JP7290456B2 - 布類展開装置 - Google Patents
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Description
第2発明の布類展開装置は、布類を展開して次工程装置に供給する布類展開装置であって、展開済みの前記布類を搬送する中間コンベアと、前記中間コンベアの終端と接続し、前記布類を前記次工程装置に排出する排出コンベアと、前記中間コンベアの動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記布類が前記中間コンベアに供給された搬送開始時における該中間コンベアの搬送速度を第1速度とし、前記次工程装置から該次工程装置の増速位置以降の搬送速度である第3速度が入力され、前記第3速度と前記第1速度との速度差を求め、予め設定された行過距離を前記速度差で除して浮上時間を求め、前記布類の前端が前記増速位置に到達した時から前記浮上時間経過した時を浮上時とし、前記浮上時に、該中間コンベアの搬送速度を前記第1速度から第2速度に増速し、前記第2速度は、前記第3速度よりも速いことを特徴とする。
第3発明の布類展開装置は、布類を展開して次工程装置に供給する布類展開装置であって、展開済みの前記布類を搬送する中間コンベアと、前記中間コンベアの終端と接続し、前記布類を前記次工程装置に排出する排出コンベアと、前記中間コンベアの動作を制御する制御部と、前記中間コンベアと前記排出コンベアとの接続部における前記布類の浮き上がりを検知する浮上検知センサと、を備え、前記制御部は、前記布類が前記中間コンベアに供給された搬送開始時における該中間コンベアの搬送速度を第1速度とし、前記浮上検知センサが前記布類の浮き上がり検知した時を浮上時とし、前記浮上時に、該中間コンベアの搬送速度を前記第1速度から第2速度に増速し、前記第2速度は、前記次工程装置の増速位置以降の搬送速度である第3速度よりも速いことを特徴とする。
第4発明の布類展開装置は、第1~第3発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記布類の後端が前記中間コンベアと前記排出コンベアとの接続部に到達した搬送終了時、または該搬送終了時から次の前記布類が前記中間コンベアに供給される時までの間に、該中間コンベアの搬送速度を前記第2速度から前記第1速度に減速することを特徴とする。
第5発明の布類展開装置は、第3発明において、前記制御部は、前記浮上検知センサが非検知となった時から予め設定された遅延時間経過した時に、前記中間コンベアの搬送速度を前記第2速度から前記第1速度に減速することを特徴とする。
第6発明の布類展開装置は、第1~第3発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記次工程装置から該次工程装置の増速位置以降の搬送速度である第3速度が入力され、前記第3速度に所定の係数を乗じて得られる値を前記第2速度とすることを特徴とする。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係る布類展開装置1は、洗濯済みのシーツ、包布(2枚生地の布団カバー)、枕カバー、タオル、テーブルクロスなどの方形状布類Cを展開し、ロールアイロナーなどの次工程装置に供給するための装置である。本明細書では、布類展開装置1の前後・左右・上下方向を図1および図2に示すように定義する。
まず、布類展開装置1の基本構成を動作と共に説明する。
図1に示すように、布類展開装置1は機枠10を備えている。また、布類展開装置1は、以下に説明する各種装置の動作を制御する制御部11を備えている。制御部11は、CPU、メモリなどで構成されたコンピュータである。
つぎに、次工程装置を説明する。
図3に示すように、布類展開装置1の後ろには次工程装置が配置される。次工程装置は展開済みの布類Cに対して何らかの処理を行なう装置である。次工程装置として、ロールアイロナー、検査装置、折畳装置などが挙げられる。以下、次工程装置がロールアイロナー2の場合を例に説明する。
このような布類Cの飛び跳ねを抑制するため、制御部11は中間コンベア51の搬送速度を以下に説明するように制御する。なお、中間コンベア51は駆動ロールを回転させるモータがインバータにより制御されている。制御部11はインバータに速度信号を与えることで、モータの回転数を変化させ、中間コンベア51の搬送速度を制御する。
図3に示すように、はじめに、布類Cは中間コンベア51に供給される。布類Cの前端は供給位置P1に位置している。この時点が搬送開始時t1であり、中間コンベア51の搬送速度は第1速度v1となっている。
第1実施形態において、浮上時間Tおよび第2速度v2は、作業員が実機の様子を確認しながら調整するパラメータである。作業員は布類Cが接続部53において浮き上がるタイミングを見て浮上時間Tを設定する。また、作業員は浮上した布類Cが沈むように第2速度v2を設定する。このように、作業員による調整作業が必要である。これに対して、第2実施形態では制御部11が浮上時間Tおよび第2速度v2を自動的に設定する。
第1、第2実施形態では、布類Cが実際に浮き上がっているかどうかは検知しない。布類展開装置1に供給される布類Cの全てに対して同様の制御を行なう。これに対して、第3実施形態では布類Cの浮き上がりを検知して、それに基づき制御を行なう。
図7に示すように、搬送開始時t1において、制御部11は中間コンベア51の搬送速度を第1速度v1とする。そして、浮上時t2において、制御部11は中間コンベア51の搬送速度を第1速度v1から第2速度v2に増速する。ここで、制御部11は浮上検知センサ13が布類Cの浮き上がりを検知した時を浮上時t2とする。したがって、実際に布類Cが浮き上がったタイミングを浮上時t2とすることができる。そして、搬送終了時t3において、制御部11は中間コンベア51の搬送速度を第2速度v2から第1速度v1に減速する。
図11に示すように、制御部11は浮上検知センサ13が布類Cの浮き上がり検知した浮上時t2に中間コンベア51の搬送速度を第1速度v1から第2速度v2に増速する。中間コンベア51が増速した結果、浮き上がっていた布類Cが下降する。これにより、浮上検知センサ13は非検知状態となる。浮上検知センサ13が非検知となった時を下降時t6とする。
11 制御部
20 投入部
30 展張部
51 中間コンベア
52 排出コンベア
53 接続部
2 ロールアイロナー
61 導入コンベア
62 アイロンロール
C 布類
Claims (6)
- 布類を展開して次工程装置に供給する布類展開装置であって、
展開済みの前記布類を搬送する中間コンベアと、
前記中間コンベアの終端と接続し、前記布類を前記次工程装置に排出する排出コンベアと、
前記中間コンベアの動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記布類が前記中間コンベアに供給された搬送開始時における該中間コンベアの搬送速度を第1速度とし、
前記布類の前端が前記次工程装置の増速位置に到達した時から予め設定された浮上時間経過した時を浮上時とし、
前記浮上時に、該中間コンベアの搬送速度を前記第1速度から第2速度に増速し、
前記第2速度は、前記次工程装置の増速位置以降の搬送速度である第3速度よりも速い
ことを特徴とする布類展開装置。 - 布類を展開して次工程装置に供給する布類展開装置であって、
展開済みの前記布類を搬送する中間コンベアと、
前記中間コンベアの終端と接続し、前記布類を前記次工程装置に排出する排出コンベアと、
前記中間コンベアの動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記布類が前記中間コンベアに供給された搬送開始時における該中間コンベアの搬送速度を第1速度とし、
前記次工程装置から該次工程装置の増速位置以降の搬送速度である第3速度が入力され、
前記第3速度と前記第1速度との速度差を求め、
予め設定された行過距離を前記速度差で除して浮上時間を求め、
前記布類の前端が前記増速位置に到達した時から前記浮上時間経過した時を浮上時とし、
前記浮上時に、該中間コンベアの搬送速度を前記第1速度から第2速度に増速し、
前記第2速度は、前記第3速度よりも速い
ことを特徴とする布類展開装置。 - 布類を展開して次工程装置に供給する布類展開装置であって、
展開済みの前記布類を搬送する中間コンベアと、
前記中間コンベアの終端と接続し、前記布類を前記次工程装置に排出する排出コンベアと、
前記中間コンベアの動作を制御する制御部と、
前記中間コンベアと前記排出コンベアとの接続部における前記布類の浮き上がりを検知する浮上検知センサと、を備え、
前記制御部は、
前記布類が前記中間コンベアに供給された搬送開始時における該中間コンベアの搬送速度を第1速度とし、
前記浮上検知センサが前記布類の浮き上がり検知した時を浮上時とし、
前記浮上時に、該中間コンベアの搬送速度を前記第1速度から第2速度に増速し、
前記第2速度は、前記次工程装置の増速位置以降の搬送速度である第3速度よりも速い
ことを特徴とする布類展開装置。 - 前記制御部は、前記布類の後端が前記中間コンベアと前記排出コンベアとの接続部に到達した搬送終了時、または該搬送終了時から次の前記布類が前記中間コンベアに供給される時までの間に、該中間コンベアの搬送速度を前記第2速度から前記第1速度に減速する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の布類展開装置。 - 前記制御部は、前記浮上検知センサが非検知となった時から予め設定された遅延時間経過した時に、前記中間コンベアの搬送速度を前記第2速度から前記第1速度に減速する
ことを特徴とする請求項3記載の布類展開装置。 - 前記制御部は、
前記次工程装置から該次工程装置の増速位置以降の搬送速度である第3速度が入力され、
前記第3速度に所定の係数を乗じて得られる値を前記第2速度とする
ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の布類展開装置。
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JP2019080772A JP7290456B2 (ja) | 2019-04-22 | 2019-04-22 | 布類展開装置 |
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JP2020175005A JP2020175005A (ja) | 2020-10-29 |
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JP2005278688A (ja) | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Yozo Maejima | 布類における皺等の変形防止装置 |
JP2009127172A (ja) | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Purex:Kk | 布類展張搬送機 |
JP2013199013A (ja) | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Canon Inc | 記録装置 |
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2019
- 2019-04-22 JP JP2019080772A patent/JP7290456B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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