JP6521652B2 - 通信装置、その制御方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は外部装置と接続可能な通信装置に関する。
近年、NFC(Near Field Communication)のような近接無線通信を用いて認証を行い、無線LAN通信にて通信を引き継ぐ技術が注目されている。
この技術を用いたものとして、例えばデジタルカメラと携帯電話との間で近接無線通信としてNFC通信を行い、無線LAN接続のために必要な情報をやり取りし、無線LAN通信を可能とするシステムが知られている(特許文献1)。
特開2002−204239号公報
上記のようなシステムの場合、通信を確立するまでの過程でユーザーにガイダンスを表示し、ユーザーからの所定の操作を受け付けることでシーケンスを進行させる場合がある。
その一方で、デジタルカメラなどの端末の中にはいわゆるバリアングル液晶などを備えたものもあり、ユーザーがディスプレイの表示を確認できない形態を取りうるケースもある。このような端末においては、ディスプレイの状態によってはユーザーからの操作を受け付けることができず、通信確立シーケンスを進行できない場合がある。
本発明の1実施態様に係る通信装置は、外部装置と通信する第1の通信手段と、前記外部装置と通信する第2の通信手段と、表示面が前記通信装置の筐体と対向する第1の位置と、前記表示面が前記通信装置の筐体と対向しない第2の位置とを含む位置に移動が可能な表示手段と、前記第1の通信手段による通信を確立した後に、前記外部装置との前記第2の通信手段による通信を確立するための認証画面を、前記表示面に表示するよう制御する表示制御手段と、前記認証画面における認証を受けて、前記第2の通信手段による通信を確立するよう制御する通信制御手段と、を有し、前記表示手段が前記第2の位置にある場合、前記表示制御手段は前記認証画面を前記表示面に表示するよう制御し、前記通信制御手段は、前記認証画面における認証を受けて前記第2の通信手段による通信を確立するよう制御し、前記表示手段が前記第1の位置にある場合、前記通信制御手段は、前記第2の通信手段による通信が不可であることを前記外部装置に通知して、前記第2の通信手段による通信を確立しないよう制御する。
また、本発明の他の1実施態様に係る通信装置は、外部装置と通信する第3の通信手段と、前記外部装置と通信する第2の通信手段と、表示面が前記通信装置の筐体と対向する第1の位置と、前記表示面が前記通信装置の筐体と対向しない第2の位置とを含む位置に移動が可能な表示手段と、前記第3の通信手段により通信する前記外部装置から、第2の通信手段による通信の接続要求を受信した場合、前記外部装置との前記第2の通信手段による通信を確立するための設定情報を、前記表示面に表示するよう制御する表示制御手段と、前記設定情報を用いて前記第2の通信手段による通信を確立するよう制御する通信制御手段と、前記第2の通信手段による通信を確立した装置を記憶する記憶手段と、を有し、前記表示手段が前記第1の位置にある場合であって、前記外部装置が前記記憶手段に記憶された装置と一致する場合は、前記通信制御手段は、前記外部装置との前記第2の通信手段による通信を確立するよう制御する。
本発明によれば、表示手段の状態に応じた適切な処理を行うことで、端末を効率的に動作させることが可能となる。
デジタルカメラの構成を示すブロック図である。 デジタルカメラの外観図である。 携帯電話の構成を示すブロック図である。 デジタルカメラと携帯電話のネットワーク構成の一例を示す図である。 NFC通信から無線LAN通信へのハンドオーバー処理を示すシーケンス図である。 デジタルカメラの画面表示の例である。 NFC通信から無線LAN通信へのハンドオーバー処理における、デジタルカメラの処理フローを示す図である。 NFC通信から無線LAN通信へのハンドオーバー処理における、携帯電話の処理フローを示す図である。 Bluetooth(登録商標)通信から無線LAN通信へのハンドオーバー処理を示すシーケンス図である。 Bluetooth(登録商標)通信から無線LAN通信へのハンドオーバー処理における、デジタルカメラの処理フローを示す図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されてもよい。また、各実施の形態を適宜組み合せることも可能である。
<デジタルカメラ100の構成>
図1は、本実施形態の通信装置の一例であるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。なお、ここでは通信装置の一例としてデジタルカメラについて述べるが、通信装置はこれに限られない。例えば通信装置は携帯型のメディアプレーヤや、いわゆるタブレットデバイス、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置であってもよい。
制御部101は、入力された信号や、後述のプログラムに従ってデジタルカメラ100の各部を制御し、撮像制御、記憶制御、表示制御、通信制御などを行う。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部102は、例えば、光学レンズユニットと絞り・ズーム・フォーカスなど制御する光学系と、光学レンズユニットを経て導入された光(映像)を電気的な映像信号に変換するための撮像素子などで構成される。撮像素子としては、一般的には、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)が利用される。撮像部102は、制御部101に制御されることにより、撮像部102に含まれるレンズで結像された被写体光を、撮像素子により電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行いデジタルデータを画像データとして出力する。本実施形態のデジタルカメラ100では、画像データは、DCF(Design Rule for Camera File system)の規格に従って、記録媒体110に記録される。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部101で実行される後述のプログラム等が格納される。
作業用メモリ104は、撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106の画像表示用メモリ、制御部101の作業領域等として使用される。
操作部105は、ユーザーがデジタルカメラ100に対する指示をユーザーから受け付けるために用いられる。操作部105は例えば、ユーザーがデジタルカメラ100の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、撮影を指示するためのレリーズスイッチ、動画撮影を指示する動画撮影スイッチ、画像データの再生を指示するための再生ボタンを含む。さらに、後述の無線LAN通信部111を介して外部機器との通信を開始するための専用の接続ボタンなどの操作部材を含む。また、後述する表示部106に形成されるタッチパネルも操作部105に含まれる。なお、レリーズスイッチは、SW1およびSW2を有する。レリーズスイッチが、いわゆる半押し状態となることにより、SW1がONとなる。これにより、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備を行うための指示を受け付ける。また、レリーズスイッチが、いわゆる全押し状態となることにより、SW2がONとなる。これにより、撮影を行うための指示を受け付ける。
表示部106はいわゆるバリアングルモニタであり、後述の液晶モニタ116、ヒンジ115が設けられている。液晶モニタ116に撮影の際のビューファインダー画像の表示、撮影した画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、タッチパネルを用いることで、表示部106及び操作部105の少なくとも一部の機能を備えるようにしてもよい。
記録媒体110は、撮像部102から出力された画像データを記録することができる。記録媒体110は、デジタルカメラ100に着脱可能なよう構成してもよいし、デジタルカメラ100に内蔵されていてもよい。すなわち、デジタルカメラ100は少なくとも記録媒体110にアクセスする手段を有していればよい。
無線LAN通信部111は、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態のデジタルカメラ100は、無線LAN通信部111を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。例えば、撮像部102で生成した画像データを、無線LAN通信部111を介して外部装置に送信することができる。なお、本実施形態では、無線LAN通信部111は外部装置とIEEE802.11の規格に従った、いわゆる無線LANで通信するためのインターフェースである。制御部101は、無線LAN通信部111を制御することで外部装置との無線通信を実現する。なお、通信方式は無線LANに限定されるものではなく、イーサネット(登録商標)などの有線での通信を用いることもできる。
NFC通信部112は、例えば無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するため変復調回路や通信コントローラから構成される。NFC通信部112は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することでISO/IEC 18092の規格(いわゆるNFC:Near Field Communication)に従った非接触近接通信を実現する。本実施形態のNFC通信部112は、デジタルカメラ100の側部に配される。
後述する携帯電話300とは、NFC通信部112とNFC通信部309を近接させることにより通信を開始して接続される。なおこの場合、必ずしも近接無線通信部同士を接触させる必要はない。近接無線通信部は一定の距離だけ離れていても通信することができるため、互いの機器を接続するためには、近接無線通信可能な範囲まで近づければよい。以下の説明では、この近接無線通信可能な範囲まで近づけることを、近接させる、とも記載する。
また、NFC通信部112とNFC通信部309が近接無線通信不可能な範囲にあれば、通信は開始されない。またNFC通信部112とNFC通信部309が近接無線通信可能な範囲にあって、デジタルカメラ100と携帯電話300が通信接続されている際に、近接無線通信不可能な範囲に離れてしまった場合は、通信接続が解除される。なお、NFC通信部112が実現する非接触近接通信はNFCに限られるものではなく、他の無線通信を採用してもよい。例えば、NFC通信部112が実現する非接触近接通信として、ISO/IEC 14443の規格に従った非接触近接通信を採用してもよい。
タグメモリ113は、制御部101から読み書きができる一方、NFCのリーダライタ機能を備える外部機器からも近接無線通信により読み書きが可能である。なお、外部機器と近接無線通信を行う場合は、外部機器から供給される電波を受信する際の電磁誘導で発生する電力を利用して制御が実行される。このため、通信装置100が電源オフ状態であっても、外部機器から読み書きを行うことが可能である。なお、本実施形態では、タグメモリ113への書き込みが発生したことに応じて制御部101に割り込み信号が入力され、デジタルカメラ100は外部機器が近接したことを検知することができるものとする。
Bluetooth(登録商標)通信部114は、Bluetooth(登録商標)規格に従う通信を実行する。後述する携帯電話300とは、Bluetooth(登録商標)通信部114を介しBluetooth(登録商標)通信を行う。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ100の無線LAN通信部111は、インフラストラクチャモードにおけるアクセスポイントとして動作するAPモードと、インフラストラクチャモードにおけるクライアントとして動作するCLモードとを有している。そして、無線LAN通信部111をCLモードで動作させることにより、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、インフラストラクチャモードにおけるCL機器として動作することが可能である。デジタルカメラ100がCL機器として動作する場合、周辺のAP機器に接続することで、AP機器が形成するネットワークに参加することが可能である。また、無線LAN通信部111をAPモードで動作させることにより、デジタルカメラ100は自身でネットワークを形成する。デジタルカメラ100の周辺の装置は、デジタルカメラ100をAP機器と認識し、デジタルカメラ100が形成したネットワークに参加することが可能となる。上記のようにデジタルカメラ100を動作させるためのプログラムは不揮発性メモリ103に保持されているものとする。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、APの一種ではあるが、より機能が限定された簡易的なAP(以下、簡易AP)として動作することも可能である。本実施形態におけるデジタルカメラ100の簡易APは、CL機器から受信したデータをインターネットプロバイダなどに転送するゲートウェイ機能は有していない。したがって、自機が形成したネットワークに参加している他の装置からデータを受信しても、それをインターネットなどのネットワークに転送することはできない。
<デジタルカメラ本体とバリアングルモニタとの位置関係>
図2はデジタルカメラ本体とバリアングルモニタとの位置関係を示す図である。表示部106はいわゆるバリアングルモニタであり、液晶モニタ116、ヒンジ115が設けられている。表示部106はデジタルカメラ100とヒンジ115により回転、開閉といった移動が可能に連結されている。
図2(a)は、表示部106がデジタルカメラ本体(筐体)100の背面に収まっている、第1の位置の状態である。この時、液晶モニタ116はデジタルカメラ本体100の背面側に向いている。つまり、表示面がデジタルカメラ本体100とは対向しない向きにある。
図2(b)は、液晶モニタ116の表示面が被写体側(デジタルカメラ本体100とは対向する向き)に向いている、第2の位置の状態である。図2(a)の状態から表示部106を180度の横回転(デジタルカメラ本体100に対して垂直な方向を回転軸として180度回転)で図2(b)の状態になる。
図2(c)は、液晶モニタ116がデジタルカメラ本体100の背面側に向いている、第3の位置の状態である。図2(b)の状態から180度の縦回転(デジタルカメラ本体100に対して水平な方向を回転軸として180度回転)で図2(c)の状態になる。
図2(d)は、液晶モニタ116がデジタルカメラ本体100の被写体側に向き、デジタルカメラ本体100の背面に収まっている、第4の位置の状態である。図2(c)の状態から180度の横回転(デジタルカメラ本体100に対して垂直な方向を回転軸として180度回転)で図2(d)の状態になる。この状態では撮影者は液晶モニタ116を閲覧する事ができない。以下の説明では、図2(d)に示す状態を、バリアングルモニタが閉じた状態とも記載する。またそれ以外の状態をバリアングルモニタが開いた状態とも記載する。
<携帯電話300の内部構成>
図3は、本実施形態の情報処理装置の一例である携帯電話300の構成例を示すブロック図である。なお、ここでは情報処理装置の一例として携帯電話について述べるが、情報処理装置はこれに限られない。例えば情報処理装置は、無線機能付きのデジタルカメラ、タブレットデバイス、あるいはパーソナルコンピュータなどであってもよい。
制御部301は、入力された信号や、後述のプログラムに従って携帯電話300の各部を制御する。なお、制御部301が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部302は、撮像部302に含まれるレンズで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行いデジタルデータを画像データとして出力する。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、制御部301にて所定の演算を行い、記録媒体307に記録される。
不揮発性メモリ303は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリである。不揮発性メモリ303には、制御部301が実行する基本的なソフトウェアであるOS(オペレーティングシステム)や、このOSと協働して応用的な機能を実現するアプリケーションが記録されている。また、本実施形態では、不揮発性メモリ303には、デジタルカメラ100と通信するためのアプリケーション(以下アプリ)が格納されている。
作業用メモリ304は、表示部306の画像表示用メモリや、制御部301の作業領域等として使用される。
操作部305は、携帯電話300に対する指示をユーザーから受け付けるために用いられる。操作部305は例えば、ユーザーが携帯電話300の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、表示部306に形成されるタッチパネルなどの操作部材を含む。
表示部306は、画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部306は必ずしも携帯電話300が備える必要はない。携帯電話300は表示部306と接続することができ、表示部306の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
記録媒体307は、撮像部302から出力された画像データを記録することができる。記録媒体307は、携帯電話300に着脱可能なよう構成してもよいし、携帯電話300に内蔵されていてもよい。すなわち、携帯電話300は少なくとも記録媒体307にアクセスする手段を有していればよい。
無線LAN通信部308は、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態の携帯電話300は、無線LAN通信部308を介して、デジタルカメラ100とデータのやりとりを行うことができる。本実施形態では、無線LAN通信部308はアンテナを含み、制御部301は、アンテナを介して、デジタルカメラ100と接続することができる。なお、デジタルカメラ100との接続では、直接接続してもよいしアクセスポイントを介して接続してもよい。データを通信するためのプロトコルとしては、例えば無線LANを通じたPTP/IP(Picture Transfer Protocol over Internet Protocol)を用いることができる。なお、デジタルカメラ100との通信はこれに限られるものではない。例えば、無線LAN通信部308の代わりに、赤外線通信モジュール、WirelessUSB等の無線通信モジュールを用いることができる。さらには、USBケーブルやHDMI(登録商標)、IEEE1394など、有線接続を採用してもよい。
NFC通信部309は、他機との非接触近接通信を実現するための通信ユニットである。NFC通信部309は、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための変復調回路や通信コントローラから構成される。NFC通信部309は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することにより非接触近接通信を実現する。ここでは、ISO/IEC 18092の規格(いわゆるNFC)に従った非接触通信を実現する。NFC通信部309は、他のデバイスからデータ読み出し要求を受けると、不揮発性メモリ303に格納されているデータに基づき、応答データを出力する。本実施形態では、携帯電話300は、NFC通信部309を通じて、NFCの規格で定義されているカードリーダモード、カードライタモードおよびP2Pモードで動作し、主にInitiatorとしてふるまう。対して、デジタルカメラ100はNFC通信部112を介して、主にTargetとしてふるまう。
Bluetooth(登録商標)通信部310は、Bluetooth(登録商標)通信を実行するBluetooth(登録商標)無線部である。デジタルカメラ100とはBluetooth(登録商標)通信部310を介し、Bluetooth(登録商標)通信を行う。
公衆網接続部311は、公衆無線通信、例えば3G通信やLTE通信を行う際に用いられるインターフェースである。携帯電話300は、公衆網接続部311を介して、他の機器と通話することができる。この際、制御部301はマイク312およびスピーカ313を介して音声信号の入力と出力を行うことで、通話を実現する。本実施形態では、公衆網接続部311はアンテナであり、制御部301は、アンテナを介して、公衆網に接続することができる。なお、無線LAN通信部308および公衆網接続部311は、一つのアンテナで兼用することも可能である。
<ネットワークシステム構成>
図4(a)は、本実施形態のネットワークシステムの一例について概略的に示した図である。本実施形態では、デジタルカメラ100と携帯電話300がNFC通信や無線LAN通信を行うシステムを例に説明する。図4(a)に示すように、ネットワークシステムは、デジタルカメラ100と携帯電話300とで構成され、これらは、NFC方式による近接無線通信によって通信することが可能である。また、デジタルカメラ100と携帯電話300は、無線LAN方式による無線通信によって通信することも可能である。
前述したように、NFC方式の場合は、リーダライタ機能を備える携帯電話300が、デジタルカメラ100のタグメモリ113に格納された情報を読み出す方式で通信が実行される。
一方、無線LAN方式の場合は、デジタルカメラ100が簡易AP機能を有しており、デジタルカメラ100が生成した無線LANネットワークに、携帯電話300がインフラストラクチャモードで接続する方式で通信が実行される。
図4(b)は、本実施形態のネットワークシステムの一例について概略的に示した図である。本実施形態では、デジタルカメラ100と携帯電話300がBluetooth(登録商標)通信や無線LAN通信を行うシステムを例に説明する。図4(b)に示すように、ネットワークシステムは、デジタルカメラ100と携帯電話300とで構成され、これらはBluetooth(登録商標)方式による近接無線通信によって通信することが可能である。
また、デジタルカメラ100と携帯電話300は、無線LAN方式による無線通信によって通信することも可能である。無線LAN方式の場合は、デジタルカメラ100が簡易AP機能を有しており、デジタルカメラ100が生成した無線LANネットワークに、携帯電話300がインフラストラクチャモードで接続する方式で通信が実行される。
<ハンドオーバー>
ここで、ハンドオーバーの概念について説明する。本実施形態でいうハンドオーバーとは第2の通信方式で通信を行うための情報をまず第1の通信方式で送受信し、その情報を用いて第2の通信方式で通信を行うことをいう。なお本実施形態では、第2の通信方式で通信を行うための情報をまず第1の通信方式で送受信し、その情報を用いて第2の通信方式で通信を行う場合、「第1の通信から第2の通信へハンドオーバーする」という。
本実施形態では、図4(a)に示すようなシステムを用いて、NFC通信から無線LAN通信へのハンドオーバーが可能である。また、図4(b)に示すようなシステムを用いて、Bluetooth(登録商標)通信から無線LAN通信へのハンドオーバーが可能である。なお、ハンドオーバーの例はこれだけではなく、例えばNFC通信からBluetooth(登録商標)通信にハンドオーバーしてもよい。第1の通信方式と第2の通信方式は任意に設定可能であるが、例えば第1の通信方式をより低消費電力の方式とし、第2の通信方式をより高転送速度の方式とすることで、第1の通信方式で待機し、大きなデータの転送時に第2の通信方式に切り替える、といった使い方が可能となる。また、第1の通信方式をよりセキュアな通信とし、第2の通信方式をより高転送速度の方式とすることで、第1の通信でセキュリティを確保した上で第2の通信を行うことが可能となる。
<NFC通信から無線LAN通信へのハンドオーバーシーケンス>
次に、NFC通信から無線LAN通信へハンドオーバーするためのシーケンスを説明する。
図5で、デジタルカメラ100と携帯電話300のNFC通信から無線LANへのハンドオーバーシーケンスを説明する。
NFC通信を行うと、携帯電話300はNFC通信部309を介し、デジタルカメラ100のタグメモリ113の情報を読み出す(ステップS501)。なお、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、自機が無線LAN通信が可能な状態か否かをタグメモリに予め書き込んでおくものとする。この処理については後述する。
携帯電話300は、ステップS501で読み出した情報に基づき、デジタルカメラ100が無線LAN接続可能か否かを判断する(ステップS502)。
デジタルカメラ100が無線LAN接続可能と判断すれば、携帯電話300はNFC通信部309を介しタグメモリ113に無線LAN接続要求を書き込む(ステップS503)。なお、デジタルカメラ100が無線LAN接続可能の場合は、タグメモリ113にはSSID等の無線LAN接続に必要な情報が書き込まれているものとする。携帯電話300はこれらの情報を用いて無線LAN接続を開始する(ステップS504)。
デジタルカメラ100はタグメモリ113への書き込みを検出すると、書き込まれた内容を確認する。本実施形態では、ステップS503で書き込まれた携帯電話300からの無線LAN接続要求が確認される(ステップS505)。
デジタルカメラ100は携帯電話300から無線LAN接続要求が書き込まれたと判断した場合、APモードに遷移し、簡易APとして動作する(ステップS506)。
このときデジタルカメラ100は表示部106に、無線LAN接続中であることを通知する画面を表示することで、ユーザーに対して近接無線通信が完了しておりデジタルカメラ100と携帯電話300を離しても問題ない事を通知してもよい(ステップS507)。この時の画面の例を図6(a)に記す。
S508の時点ではデジタルカメラ100が簡易APとなっているため、デジタルカメラ100が生成した無線LANネットワークに、携帯電話300がインフラストラクチャモードで接続する方式で無線LAN接続が実行される(ステップS508)。
この時、デジタルカメラ100と携帯電話300が無線LANで接続する際に、本当に接続して良いかどうかユーザーが認証を行う必要がある。これは機器同士を近づけるだけでNFC通信が行われるため、例えば満員電車の中で見知らぬ他人の携帯電話とNFC通信が行われ、意図しない無線LAN接続が行われるのを防ぐためである。このため、デジタルカメラ100と携帯電話300が無線LANで接続する際にはデジタルカメラ100の表示部106に認証画面を表示する(ステップS509)。この時の画面の例を図6(b)に記す。ユーザー操作により図6(b)の「OK」が選択されると、デジタルカメラ100は無線LAN通信で接続許可を示す通知を携帯電話300に送信する。ユーザー操作により図6(b)の「キャンセル」が選択されると、デジタルカメラ100は無線LAN通信で接続拒否を示す通知を携帯電話300に送信する。
ここで、上記のシーケンスとバリアングルモニタの関係について説明する。上述のように、本実施形態においてNFC通信から無線LAN通信へのハンドオーバーを行う場合、認証画面を用いた認証を行う必要がある。しかし、バリアングルモニタが閉じた状態の場合、ユーザは認証画面を視認できず、認証が必要な事が分からない。さらにタッチパネルで認証画面の操作を行うような場合は、認証のための操作をすることもできない。
上記の問題点は、ハンドオーバー、特に第1の通信がユーザ操作なしで自動的に開始されるようなシーケンスにおいて特に顕著になる。例えばNFCは機器が通信範囲内に近付くことで自動的に開始するため、バリアングルモニタの開閉状態にかかわらず通信を開始してしまい、認証画面の表示を行おうとしてしまう。
上記の点に鑑みて、本実施形態のデジタルカメラ100は、バリアングルモニタが閉じた状態の場合は、予めタグメモリ113に無線LAN接続が不可状態であることを示す情報を書いておく。この場合、携帯電話300はステップS502でデジタルカメラ100が無線LAN接続不可であると判断し、ステップS503でタグメモリに無線LAN接続要求を書き込む処理を行わず、またステップS504で無線LAN接続を開始しないこととした。
<NFC通信から無線LAN通信へのハンドオーバー>
図7(a)を用いて、デジタルカメラ100がバリアングルモニタの開閉状態によってタグメモリの内容を異ならせるフローについて説明する。
制御部101はバリアングルモニタの開閉状態を確認する(ステップS701)。確認の結果、バリアングルモニタが開いた状態であればタグメモリ113に無線LAN接続可能状態を書き込む(ステップS702)。またこの時、制御部101はタグメモリ113にSSID等の無線LAN設定情報をあわせて書き込む。
この状態でデジタルカメラ100と携帯電話300がNFC通信を行うと、携帯電話300はデジタルカメラ100が無線LAN接続可能であることを確認できる。したがって、タグメモリ113へ無線LAN接続要求を書き込み、無線LAN接続を行うことになる。
一方、ステップS701で確認の結果、バリアングルモニタが閉じた状態であれば、制御部101はタグメモリ113に無線LAN接続不可状態を書き込む(ステップS703)。
この場合は、デジタルカメラ100と携帯電話300がNFC通信を行っても、携帯電話300はデジタルカメラ100が無線LAN接続不可であると判断し、タグメモリ113へ無線LAN接続要求を書き込まず、無線LAN接続を行わない。
このためバリアングルモニタが閉じた状態では、デジタルカメラ100と携帯電話300はNFC通信を行っても無線LAN接続を試みない。したがって、無駄な無線LAN接続処理を防止することができる。
上記で説明したように、本実施形態のデジタルカメラ100は、バリアングルモニタの開閉状態に応じた情報をタグメモリ113に書き込む。なお、タグメモリ113への書き込みタイミングは電源ON時には限らず、所定のタイミングで図7(a)のフローを実行することができる。例えば一定周期でバリアングルモニタの開閉状態を確認してもよいし、バリアングルモニタの開閉状態が変化したことを検知したタイミングで図7(a)のフローを実行してもよい。
次に、デジタルカメラ100と携帯電話300が近接することにより、NFC通信から無線LAN通信へのハンドオーバーを実行する処理について説明する。
図7(b)は、デジタルカメラ100における、NFC通信から無線LAN通信へのハンドオーバー処理を説明するフローである。
図8は、携帯電話300における、NFC通信から無線LAN通信へのハンドオーバー処理を説明するフローである。
まず、図8のフローから説明する。ユーザーがデジタルカメラ100と携帯電話300を近づけると、携帯電話300は、タグリーダーとして機能するNFC通信部309を介してデジタルカメラの100のNFC通信部112と通信し、タグメモリ113の情報を読み出す(ステップS801)。そして、タグメモリ113から読み出した情報を参照し、デジタルカメラ100が無線LAN接続可能か不可かを判断する(ステップS802)。この情報は図7(a)のステップS702またはステップS703で書き込まれたものである。
ステップS802での判断の結果、デジタルカメラ100が無線LAN接続可能であれば、制御部301はNFC通信部309を介して無線LAN接続要求をタグメモリ113に書き込む(ステップS803)。そして制御部301は、ステップS801で読み出した情報に含まれるSSID等の無線LAN設定情報を用いてデジタルカメラ100へ無線LAN接続を要求し、応答を待つ(ステップS804)。
一方、ステップS802での判断の結果、デジタルカメラ100が無線LAN接続不可であれば、制御部301はNFC通信部309を介した書き込みを行わない(ステップS807)。なお、この処理は説明を容易にするためにステップとして記載したが、特に判断や具体的な処理を行わずにステップS802からステップS808に進んでもよい。もちろん、ステップS802の判断結果をフラグなどの情報で保持してもよい。説明のそして表示部306に無線LAN接続を行わない旨を表示し(ステップS808)、処理を終了する。ステップS808での表示の一例を図6(c)に示す。
ここで説明を図7(b)に移す。ここまでの説明では、携帯電話300がNFC通信を用いてデジタルカメラ100のタグメモリ113に書き込みを行う処理まで説明した。本実施形態のデジタルカメラ100は、タグメモリ113への書き込みを検知したことに応じて図7(b)の処理を開始する。
制御部101は、NFC通信で携帯電話300よりタグメモリ113へ無線LAN接続要求の書き込みを受けると、その内容を参照し無線LAN接続要求か否かを判断する(ステップS700)。無線LAN接続要求であると判断した場合は処理をステップS704に進め、デジタルカメラ100の簡易AP機能を起動する(ステップS704)。
このときデジタルカメラ100は表示部106に、無線LAN接続中であることを通知する画面を表示してもよい(ステップS705)。
そして制御部101は携帯電話300からステップS804で送信された無線LANの接続要求を受け、自機の生成したネットワークに携帯電話300を参加させる(ステップS706)。さらに携帯電話300よりIPアドレスの取得要求を受け、IPアドレスの設定を行う(ステップS707)。ここでデジタルカメラ100はDHCPサーバとして動作し、携帯電話300にIPアドレスを設定してもよい。そして制御部101はアプリケーションレイヤーで携帯電話300と接続を行う(ステップS708)。ここでアプリケーションレイヤーとは、例えばPTP(Picture Transfer Protocol)である。
ステップS706で無線LANの物理レイヤーで接続し、ステップS707でIPレイヤーで接続し、ステップS708でアプリケーションレイヤーで接続したため、以上でデジタルカメラ100と携帯電話300は無線LAN接続が完了する。この後、デジタルカメラ100と携帯電話300は無線LANネットワークを介して画像などの送受信を行うことが可能となる。なお、無線LAN接続が行われた場合には、接続履歴として携帯電話300の識別情報を不揮発メモリ103に記憶する。この際、NFC通信からのハンドオーバーで無線LAN接続を行ったことを示す情報を、携帯電話300の識別情報と関連付けて記憶する。ここまでがデジタルカメラ100の処理である。
携帯電話300の処理の説明に戻る。ステップS804において、携帯電話300は無線LAN接続要求を送信し、デジタルカメラ100の生成したネットワークに参加する。ステップS805で制御部301はデジタルカメラ100へIPアドレスを要求する。この時デジタルカメラ100がDHCPサーバとして動作していれば、デジタルカメラ100よりIPアドレスを取得し、自身のIPアドレスとして設定する。
ステップS806で制御部301はアプリケーションレイヤーでデジタルカメラ100と接続を行う。
以上のように、ステップS804で無線LANの物理レイヤーで、ステップS805でIPレイヤーで、ステップS806でアプリケーションレイヤーで接続したため、デジタルカメラ100と携帯電話300は無線LANネットワークを介して画像の交換などを行うことが可能となる。
制御部301はステップS802で判断の結果、デジタルカメラ100が無線LAN接続不可であれば、無線LAN接続要求をタグメモリ113に書き込まない(ステップS805)。そして制御部301は表示部306に無線LAN接続を行わないことを通知する画面を表示してもよい(ステップS806)。この時の画面の例を図6(c)に記す。
これにより、デジタルカメラ100のバリアングルモニタを閉じた状態で携帯電話300とNFC通信を行った場合に、無線LAN接続を行わないことで、無駄な無線LAN接続を試みることを防ぐ事が可能となる。
<Bluetooth(登録商標)通信から無線LAN通信へのハンドオーバーシーケンス>
次に、Bluetooth(登録商標)通信から無線LAN通信へのハンドオーバーについて説明する。この処理はNFC通信から無線LAN通信へのハンドオーバーとは異なる処理を行う。
図9は、デジタルカメラ100と携帯電話300の間におけるBluetooth(登録商標)通信から無線LAN通信へのハンドオーバーのシーケンスを説明する図である。ここではデジタルカメラ100と携帯電話300は既にBluetooth(登録商標)通信のペアリングが完了し、Bluetooth(登録商標)通信を確立しているものとして説明する。
まず携帯電話300は、デジタルカメラ100へBluetooth(登録商標)通信部310を介し、無線LAN接続要求を送信する(ステップS901)。この接続要求には携帯電話300を識別する装置IDなどの識別情報が含まれる。
デジタルカメラ100は無線LAN接続要求を受け、バリアングルモニタの開閉状態を確認する(ステップS902)。
そして、携帯電話300が過去に無線LANで接続したことがあるかどうかを確認する。本実施形態のデジタルカメラ100は、過去に無線LAN通信を確立したことがあるデバイスの識別情報を接続履歴として保持しておく。ステップS903では、この接続履歴と受信した識別情報とを比較することにより、携帯電話300が過去に無線LANで接続したことがあるかどうかを確認する。
なお、本実施形態では無線LANの接続方法として、NFC通信からのハンドオーバー、Bluetooth(登録商標)通信からのハンドオーバー、ユーザー操作による接続があるものとする。デジタルカメラ100は、無線LANでの接続時にどの方法で接続したかの情報とともに、接続相手の識別情報を不揮発メモリ103に保持する。したがって、デジタルカメラ100は接続方法を参照することにより、携帯電話300が過去にBluetooth(登録商標)通信からのハンドオーバーで無線LAN通信を確立したことがあるかを特定できる。そこでステップS903では、過去に無線LAMで通信を確立したデバイスのうち、Bluetooth(登録商標)通信からのハンドオーバーで無線LAN通信を確立したことがあるかどうかを確認してもよい。
ステップS902、ステップS903の確認の結果、デジタルカメラ100が携帯電話300と無線LAN接続が可能であれば、無線LAN設定情報を生成し(ステップS904)、携帯電話300へ無線LAN設定情報を送信する(ステップS905)。そして簡易APとして動作する(ステップS906)。無線LAN接続が可能であるかどうかの判断基準については後述する。
携帯電話300は受信した無線LAN設定情報を用いて、無線LAN接続を開始する(ステップS907)。この時、携帯電話300の種類によっては自動で無線LAN設定を行うことができないためユーザーが手動で携帯電話300の無線LAN設定を行う必要がある。このため、デジタルカメラ100は無線LAN設定情報を表示部106に表示する(ステップS908)。この時の画面の例を図6(d)に記す。ユーザーはこの画面で無線LAN設定情報を確認しながら、携帯電話300の操作部305を操作し携帯電話300の無線LAN設定を行う。
デジタルカメラ100が簡易APとなっているため、デジタルカメラ100が生成した無線LANネットワークに、携帯電話300がインフラストラクチャモードで接続する方式で無線LAN接続が実行される(ステップS909)。
ここで、バリアングルモニタの状態及び接続履歴に基づき、ステップS904以降の無線LAN接続処理を行うか否かを判断する基準について説明する。
上記の様にBluetooth(登録商標)通信から無線LAN通信へのハンドオーバーを行う場合、デジタルカメラ100が形成するネットワークの無線LAN設定情報(本実施形態ではSSID及び暗号化キー)を携帯電話300が認識している必要がある。そのため、デジタルカメラ100は図6(d)の画面を表示し、携帯電話300のユーザーが無線設定情報を携帯電話300に入力できるようにしている。
しかし、バリアングルモニタが閉じた状態でBluetooth(登録商標)通信を行った場合、携帯電話300のユーザーは表示部106の内容、つまり無線LAN設定情報を確認できない。そこでデジタルカメラ100は、バリアングルモニタが閉じた状態の場合であり、かつ接続した履歴のないデバイスが相手であると判断した場合は、無線LAN接続ができないと判断し、以降の通信確立のための処理を行わない。
一方、バリアングルモニタが閉じた状態の場合であっても、接続履歴のあるデバイスが相手である場合は無線LAN通信の確立のための処理を行うこととした。これは、一度デジタルカメラ100が形成するネットワークに参加したことがある携帯電話の場合、携帯電話に保持された履歴を用いてデジタルカメラ100が形成するネットワークに自動的に再参加する機能を有する場合が多いからである。この場合はユーザが無線LAN設定情報を再入力する必要がないため、図6(d)の画面を表示しなくとも携帯電話300はデジタルカメラ100が形成するネットワークに参加可能である。したがってこのような場合には、デジタルカメラ100はバリアングルモニタが閉じた状態の場合であっても無線LAN接続が可能であると判断する。
図10で、Bluetooth(登録商標)通信から無線LAN通信へのハンドオーバーにおける、デジタルカメラ100が実行する処理のフローを説明する。
制御部101は携帯電話300からのBluetooth(登録商標)通信で無線LAN接続要求を受信すると、バリアングルモニタの開閉状態を確認する(ステップS1001)。確認の結果、バリアングルモニタが開いた状態であれば、制御部101は携帯電話300へ無線LAN設定情報を送信し、無線LAN接続を開始する(ステップS1002)。
なお、無線LAN接続の流れは図7(b)のS704〜S708と同様の処理となる。なお、無線LAN接続が行われた場合には、前述した接続履歴として携帯電話300の識別情報を不揮発メモリ103に記憶する。この際、Bluetooth(登録商標)通信からのハンドオーバーで無線LAN接続を行ったことを示す情報を、携帯電話300の識別情報と関連付けて記憶する。
制御部101はステップS1001で確認の結果、バリアングルモニタが閉じた状態の場合、携帯電話300と過去に無線LANで接続済みかどうかを確認する(ステップS1003)。制御部101はステップS1003で確認の結果、携帯電話300と過去に無線LANで接続済みと判断した場合は、携帯電話300へ無線LAN設定情報を送信し無線LAN接続を行う(ステップS1004)。
制御部101はステップS1003で確認の結果、携帯電話300と過去に無線LANで接続していない判断した場合は、携帯電話300へ無線LAN接続を行わない事を通知する(ステップS1005)。
この時、携帯電話300は表示部306に無線LAN接続を行わないことを通知する画面を表示してもよい。
これにより、ユーザーはデジタルカメラ100のバリアングルモニタが閉じた状態でBluetooth(登録商標)通信からの無線LANハンドオーバーを行う際にも、デジタルカメラ100と携帯電話300が過去に無線LANで接続済みであれば、無線LAN接続を行う事が可能となる。
[他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (13)

  1. 通信装置であって、
    外部装置と通信する第1の通信手段と、
    前記外部装置と通信する第2の通信手段と、
    表示面が前記通信装置の筐体と対向する第1の位置と、前記表示面が前記通信装置の筐体と対向しない第2の位置とを含む位置に移動が可能な表示手段と、
    前記1の通信手段による通信を確立した後に、前記外部装置との前記第2の通信手段による通信を確立するための認証画面を、前記表示に表示するよう制御する表示制御手段と、
    前記認証画面における認証を受けて、前記第2の通信手段による通信を確立するよう制御する通信制御手段とを有し、
    前記表示手段が前記第2の位置にある場合、前記表示制御手段は前記認証画面を前記表示に表示するよう制御し、前記通信制御手段は、前記認証画面における認証を受けて前記第2の通信手段による通信を確立するよう制御し、
    前記表示手段が前記第1の位置にある場合、前記通信制御手段は、前記第2の通信手段による通信が不可であることを前記外部装置に通知して、前記第2の通信手段による通信を確立しないよう制御することを特徴とする通信装置。
  2. 前記第1の通信手段は、近接無線通信を用いて通信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第1の通信手段は、NFC(Near Field Communication)を用いて通信することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記第2の通信手段は、無線LANを用いて通信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記表示手段が前記第2の位置にある場合、前記第2の通信手段による通信を確立するための情報として、前記無線LANネットワーク識別情報または前記無線LANネットワーク暗号化キーを、前記外部装置に通知することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記無線LANネットワークを生成するアクセスポイントとして動作することを特徴とする請求項4または5に記載の通信装置。
  7. 外部装置と通信する第1の通信手段と、前記第1の通信手段とは異なる第2の通信手段と、表示面が通信装置の筐体と対向する第1の位置と、前記表示面が前記通信装置の筐体と対向しない第2の位置とを含む位置に移動が可能な表示手段とを有する通信装置の制御方法であって、
    前記1の通信手段による通信を確立した後に、前記外部装置との前記第2の通信手段による通信を確立するための認証画面を、前記表示に表示する表示工程と、を有し、
    前記表示手段が前記第2の位置にある場合、前記認証画面を前記表示面に表示し、前記認証画面における認証を受けて前記第2の通信手段による通信を確立するよう制御し、
    前記表示手段が前記第1の位置にある場合、前記第2の通信手段による通信が不可であることを前記外部装置に通知し、前記第2の通信手段による通信を確立しないよう制御することを特徴とする通信装置の制御方法。
  8. 通信装置であって、
    外部装置と通信する第3の通信手段と、
    前記外部装置と通信する第2の通信手段と、
    表示面が前記通信装置の筐体と対向する第1の位置と、前記表示面が前記通信装置の筐体と対向しない第2の位置とを含む位置に移動が可能な表示手段と、
    前記第3の通信手段により通信する前記外部装置から、第2の通信手段による通信の接続要求を受信した場合、前記外部装置との前記第2の通信手段による通信を確立するための設定情報を、前記表示面に表示するよう制御する表示制御手段と、
    前記設定情報を用いて前記第2の通信手段による通信を確立するよう制御する通信制御手段と、
    前記第2の通信手段による通信を確立した装置を記憶する記憶手段と、を有し、
    前記表示手段が前記第1の位置にある場合であって、前記外部装置が前記記憶手段に記憶された装置と一致する場合は、前記通信制御手段は、前記外部装置との前記第2の通信手段による通信を確立するよう制御することを特徴とする通信装置。
  9. 前記表示手段が第1の位置にある場合であって、前記外部装置が前記記憶手段に記憶された装置と一致しない場合は、前記通信制御手段は、前記外部装置との前記第2の通信手段による通信を確立しないように制御することを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  10. 前記第3の通信手段はBluetooth(登録商標)を用いて通信することを特徴とする請求項8または9に記載の通信装置。
  11. 外部装置と通信する第3の通信手段と、前記第1の通信手段とは異なる第2の通信手段と、表示面が通信装置の筐体と対向する第1の位置と、前記表示面が前記通信装置の筐体と対向しない第2の位置とを含む位置に移動が可能な表示手段とを有する通信装置の制御方法であって、
    前記第3の通信手段により通信する前記外部装置から、第2の通信手段による通信の接続要求を受信した場合、前記外部装置との前記第2の通信手段による通信を確立するための設定情報を、前記表示面に表示する表示工程と、
    前記設定情報を用いて前記第2の通信手段による通信を確立するよう制御する通信工程と、を有し、
    前記表示手段が前記第1の位置にある場合であって、前記外部装置が前記第2の通信手段による通信を過去に確立した装置である場合は、前記外部装置との前記第2の通信手段による通信を確立するよう制御することを特徴とする通信装置の制御方法。
  12. 前記表示手段が第1の位置にある場合であって、前記外部装置が前記第2の通信手段による通信を過去に確立した装置でない場合は、前記外部装置との前記第2の通信手段による通信を確立しないように制御することを特徴とする請求項11に記載の通信装置の制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1から6および請求項8から10のいずれか1項に記載の通信装置として機能させるコンピュータが実行することが可能なプログラム。
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