JP6630065B2 - スケジュール管理システムおよびスケジュール管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スケジュール管理システムおよびスケジュール管理方法に関し、特に、ビルに設置されている複数の機器のスケジュールを管理するスケジュール管理システムおよびスケジュール管理方法に関する。
従来、ビルなどの大規模施設では、そのビルの施設内に散在する熱源機器、空調機器、照明機器などの各種の設備機器(以下、これを「機器」と呼ぶ。)の動作状態を、監視室のモニタ画面に映し出して集中的に監視および制御するビル監視システムが設置されている。
この種のビル監視システムでは、例えば省エネルギーなどを目的として、機器の動作をスケジュールに基づいて動作させるに当たり、機器の動作を制御および管理する制御装置にスケジュールを予め設定しておく必要がある。
制御装置は、スケジュールの開始時刻および終了時刻にしたがって機器を動作させたとき、スケジュールの動作時刻と機器が動作したときの機器動作時刻との乖離をユーザに把握させるため、スケジュールにしたがって機器を動作させる際の開始時刻および終了時刻等の時間情報(以下、これを「スケジュール情報」と呼ぶ。)と、機器が実際に動作したときの機器動作開始時刻および機器動作終了時刻等を表す時間情報(以下、これを「機器動作時間情報」と呼ぶ。)とを並べて表示するシステムが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)
例えば、図21に示すように、機器の運転スケジュールを管理するスケジュール管理システム10は、例えば照明機器11と、その照明機器11の運転動作を個別に制御する制御装置12と、照明機器11が運転動作するためのスケジュール情報を生成して制御装置12に設定する中央制御装置13と、照明機器11が設置されている現場において制御装置12に設定されたスケジュール情報を変更する現場操作器14とを備えている。
制御装置12は、中央制御装置11から与えられるスケジュール情報を内部の記憶部に記憶し、そのスケジュール情報にしたがって照明機器11の運転動作を制御する。例えば、図22に示すように、スケジュール情報が、開始時刻8:00に照明機器11を点灯させ、終了時刻18:00に照明機器11を消灯させる時間情報であった場合、制御装置12はこのスケジュール情報にしたがって照明機器11の運転動作を制御する。
ところで、照明機器11が設置されている現場の作業者が、照明機器11の終了時刻18:00を1時間延長するため、現場操作器14を介して、制御装置12に与えられているスケジュール情報の終了時刻18:00を19:00に変更する操作を行うことがある。
このような場合、制御装置12は、スケジュール情報の終了時刻18:00を19:00に変更した変更後スケジュール情報を生成して記憶し、その変更後スケジュール情報にしたがって、それ以降、終了時刻19:00に照明機器11を消灯させるように制御する。
これにより照明機器11は、変更後スケジュール情報の終了時刻19:00に制御装置12から供給された消灯命令を意味する制御信号にしたがって照明機器11を消灯することになる。
一方、図23に示すように、制御装置12が開始時刻8:00に照明機器11を点灯させた後、オペレータにより現場操作器14を介してスケジュール情報の変更要求が行われていない場合、当初のスケジュール通り、制御装置12は終了時刻18:00に照明機器11を消灯させるように運転動作を制御する。
しかしながら、制御装置12と照明機器11との間の通信状態に何らかの不具合が発生し、照明機器11が制御装置12から消灯命令を意味する制御信号を受信することができず、その後の19:00に制御信号を受信した場合、照明機器11はスケジュール情報の終了時刻18:00よりも1時間遅れた19:00に消灯することになる。
しかしながら、従来の制御装置12は、図24および図25に示すように、スケジュール情報と、機器動作時間情報とを並べて表示するだけなので、両者を比較しても、変更スケジュール情報により照明機器11の消灯動作が1時間遅れた状態(以下、これを「動作時間遅れ」と呼ぶ。)が生じている場合であっても、通信状態の不具合により照明機器11に1時間の動作時間遅れが生じている場合であっても、照明機器11の終了時刻19:00は何れも同じである。
特開2012−243258号公報
この場合、変更スケジュール情報による照明機器11の動作時間遅れであっても、通信状態の不具合による動作時間遅れであっても、その原因をオペレータは特定できないという問題があった。
そこで、本発明は、スケジュール情報とは異なる動作が機器により行われた場合の原因を容易に特定し得るスケジュール管理システムおよびスケジュール管理方法を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、本発明にかかるスケジュール管理システム(100)は、
機器(11a)の動作を管理するスケジュール情報(S1)を生成するスケジュール情報
生成部(51)と、外部から前記スケジュール情報(S1)の変更が要求されたときにそ
の内容を変更した変更スケジュール情報(CS1)を生成する変更スケジュール情報生成
部(20c)と、前記スケジュール情報(S1)または前記変更スケジュール情報(CS
1)にしたがって前記機器(11a)が動作したときの動作時刻を表す機器動作時間情報
(D1)を生成する機器動作時間情報生成部(20e)と、前記スケジュール情報(S1
)と前記変更スケジュール情報(CS1)との第1の差異(df1)、および、前記変更
スケジュール情報(CS1)と前記機器動作時間情報(D1)との第2の差異(df2)
を認識可能な提示画面(G1〜G4)を作成する画面作成部(52、54)と、前記提示
画面(G1〜G4)を表示部(60)に表示する表示制御部(56)とを備え、前記画面作成部(52、54)は、前記スケジュール情報(S1)、前記変更スケジュール情報(CS1)、前記機器動作時間情報(D1)に基づいてそれぞれ前記機器の振る舞いを可視化した所定のスケジュール情報画面(SG1)、変更スケジュール情報画面(CSG1)、機器動作時間情報画面(DG1)を生成し、これらを比較可能に配置するとともに、前記第1の差異と前記第2の差異とを視覚的に示した比較画面(G1)を前記提示画面(G1〜G4)として作成する比較画面作成部(52)を備え、前記比較画面作成部を含む前記画面作成部は、演算装置とメモリとを含むコンピュータとこのコンピュータにインストールされたコンピュータプログラムとによって実現されるようにする。
本発明において、前記画面作成部(52、54)は、前記スケジュール情報(S1)に基づく前記機器の振る舞いと前記変更スケジュール情報(CS1)に基づく前記機器の振る舞いとの差分x(t)の絶対値を積算して前記第1の差異(df1)を数値化した第1の数値化情報(ν1)、および、前記変更スケジュール情報(CS1)に基づく前記機器の振る舞いと前記機器動作時間情報(D1)に基づく前記機器の振る舞いとの差分x(t)の絶対値を積算して前記第2の差異(df2)を数値化した第2の数値化情報(ν2)を算出する数値化計算部(53)を更に備え、前記数値化計算部(53)は、演算装置とメモリとを含むコンピュータとこのコンピュータにインストールされたコンピュータプログラムとによって実現されるようにする。
本発明において、前記画面作成部(52、54)は、前記第1の数値化情報(ν1)および前記第2の数値化情報(ν2)に基づいて前記第1の差異(df1)および前記第2の差異(df2)を可視化したグラフ画面(G2)を前記提示画面(G1〜G4)として生成するグラフ画面作成部(54a)を更に備えるようにしてもよい。
本発明において、前記画面作成部(52、54)は、前記第1の数値化情報(ν1)および前記第2の数値化情報(ν2)に基づいて前記第1の差異(df1)および前記第2の差異(df2)が存在することを警報する警報画面(G3)を前記提示画面(G1〜G4)として作成する警報画面作成部(54b)を更に備えるようにする。
本発明において、前記画面作成部(52、54)は、前記第2の数値化情報(ν2)に基づいて前記第2の差異(df2)の推移を時系列に表した推移画面(G4)を前記提示画面(G1〜G4)として作成する推移画面作成部(54c)を更に備えるようにする。
本発明において、前記数値化計算部(53)は、前記機器(11a)が動作している動作時間帯における前記第1の数値化情報(ν1)、および、前記機器(11a)が動作していない非動作時間帯における前記第1の数値化情報(ν1´)をそれぞれ算出し、前記グラフ画面作成部(54a)は、前記動作時間帯における第1の数値化情報(ν1)および前記非動作時間帯における第1の数値化情報(ν1´)に基づいて前記グラフ画面(G2S)を作成するようにする。
本発明において、前記変更スケジュール情報生成部(20c)は、前記スケジュール情報(S1)の変更が複数要求された場合、前記変更スケジュール情報(CS1、CS2)を複数生成し、前記比較画面作成部(52)は、複数の前記変更スケジュール情報(CS1、CS2)に基づいてそれぞれ複数の変更スケジュール情報画面(CSG1、CSG2)を作成し、前記スケジュール情報画面(SG1)、複数の前記変更スケジュール情報画面(CSG1、CSG2)、および、前記機器動作時間情報画面(DG1)を比較可能に配置した前記比較画面(G1S)を作成するようにする。
本発明によれば、スケジュール情報(S1)と変更スケジュール情報(CS1)との第1の差異(df1)、および、変更スケジュール情報(CS1)と機器動作時間情報(D1)との第2の差異(df2)を認識可能な提示画面(G1〜G4)を表示する。これにより、オペレータは、第1の差異(df1)、第2の差異(df2)を認識することができるので、スケジュール情報(S1)とは異なる動作が機器(11a)により行われた場合の原因を第1の差異(df1)、第2の差異(df2)に基づいて特定することができる。
図1は、第1の実施の形態にかかるスケジュール管理システムの構成を示すブロック図である。 図2は、制御装置の構成を示すブロック図である。 図3は、スケジュール情報の説明に供する図である。 図4は、変更後スケジュール情報の説明に供する図である。 図5は、機器動作時間情報の説明に供する図である。 図6は、中央制御装置の構成を示すブロック図である。 図7は、スケジュール情報とは異なる変更スケジュール情報が得られた場合の比較画面を示す図である。 図8は、変更スケジュール情報とは異なる機器動作時間情報が得られた場合の比較画面を示す図である。 図9は、比較画面の作成表示処理手順を示すフローチャートである。 図10は、第2の実施の形態にかかる中央制御装置の構成を示すブロック図である。 図11は、スケジュール情報、変更後スケジュール情報、および、機器動作時間情報間の差異の説明に供する図である。 図12は、差異可視化画面作成部の構成を示すブロック図である。 図13は、複数の照明機器に対するヒストグラム画面を示す図である。 図14は、警報画面を示す図である。 図15は、推移画面を示す図である。 図16は、差異可視化画面の作成表示処理手順を示すフローチャートである。 図17は、第3の実施の形態において数値化情報の生成の説明に供する図である。 図18は、第3の実施の形態において1つの照明機器の時系列に沿ったヒストグラム画面を示す図である。 図19は、第4の実施の形態において複数の変更スケジュール情報が生成された場合の比較画面を示す図である。 図20は、第4の実施の形態において複数の変更スケジュール情報が生成された場合のヒストグラム画面を示す図である。 図21は、従来のスケジュール管理システムの構成を示すブロック図である。 図22は、スケジュール情報から変更された変更スケジュール情報にしたがって機器が動作したときの機器動作時間情報を示す図である。 図23は、スケジュール情報および変更スケジュール情報にしたがって機器が動作しなかったときの機器動作時間情報を示す図である。 図24は、スケジュール情報が変更された場合の機器動作の振る舞いを示す図である。 図25は、スケジュールが変更されていない場合の機器動作の振る舞いを示す図である。
<実施の形態>
以下、図面を参照しながら本発明にかかる第1の実施の形態乃至第4の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
第1の実施の形態におけるスケジュール管理システムは、スケジュール情報によって運転動作を管理する照明機器に動作時間の遅れが生じている場合、スケジュール情報と変更スケジュール情報との間の時間的な差異、および、変更スケジュール情報と照明機器の動作時刻を表す機器動作時間情報との間の時間的な差異をそれぞれ可視化して表示することにより、照明機器の動作時間遅れの原因をオペレータに特定させることを可能としたシステムである。
<スケジュール管理システムの構成>
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態にかかるスケジュール管理システム100は、複数の照明機器11a〜11e、12a〜12eと、これらの照明機器の運転動作を制御する制御装置20A、20Bと、制御装置20A、20Bを統括する中央制御装置50と、モニタ60と、照明機器が設置されている現場で照明機器の運転動作を変更する現場操作器14A、14Bとを備えている。
<照明機器>
照明機器11a〜11eおよび12a〜12eは、ビル内の部屋R1およびR2の天井に設置された蛍光灯またはLED(Light Emitting Diode)等である。なお、照明機器11a〜11eおよび照明機器12a〜12eは全て同一の構成である。
<制御装置>
制御装置20A、20Bは、照明機器11a〜11e、12a〜12eの運転動作を制御する機能部である。なお、制御装置20A、20Bは、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、インタフェース等からなるコンピュータ(ハードウェア)にコンピュータプログラム(ソフトウェア)をインストールすることによって実現され、当該制御装置20A、20Bの後述する各機能部が、コンピュータの各種ハードウェア資源とコンピュータプログラムとが協働することによって実現される。ここで、制御部20A、20Bは互いに同一構成であるので、便宜上、制御装置20Aの構成について説明する。
図2に示すように、制御装置20Aは、送受信部20a、スケジュール情報記憶部20b、変更スケジュール情報生成部20c、機器制御部20d、および、機器動作時間情報生成部20eを備えている。
≪送受信部≫
送受信部20aは、中央制御装置50と照明機器11a〜11eとの間でデータの授受を行う機能部である。
具体的には、送受信部20aは、スケジュール情報を中央制御装置50から受信したり、照明機器11a〜11eの運転動作を制御するための制御信号等を当該照明機器11a〜11eへ送信する機能を有している。
≪スケジュール情報記憶部≫
スケジュール情報記憶部20bは、メモリ上に構築される記憶部であり、送受信部20aを介して中央制御装置50から受信したスケジュール情報等を記憶するものである。
図3に示すように、スケジュール情報S1は、ONで示される開始時刻8:00、および、OFFで示される終了時刻18:00にしたがって照明機器11aの運転動作を時系列に管理する時間情報である。
≪変更スケジュール情報生成部≫
変更スケジュール情報生成部20cは、外部の現場操作器14Aからスケジュール情報S1の変更要求を受けたことに応じて、当該スケジュール情報S1の開始時刻や終了時刻を変更し、その変更後のスケジュール情報(以下、これを「変更スケジュール情報」と呼ぶ。)を生成する機能部である。
図4に示すように、変更スケジュール情報CS1は、例えば、スケジュール情報S1と同様に、ONで示される開始時刻8:00、および、OFFで示される終了時刻19:00にしたがって照明機器11aの運転動作を時系列に管理する時間情報である。この変更スケジュール情報CS1では、スケジュール情報S1の終了時刻18:00が19:00に変更されている。
変更スケジュール情報生成部20cは、変更スケジュール情報CS1を生成すると、この変更スケジュール情報CS1をスケジュール情報記憶部20bに記憶する。なお、この変更スケジュール情報CS1は、スケジュール情報記憶部20bに記憶されるだけでなく、送受信部20aにより画面作成部55へ送信される。
なお、変更スケジュール情報生成部20cは、現場操作器14Aから変更要求を受けていない場合には、スケジュール情報S1を変更することなく、そのスケジュール情報S1をそのまま変更スケジュール情報CS1として、スケジュール情報記憶部20bに記憶する。
≪機器制御部≫
機器制御部20dは、スケジュール情報S1または変更スケジュール情報CS1の開始時刻および終了時刻にしたがって点灯命令または消灯命令を意味する制御信号を生成し、送受信部20aにより照明機器11a〜11eへ出力する機能部である。
≪機器動作時間情報生成部≫
機器動作時間情報生成部20eは、送受信部20aにより出力された制御信号にしたがって、照明機器11aが実際に点灯動作および消灯動作したときの機器動作開始時刻や機器動作終了時刻等を表す時間情報(以下、これを「機器動作時間情報」と呼ぶ。)を生成する機能部である。機器動作時間情報生成部20eは、照明機器11aの機器動作時間情報を生成すると、これを送受信部20aにより画面作成部55へ送信する。
図5に示すように、機器動作時間情報D1は、変更スケジュール情報CS1にしたがって照明機器11aが実際に動作したときのONで示される開始時刻8:00およびOFFで示される終了時刻19:00を時系列に表した時間情報である。
<現場操作器>
現場操作器14Aおよび14Bは、同一構成であり、ここでは便宜上、現場操作器14Aについてのみ説明する。現場操作器14Aは、制御装置20Aが照明機器11aの運転動作を管理しているスケジュール情報S1の内容を変更したいときにオペレータが操作するデバイスであり、照明機器11aの設置されている部屋R1に配置された例えばリモートコントローラ等が該当する。
現場操作器14Aは、図示しないが入力部、記憶部および演算処理部を備えている。現場操作器14Aは、スケジュール情報S1の終了時刻18:00を19:00に変更する入力操作が入力部を介してオペレータにより行われると、演算処理部により、終了時刻19:00を表す終了時刻情報をスケジュール情報S1の変更要求として生成し、これを制御装置20Aに送信する。
<中央制御装置>
図6に示すように、中央制御装置50は、制御装置20A、20Bを統括制御することにより、照明機器11a〜11e、および、12a〜12eの運転動作を管理するものである。
中央制御装置50は、CPU、メモリ、キーボード等のインタフェースからなるコンピュータ(ハードウェア)にコンピュータプログラム(ソフトウェア)をインストールすることによって実現され、当該中央制御装置50の後述する各機能部が、コンピュータの各種ハードウェア資源とコンピュータプログラムとが協働することによって実現される。中央制御装置50は、スケジュール情報生成部51、比較画面作成部52、および、表示制御部56を備えている。
≪スケジュール情報生成部≫
スケジュール情報生成部51は、照明機器11a〜11eの運転動作を管理するスケジュール情報S1を生成する機能部である。スケジュール情報生成部51は、オペレータにより入力された開始時刻および終了時刻の時間情報に基づいてスケジュール情報S1を生成する。このスケジュール情報S1は、制御装置20Aおよび比較画面作成部52に出力される。
≪比較画面作成部≫
比較画面作成部52は、スケジュール情報S1と変更スケジュール情報CS1との間の時間的な差異、および、変更スケジュール情報CS1と機器動作時間情報D1との間の時間的な差異を、オペレータが認識可能な状態に可視化した提示画面を作成する機能部である。
比較画面作成部52は、スケジュール情報生成部51から受け取ったスケジュール情報S1、制御装置20Aから受信した変更スケジュール情報CS1、および、機器動作時間情報D1に基づいて、図7に示すように、スケジュール情報S1、変更スケジュール情報CS1および機器動作時間情報D1を比較可能な状態に複数並べた比較画面G1を作成する。
具体的には、比較画面作成部52は、スケジュール情報S1に基づいて、開始時刻8:00でOFFからONに立ち上がり、終了時刻18:00でONからOFFに立ち下がる振る舞いを可視化した画面(以下、これを「スケジュール情報画面」と呼ぶ。)SG1を作成する。
同様に、比較画面作成部52は、変更スケジュール情報CS1に基づいて、開始時刻8:00でOFFからONに立ち上がり、終了時刻19:00でONからOFFに立ち下がる振る舞いを可視化した画面(以下、これを「変更スケジュール情報画面」と呼ぶ。)CSG1を作成する。
同様に、比較画面作成部52は、機器動作時間情報D1に基づいて、開始時刻8:00でOFFからONに立ち上がり、終了時刻19:00でONからOFFに立ち下がる振る舞いを可視化した画面(以下、これを「機器動作時間情報画面」と呼ぶ。)DG1を作成する。
その後、比較画面作成部52は、スケジュール情報画面SG1、変更スケジュール情報画面CSG1、および、機器動作時間情報画面DG1の時間軸を揃えた状態で縦一列に並べた画面(以下、これを「比較画面」と呼ぶ。)G1を作成し、これを記憶部に記憶する。
このように、比較画面作成部52は、スケジュール情報S1、変更スケジュール情報CS1、および、機器動作時間情報D1に基づいて、照明機器11a〜11eごとにそれぞれ提示画面G1を作成し、記憶部に記憶しておく。
なお、変更スケジュール情報画面CSG1には、終了時刻19:00でONからOFFに立ち下がることを示す実線SL1だけでなく、変更前のスケジュール情報S1の終了時刻18:00でONからOFFに立ち下がることを示す破線DL1についても表示されている。
また、この実線SL1および破線DL1で示される終了時刻18:00〜19:00間のスペースは、例えば青色で着色されている。ここで、青色は、スケジュール情報S1の終了時刻18:00と変更スケジュール情報CS1の終了時刻19:00との間には、60分間の乖離が生じていることを意味するものとする。
このように、比較画面G1は、スケジュール情報S1と変更スケジュール情報CS1との間に時間的な差異が存在していることを、変更スケジュール情報画面CSG1の実線SL1および破線DL1により視覚的に示している。
また、比較画面G1は、スケジュール情報S1の終了時刻18:00と機器動作時間情報D1の終了時刻19:00との間に時間的な差異が存在しているが、変更スケジュール情報CS1の終了時刻19:00と機器動作時間情報D1の終了時刻19:00との間には時間的な差異が存在していないことについても視覚的に示している。
さらに、比較画面作成部52は、図8に示すように、スケジュール情報生成部51からスケジュール情報S1を受け取り、制御装置20Aから変更スケジュール情報CS1s、および、機器動作時間情報D1sを受信した場合、スケジュール情報S1、変更スケジュール情報CS1sおよび機器動作時間情報D1sを比較可能な状態に複数並べた比較画面G1sを作成する。
すなわち比較画面作成部52は、比較画面G1と同様に、スケジュール情報画面SG1、変更スケジュール情報画面CSG1s、および、機器動作時間情報画面DG1sの時間軸を揃えた状態で縦一列に並べた比較画面G1sを作成する。
この比較画面G1sにおいても、変更スケジュール情報CS1sと機器動作時間情報D1sとの間に時間的な差異が存在していることを、機器動作時間情報画面DG1sの実線SL2および破線DL2により視覚的に示している。
また、この実線SL2および破線DL2で示される終了時刻18:00〜19:00間のスペースは、例えば赤色で着色されている。ここで、赤色は、スケジュール情報S1の終了時刻18:00と機器動作情報D1sの終了時刻19:00との間には、60分間の乖離が生じていることを意味するものとする。
このように、比較画面G1sは、変更スケジュール情報CS1sと機器動作時間情報D1sとの間には時間的な差異が存在していることを、機器動作時間情報D1sの実線SL2および破線DL2により視覚的に示している。
また、比較画面G1sは、スケジュール情報S1の終了時刻18:00と変更スケジュール情報CS1sの終了時刻18:00との間には時間的な差異が存在せず、スケジュール情報S1の終了時刻18:00と機器動作時間情報D1の終了時刻19:00との間には時間的な差異が存在していることについても視覚的に示している。
<表示制御部>
表示制御部56は、比較画面作成部52により作成された照明機器11a〜11e毎の比較画面G1または比較画面G1sをモニタ60に表示する機能部である。なお、表示制御部56は、照明機器11a〜11eにそれぞれ対応した比較画面G1を複数同時にモニタ60に表示することも可能である。
<中央制御装置の動作>
このような構成のスケジュール管理システム100の中央制御装置50の動作について説明する。中央制御装置50は、スケジュール情報生成部51により照明機器11a〜11eのスケジュール情報S1を生成して制御装置20Aへ送信し、その制御装置20Aのスケジュール情報記憶部20bにスケジュール情報S1を記憶させる。
制御装置20Aは、スケジュール情報S1に従って、開始時刻8:00に点灯命令を意味する制御信号を出力し、終了時刻18:00に消灯命令を意味する制御信号を出力することにより、照明機器11a〜11eの運転動作を制御する。
このとき、制御装置20Aは、現場操作器14Aによりスケジュール情報S1の変更要求を受けると、その変更要求の内容にしたがって変更スケジュール情報CS1を生成し、それ以降、変更スケジュール情報SC1にしたがって照明機器11a〜11eの運転動作を制御する。
制御装置20Aは、変更スケジュール情報SC1にしたがって照明機器11a〜11eの運転動作を制御した後、照明機器11a〜11eそれぞれの機器動作時間情報D1を生成し、これらを中央制御装置50の比較画面作成部52へ送信する。
中央制御装置50は、図9に示すように、スケジュール情報生成部51からのスケジュール情報S1、制御装置20Aからの変更スケジュール情報SC1および照明機器11a〜11eの機器動作時間情報D1を比較画面作成部52により取得する(ステップSP1)。
中央制御装置50は、スケジュール情報S1、変更スケジュール情報SC1および機器動作時間情報D1が3つ揃うと、比較画面作成部52により、照明機器11a〜11eごとに比較画面G1またはG1sをそれぞれ作成する(ステップSP2)。
中央制御装置50は、照明機器11aに対する比較画面の表示要求を表示制御部56が外部から受け取ると、表示制御部56は比較画面作成部52から照明機器11aに対する比較画面G1またはG1sを読み出してモニタ60に出力し、比較画面G1またはG1sを表示した後(ステップSP3)、処理を終了する。
<第1の実施の形態の効果>
中央制御装置50は、オペレータからの表示要求に応じて照明機器11aに対する比較画面G1(図7参照。)をモニタ60に出力する。これにより、モニタ60は、スケジュール情報画面SG1、変更スケジュール情報画面CSG1、および、機器動作時間情報画面DG1の時間軸を揃えた状態で縦一列に並べた比較画面G1を表示することができる。
オペレータは、縦一列に並べられたスケジュール情報画面SG1と、変更スケジュール情報画面CSG1と、機器動作時間情報画面DG1とを相互に見比べることにより、スケジュール情報S1と変更スケジュール情報CS1との間に時間的な差異が存在し、変更スケジュール情報CS1と機器動作時間情報D1との間には時間的な差異が存在していないことを、視覚的かつ直感的に認識することができる。
特に、オペレータは、変更スケジュール情報画面CSG1に表示された破線DL1および実線SL1により挟まれた終了時刻18:00〜19:00間のスペースが青色で着色されていることを確認し、かつ、変更スケジュール情報CS1と機器動作時間情報D1との間には時間的な差異が存在していないことを確認することができる。
これにより、オペレータは、照明機器11aがスケジュール情報S1の終了時刻18:00よりも1時間遅い終了時刻19:00に消灯したときの動作時間遅れの原因が、変更スケジュール情報CS1による終了時刻の変更であると瞬時に理解することができる。
また、中央制御装置50は、オペレータからの表示要求に応じて照明機器11aに対する比較画面G1s(図8参照。)をモニタ60に表示した場合、オペレータに比較画面G1sを目視確認させることができる。
オペレータは、縦一列に並べられたスケジュール情報画面SG1と、変更スケジュール情報画面CSG1sと、機器動作時間情報画面DG1sとを相互に見比べることにより、スケジュール情報S1と変更スケジュール情報CS1sとの間に時間的な差異が存在せず、変更スケジュール情報CS1sと機器動作時間情報D1sとの間には時間的な差異が存在していることを、視覚的かつ直感的に認識することができる。
特に、オペレータは、機器動作時間情報画面DG1sに表示された破線DL2および実線SL2により挟まれた終了時刻18:00〜19:00間のスペースが赤色で着色されていることを確認し、かつ、スケジュール情報S1と変更スケジュール情報CS1sとの間には時間的な差異が存在していないことを確認することができる。
これにより、オペレータは、照明機器11aが変更スケジュール情報CS1sの終了時刻18:00よりも1時間遅い終了時刻19:00に消灯した動作時間遅れの原因が、制御装置20Aと照明機器11aとの間の通信状態の不具合によるものである可能性が高いと瞬時に理解することができる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態におけるスケジュール管理システムは、スケジュール情報S1と変更スケジュール情報CS1との間の時間的な差異、および、変更スケジュール情報CS1と機器動作時間情報D1との間の時間的な差異に基づいて、スケジュール情報S1のスケジュールよりも動作時間遅れが生じている照明機器11a〜11eを一覧表示するシステムである。
<スケジュール管理システムの構成>
この第2の実施の形態におけるスケジュール管理システムは、第1の実施の形態にかかるスケジュール管理システム100(図1参照。)と同様の構成を有しているが、中央制御装置50に換えて中央制御装置50Sを備えている。
<中央制御装置>
図10に示すように、第2の実施の形態における中央制御装置50Sは、スケジュール情報生成部51、画面作成部55、および表示制御部56を備えている。なお、第2の実施の形態における中央制御装置50Sは、画面作成部55において、第1の実施の形態における比較画面作成部52に加えて、数値化計算部53および差異可視化画面作成部54が追加された構成を有している。ちなみに、スケジュール情報生成部51、および、表示制御部56は、第1の実施の形態と同じであるため同一の符号を用いており、その詳細な説明は省略する。
<画面作成部>
画面作成部55は、照明機器11a〜11eに関し、スケジュール情報S1と、変更スケジュール情報CS1との間の時間的な差異、および、変更スケジュール情報CS1と機器動作時間情報D1との間の時間的な差異に基づいて、オペレータが直観的に認識可能な状態に可視化した比較画面G1や、後述する差異可視化画面を作成する機能部である。
この画面作成部55は、比較画面作成部52、数値化計算部53、および、差異可視化画面作成部54を備えている。
≪数値化計算部≫
数値化計算部53は、スケジュール情報S1と変更スケジュール情報CS1との間の時間的な差異、および、変更スケジュール情報CS1と機器動作時間情報D1との間の時間的な差異を数値化する機能部である。
具体的には、数値化計算部53は、図11に示すように、スケジュール情報S1と変更スケジュール情報CS1との時間的な差異(以下、これを「第1の差異」と呼ぶ。)df1を数値化した第1の数値化情報ν1を生成するとともに、変更スケジュール情報CS1と機器動作時間情報D1との差異(以下、これを「第2の差異」と呼ぶ。)df2を数値化した第2の数値化情報ν2を生成する。
数値化計算部53は、スケジュール情報S1がONのときを「1」とし、変更スケジュール情報CS1がOFFのときを「0」として、1分間ごとの周期で算出する差分x(t)の全加算結果を第1の数値化情報ν1として、次の(式1)により求める。
ν1=Σt|x(t)|………………………………………………………………(式1)
ここで、tは、時刻であり、(式1)は0:00〜23:59:59までの1日間での差分x(t)の絶対値を加算することを意味する。この場合、スケジュール情報S1の終了時刻が18:00となっているのに対して、変更スケジュール情報CS1の終了時刻が19:00となっているので、差分x(t)が得られるのは60分間だけであり、第1の数値化情報ν1は「60」となる。
また、数値化計算部53は、同様に、変更スケジュール情報CS1と機器動作時間情報D1との第2の差異df2を数値化した第2の数値化情報ν2を、(式1)の「ν1」を「ν2」に置き換えて求めることが可能である。
この場合、変更スケジュール情報の終了時刻19:00に対して、機器動作時間情報の終了時刻19:00であるため、差分x(t)が存在せず、第2の数値化情報ν2は「0」となる。
数値化計算部53は、照明機器11a〜11e毎に第1の数値化情報ν1および第2の数値化情報ν2を求め、これらを差異可視化画面作成部54に出力する。
≪差異可視化画面作成部≫
差異可視化画面作成部54は、第1の数値化情報ν1および第2の数値化情報ν2に基づいて、スケジュール情報S1と変更スケジュール情報CS1との第1の差異df1、および、変更スケジュール情報CS1と機器動作時間情報d1との第2の差異df2を可視化した画面(以下、これを「差異可視化画面」と呼ぶ。)を作成する機能部である。
図12に示すように、差異可視化画面作成部54は、グラフ画面作成部54a、警報画面作成部54b、および、推移画面作成部54cを備えている。
グラフ画面作成部54aは、スケジュール情報S1または変更スケジュール情報CS1とは異なる運転動作が照明機器11a〜11eにより行われた場合、数値化計算部53により照明機器11a〜11e毎に求められた第1の数値化情報ν1および第2の数値化情報ν2に基づいて、照明機器11a〜11eに対するヒストグラム画面を作成する機能部である。
具体的には、グラフ画面作成部54aは、例えば照明機器11bにおける第1の数値化情報ν1が「60」であり、照明機器11dにおける第2の数値化情報ν2が「60」であった場合、図13に示すように、第1および第2の数値化情報ν1、ν2を照明機器11b、11dのビンとして反映したヒストグラム画面G2を作成する。
このヒストグラム画面G2では、照明機器11bのビンが第1の差異df1であることを示すために青色で塗りつぶされており、照明機器11dのビンが第2の差異df2であることを示すために赤色(図中ではハッチングされた部分)で塗りつぶされている。
警報画面作成部54bは、数値化計算部53により照明機器11a〜11e毎に求められた第1の数値化情報ν1および第2の数値化情報ν2に基づいて、警報を出す必要のある照明機器だけを特定した画面(以下、これを「警報画面」と呼ぶ。)を作成する機能部である。
この警報画面作成部54bは、照明機器11a〜11e毎に求めた第1および第2の数値化情報ν1、ν2と比較する処理に用いられる閾値th1(例えば「30」)を記憶している。
具体的には、警報画面作成部54bは、照明機器11bにおける第1の数値化情報ν1が「60」であり、照明機器11dにおける第2の数値化情報ν2が「60」であった場合、第1および第2の数値化情報ν1、ν2の双方ともに閾値th1よりも大きいので、図14に示すように、警報対象の照明機器11b、11dを特定した警報画面G3を作成する。
この警報画面G3には、警報対象月日(2015年**月**日)と、警報対象が照明機器11b、11dであることを知らせる警報対象表示欄G3a、G3bとが表示されている。
警報対象表示欄G3aは、警報の種類が「警報1」であること、すなわち、第1の数値化情報ν1(60)に基づく警報であることを示している。また、警報対象表示欄G3bは、警報の種類が「警報2」であること、すなわち、第2の数値化情報ν2(60)に基づく警報であることを示している。
推移画面作成部54cは、第2の数値化情報ν2に基づいて、第2の数値化情報ν2の値の推移を時系列に表した画面(以下、これを「推移画面」と呼ぶ。)を照明機器11a〜11e毎に作成する機能部である。
具体的には、図15に示すように、推移画面作成部54cは、数値化計算部53から取得した過去数日分の第2の数値化情報ν2に基づいて、変更スケジュール情報CS1と照明機器11dの機器動作時間情報D1との第2の差異df2を時系列に折れ線グラフで表した推移画面G4を作成する。
この推移画面G4は、第2の数値化情報ν2が次第に増加することを示すとともに、2015年1月9日には、「警報2」の警報対象となる閾値th1(この場合「30」)を超えた様子が示されている。
<中央制御装置の動作>
続いて、中央制御装置50Sがスケジュール情報S1と変更スケジュール情報CS1との第1の差異df1、および、変更スケジュール情報CS1と機器動作時間情報d1との第2の差異df2を可視化した差異可視化画面(ヒストグラム画面G2、警報画面G3および推移画面G4)を作成して表示する動作を説明する。
中央制御装置50Sは、図16に示すように、数値化計算部53において、スケジュール情報S1、変更スケジュール情報CS1および機器動作時間情報D1を全N個(この場合N=5)の照明機器11a〜11eから取得する必要があり、照明機器11a〜11eの個数(N)をカウントするために「n=1」と初期値を設定する(ステップSP1)。
中央制御装置50Sは、数値化計算部53により、まず照明機器11aのスケジュール情報S1、変更スケジュール情報CS1および機器動作時間情報D1を取得する(ステップSP12)。
中央制御装置50Sは、スケジュール情報S1、変更スケジュール情報CS1および機器動作時間情報D1に基づいて第1の差異df1、第2の差異df2を数値化し、照明機器11aに対する第1の数値化情報ν1および第2の数値化情報ν2を求める(ステップSP13)。
中央制御装置50Sは、数値化計算部53により、n=Nとなったか否かを判定する(ステップSP14)。n=Nとなっていない場合(ステップSP14:NO)、ステップSP12に戻る。
中央制御装置50Sは、同様に、次の照明機器11bから照明機器11eまでのスケジュール情報S1、変更スケジュール情報CS1および機器動作時間情報D1を順番に取得し(ステップSP12)、照明機器11b〜照明機器11eに対する第1の数値化情報ν1および第2の数値化情報ν2をそれぞれ求める(ステップSP13)。
中央制御装置50Sは、数値化計算部53により、n=Nとなったと認識した場合(ステップSP14:YES)、差異可視化画面作成部54により、第1および第2の数値化情報ν1、ν2に基づいて、差異可視化画面(ヒストグラム画面G2、警報画面G3および推移画面G4)を作成し、これらをオペレータからの要求に応じてモニタ60に表示し(ステップSP16)、その後終了する。
<第2の実施の形態の効果>
中央制御装置50Sは、第1の実施の形態と同様、オペレータの入力部の操作に応じて、画面作成部55の比較画面作成部52により作成された照明機器11a〜11e毎の比較画面G1(図7参照。)または比較画面G1s(図8参照。)を表示制御部56によりモニタ60に表示することができる。
ただし、照明機器11a〜11eごとの比較画面G1では、照明機器11a〜11eごとの比較画面G1を全てオペレータが確認しない限り、照明機器11a〜11eの動作時間遅れの原因を全て特定することはできなかった。
しかしながら、中央制御装置50Sの表示制御部56は、オペレータの入力部の操作に応じて、ヒストグラム画面G2の表示要求を受け取ると、比較画面G1に換えて、グラフ画面作成部54aにより作成された照明機器11a〜11eに対するヒストグラム画面G2をモニタ60に表示することができる。
オペレータは、ヒストグラム画面G2(図13参照。)を確認することにより、複数の照明機器11a〜11eのうち、スケジュール情報S1、変更スケジュール情報CS1、機器動作時間情報D1との間に時間的な差異の存在するのが照明機器11bおよび11dだけであると瞬時に理解することができる。
特に、オペレータは、ヒストグラム画面G2において、青色で塗りつぶされた照明機器11bのビンを認識することにより、スケジュール情報S1とは異なる照明機器11bの動作時間遅れの原因が、変更スケジュール情報CS1によるスケジュール情報S1の終了時刻の変更にあったと理解することができる。
また、オペレータは、赤色で塗りつぶされた照明機器11dのビンを認識することにより、変更スケジュール情報CS1とは異なる照明機器11dの動作時間遅れの原因が、制御装置20Aと照明機器11dとの間の通信状態の不具合にあったと理解することができる。
このように、オペレータは、ヒストグラム画面G2を確認するだけで、照明機器11a〜11eの動作時間遅れの原因を全て認識することができる。
また、表示制御部56は、オペレータの入力部の操作に応じて、照明機器11a〜11eに対する警報画面G3の表示要求を受け取ると、ヒストグラム画面G2に換えて、警報画面作成部54bにより作成された警報画面G3をモニタ60に表示することができる。
これにより、オペレータは、警報画面G3の警報対象表示欄G3aを介して照明機器11bが警報対象であることを認識すると、照明機器11bの設置されている部屋R1の運用責任者に連絡して照明機器11bの消し忘れではないかを確認することができる。
また、オペレータは、警報画面G3の警報対象表示欄G3bを介して照明機器11dが警報対象であることを認識すると、照明機器11dの通信機能の点検作業を行うことができる。
なお、中央制御装置50Sの表示制御部56は、オペレータの入力部の操作に応じて、通信状態の不具合を認識した照明機器11dに対する推移画面G4の表示要求を受け取ると、警報画面G3に換えて、推移画面作成部54cにより作成された照明機器11dに対する推移画面G4をモニタ60に表示することができる。
これにより、オペレータは、推移画面G4を確認することにより、過去数日間の間に次第に通信状態の不具合が発生している時間が増加している経緯を理解することができる。かくして、オペレータは、推移画面G4に基づいて照明機器11dの通信機能が次第に劣化していると判断することができるので、この推移画面G4を照明機器11a〜11eごとの劣化傾向診断に利用することもできる。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態におけるスケジュール管理システムは、第1の数値化情報ν1および第2の数値化情報ν2を、0:00〜23:59:59までの1日間単位で求めるのではなく、照明機器11a〜11eが点灯している動作時間帯(8:00〜18:00)と、消灯している非動作時間帯(0:00〜8:00、18:00〜23:59)とに分けて求め、第1の数値化情報ν1および第2の数値化情報ν2に基づいて、動作時間帯または非動作時間帯ごとの照明機器の動作時間遅れの原因をオペレータに特定させることを可能とするシステムである。
第3の実施の形態においては、第2の実施の形態におけるスケジュール管理システム100と基本的な構成は同じであるが、数値化計算部53における数値化計算手法が異なっているだけである。
第3の実施の形態における数値化計算部53は、スケジュール情報S1に基づいて照明機器11a〜11eが点灯している動作時間帯(8:00〜18:00)と、照明機器11a〜11eが消灯している非動作時間帯(0:00〜8:00、18:00〜23:59)とに分け、動作時間帯および非動作時間帯ごとに第1の数値化情報および第2の数値化情報を求める。
例えば、図17に示すように、照明機器11a〜11eの動作時間帯(8:00〜18:00)に、現場操作器14Aからの変更要求に応じて、制御装置20Aが例えば照明機器11aを昼休み時間帯の12:00〜13:00まで消灯させるように、変更スケジュール情報CS1を生成した場合、動作時間帯における第1の数値化情報ν1は「60」となる。
グラフ画面作成部52aは、動作時間帯における照明機器11aの第1の数値化情報ν1に基づいて、図18に示すような、12:00〜13:00までの時間帯のビンが青色で塗りつぶされた表示形態のヒストグラム画面G2aを作成し、表示制御部56によりモニタ60に表示する。このヒストグラム画面G2aは、照明機器11aだけを対象とした画面であり、横軸には動作時間帯の8:00〜18:00が示されている。
オペレータは、このヒストグラム画面G2aにおけるビンの時間帯(12:00〜13:00)を確認することにより、スケジュール情報S1とは異なる照明機器11aの動作時間遅れの原因が、昼休み時間帯において省エネルギーの観点からスケジュール情報S1の変更が行われた変更スケジュール情報CS1によるものであると理解することができる。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態におけるスケジュール管理システムは、スケジュール情報S1の変更要求が複数あった場合、複数の変更スケジュール情報CS1、CS2を生成し、スケジュール情報S1と変更スケジュール情報CS1との間の時間的な差異、変更スケジュール情報CS1と変更スケジュール情報CS2との間の時間的な差異、および、変更スケジュール情報CS2と機器動作時間情報D1との間の時間的な差異を可視化して表示することにより、照明機器の動作時間遅れの原因をオペレータに特定させることを可能としたシステムである。
第4の実施の形態においては、第1および第2の実施の形態におけるスケジュール管理システム100と基本的な構成は同じであるが、制御装置20Aの変更スケジュール情報生成部20cにおいて、複数の変更スケジュール情報CS1、CS2を生成する点が異なっている。
図19に示すように、変更スケジュール情報生成部20cは、開始時刻8:00および終了時刻18:00のスケジュール情報S1に対して、12:00〜13:00に照明機器11a〜11eを消灯させるように変更した変更スケジュール情報CS1を生成し、これを第1の中間状態としてスケジュール情報記憶部20bに記憶する。
また、変更スケジュール情報生成部20は、変更スケジュール情報CS1に対して、14:00〜15:00に照明機器11a〜11eを消灯させるように更に変更した変更スケジュール情報CS2を生成し、これを第2の中間状態としてスケジュール情報記憶部20bに記憶する。
比較画面作成部52は、スケジュール情報S1に基づいて開始時刻8:00でOFFからONに立ち上がり、終了時刻18:00でONからOFFに立ち下がる様子を可視化したスケジュール情報画面SG1を作成する。
また、比較画面作成部52は、変更スケジュール情報CS1に基づいて、開始時刻8:00でOFFからONに立ち上がり、時刻12:00でONからOFFに立ち下がり、時刻13:00でOFFからONに立ち上がり、終了時刻18:00でONからOFFに立ち下がる様子を可視化した変更スケジュール情報画面CSG1を作成する。
同様に、比較画面作成部52は、変更スケジュール情報CS2に基づいて、開始時刻8:00でOFFからONに立ち上がり、時刻12:00でONからOFFに立ち下がり、時刻13:00でOFFからONに立ち上がり、時刻14:00でONからOFFに立ち下がり、時刻15:00でOFFからONに立ち上がり、終了時刻18:00でONからOFFに立ち下がる様子を可視化した変更スケジュール情報画面CSG2を作成する。
さらに、比較画面作成部52は、機器動作時間情報D1に基づいて、変更スケジュール情報画面CSG2と同様の機器動作時間情報画面DG1を作成する。
そして、比較画面作成部52は、スケジュール情報画面SG1、変更スケジュール情報画面CSG1、CSG2、および、機器動作時間情報画面DG1の時間軸を揃えた状態で縦一列に並べた比較画面G1Sを作成する。表示制御部56は、この比較画面G1Sをモニタ60に表示する。
この比較画面G1Sは、変更スケジュール情報画面CSG1およびCSG2により、スケジュール情報S1と変更スケジュール情報CS1との間の時間的な差異、および、変更スケジュール情報CS1と変更スケジュール情報CS2との間の時間的な差異を可視化した状態で表示している。
オペレータは、この比較画面G1Sの変更スケジュール情報画面CSG1およびCSG2を確認することにより、スケジュール情報S1と機器動作時間情報D1との間には時間的な差異が2ヶ所存在し、その原因が変更スケジュール情報CS1およびCS2が生成されたことであると直感的に認識することができる。
なお、数値化計算部53においては、スケジュール情報S1と変更スケジュール情報CS1との第1の差異df1を数値化した第1の数値化情報ν1を求め、変更スケジュール情報CS1と変更スケジュール情報CS2との第1の差異df1´を数値化した第1の数値化情報ν1´を求め、変更スケジュール情報CS2と機器動作時間情報D1との第2の差異df2を数値化した第2の数値化情報ν2を求める。この場合、第1の数値化情報ν1は「60」、第1の数値化情報ν1´は「60」、第2の数値化情報ν2は「0」となる。
差異可視化画面作成部54のグラフ画面作成部54aは、第1の数値化情報ν1、および、第1の数値化情報ν1´に基づいて、図20に示すような、第1の中間状態および第2の中間状態を反映したヒストグラム画面G2Sを差異可視化画面として作成する。表示制御部56は、このヒストグラム画面G2Sをモニタ60に表示することができる。
なお、差異可視化画面作成部54は、第1の数値化情報ν1、および、第1の数値化情報ν1´に基づいて、警報画面作成部54bおよび推移画面作成部54cにより警報画面、推移画面を作成することもできる。
<他の実施の形態>
なお、上述した第1乃至第3の実施の形態においては、制御装置20Aに変更スケジュール情報生成部20cおよび機器動作時間情報生成部20eを設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、中央制御装置50に変更スケジュール情報生成部20cおよび機器動作時間情報生成部20eを設けるようにしてもよい。
また、上述した第2の実施の形態においては、差分x(t)の絶対値を全て加算することにより第1の数値化情報ν1および第2の数値化情報ν2を計算するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、スケジュール情報S1、変更スケジュール情報CS1、および、機器動作時間情報D1が時系列データであるので、例えば、動的時間伸縮法と呼ばれるDTW(Dynamic Time Warping)の手法によりその違いを数値化するようにしても良く、その他種々の数値化手法を用いることが可能である。
さらに、上述した第2の実施の形態においては、ONのときを「1」とし、OFFのときを「0」として、1分間ごとの周期で算出する差分x(t)の全加算結果を第1および第2の数値化情報ν1、ν2として(式1)により求めるようにした場合について述べた。しかしながら、本発明はこれに限らず、照明機器ではなく空調機器を対象とすると、部屋の設定温度と、実際の室温とのアナログ的な数値の差分x(t)として第1および第2の数値化情報ν1、ν2を求めるようにしてもよい。
この場合、中央制御装置50Sは、推移画面作成部54cにより第2の数値化情報ν2に基づいて推移画面を作成して表示することにより、オペレータは設定温度と室温との差異が次第に増加している様子について認識し、空調機の制御性が悪化していることを理解することができる。
さらに、上述した第2の実施の形態においては、第1および第2の数値化情報ν1、ν2に基づいてヒストグラム画面G2を作成して表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第1の数値化情報ν1または第2の数値化情報ν2に基づいて2種類のヒストグラム画面を作成するようにしてもよい。
中央制御装置50Sは、スケジュール情報S1にしたがって照明機器11a〜11eが運転動作されているか否かを確認したいエネルギー管理者向けに、第1の数値化情報ν1に基づいて作成したヒストグラム画面だけを作成して表示してもよい。また、中央制御装置50Sは、照明機器11a〜11eが正常に機能しているか否かを確認したい保全員向けに、第2の数値化情報ν2に基づいて作成したヒストグラム画面だけを作成して表示してもよい。
さらに、上述した第2の実施の形態においては、比較画面G1に換えて、ヒストグラム画面G2、警報画面G3、推移画面G4を表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、比較画面G1と共にヒストグラム画面G2、警報画面G3、推移画面G4を表示する等、その表示形態を任意に設定するようにしてもよい。
11、11a〜11e、12a〜12e……照明機器、14、14A、14B……現場操作器、20A、20B……制御装置、20a……送受信部20a、20b……スケジュール情報記憶部、20c……変更スケジュール情報生成部、20d……機器制御部、20e……機器動作時間情報生成部、13、50……中央制御装置、51……スケジュール情報生成部、52……比較画面作成部、53……数値化計算部、54……差異可視化画面作成部、54a……グラフ画面作成部、54b……警報画面作成部、54c……推移画面作成部、55……画面作成部、56……表示制御部、60……モニタ、100……スケジュール管理システム。

Claims (8)

  1. 機器の動作を管理するスケジュール情報を生成するスケジュール情報生成部と、
    外部から前記スケジュール情報の変更が要求されたときにその内容を変更した変更スケジュール情報を生成する変更スケジュール情報生成部と、
    前記スケジュール情報または前記変更スケジュール情報にしたがって前記機器が動作したときの動作時刻を表す機器動作時間情報を生成する機器動作時間情報生成部と、
    前記スケジュール情報と前記変更スケジュール情報との第1の差異、および、前記変更スケジュール情報と前記機器動作時間情報との第2の差異を認識可能な提示画面を作成する画面作成部と、
    前記提示画面を表示部に表示する表示制御部と
    を備え
    前記画面作成部は、
    前記スケジュール情報、前記変更スケジュール情報、前記機器動作時間情報に基づいてそれぞれ前記機器の振る舞いを可視化した所定のスケジュール情報画面、変更スケジュール情報画面、機器動作時間情報画面を生成し、これらを比較可能に配置するとともに、前記第1の差異と前記第2の差異とを視覚的に示した比較画面を前記提示画面として作成する比較画面作成部を備え、
    前記比較画面作成部を含む前記画面作成部は、演算装置とメモリとを含むコンピュータとこのコンピュータにインストールされたコンピュータプログラムとによって実現され
    ことを特徴とするスケジュール管理システム。
  2. 前記画面作成部は、
    前記スケジュール情報に基づく前記機器の振る舞いと前記変更スケジュール情報に基づく前記機器の振る舞いとの差分の絶対値を積算して前記第1の差異を数値化した第1の数値化情報を算出するとともに前記変更スケジュール情報に基づく前記機器の振る舞いと前記機器動作時間情報に基づく前記機器の振る舞いとの差分の絶対値を積算して前記第2の差異を数値化した第2の数値化情報を算出する数値化計算部
    を更に備え
    前記数値化計算部は、演算装置とメモリとを含むコンピュータとこのコンピュータにインストールされたコンピュータプログラムとによって実現されることを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理システム。
  3. 前記画面作成部は、
    前記第1の数値化情報および前記第2の数値化情報に基づいて前記第1の差異および前記第2の差異を可視化したグラフ画面を前記提示画面として生成するグラフ画面作成部
    を更に備えることを特徴とする請求項に記載のスケジュール管理システム。
  4. 前記画面作成部は、
    前記第1の数値化情報および前記第2の数値化情報に基づいて前記第1の差異および前記第2の差異が存在することを警報する警報画面を前記提示画面として作成する警報画面作成部
    を更に備えることを特徴とする請求項に記載のスケジュール管理システム。
  5. 前記画面作成部は、
    前記第2の数値化情報に基づいて前記第2の差異の推移を時系列に表した推移画面を前記提示画面として作成する推移画面作成部
    を更に備えることを特徴とする請求項に記載のスケジュール管理システム。
  6. 前記数値化計算部は、前記機器が動作している動作時間帯における前記第1の数値化情報、および、前記機器が動作していない非動作時間帯における前記第1の数値化情報をそれぞれ算出し、
    前記グラフ画面作成部は、前記動作時間帯における第1の数値化情報および前記非動作時間帯における第1の数値化情報に基づいて前記グラフ画面を作成する
    ことを特徴とする請求項に記載のスケジュール管理システム。
  7. 前記変更スケジュール情報生成部は、前記スケジュール情報の変更が複数要求された場合、前記変更スケジュール情報を複数生成し、
    前記比較画面作成部は、複数の前記変更スケジュール情報に基づいてそれぞれ複数の変更スケジュール情報画面を作成し、前記スケジュール情報画面、複数の前記変更スケジュール情報画面、および、前記機器動作時間情報画面を比較可能に配置した前記比較画面を作成する
    ことを特徴とする請求項に記載のスケジュール管理システム。
  8. 機器の動作を管理するスケジュール情報をスケジュール情報生成部により生成するスケジュール情報生成ステップと、
    外部から前記スケジュール情報の変更が要求されたときにその内容を変更した変更スケジュール情報を変更スケジュール情報生成部により生成する変更スケジュール情報生成ステップと、
    前記スケジュール情報または前記変更スケジュール情報にしたがって前記機器が動作したときの動作時刻を表す機器動作時間情報を機器動作時間情報生成部により生成する機器動作時間情報生成ステップと、
    前記スケジュール情報と前記変更スケジュール情報との第1の差異、および、前記変更スケジュール情報と前記機器動作時間情報との第2の差異を認識可能な提示画面を画面作成部により作成する画面作成ステップと、
    前記提示画面を表示制御部により表示部に表示する表示制御ステップと
    を有し、
    前記画面作成ステップは、
    前記スケジュール情報、前記変更スケジュール情報、前記機器動作時間情報に基づいて
    それぞれ前記機器の振る舞いを可視化した所定のスケジュール情報画面、変更スケジュール情報画面、機器動作時間情報画面を生成し、これらを比較可能に配置するとともに、前記第1の差異と前記第2の差異とを視覚的に示した比較画面を前記提示画面として作成し、
    前記画面作成ステップは、
    演算装置とメモリとを含むコンピュータとこのコンピュータにインストールされたコンピュータプログラムとによって実行され
    ことを特徴とするスケジュール管理方法。
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