JP2019004390A - 撮像装置、通信装置、制御方法、及び、プログラム - Google Patents

撮像装置、通信装置、制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮像装置の温度の影響を回避しつつ、撮像の機会を確保することを目的とする。【解決手段】本発明の撮像装置は、通信装置と通信可能な撮像装置であって、撮像指示を受付ける受付手段と、受付手段により受付けられた撮像指示が、撮像装置の操作部を介して受付けられた撮像指示であって、撮像装置の温度が第1閾値を超えている場合、撮像を行わないよう制御し、受付手段により受付けられた撮像指示が、通信装置からの撮像指示である場合、撮像装置の温度が第1閾値を超えている場合であっても撮像を行うよう制御する制御手段と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、撮像装置、通信装置、制御方法、及び、プログラムに関する。
デジタルカメラ等の撮像装置に無線通信機能を搭載し、スマートデバイス等の通信装置と撮像装置とを接続して、通信装置から撮像装置に指示を行うことで、撮像装置を制御する機能が知られている(特許文献1)。この機能を用いることで、通信装置を介して、撮像装置から撮像する制御が可能となる。
また、撮像装置の温度を検出し、検出した温度において装置の使用不可が判定された場合、その旨をユーザに報知するとともに装置の動作を停止する技術が知られている(特許文献2)。
特開2003−143261号公報 特開平8−35889号公報
しかしながら、特許文献1に記載の機能では、撮像装置は撮像と通信を同時に実施するため、撮像装置の内部温度が上昇すると、画像にノイズが入ったり、基板の各素子の動作に影響を与えて故障の原因になったりするおそれがある。
また、特許文献2に記載の技術では、温度を検出して装置の動作を停止するのみであるため、一律に撮像できなくなる。
本発明は、撮像装置の温度の影響を回避しつつ、撮像の機会を確保することを目的とする。
本発明の撮像装置は、通信装置と通信可能な撮像装置であって、撮像指示を受付ける受付手段と、前記受付手段により受付けられた撮像指示が、前記撮像装置の操作部を介して受付けられた撮像指示であって、前記撮像装置の温度が第1閾値を超えている場合、撮像を行わないよう制御し、前記受付手段により受付けられた撮像指示が、前記通信装置からの撮像指示である場合、前記撮像装置の温度が前記第1閾値を超えている場合であっても撮像を行うよう制御する制御手段と、を有する。
また、本発明の撮像装置は、通信装置と通信可能な撮像装置であって、撮像指示を受付ける受付手段と、前記受付手段により撮像指示が受付けられ、かつ、前記撮像装置の温度が第1閾値を超えているとき、設定されている撮像パラメータよりも撮像時に前記撮像装置の温度上昇率が低くなる撮像パラメータに変更して撮像を行うよう制御する制御手段と、を有する。
本発明によれば、撮像装置の温度の影響を回避しつつ、撮像の機会を確保できる。
撮像システムのユースケースの例を示す図である。 デジタルカメラの構成の一例を示す図である。 スマートデバイスの構成の一例を示す図である。 第1実施形態の動作の一例を示すシーケンス図である。 第1実施形態のスマートデバイスの画面の一例を示す図である。 第1実施形態のデジタルカメラの処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態の動作の一例を示すシーケンス図である。 第2実施形態のスマートデバイスの画面の一例を示す図である。 第2実施形態のデジタルカメラの処理の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
[第1実施形態]
<ユースケース>
図1(a)、(b)は、デジタルカメラ200とスマートデバイス300とを含む撮像システムのユースケースの例を示す。図1(a)は、デジタルカメラ200とスマートデバイス300とが通信していて、デジタルカメラ200で撮像した画像をスマートデバイス300に転送する場合のユースケースを示している。撮像者となるユーザ101と被写体102とはそれぞれ別人物である。ユーザ101はデジタルカメラ200を操作し、被写体102を撮像する。
それに対し、図1(b)は、デジタルカメラ200とスマートデバイス300とが通信中に遠隔撮像を行う場合のユースケースを示している。ユーザ151は被写体であると同時に撮像者でもある。ユーザ151自身がリモコン装置として機能するスマートデバイス300を操作することで撮像する。つまり、ユーザ151はデジタルカメラ200とスマートデバイス300とを無線接続し、スマートデバイス300からデジタルカメラ200を遠隔操作する。ユーザ151は、スマートデバイス300の表示画面を見て、自身がフレーム内に収まっていることを確認した後、スマートデバイス300からデジタルカメラ200へ撮像を指示する。
<デジタルカメラの構成>
図2は、通信装置と通信可能な撮像装置の一例であるデジタルカメラ200の構成例を示す図である。ここでは撮像装置の一例としてデジタルカメラ200について述べるが、撮像装置はこれに限られない。例えば撮像装置はスマートフォン、携帯型のメディアプレーヤ、いわゆるタブレットデバイス、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であってもよい。
制御部201は、入力された信号や、後述のプログラムに従ってデジタルカメラ200の各部を制御する。制御部201が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。制御部201が不揮発性メモリ203に格納されたプログラムを作業用メモリ204に展開して実行することで、図4や図6のデジタルカメラ200の処理が実現する。
撮像部202は、例えば、光学レンズユニットと、絞り・ズーム・フォーカス等制御する光学系と、光学レンズユニットを経て導入された光(映像)を電気的な映像信号に変換するための撮像素子等で構成される。撮像素子としては、一般的には、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)が利用される。撮像部202は、制御部201に制御されることにより、撮像部202に含まれるレンズで結像された被写体光を、撮像素子により電気信号に変換し、ノイズ低減処理等を行い、デジタルデータを画像データとして出力する。デジタルカメラ200の制御部201は、画像データを符号化し、DCF(Design Rule for Camera File system)の規格に従って、記録媒体210に記録する。
不揮発性メモリ203は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部201で実行されるプログラム等が格納される。
作業用メモリ204は、撮像部202で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部206の画像表示用メモリ、制御部201の作業領域等として使用される。
操作部205は、ユーザがデジタルカメラ200に対して行う指示をユーザから受付けるために用いられる。操作部205は、例えば、ユーザがデジタルカメラ200の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、撮像を指示するためのレリーズスイッチ、画像データの再生を指示するための再生ボタンを含む。さらに、操作部205は、後述の接続部211を介して外部機器との通信を開始するための専用の接続ボタン等の操作部材を含む。また、後述する表示部206に形成されるタッチパネルも操作部205に含まれる。レリーズスイッチは、第1スイッチSW1及び第2スイッチSW2を有する。レリーズスイッチが、いわゆる半押し状態となることにより、第1スイッチSW1がONとなる。これにより、制御部201は、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮像準備を行うための指示を受付ける。また、レリーズスイッチが、いわゆる全押し状態となることにより、第2スイッチSW2がONとなる。これにより、制御部201は、撮像を行うための指示を受付ける。
表示部206は、撮像の際のビューファインダー画像の表示、撮像した画像データの表示、対話的な操作のための文字表示等を行う。表示部206は必ずしもデジタルカメラ200が内蔵する必要はない。デジタルカメラ200は、内部又は外部の表示部206と接続することができ、表示部206の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
記録媒体210は、撮像部202から出力された画像データを記録することができる。記録媒体210は、デジタルカメラ200に着脱可能なよう構成してもよいし、デジタルカメラ200に内蔵されていてもよい。すなわち、デジタルカメラ200は少なくとも記録媒体210にアクセスする手段を有していればよい。
接続部211は、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態のデジタルカメラ200は、接続部211を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。例えば、撮像部202で生成した画像データを、接続部211を介して外部装置に送信することができる。本実施形態では、接続部211は外部装置とIEEE802.11の規格に従った、いわゆる無線LANで通信するためのインターフェースを含む。制御部201は、接続部211を制御することで外部装置との無線通信を実現する。通信方式は無線LANに限定されるものではなく、例えば赤外通信方式も含む。
第1実施形態におけるデジタルカメラ200の接続部211は、インフラストラクチャモードにおけるアクセスポイントとして動作するAPモードと、インフラストラクチャモードにおけるクライアントとして動作するCLモードとで動作する。そして、接続部211をCLモードで動作させることにより、本実施形態におけるデジタルカメラ200は、インフラストラクチャモードにおけるCL機器として動作することが可能である。デジタルカメラ200がCL機器として動作する場合、周辺のAP機器に接続することで、AP機器が形成するネットワークに参加することが可能である。また、接続部211をAPモードで動作させることにより、デジタルカメラ200は、APの一種ではあるが、より機能が限定された簡易的なAP(以下、簡易APという)として動作することも可能である。デジタルカメラ200が簡易APとして動作すると、デジタルカメラ200は自身でネットワークを形成する。デジタルカメラ200の周辺の装置は、デジタルカメラ200をAP機器と認識し、デジタルカメラ200が形成したネットワークに参加することが可能となる。上記のようにデジタルカメラ200を動作させるためのプログラムは不揮発性メモリ203に保持されているものとする。デジタルカメラ200はAPの一種であるものの、CL機器から受信したデータをインターネットプロバイダ等に転送するゲートウェイ機能は有していない簡易APである。したがって、自機が形成したネットワークに参加している他の装置からデータを受信しても、それをインターネット等のネットワークに転送することはできない。
近距離無線通信部212は、例えば無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するため変復調回路や通信コントローラから構成される。近距離無線通信部212は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することによりIEEE802.15の規格(いわゆるBluetooth(登録商標))に従った近距離無線通信を実現する。第1実施形態においてBluetooth通信は、低消費電力であるBluetooth Low Energyのバージョン4.0を採用する。このBluetooth通信は、無線LAN通信と比べて通信可能な範囲が狭い(つまり、通信可能な距離が短い)。また、Bluetooth通信は、無線LAN通信と比べて通信速度が遅い。その一方で、Bluetooth通信は、無線LAN通信と比べて消費電力が少ない。デジタルカメラ200は、近距離無線通信部212を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。制御部201は、例えば外部装置から撮像の命令を受信した場合は撮像部202を制御し、撮像動作を行い、無線LAN通信によるデータの授受を行うための命令を受信した場合は接続部211を制御し、無線LAN通信を開始する。
近接無線通信部213は、例えば無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するため変復調回路や通信コントローラから構成される。近接無線通信部213は、変調した無線信号をアンテナから出力する。そして、近接無線通信部213は、アンテナで受信した無線信号を復調することでISO/IEC 18092の規格(いわゆるNFC:Near Field Communication)に従った非接触近接通信を実現する。第1実施形態の近接無線通信部213は、デジタルカメラ200の側部に配される。
スマートデバイス300は、外部装置と、互いの近接無線通信部213を近接させることにより通信を開始して接続する。近接無線通信部213を用いて接続する場合、必ずしも近接無線通信部213同士を接触させる必要はない。近接無線通信部213は一定の距離だけ離れていても通信することができるため、互いの装置を接続するためには、近接無線通信可能な範囲まで近づければよい。以下の説明では、この近接無線通信可能な範囲まで近づけることを、近接させる、とも記載する。
互いの近接無線通信部213が近接無線通信不可能な範囲にあれば、通信は開始されない。また、互いの近接無線通信部213が近接無線通信可能な範囲にあって、デジタルカメラ200同士が通信接続されている際に、互いの近接無線通信部213が近接無線通信不可能な範囲に離れてしまった場合は、通信接続が解除される。近接無線通信部213が実現する非接触近接通信はNFCに限られるものではなく、他の無線通信を採用してもよい。例えば、近接無線通信部213が実現する非接触近接通信として、ISO/IEC 14443の規格に従った非接触近接通信を採用してもよい。
第1実施形態では、接続部211により実現される通信の通信速度は、近接無線通信部213により実現される通信の通信速度よりも速い。また、接続部211により実現される通信は、近接無線通信部213による通信よりも、通信可能な範囲が広い。その代わり、近接無線通信部213による通信では、通信可能な範囲の狭さにより通信相手を限定することができるため、接続部211により実現される通信で必要な暗号鍵の交換等の処理を必要としない。すなわち、接続部211を用いるよりも手軽に通信することができる。
温度センサ214は、デジタルカメラ200の温度を計測し、制御部201に通知する。
<スマートデバイスの構成>
次に、スマートデバイス300について説明する。図3は、スマートデバイス300の構成例を示す図である。ここでは通信装置の一例としてスマートデバイスについて述べるが、通信装置はこれに限られない。例えば通信装置は、無線機能付きのデジタルカメラ、タブレットデバイス、又は、パーソナルコンピュータ等であってもよい。
制御部301は、入力された信号や、後述のプログラムに従ってスマートデバイス300の各部を制御する。制御部301が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。制御部301が不揮発性メモリ303に格納されたプログラムを作業用メモリ304に展開して実行することで、図4のスマートデバイス300の処理が実現される。
撮像部302は、撮像部302に含まれるレンズで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理等を行い、デジタルデータを画像データとして出力する。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、制御部301にて所定の演算を行い、記録媒体310に記録される。
不揮発性メモリ303は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリである。不揮発性メモリ303には、制御部301が実行する基本的なソフトウェアであるOS(オペレーティングシステム)や、このOSと協働して応用的な機能を実現するアプリケーションが記録されている。また、本実施形態では、不揮発性メモリ303には、デジタルカメラ200と通信するためのアプリケーション(以下、アプリという)が格納されている。
作業用メモリ304は、表示部306の画像表示用メモリや、制御部301の作業領域等として使用される。
操作部305は、スマートデバイス300に対する指示をユーザから受付けるために用いられる。操作部305は、例えば、ユーザがスマートデバイス300の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、表示部306に形成されるタッチパネル等の操作部材を含む。
表示部306は、画像データの表示、対話的な操作のための文字表示等を行う。表示部306は必ずしもスマートデバイス300が備える必要はない。スマートデバイス300は表示部306と接続することができ、表示部306の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
記録媒体310は、撮像部302から出力された画像データを記録することができる。記録媒体310は、スマートデバイス300に着脱可能なよう構成してもよいし、スマートデバイス300に内蔵されていてもよい。すなわち、スマートデバイス300は少なくとも記録媒体310にアクセスする手段を有していればよい。
接続部311は、外部装置と接続するためのインターフェースである。スマートデバイス300は、接続部311を介して、デジタルカメラ200とデータのやりとりを行うことができる。第1実施形態では、接続部311はアンテナであり、制御部301は、アンテナを介して、デジタルカメラ200と接続することができる。デジタルカメラ200との接続では、直接接続してもよいしアクセスポイントを介して接続してもよい。データを通信するためのプロトコルとしては、例えば無線LANを通じたPTP/IP(Picture Transfer Protocol over Internet Protocol)を用いることができる。デジタルカメラ200との通信はこれに限られるものではない。例えば、接続部311は、赤外線通信モジュール、WirelessUSB等の無線通信モジュールを含むことができる。さらには、USBケーブルやHDMI(登録商標)、IEEE1394等、有線接続を採用してもよい。
公衆網接続部313は、公衆無線通信を行う際に用いられるインターフェースである。スマートデバイス300は、公衆網接続部313を介して、他の機器と通話することができる。この際、制御部301はマイク314及びスピーカ315を介して音声信号の入力と出力を行うことで、通話を実現する。第1実施形態では、公衆網接続部313はアンテナであり、制御部301は、アンテナを介して、公衆網に接続することができる。接続部311及び公衆網接続部313は、一つのアンテナで兼用することも可能である。
近距離無線通信部316は、例えば無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するため変復調回路や通信コントローラから構成される。近距離無線通信部316は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することによりIEEE802.15の規格(いわゆるBluetooth)に従った近距離無線通信を実現する。第1実施形態においてBluetooth通信は、低消費電力であるBluetooth Low Energyのバージョン4.0(BLE)を採用する。このBluetooth通信は、無線LAN通信と比べて通信可能な範囲が狭い(つまり、通信可能な距離が短い)。また、Bluetooth通信は、無線LAN通信と比べて通信速度が遅い。その一方で、Bluetooth通信は、無線LAN通信と比べて消費電力が少ない。
近接無線通信部317は、他機との非接触近接通信を実現するための通信ユニットである。近接無線通信部317は、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための変復調回路や通信コントローラから構成される。近接無線通信部317は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することにより非接触近接通信を実現する。ここでは、ISO/IEC 18092の規格(いわゆるNFC)に従った非接触通信を実現する。近接無線通信部317は、他のデバイスからデータ読み出し要求を受けると、不揮発性メモリ303に格納されているデータに基づき、応答データを出力する。第1実施形態では、スマートデバイス300は、近接無線通信部317を通じて、NFCの規格で定義されているカードリーダモード、カードライタモード及びP2Pモードで動作し、主にInitiatorとしてふるまう。対して、デジタルカメラ200は近接無線通信部213を介して、主にTargetとしてふるまう。
ユーザがデジタルカメラ200の操作部205を操作することで、デジタルカメラ200は接続部211を介してスマートデバイス300と接続してもよい。また、デジタルカメラ200は近距離無線通信部212を介してスマートデバイス300と接続してもよい。また、デジタルカメラ200は、近接無線通信部213を介してスマートデバイス300の近接無線通信部317と近接させることにより接続してもよく、近接無線通信部213を介して接続する場合には、ユーザは操作部205を操作する必要はない。
<撮像時のシーケンス>
第1実施形態における撮像時のシーケンスを図4(a)、(b)、及び、図5を利用して説明する。デジタルカメラ200とスマートデバイス300との接続方法に関しては、前述しているため割愛する。
デジタルカメラ200の不揮発性メモリ303には、二種類の温度の閾値が記録されている。第1閾値は、ユーザがデジタルカメラ200を操作して撮像する際に、温度センサ214が検出した温度がその閾値を超えていれば、撮像を行わない温度である。第2閾値は、操作方法によらず、温度センサ214が検出した温度がその閾値を超えていれば、撮像を行わない温度である。第1閾値よりも、第2閾値のほうが高い温度である。
図4(a)、(b)は、温度センサ214が検出した温度が第1閾値を超えているが、第2閾値を超えていない場合のシーケンスを示す図である。
図4(a)は、ユーザがデジタルカメラ200を操作して撮像を行う際のシーケンスを示す図である。図4(a)のシーケンスは、図1(a)のように、ユーザ101がデジタルカメラ200を操作し、被写体102を撮像するユースケースを示している。この際、ユーザ101がデジタルカメラ200を保持しているため、ユーザ101がデジタルカメラ200を保持していない状態よりもデジタルカメラ200の放熱効果は低下している状態である。
S401において、ユーザ101がデジタルカメラ200を操作して、撮像指示の操作を行う。デジタルカメラ200の制御部201は、操作部205を介して、この操作を検知する。
S402において、デジタルカメラ200の制御部201は、温度センサ214にて検出した温度が第1閾値を超えているか否かを判定する。図4(a)のシーケンスでは、温度センサ214が検出した温度が第1閾値を超えている。このため、S403において、デジタルカメラ200の制御部201は、撮像を行わない制御をする。
S404において、デジタルカメラ200の制御部201は、撮像しなかったことを表示部206に表示する。
図4(b)は、スマートデバイス300からの指示によりデジタルカメラ200にて撮像を行う際のシーケンス図である。スマートデバイス300の表示画面の一例を示した図5を用いてこのシーケンスを説明する。図4(b)のシーケンスは、図1(b)のようにユーザ151がリモコン装置として機能するスマートデバイス300を操作することで撮像するユースケースを示している。この際、ユーザ151はデジタルカメラ200を保持していないため、ユーザ151がデジタルカメラ200を保持している場合と比べて、デジタルカメラ200の放熱効果は低下していない状態である。
図4(b)のS411に先立って、スマートデバイス300の制御部301は、図5に示すような画面を表示部306に表示する。図5の画面において、ライブビュー表示画面501は、スマートデバイス300がデジタルカメラ200から受信したライブビュー画像を表示する領域である。スマートデバイス300がライブビュー表示画面501を表示することで、ユーザ151に被写体の画角調整を促すことができる。釦502は、ユーザがデジタルカメラ200に撮像を指示するためのボタンである。
S411において、ユーザがスマートデバイス300を操作して、図5の釦502を押下すると、スマートデバイス300の制御部301は、操作部305を介して、この操作を検知する。そして、制御部301は、撮像指示をデジタルカメラ200に送信する。デジタルカメラ200の制御部201は、スマートデバイス300から撮像指示を受信する。
S412において、デジタルカメラ200の制御部201は、温度センサ214によって検出された温度が第1閾値を超えているか否かを判定する。図4(b)のシーケンスでは、温度センサ214が検出した温度が第1閾値を超えている。
S413において、デジタルカメラ200の制御部201は、温度センサ214によって検出された温度が第1閾値を超えている場合であっても、撮像を行う。
S414において、デジタルカメラ200の制御部201は、撮像したことを表す通知をスマートデバイス300に送信する。
このようにして、第1実施形態では、図4(b)のように、ユーザがデジタルカメラ200を保持しておらず、放熱効果が低下していない場合には、第1閾値を超えていても撮像を行う。一方、ユーザがデジタルカメラ200を保持しており、放熱効果が低下している場合には、第1閾値を超えていれば、撮像を行わない。これにより、放熱効果が低下していない環境において、デジタルカメラ200の温度センサ214が検出する温度が第1閾値を超えていても撮像が可能となる。ただし、デジタルカメラ200は、温度センサ214が検出した温度が第2閾値を超えている場合には、撮像を指示する方法によらず、撮像を行わない。
<デジタルカメラの処理>
次に、デジタルカメラ200の処理について、図6を参照して説明する。
S601において、デジタルカメラ200の制御部201は、接続部211を介して、スマートデバイス300と接続したか否かを判定する。制御部201は、スマートデバイス300と接続していると判定したとき処理をS602に進め、接続していないと判定したとき再度S601を実行する。
S602において、制御部201は、撮像指示を受付けたか否かを判定する。制御部201は、撮像指示を受付けたと判定したとき処理をS603に進め、撮像指示を受付けていないと判定したとき処理をS607に進める。S602は、撮像指示を受付ける受付処理の一例である。
S603において、制御部201は、デジタルカメラ200の操作部205から撮像指示を受付けたか、接続部211を介してスマートデバイス300から撮像指示を受信したかを判定する。制御部201は、デジタルカメラ200の操作部205から撮像指示を受付けたと判定した場合には処理をS604に進め、スマートデバイス300から撮像指示を受信したと判定した場合には、処理をS605に進める。
処理がS604に進んだ場合、制御部201は操作部205から撮像指示を受付けている。このため、ユーザの手がデジタルカメラ200の筺体の表面を覆っており、ユーザ101がデジタルカメラ200を保持していない状態よりもデジタルカメラ200の放熱効果が低下していると考えられる。
S604において、制御部201は、温度センサ214によって検出されたデジタルカメラ200の温度が不揮発性メモリ203に記録された第1閾値を超えているか否かを判定する。制御部201は、温度センサ214によって検出された温度が第1閾値を超えていないと判定したとき処理をS606に進める。制御部201は、温度センサ214によって検出された温度が第1閾値を超えていると判定したとき、撮像処理を行わずに、処理をS607に進める。制御部201は、温度センサ214によって検出された温度が第1閾値を超えていると判定したとき、表示部206に、撮像を行わなかったことを表示する制御を行ってもよい。S604において、制御部201が、温度センサ214によって検出された温度が第1閾値を超えていると判定したとき、撮像処理を行わずに処理をS607に進める処理は、次の処理の一例である。すなわち、撮像指示が、デジタルカメラ200の操作部205を介して受付けられた撮像指示であって、デジタルカメラ200の温度が第1閾値を超えている場合、撮像を行わないよう制御する処理の一例である。
S605において、制御部201は、温度センサ214によって検出されたデジタルカメラ200の温度が不揮発性メモリ203に記録された第2閾値を超えているか否かを判定する。制御部201は、温度センサ214によって検出された温度が第2閾値を超えていないと判定したとき処理をS606に進める。制御部201は、温度センサ214によって検出された温度が第2閾値を超えていると判定したとき、撮像処理を行わずに、処理をS607に進める。S605の処理は、撮像指示がスマートデバイス300からの撮像指示であっても、デジタルカメラ200の温度が第1閾値より高い第2閾値を超えているときは、撮像を行わないよう制御する処理の一例である。
S606において、制御部201は、撮像処理を行い、デジタルカメラ200での撮像が実行される。制御部201は、S602で受付けた撮像指示に基づいて、動画撮像、及び、静止画撮像の少なくともいずれかを行う。
S603の後にS604が行われずにS606が行われる処理は、撮像指示が、スマートデバイス300からの撮像指示である場合、デジタルカメラ200の温度が第1閾値を超えている場合であっても撮像を行うよう制御する処理の一例である。
S607において、制御部201は、接続部211を介して、スマートデバイス300との接続が切断された否かを判定する。制御部201は、スマートデバイス300との接続が切断されたと判定したとき図6の処理を終了し、接続が切断されていないと判定したときは処理をS602に戻して撮像指示を待つ。
以上説明したように、デジタルカメラ200の制御部201は、ユーザが操作部205を操作することで撮像指示を受付け、かつ、デジタルカメラ200の温度が第1閾値を超えているとき、撮像しない。これは、ユーザがデジタルカメラ200を保持しており、ユーザがデジタルカメラ200を保持していない状態より、デジタルカメラ200の放熱効果が低下していると考えられるためである。一方、デジタルカメラ200の制御部201は、スマートデバイス300から撮像指示を受付けたときはデジタルカメラ200の温度が第1閾値を超えていても、撮像する。これは、ユーザがデジタルカメラ200を保持しておらず、デジタルカメラ200の放熱効果が低下していないと考えられるためである。このように、デジタルカメラ200の温度が第1閾値を超えていても、デジタルカメラ200の放熱効果が低下していないと考えられるとき、デジタルカメラ200は撮像を行う。したがって、デジタルカメラ200の温度の影響を回避しつつ、撮像の機会を確保できる。
また、デジタルカメラ200の制御部201は、スマートデバイス300から撮像指示を受付けた場合であっても、デジタルカメラ200の温度が第2閾値を超えているときは、撮像しない。したがって、デジタルカメラ200が撮像する画像にノイズが入ったり、基板の各素子の動作に影響を与えて故障の原因になったりするおそれを回避できる。
図6のS605において、温度センサ214によって検出された温度が第2閾値を超えているとき、デジタルカメラ200の制御部201は、次の処理を行ってもよい。すなわち、制御部201は、デジタルカメラ200の温度が高くて撮像できないことを示す第2閾値超え通知をスマートデバイス300に送信する。スマートデバイス300の制御部301は、第2閾値超え通知を受信し、撮像を行うか否かを選択できる選択画面を表示部306に表示する制御を行う。選択画面には、デジタルカメラ200から手を放すように依頼するメッセージを表示してもよい。そして、制御部301は、選択画面でのユーザの操作に基づいて、撮像指示をデジタルカメラ200に送信する。デジタルカメラ200の制御部201は、第2閾値超え通知の送信後、設定された時間内にスマートデバイス300から撮像指示を受信したとき、撮像処理を行う。これにより、ユーザは撮像の機会を確保できる。スマートデバイス300が表示する選択画面でのユーザの操作によらずに、デジタルカメラ200はライブビュー画像のスマートデバイス300への送信を継続し、スマートデバイス300はライブビュー表示画面501の更新を継続してもよい。
第2閾値超え通知は、デジタルカメラ200の温度が第2閾値を超えていることを示す通知の一例である。第2閾値超え通知の送信処理は、撮像指示がスマートデバイス300からのものであっても、デジタルカメラ200の温度が第2閾値を超えているときは、第2閾値超え通知をデジタルカメラ200に送信する処理の一例である。
また、デジタルカメラ200は、ユーザがデジタルカメラ200に触れているか否かを検知するセンサである検知部を備えていてもよい。デジタルカメラ200の制御部201は、スマートデバイス300から撮像指示を受信したときは、検知部によってユーザがデジタルカメラ200に触れていないと検知された場合に、撮像処理を行う。また、デジタルカメラ200の制御部201は、スマートデバイス300から撮像指示を受信したときでも、検知部によってユーザがデジタルカメラ200に触れていると検知された場合には、撮像処理を行わない。これにより、制御部201は、ユーザがデジタルカメラ200に触れておらず、デジタルカメラ200の放熱効果が低下してないときに撮像を行うことになり、デジタルカメラ200の温度の影響を回避しつつ、撮像の機会を確保できる。
また、デジタルカメラ200の制御部201は、スマートデバイス300から撮像指示を受信したときは、検知部によってユーザがデジタルカメラ200に触れていないと検知され、温度センサの温度が第2閾値を超えていない場合に撮像処理を行ってもよい。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。第1実施形態と同様の点は同符号を用いて説明を省略する。
第2実施形態のデジタルカメラ200は、温度センサ214の検出温度が第1閾値を超えていた場合に、撮像パラメータを変更して撮像する。デジタルカメラ200は、撮像パラメータによって、温度の上昇率が異なる。例えば、高解像度の動画を撮像する場合、低解像度の動画を撮像する場合と比べて、温度の上昇率が高くなる。第2実施形態のデジタルカメラ200は、温度センサの検出温度が第1閾値を超えていた際に、温度の上昇率を低くするために、温度の上昇率が低い撮像パラメータに変更して撮像を行う。第2実施形態で変更する撮像パラメータの例が、動画を撮像するときの解像度である。
<撮像時のシーケンス>
第2実施形態における撮像時のシーケンスを図7及び図8を利用して説明する。
図7(a)は、第2実施形態において、デジタルカメラ200を操作して撮像を行う際のシーケンスを示す図である。図7(a)のシーケンスは、図1(a)のような、ユーザ101がデジタルカメラ200を操作し、被写体102を撮像するユースケースを示している。この際、ユーザ101がデジタルカメラ200を保持しているため、ユーザ101がデジタルカメラ200を保持していない状態と比べて、デジタルカメラ200の放熱効果は低下している状態である。
S701において、ユーザ101がデジタルカメラ200を操作して、撮像指示の操作を行う。デジタルカメラ200の制御部201は、操作部205を介して、この操作を検知する。
S702において、デジタルカメラ200の制御部201は、温度センサ214にて検出した温度が第1閾値を超えているか否かを判定する。温度センサ214が検出した温度が第1閾値を超えていないと判定したとき、制御部201は撮像処理を行う。温度センサ214が検出した温度が第1閾値を超えていると判定したとき、S703において、制御部201は、表示部206に、撮像パラメータを変更して撮像を行うか否かを選択できる撮像パラメータ変更画面を表示する。図7(a)のシーケンスでは、温度センサ214が検出した温度が第1閾値を超えているものとする。
S704にて、ユーザ101がデジタルカメラ200を操作して撮像パラメータを変更して撮像を行う撮像パラメータ変更指示を行う。デジタルカメラ200の制御部201は、操作部205を介して、撮像パラメータ変更指示を受付ける。撮像パラメータ変更指示は、変更指示の一例である。
S705において、デジタルカメラ200の制御部201は、設定されていた撮像パラメータを変更して、撮像処理を行う。ユーザが撮像パラメータ変更指示をしなければ、制御部201は撮像処理を行わない。
S706において、デジタルカメラ200の制御部201は、表示部206に、撮像した場合には撮像したことを表示し、撮像しなかった場合には撮像しなかったことを表示する。
図7(b)は、第2実施形態において、スマートデバイス300からの指示によりデジタルカメラ200にて撮像を行う際のシーケンスを示す図である。スマートデバイス300の表示画面の一例を示した図8を用いて図7(b)のシーケンスを説明する。図7(b)のシーケンスは、図1(b)のようなユーザ151がリモコン装置として機能するスマートデバイス300を操作することで撮像するユースケースを示している。この際、ユーザ151はデジタルカメラ200を保持していないため、ユーザ151がデジタルカメラ200を保持している状態と比べて、デジタルカメラ200の放熱効果は低下していない状態である。
図7(b)のS711に先立って、スマートデバイス300の制御部301は、図8(a)に示すような画面を表示部306に表示する。図8(a)のライブビュー表示画面801、及び、釦802は、それぞれ、図5のライブビュー表示画面501、及び、釦502と同様であるため説明を省略する。
S711において、ユーザがスマートデバイス300を操作して、図8の釦802を押下すると、スマートデバイス300の制御部301は、操作部305を介して、この操作を検知する。そして、制御部301は、撮像指示をデジタルカメラ200に送信する。デジタルカメラ200の制御部201は、スマートデバイス300から撮像指示を受信する。S711は、スマートデバイス300の操作部305に対する操作に基づいて、撮像指示をデジタルカメラ200に送信する第1送信処理の一例である。
S712において、デジタルカメラ200の制御部201は、温度センサ214によって検出された温度が第1閾値を超えているか否かを判定する。温度センサ214によって検出された温度が第1閾値を超えていると判定した場合、制御部201は、S713において、スマートデバイス300に温度が第1閾値を超えている旨を示す温度閾値超え通知を送信する。スマートデバイス300の制御部301は、温度閾値超え通知を受信する。温度センサ214が検出した温度が第1閾値を超えていないと判定したとき、制御部201は撮像を行う。図7(b)のシーケンスでは、温度センサ214が検出した温度が第1閾値を超えているものとする。
S714において、スマートデバイス300の制御部301は、図8(b)に示すような撮像パラメータ変更画面803を表示部306に表示する。撮像パラメータ変更画面803は、撮像パラメータを変更して撮像を行うか否かを選択できる画面である。釦804は、ユーザが撮像パラメータを変更して撮像を行う撮像パラメータ変更指示をするためのボタンである。釦805は、ユーザが撮像を行わない指示をするためのボタンである。ユーザは、撮像パラメータ変更画面803で、撮像パラメータを変更して撮像を行うか否かを選択できる。撮像パラメータ変更画面803は、スマートデバイス300の選択画面の一例である。S714は、デジタルカメラ200から温度閾値超え通知を受信したとき、撮像パラメータ変更画面の表示を行うよう制御する表示制御処理の一例である。
ユーザが釦804を選択すると、スマートデバイス300の制御部301は、操作部305を介して、撮像パラメータ変更指示を受付ける。そして、S715において、制御部301は、デジタルカメラ200に撮像パラメータ変更指示を送信する。S715は、撮像パラメータ変更画面803において撮像パラメータを変更して撮像する指示を、操作部305を介して受付けた場合、撮像パラメータ変更指示をデジタルカメラ200に送信する第2送信処理の一例である。
ユーザが釦805を選択すると、スマートデバイス300の制御部301は、操作部305を介して、この操作を検知する。そして、制御部301は、デジタルカメラ200に撮像パラメータ変更指示を送信しない。
デジタルカメラ200の制御部201は、スマートデバイス300から撮像パラメータ変更指示を受信すると、S716において温度の上昇率が低い撮像パラメータに変更して撮像処理を行う。そして、S717において、デジタルカメラ200の制御部201は、撮像を行った旨をスマートデバイス300に送信する。
<デジタルカメラの処理>
以下、第2実施形態におけるデジタルカメラ200の処理について、図9を参照して説明する。
S901において、デジタルカメラ200の制御部201は、接続部211を介して、スマートデバイス300と接続したか否かを判定する。制御部201は、スマートデバイス300と接続していると判定したとき処理をS902に進め、接続してしないと判定したとき再度S901を実行する。
S902において、制御部201は、撮像指示を受付けたか否かを判定する。制御部201は、撮像指示を受付けたと判定したとき処理をS903に進め、撮像指示を受付けていないと判定したとき処理をS910に進める。S902は、撮像指示を受付ける受付処理の一例である。
S903において、制御部201は、温度センサ214によって検出されたデジタルカメラ200の温度が不揮発性メモリ203に記録された第1閾値を超えているか否かを判定する。制御部201は、温度センサ214によって検出された温度が第1閾値を超えていると判定したとき処理をS904に進める。制御部201は、温度センサ214によって検出された温度が第1閾値を超えていないと判定したとき、処理をS909に進める。
S904において、制御部201は、デジタルカメラ200の操作部205から撮像指示を受付けたか、接続部211を介してスマートデバイス300から撮像指示を受信したかを判定する。制御部201は、デジタルカメラ200の操作部205から撮像指示を受付けたと判定した場合には処理をS905に進め、スマートデバイス300から撮像指示を受信したと判定した場合には、処理をS906に進める。
S905において、制御部201は、表示部206に温度上昇率の低い撮像パラメータ含み、撮像パラメータを変更して撮像するか否かを選択できる撮像パラメータ変更画面を表示部206に表示するよう制御する。表示部206に表示される撮像パラメータは、デジタルカメラ200に現在設定されている撮像パラメータよりも撮像時にデジタルカメラ200の温度上昇率が低くなる撮像パラメータである。そして、表示部206に表示される撮像パラメータは、デジタルカメラ200の温度の影響を抑えて撮像できる撮像パラメータである。S905で表示部206に表示される画面は、デジタルカメラ200に表示される選択画面の一例である。S905は、デジタルカメラ200の操作部205を介して撮像指示が受付けられ、デジタルカメラ200の温度が第1閾値を超えているとき、撮像パラメータを変更して撮像するか否かを選択できる選択画面を表示部に表示するよう制御する処理の一例である。
S906において、制御部201は、接続部211を介して、現在の撮像パラメータでは撮像できない旨の温度閾値超え通知をスマートデバイス300に送信する。温度閾値超え通知は、デジタルカメラ200の温度が第1閾値を超えていることを示す。S906は、スマートデバイス300を介した撮像指示が受付けられ、かつ、デジタルカメラ200の温度が第1閾値を超えているとき、温度閾値超え通知をデジタルカメラ200に送信する処理の一例である。
S907において、制御部201は、デジタルカメラ200の操作部205から、又は、接続部211を介してスマートデバイス300から、撮像パラメータを変更して撮像を行う撮像パラメータ変更指示を受付けたか否かを判定する。制御部201は、撮像パラメータ変更指示を受付けたと判定したとき処理をS908に進め、撮像パラメータ変更指示を受付けていないと判定したとき処理をS910に進める。制御部201は、スマートデバイス300から撮像指示を受信しているとき、S907において、設定された時間内に接続部211を介してスマートデバイス300から、撮像パラメータ変更指示を受付けたか否かを判定する。
S908においては、制御部201は、デジタルカメラ200の温度を上昇させないために、現在設定されている撮像パラメータより温度上昇率の低い撮像パラメータに変更する。例えば、制御部201は、撮像時の解像度を表す撮像パラメータを、現在設定されている解像度よりも低い解像度を表す撮像パラメータに設定を変更する。S905、S907、S908の順に行われる処理は、次の処理の一例である。すなわち、S905で表示される画面において撮像パラメータを変更して撮像する変更指示をデジタルカメラ200の操作部を介して受付けた場合、撮像パラメータを変更するよう制御する処理の一例である。
S909において、制御部201は、撮像処理を行う。制御部201は、S902で受付けた撮像指示に基づいて、動画撮像、及び、静止画撮像の少なくともいずれかを行う。S909では、制御部201は、S908で撮像パラメータを変更したときは、撮像処理後に、もとの撮像パラメータに戻してもよい。S903からS909に遷移したときは、制御部201は、撮像パラメータを変更せずに撮像処理を行う。
S908、S909の順に行われる処理は、デジタルカメラ200の温度が第1閾値を超えているとき、撮像パラメータを変更して撮像を行うよう制御する処理の一例である。このとき、デジタルカメラ200に設定されている撮像パラメータよりも撮像時にデジタルカメラ200の温度上昇率が低くなる撮像パラメータに変更される。例えば、撮像時の解像度を表す撮像パラメータが、設定されている撮像パラメータに対応する解像度より低い解像度に対応する撮像パラメータに変更される。
S906の後に行わるS908、S909は、温度閾値超え通知の送信後、設定された時間内に撮像パラメータを変更して撮像する撮像指示をスマートデバイス300から受信したとき、撮像パラメータを変更して撮像を行うよう制御する処理の一例である。
S910において、制御部201は、接続部211を介して、スマートデバイス300との接続が切断された否かを判定する。制御部201は、スマートデバイス300との接続が切断されたと判定したとき図9の処理を終了し、接続が切断されていないと判定したときは処理をS902に戻す。
以上説明したように、デジタルカメラ200の制御部201は、撮像指示が受付けられ、かつ、デジタルカメラ200の温度が第1閾値を超えているとき、次の処理を行う。すなわち、制御部201は、設定されている撮像パラメータよりもデジタルカメラ200の温度上昇率の低い撮像パラメータに変更して撮像する。したがって、デジタルカメラ200が撮像を開始しても、デジタルカメラ200の温度上昇が抑制される。よって、デジタルカメラ200の温度の影響を回避しつつ、撮像の機会を確保できる。
また、デジタルカメラ200の制御部201は、デジタルカメラ200の温度が第1閾値を超えているとき、ユーザによる操作部205又はデジタルカメラ200を介した撮像指示を受付けたときに、撮像パラメータに変更して撮像する。したがって、ユーザが意図せずに撮像パラメータが変更されることを回避できる。
第2実施形態では、撮像パラメータ変更指示が行われなかった場合、デジタルカメラ200の制御部201は、スマートデバイス300からの撮像指示を待つが、これに限る必要はない。例えば、制御部201は、撮像パラメータ変更指示が行われなかった場合、デジタルカメラ200の温度を低下させるために、スマートデバイス300との通信接続を切断してもよく、デジタルカメラ200をパワーオフしてもよい。
また、第2実施形態では、撮像パラメータをデジタルカメラ200の判定で変更していたが、これに限る必要はない。例えば、次のような処理を行ってもよい。
すなわち、まず、制御部201は、S906において、温度閾値超え通知に、現在設定されている撮像パラメータよりも撮像時の温度上昇率の低い複数の撮像パラメータを含めて、スマートデバイス300に送信する。
スマートデバイス300の制御部301は、デジタルカメラ200から複数の撮像パラメータを含んだ温度閾値超え通知を受信したとき、受信した撮像パラメータを撮像パラメータ変更画面803に表示する制御を行う。そして、スマートデバイス300の制御部301は、撮像パラメータ変更画面803において撮像パラメータ変更指示を、操作部305を介して受付けた場合、次の処理を行う。すなわち、制御部301は、撮像パラメータ変更指示を、撮像パラメータ変更画面803で選択された撮像パラメータと共にデジタルカメラ200に送信する。
デジタルカメラ200の制御部201は、温度閾値超え通知の送信後、設定された時間内に撮像パラメータ変更指示、及び、撮像パラメータを受信したとき、設定されている撮像パラメータを受信した撮像パラメータに変更して撮像する。
また、制御部201は、S905において、現在設定されている撮像パラメータよりも撮像時の温度上昇率の低い複数の撮像パラメータをデジタルカメラ200の表示部206に表示し、S908において、ユーザが選択した撮像パラメータに変更してもよい。
[その他の実施形態]
第1実施形態、及び、第2実施形態では、スマートデバイス300は、図5のライブビュー表示画面501や図8のライブビュー表示画面801に表示するためのライブビュー画像を、接続部311を介して、デジタルカメラ200から取得する。しかし、温度センサ214がデジタルカメラ200の温度が第1閾値を超えているとき、デジタルカメラ200の制御部201は、ライブビュー画像の生成間隔や送信間隔を、デジタルカメラ200の温度が第1閾値以下のときと比べて長くしてもよい。これにより、デジタルカメラ200の温度の上昇が抑制される。デジタルカメラ200の温度が第1閾値を超えているとき、デジタルカメラ200の温度が第1閾値以下のときと比べて、長い間隔でライブビュー画像を生成してスマートデバイス300に送信する処理は、ライブビュー制御処理の一例である。
また、第1実施形態、及び、第2実施形態では、デジタルカメラ200の撮像モードによらず温度センサ214の検出した温度に基づいて撮像処理を制御しているが、これに限る必要はない。例えば、デジタルカメラ200の制御部201は、動画撮像時のみ、温度センサ214において検出した温度に基づいて撮像処理を制御してもよい。
また、デジタルカメラ200の制御部201は、スマートデバイス300から撮像指示を受信したとき、温度センサ214が検出する温度によらず、撮像前にスマートデバイス300へ、撮像指示を受信したことを示す指示受信通知を送信してもよい。スマートデバイス300の制御部301は、デジタルカメラ200から指示受信通知を受信したとき、デジタルカメラ200の放熱効果を上げるために、表示部306に指示画面を表示してもよい。指示画面は、デジタルカメラ200から手を放すように依頼する情報を含み、撮像指示を選択可能な指示画面である。スマートデバイス300の制御部301は、指示画面でのユーザの操作に基づいて、デジタルカメラ200に撮像指示を送信する。デジタルカメラ200の制御部201は、スマートデバイス300から撮像指示を受信した後は、第1実施形態、及び、第2実施形態と同様の処理を行う。
また、デジタルカメラ200の制御部201は、デジタルカメラ200がスマートデバイス300と通信接続していないときは、デジタルカメラ200の温度によらずに、ユーザの操作に基づいて、撮像してもよい。
また、デジタルカメラ200の制御部201は、デジタルカメラ200の温度が第3閾値を超えたとき、スマートデバイス300に通知を送信してもよい。スマートデバイス300の制御部301は、この通知を受信したとき、選択肢を含む画面を表示部306に表示する制御を行う。この画面に含まれる選択肢には、例えば、「ライブ画生成を止める」、「転送レートを下げる」、「内部の動作モードを節電モード(ズームをさせない等)にする」、「撮像可能なフレームレートを表示する」が含まれる。制御部301は、ユーザの操作に基づいて、選択された項目を表す情報をデジタルカメラ200に送信する。デジタルカメラ200の制御部201は、受信した情報に対応する処理を実行する。第3閾値として、上記の第1閾値、又は、第2閾値を用いてもよい。このようなデジタルカメラ200の処理により、デジタルカメラ200の温度が下がって、撮像が可能になる。
また、デジタルカメラ200の制御部201は、上記の実施形態において撮像しない制御を行ったとき、スマートデバイス300に、撮像を行わなかったことを示す未撮像通知を送信してもよい。スマートデバイス300の制御部301は、撮像指示の送信後、設定された時間内に、未撮像通知を受信したとき、撮像を行わなかった旨の情報を含む未撮像画面を表示部306に表示する制御を行う。未撮像画面は、デジタルカメラ200との通信切断、又は、デジタルカメラ200の電源を切ることを促す画面であってもよい。ユーザがデジタルカメラ200の表示に従った操作をすることで、デジタルカメラ200の温度が下がって、撮像が可能になる。
また、デジタルカメラ200の制御部201は、上記の実施形態において撮像しない制御を行ったとき、スマートデバイス300との通信を切断したり、デジタルカメラ200の電源を切ったりしてもよい。
また、デジタルカメラ200の制御部201は、デジタルカメラ200の温度が第3閾値を超えたとき、デジタルカメラ200の温度が第3閾値を超えたことを示す通知をスマートデバイス300に送信してもよい。また、デジタルカメラ200の制御部201は、デジタルカメラ200の温度が第3閾値以下になったとき、デジタルカメラ200の温度が第3閾値以下になったことを示す通知をスマートデバイス300に送信してもよい。スマートデバイス300がデジタルカメラ200からの通知が表す情報を表示することで、ユーザは、デジタルカメラ200の状態を把握できる。
また、デジタルカメラ200の制御部201は、デジタルカメラ200の設定や動作等に基づいてデジタルカメラ200の温度が第3閾値以下になるまでの時間を推定してデジタルカメラ200に送信してもよい。スマートデバイス300がこの時間を表示することで、ユーザは、デジタルカメラ200での撮像が可能になるまでの時間を把握できる。
本発明は、上記の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
200 デジタルカメラ、201 制御部、300 スマートデバイス、301 制御部

Claims (22)

  1. 通信装置と通信可能な撮像装置であって、
    撮像指示を受付ける受付手段と、
    前記受付手段により受付けられた撮像指示が、前記撮像装置の操作部を介して受付けられた撮像指示であって、前記撮像装置の温度が第1閾値を超えている場合、撮像を行わないよう制御し、
    前記受付手段により受付けられた撮像指示が、前記通信装置からの撮像指示である場合、前記撮像装置の温度が前記第1閾値を超えている場合であっても撮像を行うよう制御する制御手段と、
    を有する撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記受付手段により受付けられた撮像指示が前記通信装置からの撮像指示であっても、前記撮像装置の温度が前記第1閾値より高い第2閾値を超えているときは、撮像を行わないよう制御する請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記受付手段により受付けられた撮像指示が前記通信装置からの撮像指示であっても、前記撮像装置の温度が前記第1閾値より高い第2閾値を超えているときは、前記撮像装置の温度が前記第2閾値を超えていることを示す通知を前記通信装置に送信し、前記通知の送信後、設定された時間内に前記通信装置から撮像指示を受信したとき、撮像を行うよう制御する請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 前記撮像装置が触れられているか否かを検知する検知手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記受付手段により受付けられた撮像指示が前記通信装置からの撮像指示であっても、前記検知手段により前記撮像装置が触れられていると検知されたときは、撮像を行わないよう制御する請求項1乃至3何れか1項記載の撮像装置。
  5. 通信装置と通信可能な撮像装置であって、
    撮像指示を受付ける受付手段と、
    前記受付手段により撮像指示が受付けられ、かつ、前記撮像装置の温度が第1閾値を超えているとき、設定されている撮像パラメータよりも撮像時に前記撮像装置の温度上昇率が低くなる撮像パラメータに変更して撮像を行うよう制御する制御手段と、
    を有する撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記受付手段により撮像指示が受付けられ、かつ、前記撮像装置の温度が前記第1閾値を超えているとき、撮像時の解像度を表す撮像パラメータを、設定されている撮像パラメータに対応する解像度より低い解像度に対応する撮像パラメータに変更して撮像を行うよう制御する請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記受付手段により前記撮像装置の操作部を介して撮像指示が受付けられ、かつ、前記撮像装置の温度が前記第1閾値を超えているとき、撮像パラメータを変更して撮像するか否かを選択できる選択画面を表示部に表示するよう制御し、
    前記選択画面において撮像パラメータを変更して撮像する変更指示を前記撮像装置の操作部を介して受付けた場合、撮像パラメータを変更するよう制御する請求項5又は6記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記受付手段により前記通信装置を介した撮像指示が受付けられ、かつ、前記撮像装置の温度が前記第1閾値を超えているとき、前記撮像装置の温度が前記第1閾値を超えていることを示す通知を前記通信装置に送信し、
    前記通知の送信後、設定された時間内に撮像パラメータを変更して撮像する変更指示を前記通信装置から受信したとき、撮像パラメータを変更して撮像を行うよう制御する請求項5乃至7何れか1項記載の撮像装置。
  9. 前記通知には、複数の撮像パラメータが含まれ、
    前記制御手段は、前記通知の送信後、設定された時間内に撮像パラメータを変更して撮像する変更指示、及び、撮像パラメータを前記通信装置から受信したとき、設定されている撮像パラメータを受信した撮像パラメータに変更して撮像を行うよう制御する請求項8記載の撮像装置。
  10. 前記撮像装置の温度が前記第1閾値を超えているとき、前記撮像装置の温度が前記第1閾値以下のときと比べて、長い間隔でライブビュー画像を生成して前記通信装置に送信するライブビュー制御手段を更に有する請求項1乃至9何れか1項記載の撮像装置。
  11. 前記制御手段が行う撮像の制御は、動画撮像の制御である請求項1乃至10何れか1項記載の撮像装置。
  12. 前記制御手段は、前記通信装置との通信接続を行っておらず、かつ、前記受付手段により前記撮像装置の操作部からの撮像指示が受付けられたとき、前記撮像装置に温度によらずに撮像を行うよう制御する請求項1乃至11何れか1項記載の撮像装置。
  13. 前記制御手段は、撮像を行わないよう制御したとき、撮像を行わなかったことを示す通知を前記通信装置に送信する請求項1乃至12何れか1項記載の撮像装置。
  14. 前記制御手段は、撮像を行わないよう制御したとき、前記通信装置との通信を切断する請求項1乃至13何れか1項記載の撮像装置。
  15. 撮像装置と通信可能な通信装置であって、
    前記通信装置の操作部に対する操作に基づいて、撮像指示を前記撮像装置に送信する第1送信手段と、
    前記撮像装置から前記撮像装置の温度が閾値を超えていることを示す通知を受信したとき、前記撮像装置の撮像パラメータを変更して撮像を行うか否かを選択できる選択画面の表示を行うよう制御する表示制御手段と、
    前記選択画面において撮像パラメータを変更して撮像する指示を前記通信装置の操作部を介して受付けた場合、撮像パラメータを変更して撮像する変更指示を前記撮像装置に送信する第2送信手段と、
    を有する通信装置。
  16. 前記表示制御手段は、前記撮像装置から撮像パラメータを受信したとき、前記撮像装置から受信した撮像パラメータを前記選択画面に表示を行うよう制御をし、
    前記第2送信手段は、前記選択画面において撮像パラメータを変更して撮像する指示を前記通信装置の操作部を介して受付けた場合、撮像パラメータを変更して撮像する変更指示を、前記選択画面で選択された撮像パラメータと共に前記撮像装置に送信する請求項15記載の通信装置。
  17. 前記表示制御手段は、前記第1送信手段による撮像指示の送信後、設定された時間内に、撮像を行わなかったことを示す通知を前記撮像装置から受信したとき、撮像を行わなかった旨の情報を含む画面の表示を行うよう制御する請求項15又は16記載の通信装置。
  18. 通信装置と通信可能な撮像装置の制御方法であって、
    撮像指示を受付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより受付けられた撮像指示が、前記撮像装置の操作部を介して受付けられた撮像指示であって、前記撮像装置の温度が第1閾値を超えている場合、撮像を行わないよう制御する第1制御ステップと、
    前記受付ステップにより受付けられた撮像指示が、前記通信装置からの撮像指示である場合、前記撮像装置の温度が前記第1閾値を超えている場合であっても撮像を行うよう制御する第2制御ステップと、
    を有する撮像装置の制御方法。
  19. 通信装置と通信可能な撮像装置の制御方法であって、
    撮像指示を受付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより撮像指示が受付けられ、かつ、前記撮像装置の温度が第1閾値を超えているとき、設定されている撮像パラメータよりも撮像時に前記撮像装置の温度上昇率が低くなる撮像パラメータに変更して撮像を行うよう制御する制御ステップと、
    を有する撮像装置の制御方法。
  20. 撮像装置と通信可能な通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置の操作部に対する操作に基づいて、撮像指示を前記撮像装置に送信する第1送信ステップと、
    前記撮像装置から前記撮像装置の温度が閾値を超えていることを示す通知を受信したとき、前記撮像装置の撮像パラメータを変更して撮像を行うか否かを選択できる選択画面の表示を行うよう制御する表示制御ステップと、
    前記選択画面において撮像パラメータを変更して撮像する指示を前記撮像装置の操作部を介して受付けた場合、撮像パラメータを変更して撮像する変更指示を前記通信装置に送信する第2送信ステップと、
    を有する通信装置の制御方法。
  21. コンピュータを、請求項1乃至14何れか1項記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  22. コンピュータを、請求項15乃至17何れか1項記載の通信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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