JP7282253B2 - 温度検知装置、空気調和機の室内機、及び空気調和システム - Google Patents

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Description

本開示は、温度検知装置、温度検知装置を有する空気調和機の室内機、及び温度検知装置の検知情報に基づき空気調和を行う空気調和システムに関する。
従来、空気調和機の室内機には温度検知装置が設けられたものがある。室内機が設置された空調対象空間の温度が温度検知装置により検知され、その検知結果に基づいて、空気調和機の空調制御が行われる。例えば、特許文献1には、天井埋込式の空気調和機の室内機と電気的に接続されている輻射温度検知装置が記載されている。輻射温度検知装置に搭載されている駆動モータ及び出力信号のアンプ部に接続されたケーブルは、中継コネクタを介して室内機の本体に通電するケーブルと接続されている。
特開2005-61661号公報(第27頁、第9図)
特許文献1の室内機は、上述のように天井埋込式のものであり、従って、温度検知装置を室内機と電気的に接続する中継コネクタ、及びケーブルの中継コネクタに接続された端部は、天井裏において露出した状態にある。通常、天井裏には塵埃が浮遊している。そのため、露出している中継コネクタ及びケーブルの端部には塵埃が堆積する。また、天井裏は高温多湿の環境にある。従って、中継コネクタ及びケーブルに堆積した塵埃は吸湿する。その結果、吸湿した塵埃が中継コネクタ及びケーブルの通信機能に影響を及ぼし、温度検知装置の検知機能の信頼性が低下することが懸念される。
このような塵埃による影響を回避するために、中継コネクタ及びケーブルを塵埃から保護する被覆部材を設けることが考えられる。しかしながら、このような被覆部材を設けると、中継コネクタに対しケーブルを着脱する際、被覆部材の取り付け及び取り外しという作業が発生し、作業性の低下を生じる。
本開示は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、検知機能の信頼性及びケーブル着脱の作業性を有する温度検知装置を提供するものである。また、本開示は、そのような温度検知装置を有する空気調和機の室内機、及び温度検知装置の検知情報に基づき空気調和を行う空気調和システムを提供するものである。
本発明に係る温度検知装置は、温度検知部と、前記温度検知部を制御する制御基板と、前記制御基板に搭載された第1コネクタであって、外部の機器と接続するための第1ケーブルが着脱されるよう構成された第1コネクタと、前記制御基板を保持する基板ホルダと、前記基板ホルダが収納されている基板ケースと、カバー部材と、を備え、前記基板ケースには、前記基板ホルダによる前記制御基板の保持姿勢により画定される前記第1コネクタの位置に対応して第1開口部が形成され、前記カバー部材は、前記第1開口部を覆う被覆位置と、前記カバー部材が前記被覆位置よりも前記基板ケースから離れている位置であって、前記第1開口部を露出させる露出位置との間で移動可能に構成され、前記基板ケースは、前記基板ホルダが収納される、柱状の基板ホルダ収納部を有し、前記基板ホルダ収納部は、収納部上面と、収納部側面部と、を有し、前記カバー部材は、カバー部上面と、カバー部側面部と、を有し、前記カバー部材が前記被覆位置に位置決めされたとき、前記カバー部上面は前記収納部上面の上方に位置するよう構成され、前記収納部上面に前記第1開口部が形成され、前記カバー部上面に第1切欠きが形成され、前記カバー部材が前記被覆位置に位置決めされると前記カバー部上面により前記第1開口部が被覆され、前記カバー部材が前記露出位置に位置決めされると前記第1切欠きにより前記第1開口部が露出するものである。
本開示に係る空気調和機の室内機は、上述の温度検知装置を備えるものである。
また、本開示に係る空気調和システムは、上述の温度検知装置と、前記温度検知装置で検知された温度情報を取得するよう構成された少なくとも1つの室内機と、少なくとも1つの室外機と、を備えるものである。
本開示において、カバー部材が、第1コネクタに対応する第1開口部を覆う被覆位置と、第1開口部を露出させる露出位置との間で移動可能に構成されている。カバー部材は、被覆位置においては、塵埃の第1コネクタへの堆積を抑制することができ、露出位置においては、第1コネクタへのケーブルの着脱作業を容易に行うことを可能にする。従って、本開示によれば、温度検知装置の送受信機能の信頼性を確保すると共に、ケーブル着脱の作業性を向上させることができる。
本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置の斜視図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置の分解斜視図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置の一部を分解して示す斜視図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置の基板部の分解斜視図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置の支持部の分解斜視図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置における基板部と支持部との対応を示す分解斜視図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置における基板ケースと基板部と支持部との対応を示す分解斜視図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置における基板ケースとコネクタカバーとの対応を示す分解斜視図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置の基板ケースの斜視図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置の基板ケースの斜視図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置のコネクタカバーの斜視図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置のコネクタカバーの斜視図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置のコネクタカバーの平面図である。 コネクタカバーの上部を図13の線A-Aの位置で切断し、矢印の方向から示す断面図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置のコネクタカバーの底面図である。 コネクタカバーの下部を図15の線B-Bの位置で切断し、矢印の方向から示す断面図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置においてコネクタカバーが被覆位置にある状態を示す斜視図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置においてコネクタカバーが被覆位置にある状態を示す平面図である。 コネクタカバーが被覆位置にある輻射温度検知装置の部分断面図である。 コネクタカバーが被覆位置にある輻射温度検知装置の部分断面図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置においてコネクタカバーが露出位置にある状態を示す斜視図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置においてコネクタカバーが露出位置にある状態を示す平面図である。 コネクタカバーが露出位置にある輻射温度検知装置の部分断面図である。 コネクタカバーが露出位置にある輻射温度検知装置の部分断面図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置においてコネクタカバーが露出位置にある状態を示す側面図である。 コネクタカバーが露出位置にある輻射温度検知装置の第1ガイド部材の周辺を拡大して示す図である。 本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置が天井に設置された状態を示す斜視図である。 本開示の実施の形態2に係る空気調和機の室内機の斜視図である。 本開示の実施の形態2に係る空気調和機の室内機の一部を分解して示す斜視図である。 本開示の実施の形態3に係る空気調和システムのシステム構成図である。
以下、本開示に係る温度検知装置を空気調和機の室内機に適用した実施の形態を、図面を参照して説明する。本開示は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、本開示は、以下の各実施の形態に示す構成のうち、組合せ可能な構成のあらゆる組合せを含むものである。また、図面に示す温度検知装置は、本開示の温度検知装置が適用される機器の一例を示すものであり、図面に示された温度検知装置によって本開示の適用機器が限定されるものではない。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いるが、これらは説明のためのものであって、本開示を限定するものではない。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。尚、各図面では、各構成部材の相対的な寸法関係又は形状等が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
<基本構成>
本開示の温度検知装置を、空気調和機の室内機であって天井埋込式の室内機に接続される輻射温度検知装置を例にとって説明する。図1は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置の斜視図である。図2は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置の分解斜視図である。図3は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置の一部を分解して示す斜視図である。
輻射温度検知装置1は、後述する室内機と共に、空調対象空間の天井に設置されるものである。輻射温度検知装置1は、電気品箱2と、コネクタカバー4と、温度検知部5と、化粧パネル6と、固定爪7と、を有している。固定爪7は板バネであり、輻射温度検知装置1を天井に固定するためのものである。電気品箱2は、基板部10と、支持部20と、基板ケース30と、を有している。
<温度検知部>
温度検知部5は、赤外線センサ51と赤外線センサ51を回転駆動するモータ部52とを有している。赤外線センサ51は、空調対象空間の輻射温度分布及び空調対象空間に滞在する人物の位置情報の一方又は両方を検知するセンサである。モータ部52は軸が鉛直方向と平行に配置されている。赤外線センサ51はモータ部52の軸周りに回転可能に支持されている。すなわち、温度検知部5は回転式のものである。
化粧パネル6は環状形状を有する板状部材である。化粧パネル6は電気品箱2の支持部20の下方に配置されている。化粧パネル6には第2制御基板13に搭載されているLED61を表示するための開口部が設けられている。LED61の点灯を制御することにより、化粧パネル6を介して情報の報知が行われる。温度検知部5は赤外線センサ51が化粧パネル6の開口部から下方に突出するよう、電気品箱2の内部に収容されている。
ボルト8は、コネクタカバー4を基板ケース30に固定するための部材である。コネクタカバー4と基板ケース30の固定構造については後述する。
<基板部と支持部>
図4は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置の基板部の分解斜視図である。図5は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置の支持部の分解斜視図である。図6は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置における基板部と支持部との対応を示す分解斜視図である。
図4に示すように、基板部10は、基板ホルダ11と、第1制御基板12と、第2制御基板13と、を有している。基板ホルダ11は、板状部材であり、略矩形の形状を有している。基板ホルダ11は、矩形の載置面11Aと、上縁部11Bと、側縁部11C及び11Dと、下縁部11Eと、フランジ11Fと、を有している。上縁部11Bは、載置面11Aの横方向に延びる上辺に形成されている。側縁部11C及び11Dは、載置面11Aの上下方向に延びる一対の側辺にそれぞれ形成されている。下縁部11Eは、載置面11Aの横方向に延びる下辺に形成されている。フランジ11Fは、下縁部11Eの両端部において、下縁部11Eと連続して形成されており、略扇形の形状を有している。尚、下縁部11Eには、載置面11Aを挟んで反対側においても、図4に示すのと同様の態様でフランジが形成されている。すなわち、下縁部11Eには4つのフランジ11Fが形成されている。
さらに、基板ホルダ11は、4つの第1保持爪111と、4つの第2保持爪112と、を有している。第1保持爪111は、側縁部11C及び側縁部11Dの両端部にそれぞれ設けられている。4つの第1保持爪111は、側縁部11C及び側縁部11Dから離れる同一方向へ突出するよう形成されている。第2保持爪112は、フランジ11Fにおいて、下縁部11Eから最も離れた端部において、下方向に突出するよう形成されている。
第1制御基板12は板状部材であり、矩形の形状を有している。第1制御基板12には、温度検知部5を制御する電子部品が搭載されている。第1制御基板12の一方の面12Aに、第1コネクタ121、第2コネクタ122、第3コネクタ123、及び第4コネクタ124が搭載されている。第1コネクタ121は電源コネクタである。後述するように外部機器と接続された電源ケーブルが第1コネクタ121に接続される。第2コネクタ~第4コネクタ122、123、124は、通信コネクタである。後述するように、外部機器と接続された通信ケーブルが、第2コネクタ~第4コネクタ122、123、124にそれぞれ接続される。第1コネクタ121は、面12Aの上端部に配置されている。第2コネクタ122、第3コネクタ123、及び第4コネクタ124は、面12Aの一対の側端部の一方において、上下方向に並置されている。第2コネクタ122は最も上方に配置され、第4コネクタ124は最も下方に配置され、第3コネクタ123は第2コネクタ122と第4コネクタ124との間に配置されている。
第2制御基板13は板状部材であり、略台形の形状を有している。第2制御基板13には、上述のLED61(図2参照)LED表示を制御する電子部品が搭載されている。
図6に示すように、第1制御基板12は、基板ホルダ11の載置面11Aに載置される。そして、第1制御基板12の上下方向に延びる側縁部の両端にそれぞれ第1保持爪111が係合している。すなわち、第1制御基板12は、基板ホルダ11の載置面11Aに載置された状態で、第1保持爪111に保持されている。
図6に示すように、第2制御基板13は、基板ホルダ11のフランジ11Fの下方に配置されている。そして、第2制御基板13の縁部には第2保持爪112が係合している。すなわち、第2制御基板13は、基板ホルダ11のフランジ11Fと第2保持爪112により、上方向から把持されている。
図5に示すように、支持部20は、支持板21と、壁部22と、固定爪取付部23と、を有している。支持板21は、板状部材であり、環状形状を有している。壁部22は、支持板21の外周縁に沿って、支持板21に対して垂直に設けられている。すなわち、壁部22はリング状の形状を有している。
固定爪取付部23は、壁部22に3つ設けられている。3つの固定爪取付部23は、壁部22の周方向において隣り合う固定爪取付部23の間隔が等間隔となるよう配置されている。図6に示すように、固定爪取付部23にはそれぞれ固定爪7が取り付けられている。
図5及び図6に示すように、支持板21には、仕切部24が配設されている。仕切部24は、支持板21に対して垂直に設けられている。仕切部24は、壁部22と交差する2つの直線部24A及び24Bと、支持板21の開口部の一部に沿った円弧部24Cと、を有している。壁部22の一部と仕切部24とで画定される領域に、第2制御基板13が配設される。
基板ホルダ11は、不図示の固定機構により支持部20の支持板21に取り付けられる。固定機構としては、例えば、爪部材とそれに対応する開口部とによる係合機構、若しくはビス止めによる固定機構が適用される。
図7は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置における基板ケースと基板部と支持部との対応を示す分解斜視図である。上述のように、第1制御基板12及び第2制御基板13が基板ホルダ11に保持された状態で、第2制御基板13は支持部20の支持板21において壁部22の一部と仕切部24とで画定される領域に配置されている。この状態で、基板部10及び支持部20の上方から基板ケース30が取り付けられる。
図8は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置における基板ケースとコネクタカバーとの対応を示す分解斜視図である。図8に示すように、基板ケース30が基板部10(図7参照)及び支持部20に取り付けられた状態において、第1コネクタ121、第2コネクタ122、第3コネクタ123、及び第4コネクタ124は露出している。コネクタカバー4は、第1コネクタ121、第2コネクタ122、第3コネクタ123、及び第4コネクタ124が露出している部分を覆うように取り付けられるカバー部材である。尚、基板ケース30及びコネクタカバー4の構成については後述する。
図9及び図10は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置の基板ケースの斜視図である。図9及び図10は、基板ケース30を異なった方向から示している。基板ケース30は、基部31と、基板ホルダ収納部32と、を有しており、可撓性を有する材料を成形して構成されている。基部31は、略円筒状の形状を有している。基板ホルダ収納部32は、柱状部材であり、基部31の上面31Aに設けられている。基板ケース30の基板ホルダ収納部32は、収納部上面32Aと、収納部側面部320と、を有している。収納部側面部320は、第1収納部側面32Bと、第2収納部側面32Cと、第3収納部側面32Dと、第4収納部側面32Eと、第5収納部側面32Fと、第6収納部側面32Gと、を有している。第1収納部側面32Bと第2収納部側面32Cは交差する方向に延びている。第3収納部側面32Dと第4収納部側面32Eは略直角に交差し、角部を形成している。第1収納部側面32Bと第4収納部側面32Eは対向し、第2収納部側面32Cと第3収納部側面32Dは対向している。第5収納部側面32Fは、第1収納部側面32Bと略直角に交差し、第2収納部側面32Cと略平行である。第6収納部側面32Gは、第2収納部側面32Cと略直角に交差し、第1収納部側面32Bと略平行である。第5収納部側面32Fと第6収納部側面32Gとは略直角に交差し、基板ホルダ収納部32の内側に凹む角部を形成している。
収納部上面32Aには第1開口部33Aが形成されている。第1開口部33Aは、図4に示す基板ホルダ11による第1制御基板12の保持姿勢により画定される第1コネクタ121の位置に対応している。第1収納部側面32Bには、第1開口部33Aと連続している第1補助開口部33Bが形成されている。換言すると、収納部上面32Aと第1収納部側面32Bとが交差する角部の一部が切り欠かれている。図8に示すように、第1コネクタ121は第1開口部33Aを介して露出している。尚、図9中、線L1は、収納部上面32Aと第1収納部側面32Bとが交差する角部の一部が切り欠かれていない場合に収納部上面32Aと第1収納部側面32Bとが形成する稜線を示す仮想線である。
第5収納部側面32Fには第2開口部34Aが形成されている。図4に示す基板ホルダ11による第1制御基板12の保持姿勢により画定される第2~第4コネクタ122、123、124の位置に対応している。第1収納部側面32Bには、第2開口部34Aと連続している第2補助開口部34Bが形成されている。換言すると、第5収納部側面32Fと第1収納部側面32Bとが交差する角部の一部が切り欠かれている。尚、図9中、線L2は、第5収納部側面32Fと第1収納部側面32Bとが交差する角部の一部が切り欠かれていない場合に第5収納部側面32Fと第1収納部側面32Bとが形成する稜線を示す仮想線である。
このように、第1開口部33A及び第1補助開口部33Bは、基板ケース30の上部に形成され、第2開口部34A及び第2補助開口部34Bは、基板ケース30の側部に形成されている。
基板ケース30は第1突起35と、第2突起36とを有している。図9に示すように、第1突起35は、基部31の上面31Aと基板ホルダ収納部32の第2収納部側面32Cとが交差している部分に設けられている。図10に示すように、第2突起36は、基部31の上面31Aと基板ホルダ収納部32の第3収納部側面32Dとが交差している部分に設けられている。第1突起35及び第2突起36は、板状の形状を有している。
基板ホルダ収納部32の収納部上面32Aには、受部37と、ボス部38と、が設けられている。受部37は、上面37Aと側面37Bとを有しており、箱形状を有している。第2収納部側面32Cの上端部には、上方に延出する舌部32Hが形成されている。舌部32Hと側面37Bの第2収納部側面32C側の部分とで、第1ケーブルガイド溝39Aが形成されている。
第6収納部側面32Gの上部には、ガイド板32Jが設けられている。ガイド板32Jは第5収納部側面32Fと略平行に配置されている。ガイド板32Jと第6収納部側面32Gとで、第2ケーブルガイド溝39Bが形成されている。
第4収納部側面32Eの上端部には、上述の第1~第4コネクタ121、122、123、及び124に接続されるケーブルを外方へ導くための切欠き32Kが形成されている。
ボス部38は、図1及び図8に示すボルト8を受ける部材である。ボス部38は、収納部上面32Aから上方に延びる円筒状の部材である。ボス部38の内壁面にはネジ孔が形成されている。ボス部38の長手方向は、後述するコネクタカバー4の移動方向と交差し、上下方向に延びている。第1ケーブルガイド溝39Aとボス部38については後述する。側面37Bの上下方向の長さとボス部38の上下方向の長さは略同一である。
基部31には、上述の支持部20の固定爪取付部23(図5~8参照)が配置される凹部31Bが形成されている。凹部31Bは3つの固定爪取付部23に対応して3つ形成されおり、基部31の周方向において、隣り合う凹部31Bの間隔が等間隔となるよう形成されている。
図11及び図12は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置のコネクタカバーの斜視図である。コネクタカバー4は、カバー部上面40Aと、カバー部側面部400と、を有している。カバー部側面部400は、第1カバー部側面40Bと、第2カバー部側面40Cと、第3カバー部側面40Dと、を有している。カバー部上面40A、第1カバー部側面40B、第2カバー部側面40C、及び第3カバー部側面40Dはそれぞれ板状の形状を有している。また、第1カバー部側面40B及び第3カバー部側面40Dは矩形の板状を有している。
第1カバー部側面40Bの横方向の両端部の一方の端部に第2カバー部側面40Cが設けられ、他方の端部に第3カバー部側面40Dが設けられている。第2カバー部側面40Cと第3カバー部側面40Dは、第1カバー部側面40Bに対して同一方向に延びて対向している。第1カバー部側面40Bと第2カバー部側面40Cの交差する角部、及び第1カバー部側面40Bと第3カバー部側面40Dの交差する角部は、面取りされている。
カバー部上面40Aは、全体として略矩形から一部が切り欠かれたU字形状を有しており、第1カバー部側面40B、第2カバー部側面40C、第3カバー部側面40Dと交差している。カバー部上面40Aは、第1カバー部側面40B、第2カバー部側面40C、及び第3カバー部側面40Dとは交差していない辺から第1カバー部側面40Bへ向かって第1切欠き42が形成されている。
第2カバー部側面40Cは、第1カバー部側面40Bと連続している側端部と反対側の側端部から第1カバー部側面40Bへ向かって第2切欠き43が形成されている。
カバー部上面40Aにおいて、第3カバー部側面40Dと連続している端部には、第1長穴41が形成されている。第1長穴41の長手方向と直交する方向の長さは、図2及び図8に示すボルト8のボルト頭8Aの外径よりも小さい。
第2カバー部側面40Cの下部には第1ガイド部材44が設けられている。第3カバー部側面40Dの下部には第2ガイド部材45が設けられている。第2ガイド部材45は、第3カバー部側面40Dの下端部に沿って延びている。第1ガイド部材44及び第2ガイド部材45は、第1カバー部側面40Bから離れる方向に向かって延びており、対向している。
第1ガイド部材44及び第2ガイド部材45は中空の部材である。図11に示すように、第1ガイド部材44の上面44Aにおいて、第1ガイド部材44の先端部、すなわち第1ガイド部材44の両端部のうち第1カバー部側面40Bから遠い方の端部に、第2長穴44Bが形成されている。図12に示すように、第2ガイド部材45の上面45Aにおいて、第2ガイド部材45の先端部、すなわち第2ガイド部材45の両端部のうち第1カバー部側面40Bから遠い方の端部には、第3長穴45Bが形成されている。
図13は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置のコネクタカバーの平面図である。図14は、コネクタカバーの上部を図13の線A-Aの位置で切断し、矢印の方向から示す断面図である。図15は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置のコネクタカバーの底面図である。図16は、コネクタカバーの下部を図15の線B-Bの位置で切断し、矢印の方向から示す断面図である。
図13及び図14に示すように、第1長穴41において第1カバー部側面40Bに近い端部には、図2及び図8に示すボルト8の頭部が収納される凹部41Bが形成されている。
図13、図15、及び図16に示すように、第2ガイド部材45の内面において、長手方向、すなわち第1カバー部側面40Bに対して交差する方向に延びる側面451A及び側面452Aには、それぞれ凸部48及び凸部49が設けられている。図16に示すように、凸部48は、後述するコネクタカバー4の移動方向と交差し、上下方向に延びる縦長の形状を有している。凸部48の上下方向の長さは、側面451Aの上下方向の長さよりも短く、凸部48の下端部は側面451Aの下端部と一致している。すなわち、凸部48の上端部と側面451Aの上端部との間には所定の間隔が空いている。
同様に、凸部49は凸部48と同様の構成を有している。凸部49と側面452Aとの関係は、上述の凸部48と側面451Aとの関係と同様である。
図13及び図14に示すように、凸部48と凸部49とは間隔を空けて対向している。また、凸部48及び凸部49は、平面視及び底面視で台形形状を有しており、第3長穴45Bの内方へ向かうにつれ横幅が短くなるよう形成されている。
図13及び図15に示すように、第1ガイド部材44の内面において、長手方向、すなわち第1カバー部側面40Bに対して交差する方向に延びる側面441A及び側面442Aには、それぞれ凸部46及び凸部47が設けられている。凸部46及び凸部47の構成は、上述の凸部48及び凸部49の構成と同様である。
そして、コネクタカバー4は、図8に示すように、電気品箱2に対して、基板ケース30の第1収納部側面32Bの側から取り付けられている。コネクタカバー4は、第2長穴44Bの内部に第1突起35が位置し、第3長穴45Bの内部に第2突起36が位置するよう、基板ケース30に取り付けられる。
図17は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置においてコネクタカバーが被覆位置にある状態を示す斜視図である。図18は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置においてコネクタカバーが被覆位置にある状態を示す平面図である。図19及び図20は、コネクタカバーが被覆位置にある輻射温度検知装置の部分断面図である。図19は、輻射温度検知装置1の上部を図18の線C-Cで切断し、矢印の方向から示している。図20は、輻射温度検知装置1の下部を図18の線D-Dで切断し、矢印の方向から示している。尚、本明細書においてコネクタカバー4の被覆位置とは、コネクタカバー4が上述の第1~第4コネクタ121、122、123、及び124を覆っている位置であり、これらのコネクタが被覆されている位置である。
コネクタカバー4が被覆位置にあるとき、コネクタカバー4の第1カバー部側面40Bが基板ケース30の第1収納部側面32Bに対向するよう、コネクタカバー4は基板ケース30の基部31の上面31Aに載置されている。図17及び図18に示すように、コネクタカバー4が被覆位置にあるとき、基板ケース30の第1開口部33A及び第2開口部34はコネクタカバー4に覆われている。また、コネクタカバー4が被覆位置にあるとき、基板ケース30の第1ケーブルガイド溝39A及び第2ケーブルガイド溝39Bはコネクタカバー4に覆われている。そして、ケーブル束120が図9及び図10に示す切欠き32Kを介して外方へ導かれている。
図19に示すように、コネクタカバー4が被覆位置にあるとき、コネクタカバー4のカバー部上面40Aが基板ケース30の収納部上面32Aの上方に位置しており、基板ケース30の受部37に当接している。基板ケース30の収納部上面32Aのボス部38には、ボルト8が螺合している。ボルト8のボルト頭8Aは、コネクタカバー4の第1長穴41の凹部41Bに配置されている。
図20に示すように、コネクタカバー4が被覆位置にあるとき、コネクタカバー4の第1ガイド部材44は、基板ケース30の基部31の上面31Aの上方に位置し、上面31Aに当接している。第1ガイド部材44の内面に設けられている凸部47は、第1突起35と第4収納部側面32E(図10参照)との間に位置している。
図21は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置においてコネクタカバーが露出位置にある状態を示す斜視図である。図22は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置においてコネクタカバーが露出位置にある状態を示す平面図である。図21では図の複雑化を避けるため、ケーブルは省略されている。図22は、第1コネクタ121に第1ケーブル121Aが接続されている状態を示している。図23及び図24は、コネクタカバーが露出位置にある輻射温度検知装置の部分断面図である。図23は、輻射温度検知装置1を図22の線E-Eで切断し、矢印の方向から示している。図24は、輻射温度検知装置1を図22の線F-Fで切断し、矢印の方向から示している。図25は、開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置においてコネクタカバーが露出位置にある状態を示す側面図である。尚、本明細書においてコネクタカバー4の露出位置とは、コネクタカバー4が上述の第1~第4コネクタ121、122、123、及び124を覆っていない位置であり、これらのコネクタが露出している位置である。
図21及び図22に示すように、コネクタカバー4が露出位置にあるとき、電気品箱2の基板ケース30の第1開口部33A及び第2開口部34Aは露出している。すなわち、コネクタカバー4は、基板ケース30の第1開口部33A及び第2開口部34Aが露出するよう、上述の固定位置よりも電気品箱2から離れて位置決めされている。第1開口部33Aが露出しているため、図22に示すように、第1コネクタ121、及び第1コネクタ121に接続されている第1ケーブル121Aの端部が露出している。また、第2開口部34が露出しているため、図25に示すように、第2コネクタ122と第2コネクタ122に接続されている第2ケーブル122A、第3コネクタ123と第3コネクタ123に接続されている第3ケーブル123A、及び第4コネクタ124と第4コネクタ124に接続されている第4ケーブル124Aが露出している。
また、図21、図22、及び図25に示すように、コネクタカバー4が露出位置にあるとき、第1ケーブルガイド溝39A及び第2ケーブルガイド溝39Bは露出している。
図22に示すように、第1コネクタ121に接続されている第1ケーブル121Aはケーブル束120となって第1ケーブルガイド溝39A及び図21に示す切欠き32Kを介して外方へ導かれている。図25に示すように、第2コネクタ122に接続されている第2ケーブル122A、第3コネクタ123に接続されている第3ケーブル123A、及び第4コネクタ124に接続されている第4ケーブル124Aは束ねられている。そして、束ねられた状態で第2ケーブルガイド溝39Bを介して上方へ導かれ、第1ケーブル121Aと共に束ねられケーブル束120となって、図21に示す切欠き32Kを介して外方へ導かれている。
図23に示すように、コネクタカバー4が露出位置にあるとき、コネクタカバー4の第1長穴41の両端部のうち凹部41Bが形成されている端部とは反対側の端部が、ボス部38に位置づけられている。
図26は、コネクタカバーが露出位置にある輻射温度検知装置の第1ガイド部材の周辺を拡大して示す図である。
図24及び図26に示すように、コネクタカバー4が露出位置にあるとき、第1ガイド部材44の凸部46及び凸部47と、第2長穴44Bの第1ガイド部材44の先端側の端部との間に、電気品箱2の基板ケース30の第1突起35が位置している。同様に、コネクタカバー4が露出位置にあるとき、第2ガイド部材45において、凸部48及び凸部49と、第3長穴45Bの第2ガイド部材45の先端側の端部との間に、電気品箱2の基板ケース30の第2突起36が位置している。
すなわち、露出位置にあるとき、凸部46及び凸部47と、第1ガイド部材44の先端側の端部と、第1突起35とが係合し、凸部48及び凸部49と、第2ガイド部材45の先端側の端部と、第2突起36とが係合している。この係合関係により、コネクタカバー4の、第1ガイド部材44及び第2ガイド部材45に沿った方向の移動は規制されている。
ここで、コネクタカバー4の被覆位置から露出位置への移動、及び露出位置から保護定位置への移動について説明する。コネクタカバー4を図17に示す被覆位置から図21に示す露出位置へ移動するとき、まず、ボルト8の締め付けを緩めて、第1長穴41の凹部41Bとの螺合を解除し、コネクタカバー4の基板ケース30への固定状態を解除する。このとき、ボルト8はボス部38に保持された状態で、コネクタカバー4の第1長穴41内に位置している。また、上述のように、基板ケース30の第1突起35は第1ガイド部材44に位置し、第2突起36は、第2ガイド部材45に位置している。この状態で、コネクタカバー4を基板ケース30の第1収納部側面32Bから離れる方向へ移動させる。このとき、第1ガイド部材44が第1突起35に案内され、第2ガイド部材45が第2突起36に案内され、コネクタカバー4は、第1ガイド部材44及び第2ガイド部材45の長手方向に沿ってスライドし、基板ケース30から離れる。
コネクタカバー4のスライドを続けると、第1ガイド部材44の凸部46及び凸部47が第1突起35に衝突し、第2ガイド部材45の凸部48及び凸部49が第2突起36に衝突し、コネクタカバー4のスライドは停止させられる。ここで、第1突起35が撓んで凸部46及び凸部47が第1突起35を乗り越えて基板ケース30の第1収納部側面32B及び第6収納部側面32Gの側へ移動し、かつ第2突起36が撓んで凸部48及び凸部49が第2突起36を乗り越えて基板ケース30の第1収納部側面32B及び第6収納部側面32Gの側へ移動することができる程度の外力を、コネクタカバー4に付加する。これにより、コネクタカバー4は上述の露出位置に位置決めされる。すなわち、凸部46及び凸部47と、第2長穴44Bの第1ガイド部材44の先端側の端部との間に、第1突起35が位置し、凸部48及び凸部49と、第3長穴45Bの第2ガイド部材45の先端側の端部との間に、第2突起36が位置する。これにより、コネクタカバー4は露出位置に仮固定された状態となる。
コネクタカバー4を図21に示す露出位置から図17に示す被覆位置へ移動するとき、以下のように行う。まず、第1突起35が撓んで凸部46及び凸部47が第1突起35を乗り越えて基板ケース30の第4収納部側面32Eの側へ移動し、かつ第2突起36が撓んで凸部48及び凸部49が第2突起36を乗り越えて基板ケース30の第4収納部側面32Eの側へ移動することができる程度の外力を、コネクタカバー4に付加する。これにより、コネクタカバー4の基板ケース30に対する仮固定状態が解除される。次いで、コネクタカバー4を基板ケース30へ近づく方向へ移動させる。このとき、第1ガイド部材44が第1突起35に案内され、第2ガイド部材45が第2突起36に案内され、コネクタカバー4は、第1ガイド部材44及び第2ガイド部材45の長手方向に沿ってスライドし、基板ケース30へ近づく。そして、第1長穴41の凹部41B内にボルト8のボルト頭8Aが位置づけられたら、ボルト8をボス部38に締め付ける。これにより、コネクタカバー4は基板ケース30に固定され、図17に示す被覆位置に固定される。
図27は、本開示の実施の形態1に係る輻射温度検知装置が天井に設置された状態を示す斜視図である。図27に示すように、輻射温度検知装置1は、固定爪7により天井14に固定されている。コネクタカバー4が被覆位置に固定された状態の電気品箱2が天井裏14Aに配置され、化粧パネル6及び温度検知部5が、天井14に形成された穴14Bから空調対象空間に露出するよう、輻射温度検知装置1は設置されている。すなわち、輻射温度検知装置1は、空調対象空間に露出する化粧パネル6と固定爪7とで天井14を挟むことにより、天井14に固定されている。
本実施の形態1によれば、コネクタカバー4が被覆位置にあるとき、電気品箱2の第1制御基板12に搭載された第1コネクタ121、及び第2制御基板13に搭載された第2~第4コネクタ122、123、及124は、コネクタカバー4に覆われ、かつコネクタカバー4はボルトにより基板ケース30に固定されている。従って、輻射温度検知装置1を例えば天井裏のように塵埃が浮遊し多湿の環境に配置しても、塵埃がコネクタ及びその周辺に付着し吸湿することが抑制される。その結果、第1~第4コネクタ121、122、123、及124を介した各種信号の送受信を良好な状態に保つことができる。
また、コネクタカバー4が露出位置にあるとき、基板ケース30の第1開口部33A及び第2開口部34Aの、コネクタカバー4による被覆状態は解除されており、第1~第4コネクタ121、122、123、及び124は、露出している。従って、第1コネクタ121へのケーブルの着脱、並びに第2~第4コネクタ122、123、及び124へのケーブルの着脱を、第1開口部33A及び第2開口部34Aを介して行うことができる。
すなわち、本実施の形態1によれば、輻射温度検知装置1の送受信機能の信頼性を確保すると共に、ケーブル着脱の作業性を向上させることができる。
さらに、本実施の形態1によれば、第1開口部33Aと共に第1補助開口部33Bが形成され、第2開口部34Aと共に第2補助開口部34Bが形成されている。すなわち、第1コネクタ121、並びに第2~第4コネクタ122、123、及び124の周辺により大きな切欠きが形成されている。従って、作業者は第1~第4ケーブル121A、122A、123A、及び124Aの着脱作業をより安定的に行うことができる。
また、本実施の形態1によれば、第1~第4コネクタ121、122、123、及び124が露出した状態において、コネクタカバー4は基板ケース30に対して、上述のように仮固定されている。従って、第1~第4コネクタ121、122、123、及び124にケーブルの着脱を行う際、コネクタカバー4の位置が不安定となることが抑制される。その結果、作業者は第1~第4ケーブル121A、122A、123A、及び124Aの着脱作業をより安定的に行うことができる。
本実施の形態1によれば、上述の各ケーブルは第1ケーブルガイド溝39A及び第2ケーブルガイド溝39Bに配置される。従って、コネクタカバー4が固定位置と露出位置との間を移動するとき、コネクタカバー4と基板ケース30との間に挟み込まれることが抑制される。
本実施の形態1では、固定爪取付部23は3つ設けられ、それぞれに固定爪が取り付けられており、3つの固定爪を有しているが、これに固定爪取付部23及び固定爪の数はこれに限るものではない。
本実施の形態1では、基板ケース30に第1開口部33Aと第2開口部34Aの2つの開口部が形成されているがこれに限るものではない。第1制御基板12及び第2制御基板13に搭載されるコネクタの配置態様に応じて、1つの開口部あるいは3つ以上の開口部を形成してよい。この場合も、コネクタカバー4が上述の被覆位置にあるとき開口部が覆われ、コネクタカバー4が上述の及び露出位置にあるとき開口部が露出されるよう、基板ケース30は構成される。
実施の形態2.
図28は、本開示の実施の形態2に係る空気調和機の室内機の斜視図である。図29は、本開示の実施の形態2に係る空気調和機の室内機の一部を分解して示す斜視図である。図28及び図29において、実施の形態1と同様の構成要素には同一の符号が付されている。天井埋込式の室内機100は、本体101と、化粧パネル102と、4つのコーナーパネル103とを有している。化粧パネル102は本体101の底面に配設されている。化粧パネル102の中央には矩形の吸込口102Aが形成されている。吸込口102Aの4つの辺と化粧パネル102の縁部との間に4つの吹出口102Bが形成されている。吸込口102Aにはグリル104が取り付けられている。吹出口102Bには風向板105が取り付けられている。コーナーパネル103は、化粧パネル102の4つのコーナに設けられている。4つのコーナーパネル103は、化粧パネル102に対して脱着可能である。
4つのコーナーパネル103のうちの1つに、実施の形態1で説明した輻射温度検知装置1が設けられている。電気品箱2はコネクタカバー4が被覆位置に固定された状態でコーナーパネル103に載置され、温度検知部5の赤外線センサ51がコーナーパネル103から下方に露出している。
本実施の形態2によれば、室内機100は実施の形態1の輻射温度検知装置1が搭載されているため、実施の形態1の上述の効果と同様の効果が得られる。
実施の形態3.
図30は、本開示の実施の形態3に係る空気調和システムのシステム構成図である。図30において、実施の形態1及び実施の形態2と同様の構成要素には同一の符号が付されている。空気調和システム200は、輻射温度検知装置1と、2台の室内機110と、室外機300と、中継電気品箱130と、を有している。室内機110と室外機300とは、ガス冷媒配管201及び液冷媒配管202で接続されている。輻射温度検知装置1は、電源基板を有する中継電気品箱130を中継して、ケーブル203により、室内機110と接続されている。室内機110は、ケーブル203を介して輻射温度検知装置1が検知した温度情報を取得する。
システム構成は図30の例に限るものではない。輻射温度検知装置1が接続される室内機110は1台でもよく、3台以上であってもよい。また、複数の室外機300を室内機110に接続してもよい。
輻射温度検知装置1が接続される機器は室内機110に限るものではない。例えば、輻射温度検知装置1を換気装置及びリモートコントローラに接続してもよい。
本実施の形態3によれば、空気調和システム200は、実施の形態1の輻射温度検知装置1を有しているため、実施の形態1の上述の効果と同様の効果が得られる。
1 輻射温度検知装置、2 電気品箱、4 コネクタカバー、5 温度検知部、6 化粧パネル、7 固定爪、8 ボルト、8A ボルト頭、10 基板部、11 基板ホルダ、11A 載置面、11B 上縁部、11C 側縁部、11D 側縁部、11E 下縁部、11F フランジ、12 第1制御基板、12A 面、13 第2制御基板、14 天井、14A 天井裏、14B 穴、20 支持部、21 支持板、22 壁部、23 固定爪取付部、24 仕切部、24A 直線部、24C 円弧部、30 基板ケース、31 基部、31A 上面、31B 凹部、32 基板ホルダ収納部、32A 収納部上面、32B 第1収納部側面、32C 第2収納部側面、32D 第3収納部側面、32E 第4収納部側面、32F 第5収納部側面、32G 第6収納部側面、32H 舌部、32J ガイド板、32K 切欠き、33A 第1開口部、33B 第1補助開口部、34 第2開口部、34A 第2開口部、34B 第2補助開口部、35 第1突起、36 第2突起、37 受部、37A 上面、37B 側面、38 ボス部、39A 第1ケーブルガイド溝、39B 第2ケーブルガイド溝、40A カバー部上面、40B 第1カバー部側面、40C 第2カバー部側面、40D 第3カバー部側面、41 第1長穴、41B 凹部、42 第1切欠き、43 第2切欠き、44 第1ガイド部材、44A 上面、44B 第2長穴、45 第2ガイド部材、45A 上面、45B 第3長穴、46 凸部、47 凸部、48 凸部、49 凸部、51 赤外線センサ、52 モータ部、61 LED、100 室内機、101 本体、102 化粧パネル、102A 吸込口、102B 吹出口、103 コーナーパネル、104 グリル、105 風向板、110 室内機、111 第1保持爪、112 第2保持爪、120 ケーブル束、121 第1コネクタ、121A 第1ケーブル、122 第2コネクタ、122A 第2ケーブル、123 第3コネクタ、123A 第3ケーブル、124 第4コネクタ、124A 第4ケーブル、130 中継電気品箱、200 空気調和システム、201 ガス冷媒配管、202 液冷媒配管、203 ケーブル、300 室外機、320 収納部側面部、400 カバー部側面部、441A 側面、442A 側面、451A 側面、452A 側面。

Claims (11)

  1. 温度検知部と、
    前記温度検知部を制御する制御基板と、
    前記制御基板に搭載された第1コネクタであって、外部の機器と接続するための第1ケーブルが着脱されるよう構成された第1コネクタと、
    前記制御基板を保持する基板ホルダと、
    前記基板ホルダが収納されている基板ケースと、
    カバー部材と、を備え、
    前記基板ケースには、前記基板ホルダによる前記制御基板の保持姿勢により画定される前記第1コネクタの位置に対応して第1開口部が形成され、
    前記カバー部材は、前記第1開口部を覆う被覆位置と、前記カバー部材が前記被覆位置よりも前記基板ケースから離れている位置であって、前記第1開口部を露出させる露出位置との間で移動可能に構成され
    前記基板ケースは、前記基板ホルダが収納される、柱状の基板ホルダ収納部を有し、
    前記基板ホルダ収納部は、収納部上面と、収納部側面部と、を有し、
    前記カバー部材は、カバー部上面と、カバー部側面部と、を有し、前記カバー部材が前記被覆位置に位置決めされたとき、前記カバー部上面は前記収納部上面の上方に位置するよう構成され、
    前記収納部上面に前記第1開口部が形成され、前記カバー部上面に第1切欠きが形成され、
    前記カバー部材が前記被覆位置に位置決めされると前記カバー部上面により前記第1開口部が被覆され、前記カバー部材が前記露出位置に位置決めされると前記第1切欠きにより前記第1開口部が露出する温度検知装置。
  2. 前記収納部側面部は、第1収納部側面と、第2収納部側面と、を有し、前記第1収納部側面と前記第2収納部側面は交差する方向に延び、
    前記第1収納部側面に前記第1開口部と連続する第1補助開口部が形成されており、
    前記カバー部側面部は、第1カバー部側面と、第2カバー部側面と、第3カバー部側面と、を有し、前記第2カバー部側面と前記第3カバー部側面とは、前記第1カバー部側面に対して同一方向に延びて対向しており、
    前記カバー部材が前記被覆位置に位置決めされたとき、前記第2カバー部側面は前記第2収納部側面に対して、前記基板ホルダ収納部の外側に位置するよう構成され、
    前記カバー部材が前記被覆位置に位置決めされると前記カバー部上面により前記第1補助開口部が被覆され、
    前記カバー部材が前記露出位置に位置決めされると前記第1切欠きにより前記第1補助開口部が露出する請求項に記載の温度検知装置。
  3. 前記収納部上面に、前記カバー部材を前記基板ケースに固定するためのボルトを受けるボス部であって、前記カバー部材の移動方向と交差して上下方向に延びるボス部が設けられ、
    前記カバー部材には、前記カバー部材の移動方向に延びる第1長穴であって、長手方向と直交する方向の長さが前記ボルトのボルト頭よりも小さい第1長穴が形成され、
    前記カバー部材が前記被覆位置に位置決めされたとき、前記ボルトを前記第1長穴を介して前記ボス部に螺合させることにより、前記カバー部材が前記基板ケースに固定される請求項に記載の温度検知装置。
  4. 前記カバー部材は、前記カバー部側面部から前記カバー部材の移動方向に延びるガイド部材を有し、
    前記ガイド部材には前記カバー部材の移動方向に延びる第2長穴が形成され、
    前記第2長穴の内壁面には、前記カバー部材の移動方向と交差して上下方向に延びる凸部が形成され
    前記基板ケースは、前記第2長穴内に配置されるよう設けられた突起を有し、
    前記カバー部材が前記露出位置に位置決めされたとき、前記凸部と前記突起とが係合することにより、前記カバー部材は前記基板ケースに仮固定される請求項2又は3に記載の温度検知装置。
  5. 前記基板ホルダ収納部には、前記第1ケーブルを外方へ導く第1ケーブルガイド溝が形成されている請求項2~4のいずれか一項に記載の温度検知装置。
  6. 前記制御基板に搭載された第2コネクタであって、外部の機器と接続するための第2ケーブルが着脱されるよう構成された第2コネクタを備え、
    前記基板ケースには、前記基板ホルダによる前記制御基板の保持姿勢により画定される前記第2コネクタの位置に対応して第2開口部が形成され、
    前記カバー部材は、前記被覆位置にあるとき前記第2開口部が被覆され、前記カバー部材が前記露出位置にあるとき前記第2開口部が露出されるよう構成されている請求項2~5のいずれか一項に記載の温度検知装置。
  7. 前記収納部側面部は、さらに第3収納部側面と、第4収納部側面と、第5収納部側面と、を有し、
    前記第3収納部側面と前記第4収納部側面は交差し、角部を形成し、前記第1収納部側面と前記第3収納部側面は対向し、前記第2収納部側面と前記第4収納部側面は対向し、前記第5収納部側面は、前記第1収納部側面と交差し、前記第2収納部側面と平行であり、
    前記第5収納部側面に前記第2開口部が形成され、前記第2カバー部側面に第2切欠きが形成され、
    前記カバー部材が前記被覆位置に位置決めされると前記第2カバー部側面により前記第2開口部が被覆され、前記カバー部材が前記露出位置に位置決めされると前記第2切欠きにより前記第2開口部が露出する請求項に記載の温度検知装置。
  8. 前記収納部側面部は、さらに第6収納部側面を有し、前記第6収納部側面は、前記第2収納部側面と交差し、前記第1収納部側面と平行であり、前記第5収納部側面と前記第6収納部側面とは交差し、前記基板ホルダ収納部の内側に凹む角部を形成しており、
    前記第6収納部側面に前記第2開口部と連続する第2補助開口部が形成され、
    前記カバー部材が前記被覆位置に位置決めされると前記第2カバー部側面により前記第2補助開口部が被覆され、
    前記カバー部材が前記露出位置に位置決めされると前記第2切欠きにより前記第2補助開口部が露出する請求項に記載の温度検知装置。
  9. 前記基板ホルダ収納部には、前記第2ケーブルを外方へ導く第2ケーブルガイド溝が形成されている請求項6~8のいずれか一項に記載の温度検知装置。
  10. 請求項1~のいずれか一項に記載の温度検知装置を備える空気調和機の室内機。
  11. 請求項1~のいずれか一項に記載の温度検知装置と、前記温度検知装置で検知された温度情報を取得するよう構成された少なくとも1つの室内機と、少なくとも1つの室外機と、を備える空気調和システム。
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