JP6710420B1 - イヤリング - Google Patents

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Abstract

【課題】装着者の耳に負担をかけることなく、イヤリングを固定可能な適度な挟持力を有し、繰り返しの開閉動作を行っても挟持力を長期間変化させずに保持することができるイヤリングを提供することを課題とする。【解決手段】接続凸部11を有する第1の装飾部1と、前記接続凸部11に回動可能に接続される接続凹部21を有する第2の装飾部2と、前記接続凸部11と前記接続凹部21との間に介装される複数の平座金3と、前記接続凸部11と前記接続凹部21とを前記平座金3とともに加締めて接続可能な軸部4と、を備え、前記平座金3の外縁部31には突部32が設けられ、前記接続凸部11と前記接続凹部21とには、それぞれ前記突部32が嵌入可能な溝部14、23が設けられているイヤリングEとする。【選択図】図1

Description

本発明は、装着者の耳に挟持して使用するイヤリングに関するものである。
イヤーカフやイヤーチャーム等の装着者の耳に挟持するイヤリング(クリップ式のイヤリング)においては、イヤリングが落ちることなく、かつ装着者が長時間痛みを感じずに使用できる適度な挟持力を有していることが求められる。
また、この適度な挟持力に加えて、イヤリングの開閉が滑らかであることも求められる。さらに、繰り返し開閉動作を行ってもその挟持力が変化しないことも重要である。すなわち、装着者の耳に負担をかけることなく、イヤリングを固定可能な適度な挟持力と、その挟持力を長期間変化させることなく保つ保持力の両方を併せ持つことが理想とされている。
そこで、開閉を行う回動部分に金属薄板(ワッシャー)を挟んだイヤリングの技術が提案されている。例えば特許文献1には、一方の主装飾体と他方の挟着部材とにそれぞれ形成された取付脚部と取付基部とが相対的に回動する際、その間に介装した一対の取付脚部の輪郭内に収容される面積の金属板材にかかる負荷が、前記取付基部の幅方向の端縁との係合部分にかかって大きな挟着力が得られ、長い期間の使用に耐えられるイヤリングの技術が記載されている。
また、特許文献2には、金属薄板の外縁部を多角形状に形成し、かつ当該金属薄板の一面を膨出させてアール面を形成し、前記金属薄板に形成した前記軸部の軸穴の膨出側にバリ部を有し、一対の金属薄板のバリ部同士を当接させて一対の金属薄板に負荷を与えるイヤリングの技術が記載されている。
特許4592116号公報 特許5461456号公報
しかしながら、特許文献1に記載のイヤリングは、軟質材で形成された取付基部等がステンレスで形成された円形金属板と擦れ合って摩耗するため、挟持力の低下を起こす、すなわち、繰り返しの開閉により挟持力が低下する問題があった。
また、特許文献2に記載のイヤリングは、アール面やバリ部が形成された金属薄版同士を当接させて金属薄版に負荷を与えることで大きな挟持力を発生させることが可能であるが、アール面やバリ部同士が擦れることによる摩擦が原因となり開閉動作が固く、装着者の耳に挟持する際に大きな衝撃を及ぼす問題があった。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたものであり、装着者の耳に負担をかけることなく、イヤリングを固定可能な適度な挟持力を有するイヤリングを提供することを課題とする。
また、本発明は、繰り返しの開閉動作を行っても挟持力を長期間変化させずに保持することができるイヤリングを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では以下の手段を採用した。
本発明の一実施形態に係るイヤリングは、接続凸部を有する第1の装飾部と、前記接続凸部に回動可能に接続される接続凹部を有する第2の装飾部と、前記接続凸部と前記接続凹部との間に介装される複数の平座金と、前記接続凸部と前記接続凹部とを前記平座金とともにかしめて接続可能な軸部と、を備え、前記平座金の外縁部には突部が設けられ、前記接続凸部と前記接続凹部とには、それぞれ前記突部が嵌入可能な溝部が設けられている。
本発明に係るイヤリングによれば、突部を有する平座金が接続凸部と接続凹部との間に介装され、さらにその突部が記接続凸部と前記接続凹部に設けられている溝部に嵌入することにより、一つ一つの平座金は固定され、平座金の空回りや無駄な動き、平座金が動かないこと等を抑制し、イヤリングの滑らかな開閉動作を実現することができる。すなわち、開閉動作に合わせて平座金が単独で自由に動くことなく常に一定の挙動に保つことができるため、調整された滑らかな動作と適当な挟持力を長期間に亘って保持することができる。
本発明の好ましい形態では、前記接続凸部の突出部は、その突出部の肉厚方向内側に向けてくびれた形状に形成されている。
このように、突出部を肉厚方向にくびれた形状にすることにより、イヤリングの回動に合わせて平座金と突出部が当接する当接面の面積が変わるため、当接面積が小さくなる時により大きな挟持力を発揮することができる。
本発明の好ましい形態では、前記突部は、少なくとも2つの前記平座金に設けられている。
このように、少なくとも2つの平座金に突部が設けられていることにより、安定したイヤリングの開閉挙動を維持することができる。
本発明の好ましい形態では、前記接続凸部と前記接続凹部に設けられる前記溝部は、前記接続凸部と前記接続凹部の接続状態においてそれぞれ前記接続凸部の突出部両側に1つずつ設けられ、前記平座金は、前記突部がそれぞれの前記溝部に嵌入するように4つ設けられている。
このように、平座金を固定する溝部を接続凹部と接続凸部のそれぞれに2つずつの4つ設けることにより、固定された平座金同士が接続凹部と接続凸部の回動に合わせて常に一定に挙動するため、平座金や平座金に当接する部分の摩耗が少なく、滑らかな動作が可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記平座金と接する前記接続凸部の側面と、前記平座金と接する前記接続凹部の側面とは、前記平座金よりも大きく形成されている。
このように、平座金に当接する側面を大きく形成することにより、回動によって平座金が表に露出することを防止することができる。
本発明の好ましい形態では、前記第1の装飾部と前記第2の装飾部とは、端部に装着者の耳に当接される耳当て部を有し、前記耳当て部は、扁平に形成され滑り止めを有している。
このように、耳当て部を扁平に形成するにより装着者の耳の形状によらず、安定して挟持することができ、さらに滑り止めを設けることにより、イヤリングが引っ張られること等による脱落等を防止することができる。
開示した技術によれば、装着者の耳に負担をかけることなく、イヤリングを固定可能な適度な挟持力を有し、繰り返しの開閉動作を行っても挟持力を長期間変化させずに保持することができるイヤリングを提供することができる。
他の課題、特徴及び利点は、図面及び特許請求の範囲とともに取り上げられる際に、以下に記載される発明を実施するための形態を読むことにより明らかになるであろう。
本発明の一実施形態に係るイヤリングの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るイヤリングを装着した様子を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るイヤリングの接続部分の分解断面図である。 本発明の一実施形態に係るイヤリングの接続部分の断面図である。 本発明の一実施形態に係る平座金の平面図である。 本発明の一実施形態に係るイヤリングの分解斜視図である。
以下、本発明を図面に示した好ましい一実施形態に係るイヤリングについて、図1〜図6を参照して詳細に説明する。本発明の技術的範囲は、添付図面に示した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、適宜変更が可能である。
以下、本発明の一実施形態であるイヤリングEについて詳細に説明する。
図1〜図4は本実施形態に係るイヤリングEの構成を説明する図である。図1は、イヤリングEの斜視図を示し、図2は装着者SがイヤリングEを装着した状態を示す説明図である。また、図3は本実施形態にかかるイヤリングEの接続部分の分解断面図を示し、図4は図3を組み合わせた状態の断面図を示す。
なお、本明細書においてはイヤリングEを装着する装着者と装着者の耳をまとめて符号Sとして説明する。
本発明に係るイヤリングEは、図1および図3に示すように、第1の装飾部1と、第1の装飾部1に回動可能に接続される第2の装飾部2と、第1の装飾部1と第2の装飾部2とを接続する接続部分に設けられる平座金3と、第1の装飾部1と第2の装飾部2と平座金とをかしめる軸部4と、を備える。
なお、第1の装飾部1および第2の装飾部2とは、接続部分を有するイヤリングEにおける雄側と雌側のいずれかに該当するものであり、どちらか一方を雄側等と限定するものではない。すなわち後述する接続凸部11と接続凹部21は、第1の装飾部1と第2の装飾部2とのどちらに設けられていても良い。
第1の装飾部1は、第2の装飾部2と接続する接続凸部11と、接続凸部11における突出部12と、軸部4が挿通する軸孔13と、平座金3が嵌入される溝部14と、装着者の耳Sに当接する耳当て部15と、耳当て部15に設けられる滑り止め16と、を有する。
第1の装飾部1と第2の装飾部2とは、イヤリングEのデザインが施される部分であり、宝石類を設ける等のデザインを施すことができる。図面においては、宝石等のデザインは表示していない。
接続凸部11は、後述する第2の装飾部2に設けられる接続凹部21と嵌め合わせて回動可能に接続する部分であり、凸型に形成され、平座金3が当接される側面111が設けられている。すなわち、中央に突出する突出部12が設けられている。
突出部12は、肉厚方向にくびれた形状に形成されたくびれ部121を有しており、軸部4が挿通する軸孔13が設けられる。
なお、側面111はくびれ部121により凹凸が生じ、平座金3が回動に合わせて表面に露出しないように、平座金3よりも大きく形成される。
突出部12にくびれ部121を設けることは、平座金3を含め第1の装飾部1と第2の装飾部2とを回動させて開閉する動作において、イヤリングEが開いた状態および閉じた装着者Sに装着した状態において、強い力(装着状態においては挟持力)を発揮させることにつながる。すなわち、平座金3と側面111が当接する面積を小さくすることにより単位面積当たりの圧力を上げる効果を有する。
単位面積当たりの圧力向上や、イヤリングEの開閉に伴い平座金3と側面111が当接する当接面の面積が変わることに加え接続凹部21が当接する位置が変わるため、当接面積が小さくなる、または接続凹部21の端部が平座金3と側面111が当接する位置となるためイヤリングEを開いた状態と閉じた状態の時により大きな力を発揮することができ、それらの中間部分では働く力が小さくなるため滑らかな動きとなる。このように、当接面積が変化することにより、装着中の挟持力および保持力に加え回動中の滑らかな動作も同時に実現することができる。
したがって、突出部12の形状は単位面積当たりの圧力を向上させる観点からくびれ部121に限らず、同様の効果を発揮可能な先端に向けてテーパーを設けた形状や、連続した凹凸等を設けた形状としても良い。一方で、接続凹部21の端部が平座金3と側面111が当接する位置となるようにするためには、当接可能な面(平座金3と側面111との当接面)を複数設けることができる形状(くびれ部121等)が好ましい。
溝部14は、後述する平座金3の突部32が嵌め込まれるように形成されている。幅は、平座金3の厚さの1.1〜2.5倍程度に形成することが好ましく、奥行きは、後述する平座金3の突部32の長さの1.1〜1.5倍程度に形成することが好ましい。
幅、奥行きともに平座金3の大きさよりも大きく形成することは、回動動作を滑らかにすることに加え、溝部14の幅や奥行を調整することにより挟持力を調整が可能となる。すなわち、溝部14の幅や奥行を対応する平座金3よりも大きく形成すると回動動作は滑らかになる。逆に平座金3の大きさに近い形状に形成することにより、強い挟持力を発揮させることができる。図3および図4に示すイヤリングEは、一例として溝部14の幅と奥行きをともに平座金3の1.1倍としたものを示しているが、当然に様々な大きさの溝部14を形成することができる。
また、溝部14は、突出部12の両側に1つずつ、設けられ、突出部12を中心として対称位置に設けることが好ましい。本実施形態では、平座金3が側面111に当接するように突出部12の近くに設けられているが、第2の装飾部2と接続した際に、第2の装飾部2に当接するように、突出部12から離れた位置に設けても良い。
図1および図2に示すように、耳当て部15は扁平に形成され、第1の装飾部1および第2の装飾部2の断面よりも大きく形成されている。耳当て部15を扁平で大きく形成することにより、圧力が分散して作用するため装着者の耳Sへの負担が減る。
また、耳当て部15には滑り止め16が設けられている。本実施形態では、滑り止め16として、耳当て部15に連続した凹凸を設けた例を示しているが、滑り止め16は、滑り止めシートやパッド、液剤等の付属品等を用いることもできる。
第2の装飾部2は、接続凸部11に嵌め込んで回動可能に接続される接続凹部21と、軸部4が挿通する軸孔22と、平座金3が嵌め込まれる溝部23と、耳当て部24と、耳当て部24に設けられる滑り止め25を有している。軸孔22と溝部23と耳当て部24と滑り止め25は、第1の装飾部1に設けられる軸孔13と溝部14と耳当て部15と滑り止め16と同じ構成、特徴である。
接続凹部21は、接続凸部11に嵌め込まれるため、突出部12に対応する位置が凹み、両側が突出した凹型に形成され、突出した部分に軸孔22が設けられている。また、両側の突出部分に平座金3が当接する側面211が設けられている。
なお、側面211は平座金3が回動に合わせて表面に露出しないように、平座金3よりも大きく形成される。
溝部23は、接続状態において突出部12の両側に1つずつ、かつ第1の装飾部1に設けられる溝部14とずらした位置に設けられる。また、突出部12を中心として対称位置に1つずつ設けることが好ましい。さらに好ましくは、突出部12を境として両側、かつ溝部14を内側、溝部23を外側に設けることである。なお、溝部14との位置関係により、溝部14を外側、溝部23を内側としたり、溝部14と溝部23を交互に配置したりしても良い。
前述のように、溝部14を内側、溝部23を外側に設けることにより、溝部14に嵌入する平座金3は接続凸部11に当接し、溝部23に嵌入する平座金3は接続凹部21に当接するため、接続凸部11と溝部14に嵌入する平座金3は同じ挙動を示し、接続凹部21と溝部23に嵌入する平座金3は同じ挙動を示す。そのため、平座金3同士のみで擦れ合うことにより滑らかな開閉動作や調整された適度な挟持力を長期間保持することができる。すなわち、定常的な動作が繰り返されるため当接部分の摩耗を最小限に抑え、長期間維持することができる。
平座金3は、図5に示すように外縁部31の一部が突出した突部32と、軸部4が挿通する軸孔33を有している。突部32は、溝部14および/または溝部23に嵌入され、軸孔33を回転軸として回動する。なお、突部32は常に溝部14および/または溝部23に嵌入された状態を保つ。すなわち、溝部14、溝部23と突部32との間の隙間量により、平座金3の動きに遊びが生じる。
図6には、イヤリングEの分解斜視図を示している。図6に示すように、平座金3は溝部14、23に嵌入され、軸部4により第1の装飾部1および第2の装飾部2とともにかしめられる。
溝部14、23が大きければ、平座金3の遊び動作が大きくなり、小さければ平座金3は動かず、ほとんど接続凸部11や接続凹部21と同様の動きをする。これらの動き、すなわち溝部14、溝部23の大きさや位置を調節することにより、回動の滑らかさと挟持力を調整することができる。このように、平座金3の無駄な動きや軸ずれ等を抑制することにより、平座金3や平座金3に当接している部分の摩耗を抑えることができる。
なお、本実施形態においては平座金3を接続凸部11および接続凹部21に2つずつ設けることを例として示したが、平座金3は、少なくとも側面111に当接した状態であれば、イヤリングE回動させることができるため、突出部12を境に1つずつ有していれば良い。
また平座金3は、溝部14、23の数に合わせて設けられ、好ましい条件としては4つ設けることが挙げられる。一方で突部32は、少なくとも側面111に当接する、溝部14に嵌入される平座金3に設けられていることが好ましい。最も好ましくは、本実施形態で示した例のように溝部14、23が2つずつ設けられ、突部32を有する平座金3も対応するように4つ設けられることである。
以上のように、本発明のイヤリングEによれば、第1の装飾部1と第2の装飾部2との接続部分である、接続凸部11と接続凹部21とにそれぞれ平座金3が嵌入される溝部14、23が設けられていることにより、平座金3の空回りや無駄な動き、平座金が動かないこと等を抑制することができるため、常に一定の挙動を維持して回動を続けることができる。すなわち、回動の滑らかさを一定に保ち、かつ調整して得られた挟持力を長期間保持することができる。
また、溝部14、23により、接触位置が回動ごとに変化しないため、平座金3や平座金3に当接する側面111、211が摩耗しにくく、長期間同じ動作を保持することができる。
また、溝部14、23に突部32を嵌め込む形式とすることにより、イヤリングEを組み立てる際に通常必要となる、第1の装飾部1と第2の装飾部2と平座金3とを軸部4を挿通した後にハンマーで叩いて締めこむ作業を行うことなく、イヤリングEの開閉に十分な圧力を持って組み立てることができる。
また、溝部14、23と平座金3との隙間量を調整することにより、回動の滑らかさと挟持力の強さを調整することができる。
また、接続凸部11の突出部12に肉厚方向にくびれたくびれ部121を設けることにより、回動により平座金3に当接する側面111の面積が変化し、さらに接続凹部21端部の位置が変化するため、当接する面積が小さく、その当接部分に接続凹部21端部が位置するイヤリングEを開いた状態および閉じた装着状態において強い力が働き、その他の状態では滑らかに動く。すなわち、閉じた状態から開くまでの間、またはその逆においては滑らかな動きが実現され、特に装着状態においては強い挟持力を維持することができる。
また、接続凸部11側に設けられる溝部14を側面111に当接するように設け、接続凹部21側に設けられる溝部23を側面211に当接するように設けることにより、平座金3が接続凸部11と接続凹部21とのそれぞれのセットで動くため、平座金3同士の接触面で回動し、平座金3が独立して動くことを抑制することができる。そのため摩耗が抑制され、安定して長期間同じ動きを保持することができる。
また、平座金3を新円ではなく、楕円形状のように長辺と短辺を持たせることにより、平座金3が表面に露出することを防止し、さらに平座金3同士の接触面積を大きくして圧力が作用する面を大きくすることにより滑らかな動作かつ十分な挟持力を発揮させることができる。
また、装着者の耳Sに当接する耳当て部15、24を扁平に形成することにより、装着者Sへの装着における違和感を軽減することができる。
また、耳当て部15,24を第1の装飾部1や第2の装飾部2の断面よりも大きく形成することにより、装着後の脱落を抑制することができ、圧力の分散により装着者Sへの負担を軽減することができる。
また、耳当て部15、24に滑り止め16、25として連続した凹凸を設けることにより、さらに脱落の可能性を低減することができる。さらに、装着者Sへの負担を軽減することができるため、長時間使用しても装着者Sは痛みを感じにくくなる。
E イヤリング
S 装着者
1 第1の装飾部
2 第2の装飾部
3 平座金
4 軸部
11 接続凸部
12 突出部
13、22、33 軸孔
14、23 溝部
15、24 耳当て部
16、25 滑り止め
32 突部

Claims (6)

  1. 接続凸部を有する第1の装飾部と、
    前記接続凸部に回動可能に接続される接続凹部を有する第2の装飾部と、
    前記接続凸部と前記接続凹部との間に介装される複数の平座金と、
    前記接続凸部と前記接続凹部とを前記平座金とともにかしめて接続可能な軸部と、を備え、
    前記平座金の外縁部には突部が設けられ、
    前記接続凸部と前記接続凹部とには、それぞれ前記突部が嵌入可能な溝部が設けられ、
    前記複数の溝部にそれぞれ嵌め合わされた前記複数の平座金は、前記接続凸部と前記接続凹部との接続状態において、前記接続凸部の各側面と、これら各側面と対向する前記接続凹部の各側面と、の間に、少なくとも2つずつ配置され、
    前記接続凸部に設けられる前記溝部に嵌め合わされた前記平座金は、前記接続凸部に当接可能に構成され、
    前記接続凹部に設けられる前記溝部に嵌め合わされた前記平座金は、前記接続凹部に当接可能に構成されている、イヤリング。
  2. 前記接続凸部の突出部は、その突出部の肉厚方向内側に向けてくびれた形状に形成されている、請求項1に記載のイヤリング。
  3. 前記突部は、少なくとも4つの前記平座金に設けられている、請求項1または請求項2に記載のイヤリング。
  4. 前記接続凸部と前記接続凹部に設けられる前記溝部は、前記接続凸部と前記接続凹部の接続状態においてそれぞれ前記接続凸部の突出部両側に1つずつ設けられ、
    前記平座金は、前記突部がそれぞれの前記溝部に嵌入するように4つ設けられている、請求項1〜3の何れかに記載のイヤリング。
  5. 前記平座金と接する前記接続凸部の側面と、前記平座金と接する前記接続凹部の側面とは、前記平座金よりも大きく形成されている、請求項1〜4の何れかに記載のイヤリング。
  6. 前記第1の装飾部と前記第2の装飾部とは、端部に装着者の耳に当接される耳当て部を有し、
    前記耳当て部は、扁平に形成され滑り止めを有している、請求項1〜5の何れかに記載のイヤリング。

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