JP6875864B2 - 波形表示装置、波形表示方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

波形表示装置、波形表示方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6875864B2
JP6875864B2 JP2017003224A JP2017003224A JP6875864B2 JP 6875864 B2 JP6875864 B2 JP 6875864B2 JP 2017003224 A JP2017003224 A JP 2017003224A JP 2017003224 A JP2017003224 A JP 2017003224A JP 6875864 B2 JP6875864 B2 JP 6875864B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
waveforms
heartbeat
measurement data
outlier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017003224A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018110725A (ja
Inventor
隆 貝阿彌
隆 貝阿彌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kohden Corp
Original Assignee
Nihon Kohden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Kohden Corp filed Critical Nihon Kohden Corp
Priority to JP2017003224A priority Critical patent/JP6875864B2/ja
Publication of JP2018110725A publication Critical patent/JP2018110725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6875864B2 publication Critical patent/JP6875864B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Description

本開示は、生体情報波形を表示する波形表示装置及び波形表示方法に関する。さらに、本開示は、当該波形表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラム及び当該プログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体に関する。
ホルタ心電図解析装置は、時間軸上に連続して発生する心拍波形(又は拍動)を有する心電図波形(生体情報波形の一種)を示す心電図波形データ(生体情報波形データの一種)を患者より取得した上で、当該取得された心電図波形データに基づいて、複数の心拍波形を複数の波形グループに自動的に分類する機能を有することが知られている。一般的に、検査技師等の医療従事者は、医師による診断の前に、複数の心拍波形の各々が適切な波形グループに自動分類されているかどうかを目視により確認する必要がある。例えば、心電図波形データが約20万の心拍波形を有する場合、医療従事者は、膨大な量の心拍波形の各々が適切な波形グループに自動分類されているかを確認する必要があり、これが医療従事者にとって非常に大きな作業負荷となっている。
一方、特許文献1は、心電図波形における複数の心拍波形を複数のモフォロジ群(波形グループ)に分類し、分類された複数の心拍波形と所定の基準心拍波形との相関係数(類似度)を算出し、当該算出された相関係数に基づいて、同一のモフォロジ群に分類された複数の心拍波形を並べて表示画面上に表示することを開示している。このように、特許文献1では、基準心拍波形の類似度に応じて複数の心拍波形が表示画面上に表示されるため、医療従事者は、複数の心拍波形の各々が適切なモフォロジ群に自動分類されているかを比較的容易に確認することができる。
特許第5189438号公報
ところで、特許文献1に開示された波形表示方法では、特定される基準心拍波形の類似度に応じて表示画面上に表示される心拍波形の順番が異なってしまう。この点において、所定の基準心拍波形に対する類似度が小さい心拍波形は、別の基準心拍波形に対しては高い類似度を有するといった事態が想定される。このように、基準心拍波形として選定される心拍波形に依存して心拍波形の表示結果が大きく異なってしまう。
本開示は、複数の波形の各々が適切な波形グループに自動分類されているかどうかを医療従事者が容易に且つ高い精度で判断することを可能とする波形表示装置及び波形表示方法を提供する。さらに、本開示は、当該波形表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラム及び当該プログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供する。
本開示の一態様に係る波形表示装置は、
プロセッサと、
コンピュータ可読命令を記憶するメモリと、を備え、
前記コンピュータ可読命令が前記プロセッサにより実行されると、前記波形表示装置は、
生体情報波形に含まれると共に、各々が所定の波形グループに自動的に分類された複数の波形を示す複数の波形データを取得し、
前記複数の波形の各々の第1及び第2の計測項目の値を測定し、
前記複数の波形の各々の前記第1及び第2の計測項目の値を含む計測データに基づいて、前記複数の波形の各々の外れ値指標を算出し、
前記複数の波形データと前記複数の波形の各々の外れ値指標に従って、前記複数の波形を表示画面上に並べて表示する。
また、本開示の一態様に係る波形表示方法は、
(a)生体情報波形に含まれると共に、各々が所定の波形グループに自動的に分類された複数の波形を示す複数の波形データを取得するステップと、
(b)前記複数の波形の各々の第1及び第2の計測項目の値を測定するステップと、
(c)前記複数の波形の各々の前記第1及び第2の計測項目の値を含む計測データに基づいて、前記複数の波形の各々の外れ値指標を算出するステップと、
(d)前記複数の波形データと前記複数の波形の各々の外れ値指標に従って、前記複数の波形を表示画面上に並べて表示するステップと、
を含み、コンピュータによって実行される。
本開示によれば、複数の波形の各々が適切な波形グループに自動分類されているかどうかを医療従事者が容易に且つ高い精度で判断することを可能とする波形表示装置及び波形表示方法を提供することができる。さらに、本開示は、当該波形表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラム及び当該プログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供することができる。
本発明の実施形態(以下、単に本実施形態という。)に係る波形表示装置を示すハードウェア構成図である。 複数の心拍波形を複数の波形グループに自動分類する方法を示すフローチャートである。 本実施形態に係る波形表示方法の一例を説明するためのフローチャートである。 波形番号の昇順に従って表示画面上に並んで表示された心拍波形w1〜w20の一例を示す図である。 計測データ間の距離に基づく外れ値指標Vを説明するための図である。 計測データ間の密度に基づく外れ値指標Vを説明するための図である。 2次元座標系に示された心拍波形w1〜w20の計測データD1〜D20を示す図である。 昇順に並べられた心拍波形w1〜w20の外れ値指標Vの一例を示す図である。 外れ値指標の値の昇順に従って表示画面上に表示された心拍波形w1〜w20の一例を示す図である。
以下、本実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態の説明において既に説明された要素と同一の参照番号を有する要素については、説明の便宜上、その説明は省略する。
図1は、本実施形態に係る波形表示装置1のハードウェア構成図を示す。図1に示すように、波形表示装置1(以下、単に表示装置1という。)は、制御部2と、記憶部3と、ネットワークインターフェース4と、表示部5と、入力操作部6とを備える。これらはバス8を介して互いに通信可能に接続されている。
表示装置1は、バイタルデータのトレンドグラフやリストを表示するための医療用の専用装置(生体情報モニタ等)であってもよいし、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、スマートフォン、ファブレット、タブレット、操作者(医療従事者)の身体(例えば、腕や頭部等)に装着されるウェアラブルデバイス(例えば、Apple Watchやスマートグラス等)であってもよい。
制御部2は、メモリとプロセッサを備えている。メモリは、コンピュータ可読命令(プログラム)を記憶するように構成されており、例えば、各種プログラム等が格納されたROM(Read Only Memory)やプロセッサにより実行される各種プログラム等が格納される複数ワークエリアを有するRAM(Random Access Memory)等から構成される。プロセッサは、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)及び/又はGPU(Graphics Processing Unit)であって、ROMに組み込まれた各種プログラムから指定されたプログラムをRAM上に展開し、RAMとの協働で各種処理を実行するように構成されている。
特に、プロセッサが後述する波形表示方法を実行するための波形表示プログラムをRAM上に展開し、RAMとの協働で当該波形表示プログラムを実行することで、制御部2は、表示装置1の各種動作を制御してもよい。制御部2及び波形表示プログラムの詳細については後述する。
記憶部3は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、USBフラッシュメモリ等の記憶装置(ストレージ)であって、プログラムや各種データを格納するように構成されている。記憶部3には、波形表示プログラムが組み込まれてもよい。また、時間軸上に連続して発生する複数の心拍波形を含む心電図波形(生体情報波形の一例)を示す心電図波形データ(生体情報波形データの一例)が記憶部3に保存されていてもよい。ここで、心拍波形とは、心臓の拍動(心拍)を示す波形をいう。心電図波形データは、図示しない心電図センサ(例えば、ホルタ心電図記録器等)により取得されてもよい。取得された心電図波形データは、通信ネットワークやUSBメモリ等の記憶媒体を介して記憶部3に保存されてもよいし、心電図センサに接続されるセンサインターフェース(図示せず)を介して記憶部3に保存されてもよい。
また、複数の心拍波形を示す複数の心拍波形データ(波形データの一例)が記憶部3に保存されていてもよい。この場合、複数の心拍波形の各々は、所定の患者の心電図波形に含まれていると共に、ホルタ心電図解析装置等(図示せず)により所定の波形グループに自動的に分類されている。
ここで、図2を参照して心電図波形に含まれる複数の心拍波形を複数の波形グループに自動分類する方法について説明する。図2は、複数の心拍波形を複数の波形グループに自動分類する方法を示すフローチャートである。図2に示すように、ステップS1において、ホルタ心電図解析装置は、心電図センサを用いて所定の患者の心電図波形データを取得する。次に、ホルタ心電図解析装置は、心電図波形に含まれる複数の心拍波形を複数の波形グループG1,G2・・・に自動的に分類する(ステップS2)。例えば、ホルタ心電図解析装置は、各心拍波形の位置を特定した上で、各心拍波形の形状や隣接する心拍波形間のRR間隔に基づいて、各心拍波形が正常心拍波形(N波)か又は心室性期外収縮を示す波形(V波)であるかを判定する。次に、ホルタ心電図解析装置は、周知の波形分類方法に基づいて、N波に属する複数の心拍波形の各々を複数の波形グループに分類すると共に、V波に属する複数の心拍波形の各々を複数の波形グループに分類する。このようにして、ホルタ心電図解析装置は、心電図波形に含まれる複数の心拍波形を複数の波形グループに自動的に分類する。自動分類された複数の心拍波形を示す複数の心拍波形データは、ホルタ心電図解析装置に保存されてもよい。ホルタ心電図解析装置に保存された複数の心拍波形データは、通信ネットワークやUSBメモリ等の記憶媒体を介して記憶部3に保存されてもよいし、入出力インターフェース(図示せず)を介して記憶部3に保存されてもよい。
ネットワークインターフェース4は、表示装置1を通信ネットワークに接続するように構成されている。具体的には、ネットワークインターフェース4は、通信ネットワークを介してサーバ等の外部装置と通信するための各種有線接続端子や、無線接続のための各種処理回路を含んでおり、通信ネットワークを介して通信するための通信規格に適合するように構成されている。ここで、通信ネットワークは、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)又はインターネット等である。例えば、波形表示プログラムやバイタルデータ(心拍波形データや心電図波形データ)は、通信ネットワーク上に配置されたコンピュータからネットワークインターフェース4を介して取得されてもよい。
表示部5は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示装置であってもよいし、操作者の頭部に装着される透過型又は非透過型のヘッドマウントディスプレイ等の表示装置であってもよい。例えば、図4及び図9に示す表示画面10が表示部5に表示される。
入力操作部6は、表示装置1を操作する操作者の入力操作を受付けると共に、当該入力操作に対応する指示信号を生成するように構成されている。入力操作部6は、例えば、表示部5上に重ねて配置されたタッチパネル、筐体に取り付けられた操作ボタン、マウス又はキーボード等である。入力操作部6によって生成された指示信号は、バス8を介して制御部2に送信されて、制御部2は、指示信号に応じて所定の処理を実行する。
次に、図3を参照して本実施形態に係る波形表示方法の一例について説明する。図3は、本実施形態に係る波形表示方法の一例を説明するためのフローチャートである。図3に示すように、最初に、制御部2は、同一の波形グループG1に自動分類された心拍波形w1〜w20を示す心拍波形データA1〜A20を取得する(ステップS10)。例えば、制御部2は、心拍波形データA1〜A20を記憶部3から取得してもよいし、通信ネットワーク上に配置された外部装置からネットワークインターフェース4を介して心拍波形データA1〜A20を取得してもよい。または、制御部2は、ホルタ心電図解析装置から入出力インターフェースを介して心拍波形データA1〜A20を取得してもよい。本実施形態では、説明の便宜上、心拍波形の数は20個とし、心拍波形w1〜w20の各々は、同一の波形グループG1に自動分類されているものとする。つまり、ホルタ心電図解析装置が所定の患者の心電図波形に含まれる複数の心拍波形を複数の波形グループに自動分類した結果、心拍波形w1〜w20が波形グループG1に自動分類されているものとする。
次に、制御部2は、心拍波形w1〜w20の波形番号N=1〜20の昇順に従って、心拍波形w1〜w20を表示画面10上に並べて表示する(ステップS11)。図4は、波形番号Nの昇順に従って表示画面10上に並んで表示された心拍波形w1〜w20の一例を示す図である。心拍波形の総数が20個の場合、複数の心拍波形は、図4に示すように、4行×5列の形式で表示画面10上に並んで表示されてもよいし、n行×m列の形式で表示画面10上に並んで表示されてもよい(n≧1、m≧1)。本例では、心拍波形w1〜w20のうち波形番号Nが最も小さい心拍波形w1が表示画面10の左上端に配置されると共に、波形番号Nが最も大きい心拍波形w20が表示画面10の右下端に配置される。
次に、制御部2は、心拍波形w1〜w20の各々のR波振幅(第1の計測項目の一例)の値RとS波振幅(第2の計測項目の一例)の値Sを測定する(ステップS12)。その後、制御部2は、心拍波形w1〜w20の計測データD1〜D20を生成する(ステップS13)。ここで、計測データD1は、心拍波形w1のR波振幅の値R1とS波振幅の値S1により構成される。つまり、計測データDiは、心拍波形wiのR波振幅の値RiとS波振幅の値Siにより構成される(ここで、iは整数であって、1≦i≦20とする)。また、計測データDiは、互いに直交する2つの座標軸のうち一方の座標軸がR波振幅の値を示すと共に、他方の座標軸がS波振幅の値を示す2次元座標系に示すことが可能なデータである。本実施形態では、図5〜図7に示すように、2次元座標系の縦軸がS波振幅の値を示すと共に、2次元座標系の横軸がR波振幅の値を示す。
次に、ステップS14において、制御部2は、生成された計測データD1〜D20に基づいて、心拍波形w1〜w20の外れ値指標V1〜V20を算出する。以下に、図5〜図7を参照して外れ値指標Vの算出方法について説明する。図5は、計測データD間の距離に基づく外れ値指標Vを説明するための図である。図6は、計測データD間の密度に基づく外れ値指標Vを説明するための図である。
<計測データD間の距離に基づく外れ値指標Vの算出方法>
図5に示すように、制御部2は、縦軸がS波振幅を示すと共に、横軸がR波振幅を示す2次元座標系(S‐R座標系)に示される複数の計測データD間の距離に基づいて、外れ値指標Vを算出することができる。この算出方法では、対象となる計測データとその他の複数の計測データとの間の距離が小さい程、外れ値指標Vの値は小さくなる。この場合、外れ値指標Vの値が小さい程、対象となる計測データは外れ値ではないと判断され、当該対象となる計測データに対応する心拍波形は、現在の波形グループに分類されるべきであると判断される(つまり、当該心拍波形に対する自動分類結果は妥当であると判断される)。一方、対象となる計測データとその他の複数の計測データとの間の距離が大きい程、外れ値指標Vの値は大きくなる。この場合、外れ値指標Vの値が大きい程、対象となる計測データは、外れ値であると判断され、当該対象となる計測データに対応する心拍波形は、現在の波形グループとは異なる波形グループに分類されるべきであると判断される(つまり、当該心拍波形に対する自動分類結果は妥当ではないと判断される)。
図5に示す例では、対象となる計測データDnとその他の複数の計測データDとの間の距離は、対象となる計測データDmとその他の複数の計測データDとの間の距離よりも大きいため、計測データDnの外れ値指標Vnは、計測データDmの外れ値指標Vmよりも大きくなる。ここで、計測データD間の距離は、ユークリッド距離であってもよいし、マハラノビス距離であってもよい。例えば、計測データDnのS波振幅の値がSn、R波振幅の値がRnであると共に、計測データDaのS波振幅の値がSa、R波振幅の値がRaである場合、計測データDnと計測データDaとの間のユークリッド距離dn,aは、以下の式(1)により算出される。

dn,a=|Dn−Da|={(Rn−Ra)+(Sn−Sa)1/2・・・(1)

また、計測データDbのS波振幅の値がSb、R波振幅の値がRbである場合、計測データDnと計測データDbとの間のユークリッド距離dn,bは、以下の式(2)により算出される。

dn,b=|Dn−Db|={(Rn−Rb)+(Sn−Sb)1/2・・・(2)

尚、心拍波形w1〜1w20の計測データD1〜D20間のユークリッド距離に基づく外れ値指標V1〜V20の算出手法については以降で詳しく述べる。
<計測データD間の密度に基づく外れ値指標Vの算出方法>
制御部2は、S‐R座標系に示される複数の計測データD間の密度に基づいて、外れ値指標Vを算出することができる。この算出方法では、図6に示すように、対象となる計測データの周辺に存在する計測データの数Nが少ない程(つまり、対象となる計測データの密度が小さい程)、外れ値指標Vの値を大きくしてもよい。この場合、計測データの数Nと外れ値指標Vは負の相関関係を有する。さらに、外れ値指標Vの値が大きい程、対象となる計測データは外れ値であると判断され、当該対象となる計測データに対応する心拍波形は、現在の波形グループとは異なる波形グループに分類されるべきであると判断される(つまり、当該心拍波形に対する自動分類結果は妥当ではないと判断される)。従って、計測データDiの周辺に存在する計測データの数Nが少ない場合(計測データDiの密度が小さい場合)では、外れ値指標Vの値が大きくなるため、計測データDiは外れ値であると判断される。尚、対象となる計測データの周辺に存在する計測データの数がゼロである場合、外れ値指標Vを算出せずに当該対象となる計測データは外れ値であると判断されてもよい。
一方、対象となる計測データの周辺に存在する計測データの数が多い程(つまり、対象となる計測データの密度が高い程)、外れ値指標Vの値が小さくなる。さらに、外れ値指標Vの値が小さい程、対象となる計測データは外れ値ではないと判断され、当該対象となる計測データに対応する心拍波形は、現在の波形グループに分類されるべきであると判断される(つまり、当該心拍波形に対する自動分類結果は妥当であると判断される)。従って、計測データDiの周辺に存在する計測データの数Nが多い場合(計測データDiの密度が高い場合)では、外れ値指標Vの値が小さくなるため、計測データDiは外れ値ではないと判断される。
図6に示す例では、対象となる計測データDnを中心とした半径rの円として構成された領域Rn内に存在する計測データDの数Nは1個となる。一方、対象となる計測データDmを中心とした半径rの円として構成された領域Rm内に存在する計測データDの数Nは6個となる。この場合、計測データDnの外れ値指標Vnは大きくなる一方、計測データDmの外れ値指標Vmは小さくなる。この結果として、計測データDmは外れ値ではないと判断される一方、計測データDnは外れ値であると判断される。
次に、図7及び図8を参照して、心拍波形w1〜1w20の計測データD1〜D20間のユークリッド距離に基づいて、心拍波形w1〜w20の外れ値指標V1〜V20を算出する方法について以下に説明する。図7は、2次元座標系に示された心拍波形w1〜w20の計測データD1〜D20を示す図である。図8は、昇順に並べられた心拍波形w1〜w20の外れ値指標Vの一例を示す図である。また、図7のS‐R座標系に表示された番号は、心拍波形wの番号を指す。例えば、番号「18」が付されたプロット点は、心拍波形w18の計測データD18を示す。また、心拍波形wnの計測データDnのS波振幅の値はSnであると共に、R波振幅の値はRnとする。尚、本説明では、外れ値指標V1〜V20は、外れ値指標Vと総称される場合がある。
例えば、心拍波形w5の外れ値指標V5の算出方法について以下に説明する。
最初に、心拍波形w5の計測データD5と計測データD1〜D4,D6〜D20の各々の間のユークリッド距離d5,1,d5,2・・・,d5,20を算出した上で、ユークリッド距離d5,1,d5,2・・・d5,20の総和を算出する。ここで、ユークリッド距離d5,1は、計測データD5と計測データD1との間のユークリッド距離であって、以下の式(3)により算出される。

d5,1=|D5−D1|={(R5−R1)+(S5−S1)1/2・・・(3)

このように、ユークリッド距離d5,i(iは整数であって、1≦i≦20)は、計測データD5と計測データDiとの間のユークリッド距離であって、以下の式(3A)により算出される。

d5,i=|D5−Di|={(R5−Ri)+(S5−Si)1/2・・・(3A)
次に、心拍波形w5の外れ値指標V5は、ユークリッド距離d5,1,d5,2・・・d5,20の総和によって算出される。具体的には、外れ値指標V5は、以下の式(4)により算出される。
Figure 0006875864
但し、d5,5=0であるとする。
このように、外れ値指標V5を算出することが可能となる。同様に、心拍波形wnの外れ値指標Vnは以下の式(5)により算出される(ここで、nは整数であって、1≦n≦20)。
Figure 0006875864
但し、dn,n=0であるとする。
また、ユークリッド距離dn,i(iは整数であって、1≦i≦20)は、計測データDnと計測データDiとの間のユークリッド距離であって、以下の式(6)により算出される。

dn,i=|Dn−Di|={(Rn−Ri)+(Sn−Si)1/2・・・(6)

このように、心拍波形w1〜w20の外れ値指標V1〜V20を算出することが可能となる。図8に示すように、本例では、心拍波形w5の外れ値指標V5の値が最も大きい。心拍波形w18の外れ値指標V18の値は、外れ値指標V5の値の次に大きい。また、心拍波形w5,w18,w14,w9,w2の外れ値指標Vは、その他の心拍波形の外れ値指標Vと比較すると非常に大きいことが理解される。
次に、図3に戻ると、制御部2は、心拍波形w1〜w20の外れ値指標V1〜V20と心拍波形データA1〜A20に従って、心拍波形w1〜w20を表示画面10に表示する(ステップS15)。具体的には、図9に示すように、制御部2は、外れ値指標V1〜V20の値の昇順に従って、心拍波形w1〜w20を表示画面10上に並べて表示する。本例では、心拍波形w1〜w20のうち外れ値指標Vの値が最も大きい心拍波形w5が表示画面10の左上端に配置されると共に、外れ値指標Vが最も小さい心拍波形w3が表示画面10の右下端に配置される。尚、制御部2は、外れ値指標V1〜V20の値の降順に従って、心拍波形w1〜w20を表示画面10上に並べて表示してもよい。この場合、心拍波形w1〜w20のうち外れ値指標Vの値が最も小さい心拍波形w3が表示画面10の左上端に配置されると共に、外れ値指標Vが最も大きい心拍波形w5が表示画面10の右下端に配置される。
本実施形態によれば、心拍波形w1〜w20の各々のR波振幅の値RとS波振幅の値Sからなる計測データD1〜D20に基づいて、心拍波形w1〜w20の外れ値指標V1〜V20が算出されて、波形データA1〜A20と外れ値指標V1〜V20の値に基づいて、心拍波形w1〜w20が表示画面10上に並べて表示される。このように、波形グループG1から選択された基準となる基準心拍波形を用いることなしに、心拍波形w1〜w20の外れ値指標V1〜V20を用いることで、心拍波形w1〜w20の各々が波形グループG1に分類されていることが妥当であるかどうか(つまり、各心拍波形に対する自動分類結果の妥当性)を判断することができる。従って、医療従事者は、外れ値指標Vに基づいて表示画面10上に並べて表示された心拍波形w1〜w20を視認することで、心拍波形w1〜w20の各々が適切な波形グループに自動分類されているかどうかを容易に且つ高い精度で判断することができる。さらに、ホルタ心電図記録器により取得された心電図波形データを用いた診断のスピードと正確性を向上させることが可能となる。
例えば、本実施形態の場合、医療従事者は、外れ値指標Vが大きい心拍波形w5,w18,w14,w9,w2が波形グループG1に自動分類されていることが妥当でないと判断するかもしれない。この場合、医療従事者は、心拍波形w5,w18,w14,w9,w2の各々を波形グループG1とは異なる波形グループに分類してもよい。
また、本実施形態によれば、計測データD1〜D20間の距離(特に、ユークリッド距離)に基づいて心拍波形w1〜w20の外れ値指標V1〜V20が算出される。このように、計測データD1〜D20間の距離を用いることで、心拍波形w1〜w20の各々が波形グループG1に自動分類されていることが妥当であるかどうかを判断することができる。また、本実施形態では、計測データD1〜D20間の密度に基づいて心拍波形w1〜w20の外れ値指標V1〜V20を算出してもよい。この場合でも同様に、計測データD1〜D20間の密度を用いることで、心拍波形w1〜w20の各々が波形グループG1に自動分類されていることが妥当であるかどうかを判断することができる。
また、本実施形態によれば、外れ値指標の値の大きい順又は小さい順に心拍波形w1〜w20が表示画面10上に並べて表示されてもよい。このように、医療従事者は、外れ値指標Vの大きい順又は小さい順に表示画面10上に並べて表示された心拍波形w1〜w20を視認することで、心拍波形w1〜w20の各々が適切な波形グループに自動分類されているかどうかを容易に且つ高い精度で判断することができる。
尚、本実施形態では、各心拍波形の外れ値指標Vを用いて心電図波形に含まれる複数の心拍波形に対する自動分類結果の妥当性を支援するための表示装置1について説明しているが、本実施形態が対象とする生体情報波形は、心電図波形に限定されるものではない。例えば、表示装置1は、心電図波形以外の生体情報波形に含まれる複数の波形の自動分類結果の妥当性を当該複数の波形の外れ値指標を用いて支援してもよい。
また、本実施形態では、R波振幅(第1の計測項目の一例)の値とS波振幅(第2の計測項目の一例)の値の2つ計測項目を用いることで心拍波形w1〜w20の計測データD1〜D20が生成されているが、以下に示す計測項目のうちの2つを用いることで心拍波形w1〜w20の計測データD1〜D20が生成されてもよい。換言すれば、以下に示す計測項目のうちの1つが第1の計測項目として選択されつつ、第1計測項目として選択された計測項目を除いた以下の計測項目のうちの1つが第2の計測項目として選択されてもよい。

・P波幅
・P波振幅
・Q波幅
・Q波振幅
・R波幅
・R波振幅
・S波幅
・S波振幅
・T波幅
・T波振幅
・STレベル(振幅)
・PR間隔
・QRS幅
・QT間隔
・RR間隔

さらに、上記に示す計測項目以外の心拍波形に関する計測項目を用いて心拍波形w1〜w20の計測データD1〜D20が生成されてもよい。
また、本実施形態では、2つの計測項目を用いて計測データD1〜D20が生成されているが、3つの計測項目を用いて計測データD1〜D20が生成されてもよい。この場合、計測データD1〜D20の各々は、3次元座標系に示すことが可能な計測データとなる。さらに、N個の計測項目を用いて計測データD1〜D20が生成されてもよい(Nは整数であって、N>3)。この場合、計測データD1〜D20の各々は、N次元座標系に示すことが可能な計測データとなる。
また、本実施形態に係る表示装置1をソフトウェアによって実現するためには、波形表示プログラムが記憶部3又はROMに予め組み込まれていてもよい。または、波形表示プログラムは、磁気ディスク(HDD、フロッピーディスク)、光ディスク(CD−ROM,DVD−ROM、Blu−rayディスク等)、光磁気ディスク(MO等)、フラッシュメモリ(SDカード、USBメモリ、SSD等)等のコンピュータ読取可能な記憶媒体に格納されていてもよい。この場合、表示装置1に設けられたディスクドライブ等によって記憶媒体に格納された波形表示プログラムが読み込まれることで、当該波形表示プログラムが、記憶部3に組み込まれる。そして、記憶部3に組み込まれた当該プログラムがRAM上にロードされて、プロセッサがRAM上にロードされた当該プログラムを実行する。このように、図2に示す波形表示方法が実行される。
また、波形表示プログラムは、通信ネットワーク上のコンピュータからネットワークインターフェース4を介してダウンロードされてもよい。この場合も同様に、ダウンロードされた当該プログラムが記憶部3に組み込まれる。
以上、本発明の実施形態について説明をしたが、本発明の技術的範囲が本実施形態の説明によって限定的に解釈されるべきではない。本実施形態は一例であって、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において、様々な実施形態の変更が可能であることが当業者によって理解されるところである。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲に記載された発明の範囲及びその均等の範囲に基づいて定められるべきである。
1:波形表示装置(表示装置)
2:制御部
3:記憶部
4:ネットワークインターフェース
5:表示部
6:入力操作部
8:バス
10:表示画面

Claims (8)

  1. プロセッサと、
    コンピュータ可読命令を記憶するメモリと、を備えた波形表示装置であって、
    前記コンピュータ可読命令が前記プロセッサにより実行されると、前記波形表示装置は、
    生体情報波形に含まれると共に、各々が所定の波形グループに自動的に分類された複数の波形を示す複数の波形データを取得し、
    前記複数の波形の各々の第1及び第2の計測項目の値を測定し、
    前記複数の波形の各々の前記第1及び第2の計測項目の値を含む計測データ間の距離または密度に基づいて、前記複数の波形の各々の外れ値指標を算出し、
    前記複数の波形データと前記複数の波形の各々の外れ値指標の大きい順又は小さい順に、前記複数の波形を表示画面上に並べて表示する、波形表示装置。
  2. 前記生体情報波形は、心電図波形であって、
    前記複数の波形の各々は、前記心電図波形に含まれる心拍波形である、請求項1に記載の波形表示装置。
  3. 前記第1の計測項目は、R波振幅であり、
    前記第2の計測項目は、S波振幅である、請求項に記載の波形表示装置。
  4. (a)生体情報波形に含まれると共に、各々が所定の波形グループに自動的に分類された複数の波形を示す複数の波形データを取得するステップと、
    (b)前記複数の波形の各々の第1及び第2の計測項目の値を測定するステップと、
    (c)前記複数の波形の各々の前記第1及び第2の計測項目の値を含む計測データ間の距離または密度に基づいて、前記複数の波形の各々の外れ値指標を算出するステップと、
    (d)前記複数の波形データと前記複数の波形の各々の外れ値指標の大きい順又は小さい順に、前記複数の波形を表示画面上に並べて表示するステップと、を含む、コンピュータによって実行される波形表示方法。
  5. 前記生体情報波形は、心電図波形であって、
    前記複数の波形の各々は、前記心電図波形に含まれる心拍波形である、請求項に記載の波形表示方法。
  6. 前記第1の計測項目は、R波振幅であり、
    前記第2の計測項目は、S波振幅である、請求項に記載の波形表示方法。
  7. 請求項からのうちいずれか一項に記載の波形表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 請求項に記載のプログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体。
JP2017003224A 2017-01-12 2017-01-12 波形表示装置、波形表示方法、プログラム及び記憶媒体 Active JP6875864B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017003224A JP6875864B2 (ja) 2017-01-12 2017-01-12 波形表示装置、波形表示方法、プログラム及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017003224A JP6875864B2 (ja) 2017-01-12 2017-01-12 波形表示装置、波形表示方法、プログラム及び記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018110725A JP2018110725A (ja) 2018-07-19
JP6875864B2 true JP6875864B2 (ja) 2021-05-26

Family

ID=62910517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017003224A Active JP6875864B2 (ja) 2017-01-12 2017-01-12 波形表示装置、波形表示方法、プログラム及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6875864B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111095288B (zh) * 2019-12-02 2023-09-05 深圳市汇顶科技股份有限公司 屏下光学指纹识别装置及系统、液晶显示屏

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005080712A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Medical Bridge Kk 心臓健康指数の算出方法及び心電図特定波分類方法
GB0624085D0 (en) * 2006-12-01 2007-01-10 Oxford Biosignals Ltd Biomedical signal analysis method
JP5189438B2 (ja) * 2008-09-02 2013-04-24 フクダ電子株式会社 波形解析装置、波形解析方法及び波形解析プログラム
CN104736049B (zh) * 2012-09-11 2017-03-29 德尔格医疗系统有限公司 用于检测egg波形中的特性的系统和方法
WO2015138167A1 (en) * 2014-03-11 2015-09-17 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical devices for mapping cardiac tissue

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018110725A (ja) 2018-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11903681B2 (en) Discordance monitoring
US11730420B2 (en) Maternal-fetal sepsis indicator
JP2013545188A (ja) 患者の病気重篤性、致死性および滞在長さの連続的な予測の方法
US10152574B2 (en) Signal feature extracting method and apparatus
JP7232240B2 (ja) 予測スコア情報のコンテキスト化された患者固有表現
WO2012176104A1 (en) Discharge readiness index
GB2525728A (en) Method and apparatus for comparing portions of a waveform
JP2018191722A (ja) サーバシステム、サーバシステムによって実行される方法及びプログラム
US11317805B2 (en) Wearable health monitoring device
JP6997581B2 (ja) 生体情報処理装置、生体情報処理方法、プログラム及び記憶媒体
JP6829990B2 (ja) 心房細動検出装置、心房細動検出方法、プログラム及び記憶媒体
US20200126649A1 (en) Data processing apparatus, data processing method, and data processing program
JP6875864B2 (ja) 波形表示装置、波形表示方法、プログラム及び記憶媒体
JP7096035B2 (ja) 生体情報処理装置、生体情報処理方法、プログラム及び記憶媒体
Khan et al. Novel statistical time series data augmentation and machine learning based classification of unobtrusive respiration data for respiration Digital Twin model
US10925504B2 (en) Method for ECG lead placement changes to be accurately accounted for
JP2022037153A (ja) 心電図分析装置、心電図分析方法及びプログラム
JP2018181106A (ja) 医用情報処理装置及び医用情報処理方法
US11071492B2 (en) Apparatus and method for processing physiological information, and computer readable medium
WO2020095446A1 (ja) サーバシステム、サーバシステムによって実行される方法及びプログラム
US20210327579A1 (en) Method and apparatus for classifying subjects based on time series phenotypic data
Borde INTELLIGENT DECISION SUPPORT SYSTEMS IN CARDIOLOGY
EP3989233A1 (en) Patient monitoring system
US20190108916A1 (en) Decision-support tools for pediatric obesity
WO2023224948A1 (en) Deep learning enabled electrocardiographic prediction of computer tomography-based high coronary calcium score (cac)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6875864

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE

Ref document number: 6875864

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250