JP7288243B2 - 調整支援装置、調整支援システム、調整支援方法及び調整支援プログラム - Google Patents

調整支援装置、調整支援システム、調整支援方法及び調整支援プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7288243B2
JP7288243B2 JP2019151022A JP2019151022A JP7288243B2 JP 7288243 B2 JP7288243 B2 JP 7288243B2 JP 2019151022 A JP2019151022 A JP 2019151022A JP 2019151022 A JP2019151022 A JP 2019151022A JP 7288243 B2 JP7288243 B2 JP 7288243B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
worker
factor
data
height
workbench
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019151022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021030334A (ja
Inventor
エンドリ ラマ
洋貴 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2019151022A priority Critical patent/JP7288243B2/ja
Publication of JP2021030334A publication Critical patent/JP2021030334A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7288243B2 publication Critical patent/JP7288243B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Description

本発明は、調整支援装置、調整支援システム、調整支援方法及び調整支援プログラムに関する。
従来、生産ライン等に設置された作業台の高さを、作業者に合わせて調整することがある。例えば、下記特許文献1には、天板の高さが駆動源を用いて昇降される作業台と、使用者の外観形状を非接触で計測する計測装置と、使用者の外観形状を用いて当該使用者に対する天板の適正な高さを決定する使用者推定部と、天板の高さを使用者推定部が求めた高さに合わせるように駆動源を制御する高さ調節制御部とを備える作業台システムが記載されている。
また、下記特許文献2には、作業者の重心の変化に応じて作業台の台座の位置を調整する作業台位置調整システムが記載されている。さらに、下記特許文献3には、作業台車へのワークの積み込み等の際に、ワークを保持するワーク保持部と該ワーク保持部に保持されたワークに対して作業可能な状態で作業者を乗車させることができる搭乗部とを備えた作業台車を用い、ワーク保持部にワークを保持させると共に搭乗部に作業者を乗せたまま作業台車を予め定めた走行ルート上において自動走行させ、ワーク保持部と搭乗部との相対高さを変化させる高さ変更手段をもつセル生産設備が記載されている。
特開2012-223869号公報 特開2010-52122号公報 特開2007-61938号公報
特許文献1-3では、作業台の高さを作業者の身体的特徴に応じて調整している。ここで、作業者の身体的特徴は、長期にわたってほとんど変動しない。しかしながら、作業者の健康状態のように比較的短期に変動する要因に応じて、作業台の適切な高さが変動することがある。
そこで、本発明は、比較的長いタイムスパンで変動する要因と、比較的短いタイムスパンで変動する要因とを考慮して、作業効率を高めるように作業台の高さを調整することができる調整支援装置、調整支援システム、調整支援方法及び調整支援プログラムを提供する。
本開示の一実施形態に係る調整支援装置は、作業者に関するデータを取得する取得部と、データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出する算出部と、第1要因に基づいて、作業者が使用する作業台の高さの基準値を決定する第1決定部と、第2要因に基づいて、基準値に対する調整値を決定する第2決定部と、基準値及び調整値に基づいて、作業台の高さに関する情報を出力する出力部と、を備える。
この態様によれば、比較的長いタイムスパンで変動する第1要因と、比較的短いタイムスパンで変動する第2要因とを考慮して、作業効率を高めるように作業台の高さを調整することができる。
上記態様において、データは、作業者の顔の画像データ、作業者の動画データ、作業者の視線データ及び作業者のバイタルデータの少なくともいずれかを含み、第2要因は、作業者の体調を表す数値を含んでよい。
この態様によれば、比較的短いタイムスパンで変動する作業者の体調を考慮して、作業効率を高めるように作業台の高さを調整することができる。
上記態様において、算出部は、データに基づいて、作業者が作業に集中している度合い、作業者の疲労の度合い及び作業者が感じている痛みの度合いの少なくともいずれかを表す数値を算出し、当該数値に基づいて、体調を表す数値を含む第2要因を算出してもよい。
この態様によれば、作業者が作業に集中している度合い、作業者の疲労の度合い及び作業者が感じている痛みの度合いといった比較的短いタイムスパンで変動する要因を考慮して、作業効率を高めるように作業台の高さを調整することができる。
上記態様において、データは、作業者の動画データ及び作業者の動作データの少なくともいずれかを含み、第1要因は、所定の作業に関する作業者の習熟度を表す数値を含んでもよい。
この態様によれば、比較的長いタイムスパンで変動する所定の作業に関する作業者の習熟度を考慮して、作業効率を高めるように作業台の高さを調整することができる。
上記態様において、算出部は、データに基づいて、作業者の姿勢、作業者の手の軌跡、作業者の腕の安定性、作業者の両手の指の動作の協調性、作業者の近見視力、作業者の両手の動作の協調性、作業者の動作の正確性、作業者の動作順序の正確性、作業者の動作の早さ、作業者の動作のリズム及び作業者の動作のばらつきの少なくともいずれかを表す数値を算出し、当該数値に基づいて、習熟度を表す数値を含む第1要因を算出してもよい。
この態様によれば、比較的長いタイムスパンで変動する所定の作業に関する作業者の習熟度を考慮して、作業効率を高めるように作業台の高さを調整することができる。
上記態様において、データは、作業者の動画データ及び作業者の動作データの少なくともいずれかを含み、第1要因及び第2要因の少なくともいずれかは、所定の作業に関する作業者の生産性を表す数値を含んでもよい。
この態様によれば、所定の作業に関する作業者の生産性を考慮して、作業効率を高めるように作業台の高さを調整することができる。
上記態様において、算出部は、データに基づいて、作業者が単位時間あたりに製造した製品の数、作業者が製品を製造するために要した時間及び作業者が製造した製品の品質の少なくともいずれかを表す数値を算出し、当該数値に基づいて、生産性を表す数値を含む第1要因及び第2要因の少なくともいずれかを算出してもよい。
この態様によれば、所定の作業に関する作業者の生産性を考慮して、作業効率を高めるように作業台の高さを調整することができる。
本開示の他の態様に係る調整支援システムは、作業者に関するデータを測定するセンサと、作業者が使用する作業台の高さの調整を支援する調整支援装置と、高さが調整可能な作業台とを備える調整支援システムであって、調整支援装置は、データを取得する取得部と、データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出する算出部と、第1要因に基づいて、作業者が使用する作業台の高さの基準値を決定する第1決定部と、第2要因に基づいて、基準値に対する調整値を決定する第2決定部と、基準値及び調整値に基づいて、作業台の高さに関する情報を出力する出力部と、を有する。
この態様によれば、比較的長いタイムスパンで変動する第1要因と、比較的短いタイムスパンで変動する第2要因とを考慮して、作業効率を高めるように作業台の高さを調整することができる。
本開示の他の態様に係る調整支援方法は、作業者に関するデータを取得することと、データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出することと、第1要因に基づいて、作業者が使用する作業台の高さの基準値を決定することと、第2要因に基づいて、基準値に対する調整値を決定することと、基準値及び調整値に基づいて、作業台の高さに関する情報を出力することと、を含む。
この態様によれば、比較的長いタイムスパンで変動する第1要因と、比較的短いタイムスパンで変動する第2要因とを考慮して、作業効率を高めるように作業台の高さを調整することができる。
本開示の他の態様に係る調整支援プログラムは、調整支援装置に備えられた演算部を、作業者に関するデータを取得する取得部、データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出する算出部、第1要因に基づいて、作業者が使用する作業台の高さの基準値を決定する第1決定部、第2要因に基づいて、基準値に対する調整値を決定する第2決定部、及び基準値及び調整値に基づいて、作業台の高さに関する情報を出力する出力部、として機能させる。
この態様によれば、比較的長いタイムスパンで変動する第1要因と、比較的短いタイムスパンで変動する第2要因とを考慮して、作業効率を高めるように作業台の高さを調整することができる。
本発明によれば、比較的長いタイムスパンで変動する要因と、比較的短いタイムスパンで変動する要因とを考慮して、作業効率を高めるように作業台の高さを調整することができる調整支援装置、調整支援システム、調整支援方法及び調整支援プログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る調整支援システムの概要を示す図である。 本実施形態に係る調整支援システムによって作業台の高さを調整する概要を示す図である。 本実施形態に係る調整支援システムの機能ブロックを示す図である。 本実施形態に係る調整支援装置の物理的構成を示す図である。 本実施形態に係る調整支援装置により参照される作業台の高さの調整値を示すテーブルである。 本実施形態に係る調整支援装置によって作業台の高さを調整した場合と調整しない場合とにおける熟練者の体調を表す数値を示す図である。 本実施形態に係る調整支援装置によって作業台の高さを調整した場合と調整しない場合とにおける熟練者の生産性を表す数値を示す図である。 本実施形態に係る調整支援装置によって作業台の高さを調整した場合と調整しない場合とにおける初心者の体調を表す数値を示す図である。 本実施形態に係る調整支援装置によって作業台の高さを調整した場合と調整しない場合とにおける初心者の生産性を表す数値を示す図である。 本実施形態に係る調整支援装置によって作業台の高さを調整しない場合における作業者の疲労の度合いを表す数値及び近見視力を表す数値を示す図である。 本実施形態に係る調整支援装置によって作業台の高さを調整した場合における作業者の疲労の度合いを表す数値及び近見視力を表す数値を示す図である。 本実施形態に係る調整支援システムによって実行される作業台の高さの調整支援処理のフローチャートである。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
§1 適用例
まず、図1を用いて、本発明が適用される場面の一例について説明する。本実施形態に係る調整支援システム100は、作業領域Rに設けられた作業台50、作業領域Rにおいて実行される作業者の動作を示す動画データを撮影するカメラ20、作業者の動作を示す動作データを測定するモーションセンサ21、作業者の視線を示す視線データを測定する視線センサ22及び作業者のバイタルデータを測定するバイタルセンサ23を備える。本例の作業領域Rは、製造ライン全体を含む領域であるが、作業領域Rは、任意の領域であってよく、例えば所定の工程が行われる領域であってよい。ここで、所定の工程は、例えば、部品のピッキング、部品の配置、部品の固定、製品の梱包といった動作を含み、より細かくは、ねじ締め等の動作を含んでよい。
本例では、第1作業者A1及び第2作業者A2が、作業領域Rにおいて、予め定められた動作を行う場合について説明する。第1作業者A1は、例えば第1部品のピッキング、配置、固定といった動作を実行し、第2作業者A2は、例えば第2部品のピッキング、配置、固定といった動作を実行することができる。以下では、第1作業者A1及び第2作業者A2を総称して作業者Aと記載する。
調整支援システム100は、調整支援装置10を含む。調整支援装置10は、作業者に関するデータに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出する。ここで、第1要因は、例えば、所定の作業に関する前記作業者の習熟度を表す数値を含んでよく、第2要因は、例えば、作業者の体調を表す数値を含んでよい。所定期間は、例えば1時間であったり、一日であったり、一週間であったりしてよく、任意である。また、第1要因を定める所定期間(例えば一週間)と、第2要因を定める所定期間(例えば一日)とは異なっていてもよい。
調整支援装置10は、第1要因に基づいて、作業者が使用する作業台の高さの基準値を決定し、第2要因に基づいて、基準値に対する調整値を決定する。ここで、基準値は、短期的にはほとんど変動しない値であり、調整値は、例えば一日の作業時間の間に変動することがある値である。このように、調整支援装置10は、比較的長いタイムスパンで変動する第1要因に基づいて作業台50の高さの基準値を算出し、比較的短いタイムスパンで変動する第2要因に基づいて作業台50の高さの調整値を算出する。
そして、調整支援装置10は、基準値及び調整値に基づいて、作業台50の高さに関する情報を出力する。調整支援装置10は、作業台50の高さに関する情報を表示部10fに出力してよく、作業者Aが作業台50の高さに関する情報に基づいて作業台50の高さを調整してよい。また、作業台50が高さ調整のための駆動部を有する場合、調整支援装置10は、作業台50の高さに関する情報を作業台50に直接出力し、作業台50は、受信した情報に基づいて自動的に高さを変更してよい。
図2は、本実施形態に係る調整支援システム100によって作業台50の高さを調整する概要を示す図である。同図では、第1作業者A1が作業台50を用いてねじ締めを行う様子を示している。同図の左側には、高さがh1の作業台50を示し、右側には高さがh2(h1<h2)の作業台50を示している。作業台50の高さは、調整支援装置10によって出力される作業台50の高さに関する情報に基づいて調整される。
例えば、ねじ締め作業の場合、初心者は、ドライバーの先端を見ながら作業するため、作業台50が低いと腰をかがめてねじ穴を覗き込む姿勢をとることがあり、作業台50が高い方が疲れの度合いを低くすることができることがある。一方、熟練者は、ドライバーの先端を見ずに作業することができ、作業台50を低くした方が無駄な力をかけずに作業できることがある。もっとも、熟練者であっても、長時間の作業によって疲労の度合いが増すことがあり、その場合には、作業台50の高さを高く変更することで疲労の度合いが軽減することがある。これらの例において、熟練度(初心者であるか熟練者であるか)は、比較的長いタイムスパンで変動する第1要因であり、疲れの度合いは比較的短いタイムスパンで変動する第2要因である。
本実施形態に係る調整支援装置10によれば、比較的長いタイムスパンで変動する第1要因と、比較的短いタイムスパンで変動する第2要因とを考慮して、作業効率を高めるように作業台50の高さを調整することができる。これにより、作業者の身体的特徴や熟練度のように長期にわたってほとんど変動しない要因だけでなく、作業者の健康状態のように比較的短期に変動する要因も考慮して、作業台50の高さを適切に調整することができ、作業者の作業効率を向上させることができる。
§2 構成例
[機能構成]
図3を用いて、本実施形態に係る調整支援システム100の機能構成について説明する。図3は、本実施形態に係る調整支援システム100の機能ブロックを示す図である。
<カメラ>
カメラ20は、汎用のカメラによって構成されてよく、作業領域Rにおいて第1作業者A1及び第2作業者A2が動作を実行している場面を含む画像データ及び動画データを撮影する。カメラ20は、作業領域Rの一部を撮影してよく、作業領域Rよりも狭い領域の動画を撮影してよい。具体的には、第1作業者A1及び第2作業者A2により実行される動作をクローズアップした画像データ及び動画データを撮影してよい。カメラ20は、例えば、第1作業者A1及び第2作業者A2の手元をクローズアップした画像データ及び動画データを撮影してよい。
<モーションセンサ>
モーションセンサ21は、作業領域Rにおいて第1作業者A1及び第2作業者A2が実行している動作の動作データを測定する。動作データは、作業者Aの特定の部位の座標値を含んでよい。モーションセンサ21は、例えば、対象者Aにパターン光を投影して、対象者Aの位置及び姿勢の3次元測定を行うものであったり、対象者Aの動画を撮影して、画像処理によって対象者Aの位置及び姿勢の3次元測定を行うものであったりしてよい。また、モーションセンサ21は、加速度センサやジャイロセンサを含んでよく、作業者の身体に固定されて動作データを測定するものであってもよい。
<視線センサ>
視線センサ22は、作業領域Rで作業する第1作業者A1及び第2作業者A2の視線データを測定する。視線データは、作業者Aの視線が向けられている方向を示す座標値を含んでよい。視線センサ22は、汎用のアイトラッカーで構成されてよい。
<バイタルセンサ>
バイタルセンサ23は、作業領域Rで作業する第1作業者A1及び第2作業者A2のバイタルデータを測定する。バイタルデータは、心拍数、血圧、呼吸速度、体温及び脳波等を含んでよい。バイタルセンサ23は、汎用のウェアラブルデバイスで構成されてよい。
<調整支援装置>
調整支援装置10は、取得部11、記憶部12、算出部13、第1決定部14、第2決定部15、出力部16及び表示部10fを備える。
取得部11は、作業者に関するデータを取得する。取得部11は、カメラ20、モーションセンサ21、視線センサ22及びバイタルセンサ23から、画像データ12a、動画データ12b、動作データ12c、視線データ12d及びバイタルデータ12eを取得してよい。取得部11は、作業者に関するデータをリアルタイムに取得してよい。
記憶部12は、画像データ12a、動画データ12b、動作データ12c、視線データ12d及びバイタルデータ12eを記憶する。記憶部12は、カメラ20、モーションセンサ21、視線センサ22及びバイタルセンサ23から取得された各データを記憶してよい。
算出部13は、作業者に関するデータに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出する。ここで、所定期間は、例えば1日、1週間又は1ヶ月であってよい。
時刻tにおける作業者に関するデータをX(t)と表し、時刻0における作業者に関するデータをX(0)と表し、所定の閾値をThと表すとき、所定期間以上のタイムスパンで変動するということは、|(X(t)-X(0))/X(0)|≧Thを満たすことであってよい。同様に、所定期間未満のタイムスパンで変動するということは、|(X(t)-X(0))/X(0)|<Thを満たすことであってよい。
第1決定部14は、第1要因に基づいて、作業者が使用する作業台50の高さの基準値を決定する。第1決定部14は、例えば、第1要因と作業台50の高さの基準値との対応関係を示すテーブルを参照して、第1要因に基づいて、作業台50の高さの基準値を決定してよい。また、第1決定部14は、任意の機械学習手法を用いて、第1要因に基づいて、作業台50の高さの基準値を決定してもよい。第1決定部14は、一日毎、一週間毎、一ヶ月毎又は四半期毎に作業台50の高さの基準値を決定してよい。
第2決定部15は、第2要因に基づいて、基準値に対する調整値を決定する。第2決定部15は、例えば、第2要因と調整値との対応関係を示すテーブルを参照して、第2要因に基づいて、基準値に対する調整値を決定してよい。また、第2決定部15は、任意の機械学習手法を用いて、第2要因に基づいて、基準値に対する調整値を決定してもよい。第2決定部15は、所定の単位作業毎(例えばロット毎)、1時間毎又は半日毎に作業台50の高さの基準値を決定してよい。
出力部16は、基準値及び調整値に基づいて、作業台50の高さに関する情報を出力する。出力部16は、作業台50の高さに関する情報を表示部10fに出力してよく、表示部10fは、作業台50の高さに関する情報を表示してよい。また、出力部16は、作業台50の高さに関する情報を作業台50に直接出力してもよく、作業台50は、高さを自動調整してよい。
作業者に関するデータは、作業者の顔の画像データ12a、作業者の動画データ12b、作業者の視線データ12d及び作業者のバイタルデータ12eの少なくともいずれかを含み、第2要因は、作業者の体調を表す数値を含んでよい。これにより、比較的短いタイムスパンで変動する作業者の体調を考慮して、作業効率を高めるように作業台50の高さを調整することができる。
算出部13は、作業者に関するデータに基づいて、作業者が作業に集中している度合い、作業者の疲労の度合い及び作業者が感じている痛みの度合いの少なくともいずれかを表す数値を算出し、当該数値に基づいて、体調を表す数値を含む第2要因を算出してよい。このようにして、作業者が作業に集中している度合い、作業者の疲労の度合い及び作業者が感じている痛みの度合いといった比較的短いタイムスパンで変動する要因を考慮して、作業効率を高めるように作業台50の高さを調整することができる。
作業者に関するデータは、作業者の動画データ及び作業者の動作データの少なくともいずれかを含み、第1要因は、所定の作業に関する作業者の習熟度を表す数値を含んでよい。これにより、比較的長いタイムスパンで変動する所定の作業に関する作業者の習熟度を考慮して、作業効率を高めるように作業台50の高さを調整することができる。
算出部13は、作業者に関するデータに基づいて、作業者の姿勢、作業者の手の軌跡、作業者の腕の安定性、作業者の両手の指の動作の協調性、作業者の近見視力、作業者の両手の動作の協調性、作業者の動作の正確性、作業者の動作順序の正確性、作業者の動作の早さ、作業者の動作のリズム及び作業者の動作のばらつきの少なくともいずれかを表す数値を算出し、当該数値に基づいて、習熟度を表す数値を含む第1要因を算出してよい。このようにして、比較的長いタイムスパンで変動する所定の作業に関する作業者の習熟度を考慮して、作業効率を高めるように作業台50の高さを調整することができる。
作業者に関するデータは、作業者の動画データ及び作業者の動作データの少なくともいずれかを含み、第1要因及び第2要因の少なくともいずれかは、所定の作業に関する作業者の生産性を表す数値を含んでよい。これにより、所定の作業に関する作業者の生産性を考慮して、作業効率を高めるように作業台50の高さを調整することができる。
算出部13は、作業者に関するデータに基づいて、作業者が単位時間あたりに製造した製品の数、作業者が製品を製造するために要した時間及び作業者が製造した製品の品質の少なくともいずれかを表す数値を算出し、当該数値に基づいて、生産性を表す数値を含む第1要因及び第2要因の少なくともいずれかを算出してよい。このようにして、所定の作業に関する作業者の生産性を考慮して、作業効率を高めるように作業台50の高さを調整することができる。
[ハードウェア構成]
図4は、本実施形態に係る調整支援装置10の物理的構成を示す図である。調整支援装置10は、演算部に相当するCPU(Central Processing Unit)10aと、記憶部に相当するRAM(Random Access Memory)10bと、記憶部に相当するROM(Read only Memory)10cと、通信部10dと、入力部10eと、表示部10fと、を有する。これらの各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続される。なお、本例では調整支援装置10が一台のコンピュータで構成される場合について説明するが、調整支援装置10は、複数のコンピュータが組み合わされて実現されてもよい。また、図4で示す構成は一例であり、調整支援装置10はこれら以外の構成を有してもよいし、これらの構成のうち一部を有さなくてもよい。
CPU10aは、RAM10b又はROM10cに記憶されたプログラムの実行に関する制御やデータの演算、加工を行う制御部である。CPU10aは、作業台50の高さに関する情報を決定するプログラム(調整支援プログラム)を実行する演算部である。CPU10aは、入力部10eや通信部10dから種々のデータを受け取り、データの演算結果を表示部10fに表示したり、RAM10bに格納したりする。
RAM10bは、記憶部のうちデータの書き換えが可能なものであり、例えば半導体記憶素子で構成されてよい。RAM10bは、CPU10aが実行するプログラム、画像データ、動画データ、動作データ、視線データ及びバイタルデータといったデータを記憶してよい。なお、これらは例示であって、RAM10bには、これら以外のデータが記憶されていてもよいし、これらの一部が記憶されていなくてもよい。
ROM10cは、記憶部のうちデータの読み出しが可能なものであり、例えば半導体記憶素子で構成されてよい。ROM10cは、例えば調整支援プログラムや、書き換えが行われないデータを記憶してよい。
通信部10dは、調整支援装置10を他の機器に接続するインターフェースである。通信部10dは、インターネット等の通信ネットワークに接続されてよい。
入力部10eは、ユーザからデータの入力を受け付けるものであり、例えば、キーボード及びタッチパネルを含んでよい。
表示部10fは、CPU10aによる演算結果を視覚的に表示するものであり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)により構成されてよい。表示部10fは、作業台50の高さに関する情報を表示してもよい。
調整支援プログラムは、RAM10bやROM10c等のコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供されてもよいし、通信部10dにより接続される通信ネットワークを介して提供されてもよい。調整支援装置10では、CPU10aが調整支援プログラムを実行することにより、図3を用いて説明した様々な動作が実現される。なお、これらの物理的な構成は例示であって、必ずしも独立した構成でなくてもよい。例えば、調整支援装置10は、CPU10aとRAM10bやROM10cが一体化したLSI(Large-Scale Integration)を備えていてもよい。
§3 動作例
図5は、本実施形態に係る調整支援装置10により参照される作業台50の高さの調整値を示すテーブルである。同図に示すテーブルは、第2要因と調整値との対応関係を示すテーブルの一例である。
本例のテーブルは、所定の作業に関する作業者の習熟度を示す数値、生産性を示す数値及び作業者の体調を示す数値を含む第2要因と、作業台50の高さの基準値に対する調整値との対応関係を示している。
本例のテーブルでは、所定の作業に関する作業者の習熟度を示す数値及び生産性を示す数値を2値化した数値を例示している。当該数値は、所定の作業に関する作業者の習熟度又は生産性が低い場合に0であり、所定の作業に関する作業者の習熟度又は生産性が高い場合に1となる数値である。もっとも、2値化の方法は任意であり、ここに示した方法以外の方法で所定の作業に関する作業者の習熟度を示す数値及び生産性を示す数値を2値化してもよい。
また、本例のテーブルでは、作業者の体調を示す数値を2値化した数値を例示している。当該数値は、作業者の体調が悪い場合に0であり、作業者の体調が良い場合に1となる数値である。もっとも、2値化の方法は任意であり、ここに示した方法以外の方法で作業者の体調を示す数値を2値化してもよい。
本例のテーブルでは、所定の作業に関する作業者の習熟度及び生産性を示す数値(2値化した数値)と、作業者の体調を示す数値(2値化した数値)との組み合わせに応じて、作業台50の高さの基準値に対する調整値が例示されている。具体的には、所定の作業に関する作業者の習熟度及び生産性を示す数値が0であり、作業者の体調を示す数値が0の場合、調整値は「+10cm」であり、所定の作業に関する作業者の習熟度及び生産性を示す数値が0であり、作業者の体調を示す数値が1の場合、調整値は「+5cm」であり、所定の作業に関する作業者の習熟度及び生産性を示す数値が1であり、作業者の体調を示す数値が0の場合、調整値は「+5cm又は-5cm」であり、所定の作業に関する作業者の習熟度及び生産性を示す数値が1であり、作業者の体調を示す数値が1の場合、調整値は「0」である。
ここで、所定の作業に関する作業者の習熟度及び生産性を示す数値が1であり、作業者の体調を示す数値が0の場合、調整支援装置10は、作業者の体調の状況に応じて調整値を+5cmとするか-5cmとするか選択してよい。例えば、作業者の近見視力が低下してきている場合、調整支援装置10は、調整値を+5cmと決定してよい。また、例えば、作業者が感じている痛みの度合いが増加している場合、調整支援装置10は、調整値を-5cmと決定してよい。
図6は、本実施形態に係る調整支援装置10によって作業台50の高さを調整した場合と調整しない場合とにおける熟練者(Expert)の体調(Health Condition)を表す数値を示す図である。同図では、横軸にねじ締め作業の回数を示し、縦軸に体調を表す数値を示して、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整した場合のグラフH1aを実線で示し、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整しない場合のグラフH1bを破線で示している。
本例では、熟練者に合わせて作業台50の高さを調整した結果、作業台50の高さは、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整しない場合に比べて高く調整されている。
調整支援装置10によって作業台50の高さを調整した場合のグラフH1aは、ねじ締め作業の回数が増加しても体調を表す数値が比較的低く保たれている。一方、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整しない場合のグラフH1bは、ねじ締め作業の回数が増加すると体調を表す数値が大きく増加している。
このように、本実施形態に係る調整支援装置10によれば、作業台50の高さを適切に調整して、作業者が作業に集中している度合い、作業者の疲労の度合い及び作業者が感じている痛みの度合いを含む作業者の体調を良好に保つことができる。
図7は、本実施形態に係る調整支援装置10によって作業台50の高さを調整した場合と調整しない場合とにおける熟練者(Expert)の生産性を表す数値を示す図である。同図では、生産性を表す数値として、ねじ締め作業に要する時間(Time (s) spent per screw)を縦軸に示し、横軸にねじ締め作業の回数を示して、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整した場合のグラフT1aを実線で示し、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整しない場合のグラフT1bを破線で示している。
本例では、熟練者に合わせて作業台50の高さを調整した結果、作業台50の高さは、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整しない場合に比べて高く調整されている。
調整支援装置10によって作業台50の高さを調整した場合のグラフT1aは、ねじ締め作業の回数が増加しても、ねじ締め作業に要する時間が短く保たれている。一方、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整しない場合のグラフT1bは、ねじ締め作業の回数が増加するとねじ締め作業に要する時間が増加している。
このように、本実施形態に係る調整支援装置10によれば、作業台50の高さを適切に調整して、所定の作業に関する作業者の生産性を高く保つことができる。
図8は、本実施形態に係る調整支援装置10によって作業台50の高さを調整した場合と調整しない場合とにおける初心者(Beginner)の体調(Health Condition)を表す数値を示す図である。同図では、横軸にねじ締め作業の回数を示し、縦軸に体調を表す数値を示して、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整した場合のグラフH2aを実線で示し、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整しない場合のグラフH2bを破線で示している。
本例では、初心者に合わせて作業台50の高さを調整した結果、作業台50の高さは、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整しない場合に比べて高く調整されている。
調整支援装置10によって作業台50の高さを調整した場合のグラフH2aは、ねじ締め作業の回数が増加しても体調を表す数値が比較的低く保たれている。一方、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整しない場合のグラフH2bは、ねじ締め作業の回数が増加すると体調を表す数値が大きく増加している。
このように、本実施形態に係る調整支援装置10によれば、作業台50の高さを適切に調整して、作業者が作業に集中している度合い、作業者の疲労の度合い及び作業者が感じている痛みの度合いを含む作業者の体調を良好に保つことができる。
図9は、本実施形態に係る調整支援装置10によって作業台50の高さを調整した場合と調整しない場合とにおける初心者(Beginner)の生産性を表す数値を示す図である。同図では、生産性を表す数値として、ねじ締め作業に要する時間(Time (s) spent per screw)を縦軸に示し、横軸にねじ締め作業の回数を示して、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整した場合のグラフT2aを実線で示し、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整しない場合のグラフT2bを破線で示している。
本例では、熟練者に合わせて作業台50の高さを調整した結果、作業台50の高さは、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整しない場合に比べて高く調整されている。
調整支援装置10によって作業台50の高さを調整した場合のグラフT2aは、ねじ締め作業の回数が増加しても、ねじ締め作業に要する時間が短く保たれている。一方、調整支援装置10によって作業台50の高さを調整しない場合のグラフT2bは、ねじ締め作業の回数が増加するとねじ締め作業に要する時間が増加している。
このように、本実施形態に係る調整支援装置10によれば、作業台50の高さを適切に調整して、所定の作業に関する作業者の生産性を高く保つことができる。
図10は、本実施形態に係る調整支援装置10によって作業台50の高さを調整しない場合における作業者の疲労の度合いを表す数値及び近見視力を表す数値を示す図である。同図では、横軸にねじ締め作業の回数を示し、縦軸に疲れの度合いを表す数値及び近見視力を表す数値を示して、近見視力を表す数値のグラフV1を実線で示し、疲れの度合いを表す数値のグラフF1を破線で示している。
本例では、作業者に合わせて作業台50の高さを調整していない。仮に調整支援装置10によって作業台50の高さを調整する場合、作業台50の高さは本例よりも高く調整される。
近見視力を表す数値のグラフV1は、ねじ締め作業の回数が増加するに従って低下し、近見視力を表す数値は徐々に低下している。また、疲れの度合いを表す数値のグラフF1は、ねじ締め作業の回数が増加するに従って増加し、疲れの度合いを表す数値は徐々に増加している。
このように、本実施形態に係る調整支援装置10によって作業台50の高さを適切に調整しない場合、近見視力の低下と疲れの度合いの増加が生じてしまう。
図11は、本実施形態に係る調整支援装置10によって作業台50の高さを調整した場合における作業者の疲労の度合いを表す数値及び近見視力を表す数値を示す図である。同図では、横軸にねじ締め作業の回数を示し、縦軸に疲れの度合いを表す数値及び近見視力を表す数値を示して、近見視力を表す数値のグラフV2を実線で示し、疲れの度合いを表す数値のグラフF2を破線で示している。
本例では、作業の途中で、調整支援装置10によって、作業者に合わせて作業台50の高さを調整している。調整支援装置10は、作業者に合わせて作業台50の高さをより高く調整している。本例では、調整支援装置10による作業台50の高さの調整を「Workbench height changed in higher height」と示されたタイミングで行っている。
調整支援装置10によって作業台50の高さを調整することで、近見視力を表す数値のグラフV2は、調整後から上昇に転じて高い値を保っている。また、疲れの度合いを表す数値のグラフF2は、調整後はほとんど一定に保てれ、増加が抑制されている。
このように、本実施形態に係る調整支援装置10によれば、作業台50の高さを適切に調整して、近見視力を高く保ち、疲れの度合いを低く保つことができる。
図12は、本実施形態に係る調整支援システム100によって実行される作業台50の高さの調整支援処理のフローチャートである。はじめに、調整支援装置10は、作業者に関するデータを取得する(S10)。作業者に関するデータは、カメラ20、モーションセンサ21、視線センサ22及びバイタルセンサ23によって測定されてよい。
その後、調整支援装置10は、作業者の顔認識と身長認識を行う(S11)。調整支援装置10は、作業者の顔認識に基づいてデータベースを参照し、作業者の身体情報や所定の作業に関する熟練度を取得してよい。なお、顔認識によって作業者を特定し、データベースを参照することで作業者の身長が取得できる場合、身長認識処理は省略してよい。
調整支援装置10は、作業者に関するデータに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因を算出し(S12)、第1要因に基づいて、作業台50の高さの基準値を決定する(S13)。
また、調整支援装置10は、作業者に関するデータに基づいて、所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出し(S14)、第2要因に基づいて、基準値に対する調整値を決定する(S15)。
その後、調整支援装置10は、基準値及び調整値に基づいて、作業台50の高さに関する情報を出力する(S16)。作業台50の高さに関する情報は、表示部10fに出力されてよいが、作業台50に直接出力されてもよい。
作業台50の高さに関する情報が出力された後、作業者は、作業台の高さを調整する(S17)。なお、作業台50の高さに関する情報が作業台50に直接出力される場合、作業台50は、駆動部により作業台の高さを自動調整してもよい。
その後、調整支援システム100は、作業者に関するデータを再び取得し、蓄積する(S18)。調整支援システム100は、単位作業(例えばロット単位の作業)が終了していない場合(S19:NO)、作業者に関するデータの取得と蓄積を繰り返し実行する(S18)。そして、単位作業(例えばロット単位の作業)が終了し(S19:YES)、作業を終了しない場合(S20:NO)、調整支援システム100は、処理S14~S18を再び実行する。一方、作業を終了しない場合(S20:YES)、調整支援処理が終了する。
本発明の実施形態は、以下の付記のようにも記載され得る。ただし、本発明の実施形態
は、以下の付記に記載した形態に限定されない。また、本発明の実施形態は、付記間の記
載を置換したり、組み合わせたりした形態であってもよい。
[付記1]
作業者に関するデータを取得する取得部(11)と、
前記データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び前記所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出する算出部(13)と、
前記第1要因に基づいて、前記作業者が使用する作業台の高さの基準値を決定する第1決定部(14)と、
前記第2要因に基づいて、前記基準値に対する調整値を決定する第2決定部(15)と、
前記基準値及び前記調整値に基づいて、前記作業台の高さに関する情報を出力する出力部(16)と、
を備える調整支援装置(10)。
[付記2]
前記データは、前記作業者の顔の画像データ、前記作業者の動画データ、前記作業者の視線データ及び前記作業者のバイタルデータの少なくともいずれかを含み、
前記第2要因は、前記作業者の体調を表す数値を含む、
付記1に記載の調整支援装置(10)。
[付記3]
前記算出部(13)は、前記データに基づいて、前記作業者が作業に集中している度合い、前記作業者の疲労の度合い及び前記作業者が感じている痛みの度合いの少なくともいずれかを表す数値を算出し、当該数値に基づいて、前記体調を表す数値を含む前記第2要因を算出する、
付記2に記載の調整支援装置(10)。
[付記4]
前記データは、前記作業者の動画データ及び前記作業者の動作データの少なくともいずれかを含み、
前記第1要因は、所定の作業に関する前記作業者の習熟度を表す数値を含む、
付記1から3のいずれか一項に記載の調整支援装置(10)。
[付記5]
前記算出部(13)は、前記データに基づいて、前記作業者の姿勢、前記作業者の手の軌跡、前記作業者の腕の安定性、前記作業者の両手の指の動作の協調性、前記作業者の近見視力、前記作業者の両手の動作の協調性、前記作業者の動作の正確性、前記作業者の動作順序の正確性、前記作業者の動作の早さ、前記作業者の動作のリズム及び前記作業者の動作のばらつきの少なくともいずれかを表す数値を算出し、当該数値に基づいて、前記習熟度を表す数値を含む前記第1要因を算出する、
付記4に記載の調整支援装置(10)。
[付記6]
前記データは、前記作業者の動画データ及び前記作業者の動作データの少なくともいずれかを含み、
前記第1要因及び前記第2要因の少なくともいずれかは、所定の作業に関する前記作業者の生産性を表す数値を含む、
付記1から5のいずれか一項に記載の調整支援装置(10)。
[付記7]
前記算出部(13)は、前記データに基づいて、前記作業者が単位時間あたりに製造した製品の数、前記作業者が前記製品を製造するために要した時間及び前記作業者が製造した前記製品の品質の少なくともいずれかを表す数値を算出し、当該数値に基づいて、前記生産性を表す数値を含む前記第1要因及び前記第2要因の少なくともいずれかを算出する、
付記6に記載の調整支援装置(10)。
[付記8]
作業者に関するデータを測定するセンサと、前記作業者が使用する作業台の高さの調整を支援する調整支援装置(10)と、高さが調整可能な作業台とを備える調整支援システムであって、
前記調整支援装置(10)は、
前記データを取得する取得部(11)と、
前記データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び前記所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出する算出部(13)と、
前記第1要因に基づいて、前記作業者が使用する前記作業台の高さの基準値を決定する第1決定部(14)と、
前記第2要因に基づいて、前記基準値に対する調整値を決定する第2決定部(15)と、
前記基準値及び前記調整値に基づいて、前記作業台の高さに関する情報を出力する出力部(16)と、を有する、
調整支援システム(100)。
[付記9]
作業者に関するデータを取得することと、
前記データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び前記所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出することと、
前記第1要因に基づいて、前記作業者が使用する作業台の高さの基準値を決定することと、
前記第2要因に基づいて、前記基準値に対する調整値を決定することと、
前記基準値及び前記調整値に基づいて、前記作業台の高さに関する情報を出力することと、
を含む調整支援方法。
[付記10]
調整支援装置(10)に備えられた演算部を、
作業者に関するデータを取得する取得部(11)、
前記データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び前記所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出する算出部(13)、
前記第1要因に基づいて、前記作業者が使用する作業台の高さの基準値を決定する第1決定部(14)、
前記第2要因に基づいて、前記基準値に対する調整値を決定する第2決定部(15)、及び
前記基準値及び前記調整値に基づいて、前記作業台の高さに関する情報を出力する出力部(16)、
として機能させる調整支援プログラム。
10…調整支援装置、10a…CPU、10b…RAM、10c…ROM、10d…通信部、10e…入力部、10f…表示部、11…取得部、12…記憶部、12a…画像データ、12b…動画データ、12c…動作データ、12d…視線データ、12e…バイタルデータ、13…算出部、14…第1決定部、15…第2決定部、16…出力部、20…カメラ、21…モーションセンサ、22…視線センサ、23…バイタルセンサ、50…作業台、100…調整支援システム

Claims (12)

  1. 作業者に関するデータを取得する取得部と、
    前記データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び前記所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出する算出部と、
    前記第1要因に基づいて、前記作業者が使用する作業台の高さの基準値を決定する第1決定部と、
    前記第2要因に基づいて、前記基準値に対する調整値を決定する第2決定部と、
    前記基準値及び前記調整値に基づいて、前記作業台の高さに関する情報を出力する出力部と、
    を備え
    前記データは、前記作業者の動画データ及び前記作業者の動作データの少なくともいずれかを含み、
    前記第1要因は、所定の作業に関する前記作業者の習熟度を表す数値を含む、
    調整支援装置。
  2. 作業者に関するデータを取得する取得部と、
    前記データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び前記所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出する算出部と、
    前記第1要因に基づいて、前記作業者が使用する作業台の高さの基準値を決定する第1決定部と、
    前記第2要因に基づいて、前記基準値に対する調整値を決定する第2決定部と、
    前記基準値及び前記調整値に基づいて、前記作業台の高さに関する情報を出力する出力部と、
    を備え
    前記データは、前記作業者の動画データ及び前記作業者の動作データの少なくともいずれかを含み、
    前記第1要因及び前記第2要因の少なくともいずれかは、所定の作業に関する前記作業者の生産性を表す数値を含む、
    調整支援装置。
  3. 前記データは、前記作業者の顔の画像データ、前記作業者の動画データ、前記作業者の視線データ及び前記作業者のバイタルデータの少なくともいずれかを含み、
    前記第2要因は、前記作業者の体調を表す数値を含む、
    請求項1又は2に記載の調整支援装置。
  4. 前記算出部は、前記データに基づいて、前記作業者が作業に集中している度合い、前記作業者の疲労の度合い及び前記作業者が感じている痛みの度合いの少なくともいずれかを表す数値を算出し、当該数値に基づいて、前記体調を表す数値を含む前記第2要因を算出する、
    請求項に記載の調整支援装置。
  5. 前記算出部は、前記データに基づいて、前記作業者の姿勢、前記作業者の手の軌跡、前記作業者の腕の安定性、前記作業者
    の両手の指の動作の協調性、前記作業者の近見視力、前記作業者の両手の動作の協調性、前記作業者の動作の正確性、前記作業者の動作順序の正確性、前記作業者の動作の早さ、前記作業者の動作のリズム及び前記作業者の動作のばらつきの少なくともいずれかを表す数値を算出し、当該数値に基づいて、前記習熟度を表す数値を含む前記第1要因を算出する、
    請求項に記載の調整支援装置。
  6. 前記算出部は、前記データに基づいて、前記作業者が単位時間あたりに製造した製品の数、前記作業者が前記製品を製造するために要した時間及び前記作業者が製造した前記製品の品質の少なくともいずれかを表す数値を算出し、当該数値に基づいて、前記生産性を表す数値を含む前記第1要因及び前記第2要因の少なくともいずれかを算出する、
    請求項に記載の調整支援装置。
  7. 作業者に関するデータを測定するセンサと、前記作業者が使用する作業台の高さの調整を支援する調整支援装置と、高さが調整可能な作業台とを備える調整支援システムであって、
    前記調整支援装置は、
    前記データを取得する取得部と、
    前記データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び前記所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出する算出部と、
    前記第1要因に基づいて、前記作業者が使用する前記作業台の高さの基準値を決定する第1決定部と、
    前記第2要因に基づいて、前記基準値に対する調整値を決定する第2決定部と、
    前記基準値及び前記調整値に基づいて、前記作業台の高さに関する情報を出力する出力部と、を有
    前記データは、前記作業者の動画データ及び前記作業者の動作データの少なくともいずれかを含み、
    前記第1要因は、所定の作業に関する前記作業者の習熟度を表す数値を含む、
    調整支援システム。
  8. 作業者に関するデータを測定するセンサと、前記作業者が使用する作業台の高さの調整を支援する調整支援装置と、高さが調整可能な作業台とを備える調整支援システムであって、
    前記調整支援装置は、
    前記データを取得する取得部と、
    前記データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び前記所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出する算出部と、
    前記第1要因に基づいて、前記作業者が使用する前記作業台の高さの基準値を決定する第1決定部と、
    前記第2要因に基づいて、前記基準値に対する調整値を決定する第2決定部と、
    前記基準値及び前記調整値に基づいて、前記作業台の高さに関する情報を出力する出力部と、を有
    前記データは、前記作業者の動画データ及び前記作業者の動作データの少なくともいずれかを含み、
    前記第1要因及び前記第2要因の少なくともいずれかは、所定の作業に関する前記作業者の生産性を表す数値を含む、
    調整支援システム。
  9. 作業者に関するデータを取得することと、
    前記データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び前記所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出することと、
    前記第1要因に基づいて、前記作業者が使用する作業台の高さの基準値を決定することと、
    前記第2要因に基づいて、前記基準値に対する調整値を決定することと、
    前記基準値及び前記調整値に基づいて、前記作業台の高さに関する情報を出力することと、
    を含み、
    前記データは、前記作業者の動画データ及び前記作業者の動作データの少なくともいずれかを含み、
    前記第1要因は、所定の作業に関する前記作業者の習熟度を表す数値を含む、
    調整支援方法。
  10. 作業者に関するデータを取得することと、
    前記データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び前記所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出することと、
    前記第1要因に基づいて、前記作業者が使用する作業台の高さの基準値を決定することと、
    前記第2要因に基づいて、前記基準値に対する調整値を決定することと、
    前記基準値及び前記調整値に基づいて、前記作業台の高さに関する情報を出力することと、
    を含み、
    前記データは、前記作業者の動画データ及び前記作業者の動作データの少なくともいずれかを含み、
    前記第1要因及び前記第2要因の少なくともいずれかは、所定の作業に関する前記作業者の生産性を表す数値を含む、
    調整支援方法。
  11. 調整支援装置に備えられた演算部を、
    作業者に関するデータを取得する取得部、
    前記データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び前記所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出する算出部、
    前記第1要因に基づいて、前記作業者が使用する作業台の高さの基準値を決定する第1決定部、
    前記第2要因に基づいて、前記基準値に対する調整値を決定する第2決定部、及び
    前記基準値及び前記調整値に基づいて、前記作業台の高さに関する情報を出力する出力部、
    として機能させ
    前記データは、前記作業者の動画データ及び前記作業者の動作データの少なくともいずれかを含み、
    前記第1要因は、所定の作業に関する前記作業者の習熟度を表す数値を含む、
    調整支援プログラム。
  12. 調整支援装置に備えられた演算部を、
    作業者に関するデータを取得する取得部、
    前記データに基づいて、所定期間以上のタイムスパンで変動する第1要因及び前記所定期間未満のタイムスパンで変動する第2要因を算出する算出部、
    前記第1要因に基づいて、前記作業者が使用する作業台の高さの基準値を決定する第1決定部、
    前記第2要因に基づいて、前記基準値に対する調整値を決定する第2決定部、及び
    前記基準値及び前記調整値に基づいて、前記作業台の高さに関する情報を出力する出力部、
    として機能させ
    前記データは、前記作業者の動画データ及び前記作業者の動作データの少なくともいずれかを含み、
    前記第1要因及び前記第2要因の少なくともいずれかは、所定の作業に関する前記作業者の生産性を表す数値を含む、
    調整支援プログラム。
JP2019151022A 2019-08-21 2019-08-21 調整支援装置、調整支援システム、調整支援方法及び調整支援プログラム Active JP7288243B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019151022A JP7288243B2 (ja) 2019-08-21 2019-08-21 調整支援装置、調整支援システム、調整支援方法及び調整支援プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019151022A JP7288243B2 (ja) 2019-08-21 2019-08-21 調整支援装置、調整支援システム、調整支援方法及び調整支援プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021030334A JP2021030334A (ja) 2021-03-01
JP7288243B2 true JP7288243B2 (ja) 2023-06-07

Family

ID=74676981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019151022A Active JP7288243B2 (ja) 2019-08-21 2019-08-21 調整支援装置、調整支援システム、調整支援方法及び調整支援プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7288243B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7048063B1 (ja) * 2021-07-13 2022-04-05 三菱電機株式会社 作業状況管理システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005267491A (ja) 2004-03-22 2005-09-29 Fuji Xerox Co Ltd Vdt作業環境制御装置
JP2012223869A (ja) 2011-04-21 2012-11-15 Panasonic Corp 作業台システム
JP2016087031A (ja) 2014-10-31 2016-05-23 株式会社岡村製作所 机システム
JP2018025932A (ja) 2016-08-09 2018-02-15 ファナック株式会社 センサと機械学習部を備えた作業管理システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06170752A (ja) * 1992-06-01 1994-06-21 Nakatetsuku Kk 作業台

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005267491A (ja) 2004-03-22 2005-09-29 Fuji Xerox Co Ltd Vdt作業環境制御装置
JP2012223869A (ja) 2011-04-21 2012-11-15 Panasonic Corp 作業台システム
JP2016087031A (ja) 2014-10-31 2016-05-23 株式会社岡村製作所 机システム
JP2018025932A (ja) 2016-08-09 2018-02-15 ファナック株式会社 センサと機械学習部を備えた作業管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021030334A (ja) 2021-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2019192172A1 (zh) 一种姿态预测方法、装置和电子设备
US20160313891A1 (en) Display control device, display control program and display-control-program product
JP7288243B2 (ja) 調整支援装置、調整支援システム、調整支援方法及び調整支援プログラム
US20180267604A1 (en) Computer pointer device
JP7010542B2 (ja) 作業分析装置、作業分析方法、及びプログラム
CN107422844B (zh) 一种信息处理方法及电子设备
JP2022546644A (ja) 人間-ロボット混在製造プロセスにおける自動異常検出のためのシステムおよび方法
Thaler et al. The role of online visual feedback for the control of target-directed and allocentric hand movements
JP2020086488A (ja) 生産システムおよび生産管理装置
KR102310964B1 (ko) 근골격계 증상을 진단하기 위한 전자 장치, 방법, 및 시스템
US10823964B2 (en) Work assistance apparatus, work assistance method, and computer-readable, non-transitory recording medium recording work assistance program executed by computer
JP2020119198A (ja) 動作分析装置、動作分析方法、動作分析プログラム及び動作分析システム
US11409369B2 (en) Wearable user interface control system, information processing system using same, and control program
US20210097884A1 (en) Work support apparatus, work support system, and work support method
CN110811644B (zh) 一种视疲劳测量方法及其系统、存储介质、电子设备
JP6875864B2 (ja) 波形表示装置、波形表示方法、プログラム及び記憶媒体
CN109766012B (zh) 视线计算方法及装置
CN110049710B (zh) 用于测量屈光的方法和系统、用于眼科镜片的光学设计的方法以及包括这种眼科镜片的眼镜
JP2020175047A (ja) 動作解析装置、動作解析方法及びプログラム
AU2018314050A1 (en) Wearable device-compatible electrooculography data processing device, spectacle-type wearable device provided with same, and wearable device-compatible electrooculography data processing method
WO2022209287A1 (ja) 算出装置
CN103377014A (zh) 一种显示控制方法
US20230181029A1 (en) Method and device for determining at least one astigmatic effect of at least one eye
JP2004049680A (ja) 瞳孔間隔測定システム
JP7307698B2 (ja) 作業管理システムおよび作業管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7288243

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150