JP7291465B2 - 美容器 - Google Patents
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以下に、本発明を具体化した美容器の実施形態を図面に従って説明する。
図1~図3に示すように、本実施形態の美容器は、全体として左右対称形状に形成されている。ここで、図2における左右を本実施形態の美容器の左右とし、図2における上部を美容器の前部とし、図2の紙面と直交する方向を美容器の表裏の方向とする。
カッサ部材13は、ABS樹脂などの良好な外観と耐食性を得るための合成樹脂によって構成されている。カッサ部材13には、肌に対するアレルギー防止のために、カッサ部12を含む全体に対して化学的に安定した金属,例えばメッキクロムメッキが施されている。クロムメッキに代えて、パラジウム,プラチナ,金,銀,銅,ニッケルや、それらの合金の金属メッキを用いることもできる。このため、カッサ部12の表面は、カバー部材15の表面と比較して摩擦係数が小さく、滑りやすくなっている。なお、カッサ部材13は、亜鉛などの金属をダイキャスト成形することによって構成してもよい。この場合、少なくともカッサ部12は研磨される。
図10及び図11に示すように、ホルダ部材14は、POM(ポリアセタール)などの強度を確保できる合成樹脂によって構成されている。ホルダ部材14は、ほぼ板状をなし、その全体がカッサ本体部11の第1凹部22内に嵌合されている。図8~図10に示すように、ホルダ部材14の後部側には第1凹部22内の第2凹部23内に嵌合される一対の凸部31が形成されている。ホルダ部材14の左右両側縁には、第1凹部22の内側縁に係合される第1係合部32,33が突出されている。凸部31の先端には第2凹部23の内縁部の一側面に係合される第2係合部34が形成されている。両凸部31の側縁には突条25に係合する第3係合部35が形成されている。ホルダ部材14の左右両端にはカッサ部材13のカッサ本体部11の上面に係合される一対の第4係合部37が形成されている。凸部31間には架設部39が形成されており、この架設部39は突条26に係合される。なお、ホルダ部材14は、POM以外の合成樹脂、例えば、PC(ポリカーボネイト)、ABS,PE(ポリエチレン),PP(ポリプロピレン),PBT(ポリブチレンテレフタレート),PA6(6ナイロン)などによって構成してもよい。
次に、支持軸16及び回転体18と、それらの関連構成とについて詳細に説明する。
すなわち、図6及び図7に示すように、カッサ部材13のカッサ本体部11の第1凹部22内にホルダ部材14が嵌合されて、第2凹部23内に凸部31が嵌合されるとともに、第1~第4係合部32,33,34,35,37がカッサ本体部11の周縁に係合される。このことにより、カッサ部材13に対してホルダ部材14が位置決めされる。そして、この状態で、タップネジ42によってカッサ部材13とホルダ部材14とが固定される。次いで、カバー部材15がカッサ部材13及びホルダ部材14を覆うようにカッサ部材13に組付けられ、カバー部材15の端面部52の内側面がホルダ部材14に当接するとともに、カバー部材15の周縁部がカッサ部材13の段差部28に係合されて、カバー部材15が位置決めされる。
そして、本実施形態の美容器は以下のようにして使用される。
この美容器は、図2,21及び図22に示すように、通常、使用者の親指と人差指及び中指とによって摘まれるようにして把持される。そして、カッサ部12によって主として顔の表面部が擦られて、カッサマッサージが行われる。この場合、図20に示すように、カッサ部12の膨らみ部19によって顔の頬や目尻などの部位をマッサージすることができる。また、カッサ部12の窪み部20によって顎などの突出部をマッサージできる。
(1)美容器には、回転体18を支持するホルダ部材14と、カッサのためのカッサ部12を有するカッサ部材13と、外観機能を担持するカバー部材15とが設けられている。従って、使用者は、カッサ部12によるカッサマッサージと、回転体18による転がりマッサージと、カッサ部12によるカッサマッサージ及び回転体18による転がりマッサージの同時マッサージを必要に応じて自在に選択して実行できて、使用者に適した美容マッサージが可能になる。つまり、美容器のカッサ部12において、図20に2点鎖線で示すように、目の下や目尻の擦りマッサージを行うことができるとともに、回転体18により転がりマッサージを行うことができて、さらに、擦りと転がりの同時マッサージにより、有効な美容効果を得ることができる。加えて、ホルダ部材14,カッサ部材13及びカバー部材15によって美容器本体10を構成しているため、部品点数が少なくできる。従って、構成を簡素化できて、美容器の組付けが容易になる。
(6)2対で合計4個の回転体18が先広がり状の支持軸16に支持されているため、美容器を一方向に移動させることにより、各対の回転体18により身体表面部100の2箇所がつまみ上げられ、他方向に移動されることにより、身体表面部100の2箇所が引っ張られる。また、4個の回転体18のうち奥部の隣接する2個の回転体18は、先窄まりの支持軸16に支持されているため、美容器を一方向に移動させることにより、隣接する一対の回転体18により、各対の回転体18とは逆のタイミングで、身体表面部100がつまみ上げられ、他方向に移動されることにより引っ張られる。このように、身体表面部100が交互にかつ逆のタイミングで、摘み上げ及び引っ張り作用を受けて、有効な美容マッサージを行うことができる。そして、身体表面部100が摘み上げられて引っ張られることにより、肌の毛穴が広げられて、毛穴内の汚れや老廃物などを毛穴から出しやすくなる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化することも可能である。
・各回転体18を同じ高さにすること。従って、カバー部材15の端面部52を湾曲させることなく、直線状にすることができる。
・回転体18の形状をラクビーボール形状,円錐台形状など、種々変更すること。
・支持軸16をホルダ部材14と一体にすること。すなわち、ホルダ部材14の周縁から支持軸16を突出させること。
・抜止め部65の撓み強度を弱くしたりすること等によって支持軸16の軸支持部61,62からの抜け強度を回転体18の支持軸16からの抜け強度より弱くすること。
・ベアリング74を回転体18側に支持すること。
・ベアリング74を設けることなく、回転体18を支持軸16に対して直接回転可能に取り付けること。
・カバー部材15に対して、象嵌,コーティング,シート貼着などの加飾構成を設けること。
・カバー部材15に窓孔を設けるとともに、その窓孔内に光発電パネルを設け、その光発電パネルの出力端子をカッサ部12や回転体18の表面のメッキに電気接続すること。従って、光発電パネルによって発電されたマイクロカレントを身体表面部100に供給することができ、マイクロカレントを利用した美容効果を得ることができる。
(他の技術的思想)
前記実施形態から把握される技術的思想は以下の通りである。
Claims (10)
- 把持可能にした美容器本体の周縁部から外方に突出する転がりマッサージ用の少なくとも2個の回転体を支持軸によって回転可能に支持した美容器において、
前記支持軸に形成した平面部を対接させて、前記支持軸が互い違いとなるように交差させ、交差している前記支持軸の開き角度を一定とした美容器。 - 交差している前記支持軸を相対移動不能に固定した請求項1に記載の美容器。
- 把持可能にした美容器本体の周縁部から外方に突出する転がりマッサージ用の少なくとも2個の回転体を支持軸によって回転可能に支持した美容器において、
前記支持軸には平面部を形成し、その平面部を対接させた状態で前記支持軸を交差させ、
前記美容器本体は、前記支持軸を支持するホルダと、前記回転体を露出させた状態で前記ホルダを覆うカバーとを備え、
前記ホルダには、開放部が連通されるとともに、交差された位置関係の軸支持部を凹設し、前記支持軸を前記軸支持部内に収容した美容器。 - 把持可能にした美容器本体の周縁部から外方に突出する転がりマッサージ用の少なくとも2個の回転体を支持軸によって回転可能に支持した美容器において、
前記支持軸を交差させ、
前記支持軸の対を複数設け、各対の支持軸を先広がり状に配置し、
前記各支持軸の軸線を同一平面上に配置した美容器。 - 前記美容器本体は、前記支持軸を支持するホルダと、前記回転体を露出させた状態で前記ホルダを覆うカバーとを備えた請求項1、2又は4のいずれか一項に記載の美容器。
- 前記支持軸には平面部を形成し、その平面部を対接させた状態で前記支持軸を交差させた請求項4を引用する請求項5に記載の美容器。
- 前記ホルダには、開放部が連通されるとともに、交差された位置関係の軸支持部を凹設し、前記支持軸を前記軸支持部内に収容した請求項6に記載の美容器。
- 前記支持軸の対を複数設けた請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の美容器。
- 各対の支持軸は先広がり状に配置されている請求項8に記載の美容器。
- 前記各支持軸の軸線は同一平面上に配置されている請求項9に記載の美容器。
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