置との通信を確立し、前記第1の画像出力装置の制御部が、画像出力に関する情報である画像出力情報と前記画像供給装置に対して行う無線通信に関する情報である無線情報とのうち少なくともいずれか一方を含む情報である設定情報を記憶する設定情報記憶部に記憶された設定情報を読み出し、読み出した設定情報を前記第2の無線によって前記通信部を介して前記第2の画像出力装置に前記通信部によって送信し、前記第2の画像出力装置の通信部が、前記第1の画像出力装置に対し第2の無線によって接続する際に、前記第1の画像出力装置から送信される無線通信識別子を受信し、受信した無線通信識別子が自身が利用可能な無線通信識別子を記憶する識別子記憶部に記憶されている場合に、当該第1の画像出力装置と第2の無線によって接続する通信を確立し、前記第2の画像出力装置の制御部が、前記第1の画像出力装置から送信される設定情報を前記通信部によって受信し、受信した設定情報を記憶部に記憶することを特徴とする。
以上説明したように、この発明によれば、既に設定情報が記憶された画像出力装置とまだ設定情報が記憶されていない画像出力装置との間で、利用可能な無線識別子で通信できるかを確認した後、既に設定情報が記憶された画像出力装置から、設定情報をまだ記憶されていない画像出力装置に送信するようにした。これにより、設定情報がまだ記憶されていない画像出力装置は、有線や複雑な無線通信の設定を行う等の煩雑な手間を省いて設定情報を共有することができる。
以下、本発明の一実施形態による画像出力システムについて図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態による画像出力システムの構成を示す概略ブロック図である。
コンピューター10は、プロジェクターによって画像を出力する画像データを、アクセスポイント20を介して無線によって接続されるプロジェクターに送信する。
アクセスポイント20は、コンピューター10から出力される各種情報を無線LAN接続されるプロジェクターに送信する。
プロジェクター30は、アクセスポイント20に無線LANによって接続し、コンピューター20から送信される各種情報を受信する。また、プロジェクター30は、複数のプロジェクター40と無線通信を行い、アドホックネットワークを確立する。
プロジェクター40は、プロジェクター40と無線通信を行ってアドホックネットワークを隔離する無線通信機能と、アクセスポイント20に接続してコンピューター10と無線通信を行う無線通信機能とを有する。
図1は、この発明の一実施形態による画像出力システムの構成を示す概略ブロック図である。
コンピューター10は、プロジェクターによって画像を出力する画像データを、アクセスポイント20を介して無線によって接続されるプロジェクターに送信する。
アクセスポイント20は、コンピューター10から出力される各種情報を無線LAN接続されるプロジェクターに送信する。
プロジェクター30は、アクセスポイント20に無線LANによって接続し、コンピューター20から送信される各種情報を受信する。また、プロジェクター30は、複数のプロジェクター40と無線通信を行い、アドホックネットワークを確立する。
プロジェクター40は、プロジェクター40と無線通信を行ってアドホックネットワークを隔離する無線通信機能と、アクセスポイント20に接続してコンピューター10と無線通信を行う無線通信機能とを有する。
図2は、プロジェクター30の構成を説明する概略ブロック図である。
この図において、記憶部31は、設定情報を記憶する。この設定情報は、画像出力情報と無線通信識別子情報とを含む。また、記憶部31は、画像出力の設定に関する情報である画像出力情報を記憶する画像出力情報記憶領域と、無線通信識別子を表す無線通信識別子情報を含む無線情報を記憶する無線情報記憶領域とを含む。
画像出力情報は、例えば、輝度、コントラスト等の画像を出力する際の画質に関する情報である。
無線情報は、例えば、通信を行う周波数、無線通信識別子(SSID)、セキュリティキー等に関する情報である。
通信部32は、アクセスポイント20に対して無線LAN通信を行って通信を確立する機能と、アクセスポイント20とは異なる無線通信であってプロジェクター40とアドホックネットワークにて通信を確立する機能とを有する。
制御部33は、アクセスポイント20に接続し、設定情報と無線通信識別子を受信して記憶部31に記憶する機能と、記憶部31に記憶される情報を、通信部32のアドホックネットワークの接続機能によってプロジェクター40に接続して送信する機能とを有する(詳細は後述する)。
この図において、記憶部31は、設定情報を記憶する。この設定情報は、画像出力情報と無線通信識別子情報とを含む。また、記憶部31は、画像出力の設定に関する情報である画像出力情報を記憶する画像出力情報記憶領域と、無線通信識別子を表す無線通信識別子情報を含む無線情報を記憶する無線情報記憶領域とを含む。
画像出力情報は、例えば、輝度、コントラスト等の画像を出力する際の画質に関する情報である。
無線情報は、例えば、通信を行う周波数、無線通信識別子(SSID)、セキュリティキー等に関する情報である。
通信部32は、アクセスポイント20に対して無線LAN通信を行って通信を確立する機能と、アクセスポイント20とは異なる無線通信であってプロジェクター40とアドホックネットワークにて通信を確立する機能とを有する。
制御部33は、アクセスポイント20に接続し、設定情報と無線通信識別子を受信して記憶部31に記憶する機能と、記憶部31に記憶される情報を、通信部32のアドホックネットワークの接続機能によってプロジェクター40に接続して送信する機能とを有する(詳細は後述する)。
図3は、記憶部31の識別子記憶領域に記憶される無線通信識別子情報の一例である。この無線通信識別子情報は、識別子情報IEEE802.11シリーズの無線LAN通信で用いられる識別子であるSSIDと、優先度が対応付けられた情報である。
なお、図3の構成については、プロジェクター40についても同様の構成を有している。ただし、制御部の動作が異なる(後述する)。
なお、図3の構成については、プロジェクター40についても同様の構成を有している。ただし、制御部の動作が異なる(後述する)。
〈第1の実施形態 マスター側からスレーブ側へ設定情報を設定〉
次に、上述した画像出力システムの動作について説明する。図4は、画像出力システムの動作を説明するシーケンス図である。
ここでは、プロジェクター30には、設定情報と無線通信識別子情報が記憶されてあり、このプロジェクター30に記憶された設定情報を他のプロジェクターであるプロジェクター40に、無線LANデバイス以外の通信手段や外部記憶機器などを用いずに記憶させる場合について説明する。
この実施形態においては、設定情報をコピーしたい機器同士が現在の無線接続を一時切断し、情報交換用にあらたに無線LANアドホックネットワークを構築して、設定情報を交換する場合について説明する。
次に、上述した画像出力システムの動作について説明する。図4は、画像出力システムの動作を説明するシーケンス図である。
ここでは、プロジェクター30には、設定情報と無線通信識別子情報が記憶されてあり、このプロジェクター30に記憶された設定情報を他のプロジェクターであるプロジェクター40に、無線LANデバイス以外の通信手段や外部記憶機器などを用いずに記憶させる場合について説明する。
この実施形態においては、設定情報をコピーしたい機器同士が現在の無線接続を一時切断し、情報交換用にあらたに無線LANアドホックネットワークを構築して、設定情報を交換する場合について説明する。
まず、プロジェクター30の制御部33は、アクセスポイント20と無線通信を行って各種情報の送受信を行った後、アクセスポイント20との無線LAN通信を切断し(ステップS101)、アドホックネットワーク通信の接続を開始する(ステップS102)。このとき、プロジェクター30制御部33は、記憶部31に記憶された無線通信識別子を参照して、いずれかのSSIDを選択する(ステップS103)。ここでは、例えば、優先度が一番低い優先度4であるSSID「1003」が選択される。また、ここで、プロジェクター30の制御部33は、選択されたSSIDが、自身のアドホックネットワーク通信が可能なエリア内において既に利用されているか否かを、周囲において通信されているアドホックネットワークの電波を受信し、そのSSIDを参照することによって検出する。検出した結果、選択されたSSIDが既に使用されている場合には、制御部33は、記憶部31を参照し、既に使用されているSSIDよりも高いSSIDを検索して選択する。例えば、優先度が3であるSSID「1002」が選択される。そして、プロジェクター30は、このSSIDで通信要求の信号を周囲に発信する。
一方、プロジェクター30の近傍に設置されたプロジェクター40の制御部は、SSIDの監視を行う(ステップS104)。この監視は、プロジェクター40は、常時行うか、あるいはユーザから監視の指示が入力デバイスを介して入力された場合に行う。そして、プロジェクター40の制御部は、自身の記憶部31に記憶された無線通信識別子情報を参照し、その無線通信識別子情報に記憶されたいずれかのSSIDでの通信要求があるかを検出する。そして、プロジェクター40の制御部は、自身の記憶部に記憶されたSSID「1002」が検出されると、このSSIDに接続する(ステップS106)。ここでは、プロジェクター40は、現在SSIDを用いてアドホックネットワークを構築していたとしても、新たに発見されたSSIDに接続をし直す。
プロジェクター40の制御部は、新たに接続したSSIDを用いたアドホックネットワーク内において、プロジェクターを検索し、プロジェクター30を検出し、このプロジェクター30とアドホックネットワークを確立する(ステップS107)。そして、プロジェクター40の制御部は、自身がスレーブであるので、接続先であるプロジェクター30に対し、設定情報の送信要求を送信する(ステップS108)。プロジェクター30の制御部33は、プロジェクター40から設定情報の要求を受信すると(ステップS109)、記憶部から設定情報を読み出して、プロジェクター40に送信する(ステップS110)。
プロジェクター40の制御部は、プロジェクター30から設定情報を受信すると、受信した設定情報を自身の記憶部内に記憶する(ステップS111)。そして、プロジェクター30との通信を切断し、この記憶された設定情報を用いてアクセスポイント20に無線接続する(ステップS112)。ここでは、設定情報に含まれる無線通信の周波数や、アクセスポイント20と通信を行うために必要なセキュリティのためのセキュリティキーを用いて通信を確立する。
一方、プロジェクター記憶が行われていないプロジェクター40がある場合にはプロジェクター40についても上述の処理と同様に、設定情報の設定が行われる(ステップS105、ステップS114〜ステップS119))。
プロジェクター30の制御部33は、ステップS101から一定時間が経過した場合、あるいは、入力デバイスを介してユーザから終了の指示が入力されると、アドホックネットワークを切断し(ステップS120)、アクセスポイント20との通信を再開して復元する(ステップS121)。
〈第2の実施形態 スレーブ側からへマスター側へ設定情報を提供〉
次に、第2の実施形態について説明する。図5は、第2の実施形態における画像出力システムの動作を説明するシーケンス図である。第1の実施形態においては、マスター側のプロジェクター30からスレーブ側のプロジェクター40に対して、設定情報を送信する場合について説明したが、ここでは、スレーブ側のプロジェクター30に記憶された設定情報をプロジェクター30に設定する場合について説明する。
まず、プロジェクター30の制御部33は、アクセスポイント20に接続している無線LANを切断し(ステップS201)、情報共有用無線LAN(アドホックネットワーク)を構築する(ステップS202)。そして、次にプロジェクター30の制御部33は、記憶部31に記憶されたSSIDの中から選択し(ステップS203)、選択されたSSIDを基に接続する。
次に、第2の実施形態について説明する。図5は、第2の実施形態における画像出力システムの動作を説明するシーケンス図である。第1の実施形態においては、マスター側のプロジェクター30からスレーブ側のプロジェクター40に対して、設定情報を送信する場合について説明したが、ここでは、スレーブ側のプロジェクター30に記憶された設定情報をプロジェクター30に設定する場合について説明する。
まず、プロジェクター30の制御部33は、アクセスポイント20に接続している無線LANを切断し(ステップS201)、情報共有用無線LAN(アドホックネットワーク)を構築する(ステップS202)。そして、次にプロジェクター30の制御部33は、記憶部31に記憶されたSSIDの中から選択し(ステップS203)、選択されたSSIDを基に接続する。
一方、プロジェクター40は、自身のアドホックネットワーク接続する領域内において送受信されるSSIDを監視し(ステップS204)、自身の記憶部に記憶されているSSIDに一致するものがあるか否かを判定する。一致するものがあれば、そのSSIDに接続を開始する(ステップS205)。ここでは、プロジェクター40の制御部は、プロジェクター30に接続する。また、プロジェクター40の制御部は、現在SSIDを用いてアドホックネットワークを構築していたとしても、新たに発見されたSSIDに接続をし直す。
そして、プロジェクター40の制御部は、新たに接続したSSIDを用いたアドホックネットワーク内において、プロジェクターを検索することによって、プロジェクター30を検出し、このプロジェクター30とアドホックネットワークを確立する(ステップS206)。
アドホックネットワークが確立すると、プロジェクター30の制御部33は、プロジェクター40に対し、設定情報の送信を要求する(ステップS207)。ここで、プロジェクター40の制御部は、自身がスレーブであるが、接続先であるプロジェクター30からの設定情報の送信要求に対応して、設定情報の送信要求を受信する(ステップS208)。そして、プロジェクター40の制御部は、プロジェクター30から設定情報の要求を受信すると、記憶部に記憶された設定情報を読み出して、プロジェクター30に送信する(ステップS209)。
そして、プロジェクター40の制御部は、新たに接続したSSIDを用いたアドホックネットワーク内において、プロジェクターを検索することによって、プロジェクター30を検出し、このプロジェクター30とアドホックネットワークを確立する(ステップS206)。
アドホックネットワークが確立すると、プロジェクター30の制御部33は、プロジェクター40に対し、設定情報の送信を要求する(ステップS207)。ここで、プロジェクター40の制御部は、自身がスレーブであるが、接続先であるプロジェクター30からの設定情報の送信要求に対応して、設定情報の送信要求を受信する(ステップS208)。そして、プロジェクター40の制御部は、プロジェクター30から設定情報の要求を受信すると、記憶部に記憶された設定情報を読み出して、プロジェクター30に送信する(ステップS209)。
プロジェクター30の制御部33は、プロジェクター40から送信される設定情報を受信すると、受信した設定情報を記憶部31に記憶する(ステップS210)。プロジェクター30の制御部33は、アドホックネットワークを切断し、記憶部31に記憶された設定情報に従って、アクセスポイント20に無線LANによって接続する(ステップS211)。ここでは、設定情報に含まれる無線通信の周波数や、アクセスポイント20と通信を行うために必要なセキュリティのためのセキュリティキーを用いて通信を確立する。
プロジェクター40の制御部は、ステップS206から一定時間が経過した場合、あるいは、入力デバイスを介してユーザから終了の指示が入力されると、アドホックネットワークを切断し(ステップS212)、アクセスポイント20との通信を再開して復元する(ステップS213)。
プロジェクター40の制御部は、ステップS206から一定時間が経過した場合、あるいは、入力デバイスを介してユーザから終了の指示が入力されると、アドホックネットワークを切断し(ステップS212)、アクセスポイント20との通信を再開して復元する(ステップS213)。
なお、上述の実施形態において、アドホックネットワークを確立し、設定情報を一方のプロジェクターから他方のプロジェクターに送信する場合について説明したが、送信する情報は、設定情報の他の情報であってもよい。
次に、第3の実施形態について説明する。この実施形態においては、ユーザの指示が入力されることをトリガとして設定情報の送信をする場合について説明する。
図6は、第3の実施形態について説明する概略構成図である。
既設定プロジェクタ300は、記憶装置304に記憶されることにより既に設定が完了している情報を未設定プロジェクタ400に送信する機能を有する。設定取得ボタン301は、他のプロジェクターから送信される設定情報を受信して記憶装置304に書き込む許可の入力を受け付ける。設定譲渡ボタン302は、記憶装置304に記憶された設定情報を他のプロジェクターに送信してコピーする許可の入力を受け付ける。無線LANデバイス303は、アドホックネットワークによって他のプロジェクターと無線通信を行う。
記憶装置304は、設定情報を記憶する。ここでは、画像出力情報と無線情報とが含まれる。ここでは、無線情報に、アクセスポイントとの通信を行う際の設定である「現在の設定」(以下、主無線接続情報ともいう)、アドホックネットワークを構築してプロジェクター間において設定情報の送信あるいは受信を行う際の無線接続をする設定である設定交換用情報とが含まれる。
制御装置305は、装置各部を制御する(詳細は後述する)。
図6は、第3の実施形態について説明する概略構成図である。
既設定プロジェクタ300は、記憶装置304に記憶されることにより既に設定が完了している情報を未設定プロジェクタ400に送信する機能を有する。設定取得ボタン301は、他のプロジェクターから送信される設定情報を受信して記憶装置304に書き込む許可の入力を受け付ける。設定譲渡ボタン302は、記憶装置304に記憶された設定情報を他のプロジェクターに送信してコピーする許可の入力を受け付ける。無線LANデバイス303は、アドホックネットワークによって他のプロジェクターと無線通信を行う。
記憶装置304は、設定情報を記憶する。ここでは、画像出力情報と無線情報とが含まれる。ここでは、無線情報に、アクセスポイントとの通信を行う際の設定である「現在の設定」(以下、主無線接続情報ともいう)、アドホックネットワークを構築してプロジェクター間において設定情報の送信あるいは受信を行う際の無線接続をする設定である設定交換用情報とが含まれる。
制御装置305は、装置各部を制御する(詳細は後述する)。
未設定プロジェクター400は、記憶装置404に設定情報がまだ記憶されておらず、既設定プロジェクター300から送信される設定情報を受信して記憶装置404に記憶する場合について、説明する。設定取得ボタン401は、他のプロジェクターから送信される設定情報を受信して記憶装置404に書き込む許可の入力を受け付ける。設定譲渡ボタン402は、記憶装置404に記憶された設定情報を他のプロジェクターに送信してコピーする許可の入力を受け付ける。無線LANデバイス403は、アドホックネットワークによって他のプロジェクターと無線通信を行う。記憶装置404は、設定情報を記憶する。ここでは、画像出力情報と無線情報とが含まれる。制御装置405は、装置各部を制御する。また、制御装置405は、設定取得ボタン401が押下されると、接続先として予め決められたSSID:PJSETUPに接続する。
次に、上述した構成における画像出力システムの動作を図6、図7を用いて説明する。図7は、第3の実施形態における画像出力システムの動作を説明するシーケンス図である。
ここでは、既設定プロジェクター300には、既に設定情報が記憶装置304に記憶されているものとして説明する。
ユーザによって設定譲渡ボタン302が押下されると、既設定プロジェクター300の制御装置305は、設定譲渡ボタン302の押下を検出し(図6ステップS301、図7ステップS401)、これにより、現在接続している無線LANの通信(例えば、アクセスポイントとの通信)を切断する(図6ステップS302、図7ステップS402)。
無線LANが切断されると、既設定プロジェクター300の制御装置305は、記憶装置304に記憶された設定交換用情報を読み出し(図6ステップS303、図7ステップS403)、無線LANデバイス内のメモリに一時記憶してセットする(図6ステップS304、図7ステップS404)。この場合、SSID:PJSETUPでアドホッククリエータになる。
ここでは、既設定プロジェクター300には、既に設定情報が記憶装置304に記憶されているものとして説明する。
ユーザによって設定譲渡ボタン302が押下されると、既設定プロジェクター300の制御装置305は、設定譲渡ボタン302の押下を検出し(図6ステップS301、図7ステップS401)、これにより、現在接続している無線LANの通信(例えば、アクセスポイントとの通信)を切断する(図6ステップS302、図7ステップS402)。
無線LANが切断されると、既設定プロジェクター300の制御装置305は、記憶装置304に記憶された設定交換用情報を読み出し(図6ステップS303、図7ステップS403)、無線LANデバイス内のメモリに一時記憶してセットする(図6ステップS304、図7ステップS404)。この場合、SSID:PJSETUPでアドホッククリエータになる。
設定交換用情報のセットが完了すると、ユーザは、設定交換用情報をコピーしたい先であるプロジェクターすなわち、未設定プロジェクター400の設定取得ボタン401を押下する。
ユーザによって設定取得ボタン401が押下されると、未設定プロジェクター400の制御装置405は、設定取得ボタン401の押下を検出する(図6ステップS305、図7ステップS405)。そして、設定取得ボタン401の押下を検出すると、未設定プロジェクター400の制御装置405は、無線LANデバイス403に、SSID:PJSETUPに接続するように指示する(図6ステップS306、図7ステップS406)。
無線LANデバイス403は、SSID:PJSETUPに接続し、既設定プロジェクター300の無線LANデバイス303から送信される主無線接続情報を受信する(図6ステップS307、図7ステップS407)。
ユーザによって設定取得ボタン401が押下されると、未設定プロジェクター400の制御装置405は、設定取得ボタン401の押下を検出する(図6ステップS305、図7ステップS405)。そして、設定取得ボタン401の押下を検出すると、未設定プロジェクター400の制御装置405は、無線LANデバイス403に、SSID:PJSETUPに接続するように指示する(図6ステップS306、図7ステップS406)。
無線LANデバイス403は、SSID:PJSETUPに接続し、既設定プロジェクター300の無線LANデバイス303から送信される主無線接続情報を受信する(図6ステップS307、図7ステップS407)。
設定交換用情報を受信すると、制御装置405は、受信した主無線接続情報を記憶装置404に記憶する(図6ステップS308、図7ステップS408)。そして、制御装置405は、この記憶された主無線接続情報に応じて無線LANデバイス403の設定を行う(図6ステップS309、図7ステップS409)。例えば、未設定プロジェクター400にBand値が5GHzの34chであることが設定されていたが、この設定が行われると、Band値が2.4GHzの1chに設定が変更されて、この設定に従って無線通信が行われる。
以上説明した第3の実施形態によれば、既設定プロジェクター300の設定譲渡ボタン302を押下した後、未設定プロジェクター400において、同じ内容を設定したい対象の未設定プロジェクター400の設定取得ボタン401を順次押下していくだけで、アクセスポイントに対する無線通信の条件が、全てが同じネットワークに接続することができる。
なお、上述した第3の実施形態においては、既設定プロジェクター300におけう設定譲渡ボタン302が押下されると、設定情報を他のプロジェクターに送信することができるモードに移行する。これにより、他のプロジェクターの設定取得ボタン401が押下される毎に、そのプロジェクターに設定情報を送信する。すなわち、譲渡ボタン302は1度押すだけで、設定取得ボタン401が押下される複数台のプロジェクターに設定情報をそれぞれ渡すことが可能になる。そして、設定情報の送信が終了したら、設定譲渡ボタン302がもう1度押下されるか、あるいは、既設定プロジェクター300に別途設けられる解除ボタンが押下されると、設定情報の送信を停止する。これにより、他のプロジェクターにおいて設定取得ボタン401が押下されたとしても、設定情報は送信しない。
なお、第3の実施形態において、既設定プロジェクター300において設定譲渡ボタン302が押下されたのちに、未設定プロジェクター400の設定取得ボタン401が押下された場合に、設定情報を送信する場合について説明した。しかし、未設定プロジェクター400の設定取得ボタン401が押下されることにより、設定情報の取得要求を既設定プロジェクター300に送信し、既設定プロジェクター300において設定譲渡ボタン302が押下されると、設定情報が、未設定プロジェクター400に送信するようにしてもよい。
以上説明した実施形態によれば、無線LANのみを用いて近距離にある複数の無線機器に対し、同じ設定情報を簡単に受け渡すことができる。このように、同一の設定情報を簡単に受け渡すことができるので、同じ設定条件に従い、アクセスポイントと各プロジェクターとを接続し、アクセスポイントを介してコンピューターから供給される画像(あるいは音声)を受信して出力することができる。
また、図1におけるプロジェクター30、プロジェクター40、図6既設定プロジェクタ300、未設定プロジェクター400の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピューターシステムに読み込ませ、実行することにより設定情報の譲渡を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピューターシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 画像出力システム
10 コンピューター
20 アクセスポイント
30、40 プロジェクター
31 記憶部
32 通信部
33 制御部
301、401 設定取得ボタン
302、402 設定譲渡ボタン
303、403 無線LANデバイス
304、404 記憶装置
305、405 制御装置
10 コンピューター
20 アクセスポイント
30、40 プロジェクター
31 記憶部
32 通信部
33 制御部
301、401 設定取得ボタン
302、402 設定譲渡ボタン
303、403 無線LANデバイス
304、404 記憶装置
305、405 制御装置
Claims (6)
- 画像供給装置に対して第1の無線によって接続可能な画像出力装置が前記画像供給装置に対して複数台接続可能であるとともに、当該複数台の画像出力装置同士が第2の無線によって接続可能である画像出力システムであって、
前記複数の画像出力装置のうち、第1の画像出力装置は、
画像出力に関する情報である画像出力情報と前記画像供給装置に対して行う無線通信に関する情報である無線情報とのうち少なくともいずれか一方を含む情報である設定情報を記憶する設定情報記憶部と、
自身が利用可能な無線通信識別子を記憶する第1の識別子記憶部と、
前記第1の画像出力装置と前記複数の画像出力装置のうち第1の画像出力装置とは異なる画像出力装置である第2の画像出力装置とを第2の無線によって接続する際に、前記第1の識別子記憶部に記憶された無線通信識別子を読み出し、読み出した無線通信識別子によって第2の画像出力装置との通信を確立する通信部と、
前記設定情報記憶部に記憶された設定情報を読み出し、読み出した設定情報を前記第2の無線によって前記通信部を介して前記第2の画像出力装置に前記通信部によって送信する制御部と、を有し、
前記第2の画像出力装置は、
自身が利用可能な無線通信識別子を記憶する識別子記憶部と、
前記第1の画像出力装置に対し第2の無線によって接続する際に、前記第1の画像出力装置から送信される無線通信識別子を受信し、受信した無線通信識別子が前記識別子記憶部に記憶されている場合に、当該第1の画像出力装置と第2の無線によって接続する通信を確立する通信部と、
前記第1の画像出力装置から送信される設定情報を前記通信部によって受信する制御部と、
前記制御部が前記通信部によって受信した設定情報を記憶する記憶部と、
を有することを特徴とする画像出力システム。 - 画像供給装置に対して第1の無線によって接続可能な画像出力装置が前記画像供給装置に対して複数台接続可能であるとともに、当該複数台の画像出力装置同士が第2の無線によって接続可能である画像出力システムにおける画像出力装置であって、
前記複数の画像出力装置のうち、第1の画像出力装置は、
画像出力に関する情報である画像出力情報と前記画像供給装置に対して行う無線通信に関する情報である無線情報とのうち少なくともいずれか一方を含む情報である設定情報を記憶する設定情報記憶部と、
自身が利用可能な無線通信識別子を記憶する識別子記憶部と、
前記第1の画像出力装置と前記複数の画像出力装置のうち第1の画像出力装置とは異なる画像出力装置である第2の画像出力装置とを第2の無線によって接続する際に、前記識別子記憶部に記憶された無線通信識別子を読み出し、読み出した無線通信識別子によって第2の画像出力装置との通信を確立する通信部と、
前記設定情報記憶部に記憶された設定情報を読み出し、読み出した設定情報を前記第2の無線によって前記通信部を介して前記第2の画像出力装置に前記通信部によって送信する制御部と、
を有することを特徴とする画像出力装置。 - 前記設定情報記憶部に記憶された設定情報を前記第2の画像出力装置への送信を許可するか否かを表す許可信号の入力を受け付ける入力部を有し、
前記制御部は、前記入力部から入力される送信許可に基づいて、前記第2の画像出力装置へ前記設定情報を前記通信部によって送信する
ことを特徴とする請求項2記載の画像出力装置。 - 画像供給装置に対して第1の無線によって接続可能な画像出力装置が前記画像供給装置に対して複数台接続可能であるとともに、当該複数台の画像出力装置同士が第2の無線によって接続可能である画像出力システムにおける画像出力装置であって、
前記複数の画像出力装置のうち、第1の画像出力装置は、
自身が利用可能な無線通信識別子を記憶する識別子記憶部と、
前記第1の画像出力装置と前記複数の画像出力装置のうち第1の画像出力装置とは異なる画像出力装置である第2の画像出力装置とを第2の無線によって接続する際に、前記第2の画像出力装置から送信される無線通信識別子を受信し、受信した無線通信識別子が前記識別子記憶部に記憶されている場合に、当該第2の画像出力装置と第2の無線によって接続する通信を確立する通信部と、
前記第2の画像出力装置に対して設定情報の送信要求を前記通信部を介して行い、当該第2の画像出力装置から送信される設定情報を前記通信部によって受信する制御部と、
前記制御部が前記通信部によって受信した設定情報を記憶する記憶部と、
を有することを特徴とする画像出力装置。 - 前記第2の画像出力装置に対し前記設定情報の送信要求の送信を許可するか否かを表す許可信号の入力を受け付ける入力部を有し、
前記制御部は、前記入力部から入力される送信許可に基づいて、前記第2の画像出力装置へ前記設定情報の送信要求を前記通信部によって送信する
ことを特徴とする請求項4記載の画像出力装置。 - 画像供給装置に対して第1の無線によって接続可能な画像出力装置が前記画像供給装置に対して複数台接続可能であるとともに、当該複数台の画像出力装置同士が第2の無線によって接続可能である画像出力システムにおける設定情報供給方法であって、
前記複数の画像出力装置のうち、
前記第1の画像出力装置の通信部が、
前記第1の画像出力装置と前記複数の画像出力装置のうち第1の画像出力装置とは異なる画像出力装置である第2の画像出力装置とを第2の無線によって接続する際に、自身が利用可能な無線通信識別子を記憶する第1の識別子記憶部に記憶された無線通信識別子を読み出し、読み出した無線通信識別子によって第2の画像出力装置との通信を確立し、
前記第1の画像出力装置の制御部が、
画像出力に関する情報である画像出力情報と前記画像供給装置に対して行う無線通信に関する情報である無線情報とのうち少なくともいずれか一方を含む情報である設定情報を記憶する設定情報記憶部に記憶された設定情報を読み出し、読み出した設定情報を前記第2の無線によって前記通信部を介して前記第2の画像出力装置に前記通信部によって送信し、
前記第2の画像出力装置の通信部が、
前記第1の画像出力装置に対し第2の無線によって接続する際に、前記第1の画像出力装置から送信される無線通信識別子を受信し、受信した無線通信識別子が自身が利用可能な無線通信識別子を記憶する識別子記憶部に記憶されている場合に、当該第1の画像出力装置と第2の無線によって接続する通信を確立し、
前記第2の画像出力装置の制御部が、
前記第1の画像出力装置から送信される設定情報を前記通信部によって受信し、受信した設定情報を記憶部に記憶する
ことを特徴とする設定情報共有方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009090071A JP2010245680A (ja) | 2009-04-02 | 2009-04-02 | 画像出力システム、画像出力装置、設定情報共有方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009090071A JP2010245680A (ja) | 2009-04-02 | 2009-04-02 | 画像出力システム、画像出力装置、設定情報共有方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010245680A true JP2010245680A (ja) | 2010-10-28 |
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ID=43098245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009090071A Pending JP2010245680A (ja) | 2009-04-02 | 2009-04-02 | 画像出力システム、画像出力装置、設定情報共有方法 |
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013135402A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Canon Inc | デバイス及びその通信制御方法、並びにプログラム |
JP2013157942A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Brother Ind Ltd | 通信装置 |
JP2014236326A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | サイレックス・テクノロジー株式会社 | デバイスサーバ接続設定方法 |
JP2015199307A (ja) * | 2014-04-10 | 2015-11-12 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 |
JP2016189617A (ja) * | 2016-06-29 | 2016-11-04 | キヤノン株式会社 | デバイスおよびその制御方法、並びにプログラム |
JP2017069717A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | ブラザー工業株式会社 | 通信機器 |
JP2020013611A (ja) * | 2012-06-27 | 2020-01-23 | ジェイツー・グローバル・アイピー・リミテッド | ネットワークログインの促進 |
-
2009
- 2009-04-02 JP JP2009090071A patent/JP2010245680A/ja active Pending
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