JP7281972B2 - 電動作業機 - Google Patents
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Description
制御部は、駆動部を制御するように構成されている。制御部用電源は、電源からの電源電力を電圧変換して、電圧変換後の制御部用電力を制御部に供給するように構成されている。制御部は、複数の動作状態に切替可能に構成されている。複数の動作状態は、駆動部を制御する制御動作状態と、制御動作状態よりも消費電力が低い低電力動作状態と、を少なくとも含む。
さらに、制御部用電源は、動作状態判定部にて制御部の動作状態が制御動作状態であると判定された場合には、第1変換状態に移行し、動作状態判定部にて制御部の動作状態が低電力動作状態と判定された場合には、第2変換状態に移行するように構成されている。第1変換状態は、少なくとも第1変換電源を用いて制御部に制御部用電力を供給する変換状態である。第2変換状態は、第1変換電源による電圧変換を停止し、少なくとも第2変換電源を用いて制御部に制御部用電力を供給する変換状態である。
つまり、制御部用電源の動作状態が第2変換状態であるときに、使用者により電動作業機が操作された場合には、制御部用電源は、制御部用電源の動作状態を第2変換状態から第1変換状態に移行する。これにより、制御部は、少なくとも第1変換電源によって制御部用電力が供給されるため、制御動作状態で必要な制御時最大電流の供給を受けることが可能となり、駆動部の制御が可能となる。なお、使用者による電動作業機の操作としては、例えば、使用者によるトリガスイッチの操作などが挙げられる。
尚、本開示は、以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
[1-1.全体構成]
図1に示す電動作業機1は、例えば、充電式インパクトドライバとして構成されている。充電式インパクトドライバは、後述するバッテリパック100から供給される電力によって駆動される。充電式インパクトドライバは、例えば、ネジやボルトなどの締結部品を回転させるために用いられる。充電式インパクトドライバは、締結部品を回転させているときの負荷に応じて回転方向へ打撃を与えることにより、回転方向へ大きなトルクを発生可能に構成されている。
本体2は、ハウジング3を備える。ハウジング3は、左右に分割された2つの半割ハウジング3a,3bを備え、これら半割ハウジング3a,3bが組み合わされて構成されている。ハウジング3は、例えば、樹脂を含む射出成形部材であってもよい。
電動作業機1の電気的構成について、図2を参照して説明する。図2は、バッテリパック100が本体2に装着された電動作業機1の電気的構成を示している。
モータ駆動部63は、モータ通電経路LMに直列接続されるスイッチング部(FETなど)を備えて構成されている。モータ駆動部63は、制御部62からのモータ駆動指令Smdに基づいて、スイッチング部を通電状態(ON状態)または非通電状態(OFF状態)に切替えるとともに、モータ通電経路LMを通電状態または非通電状態に切替可能に構成されている。
制御部用電源64は、バッテリパック100からのバッテリ電圧VBを電圧変換して、電圧変換後の定電圧Vccを定電圧供給ライン81に対して出力する。定電圧Vccは、定電圧供給ライン81を介して、電動作業機1の各部(制御部62など)に供給される。本実施形態では、定電圧Vccは5[V]である。制御部用電源64から定電圧供給ライン81を介して供給される電力は、例えば、制御部62などの動作用電力として使用される。
第1変換電源65は、直流電圧を電圧変換して出力するDC-DCコンバータを備えている。第1変換電源65は、入力部65aに入力されたバッテリ電圧VBを電圧変換して、電圧変換後の定電圧Vccを出力部65bから出力する。第1変換電源65は、定電圧Vccとして5[V]を出力する。定電圧Vccは、定電圧供給ライン81を介して、電動作業機1の各部(制御部62など)に供給される。第1変換電源65は、電圧変換するにあたり、最大出力電流が100mA以上の性能を有しており、制御動作状態の制御部62での最大消費電流(制御時最大電流ICmax)を供給可能に構成されている。第1変換電源65での電圧変換に必要な電力消費量は、mAオーダーの消費電流に対応した電力消費量である。
第2変換電源71は、直流電圧を電圧変換して出力するシリーズレギュレータを備えている。第2変換電源71は、入力部71aに入力されたバッテリ電圧VBを電圧変換して、電圧変換後の定電圧Vccを出力部71bから出力する。第2変換電源71は、定電圧Vccとして5[V]を出力する。定電圧Vccは、定電圧供給ライン81を介して、電動作業機1の各部(制御部62など)に供給される。第2変換電源71は、電圧変換するにあたり、最大出力電流が50μA以上の性能を有しており、低電力動作状態の制御部62での最大消費電流(低電力時最大電流ISmax)を供給可能に構成されている。第2変換電源71での電圧変換に必要な電力消費量は、μAオーダーの消費電流に対応した電力消費量である。第2変換電源71は、最大出力電流が制御時最大電流ICmaxよりも小さく構成されているため、第1変換電源65と比べて、電圧変換に必要な電力消費量が小さくなる。
次に、制御部62での動作状態の切替に伴う、制御部用電源64での消費電流Iaの変化状況について、図3を用いて説明する。
時刻t0からスリープ判定時間Tsが経過した時刻t1までの期間中、使用者によるトリガ操作部9の引き操作が行われない状態が継続した場合には、制御部62は、動作状態を制御動作状態から低電力動作状態に移行するための処理(動作状態切替処理)を開始する。
このあと、使用者によるトリガ操作部9の引き操作が行われると(時刻t4)、制御部62にトリガ信号Strが入力される。これにより、制御部62そのものは、低電力動作状態(スリープモード)から制御動作状態へ移行(ウェイクアップ)する。そして、ウェイクアップした制御部62は、動作状態を低電力動作状態から制御動作状態に移行するための動作状態切替処理を開始する。また、トリガ操作部9からのトリガ信号Strは動作状態判定部75にも入力されて、動作状態判定部75からの通電指令信号Sc1が制御部用電源64に入力されると、第1変換電源65による電圧変換が開始される。従って、制御部62のウェイクアップと第1変換電源65の電圧変換動作に伴い、消費電流Iaが第1消費電流Ia1まで徐々に増加する(時刻t4~t5)。
以上説明したように、本実施形態の電動作業機1は、制御部62が低電力動作状態の場合には、制御部用電源64が第2変換状態に移行して、制御部用電源64での電圧変換にあたり第1変換電源65を用いないため、第1変換電源65での電力消費を抑制できる。このため、電動作業機1の不使用時に制御部62の動作状態が制御動作状態から低電力動作状態に移行した場合には、制御部62での電力消費の低減のみならず、第1変換電源65での電力消費を低減できるため、電動作業機1の不使用時における電力消費量を低減できる。
ここで、文言の対応関係について説明する。
電動作業機1が電動作業機の一例に相当し、モータ61が駆動部の一例に相当し、バッテリパック100が電源の一例に相当する。
第2実施形態として、上記実施形態(以下、第1実施形態ともいう)の電動作業機1における一部の構成要素を置き換えて構成された第2電動作業機21について説明する。
第2制御部用電源91は、制御部用電源64のうち第1変換電源65に代えて、第3変換電源93および第4変換電源95を備えて構成されている。
次に、制御部62での動作状態の切替に伴う、第2制御部用電源91での消費電流Iaの変化状況について、図5を用いて説明する。
時刻t0からスリープ判定時間Tsが経過した時刻t11までの期間中、使用者によるトリガ操作部9の引き操作が行われない状態が継続した場合には、制御部62は、動作状態を制御動作状態から低電力動作状態に移行するための処理(動作状態切替処理)を開始する。
このあと、使用者によるトリガ操作部9の引き操作が行われると(時刻t14)、制御部62にトリガ信号Strが入力される。これにより、制御部62そのものは、低電力動作状態(スリープモード)から制御動作状態へ移行(ウェイクアップ)する。そして、ウェイクアップした制御部62は、動作状態を低電力動作状態から制御動作状態に移行するための動作状態切替処理を開始する。また、トリガ操作部9からのトリガ信号Strは動作状態判定部75にも入力されて、動作状態判定部75からの通電指令信号Sc1が第2制御部用電源91に入力されることで、第3変換電源93および第4変換電源95による電圧変換が開始される。従って、制御部62のウェイクアップと第3変換電源93および第4変換電源95の電圧変換動作に伴い、消費電流Iaが第11消費電流Ia11まで徐々に増加する(時刻t14~t15)。
以上説明したように、本第2実施形態の第2電動作業機21は、制御部62が低電力動作状態の場合には、第2制御部用電源91が第2変換状態に移行して、第2制御部用電源91での電圧変換にあたり第3変換電源93および第4変換電源95を用いないため、第3変換電源93および第4変換電源95での電力消費を抑制できる。このため、第2電動作業機21の不使用時に制御部62の動作状態が制御動作状態から低電力動作状態に移行した場合には、制御部62での電力消費の低減のみならず、第3変換電源93および第4変換電源95での電力消費を低減できるため、第2電動作業機21の不使用時における電力消費量を低減できる。
ここで、文言の対応関係について説明する。
第2電動作業機21が電動作業機の一例に相当し、制御部62およびモータドライバ99が制御部の一例に相当し、ブラシレスモータ97が駆動部の一例に相当し、第2制御部用電源91が制御部用電源の一例に相当し、第3変換電源93および第4変換電源95が第1変換電源の一例に相当する。
第3実施形態として、第2実施形態の第2電動作業機21における一部の構成要素を置き換えて構成された第3電動作業機23について説明する。
[3-1.第3制御部用電源]
第3制御部用電源111は、バッテリパック100からのバッテリ電圧VBを電圧変換して、電圧変換後の定電圧Vccを定電圧供給ライン81に対して出力する。定電圧Vccは、定電圧供給ライン81を介して、第3電動作業機23の各部(制御部62など)に供給される。第3実施形態では、定電圧Vccは5[V]である。第3制御部用電源111から定電圧供給ライン81を介して供給される電力は、例えば、制御部62などの動作用電力として使用される。
次に、制御部62での動作状態の切替に伴う、第3制御部用電源111での消費電流Iaの変化状況について、図7を用いて説明する。
時刻t0からスリープ判定時間Tsが経過した時刻t21までの期間中、使用者によるトリガ操作部9の引き操作が行われない状態が継続した場合には、制御部62は、動作状態を制御動作状態から低電力動作状態に移行するための処理(動作状態切替処理)を開始する。
このあと、使用者によるトリガ操作部9の引き操作が行われると(時刻t24)、制御部62にトリガ信号Strが入力される。これにより、制御部62そのものは、低電力動作状態(スリープモード)から制御動作状態へ移行(ウェイクアップ)する。そして、ウェイクアップした制御部62は、動作状態を低電力動作状態から制御動作状態に移行するための動作状態切替処理を開始する。また、トリガ操作部9からのトリガ信号Strは動作状態判定部75にも入力されて、動作状態判定部75からの通電指令信号Sc1が第3制御部用電源111に入力されることで、第3変換電源93による電圧変換が開始される。従って、制御部62のウェイクアップと第3変換電源93の電圧変換動作に伴い、消費電流Iaが第21消費電流Ia21まで徐々に増加する(時刻t24~t25)。なお、消費電流Iaは、制御部62のウェイクアップによって、第23消費電流Ia23から第2電流変化量ΔIa22だけ増加して第24消費電流Ia24となる(時刻t24)。そのあと、消費電流Iaは、第3変換電源93の電圧変換動作によって、第3電流変化量ΔIa23だけ増加して第21消費電流Ia21となる(時刻t25)。
以上説明したように、本第3実施形態の第3電動作業機23は、制御部62が低電力動作状態の場合には、バイパス電流判定部115での判定結果に基づいて、第3制御部用電源111が第2変換状態に移行して、第3制御部用電源111での電圧変換にあたり第3変換電源93を用いないため、第3変換電源93での電力消費を抑制できる。このため、第3電動作業機23の不使用時に制御部62の動作状態が制御動作状態から低電力動作状態に移行した場合には、制御部62での電力消費の低減のみならず、第3変換電源93での電力消費を低減できるため、第3電動作業機23の不使用時における電力消費量を低減できる。
ここで、文言の対応関係について説明する。
第3電動作業機23が電動作業機の一例に相当し、制御部62およびモータドライバ99が制御部の一例に相当し、ブラシレスモータ97が駆動部の一例に相当し、第3制御部用電源111が制御部用電源の一例に相当し、第3変換電源93が第1変換電源の一例に相当し、第4変換電源95が第2変換電源の一例に相当する。
第4実施形態として、第3実施形態の第3電動作業機23における一部の構成要素を置き換えて構成された第4電動作業機25について説明する。
第4制御部用電源121は、バッテリパック100からのバッテリ電圧VBを電圧変換して、電圧変換後の定電圧Vccを定電圧供給ライン81に対して出力する。定電圧Vccは、定電圧供給ライン81を介して、第4電動作業機25の各部(制御部62など)に供給される。第4実施形態では、定電圧Vccは5[V]である。第4制御部用電源121から定電圧供給ライン81を介して供給される電力は、例えば、制御部62などの動作用電力として使用される。
次に、制御部62での動作状態の切替に伴う、第4制御部用電源121での消費電流Iaの変化状況について、図9を用いて説明する。
時刻t0からスリープ判定時間Tsが経過した時刻t31までの期間中、使用者によるトリガ操作部9の引き操作が行われない状態が継続した場合には、制御部62は、動作状態を制御動作状態から低電力動作状態に移行するための処理(動作状態切替処理)を開始する。
このあと、使用者によるトリガ操作部9の引き操作が行われると(時刻t34)、制御部62にトリガ信号Strが入力される。これにより、制御部62そのものは、低電力動作状態(スリープモード)から制御動作状態へ移行(ウェイクアップ)する。そして、ウェイクアップした制御部62は、動作状態を低電力動作状態から制御動作状態に移行するための動作状態切替処理を開始する。また、トリガ操作部9からのトリガ信号Strは動作状態判定部75にも入力されて、動作状態判定部75からの通電指令信号Sc1が第4制御部用電源121に入力されることで、第3変換電源93による電圧変換が開始される。従って、制御部62のウェイクアップと第3変換電源93の電圧変換動作に伴い、消費電流Iaが第31消費電流Ia31まで徐々に増加する(時刻t34~t35)。なお、消費電流Iaは、制御部62のウェイクアップによって、第33消費電流Ia33から第2電流変化量ΔIa32だけ増加して第34消費電流Ia34となる(時刻t34)。そのあと、消費電流Iaは、第3変換電源93の電圧変換動作によって、第3電流変化量ΔIa33だけ増加して第31消費電流Ia31となる(時刻t35)。
以上説明したように、本第4実施形態の第4電動作業機25は、制御部62が低電力動作状態の場合には、第2バイパス電流判定部131での判定結果に基づいて、第4制御部用電源121が第2変換状態に移行して、第4制御部用電源121での電圧変換にあたり第3変換電源93を用いないため、第3変換電源93での電力消費を抑制できる。このため、第4電動作業機25の不使用時に制御部62の動作状態が制御動作状態から低電力動作状態に移行した場合には、制御部62での電力消費の低減のみならず、第3変換電源93での電力消費を低減できるため、第4電動作業機25の不使用時における電力消費量を低減できる。
ここで、文言の対応関係について説明する。
第4電動作業機25が電動作業機の一例に相当し、第4制御部用電源121が制御部用電源の一例に相当し、動作状態判定部75および第2バイパス電流判定部131が動作状態判定部の一例に相当する。
第5実施形態として、第2実施形態の第2電動作業機21における一部の構成要素を変更して構成された第5電動作業機27について説明する。
第5制御部用電源141は、複数出力電源102からの第1バッテリ電圧VB1および第2バッテリ電圧VB2のうちいずれかを電圧変換して、電圧変換後の定電圧Vcc(Vcc=5[V])を定電圧供給ライン81に対して出力する。
以上説明したように、第5実施形態の第5電動作業機27は、制御部62が低電力動作状態の場合には、第5制御部用電源141が第2変換状態に移行して、第5制御部用電源141での電圧変換にあたり第3変換電源93および第4変換電源95を用いないため、第3変換電源93および第4変換電源95での電力消費を抑制できる。このため、第5電動作業機27の不使用時に制御部62の動作状態が制御動作状態から低電力動作状態に移行した場合には、制御部62での電力消費の低減のみならず、第3変換電源93および第4変換電源95での電力消費を低減できるため、第5電動作業機27の不使用時における電力消費量を低減できる。
ここで、文言の対応関係について説明する。
第5電動作業機27が電動作業機の一例に相当し、複数出力電源102が電源の一例に相当し、第5制御部用電源141が制御部用電源の一例に相当し、第3変換電源93および第4変換電源95が第1変換電源の一例に相当する。
第6実施形態として、第3実施形態の第3電動作業機23における一部の構成要素を変更して構成された第6電動作業機29について説明する。
[6-1.第6制御部用電源]
第6制御部用電源151は、複数出力電源102からの第1バッテリ電圧VB1および第2バッテリ電圧VB2のうちいずれかを電圧変換して、電圧変換後の定電圧Vcc(Vcc=5[V])を定電圧供給ライン81に対して出力する。
以上説明したように、第6実施形態の第6電動作業機29は、制御部62が低電力動作状態の場合には、第6制御部用電源151が第2変換状態に移行して、第6制御部用電源151での電圧変換にあたり第3変換電源93を用いないため、第3変換電源93での電力消費を抑制できる。このため、第6電動作業機29の不使用時に制御部62の動作状態が制御動作状態から低電力動作状態に移行した場合には、制御部62での電力消費の低減のみならず、第3変換電源93での電力消費を低減できるため、第6電動作業機29の不使用時における電力消費量を低減できる。
ここで、文言の対応関係について説明する。
第6電動作業機29が電動作業機の一例に相当し、複数出力電源102が電源の一例に相当し、第6制御部用電源151が制御部用電源の一例に相当し、「第3変換電源93および第4変換電源95」が第1変換電源の一例に相当し、第4変換電源95の単体が第2変換電源の一例に相当する。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
Claims (11)
- 電源からの電源電力を用いて駆動する駆動部を備える電動作業機であって、
前記駆動部を制御するように構成された制御部と、
前記電源からの前記電源電力を電圧変換して、電圧変換後の制御部用電力を前記制御部に供給する制御部用電源と、
を備え、
前記制御部は、前記駆動部を制御する制御動作状態と、前記制御動作状態よりも消費電力が低い低電力動作状態と、を少なくとも含む複数の動作状態に切替可能に構成され、
前記制御部用電源は、
前記電源からの前記電源電力を電圧変換するにあたり、前記制御動作状態の前記制御部での最大消費電流である制御時最大電流を供給可能に構成された第1変換電源と、
前記電源からの前記電源電力を電圧変換するにあたり、前記低電力動作状態の前記制御部での最大消費電流である低電力時最大電流を供給可能であり、かつ最大出力電流が前記制御時最大電流よりも小さく構成された第2変換電源と、
を備え、
当該電動作業機は、
前記制御部の動作状態が前記制御動作状態であるか前記低電力動作状態であるかを判定する動作状態判定部を備え、
さらに、前記制御部用電源は、前記動作状態判定部にて前記制御部の動作状態が前記制御動作状態であると判定された場合には、少なくとも前記第1変換電源を用いて前記制御部に前記制御部用電力を供給する第1変換状態に移行し、前記動作状態判定部にて前記制御部の動作状態が前記低電力動作状態と判定された場合には、前記第1変換電源による電圧変換を停止し、少なくとも前記第2変換電源を用いて前記制御部に前記制御部用電力を供給する第2変換状態に移行するように構成され、
さらに、前記制御部用電源は、
前記電源から前記制御部に至る電流経路の一部であって、前記第1変換電源が備えられる第1電流経路と、
前記第1電流経路に並列接続されるとともに、前記第2変換電源が備えられる第2電流経路と、
を備え、
前記第1変換電源および前記第2変換電源は、それぞれ、前記電源電力を、前記電源が出力する電源電圧よりも低い制御部用電圧の前記制御部用電力に電圧変換し、電圧変換後の前記制御部用電力を供給可能に構成され、
前記制御部用電源の前記第1変換状態は、少なくとも前記第1電流経路を介して前記第1変換電源を用いて前記制御部に前記制御部用電力を供給する状態であり、
前記制御部用電源の前記第2変換状態は、前記第1変換電源による電圧変換を停止し、かつ少なくとも前記第2電流経路を介して前記第2変換電源を用いて前記制御部に前記制御部用電力を供給する状態であり、
前記動作状態判定部は、前記制御部の動作状態が前記制御動作状態であることを示す第1状態通知信号と、前記制御部の動作状態が前記低電力動作状態であることを示す第2状態通知信号と、を受信可能に構成されるとともに、前記第1状態通知信号を受信した場合には、前記制御部の動作状態が前記制御動作状態であると判定し、前記第2状態通知信号を受信した場合には、前記制御部の動作状態が前記低電力動作状態であると判定する、
電動作業機。 - 請求項1に記載の電動作業機であって、
前記第2電流経路のうち前記第2変換電源と前記制御部との間において、前記第2変換電源の出力部への逆流電流の流入を抑制する第2逆流電流抑制部を備える、
電動作業機。 - 請求項1または請求項2に記載の電動作業機であって、
前記第1変換電源の出力電圧と前記第2変換電源の出力電圧とは同一電圧値である、
電動作業機。 - 電源からの電源電力を用いて駆動する駆動部を備える電動作業機であって、
前記駆動部を制御するように構成された制御部と、
前記電源からの前記電源電力を電圧変換して、電圧変換後の制御部用電力を前記制御部に供給する制御部用電源と、
を備え、
前記制御部は、前記駆動部を制御する制御動作状態と、前記制御動作状態よりも消費電力が低い低電力動作状態と、を少なくとも含む複数の動作状態に切替可能に構成され、
前記制御部用電源は、
前記電源からの前記電源電力を電圧変換するにあたり、前記制御動作状態の前記制御部での最大消費電流である制御時最大電流を供給可能に構成された第1変換電源と、
前記電源からの前記電源電力を電圧変換するにあたり、前記低電力動作状態の前記制御部での最大消費電流である低電力時最大電流を供給可能であり、かつ最大出力電流が前記制御時最大電流よりも小さく構成された第2変換電源と、
を備え、
当該電動作業機は、
前記制御部の動作状態が前記制御動作状態であるか前記低電力動作状態であるかを判定する動作状態判定部を備え、
さらに、前記制御部用電源は、前記動作状態判定部にて前記制御部の動作状態が前記制御動作状態であると判定された場合には、少なくとも前記第1変換電源を用いて前記制御部に前記制御部用電力を供給する第1変換状態に移行し、前記動作状態判定部にて前記制御部の動作状態が前記低電力動作状態と判定された場合には、前記第1変換電源による電圧変換を停止し、少なくとも前記第2変換電源を用いて前記制御部に前記制御部用電力を供給する第2変換状態に移行するように構成され、
前記制御部用電源は、
前記電源から前記制御部に至る電流経路の一部であって、前記第1変換電源が備えられる第3電流経路と、
前記第3電流経路に並列接続されるバイパス電流経路と、
前記第3電流経路および前記バイパス電流経路のそれぞれに対して直列接続されるとともに、前記第2変換電源が備えられる共通電流経路と、
を備え、
前記第1変換電源は、前記電源電力を、前記電源が出力する電源電圧よりも低い中間電源電圧の中間電源電力に電圧変換し、電圧変換後の前記中間電源電力を供給可能に構成され、
前記第2変換電源は、前記電源電力または前記中間電源電力を、前記中間電源電圧よりも低い制御部用電圧の前記制御部用電力に電圧変換し、電圧変換後の前記制御部用電力を供給可能に構成され、
前記制御部用電源の前記第1変換状態は、少なくとも前記第3電流経路および前記共通電流経路を介して前記第1変換電源および前記第2変換電源を用いて前記制御部に前記制御部用電力を供給する状態であり、
前記制御部用電源の前記第2変換状態は、前記第1変換電源による電圧変換を停止し、かつ少なくとも前記バイパス電流経路および前記共通電流経路を介して前記第2変換電源を用いて前記制御部に前記制御部用電力を供給する状態である、
電動作業機。 - 請求項4に記載の電動作業機であって、
前記動作状態判定部は、前記バイパス電流経路に流れるバイパス電流が予め定められた動作基準値よりも大きいか否かを判定するように構成されており、
さらに、前記動作状態判定部は、前記バイパス電流が前記動作基準値よりも大きい場合には、前記制御部の動作状態が前記制御動作状態であると判定し、前記バイパス電流が前記動作基準値以下の場合には、前記制御部の動作状態が前記低電力動作状態であると判定する、
電動作業機。 - 請求項5に記載の電動作業機であって、
前記動作状態判定部は、前記制御部の動作状態が前記制御動作状態であることを示す第1状態通知信号と、前記制御部の動作状態が前記低電力動作状態であることを示す第2状態通知信号と、を受信可能に構成されるとともに、
さらに、前記動作状態判定部は、前記バイパス電流が前記動作基準値よりも大きい、または、前記第1状態通知信号を受信した場合には、前記制御部の動作状態が前記制御動作状態であると判定し、前記バイパス電流が前記動作基準値以下、かつ前記第2状態通知信号を受信した場合には、前記制御部の動作状態が前記低電力動作状態であると判定する、
電動作業機。 - 電源からの電源電力を用いて駆動する駆動部を備える電動作業機であって、
前記駆動部を制御するように構成された制御部と、
前記電源からの前記電源電力を電圧変換して、電圧変換後の制御部用電力を前記制御部に供給する制御部用電源と、
を備え、
前記制御部は、前記駆動部を制御する制御動作状態と、前記制御動作状態よりも消費電力が低い低電力動作状態と、を少なくとも含む複数の動作状態に切替可能に構成され、
前記制御部用電源は、
前記電源からの前記電源電力を電圧変換するにあたり、前記制御動作状態の前記制御部での最大消費電流である制御時最大電流を供給可能に構成された第1変換電源と、
前記電源からの前記電源電力を電圧変換するにあたり、前記低電力動作状態の前記制御部での最大消費電流である低電力時最大電流を供給可能であり、かつ最大出力電流が前記制御時最大電流よりも小さく構成された第2変換電源と、
を備え、
当該電動作業機は、
前記制御部の動作状態が前記制御動作状態であるか前記低電力動作状態であるかを判定する動作状態判定部を備え、
さらに、前記制御部用電源は、前記動作状態判定部にて前記制御部の動作状態が前記制御動作状態であると判定された場合には、少なくとも前記第1変換電源を用いて前記制御部に前記制御部用電力を供給する第1変換状態に移行し、前記動作状態判定部にて前記制御部の動作状態が前記低電力動作状態と判定された場合には、前記第1変換電源による電圧変換を停止し、少なくとも前記第2変換電源を用いて前記制御部に前記制御部用電力を供給する第2変換状態に移行するように構成され、
前記電源は、複数の電池パックを備えており、異なる電圧を出力する複数の電圧出力部を備え、
前記第1変換電源および前記第2変換電源は、それぞれ、前記複数の電圧出力部のうちいずれか1つの出力電圧を電圧変換する、
電動作業機。 - 請求項7に記載の電動作業機であって、
前記第2変換電源は、前記複数の電圧出力部のうち前記出力電圧が最も小さい前記電圧出力部に接続される、
電動作業機。 - 請求項7または請求項8に記載の電動作業機であって、
前記第1変換電源は、前記複数の電圧出力部のうち、前記第2変換電源が接続された前記電圧出力部の前記出力電圧よりも前記出力電圧が大きい前記電圧出力部に接続される、
電動作業機。 - 請求項1から請求項9のうちいずれか一項に記載の電動作業機であって、
前記制御部用電源は、使用者により当該電動作業機が操作されると、前記動作状態を前記第1変換状態に移行するように構成されている、
電動作業機。 - 請求項1から請求項10のうちいずれか一項に記載の電動作業機であって、
前記第1変換電源の出力部への逆流電流の流入を抑制する第1逆流電流抑制部を備える、
電動作業機。
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