JP7282671B2 - 吸収性物品、及び、吸収性物品の包装体 - Google Patents

吸収性物品、及び、吸収性物品の包装体 Download PDF

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Description

本発明は、吸収性物品、及び、吸収性物品の包装体に関する。
生理用ナプキン等の吸収性物品において抗菌性や消臭性を有するものが望まれている。そのため、特許文献1には、吸収コアの面のうち、着用者の肌に対向する面を抗菌性シートで被覆した吸収性物品が開示されている。
特開2015-89487号公報
しかし、抗菌剤や消臭剤自体は一般的に無色透明である。また、特許文献1のように吸収性物品に抗菌性シートや消臭性シートを設ける場合、予め抗菌剤や消臭剤が全体に含漬されたシートを用いて吸収性物品を製造する方法が多く実施されている。そのため、吸収性物品が抗菌性や消臭性を有することをユーザーが認識し難いという問題があった。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、抗菌性や消臭性を有する吸収性物品であることをユーザーに認識してもらいやすくすることにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、
長手方向及び幅方向を備え、
吸収コアと、
前記吸収コアより肌側に設けられた肌側シートと、
前記吸収コアより非肌側に設けられた非肌側シートと、
を有する吸収性物品であって、
前記肌側及び前記非肌側の少なくとも一方側から視認可能な背景色を、有する背景色領域と、
前記背景色領域を見た側と同じ側から視認可能であって前記背景色とは異なる異色を、有する着色領域と、
を備え、
前記着色領域は、
前記異色を呈するための着色成分と、
抗菌成分及び消臭成分の少なくとも一方と、
を含むインクを有し、
前記着色領域は、不織布及びフィルムの少なくとも一方に設けられており、
前記着色領域は、着用者の排泄口に当接する排泄口当接領域に設けられており、
前記着色領域は、前記インクが網点状に塗布されて形成されており、
前記着色領域から離間した他の着色領域を有し、
前記着色領域において網点が占める面積の割合の方が、前記他の着色領域において前記網点が占める面積の割合よりも大きいことを特徴とする吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、抗菌性や消臭性を有する吸収性物品であることをユーザーが認識しやすくなる。
生理用ナプキン1を肌側から見た概略平面図である。 ナプキン1の概略断面図である。 ナプキン1の製造ラインの説明図である。 図4A及び図4Bは着色領域Bの一部を拡大した図である。 ナプキン1の包装体50の斜視図である。 第2実施形態のナプキン1の概略断面図である。 第3実施形態のナプキン1の概略断面図である。 第4実施形態のナプキン1の概略断面図である。 第4実施形態のナプキン1を非肌側から見た平面図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
長手方向及び幅方向を備え、吸収コアと、前記吸収コアより肌側に設けられた肌側シートと、前記吸収コアより非肌側に設けられた非肌側シートと、を有する吸収性物品であって、前記肌側及び前記非肌側の少なくとも一方側から視認可能な背景色を、有する背景色領域と、前記背景色領域を見た側と同じ側から視認可能であって前記背景色とは異なる異色を、有する着色領域と、を備え、前記着色領域は、前記異色を呈するための着色成分と、抗菌成分及び消臭成分の少なくとも一方と、を含むインクを有し、前記着色領域は、不織布及びフィルムの少なくとも一方に設けられていることを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、抗菌,消臭されている着色領域がユーザーに着目されやすく、抗菌性や消臭性を有する吸収性物品であることをユーザーに認識してもらいやすくなる。また、抗菌,消臭成分の塗布領域が着色領域と位置ずれしてしまうことを防止できる。また、不要にインクを使用しないことで、ユーザーの肌への刺激を軽減できる。
かかる吸収性物品であって、前記着色領域は、着用者の排泄口に当接する排泄口当接領域に設けられていることを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、排泄口当接領域に排泄される多くの排泄物を効率良く抗菌,消臭できる。また、ユーザーは排泄口当接領域の着色領域を目印にして吸収性物品を適切な位置に装着しやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記着色領域は、前記インクが網点状に塗布されて形成されており、前記着色領域において前記網点が占める面積の割合は、50%よりも大きく、かつ100%未満であることを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、着色領域においてインクの塗布量が多く、排泄物を確実に抗菌,消臭できる。また、網点(インク)が配置されていない領域において、排泄物の吸収性を確保できる。
かかる吸収性物品であって、前記着色領域は、前記インクが網点状に塗布されて形成されており、前記着色領域から離間した他の着色領域を有し、前記着色領域において前記網点が占める面積の割合の方が、前記他の着色領域において前記網点が占める面積の割合よりも大きいことを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、排泄口当接領域においてインクの塗布量が増え、排泄物を効率よく抗菌,消臭できる。一方、他の着色領域のインクの塗布量を抑えることで、低コスト化を図ることができ、ユーザーの肌への刺激を軽減できる。
かかる吸収性物品であって、前記着色領域は、前記インクが網点状に塗布されて形成されており、前記着色領域から離間した他の着色領域を有し、前記着色領域において前記網点が占める面積の割合の方が、前記他の着色領域において前記網点が占める面積の割合よりも小さいことを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、排泄口当接領域のインクの塗布量が少なくなり、排泄物が素早く吸収される。また最もデリケートな部位の肌への刺激を軽減できる。一方、他の着色領域においてインクの塗布量が増えることで、拡散した排泄物をしっかりと抗菌,消臭できる。
かかる吸収性物品であって、前記長手方向における前記着色領域の両外側に、前記着色領域から離間した、前記幅方向に沿う一対の他の着色領域を有することを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、長手方向の広い範囲に亘り抗菌,消臭効果が得られつつ、着色領域の間の領域において排泄物の吸収性が確保される。
かかる吸収性物品であって、前記幅方向における前記着色領域の両外側に、前記着色領域から離間した、前記長手方向に沿う一対の他の着色領域を有することを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、幅方向の広い範囲に亘り抗菌,消臭効果が得られつつ、着色領域の間の領域において排泄物の吸収性が確保される。
かかる吸収性物品であって、前記着色領域の前記幅方向に沿う辺が、前記長手方向の外側に向かって凸形状であることを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、排泄物の拡散形状に合わせてインクが塗布されるため、不要にインクの塗布量を増やすことなく、効率的に排泄物を抗菌,消臭できる。
かかる吸収性物品であって、前記着色領域は、前記不織布である前記肌側シートに設けられており、前記肌側シートにおいて、非肌面側の部分の前記インクの密度の方が、肌面側部分の前記インクの密度よりも高いことを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、抗菌,消臭されている着色領域がユーザーに視認されやすくなる。また、インクがユーザーの肌に触れ難くなり、肌への刺激を軽減できる。
かかる吸収性物品であって、前記着色領域は、前記不織布である前記肌側シートに設けられており、前記肌側シートは、綿繊維を含むことを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、綿繊維は吸汗性が良く、肌側シートでの菌の繁殖を抑制でき、吸収性物品の抗菌性がより高まる。また、肌側シートの肌当たりを良くすることができる。
かかる吸収性物品であって、前記着色領域は、前記フィルムである前記肌側シートの非肌面側に設けられており、前記フィルムは、開孔部を有することを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、抗菌,消臭されている着色領域がユーザーに視認されやすくなる。リウェットした排泄物が肌側シートの非肌面で留まりやすく、抗菌,消臭される。また、開孔部では排泄物が素早く吸収される。
かかる吸収性物品であって、前記吸収コアと前記肌側シートの間に、中間シートが設けられており、前記着色領域は、前記中間シートに設けられていることを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、ユーザーの肌への刺激をより抑制できる。また、吸収コアが保持する排泄物の近い位置にインクを配置でき、吸収性物品の使用経過に伴う菌の増殖や臭いの発生を抑制できる。
かかる吸収性物品であって、前記肌側シートから前記吸収コアまでの部位が前記吸収性物品の厚み方向に窪んでいる圧搾部を有し、前記吸収性物品の平面視において、前記着色領域は、前記圧搾部と重なる領域を有することを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、毛細管現象により圧搾部に移行した多くの排泄物が着色領域を通過し、インクと接触するため、効率的に抗菌,消臭できる。
かかる吸収性物品であって、前記着色領域は、前記非肌側シートの肌面側に設けられていることを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、ユーザーの肌への刺激をより抑制できる。また、吸収コアが保持する排泄物の近い位置にインクを配置でき、吸収性物品の使用経過に伴う菌の増殖や臭いの発生を抑制できる。
かかる吸収性物品であって、前記インクは、バイオマス由来のインクであることを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、吸収性物品のような衛生用品に印刷を施す場合にも、ユーザーの肌への刺激を軽減できる。
かかる吸収性物品の包装体であって、前記吸収性物品、及び、前記吸収性物品を包装する包装材を有し、前記包装材は、前記インクによって着色された包装材用の着色領域を有することを特徴とする吸収性物品の包装体。
このような吸収性物品の包装体によれば、使用済みの吸収性物品を包装材に包んで廃棄する場合に、抗菌,消臭効果が得られる。
===実施形態===
本発明に係る吸収性物品として、下着に貼付するタイプの生理用ナプキンを例に挙げて実施形態を説明する。ただし、これに限らず、例えば、ショーツタイプの生理用ナプキンやパンティーライナー、吸収パッド(軽失禁用パッド)、使い捨ておむつ等にも本発明を適用できる。
===第1実施形態===
<生理用ナプキン1の基本構成>
図1は、生理用ナプキン1(以下「ナプキン」とも呼ぶ)を肌側から見た概略平面図である。図2は、ナプキン1の概略断面図である。ナプキン1は、互いに直交する長手方向と幅方向と厚み方向を有する。厚み方向において着用者の肌に当接する側が肌側であり、その反対側が非肌側である。
ナプキン1は、吸収体10、肌側シート2、中間シート3、非肌側シート4、及びサイドシート5を有する。肌側シート2は、吸収体10(吸収コア11)より肌側に配置された液透過性のシートである。中間シート3は、肌側シート2と吸収体10の間に配置された液透過性のシートである。非肌側シート4は、吸収体10より非肌側に配置された液不透過性のシートである。液透過性のシートとしては、エアスルー不織布等を例示できる。液不透過性のシートとしては、ポリエチレン(PE)の樹脂フィルム等を例示できる。サイドシート5は、肌側シート2の肌側面の幅方向の両側部から外側に延出したシートである。サイドシート5としては、疎水性のエアスルー不織布や疎水性のスパンボンド不織布等を例示できる。
吸収体10は、排泄物を吸収して内部に保持する部材である。吸収体10は、吸収コア11と、吸収コア11を覆う液透過性のコアラップシート12を有する。吸収コア11としては、パルプ繊維やセルロース系吸収性繊維等の液体吸収性繊維に、高吸収性ポリマー(SAP)が加えられ、所定の形状に成形されたものを例示できる。コアラップシート12は、液透過性のシートであり、ティッシュ等を例示できる。また、吸収体10はコアラップシート12を有していなくてもよい。また、コアラップシート12は、図2に示すように吸収コア11全体を包むように設けられるに限らず、例えば吸収コア11の肌側面と非肌側面のうちの一方を覆うように設けられていてもよい。
また、ナプキン1は、長手方向の略中央部において、幅方向の外側に延出した一対のウィング部1wを有する。ウィング部1wは、サイドシート5と非肌側シート4によって形成されている。
また、ナプキン1は、肌側シート2側から圧搾されて厚み方向に窪んだ圧搾部20を有している。図1に示す圧搾部20は、着用状態において着用者の排泄口が当接すると考えられる領域を囲むような形状である内側線状圧搾部21と、内側線状圧搾部21を囲む形状である外側線状圧搾部22とを有する。内側線状圧搾部21及び外側線状圧搾部22は、肌側シート2、中間シート3及び吸収体10が厚み方向に圧縮されて、それらが接合一体化されたものである。圧搾部20によって、吸収体10の型崩れを防止したり、ナプキン1の液拡散性を向上させたりすることができる。
圧搾部20では、周囲に比べてナプキン1の厚みが薄く、ナプキン1の繊維密度が高くなっている。これらの比較は周知の方法で行うとよい。ナプキン1の厚みの比較としては、目視で比較する方法や、ミツトヨ(株)製のダイアルシックネスゲージID-C1012C又はそれと同等のものを使用し、対象部位を例えば3.0gf/cmで加圧して測定した値を取得して比較する方法を例示できる。ナプキン1の密度の比較としては、ナプキン1を厚み方向に切った断面を電子顕微鏡等で拡大した画像に基づき比較する方法を例示できる。
なお、圧搾部20は、長手方向や幅方向に連続して厚み方向に窪んでいてもよく(溝状でもよく)、また、複数の点状圧搾部が線状に並び、非連続に厚み方向に窪んでいてもよい。また、圧搾部20は、肌側シート2及び中間シート3が厚み方向に圧縮されていてもよいし、肌側シート2のみが厚み方向に圧縮されて他の領域よりも厚みが薄くなっていてもよい。また、圧搾部20の形状は図1に示すものに限定されない。例えば複数の点状圧搾部が離散的に配置されたものでもよい。
また、図1に示すナプキン1の構成は一例であり、これに限定されない。例えば、ウィング部1wを有さないナプキンや、中間シート2を有さないナプキン、吸収コア11がSAPを有さないナプキンであってもよい。
<着色領域B>
図3は、ナプキン1の製造ラインの説明図である。図4A及び図4Bは、着色領域Bの一部を拡大した図である。図5は、ナプキン1の包装体50の斜視図である。
第1実施形態のナプキン1は、肌側から視認可能な背景色を、有する背景色領域Aと、その背景色領域Aを見た側と同じ肌側から視認可能であって背景色とは異なる異色を、有する着色領域Bを備える。着色領域Bは、異色を呈するための着色成分と、抗菌成分及び消臭成分の少なくとも一方と、を含むインク30を有する。つまり、着色領域Bは、抗菌,消臭成分を含むインク30によって印刷されている。なお、インク30には、抗菌成分と消臭成分の両方が含まれていてもよいし、何れか一方のみが含まれていてもよい。
ナプキン1を構成する資材(肌側シート2や中間シート3、吸収体10、非肌側シート4、サイドシート5)の色は一般に白色であり、背景色は白色であることが多い。その場合、着色領域Bの色としては、緑色、青色、紫色、ピンク色等の白以外の色を例示できる。ただしこれに限らず、背景色が白以外の有色であってもよいし、着色領域Bが白色に印刷されていてもよい。
ナプキン1が背景色領域Aを備えるということは、平面視したナプキン1の一部にインク30(抗菌,消臭成分)が塗布されていることになる。そのため、抗菌,消臭成分を有する領域がユーザーに着目されやすく、抗菌性や消臭性を有するナプキン1であることをユーザーに認識してもらいやすくなる。
また、インク30が抗菌,消臭成分を含むことで、着色と、抗菌,消臭成分の塗布とを同時に行うことができ、ナプキン1の製造工程を簡素化できる。また、抗菌,消臭成分の塗布領域が着色領域と位置ずれしてしまうことを防止できる。また、インク30が塗布されている領域では、インク30上に排泄物30が留まる時間があり、排泄物の吸収が若干遅くる傾向にある。そのため、インク30と排泄物の接触時間を確保でき、抗菌,消臭効果を高めることができる。
また、予め抗菌,消臭成分を含浸したシートを用いてナプキン1を製造する場合等のように、ナプキン1の平面全域に抗菌,消臭成分が配置される場合に比べて、抗菌,消臭成分の使用量を軽減できる。よって、ナプキン1の低コスト化を図れる。また、肌側から着色領域Bが視認可能な場合、肌に近い位置にインク30が配置されることになる。そのため、不要にインク30を使用しないことで、ユーザーの肌への刺激を軽減できる。
また、第1実施形態では、着色領域Bは不織布に設けられているとする。そのため、インク30が不織布の繊維間に保持されて定着しやすい。よって、着色領域Bの発色が良くなり、着色領域Bがユーザーに着目されやすくなる。また、抗菌,消臭効果が高まる。
なお、背景色領域Aと着色領域Bが異なる色とは、ユーザーがナプキン1を視認した際に着色領域Bを識別できる程に色差があればよい。例えば、コニカミノルタ社製の色彩色差計CR-300又はそれと同等のものを使用して測定した場合の色差が13以上であったり、オストワルト色相環によって分類された24色の色票で2以上ずれていたりすることが好ましい。
インク30は水性であっても油性であってもよい。インク30が含有する着色成分は染料であっても顔料であってもよい。例えば、βカロチン、二酸化チタン、食品用、医薬品用及び化粧品用として認可された色素や染料等を例示できる。
インク30が含有する抗菌成分としては、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、ポリアミノプロピルビグアニド、パラベン、塩化アルキルジメチルベンジルアンモニウム、スルホンアミド、ユーカリやペパーミントなどの精油、銀、エタノール、トリクロサン、安息香酸、クロルフェネシン等の周知の材料を例示できる。
インク30が含有する消臭成分としては、茶葉抽出物、vfg活性炭、ゼオライト、シリカゲル、ペントナイト、シクロデキストリン等の周知の材料を例示できる。
インク30が抗菌成分や消臭成分を含有することの確認は周知の方法(成分解析等)で行うことができる。
また、インク30における抗菌剤や消臭剤の割合は0.01~5%程度であるとよい。これより少ないと抗菌,消臭効果が不十分となる恐れがあり、これより多いとユーザーの肌を刺激してしまう恐れがある。
また、インク30はバイオマス由来のインクであってもよい。具体的には、樹木や種子、米ぬか等から得られる植物由来成分をインク30の固形分中に10%以上含有しているとよい。そうすることで、ナプキン1(吸収性物品)のような衛生用品に印刷を施す場合にも、ユーザーの肌への刺激を軽減できる。また、抗菌剤,消臭剤を含むバイオマス由来のインクを、高速液体クロマトグラフ法又はガスクロマトグラフ法で分析した。その結果、抗菌剤,消臭剤を含む非天然物のインクに比べて、ピークがブロードかつ多く、分離し難い傾向が得られた。
また、第1実施形態のナプキン1では、着色領域Bが、不織布である肌側シート2の非肌面側に設けられている。つまり、肌側シート2において、非肌面側の部分のインク30の密度の方が、肌面側部分のインク30の密度よりも高くなっている。
肌側シート2に着色領域Bが設けられていることで、ナプキン1の肌表面外側からの着色領域Bの視認性が高まる。よって、抗菌性や消臭性を有するナプキン1であることをユーザーに認識してもらいやすくなる。また、肌側シート2の肌面側に着色領域Bが設けられる場合に比べて、インク30がユーザーの肌に直接触れにくく、ユーザーの肌を刺激してしまうことを抑制できる。また、排泄物が肌側にリウェットした際も、肌側シート2の非肌面のインク30と接触し、抗菌,消臭できる。
さらに、着色領域Bが設けられる肌側シート2は綿繊維を含むことが好ましい。綿繊維は吸汗性が良く、肌側シート2での菌の繁殖を抑制できる。よって、着色領域Bの抗菌性に加えて肌側シート2に綿繊維を用いることで、ナプキン1の抗菌性がより高まる。また、ユーザーの肌に直接触れる肌側シート2に、天然繊維である綿繊維を用いることで、肌当たりを良くすることができる。よって、肌側シート2に着色領域Bを設ける場合であっても、ユーザーの肌への刺激を出来る限り軽減できる。
ただし上記に限定されず、肌側シート2の肌面側に着色領域Bが設けられていてもよいし、肌側シート2が綿繊維を含んでいなくてもよい。
また、着色領域Bが印刷されている箇所(シートや面)の確認は、例えば目視や測色器にて確認できる。着色領域Bの色が最も濃く視認されるシートの面が、着色領域Bが印刷された箇所となる。また、着色領域Bが印刷されているシートを厚み方向に切った断面を電子顕微鏡等で拡大した画像に基づき、肌面側の部分と非肌面側の部分のインク30の密度を比較してもよい。また、肌側シート2の肌面と非肌面をルーペで拡大することによってもインク30の密度を比較できる。
また、本実施形態とは異なり、着色領域Bが肌側シート2の全域に設けられている場合であれば、着色成分と抗菌,消臭成分を予め含浸するシートを肌側シート2としてナプキン1を製造するとよい。これに対して、本実施形態のナプキン1のように部分的に着色領域Bが設けられる場合、吸収体10に対する着色領域Bの印刷位置が決まっている。そのため、肌側シート2への着色領域Bの印刷は、図3に示すように、ナプキン1の製造ラインの途中で行うことが好ましい。そうすることで、吸収体10に対する着色領域Bの位置ずれを抑制でき、ナプキン1の所望の位置に着色領域Bを設けることができる。
具体的に説明すると、まず、ロールから繰り出された肌側シート2の連続体の、非肌面となる面に、印刷装置40が着色領域Bを印刷する(インク30を塗布する)。この時、着色領域Bは、ナプキン1の製造ピッチおきに印刷される。そして、肌側シート2の連続体は2つの乾燥装置41a,41bを通過する。その後、非肌側シート5の連続体と中間シート3の連続体の間に、ナプキン1の製造ピッチおきに吸収体10が配置された積層体に、肌側シート2の連続体が合流する。なお、センサー(不図示)で吸収体10や着色領域Bの位置検出を行い、吸収体10に対して所望の位置に着色領域Bが配置されるように、資材の搬送速度が制御される。こうして、肌側シート2や吸収体10の積層体は、一対のエンボスロール42を通過して圧搾部20が形成される等して、最終的にはナプキン1の形状にカットされる。
なお、印刷装置40による着色領域Bの印刷方法としては、フレキソ印刷や、インクジェット印刷、グラビア印刷等を例示できる。特に、インクジェット印刷や、弾性を有する凸版を使用するフレキソ印刷では、シートを損傷し難く、凹凸のある不織布に対しても綺麗に印刷できる。また、水やアルコール溶媒が使用されることが多く、抗菌剤や消臭剤が混ざりやすい。その他、フレキソ印刷では、凹版を用いるグラビア印刷に比べて、粒子の大きい抗菌剤や消臭剤であっても適用できる。
また、着色領域Bは自然乾燥でもよいが、乾燥装置41a,41bにより乾燥されるとよい。乾燥方法は、紫外線照射、熱風、赤外線照射等、周知の方法を適用するとよい。着色領域Bをしっかりと乾燥させ、また、乾燥時間を短縮することで、他の資材へのインク30の移行を抑制できる。また、インク30による製造設備の汚染や錆の発生を防止したり、ナプキン1の製造装置を小型化したりできる。
なお、UV照射による乾燥を実際に行った。不織布(肌側シート2)への単位面積当たりのインクの塗布量が0.002(g/p)であり、各乾燥装置41a,41bの紫外線照射強度が780(mW/cm)であり、不織布への単位面積当たり照射時間が0.1(秒)であり、肌側シート2の搬送速度が200m/分であった。また、着色領域Bと対向するように紫外線を照射した。このとき、着色領域Bのインク30が1秒以内に固化した。
また、着色領域Bの乾燥時間を短縮するために、不織布に塗布するインク30の粘度を低粘度に調整してもよい。具体的には、1Pa・s以下、より好ましくは0.1Pa・s以下にするとよい。
以上のように、ナプキン1の製造ラインの途中で着色領域Bの印刷を行うことで、ナプキン1の所望の位置に着色領域Bを設けることができる。そこで、第1実施形態のナプキン1は、図1に示すように、着用者の排泄口に当接する排泄口当接領域に第1着色領域B1が設けられ、第1着色領域B1よりも長手方向の両外側に一対の第2着色領域B2が設けられ、第1着色領域B1よりも幅方向の両外側に一対の第3着色領域B3が設けられるものとする。
排泄口当接領域とは、ナプキン1の長手方向の略中央領域であり、ナプキン1の幅方向の中央領域(吸収体10の全幅の1/2の幅の領域)である。ナプキン1が長手方向に対称な形状である場合、ナプキン1の長手方向の中央領域(ナプキン1の全長の1/3の長さの領域)を排泄口当接領域とする。ナプキン1が長手方向に非対象な形状である場合(臀部側が長い形状である場合)、排泄口当接領域はナプキン1の長手方向の中心よりもやや前側の領域となる。具体的には、ナプキン1がウィング1wを有する場合、長手方向においてウィング1wが配置されている領域を排泄口当接領域とする。また、ナプキン1がウィング1wを有さない場合、ナプキン1の前端からナプキン1の全長の1/4~2/4離れた領域を排泄口当接領域とする。
排泄口当接領域には他の領域に比べて、より多くの排泄物が排泄される。そのため、排泄口当接領域に第1着色領域B1(着色領域)が設けられることで、排泄物を効率良く抗菌,消臭できる。また、排泄口当接領域が着色されることになり、排泄口当接領域が目立つ。そのため、ユーザーは第1着色領域B1を目印にしてナプキン1を装着できる。つまり、ユーザーは自身の排泄口に第1着色領域B1が当接するように、ナプキン1を適切な位置に装着しやすくなる。なお、着色領域Bが排泄口当接領域に設けられているとは、ナプキン1を平面視した場合に、着色領域Bと排泄口当接領域の少なくとも互いの一部が重複していればよい。
また、ナプキン1は、長手方向における第1着色領域B1の両外側に、第1着色領域B1から離間した、幅方向に沿う一対の第2着色領域B2(他の着色領域)を有する。そのため、排泄口当接領域から長手方向の外側に拡散した排泄物を第2着色領域B2により抗菌,消臭できる。また、第1着色領域B1と第2着色領域B2の間に、インク30が配置されていない領域が存在する。その領域では、排泄物はインク30上で留まることなく、素早く吸収される。つまり、長手方向の広い範囲に亘り抗菌,消臭効果が得られつつ、吸収性が確保される。なお、幅方向に沿う領域とは、幅方向に平行である領域に限定されず、幅方向に延びた領域、すなわち幅方向に長さを有する領域である。
また、ナプキン1は、幅方向における第1着色領域B1の両外側に、第1着色領域B1から離間した、長手方向に沿う一対の第3着色領域B3(他の着色領域)を有する。そのため、排泄口当接領域から幅方向の外側に拡散した排泄物を第3着色領域B3により抗菌,消臭できる。また、第1着色領域B1と第3着色領域B3の間に、インク30が配置されていない領域では、排泄物が素早く吸収される。つまり、幅方向の広い範囲に亘り抗菌,消臭効果が得られつつ、吸収性が確保される。なお、長手方向に沿う領域とは、長手方向に平行である領域に限定されず、長手方向に延びた領域、すなわち長手方向に長さを有する領域である。
また、第1着色領域B1や第2着色領域B2のように幅方向に延びた着色領域Bでは、幅方向に沿う辺(図1のB1aやB2a)が、長手方向の外側に向かって凸形状であることが好ましい。そうすることで、排泄物は長手方向の外側に向かって凸形状に拡散するため、排泄物の拡散形状に合わせてインク30が塗布されることになる。よって、不要にインク30の塗布量を増やすことなく、効率的に排泄物を抗菌,消臭できる。
ただし、図1に例示する着色領域Bの形状や大きさ、数、位置は一例であり、これに限定されない。例えば、着色領域Bが排泄口当接領域に設けられていなくてもよいし、第2着色領域B2や第3着色領域B3を有さないナプキン1でもよい。また、第2着色領域B2及び第3着色領域B3は排泄口当接領域に設けられていても設けられていなくてもよい。また、着色領域Bは、模様、図柄、文字を単独で又は複数組み合わせて表す形状であってもよい。その場合、ナプキン1の外観が向上し、生理期間の憂鬱な気分であるユーザーの気持ちを緩和できる。
また、第1実施形態では、図4A及び図4Bに示すように、着色領域Bは、インクが網点状に塗布されて形成されたものとする。この場合、第1着色領域B1において網点が占める面積の割合(すなわち第1着色領域B1の面積Sに対する網点の合計面積sの比率s/S)が高くなる程に、第1着色領域B1に塗布されるインク30の量が増え、抗菌性,消臭性が高まる。
そこで、第1着色領域B1において網点が占める面積の割合を50%よりも大きくすることが好ましい。つまり、第1着色領域B1において網点が配置されている領域の方が、網点が配置されていない領域よりも大きくなるようにするとよい。そうすることで、より確実に排泄物を抗菌,消臭できる。また、第1着色領域B1の濃度が高まり、第1着色領域B1がユーザーに視認されやすくなる。
また、第1着色領域B1において網点が占める面積の割合を100%未満にするとよい。すなわち第1着色領域B1において網点が配置されていない領域を設けるとよい。そうすることで、排泄物がインク30上で留まることなく素早く吸収される領域が存在し、排泄物の吸収性を確保できる。また、ユーザーの肌への刺激を軽減できる。
ただし、インク30が網点状に塗布されていなくてもよく、また、第1着色領域B1において網点が占める面積の割合も上記に限定されるものではない。
また、第1着色領域B1において網点が占める面積の割合の方が、第1着色領域B1から離間した他の着色領域(すなわち第2着色領域B2及び第3着色領域B3の少なくとも一方)において網点が占める面積の割合よりも大きくなるようにしてもよい。例えば、第1着色領域B1を図4Aのように印刷し、第2,第3着色領域B2,B3を図4Bのように印刷する。
そうすることで、排泄口当接領域においてインク30の塗布量が増え、排泄物を効率よく抗菌,消臭できる。また、第2着色領域B2や第3着色領域B3よりも第1着色領域B1の濃度が濃くなり目立つ。そのため、ユーザーがナプキン1を装着する際の目印となり、ナプキン1が適切に装着されやすくなる。一方、第2着色領域B2や第3着色領域B3のインクの塗布量を抑えることで、低コスト化を図ることができる。また、ユーザーの肌への刺激を軽減できる。
逆に、第1着色領域B1において網点が占める面積の割合(例えば図4B)の方が、第1着色領域B1から離間した他の着色領域(すなわち第2着色領域B2及び第3着色領域B3の少なくとも一方)において網点が占める面積の割合よりも小さくなるようにしてもよい。例えば、第1着色領域B1を図4Bのように印刷し、第2,第3着色領域B2,B3を図4Aのように印刷する。
そうすることで、排泄口当接領域のインク30の塗布量が少なくなり、排泄物がインク30上で留まりにくく、素早く吸収されやすくなる。また最もデリケートな部位の肌への刺激を軽減できる。一方、第2着色領域B2や第3着色領域B3のインクの塗布量が増えることで、拡散した排泄物をしっかりと抗菌,消臭できる。
また、図1に示すようにナプキン1の平面視において、第2着色領域B2及び第3着色領域B3(着色領域)は、内側線状圧搾部21と重なるように設けられている。つまり、肌側シート2から吸収コア11までの部位がナプキン1の厚み方向に窪んでいる内側線状圧搾部21(圧搾部)と重なる領域を、着色領域Bが有している。
内側線状圧搾部21では、周囲に比べて、肌側シート2から吸収コア11にかけての繊維密度が高くなっている。そのため、毛細管現象により内側線状圧搾部21に排泄物が移行しやすい。そのため、より多くの排泄物が着色領域Bを通過してインク30と接触するため、効率的に抗菌,消臭できる。
なお、第1実施形態では着色領域Bが肌側シート2に設けられている。そのため、肌側シート2及び中間シート3が圧縮された圧搾部や肌側シート2のみが圧縮された圧搾部と重なるように着色領域Bが設けられていてもよい。この場合にも、毛細管現象により圧搾部20に移行した多くの排泄物を着色領域Bによって抗菌,消臭できる。ただし、本実施形態の内側線状圧搾部21の方が、繊維密度が高く、排泄物がより移行しやすい。また、上記に限定されず、着色領域Bが圧搾部20と重なる領域を有していなくてもよい。
また、図5に示すように、ナプキン1は、包装材51によって包装された包装体50の状態で流通されるとよい。そうすることで、ナプキン1の使用前に、インク30が有する抗菌,消臭成分が揮発してしまうことを抑制できる。さらに、包装材51は、ナプキン1の着色領域Bを印刷したインク30によって着色された包装材用の着色領域Cを有することが好ましい。
ナプキン1が交換される際に、新しいナプキン1が取り外された包装材51に使用済みのナプキン1が包まれて廃棄されることが多い。そのため、抗菌,消臭成分を有するインク30が包装材51に塗布されていることで、使用済みナプキン1に対する抗菌,消臭効果が得られる。なお、図5では桜や花びらの着色領域Cを例示するが、包装材用の着色領域Cの形状や大きさ、数、位置は図5に示すものに限定されない。
===第2実施形態===
図6は、第2実施形態のナプキン1の概略断面図である。第2実施形態のナプキン1では、肌側シート2が、その厚み方向に貫通する複数の開孔部Hを有するフィルム(例えばポリエチレンシートやポリプロピレンシート等)であるとする。そして、着色領域Bが、フィルムである肌側シート2の非肌面側に設けられている。
この場合も第1実施形態と同様に、ナプキン1の肌表面外側からの着色領域Bの視認性が高まる。よって、抗菌性や消臭性を有するナプキン1であることをユーザーに認識してもらいやすくなる。また、インク30がユーザーの肌に直接触れにくく、ユーザーの肌への刺激を抑制できる。
さらに、肌側シート2が不織布である場合に比べてフィルムである方が、非開孔部において排泄物が肌側にリウェットし難くなる。そのため、肌側シート2の非肌面側に留まる排泄物をインク30によって抗菌,消臭でき、抗菌,消臭効果が高まる。また、開孔部Hでは、インク30が塗布されず、排泄物が素早く吸収され、排泄物の吸収性も確保される。また、開孔部Hにインク30が塗布されないため、インク30の塗布量を軽減できる。
このように着色領域Bは不織布に限らずフィルムに設けられていてもよい。また、上記に限定されず、開孔部Hを有するフィルムである肌側シート2の肌面側に着色領域Bが設けられていてもよい。
===第3実施形態===
図7は、第3実施形態のナプキン1の概略断面図である。第3実施形態のナプキン1では、着色領域Bが中間シート3に設けられている。そして、ナプキン1の肌表面外側から肌側シート2を透過して着色領域Bを視認可能とする。そうすることで、抗菌,消臭成分を有する着色領域Bがユーザーに視認され、抗菌性や消臭性を有するナプキン1であることをユーザーに認識してもらいやすくなる。
また、中間シート3に着色領域Bが設けられることで、肌側シート2に着色領域Bが設けられる場合に比べて、インク30でユーザーの肌を刺激してしまうことをより抑制できる。また、吸収コア11が保持する排泄物の近い位置にインク30を配置できる。よって、ナプキン1の使用経過に伴う菌の増殖や臭いの発生をより抑制できる。
なお、中間シート3は、不織布であっても、開孔部を有するフィルムであってもよい。また、図7に示すように中間シート3の非肌面側に着色領域Bが設けられていてもよいし、肌面側に着色領域Bが設けられていてもよい。
===第4実施形態===
図8は、第4実施形態のナプキン1の概略断面図である。図9は、第4実施形態のナプキン1を非肌側から見た平面図である。第4実施形態のナプキン1では、着色領域Bが非肌側シート4の肌面側に設けられている。この場合、図9に示すように、ナプキン1の非肌表面外側から着色領域Bが視認可能となる。そうすることで、抗菌,消臭成分を有する着色領域Bがユーザーに視認され、抗菌性や消臭性を有するナプキン1であることをユーザーに認識してもらいやすくなる。なお、非肌側シート4としては、液不透過性の不織布やフィルム、これらの複合シートを例示できる。
また、非肌側シート4に着色領域Bが設けられることで、肌側シート2に着色領域Bが設けられる場合に比べて、インク30でユーザーの肌を刺激してしまうことをより抑制できる。また、吸収コア11が保持する排泄物の近い位置にインク30を配置できる。特に非肌側シート4は排泄物を透過しないため、非肌側シート4の肌面側のインク30と排泄物の接触時間が長くなる。よって、ナプキン1の使用経過に伴う菌の増殖や臭いの発生をより抑制できる。
また、仮に着色領域Bが非肌側シート4の非肌面側に設けられていると、ナプキン1をズレ止め用接着剤6で下着に固定して使用する際に、ナプキン1と下着が擦れてインク30が下着に付着してしまうおそれがある。そのため、着色領域Bは非肌側シート4の肌面側に設けられていることが好ましい。ただし、これに限らず、着色領域Bが非肌側シート4の非肌面側に設けられていてもよい。
また、非肌側シート4に着色領域Bが設けられている場合、図9に示すような図柄や、模様や文字を表す着色領域Bであるとよい。そうすることで、ナプキン1の外観が向上し、生理期間の憂鬱な気分であるユーザーの気持ちを緩和できる。ただし、これに限らず、第1実施形態で例示した着色領域Bの形状や配置位置であってもよい。
===その他の実施形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
例えば、第1~第4実施形態では、ナプキン1を構成する資材の1つに着色領域Bが設けられているが、複数の資材に着色領域Bが設けられていてもよい。例えば、不織布である肌側シート2に着色領域Bが設けられ、フィルムである非肌側シート4に別の着色領域Bが設けられていてもよい。つまり、肌側と非肌側の一方側に限らず両側から着色領域Bが視認可能であってもよい。また、不織布とフィルムの両方に着色領域Bが設けられていてもよい。
また、着色領域Bは不織布に設けられているとよい。そのため、吸収コア11が、エアレイド吸収体(木材パルプの不織布をエアレイド法によりシート状に成形された高吸水性シート)である場合や、親水性の不織布間にSAP層を付着させたSAPシートである場合、吸収コア11に着色領域Bが設けられていてもよい。
1 ナプキン(生理用ナプキン)、1w ウィング部、
2 肌側シート、3 中間シート、4 非肌側シート、
5 サイドシート、6 ズレ止め用接着剤、
10 吸収体、11 吸収コア、12 コアラップシート、
20 圧搾部、21 内側線状圧搾部、22 外側線状圧搾部、
30 インク、
40 印刷装置、41a,41b 乾燥装置、42 一対のエンボスロール、
50 ナプキンの包装体(吸収性物品の包装体)、51 包装材、
B 着色領域、B1 第1着色領域(着色領域)、
B2 第2着色領域(着色領域、他の着色領域)、
B3 第3着色領域(着色領域、他の着色領域)、
C 包装材用の着色領域、
H 開孔部、

Claims (15)

  1. 長手方向及び幅方向を備え、
    吸収コアと、
    前記吸収コアより肌側に設けられた肌側シートと、
    前記吸収コアより非肌側に設けられた非肌側シートと、
    を有する吸収性物品であって、
    前記肌側及び前記非肌側の少なくとも一方側から視認可能な背景色を、有する背景色領域と、
    前記背景色領域を見た側と同じ側から視認可能であって前記背景色とは異なる異色を、有する着色領域と、
    を備え、
    前記着色領域は、
    前記異色を呈するための着色成分と、
    抗菌成分及び消臭成分の少なくとも一方と、
    を含むインクを有し、
    前記着色領域は、不織布及びフィルムの少なくとも一方に設けられており、
    前記着色領域は、着用者の排泄口に当接する排泄口当接領域に設けられており、
    前記着色領域は、前記インクが網点状に塗布されて形成されており、
    前記着色領域から離間した他の着色領域を有し、
    前記着色領域において網点が占める面積の割合の方が、前記他の着色領域において前記網点が占める面積の割合よりも大きいことを特徴とする吸収性物品。
  2. 長手方向及び幅方向を備え、
    吸収コアと、
    前記吸収コアより肌側に設けられた肌側シートと、
    前記吸収コアより非肌側に設けられた非肌側シートと、
    を有する吸収性物品であって、
    前記肌側及び前記非肌側の少なくとも一方側から視認可能な背景色を、有する背景色領域と、
    前記背景色領域を見た側と同じ側から視認可能であって前記背景色とは異なる異色を、有する着色領域と、
    を備え、
    前記着色領域は、
    前記異色を呈するための着色成分と、
    抗菌成分及び消臭成分の少なくとも一方と、
    を含むインクを有し、
    前記着色領域は、不織布及びフィルムの少なくとも一方に設けられており、
    前記着色領域は、着用者の排泄口に当接する排泄口当接領域に設けられており、
    前記着色領域は、前記インクが網点状に塗布されて形成されており、
    前記着色領域から離間した他の着色領域を有し、
    前記着色領域において網点が占める面積の割合の方が、前記他の着色領域において前記網点が占める面積の割合よりも小さいことを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1又は2に記載の吸収性物品であって、
    前記着色領域において前記網点が占める面積の割合は、50%よりも大きく、かつ100%未満であることを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記長手方向における前記着色領域の両外側に、前記着色領域から離間した、前記幅方向に沿う一対の他の着色領域を有することを特徴とする吸収性物品。
  5. 長手方向及び幅方向を備え、
    吸収コアと、
    前記吸収コアより肌側に設けられた肌側シートと、
    前記吸収コアより非肌側に設けられた非肌側シートと、
    を有する吸収性物品であって、
    前記肌側及び前記非肌側の少なくとも一方側から視認可能な背景色を、有する背景色領域と、
    前記背景色領域を見た側と同じ側から視認可能であって前記背景色とは異なる異色を、有する着色領域と、
    を備え、
    前記着色領域は、
    前記異色を呈するための着色成分と、
    抗菌成分及び消臭成分の少なくとも一方と、
    を含むインクを有し、
    前記着色領域は、不織布及びフィルムの少なくとも一方に設けられており、
    前記着色領域は、着用者の排泄口に当接する排泄口当接領域に設けられており、
    前記着色領域は、前記インクが網点状に塗布されて形成されており、
    前記着色領域において網点が占める面積の割合は、50%よりも大きく、かつ100%未満であり、
    前記幅方向における前記着色領域の両外側に、前記着色領域から離間した、前記長手方向に沿う一対の他の着色領域を有することを特徴とする吸収性物品。
  6. 長手方向及び幅方向を備え、
    吸収コアと、
    前記吸収コアより肌側に設けられた肌側シートと、
    前記吸収コアより非肌側に設けられた非肌側シートと、
    を有する吸収性物品であって、
    前記肌側及び前記非肌側の少なくとも一方側から視認可能な背景色を、有する背景色領域と、
    前記背景色領域を見た側と同じ側から視認可能であって前記背景色とは異なる異色を、有する着色領域と、
    を備え、
    前記着色領域は、
    前記異色を呈するための着色成分と、
    抗菌成分及び消臭成分の少なくとも一方と、
    を含むインクを有し、
    前記着色領域は、不織布及びフィルムの少なくとも一方に設けられており、
    前記着色領域は、着用者の排泄口に当接する排泄口当接領域に設けられており、
    前記着色領域は、前記インクが網点状に塗布されて形成されており、
    前記着色領域において網点が占める面積の割合は、50%よりも大きく、かつ100%未満であり、
    前記着色領域の前記幅方向に沿う辺が、前記長手方向の外側に向かって凸形状であることを特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項1から6の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記着色領域は、前記不織布である前記肌側シートに設けられており、
    前記肌側シートにおいて、非肌面側の部分の前記インクの密度の方が、肌面側部分の前記インクの密度よりも高いことを特徴とする吸収性物品。
  8. 長手方向及び幅方向を備え、
    吸収コアと、
    前記吸収コアより肌側に設けられた肌側シートと、
    前記吸収コアより非肌側に設けられた非肌側シートと、
    を有する吸収性物品であって、
    前記肌側及び前記非肌側の少なくとも一方側から視認可能な背景色を、有する背景色領域と、
    前記背景色領域を見た側と同じ側から視認可能であって前記背景色とは異なる異色を、有する着色領域と、
    を備え、
    前記着色領域は、
    前記異色を呈するための着色成分と、
    抗菌成分及び消臭成分の少なくとも一方と、
    を含むインクを有し、
    前記着色領域は、不織布及びフィルムの少なくとも一方に設けられており、
    前記着色領域は、着用者の排泄口に当接する排泄口当接領域に設けられており、
    前記着色領域は、前記インクが網点状に塗布されて形成されており、
    前記着色領域において網点が占める面積の割合は、50%よりも大きく、かつ100%未満であり、
    前記着色領域は、前記不織布である前記肌側シートに設けられており、
    前記肌側シートは、綿繊維を含むことを特徴とする吸収性物品。
  9. 長手方向及び幅方向を備え、
    吸収コアと、
    前記吸収コアより肌側に設けられた肌側シートと、
    前記吸収コアより非肌側に設けられた非肌側シートと、
    を有する吸収性物品であって、
    前記肌側及び前記非肌側の少なくとも一方側から視認可能な背景色を、有する背景色領域と、
    前記背景色領域を見た側と同じ側から視認可能であって前記背景色とは異なる異色を、有する着色領域と、
    を備え、
    前記着色領域は、
    前記異色を呈するための着色成分と、
    抗菌成分及び消臭成分の少なくとも一方と、
    を含むインクを有し、
    前記着色領域は、不織布及びフィルムの少なくとも一方に設けられており、
    前記着色領域の前記幅方向に沿う辺が、前記長手方向の外側に向かって凸形状であり、
    前記着色領域は、前記不織布である前記肌側シートに設けられており、
    前記肌側シートは、綿繊維を含むことを特徴とする吸収性物品。
  10. 長手方向及び幅方向を備え、
    吸収コアと、
    前記吸収コアより肌側に設けられた肌側シートと、
    前記吸収コアより非肌側に設けられた非肌側シートと、
    を有する吸収性物品であって、
    前記肌側及び前記非肌側の少なくとも一方側から視認可能な背景色を、有する背景色領域と、
    前記背景色領域を見た側と同じ側から視認可能であって前記背景色とは異なる異色を、有する着色領域と、
    を備え、
    前記着色領域は、
    前記異色を呈するための着色成分と、
    抗菌成分及び消臭成分の少なくとも一方と、
    を含むインクを有し、
    前記着色領域は、不織布及びフィルムの少なくとも一方に設けられており、
    前記着色領域の前記幅方向に沿う辺が、前記長手方向の外側に向かって凸形状であり、
    前記着色領域は、前記フィルムである前記肌側シートの非肌面側に設けられており、
    前記フィルムは、開孔部を有することを特徴とする吸収性物品。
  11. 請求項1から10の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収コアと前記肌側シートの間に、中間シートが設けられており、
    前記着色領域は、前記中間シートに設けられていることを特徴とする吸収性物品。
  12. 請求項7から11の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記肌側シートから前記吸収コアまでの部位が前記吸収性物品の厚み方向に窪んでいる圧搾部を有し、
    前記吸収性物品の平面視において、前記着色領域は、前記圧搾部と重なる領域を有することを特徴とする吸収性物品。
  13. 請求項1から12の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記着色領域は、前記非肌側シートの肌面側に設けられていることを特徴とする吸収性物品。
  14. 請求項1から13の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記インクは、バイオマス由来のインクであることを特徴とする吸収性物品。
  15. 請求項1から14の何れか1項に記載の吸収性物品の包装体であって、
    前記吸収性物品、及び、前記吸収性物品を包装する包装材を有し、
    前記包装材は、前記インクによって着色された包装材用の着色領域を有することを特徴とする吸収性物品の包装体。
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