JP7291885B2 - 車両、表示制御装置、及び表示制御方法 - Google Patents

車両、表示制御装置、及び表示制御方法 Download PDF

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Description

本開示は、車両、表示制御装置、及び表示制御方法に関する。
従来、車輪の角度を電子的に制御するステアバイワイヤの技術が知られている。また、自動運転または駐車支援等の実行中に、ステアバイワイヤの技術によって車輪の角度を制御する際に、ステアリングホイールの向きを固定する技術も知られている。
特開2012-040977号公報 国際公開第2015/145674号
車輪が自動的に操舵される際に、ステアリングホイールの向きが固定されると、運転者が車輪の角度を把握することが困難な場合があった。
本開示は、車輪が自動的に操舵される際に、ステアリングホイールの向きが固定された場合においても、運転者が車輪の向きを容易に把握することができる車両、表示制御装置、及び表示制御方法を提供することを目的とする。
本開示に係る車両は、第1の車輪と、第2の車輪と、車体と、ステアリングホイールと、を備える。また、本開示に係る車両は、ステアリングホイールの回転に基づいて、第1の車輪の向きを変化させることが可能である。また、本開示に係る車両は、第1の車輪が自動的に操舵され、かつステアリングホイールが固定される場合に、表示部が、自動的に操舵される第1の車輪の向きを表示し、第1の車輪が自動的に操舵され、かつステアリングホイールが固定されない場合、表示部は、自動的に操舵される第1の車輪の向きを表示しない
本開示に係る車両、表示制御装置、及び表示制御方法によれば、車輪が自動的に操舵される際に、ステアリングホイールの向きが固定された場合においても、運転者が車輪の向きを容易に把握することができる。
図1は、実施形態に係る車両の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る表示部の配置の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る車両に搭載される制御システムの構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る自動運転制御部、ステアリング制御部、転舵角検出部、及び表示制御部のハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る車輪の向きを表す転舵角表示画面の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る転舵角の表示制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7は、変形例1に係る車輪の向きを表す転舵角表示画面の一例を示す図である。 図8は、変形例2に係る車輪の向きを表す転舵角表示画面の一例を示す図である。 図9は、変形例3に係る車輪の向きを表す転舵角表示画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本開示に係る車両、表示制御装置、及び表示制御方法の実施形態について説明する。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る車両Vの一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態の車両Vは、制御システム10、表示装置20、座席3a~3c、ステアリングホイール40、操作機構41、操舵機構42、右前輪5a、右後輪5b、左前輪5c、左後輪5d、及び車体60を備える。
右前輪5aは、本実施形態における第1の車輪の一例である。また、右後輪5bは、本実施形態における第2の車輪の一例である。左前輪5cは、本実施形態における第3の車輪の一例である。左後輪5dは、本実施形態における第4の車輪の一例である。
以下、右前輪5a、右後輪5b、左前輪5c、及び左後輪5dを特に区別しない場合は、単に車輪5という。また、右前輪5aと左前輪5cとを総称する場合は、前輪5a,5cという。右後輪5bと左後輪5dとを総称する場合は、後輪5b,5dという。
本実施形態においては、前輪5a,5cは、ステアリングホイール40の回転に基づいて、向きの変化が可能な操舵輪である。また、右前輪5a及び左前輪5cは、後述の制御システム10による自動運転制御によっても、向きの変化が可能である。前輪5a,5cの操舵の詳細については後述する。
車体60は、右前輪5a及び右後輪5bに結合され、右前輪5a及び右後輪5bによって移動可能である。なお、本実施形態においては、車体60は、更に、左前輪5c及び左後輪5dにも結合される。
座席3a~3cには、車両Vの運転者または同乗者が着席可能である。車両Vの運転者は、運転席である座席3aに着席する。
ステアリングホイール40は、運転者によって操作可能である。また、ステアリングホイール40は、操作機構41と接続する。
操作機構41及び操舵機構42は、互いに電気的に接続し、前輪5a,5cを電気制御するステアバイワイヤシステムを構成する。当該ステアバイワイヤシステムにおいて、操作機構41と操舵機構42とは、機械的に接続されていない。このため、ステアリングホイール40の回転と、操舵輪である前輪5a,5cの向きの変化は電気的に連動する。
なお、ステアバイワイヤシステムには、操舵輪である前輪5a,5cを機械的に結合させる場合もあるが、機械的には結合せず、電気的に連動させる場合もある。ここで、電気的に連動させる場合は、右前輪5aと左前輪5cの転舵角の制御はそれぞれ異なる場合もある。
操作機構41は、ステアリングホイール40の回転角度、つまり操舵角を制御システム10に送信する。より詳細には、操作機構41は、例えば、ステアリングホイール40の操舵角を検出する操舵角センサと、ステアリングホイール40を回転しない状態に固定可能な固定機構と、ステアリングホイール40を回転させる回転機構とを備える。操作機構41は、操舵角センサによって検出した操舵角を制御システム10に送信する。
なお、ステアリングホイール40の回転角度である操舵角と、実際の車輪5の向きの変化である転舵角とは、必ずしも同じ角度ではない。例えば、後述の制御システム10が操舵角に所定の転舵比を乗算することにより、転舵角を算出する。なお、操舵角から転舵角への変換は、ハードウェア機構によって実現されても良い。例えば、操作機構41または操舵機構42が操舵角から転舵角への変換を実行するものとしても良い。
また、操作機構41は、車両Vが後述の制御システム10によって自動運転制御される場合であって運転者がステアリングホイール40の固定を承認する操作をした場合には、ステアリングホイール40を固定する。
また、操作機構41は、車両Vが後述の制御システム10によって自動運転制御される場合であっても、運転者がステアリングホイール40の固定を承認する操作をしていない場合には、ステアリングホイール40を固定しない。この場合、操作機構41は、制御システム10の制御の下、自動的に操舵される前輪5a,5cの向きの変化に対応して、ステアリングホイール40を回転させる。なお、車両Vが自動運転制御されない場合に、運転者がステアリングホイール40の固定を承認する操作をしても、ステアリングホイール40は固定されない。
運転者がステアリングホイール40の固定を承認する操作とは、例えば、運転者が、ステアリングホイール40の固定を指示する操作ボタン21を押下する操作である。一例として、図1に示すように、操作ボタン21が、ステアリングホイール40の近傍に設けられても良い。操作ボタン21の位置及び形状は、図1に示す例に限定されるものではない。また、後述の表示装置20がタッチパネル機能を備える場合、運転者がステアリングホイール40の固定を承認する操作は、表示装置20上でのタッチ操作等でも良い。操作ボタン21及びタッチパネルを総称して操作部と称しても良い。
操舵機構42は、制御システム10から送信された転舵角θに応じて、前輪5a,5cの向きを変更する。前輪5a,5cの向きを変更することを、転舵という。本実施形態においては、車両Vの左右方向における前輪5a,5cの傾きの角度を、転舵角θという。また、当該角度を切れ角と称しても良い。
操舵機構42は、例えば、前輪5a,5cの転舵角θを検出する転舵角センサと、前輪5a,5cの向きを変更する転舵モータとを備える。
例えば、運転者がステアリングホイール40を回転させると、操舵角が操作機構41を介して制御システム10に送信され、該操舵角に基づく転舵角θが、制御システム10から操舵機構42に送信される。操舵機構42は、該転舵角θに応じて転舵モータを制御することにより前輪5a,5cを転舵する。このような操作機構41、制御システム10、及び操舵機構42の機能により、運転者によるステアリングホイール40の操作に基づいて前輪5a,5cの向きが変化する。
また、操舵機構42は、転舵角センサによって検出された前輪5a,5cの転舵角θを、制御システム10に送信する。なお、図1では、前輪5a,5cにのみ転舵角センサが設置されているが、後輪5b,5d側にも、後輪5b,5dの向きを検出するセンサが備えられても良い。
制御システム10は、車両Vの挙動、及び表示装置20を制御する。制御システム10の詳細については後述する。
表示装置20は、運転者が視認可能なディスプレイを備える。例えば、表示装置20は、車両Vに搭載されたカーナビゲーションシステムであり、表示装置20のディスプレイは、カーナビゲーションシステムにおけるナビゲーション画面である。例えば、ナビゲーション画面は、液晶ディスプレイまたは有機EL(organic electro-luminescence)ディスプレイ等である。また、ナビゲーション画面は、運転者または同乗者によるタッチ操作が可能なタッチパネルであっても良い。
図2は、本実施形態に係る表示装置20の配置の一例を示す図である。表示装置20は、一例として、図2に示すようにダッシュボード90の中央に位置する。本実施形態においては、表示装置20のディスプレイを、表示部201という。表示部201は、表示装置20上の運転者が視認可能な位置に設けられる。
本実施形態において、表示部201は、後述の制御システム10によって操舵輪である前輪5a,5cが自動的に操舵され、かつステアリングホイール40が固定される場合に、前輪5a,5cの向きを表示する。表示態様の詳細については後述する。
なお、表示部201はナビゲーション画面に限定されるものではない。例えば、インストルメントパネル70を、表示部としても良い。また、フロントガラス80に投影されたヘッドアップディスプレイを、表示部としても良い。本実施形態においては、表示部201は、ナビゲーション画面、インストルメントパネル70、またはフロントガラス80に投影されたヘッドアップディスプレイのうちの少なくとも1つであるものとする。例えば、2つ以上の表示部が、前輪5a,5cの向きを表示しても良い。
図3は、本実施形態に係る車両Vに搭載される制御システム10の構成の一例を示す図である。制御システム10は、自動運転制御部110、ステアリング制御部120、転舵角検出部130、及び表示制御部140を備える。
本実施形態においては、自動運転制御部110、ステアリング制御部120、転舵角検出部130、及び表示制御部140は、それぞれ別個のECU(Electronic Control Unit)であるものとする。
自動運転制御部110、ステアリング制御部120、転舵角検出部130、及び表示制御部140は、車内ネットワークで相互に通信可能に接続している。車内ネットワークは、例えば、CAN(Controller Area Network)として構成されている。また、表示制御部140は、表示部201と車内ネットワークで接続する。また、図1、2で説明した操作ボタン21、操作機構41、及び操舵機構42も、車内ネットワークまたは個別のケーブル等によって制御システム10と通信可能に接続している。
なお、自動運転制御部110とステアリング制御部120と表示制御部140の他に、転送用のECUを配置して、この転送用ECUを介して、自動運転制御部110とステアリング制御部120と表示制御部140との間を接続するようにしてもよい。
図4は、本実施形態に係る自動運転制御部110、ステアリング制御部120、転舵角検出部130、及び表示制御部140のハードウェア構成の一例を示す図である。以下、自動運転制御部110、ステアリング制御部120、転舵角検出部130、及び表示制御部140を総称する場合は、単にECUという。
本実施形態のECUは、CPU(Central Processing Unit)11A、ROM(Read Only Memory)11B、RAM(Random Access Memory)11C、及びI/F11D等がバス11Eにより相互に接続されており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
CPU11Aは、ECU全体を制御する演算装置である。ROM11Bは、CPU11Aによる各種処理を実現するプログラム等を記憶する。RAM11Cは、CPU11Aによる各種処理に必要なデータを記憶する。I/F11Dは、データを送受信するためのインターフェースである。
本実施形態の自動運転制御部110、ステアリング制御部120、転舵角検出部130、または表示制御部140で実行される情報処理を実行するためのプログラムは、ROM11B等に予め組み込んで提供される。なお、本実施形態の自動運転制御部110、ステアリング制御部120、転舵角検出部130、または表示制御部140で実行されるプログラムは、本実施形態の自動運転制御部110、ステアリング制御部120、転舵角検出部130、または表示制御部140にインストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供するように構成しても良い。或いは、別途備える無線通信回路を介して、当該プログラムを提供するようにしてもよい。
図3に戻り、自動運転制御部110、ステアリング制御部120、転舵角検出部130、及び表示制御部140の機能について説明する。
自動運転制御部110は、車両Vの挙動を制御する自動運転制御を実行する。自動運転制御部110は、例えば、各種のセンサから取得した車両Vの周囲の環境を表す情報等に基づいて、車両Vの走行経路を生成し、生成した走行経路をステアリング制御部120に送信する。
本実施形態において、自動運転制御とは、少なくとも、車両Vの操舵を制御するものとする。また、自動運転制御部110は、操舵に加えて、車両Vの制動または加減速についても自動的に制御しても良い。
また、本実施形態の自動運転制御は、車両Vが道路を走行する場合に車両Vの挙動を制御する通常の自動運転制御だけではなく、車両Vが目標位置に駐車することを支援する駐車支援も含む。駐車支援においては、自動運転制御部110は、車両Vの現在位置から目標とする駐車位置までの走行経路を生成し、生成した走行経路をステアリング制御部120に送信する。
自動運転制御部110は、例えば、運転者による自動運転開始の操作を受け付けた場合に、自動運転制御を開始する。また、自動運転制御部110は、自動運転制御を開始した場合に、自動運転の開始を表示制御部140に通知する。また、自動運転制御部110は、自動運転制御を終了した場合に、自動運転の終了を表示制御部140に通知する。
ステアリング制御部120は、操舵輪である前輪5a,5cの操舵、及びステアリングホイール40を固定の制御を実行する。より詳細には、ステアリング制御部120は、自動運転制御部110によって生成された走行経路に基づいて、前輪5a,5cの転舵角θを算出する。ステアリング制御部120は、算出した転舵角θを操舵機構42に送信することにより、前輪5a,5cを操舵する。
また、ステアリング制御部120は、ステアリングホイール40が運転者によって手動制御されている場合には、操作機構41から取得したステアリングホイール40の制御システム10が操舵角に所定の転舵比を乗算することにより、転舵角θを算出する。この場合、ステアリング制御部120は、算出した転舵角θを操舵機構42に送信することにより、前輪5a,5cを操舵する。
また、ステアリング制御部120は、自動運転制御部110によって車両Vが自動運転制御される場合であって、かつ、操作部により運転者からステアリングホイール40の固定の操作を受け付けた場合、操作機構41を制御して、ステアリングホイール40を固定する。
ステアリング制御部120は、ステアリングホイール40を固定した場合、ステアリングホイール40を固定したことを、表示制御部140に通知する。
転舵角検出部130は、操舵機構42から、転舵角センサによって検出された前輪5a,5cの転舵角θを取得する。転舵角検出部130は、前輪5a,5cの転舵角θを、表示制御部140に送信する。また、後輪5b,5dの向きを検出するセンサが備えられている場合、転舵角検出部130は、当該センサから、後輪5b,5dの向きを取得し、表示制御部140に送信する。本実施形態においては、操舵輪の転舵角θを表す情報を、転舵角情報という。
表示制御部140は、表示部201を制御する。より詳細には、表示制御部140は、右前輪5aが自動的に操舵され、かつステアリングホイール40が固定される場合に、右前輪5aの向きを、表示部201に表示する。本実施形態においては、右前輪5aが自動的に操舵される場合には、左前輪5cも操舵されるため、表示制御部140は、前輪5a,5cが自動的に操舵され、かつステアリングホイール40が固定される場合に、少なくとも前輪5a,5cの向きを、表示部201に表示する。
表示制御部140は、本実施形態における表示制御装置の一例である。なお、制御システム10を、表示制御装置の一例としても良い。
図5は、本実施形態に係る車輪5の向きを表す転舵角表示画面211aの一例を示す図である。図5に示すように、表示制御部140は、一例として、車両Vの車体の模式図23、右前輪5aを表す第1の車輪の模式図22a、右後輪5bを表す第2の車輪の模式図22b、左前輪5cを表す第3の車輪の模式図22c、及び左後輪5dを表す第4の車輪の模式図22dを、表示部201に表示する。以下、第1~第4の車輪の模式図22a~22dと区別しない場合には、単に車輪の模式図22という。また、車体の模式図23および車輪の模式図22を総称して、車両Vの模式図と称しても良い。
表示制御部140は、第1の車輪の模式図22aを、右前輪5aの向きを表すように表示する。また、表示制御部140は、第3の車輪の模式図22cを、左前輪5cを表すように表示する。具体的には、表示制御部140は、第1の車輪の模式図22a、及び第3の車輪の模式図22cを、前輪5a,5cの転舵角θ分傾けた状態で、表示部201に表示する。
表示制御部140は、第2の車輪の模式図22b及び第4の車輪の模式図22dについては、例えば、車両Vの正面方向を向いた状態で表示する。また、後輪5b,5dの向きを検出するセンサが備えられている場合、表示制御部140は、検出された後輪5b,5dの向きに応じて、第2の車輪の模式図22b及び第4の車輪の模式図22dを変更して表示部201に表示する。
また、表示制御部140は、前輪5a,5cが自動的に操舵されていない場合、例えば、運転者がステアリングホイール40を手動で操作している場合には、車輪5の向きを、表示部201に表示しない。具体的には、表示制御部140は、操舵輪である前輪5a,5cが自動的に操舵されていない場合には、転舵角表示画面211aを表示部201に表示しない。
例えば、表示制御部140は、運転者がステアリングホイール40を手動で操作している手動運転時には、通常のナビゲーション表示を表示部201に表示させ、前輪5a,5cが自動的に操舵され、かつステアリングホイール40が固定される場合に、表示部201の表示を、転舵角表示画面211aに切り替える。また、表示部201がヘッドアップディスプレイである場合には、表示制御部140は、手動運転時には、表示部201に何も表示をさせず、前輪5a,5cが自動的に操舵され、かつステアリングホイール40が固定される場合に、転舵角表示画面211aの表示を開始しても良い。
なお、図5に示す転舵角表示画面211aの表示態様は一例であり、これに限定されるものではない。例えば、表示制御部140は、車体の模式図23を表示させずに、車輪の模式図22のみを表示させても良い。また、図5では、表示制御部140は、転舵角表示画面211aを表示部201上で全画面表示しているが、転舵角表示画面211aの表示範囲はこれに限定されるものではなく、表示部201の一部の領域であっても良い。
また、表示制御部140は、右前輪5aが自動的に操舵され、かつステアリングホイール40が固定されない場合には、右前輪5aの向きを、表示部201に表示しない。具体的には、表示制御部140は、操舵輪である前輪5a,5cが自動的に操舵される場合であっても、ステアリングホイール40が固定されない場合には、転舵角表示画面211aを表示部201に表示しない。
次に、以上のように構成された制御システム10の表示制御部140で実行される転舵角の表示制御処理について説明する。
図6は、本実施形態に係る表示制御部140において実行される転舵角の表示制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、表示制御部140は、車両Vの自動運転が開始されたか否かを判定する(S1)。
具体的には、表示制御部140は、自動運転制御部110から自動運転の開始の通知を受けた場合に、車両Vの自動運転が開始されたと判定する(S1“Yes”)。
また、表示制御部140は、自動運転制御部110から自動運転の開始の通知を受けていない場合に、車両Vの自動運転が開始されていないと判定する(S1“No”)。この場合、表示制御部140は、S1の処理を繰り返す。
また、表示制御部140は、車両Vの自動運転が開始されたと判定した場合、ステアリングホイール40が固定されたか否かを判定する(S2)。
例えば、表示制御部140は、ステアリング制御部120から、ステアリングホイール40を固定したという通知を受けた場合に、ステアリングホイール40が固定されたと判定する(S2“Yes”)。
また、表示制御部140は、ステアリング制御部120から、ステアリングホイール40を固定したという通知を受けていない場合、ステアリングホイール40が固定されていないと判定する(S2“No”)。この場合、表示制御部140は、S1及びS2の処理を繰り返す。
また、表示制御部140は、ステアリングホイール40が固定されたと判定した場合、転舵角検出部130から、転舵角センサによって検出された前輪5a,5cの転舵角θを表す転舵角情報を取得する(S3)。なお、表示制御部140は、操舵輪でない車輪5、例えば後輪5b,5dの舵角を表す情報を、更に取得しても良い。
次に、表示制御部140は、表示部201に、車輪5の転舵角を表示する(S4)。例えば、表示制御部140は、図5に示したように、車両Vの車体の模式図23と、右前輪5aを表す第1の車輪の模式図22aと、右後輪5bを表す第2の車輪の模式図22bと、左前輪5cを表す第3の車輪の模式図22cと、左後輪5dを表す第4の車輪の模式図22dとを含む転舵角表示画面211aとを表示部201に表示する。
そして、表示制御部140は、自動運転が終了したか否かを判定する(S5)。例えば、表示制御部140は、自動運転制御部110から自動運転の終了の通知を受けた場合に、車両Vの自動運転が終了したと判定する(S5“Yes”)。
また、表示制御部140は、自動運転制御部110から自動運転の終了の通知を受けていない場合に、車両Vの自動運転が終了していないと判定する(S5“No”)。この場合、表示制御部140は、S3の処理に戻って転舵角θを表す転舵角情報を取得し、取得した転舵角情報に基づいて、車輪5の転舵角を表示する。表示制御部140は、自動運転制御部110から自動運転の終了の通知を受けるまで、S3及びS4の処理を繰り返す。
そして、表示制御部140は、車両Vの自動運転が終了したと判定した場合、転舵角θの表示を停止する(S6)。例えば、表示制御部140は、転舵角表示画面211aの表示を終了し、表示部201を、通常のナビゲーション表示の状態に戻す。
車両Vの自動運転の終了に伴い、ステアリング制御部120によってステアリングホイール40の固定が解除される。表示制御部140は、ステアリング制御部120から、ステアリングホイール40の固定の解除の通知を取得する(S7)。そして、表示制御部140は、S1の処理に戻り、車両Vの自動運転が開始されるのを待機する。このように、このフローチャートの処理は、車両Vが起動している間は、繰り返し実行される。
従来、自動運転制御中にステアリングホイールが自動的に回転すると運転者に接触する場合があるため、自動運転制御中はステアリングホイールを固定する場合があった。また、このような場合に、ステアリングホイールが固定されることにより、運転者が車両の車輪の向きを把握することが容易ではない場合があった。
これに対して、本実施形態の車両Vは、右前輪5aが自動的に操舵され、かつステアリングホイール40が固定される場合に、表示部201が右前輪5aの向きを表示する。このため、本実施形態の車両Vによれば、車輪5が自動的に操舵される際に、ステアリングホイール40の向きが固定された場合においても、運転者が車輪5の向きを容易に把握することができる。
また、例えば、駐車支援においては、車両Vが停止した状態で前輪5a,5cの転舵角θが大きく変化する場合がある。具体的には、操舵角に換算して180°以上の角度変化がある場合がある。このような場合、車両Vの走行経路がカーブを描くため、車両Vが停止状態から移動を開始する際に遠心力が発生する。本実施形態の車両Vは、このような場合においても、運転者が車輪5の向きを容易に把握することができるため、遠心力が発生方向及び遠心力の大きさを予測することが容易となる。
また、本実施形態の車両Vにおいては、ステアリングホイール40の回転と、前輪5a,5cの向きの変化は、少なくとも電気的に連動される。また、本実施形態の車両Vにおいては、ステアリングホイール40の向きを変化させる操作機構41と、前輪5a,5cの向きを変化させる操舵機構42とは機械的に結合されていない。このため、実施形態の車両Vによれば、運転者によるステアリングホイール40の操作に基づいて前輪5a,5cの向きを変化されることが可能であると共に、ステアリングホイール40の向きが固定された場合においても、前輪5a,5cの向きを変化させることができる。
また、本実施形態の車両Vにおいては、前輪5a,5cが自動的に操舵され、かつステアリングホイール40が固定されない場合、表示部201は、自動的に操舵される前輪5a,5cの向きを表示しない。また、本実施形態の車両Vにおいては、前輪5a,5cが自動的に操舵され、かつステアリングホイール40が固定されない場合、ステアリングホイール40は、前輪5a,5cの向きの変化に対応して、回転する。つまり、本実施形態の車両Vにおいては、運転者がステアリングホイール40の回転によって前輪5a,5cの向きを把握することができる場合には、前輪5a,5cの向きを表示部201に表示しないことにより、不要な表示をすることを低減する。
また、本実施形態の車両Vは、右前輪5a、右後輪5b、左前輪5c、及び左後輪5dを備え、本実施形態の車両Vの表示部201は、少なくとも、右前輪5aを表す第1の車輪の模式図22a、右後輪5bを表す第2の車輪の模式図22b、左前輪5cを表す第3の車輪の模式図22c、及び左後輪5dを表す第4の車輪の模式図22dを表示可能である。このため、本実施形態の車両Vによれば、運転者は、車両Vに備えられた4つの車輪5の向きを把握することができる。
なお、本実施形態においては、右前輪5aを第1の車輪の一例としたが、左前輪5cを第1の車輪の一例としても良い。また、左後輪5dを第2の車輪の一例としても良い。この場合、右前輪5aは第3の車輪の一例となる。また、右後輪5bは第4の車輪の一例となる。
また、本実施形態においては、車両Vの操舵輪は前輪5a,5cであるとしたが、車両Vの操舵輪は後輪5b,5dであっても良い。この場合、後輪5b,5dのいずれか一方が第1の車輪の一例となり、もう一方が第3の車輪の一例となる。また、前輪5a,5cのいずれか一方が第2の車輪の一例となり、もう一方が第4の車輪の一例となる。
また、本実施形態においては、車両Vが4つの車輪5を備えるものとしたが、車輪5の数はこれに限定されるものではない。例えば、車両Vは少なくとも2つの車輪5を備えれば良い。車両Vが2輪車である場合、操舵輪を第1の車輪の一例とし、もう一方の車輪を第2の車輪の一例とする。
また、車両Vが備える車輪5の数は、4つよりも多くても良い。例えば、車両Vが4つよいも多い数の車輪5を備える場合、表示制御部140は、全ての車輪5の各々に対応する模式図を表示部201に表示しても良いし、操舵輪に対応する模式図のみを表示部201に表示しても良い。
また、本実施形態においては、自動運転制御部110、ステアリング制御部120、転舵角検出部130、及び表示制御部140は、それぞれ別個のECUであるものとしたが、自動運転制御部110、ステアリング制御部120、転舵角検出部130、及び表示制御部140の構成はこれに限定されるものではない。例えば、自動運転制御部110、ステアリング制御部120、転舵角検出部130、及び表示制御部140の一部または全てが、1つのECUによって実現されても良い。
また、本実施形態において自動運転制御部110、ステアリング制御部120、転舵角検出部130、または表示制御部140が実行する処理として説明した種々の処理の主体は、自動運転制御部110、ステアリング制御部120、転舵角検出部130、または表示制御部140に限定されるものではない。例えば、これらの処理は、車両Vに備えられた構成によって実行されれば良く、これらの処理の実行主体は上述の実施形態で挙げた例に限定されるものではない。
また、本実施形態で例示したステアバイワイヤシステムの構成は一例であり、これに限定されるものではない。例えば、車両Vのステアリングホイール40の回転と操舵輪の向きの変化が少なくとも電気的に連動すれば良く、他の構成によって実現されても良い。
(変形例1)
上述の実施形態では、表示制御部140は、前輪5a,5cが自動的に操舵され、かつステアリングホイール40が固定される場合に、車両Vの全ての車輪5を表す模式図を表示部201に表示していたが、表示態様はこれに限定されるものではない。
例えば、表示制御部140は、操舵輪を表す模式図を表示部201に表示し、操舵輪ではない車輪5については模式図を表示しなくとも良い。
図7は、本変形例に係る車輪5の向きを表す転舵角表示画面211bの一例を示す図である。図7に示す例では、表示制御部140は、転舵角表示画面211bを、表示部201の一部に表示する。例えば、表示部201が、カーナビゲーションシステムにおけるナビゲーション画面である場合、表示制御部140は、表示部201の画面全体では、ナビゲーション表示を継続し、表示部201の一部に、転舵角表示画面211bを表示しても良い。
本変形例の転舵角表示画面211bにおいては、表示制御部140は、少なくとも、操舵輪である右前輪5aを表す第1の車輪の模式図22a及び左前輪5cを表す第3の車輪の模式図22cを表示部201に表示可能である。なお、操舵輪が後輪5b,5dである場合には、表示制御部140は、後輪5b,5dのいずれか一方を表す模式図を第1の車輪の模式図、もう一方を表す模式図を第3の車輪の模式図として、表示部201に表示可能である。
本変形例の車両Vによれば、少なくとも操舵輪の向きを表示部201に表示するため、表示に要する画面領域が小さくとも、運転者が操舵輪の向きを容易に把握することができる。
(変形例2)
また、上述の実施形態では、前輪5a,5cを操舵輪としたが、車両Vは4輪操舵であっても良い。この場合、右前輪5a、右後輪5b、左前輪5c、及び左後輪5dは、それぞれ向きの変更が可能である。
本変形例においては、表示制御部140は、右前輪5a、右後輪5b、左前輪5c、及び左後輪5dの各々の転舵角を転舵角検出部130から取得し、各転舵角に応じて、第1の車輪の模式図22a、第2の車輪の模式図22b、第3の車輪の模式図22c、第4の車輪の模式図22dを表示部201に表示する。
図8は、本変形例に係る車輪5の向きを表す転舵角表示画面211cの一例を示す図である。車両Vは4輪操舵である場合、右前輪5a、右後輪5b、左前輪5c、及び左後輪5dは、それぞれ異なる向きを向くことが可能であるため、表示制御部140は、図8に示すように、各車輪5の向きに応じた第1~第4の車輪の模式図22a~22dを含む転舵角表示画面211cを、表示部201に表示する。
(変形例3)
また、上述の実施形態では、表示制御部140は、車輪5の向きを表すために、表示部201に車輪の模式図を表示していたが、車輪5の向きを表す手法はこれに限定されるものではない。
図9は、本変形例に係る車輪5の向きを表す転舵角表示画面211dの一例を示す図である。図9に示すように、表示制御部140は、転舵輪の転舵角θを表すメータ24の画像含む転舵角表示画面211dを、表示部201に表示しても良い。例えば、表示制御部140は、インストルメントパネル70に、転舵輪の転舵角θを表すメータ24を、表示しても良い。また、操舵輪が複数ある場合には、表示制御部140は、操舵輪ごとに、転舵角θを表すメータ24を、表示しても良い。
(変形例4)
また、上述の実施形態では、車両Vが自動運転制御される場合であって、運転者がステアリングホイール40の固定を承認する操作をした場合には、ステアリングホイール40が固定されるとしたが、車両Vが自動運転制御される場合には、自動的にステアリングホイール40が固定される構成が採用されても良い。
本発明の実施形態及び変形例を説明したが、これらの実施形態及び変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
5 車輪
5a 右前輪
5b 右後輪
5c 左前輪
5d 左後輪
10 制御システム
22a 第1の車輪の模式図
22b 第2の車輪の模式図
22c 第3の車輪の模式図
22d 第4の車輪の模式図
24 メータ
40 ステアリングホイール
41 操作機構
42 操舵機構
60 車体
70 インストルメントパネル
80 フロントガラス
90 ダッシュボード
110 自動運転制御部
120 ステアリング制御部
130 転舵角検出部
140 表示制御部
201 表示部
211a~211d 転舵角表示画面
V 車両
θ 転舵角

Claims (25)

  1. 第1の車輪と、
    第2の車輪と、
    前記第1の車輪及び前記第2の車輪に結合され、前記第1の車輪及び前記第2の車輪によって移動可能な車体と、
    運転者によって操作可能なステアリングホイールと、
    前記運転者が視認可能な表示部と、を備えた車両であって、
    前記ステアリングホイールの回転に基づいて、前記第1の車輪の向きを変化させることが可能であり、
    前記第1の車輪が自動的に操舵され、かつ前記ステアリングホイールが固定される場合に、前記表示部が、自動的に操舵される前記第1の車輪の向きを表示し、
    前記第1の車輪が自動的に操舵され、かつ前記ステアリングホイールが固定されない場合、前記表示部は、自動的に操舵される前記第1の車輪の前記向きを表示しない、
    車両。
  2. 請求項1に記載の車両であって、
    前記表示部を制御する表示制御部を更に備え、
    前記表示制御部が、
    前記第1の車輪が自動的に操舵され、かつ前記ステアリングホイールが固定される場合、前記表示部は自動的に操舵される前記第1の車輪の向きを表示する、
    ように制御する、
    車両。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両であって、
    前記ステアリングホイールの回転と、前記第1の車輪の向きの変化は、少なくとも電気的に連動された、
    車両。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両であって、
    前記ステアリングホイールの向きを変化させる機構と、前記第1の車輪の向きを変化させる機構とは機械的に結合されていない、
    車両。
  5. 請求項に記載の車両であって、
    前記第1の車輪が自動的に操舵され、かつ前記ステアリングホイールが固定されない場合、前記ステアリングホイールは前記第1の車輪の向きの変化に対応して、回転する、
    車両。
  6. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両であって、
    前記第1の車輪を操舵すると共に、前記ステアリングホイールを固定するステアリング制御部、
    を更に備える、
    車両。
  7. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両であって、
    更に、第3の車輪と第4の車輪を少なくとも備え、
    前記表示部は、少なくとも前記第1の車輪の模式図、前記第2の車輪の模式図、前記第3の車輪の模式図、及び前記第4の車輪の模式図を表示可能である、
    車両。
  8. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両であって、
    更に、第3の車輪を少なくとも備え、
    前記第3の車輪は、向きを変化させることが可能であり、
    前記表示部は、少なくとも前記第1の車輪の模式図及び前記第3の車輪の模式図を表示可能である、
    車両。
  9. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両であって、
    前記表示部は、カーナビゲーションシステムにおけるナビゲーション画面、インストルメントパネル、またはヘッドアップディスプレイのうちの少なくとも1つである、
    車両。
  10. 第1の車輪と、
    第2の車輪と、
    前記第1の車輪及び前記第2の車輪に結合され、前記第1の車輪及び前記第2の車輪によって移動可能な車体と、
    運転者によって操作可能なステアリングホイールと、
    前記運転者が視認可能な表示部と、を備えた車両に搭載可能な表示制御装置であって、
    前記第1の車輪が自動的に操舵され、かつ前記ステアリングホイールが固定される場合に、前記表示部に、自動的に操舵される前記第1の車輪の向きを表示し、
    前記第1の車輪が自動的に操舵され、かつ前記ステアリングホイールが固定されない場合、前記表示部は、自動的に操舵される前記第1の車輪の前記向きを表示しない、
    表示制御装置。
  11. 請求項10に記載の表示制御装置であって、
    前記車両の前記ステアリングホイールの回転と、前記第1の車輪の向きの変化は、少なくとも電気的に連動されている、
    表示制御装置。
  12. 請求項10または請求項11に記載の表示制御装置であって、
    前記車両の前記ステアリングホイールの向きを変化させる機構と、前記第1の車輪の向きを変化させる機構とは機械的に結合されていない、
    表示制御装置。
  13. 請求項10に記載の表示制御装置であって、
    前記車両の前記第1の車輪が自動的に操舵され、かつ前記ステアリングホイールが固定されない場合、前記ステアリングホイールは前記第1の車輪の向きの変化に対応して、回転する、
    表示制御装置。
  14. 請求項10から請求項13のいずれか1項に記載の表示制御装置であって、
    前記車両は、前記第1の車輪を操舵すると共に、前記ステアリングホイールを固定するステアリング制御部、を更に備える、
    表示制御装置。
  15. 請求項10から請求項14のいずれか1項に記載の表示制御装置であって、
    前記車両は、更に、第3の車輪と第4の車輪を少なくとも備え、
    前記表示部に、少なくとも前記第1の車輪の模式図、前記第2の車輪の模式図、前記第3の車輪の模式図、及び前記第4の車輪の模式図を表示させる、
    表示制御装置。
  16. 請求項10から請求項14のいずれか1項に記載の表示制御装置であって、
    前記車両は、更に、第3の車輪を少なくとも備え、
    前記第3の車輪は、向きを変化させることが可能であり、
    前記表示部に、少なくとも前記第1の車輪の模式図及び前記第3の車輪の模式図を表示させる、
    表示制御装置。
  17. 請求項10から請求項16のいずれか1項に記載の表示制御装置であって、
    前記表示部は、カーナビゲーションシステムにおけるナビゲーション画面、インストルメントパネル、またはヘッドアップディスプレイのうちの少なくとも1つである、
    表示制御装置。
  18. 第1の車輪と、
    第2の車輪と、
    前記第1の車輪及び前記第2の車輪に結合され、前記第1の車輪及び前記第2の車輪によって移動可能な車体と、
    運転者によって操作可能なステアリングホイールと、
    前記運転者が視認可能な表示部と、を備えた車両で実行される表示制御方法であって、
    前記第1の車輪が自動的に操舵され、かつ前記ステアリングホイールが固定される場合に、前記表示部に、自動的に操舵される前記第1の車輪の向きを表示させ
    前記第1の車輪が自動的に操舵され、かつ前記ステアリングホイールが固定されない場合、前記表示部に、自動的に操舵される前記第1の車輪の前記向きを表示させない、
    表示制御方法。
  19. 請求項18に記載の表示制御方法であって、
    前記車両の前記ステアリングホイールの回転と、前記第1の車輪の向きの変化は、少なくとも電気的に連動されている、
    表示制御方法。
  20. 請求項18または請求項19に記載の表示制御方法であって、
    前記車両の前記ステアリングホイールの向きを変化させる機構と、前記第1の車輪の向きを変化させる機構とは機械的に結合されていない、
    表示制御方法。
  21. 請求項18に記載の表示制御方法であって、
    前記車両の前記第1の車輪が自動的に操舵され、かつ前記ステアリングホイールが固定されない場合、前記ステアリングホイールは前記第1の車輪の向きの変化に対応して、回転する、
    表示制御方法。
  22. 請求項18から請求項21のいずれか1項に記載の表示制御方法であって、
    前記車両は、前記第1の車輪を操舵すると共に、前記ステアリングホイールを固定するステアリング制御部、を更に備える、
    表示制御方法。
  23. 請求項18から請求項22のいずれか1項に記載の表示制御方法であって、
    前記車両は、更に、第3の車輪と第4の車輪を少なくとも備え、
    前記表示部に、少なくとも前記第1の車輪の模式図、前記第2の車輪の模式図、前記第3の車輪の模式図、及び前記第4の車輪の模式図を表示させる、
    表示制御方法。
  24. 請求項18から請求項22のいずれか1項に記載の表示制御方法であって、 前記車両は、更に、第3の車輪を少なくとも備え、
    前記第3の車輪は、向きを変化させることが可能であり、
    前記表示部に、少なくとも前記第1の車輪の模式図及び前記第3の車輪の模式図を表示させる、
    表示制御方法。
  25. 請求項18から請求項24のいずれか1項に記載の表示制御方法であって、
    前記表示部は、カーナビゲーションシステムにおけるナビゲーション画面、インストルメントパネル、またはヘッドアップディスプレイのうちの少なくとも1つである、
    表示制御方法。
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