JP2020119198A - 動作分析装置、動作分析方法、動作分析プログラム及び動作分析システム - Google Patents

動作分析装置、動作分析方法、動作分析プログラム及び動作分析システム Download PDF

Info

Publication number
JP2020119198A
JP2020119198A JP2019009264A JP2019009264A JP2020119198A JP 2020119198 A JP2020119198 A JP 2020119198A JP 2019009264 A JP2019009264 A JP 2019009264A JP 2019009264 A JP2019009264 A JP 2019009264A JP 2020119198 A JP2020119198 A JP 2020119198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
series information
division
worker
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019009264A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7061272B2 (ja
Inventor
一貴 西田
Kazuki Nishida
一貴 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2019009264A priority Critical patent/JP7061272B2/ja
Priority to EP19911704.5A priority patent/EP3916655A4/en
Priority to PCT/JP2019/008946 priority patent/WO2020152879A1/ja
Priority to CN201980052728.XA priority patent/CN112602100B/zh
Publication of JP2020119198A publication Critical patent/JP2020119198A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7061272B2 publication Critical patent/JP7061272B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0631Resource planning, allocation, distributing or scheduling for enterprises or organisations
    • G06Q10/06312Adjustment or analysis of established resource schedule, e.g. resource or task levelling, or dynamic rescheduling
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0631Resource planning, allocation, distributing or scheduling for enterprises or organisations
    • G06Q10/06316Sequencing of tasks or work
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0633Workflow analysis

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】動作時間の計測をより正確に行うことができる動作分析装置等を提供する。【解決手段】動作分析装置10は、作業者が行った動作を示す時系列情報を取得する取得部と、動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報を、時間順序を保つように時系列情報に対応付ける対応部と、1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報に対応する時系列情報に基づいて、動作を分割点において分割して得られる複数の分割動作それぞれの動作時間を計測する計測部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、動作分析装置、動作分析方法、動作分析プログラム及び動作分析システムに関する。
従来、製品の製造ラインに1又は複数のカメラを設置して、作業者の動作を画像や動画で記録することがある。また、撮影した画像や動画について画像認識処理を行って、作業者の動作を解析する場合がある。
例えば下記特許文献1には、基準被写体の動作にかかる基準軌跡情報を、各動作の区切りタイミング間で取得し、各動作の区切りタイミングにおける特徴的な特徴軌跡情報を抽出して、他の被写体を撮像した比較映像から他の被写体の動作に係る比較軌跡情報を取得し、比較軌跡情報から特徴軌跡情報を検索して基準被写体について設定したものと同じ動作を抽出し、さらにそれを連続動作の区切りタイミングに基づいて集約し、各連続動作の所要時間を計測して表示する動作分析装置が記載されている。
特許第5525202号
作業者の動作時間を計測する場合、例えば特許文献1に記載の技術のように基準軌跡に含まれる特徴的な軌跡情報を抽出して、測定対象としている軌跡から同様の特徴軌跡情報を検索し、各連続動作の所要時間を計測することがある。
しかしながら、基準軌跡に含まれる特徴的な軌跡は、必ずしも測定対象としている軌跡に現れるとは限らないし、特徴的な軌跡が複数のタイミングで現れると対応付けが困難となることがある。そのため、動作時間の計測が正確に行われない場合がある。
そこで、本発明は、動作時間の計測をより正確に行うことができる動作分析装置、動作分析方法、動作分析プログラム及び動作分析システムを提供する。
本開示の一態様に係る動作分析装置は、作業者が行った動作を示す時系列情報を取得する取得部と、動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報を、時間順序を保つように時系列情報に対応付ける対応部と、1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報に対応する時系列情報に基づいて、動作を分割点において分割して得られる複数の分割動作それぞれの動作時間を計測する計測部と、を備える。
この態様によれば、作業者が行った動作を示す時系列情報を、1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報と対応付け、動作を複数の分割動作に分割することで、複数の分割動作それぞれの動作時間の計測をより正確に行うことができる。
上記態様において、取得部は、作業者が動作を行った場合に記録された、作業者の複数の部位の動作を示す複数の時系列情報を取得し、対応部は、複数の部位毎に、基準時系列情報を、時間順序を保つように時系列情報に対応付けてもよい。
この態様によれば、作業者が行った動作を、複数の部位毎に複数の分割動作に分割することができ、複数の部位毎に動作時間の計測を行うことができる。
上記態様において、計測部は、1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報に対応する時系列情報に基づいて算出された動作時間を複数の部位に関して平均して、動作時間を計測してもよい。
この態様によれば、複数の部位に関して動作時間を平均することで、複数の分割動作それぞれの動作時間をより安定的に計測することができる。
上記態様において、取得部は、作業者の左右の部位の動作を示す複数の時系列情報を取得してもよい。
この態様によれば、作業者が行った動作を、作業者の左右の部位毎に複数の分割動作に分割することができ、左右の部位毎に動作時間の計測を行うことができる。
上記態様において、時系列情報は、作業者の複数の部位の速度又は加速度の大きさを足し合わせた値を含んでもよい。
この態様によれば、複数の部位に関して速度又は加速度の大きさを足し合わせることで、複数の分割動作それぞれの動作時間をより安定的に計測することができる。
上記態様において、基準時系列情報は、作業者のタイプ毎に用意され、対応部は、時系列情報が取得された作業者のタイプと同一のタイプの作業者に関する基準時系列情報を、時間順序を保つように時系列情報に対応付けてもよい。
この態様によれば、時系列情報が取得された作業者のタイプと同一のタイプの作業者に関する基準時系列情報を用いて分割動作の動作時間を計測することで、複数の分割動作それぞれの動作時間の計測をより正確に行うことができる。
上記態様において、対応部は、動的時間伸縮法によって、基準時系列情報を、時間順序を保つように時系列情報に対応付けてもよい。
この態様によれば、時系列情報と基準時系列情報の長さや位相が異なる場合であっても、時系列情報と基準時系列情報を適切に対応付けることができ、複数の分割動作それぞれの動作時間の計測をより正確に行うことができる。
本開示の他の態様に係る動作分析方法は、作業者が行った動作を示す時系列情報を取得することと、動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報を、時間順序を保つように時系列情報に対応付けることと、1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報に対応する時系列情報に基づいて、動作を分割点において分割して得られる複数の分割動作それぞれの動作時間を計測することと、を含む。
この態様によれば、作業者が行った動作を示す時系列情報を、1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報と対応付け、動作を複数の分割動作に分割することで、複数の分割動作それぞれの動作時間の計測をより正確に行うことができる。
本開示の他の態様に係る動作分析プログラムは、動作分析装置に備えられた演算部を、作業者が行った動作を示す時系列情報を取得する取得部、動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報を、時間順序を保つように時系列情報に対応付ける対応部、及び1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報に対応する時系列情報に基づいて、動作を分割点において分割して得られる複数の分割動作それぞれの動作時間を計測する計測部、として機能させる。
この態様によれば、作業者が行った動作を示す時系列情報を、1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報と対応付け、動作を複数の分割動作に分割することで、複数の分割動作それぞれの動作時間の計測をより正確に行うことができる。
本開示の他の態様に係る動作分析システムは、作業者が動作を行った動画を撮影する撮影部と、動画に基づいて、動作を示す時系列情報を出力する解析部と、動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報を、時間順序を保つように時系列情報に対応付ける対応部と、1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報に対応する時系列情報に基づいて、動作を分割点において分割して得られる複数の分割動作それぞれの動作時間を計測する計測部と、を備える。
この態様によれば、作業者が行った動作を示す時系列情報を、1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報と対応付け、動作を複数の分割動作に分割することで、複数の分割動作それぞれの動作時間の計測をより正確に行うことができる。
本発明によれば、動作時間の計測をより正確に行うことができる動作分析装置、動作分析方法、動作分析プログラム及び動作分析システムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る動作分析システムの概要を示す図である。 本実施形態に係る動作分析システムの機能ブロックを示す図である。 本実施形態に係る動作分析装置の物理的構成を示す図である。 本実施形態に係る動作分析装置により実行される時系列情報と基準時系列情報の対応付けの一例を示す図である。 本実施形態に係る動作分析装置により実行される動作時間の計測の一例を示す図である。 本実施形態に係る動作分析システムにより実行される動作時間計測処理の第1例のフローチャートである。 本実施形態に係る動作分析システムにより実行される動作時間計測処理の第2例のフローチャートである。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」と表記する。)を、図面に基づいて説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
§1 適用例
まず、図1を用いて、本発明が適用される場面の一例について説明する。本実施形態に係る動作分析システム100は、ある作業領域Rにおいて実行される作業者の動作を示す動画を撮影する第1撮影部20a、第2撮影部20b及び第3撮影部20cを備える。本例の作業領域Rは、製造ライン全体を含む領域であるが、作業領域Rは、任意の領域であってよく、例えば所定の工程が行われる領域であったり、所定の要素動作が行われる領域であったりしてよい。ここで、要素動作とは、作業者により実行される一単位の動作であり、例えば、部品のピッキング、部品の配置、部品の固定、製品の梱包といった動作を含む。本実施形態では、作業領域Rにおいて3つの工程が行われ、第1撮影部20a、第2撮影部20b及び第3撮影部20cは、それぞれ所定の工程を実行する作業者の手元の動画を撮影するものであってよい。
本例では、第1作業者A1及び第2作業者A2が、作業領域Rにおいて、予め定められた動作を行う場合について説明する。第1作業者A1は、例えば第1部品のピッキング、配置、固定といった動作を実行し、第2作業者A2は、例えば第2部品のピッキング、配置、固定といった動作を実行することができる。以下では、第1作業者A1及び第2作業者A2を総称して作業者Aと記載する。
動作分析システム100は、動作分析装置10を含む。動作分析装置10は、動画等の作業者Aの動作を示す時系列情報を取得し、例えば動的時間伸縮法(Dynamic Time Warping。DTWともいう。)を用いて、時系列情報と基準時系列情報を対応付ける。基準時系列情報には、動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与されており、時系列情報に基準時系列情報を対応付けることで、時系列情報について動作の分割点を求めることができる。そして、動作分析装置10は、時系列情報が示す動作を分割点で分割して得られる複数の分割動作それぞれの動作時間を計測する。
表示部10fは、時系列情報、基準時系列情報及び時系列情報と基準時系列情報の対応付けを表示する。また、表示部10fは、時系列情報の分割点を表示してもよいし、複数の分割動作それぞれの動作時間を表示してもよい。さらに、表示部10fは、作業者Aの動作を示す動画を、複数の分割動作毎に表示してもよい。
このように、本実施形態に係る動作分析装置10によれば、作業者Aが行った動作を示す時系列情報を、1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報と対応付け、動作を複数の分割動作に分割することで、複数の分割動作それぞれの動作時間の計測をより正確に行うことができる。
§2 構成例
[機能構成]
次に、図2を用いて、本実施形態に係る動作分析システム100の機能構成の一例を説明する。動作分析システム100は、第1撮影部20a、第2撮影部20b、第3撮影部20c及び動作分析装置10を備える。そして、動作分析装置10は、取得部11、解析部12、記憶部13、対応部14、計測部15、付与部16及び表示部10fを備える。
<撮影部>
第1撮影部20a、第2撮影部20b及び第3撮影部20cは、それぞれ汎用のカメラによって構成されてよく、作業領域Rにおいて第1作業者A1及び第2作業者A2が動作を実行している場面を含む動画を撮影してよい。第1撮影部20a、第2撮影部20b及び第3撮影部20cは、それぞれ作業領域Rの一部を撮影してよく、作業領域Rよりも狭い領域の動画を撮影してよい。具体的には、第1作業者A1及び第2作業者A2により実行される動作をクローズアップした動画を撮影してよい。第1撮影部20a、第2撮影部20b及び第3撮影部20cは、例えば、第1作業者A1及び第2作業者A2の手元をクローズアップした動画を撮影してよい。
また、第1撮影部20a、第2撮影部20b及び第3撮影部20cは、作業領域Rの複数の部分をそれぞれ撮影した複数の動画を撮影してよい。例えば、第1撮影部20aは、主に第1作業者A1が動作を実行している動画を撮影し、第3撮影部20cは、主に第2作業者A2が動作を実行している動画を撮影し、第2撮影部20bは、第1作業者A1が動作を実行している動画及び第2作業者A2が動作を実行している動画の両方を撮影してよい。また、第1撮影部20a、第2撮影部20b及び第3撮影部20cは、作業領域Rにおける複数の位置でそれぞれ異なる工程が実行される動画を撮影してよい。
<取得部>
取得部11は、作業者Aが行った動作を示す時系列情報を取得する。ここで、時系列情報は、作業者Aの動作を示す動画であってよい。もっとも、時系列情報は、モーションキャプチャにより測定された作業者Aの動作を示す座標値に関する情報であったり、加速度センサやジャイロセンサを作業者Aに装着させることで測定される作業者Aの動作を示す情報であったりしてもよい。取得部11により取得された時系列情報(本例では動画)は、記憶部13に伝送され、動画履歴13aとして記憶される。
取得部11は、作業者Aが動作を行った場合に記録された、作業者Aの複数の部位の動作を示す複数の時系列情報を取得してよい。作業者Aの複数の部位は、例えば、頭、両目、両肩、両肘、両手首、両手の各指関節、腰、両膝及び両足首等であってよい。また、取得部11は、作業者Aの左右の部位の動作を示す複数の時系列情報を取得してよい。作業者Aの左右の部位は、両目、両肩、両肘、両手首、両手の各指関節、両膝及び両足首等であってよい。作業者Aの左右の部位の動作を示す複数の時系列情報を取得することで、作業者Aが行った動作を、作業者Aの左右の部位毎に複数の分割動作に分割することができ、左右の部位毎に動作時間の計測を行うことができる。ここで、左右の部位は、作業者Aの両手を含んでよい。この場合、作業者Aが行った動作を、作業者Aの両手について複数の分割動作に分割することができ、両手について動作時間の計測を行うことができる。
<解析部>
解析部12は、作業者Aの動作を示す動画を解析し、作業者Aの動作を示す座標値を含む動作情報を算出する。動作情報は、時系列情報の一例である。動作情報は、作業者Aの身体の代表的な位置の変位を示す情報であってよい。作業者の身体の代表的な位置は、身体の1つの位置であってもよいが、典型的には複数あってよい。動作情報は、作業者Aの関節の位置を骨格モデルによって示す情報であってよい。解析部12は、例えば、Zhe Cao、外3名、"Realtime Multi-Person 2D Pose Estimation using Part Affinity Fields", arXiv:1611.08050, 2016により開示された技術を用いて、動画から作業者Aの動作を示す座標値を含む動作情報を算出してよい。なお、加速度センサやジャイロセンサを作業者Aに装着させて作業者Aの動作を示す情報を測定する場合、解析部12によって動画から作業者Aの動作を示す座標値を含む動作情報を算出する処理は不要となる。
解析部12は、作業者Aの複数の部位の速度又は加速度の大きさを足し合わせた値を含む動作情報を算出してよい。解析部12は、例えば、作業者Aの両手の速度又は加速度の大きさを足し合わせた値を含む動作情報を算出してよい。複数の部位に関して速度又は加速度の大きさを足し合わせることで、複数の分割動作それぞれの動作時間をより安定的に計測することができる。
<記憶部>
記憶部13は、動画履歴13a、動作情報履歴13b及び基準動作情報13cを記憶する。動画履歴13aは、第1撮影部20a、第2撮影部20b及び第3撮影部20cにより撮影された動画の履歴を含む。動作情報履歴13bは、解析部12により算出された動作情報の履歴を含む。ここで、動作情報履歴13bは、作業者のタイプ毎に記憶されてもよい。作業者のタイプとは、作業者の特徴を表す分類であり、例えば、作業に関する熟練者と初心者であったり、右利きと左利きであったり、男性と女性であったり、体格に関して大柄と小柄であったりしてよい。基準動作情報13cは、基準となる動作を示す時系列情報を含む基準動作情報の履歴を含む。基準動作情報は、基準時系列情報の一例であり、動作の分割点を示す1又は複数の分割情報を含む。
<対応部>
対応部14は、動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報を、時間順序を保つように時系列情報に対応付ける。本実施形態では、対応部14は、動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与された基準動作情報を、時間順序を保つように、作業者Aについて取得された動作情報に対応付ける。
対応部14は、作業者Aの複数の部位毎に、基準時系列情報を、時間順序を保つように時系列情報に対応付けてよい。対応部14は、例えば、作業者Aの右手の時系列情報と、右手の基準時系列情報とを対応付けたり、作業者Aの左手の時系列情報と、左手の基準時系列情報とを対応付けたりしてよい。これにより、作業者Aが行った動作を、複数の部位毎に複数の分割動作に分割することができ、複数の部位毎に動作時間の計測を行うことができる。
基準時系列情報が作業者Aのタイプ毎に用意されている場合に、対応部14は、時系列情報が取得された作業者Aのタイプと同一のタイプの作業者に関する基準時系列情報を、時間順序を保つように時系列情報に対応付けてよい。対応部14は、例えば、作業に関する熟練者と初心者に分けて基準時系列情報が用意されている場合、熟練者の時系列情報に対しては、熟練者の基準時系列情報を対応付けて、初心者の時系列情報に対しては、初心者の基準時系列情報を対応付けてよい。また、対応部14は、例えば、体格の類似する作業者を同一のタイプの作業者として、取得された時系列情報に対して、同じタイプの作業者の基準時系列情報を対応付けてよい。ここで、体格の類否は、例えば、関節間の長さを比較することで判定されてよい。また、基準時系列情報が作業者A毎に用意されている場合、対応部14は、時系列情報が取得された作業者Aと同一の作業者に関する基準時系列情報を、時間順序を保つように時系列情報に対応付けてよい。時系列情報が取得された作業者Aのタイプと同一のタイプの作業者に関する基準時系列情報を用いて分割動作の動作時間を計測することで、複数の分割動作それぞれの動作時間の計測をより正確に行うことができる。
対応部14は、動的時間伸縮法によって、基準時系列情報を、時間順序を保つように時系列情報に対応付けてよい。動的時間伸縮法を用いることで、時系列情報と基準時系列情報の長さや位相が異なる場合であっても、時系列情報と基準時系列情報を適切に対応付けることができ、複数の分割動作それぞれの動作時間の計測をより正確に行うことができる。
<計測部>
計測部15は、1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報に対応する時系列情報に基づいて、作業者Aの動作を分割点において分割して得られる複数の分割動作それぞれの動作時間を計測する。計測部15は、例えば時系列情報が動画の場合、動画のフレームレートに基づいて分割点間の時間を算出し、複数の分割動作それぞれの動作時間を計測してよい。
計測部15は、1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報に対応する時系列情報に基づいて算出された動作時間を複数の部位に関して平均して、動作時間を計測してもよい。計測部15は、例えば、作業者Aの両手について算出された動作時間を平均することで、総合的な動作時間を計測してもよい。このように、複数の部位に関して動作時間を平均することで、複数の分割動作それぞれの動作時間をより安定的に計測することができる。
<付与部>
付与部16は、基準時系列情報に1又は複数の分割情報を付与する。付与部16は、基準時系列情報に含まれる1又は複数の特徴点を抽出して、1又は複数の特徴点に基づいて1又は複数の分割情報を付与してよい。また、付与部16は、入力に基づいて、基準時系列情報に1又は複数の分割情報を付与してもよい。
[ハードウェア構成]
次に、図3を用いて、本実施形態に係る動作分析装置10のハードウェア構成の一例を説明する。動作分析装置10は、演算装置に相当するCPU(Central Processing Unit)10aと、記憶部13に相当するRAM(Random Access Memory)10bと、記憶部13に相当するROM(Read only Memory)10cと、通信部10dと、入力部10eと、表示部10fとを有する。これらの各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続される。なお、本例では動作分析装置10が一台のコンピュータで構成される場合について説明するが、動作分析装置10は、複数のコンピュータを用いて実現されてもよい。
CPU10aは、RAM10b又はROM10cに記憶されたプログラムの実行に関する制御やデータの演算、加工を行う制御部である。CPU10aは、時系列情報を分割して複数の分割動作の動作時間を計測するプログラム(動作分析プログラム)を実行する演算装置である。CPU10aは、入力部10eや通信部10dから種々の入力データを受け取り、入力データの演算結果を表示部10fに表示したり、RAM10bやROM10cに格納したりする。
RAM10bは、記憶部13のうちデータの書き換えが可能なものであり、例えば半導体記憶素子で構成されてよい。RAM10bは、CPU10aが実行する動作分析プログラムや、動画履歴13a、動作情報履歴13b及び基準動作情報13cといったデータを記憶する。
ROM10cは、記憶部13のうちデータの読み出しが可能なものであり、例えば半導体記憶素子で構成されてよい。ROM10cは、例えば動作分析プログラムや、書き換えが行われないデータを記憶する。
通信部10dは、動作分析装置10を外部機器に接続するインターフェースである。通信部10dは、第1撮影部20a、第2撮影部20b及び第3撮影部20cと例えばLAN(Local Area Network)により接続されて、第1撮影部20a、第2撮影部20b及び第3撮影部20cから動画を受信してよい。また、通信部10dは、インターネットに接続されて、インターネットを介して動画を受信したり、動作情報を受信したりしてもよい。
入力部10eは、ユーザからデータの入力を受け付けるものであり、例えば、キーボード、マウス及びタッチパネルを含んでよい。
表示部10fは、CPU10aによる演算結果を視覚的に表示するものであり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)により構成されてよい。
動作分析プログラムは、RAM10bやROM10c等のコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供されてもよいし、通信部10dにより接続される通信ネットワークを介して提供されてもよい。動作分析装置10では、CPU10aが動作分析プログラムを実行することにより、図2を用いて説明した取得部11、解析部12、対応部14、計測部15及び付与部16の動作が実現される。なお、これらの物理的な構成は例示であって、必ずしも独立した構成でなくてもよい。例えば、動作分析装置10は、CPU10aとRAM10bやROM10cが一体化したLSI(Large-Scale Integration)を備えていてもよい。
§3 動作例
図4は、本実施形態に係る動作分析装置10により実行される時系列情報と基準時系列情報の対応付けの一例を示す図である。同図では、時系列情報を示す第1グラフG1と、基準時系列情報を示す第2グラフG2と、時系列情報と基準時系列情報との対応関係を示す第3グラフG3とを図示している。
第1グラフG1は、横軸に時間を示し、縦軸に作業者Aの動作情報の値を示して、動作情報の時間変化を示している。本例では、動作情報は、作業者Aの両手の速度の大きさを足し合わせた値である。動作情報は、例えば作業者Aが部品を把持するために手を伸ばした際に大きく変動し、部品の組立作業等を行う際にほぼ一定となる。
第2グラフG2は、横軸(図4では鉛直方向に延伸する軸)に時間を示し、縦軸(図2では水平方向に延伸する軸)に作業者Aの基準動作情報の値を示して、基準動作情報の時間変化を示している。本例では、基準動作情報は、作業者Aの両手の速度の大きさを足し合わせた値である。基準動作情報は、例えば、作業者Aが特定の動作を繰り返し行った場合に取得された複数の動作情報のうち、代表的な動作情報であってよい。
基準動作情報には、複数の分割情報が付与されている。本例では、基準動作情報には、第1分割情報D1、第2分割情報D2及び第3分割情報D3が付与されている。
基準時系列情報は、時系列情報の基準となるデータであり、分割情報は、分割点の位置(すなわち時刻)を示すデータである。分割情報は、例えば、基準時系列情報にメタデータとして含まれていてもよいし、基準時系列情報の一部とならない態様で基準時系列情報に関連付けられていてもよい。
第3グラフG3は、動作分析装置10により動的時間伸縮法を用いて算出された、動作情報と基準動作情報とを対応付けるワーピングパスを示している。第3グラフG3に示されるワーピングパスによって、基準動作情報の点が、動作情報の点に対応付けられる。ここで、対応付けは、一対一となる場合もあるし、一対多となったり、多対一となったりする場合もある。
基準動作情報のうち第1分割情報D1が付与された点は、第3グラフG3に示されたワーピングパスを用いて、動作情報の一点に対応付けられる。同様に、基準動作情報のうち第2分割情報D2が付与された点は、第3グラフG3に示されたワーピングパスを用いて、動作情報の他の一点に対応付けられる。また、基準動作情報のうち第3分割情報D3が付与された点は、第3グラフG3に示されたワーピングパスを用いて、動作情報の他の一点に対応付けられる。
図5は、本実施形態に係る動作分析装置10により実行される動作時間の計測の一例を示す図である。同図では、図4に示す対応付けによって、第1分割情報D1、第2分割情報D2及び第3分割情報D3の対応付けがされた動作情報を図示している。
動作分析装置10は、動作情報の第1分割情報D1、第2分割情報D2及び第3分割情報D3の対応付けがされた点の時間間隔に基づいて、複数の分割動作の動作時間を計測する。本例の場合、第1分割情報D1が対応する点から第2分割情報D2が対応する点までの第1動作時間と、第2分割情報D2が対応する点から第3分割情報D3が対応する点までの第2動作時間とが計測される。
このようにして、本実施形態に係る動作分析装置10によれば、時系列情報と基準時系列情報の長さや位相が異なる場合であっても、時系列情報と基準時系列情報を適切に対応付けることができ、複数の分割動作それぞれの動作時間の計測をより正確に行うことができる。
図6は、本実施形態に係る動作分析システム100により実行される動作時間計測処理の第1例のフローチャートである。はじめに、動作分析システム100は、作業者Aが動作を行う場合の動画を撮影する(S10)。
その後、動作分析装置10は、動画に基づいて、作業者Aの両手の速度の大きさを足し合わせた値を含む時系列情報を算出する(S11)。そして、動作分析装置10は、同一作業者の基準時系列情報を検索する(S12)。なお、同一作業者の基準動作情報が記憶されていない場合には、体格の類似する作業者に関する基準時系列情報を検索してよい。
動作分析装置10は、動的時間伸縮法によって、基準時系列情報を時系列情報に対応付ける(S13)。そして、動作分析装置10は、分割情報が付与された基準時系列情報に対応する時系列情報に基づいて、複数の動作の動作時間を計測する(S14)。以上により、動作時間計測処理の第1例が終了する。
図7は、本実施形態に係る動作分析システム100により実行される動作時間計測処理の第2例のフローチャートである。はじめに、動作分析システム100は、作業者Aが動作を行う場合の動画を撮影する(S20)。
その後、動作分析装置10は、動画に基づいて、作業者Aの両手のX,Y座標を含む時系列情報を算出する(S21)。そして、動作分析装置10は、同一作業者の基準時系列情報を検索する(S22)。なお、同一作業者の基準動作情報が記憶されていない場合には、体格の類似する作業者に関する基準時系列情報を検索してよい。
動作分析装置10は、動的時間伸縮法によって、両手のX,Y座標それぞれについて、基準時系列情報を時系列情報に対応付ける(S23)。そして、動作分析装置10は、分割情報が付与された基準時系列情報に対応する時系列情報に基づいて、時間を算出し(S24)、両手のX,Y座標について算出した時間を平均して、動作時間を計測する(S25)。以上により、動作時間計測処理の第2例が終了する。
本発明の実施形態は、以下の付記のようにも記載され得る。ただし、本発明の実施形態は、以下の付記に記載した形態に限定されない。また、本発明の実施形態は、付記間の記載を置換したり、組み合わせたりした形態であってもよい。
[付記1]
作業者が行った動作を示す時系列情報を取得する取得部(11)と、
前記動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報を、時間順序を保つように前記時系列情報に対応付ける対応部(14)と、
前記1又は複数の分割情報が付与された前記基準時系列情報に対応する前記時系列情報に基づいて、前記動作を前記分割点において分割して得られる複数の分割動作それぞれの動作時間を計測する計測部(15)と、
を備える動作分析装置(10)。
[付記2]
前記取得部(11)は、前記作業者が前記動作を行った場合に記録された、前記作業者の複数の部位の動作を示す複数の時系列情報を取得し、
前記対応部(14)は、前記複数の部位毎に、前記基準時系列情報を、時間順序を保つように前記時系列情報に対応付ける、
請求項1に記載の動作分析装置(10)。
[付記3]
前記計測部(15)は、前記1又は複数の分割情報が付与された前記基準時系列情報に対応する前記時系列情報に基づいて算出された前記動作時間を前記複数の部位に関して平均して、前記動作時間を計測する、
請求項2に記載の動作分析装置(10)。
[付記4]
前記取得部(11)は、前記作業者の左右の部位の動作を示す前記複数の時系列情報を取得する、
請求項2又は3に記載の動作分析装置(10)。
[付記5]
前記左右の部位は、前記作業者の両手を含む、
請求項4に記載の動作分析装置(10)。
[付記6]
前記時系列情報は、前記作業者の複数の部位の速度又は加速度の大きさを足し合わせた値を含む、
請求項1から5のいずれか一項に記載の動作分析装置(10)。
[付記7]
前記基準時系列情報は、前記作業者のタイプ毎に用意され、
前記対応部(14)は、前記時系列情報が取得された作業者のタイプと同一のタイプの作業者に関する前記基準時系列情報を、時間順序を保つように前記時系列情報に対応付ける、
請求項1から6のいずれか一項に記載の動作分析装置(10)。
[付記8]
前記対応部(14)は、動的時間伸縮法によって、前記基準時系列情報を、時間順序を保つように前記時系列情報に対応付ける、
請求項1から7のいずれか一項に記載の動作分析装置(10)。
[付記9]
作業者が行った動作を示す時系列情報を取得することと、
前記動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報を、時間順序を保つように前記時系列情報に対応付けることと、
前記1又は複数の分割情報が付与された前記基準時系列情報に対応する前記時系列情報に基づいて、前記動作を前記分割点において分割して得られる複数の分割動作それぞれの動作時間を計測することと、
を含む動作分析方法。
[付記10]
動作分析装置(10)に備えられた演算部を、
作業者が行った動作を示す時系列情報を取得する取得部(11)、
前記動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報を、時間順序を保つように前記時系列情報に対応付ける対応部(14)、及び
前記1又は複数の分割情報が付与された前記基準時系列情報に対応する前記時系列情報に基づいて、前記動作を前記分割点において分割して得られる複数の分割動作それぞれの動作時間を計測する計測部(15)、
として機能させる動作分析プログラム。
[付記11]
作業者が動作を行った動画を撮影する撮影部と、
前記動画に基づいて、前記動作を示す時系列情報を出力する解析部と、
前記動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報を、時間順序を保つように前記時系列情報に対応付ける対応部(14)と、
前記1又は複数の分割情報が付与された前記基準時系列情報に対応する前記時系列情報に基づいて、前記動作を前記分割点において分割して得られる複数の分割動作それぞれの動作時間を計測する計測部(15)と、
を備える動作分析システム(100)。
10…動作分析装置、10a…CPU、10b…RAM、10c…ROM、10d…通信部、10e…入力部、10f…表示部、10g…動作分析装置、11…取得部、12…解析部、13…記憶部、13a…動画履歴、13b…動作情報履歴、13c…基準動作情報、14…対応部、15…計測部、16…付与部、20a…第1撮影部、20b…第2撮影部、20c…第3撮影部、100…動作分析システム、D1…第1分割情報、D2…第2分割情報、D3…第3分割情報、G1…第1グラフ、G2…第2グラフ、G3…第3グラフ、R…作業領域

Claims (10)

  1. 作業者が行った動作を示す時系列情報を取得する取得部と、
    前記動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報を、時間順序を保つように前記時系列情報に対応付ける対応部と、
    前記1又は複数の分割情報が付与された前記基準時系列情報に対応する前記時系列情報に基づいて、前記動作を前記分割点において分割して得られる複数の分割動作それぞれの動作時間を計測する計測部と、
    を備える動作分析装置。
  2. 前記取得部は、前記作業者が前記動作を行った場合に記録された、前記作業者の複数の部位の動作を示す複数の時系列情報を取得し、
    前記対応部は、前記複数の部位毎に、前記基準時系列情報を、時間順序を保つように前記時系列情報に対応付ける、
    請求項1に記載の動作分析装置。
  3. 前記計測部は、前記1又は複数の分割情報が付与された前記基準時系列情報に対応する前記時系列情報に基づいて算出された前記動作時間を前記複数の部位に関して平均して、前記動作時間を計測する、
    請求項2に記載の動作分析装置。
  4. 前記取得部は、前記作業者の左右の部位の動作を示す前記複数の時系列情報を取得する、
    請求項2又は3に記載の動作分析装置。
  5. 前記時系列情報は、前記作業者の複数の部位の速度又は加速度の大きさを足し合わせた値を含む、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の動作分析装置。
  6. 前記基準時系列情報は、前記作業者のタイプ毎に用意され、
    前記対応部は、前記時系列情報が取得された作業者のタイプと同一のタイプの作業者に関する前記基準時系列情報を、時間順序を保つように前記時系列情報に対応付ける、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の動作分析装置。
  7. 前記対応部は、動的時間伸縮法によって、前記基準時系列情報を、時間順序を保つように前記時系列情報に対応付ける、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の動作分析装置。
  8. 作業者が行った動作を示す時系列情報を取得することと、
    前記動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報を、時間順序を保つように前記時系列情報に対応付けることと、
    前記1又は複数の分割情報が付与された前記基準時系列情報に対応する前記時系列情報に基づいて、前記動作を前記分割点において分割して得られる複数の分割動作それぞれの動作時間を計測することと、
    を含む動作分析方法。
  9. 動作分析装置に備えられた演算部を、
    作業者が行った動作を示す時系列情報を取得する取得部、
    前記動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報を、時間順序を保つように前記時系列情報に対応付ける対応部、及び
    前記1又は複数の分割情報が付与された前記基準時系列情報に対応する前記時系列情報に基づいて、前記動作を前記分割点において分割して得られる複数の分割動作それぞれの動作時間を計測する計測部、
    として機能させる動作分析プログラム。
  10. 作業者が動作を行った動画を撮影する撮影部と、
    前記動画に基づいて、前記動作を示す時系列情報を出力する解析部と、
    前記動作の分割点を示す1又は複数の分割情報が付与された基準時系列情報を、時間順序を保つように前記時系列情報に対応付ける対応部と、
    前記1又は複数の分割情報が付与された前記基準時系列情報に対応する前記時系列情報に基づいて、前記動作を前記分割点において分割して得られる複数の分割動作それぞれの動作時間を計測する計測部と、
    を備える動作分析システム。
JP2019009264A 2019-01-23 2019-01-23 動作分析装置、動作分析方法、動作分析プログラム及び動作分析システム Active JP7061272B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019009264A JP7061272B2 (ja) 2019-01-23 2019-01-23 動作分析装置、動作分析方法、動作分析プログラム及び動作分析システム
EP19911704.5A EP3916655A4 (en) 2019-01-23 2019-03-06 OPERATIONAL ANALYSIS DEVICE, OPERATIONAL ANALYSIS METHOD, OPERATIONAL ANALYSIS PROGRAM, AND OPERATIONAL ANALYSIS SYSTEM
PCT/JP2019/008946 WO2020152879A1 (ja) 2019-01-23 2019-03-06 動作分析装置、動作分析方法、動作分析プログラム及び動作分析システム
CN201980052728.XA CN112602100B (zh) 2019-01-23 2019-03-06 动作分析装置、动作分析方法、存储介质及动作分析系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019009264A JP7061272B2 (ja) 2019-01-23 2019-01-23 動作分析装置、動作分析方法、動作分析プログラム及び動作分析システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020119198A true JP2020119198A (ja) 2020-08-06
JP7061272B2 JP7061272B2 (ja) 2022-04-28

Family

ID=71736279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019009264A Active JP7061272B2 (ja) 2019-01-23 2019-01-23 動作分析装置、動作分析方法、動作分析プログラム及び動作分析システム

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP3916655A4 (ja)
JP (1) JP7061272B2 (ja)
CN (1) CN112602100B (ja)
WO (1) WO2020152879A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020199201A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 株式会社大一商会 遊技機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113221678B (zh) * 2021-04-26 2024-06-11 深圳市商汤科技有限公司 一种标准工时确定方法、装置、计算机设备及存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005237494A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Nihon Knowledge Kk 実技分析システム及びプログラム
JP2008108008A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Omron Corp 移動パターン特定装置、移動パターン特定方法、移動パターン特定プログラム、およびこれを記録した記録媒体
JP2011034234A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Kozo Keikaku Engineering Inc 動作分析装置、動作分析方法及び動作分析プログラム
WO2017064766A1 (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 株式会社日立製作所 管理装置、管理方法、および、管理プログラム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5525202B2 (ja) 1972-05-30 1980-07-04
JP3637412B2 (ja) * 2000-05-17 2005-04-13 中国電力株式会社 時系列データ学習・予測装置
DE10104163A1 (de) * 2001-01-30 2002-08-14 Rexroth Indramat Gmbh Steuerungs-und/oder Überwachungsanlage von Maschinen und/oder Anlagen mit Aktionskomponenten unterschiedlicher Aktionsgruppen
JP2007094494A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Ricoh Co Ltd 生産計画支援システム、生産計画支援方法及びプログラム
JP5680160B1 (ja) * 2013-09-05 2015-03-04 株式会社東芝 サービス分析装置及びその動作方法
JP6451142B2 (ja) * 2014-08-20 2019-01-16 オムロン株式会社 品質管理装置および品質管理装置の制御方法
US10037504B2 (en) * 2015-02-12 2018-07-31 Wipro Limited Methods for determining manufacturing waste to optimize productivity and devices thereof
JP6630065B2 (ja) * 2015-06-05 2020-01-15 アズビル株式会社 スケジュール管理システムおよびスケジュール管理方法
JP6849312B2 (ja) * 2016-03-02 2021-03-24 株式会社日立製作所 作業動作認識システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005237494A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Nihon Knowledge Kk 実技分析システム及びプログラム
JP2008108008A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Omron Corp 移動パターン特定装置、移動パターン特定方法、移動パターン特定プログラム、およびこれを記録した記録媒体
JP2011034234A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Kozo Keikaku Engineering Inc 動作分析装置、動作分析方法及び動作分析プログラム
WO2017064766A1 (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 株式会社日立製作所 管理装置、管理方法、および、管理プログラム
US20180212818A1 (en) * 2015-10-14 2018-07-26 Hitachi, Ltd. Management apparatus, management method, and recording medium

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020199201A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 株式会社大一商会 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
CN112602100A (zh) 2021-04-02
EP3916655A1 (en) 2021-12-01
JP7061272B2 (ja) 2022-04-28
WO2020152879A1 (ja) 2020-07-30
EP3916655A4 (en) 2022-11-30
CN112602100B (zh) 2023-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108268129B (zh) 对动作捕捉手套上的多个传感器进行校准的方法和装置及动作捕捉手套
WO2022002133A1 (zh) 手势追踪方法及装置
WO2016084285A1 (ja) 歩行解析システムおよび歩行解析プログラム
JP6951685B2 (ja) 動作分析システム、動作分析装置、動作分析方法及び動作分析プログラム
WO2021131552A1 (ja) 作業分析装置及び作業分析方法
WO2020152879A1 (ja) 動作分析装置、動作分析方法、動作分析プログラム及び動作分析システム
CN113228070A (zh) 用于手动装配线操作的自动重复步骤和循环检测的方法和系统
Oulasvirta et al. Information capacity of full-body movements
JP7004218B2 (ja) 動作分析装置、動作分析方法、動作分析プログラム及び動作分析システム
CN110910426A (zh) 动作过程和动作趋势识别方法、存储介质和电子装置
JP7137150B2 (ja) 動作分析装置、動作分析方法及び動作分析プログラム
JP2012101284A (ja) 人の動作における意図推定装置
JP7339604B2 (ja) 動作認識装置、動作認識方法、動作認識プログラム及び動作認識システム
WO2015167081A1 (ko) 신체 부분 검출 방법 및 장치
JP7490600B2 (ja) 情報処理装置、方法およびプログラム
Nonnarit et al. Hand tracking interface for virtual reality interaction based on marg sensors
CN111002292B (zh) 基于相似性度量的机械臂仿人运动示教方法
US11660526B2 (en) Estimation apparatus, estimation method, and program
CN113850113A (zh) 动作识别系统、方法及存储介质
Lee et al. Video-Based Automatic Wrist Flexion and Extension Classification
JP7502849B2 (ja) 動作分析装置、動作分析方法、動作分析プログラム及び動作分析システム
GB2559809A (en) Motion tracking apparatus and system
US20230126755A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and imaging system
Lin et al. Toward detection of driver drowsiness with commercial smartwatch and smartphone
Popescu et al. Researches for robotic glove development with application in robotics rehabilitation

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7061272

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150