JP7280848B2 - ブレーカー、安全回路及び2次電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器の安全回路に用いられるブレーカー等に関するものである。
従来、固定接点及び可動接点を一対ずつ備えたブレーカーが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-331705号公報
上記特許文献1に示されたブレーカーでは、一対の接点が直列に接続されている。従って、端子間の抵抗を低減することが困難であった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、端子間の抵抗を低減できるブレーカーを提供することを主たる目的としている。
本発明は、固定接点が形成される第1端子片と、可動接点を有し、前記可動接点を前記固定接点に押圧して接触させる可動片と、温度変化に伴って変形することにより前記可動接点が前記固定接点から離隔するように前記可動片を作動させる熱応動素子と、前記可動片と電気的に接続される第2端子片とを備えたブレーカーであって、前記可動接点は、前記可動片の長手方向の第1端部に配される第1可動接点と、前記可動片の前記長手方向の第2端部に配される第2可動接点とを含み、前記固定接点は、前記第1可動接点が接触可能な位置に配される第1固定接点と、前記第2可動接点が接触可能な位置に配される第2固定接点とを含む。
本発明に係る前記ブレーカーにおいて、前記可動片は、前記第1可動接点と前記第2可動接点との間で、前記第2端子片に接触する第1接触領域を有する、ことが望ましい。
本発明に係る前記ブレーカーにおいて、前記可動片は、前記第1接触領域から前記第1端部の側の第1部分と前記第2端部の側の第2部分とで、固有振動数が異なる、ことが望ましい。
本発明に係る前記ブレーカーにおいて、前記熱応動素子は、前記可動片の側に突出する頂部を有し、前記可動片の厚さ方向から視て、前記第1接触領域は前記頂部と重複する領域に設けられている、ことが望ましい。
本発明に係る前記ブレーカーにおいて、前記可動片は、前記第1可動接点が前記第1固定接点に接近するように曲げられる第1曲げ部を有する、ことが望ましい。
本発明に係る前記ブレーカーにおいて、前記可動片は、前記第1可動接点と前記第1曲げ部との間に、前記熱応動素子の側に突出する第1突起を有する、ことが望ましい。
本発明に係る前記ブレーカーにおいて、前記第2端子片は、前記第1接触領域と接触する第2接触領域と、前記第1突起と前記第2接触領域との間に、前記可動片の側に突出する第1凸部を有する、ことが望ましい。
本発明は、前記ブレーカーを備えた、電気機器用の安全回路である。
本発明は、前記ブレーカーを備えた、2次電池パックである。
本発明の前記ブレーカーでは、前記第1端子片に、前記第1固定接点及び前記第2固定接点が設けられ、前記第2端子片に、前記可動片が電気的に接続される。前記可動片の前記第1可動接点と前記第1固定接点とが接触し、前記可動片の前記第2可動接点と前記第2固定接点とが接触すると、前記第1端子片と前記第2端子片との間で並列の回路が形成される。これにより、前記第1端子片と前記第2端子片との間の抵抗が低減される。
本発明の一実施形態によるブレーカーの概略構成を示す組み立て前の斜視図。 通常の充電又は放電状態における上記ブレーカーを示す断面図。 過充電状態又は異常時などにおける上記ブレーカーを示す断面図。 通電状態のブレーカー内における電流が流れる経路を示す断面図。 第2端子片の接続部、可動片の第1接触領域及びその周辺を拡大して示す断面図。 図1のブレーカーの変形例を示す組み立て前の斜視図。 図1のブレーカーの別の変形例を示す組み立て前の斜視図。 本発明の上記ブレーカーを備えた2次電池パックの構成を示す平面図。 本発明の上記ブレーカーを備えた安全回路の回路図。
本発明の一実施形態によるブレーカーについて図面を参照して説明する。図1乃至図3は、ブレーカー1の構成を示している。図1及び図3に示されるように、ブレーカー1は、第1端子片2と、第2端子片3と、可動片4と、熱応動素子5と、PTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスター6等を備える。第1端子片2及び第2端子片3が外部回路と接続されることにより、ブレーカー1は、電気機器の安全回路の主要部を構成する。
第1端子片2、第2端子片3、可動片4、熱応動素子5及びPTCサーミスター6は、ケース10に収容されている。ケース10は、ケース本体(第1ケース)7とケース本体7の上面に装着される蓋部材(第2ケース)8等によって構成されている。
第1端子片2は、例えば、銅等を主成分とする金属板(この他、銅-チタニウム合金、洋白、黄銅などの金属板)をプレス加工することにより板状に形成されている。第1端子片2は、長手方向を有している。第1端子片2は、ケース本体7にインサート成形により埋め込まれている。
第1端子片2は、一対の固定接点21と、第1端子22とを有している。第2端子片3は、第2端子32を有している。第2端子片3は、可動片4と電気的に接続される。可動片4は、一対の可動接点41を有し、可動接点41を固定接点21に押圧して接触させる。熱応動素子5は、温度変化に伴って変形することにより可動接点41が固定接点21から離隔するように可動片4を作動させる。
固定接点21は、第1固定接点21aと、第2固定接点21bとを含んでいる。 第1固定接点21a及び第2固定接点21bは、銀、ニッケル、ニッケル-銀合金の他、銅-銀合金、金-銀合金などの導電性の良い材料のクラッド、メッキ又は塗布等により、形成されている。
第1固定接点21aと、第2固定接点21bとは、第1端子片2の同一面に形成されている。本出願においては、特に断りのない限り、第1端子片2において、固定接点21が形成されている側の面(すなわち図1において上側の面)をA面、その反対側の底面をB面として説明している。他の部品、例えば、第2端子片3、可動片4及び熱応動素子5、ケース10等についても同様である。
第1固定接点21aは、第1端子片2の一方の端部に形成されている。第1固定接点21aは、ケース本体7の内部に形成されている開口73aの一部を介してケース本体7の収容凹部73に露出されている。
第1端子22は、第1端子片2の他方の端部に形成されている。第1端子22は、ケース本体7の側壁から突出し、外部回路と接続される。
第2固定接点21bは、第1端子22の近く、すなわち第1端子片2の他方の側に形成されている。第2固定接点21bは、ケース本体7の内部に形成されている開口73bの一部を介してケース本体7の収容凹部73に露出されている。
第1固定接点21aと第2固定接点21bとの間には、PTCサーミスター6を支持する支持部23が形成されている。支持部23は、ケース本体7の内部に形成されている開口73dの一部を介してケース本体7の収容凹部73に露出し、PTCサーミスター6と電気的に接続される。
図2に示されるように、第1端子片2は、階段状(側面視でクランク状)に曲げられた第1段曲げ部25a及び第2段曲げ部25bを有する。第1段曲げ部25aは、第1固定接点21aと支持部23とを繋ぎ、第1固定接点21aと支持部23とを高さ違いに配置する。第2段曲げ部25bは、第2固定接点21bと支持部23とを繋ぎ、第2固定接点21bと支持部23とを高さ違いに配置する。これにより、PTCサーミスター6をコンパクトに収納可能となる。
第2端子片3は、第1端子片2と同様に、銅等を主成分とする金属板をプレス加工することにより板状に形成されている。第2端子片3は、長手方向を有している。第2端子片3は、蓋部材8にインサート成形により埋め込まれている。第2端子片3は、第2端子片3の長手方向が第1端子片2の長手方向と平行となるように配されている。
第2端子片3は、可動片4が電気的に接続される接続部31と、外部回路と電気的に接続される第2端子32とを有している。接続部31は、後述する第1接触領域42と対向する位置に配されている。
第2端子32は、第2端子片3の一方側(すなわち、第1端子片2において第1固定接点21aの側)に形成されている。第2端子32は、ケース本体7の側壁から突出し、外部回路と接続される。第2端子32は、蓋部材8の内側で、可動片4等を収容するためのケース10の内部空間に露出している。
第2端子片3は、蓋部材8を補強する機能を果たしている。すなわち、第2端子片3は、蓋部材8のひいては筐体としてのケース10の剛性・強度を高めつつ、ブレーカー1の小型化に貢献する。
可動片4は、銅等を主成分とする金属材料をプレス加工することにより板状に形成されている。可動片4は、長手方向を有している。可動片4は、長手方向の中心線に対して対称なアーム状に形成されている。
可動片4の両端部には、可動接点41が形成されている。可動接点41は、固定接点21と同等の材料によって可動片4のB面に形成され、溶接の他、クラッド、かしめ(crimping)等の手法によって可動片4に接合されている。
可動接点41は、第1可動接点41aと第2可動接点41bとを含んでいる。第1可動接点41aは、可動片4の長手方向の第1端部40aに配される第1可動接点41aと、可動片4の長手方向の第2端部40bに配される第2可動接点41bとを含んでいる。
可動片4は、可動片4の長手方向が第1端子片2の長手方向と平行となるように配されている。さらに、可動片4は、第1可動接点41aが第1固定接点21aと接触可能に位置され、第2可動接点41bが第2固定接点21bと接触可能に位置されるように、配される。換言すると、第1固定接点21aは、第1可動接点41aと対向し、両者が接触可能な位置に配され、第2固定接点21bは、第2可動接点41bと対向し、両者が接触可能な位置に配される。
第1可動接点41aと第2可動接点41bとの間には、第2端子片3と電気的に接続される第1接触領域42が設けられている。これにより、第2可動接点41bは、第1接触領域42を挟んで第1可動接点41aとは反対側に配される。第1接触領域42を介して、第2端子片3の第2端子32と第1可動接点41a及び第2可動接点41bとが導通する。
可動片4は、第1可動接点41aと第1接触領域42との間に、第1弾性部43aを有している。第1弾性部43aは、第1接触領域42から第1可動接点41aの側に延出されている。また、可動片4は、第2可動接点41bと第1接触領域42との間に、第2弾性部43bを有している。第2弾性部43bは、第1接触領域42から第2可動接点41bの側に延出されている。
第1接触領域42は、第1弾性部43a及び第2弾性部43bよりも幅広に形成されている。これにより、接続部31と第1接触領域42との接触抵抗が低減される。
熱応動素子5は、可動片4の状態を可動接点41が固定接点21に接触する導通状態から可動接点41が固定接点21から離隔する遮断状態に移行させる。導通状態では、第1可動接点41aが第1固定接点21aに接触し、第2可動接点41bが第2固定接点21bに接触する。
熱応動素子5は、円弧状に湾曲した初期形状をなし、熱膨張率の異なる薄板材を積層することにより形成される。過熱により作動温度に達すると、熱応動素子5の湾曲形状は、スナップモーションを伴って逆反りし、冷却により復帰温度を下回ると復元する。熱応動素子5の初期形状は、プレス加工により形成することができる。所期の温度で熱応動素子5の逆反り動作により可動片4の第1弾性部43a及び第2弾性部43bが押し上げられ、かつ第1弾性部43a及び第2弾性部43bの弾性力により元に戻る限り、熱応動素子5の材質及び形状は特に限定されるものでないが、生産性及び逆反り動作の効率性の観点から矩形状が望ましく、小型でありながら第1弾性部43a及び第2弾性部43bを効率的に押し上げるために正方形に近い長方形であるのが望ましい。なお、熱応動素子5の材料としては、例えば、高膨脹側に銅-ニッケル-マンガン合金又はニッケル-クロム-鉄合金、低膨脹側に鉄-ニッケル合金をはじめとする、洋白、黄銅、ステンレス鋼など各種の合金からなる熱膨張率の異なる2種類の材料を積層したものが、所要条件に応じて組み合わせて使用される。
PTCサーミスター6は、第1端子片2の支持部23に3箇所形成された凸状の突起(ダボ)24の上に載置されて、突起24に支持される。PTCサーミスター6は、可動片4が遮断状態にあるとき、第1端子片2と第2端子片3及び可動片4とを導通させる。PTCサーミスター6は、第1端子片2の支持部23と熱応動素子5との間に配設されている。熱応動素子5の逆反り動作により第1端子片2と可動片4との通電が遮断されたとき、PTCサーミスター6に流れる電流が増大する。PTCサーミスター6は、温度上昇と共に抵抗値が増大して電流を制限する正特性サーミスターであれば、作動電流、作動電圧、作動温度、復帰温度などの必要に応じて種類を選択でき、その材料及び形状はこれらの諸特性を損なわない限り特に限定されるものではない。本実施形態では、チタニウム酸バリウム、チタニウム酸ストロンチウム又はチタニウム酸カルシウムを含むセラミック焼結体が用いられる。セラミック焼結体の他、ポリマーにカーボン等の導電性粒子を含有させたいわゆるポリマーPTCを用いてもよい。
ケース10を構成するケース本体7及び蓋部材8は、難燃性のポリアミド、耐熱性に優れたポリフェニレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの熱可塑性樹脂により成形されている。上述した樹脂と同等以上の特性が得られるのであれば、樹脂以外の絶縁材料を適用してもよい。
ケース本体7には、可動片4、熱応動素子5及びPTCサーミスター6などを収容するための内部空間である収容凹部73が形成されている。収容凹部73は、可動片4の第1可動接点41a及び第2可動接点41bを収容するための開口73a,73bと、可動片4及び熱応動素子5を収容するための開口73cと、PTCサーミスター6を収容するための開口73d等を有している。なお、ケース本体7に組み込まれた熱応動素子5の端縁は、収容凹部73の内部に形成されている枠によって適宜当接され、熱応動素子5の逆反り時に案内される。
図1に示されるように、固定接点21、可動片4、熱応動素子5及びPTCサーミスター6等を収容したケース本体7の開口73a、73b、73c等を塞ぐように、蓋部材8が、ケース本体7に装着される。ケース本体7と蓋部材8とは、例えば超音波溶着によって接合される。このとき、ケース本体7と蓋部材8とは、それぞれの外縁部の全周にわたって連続的に接合され、ケース10の気密性が向上する。これにより、収容凹部73がもたらすケース10の内部空間は密閉され、可動片4、熱応動素子5及びPTCサーミスター6等の部品がケース10の外部の雰囲気から遮断され、保護されうる。
図2は、通常の充電又は放電状態におけるブレーカー1の動作を示している。通常の充電又は放電状態においては、熱応動素子5は初期形状を維持(逆反り前)している。この状態では、第1固定接点21aは、第1可動接点41aと接触し、第2固定接点21bは、第2可動接点41bと接触している。そして、可動片4の第1接触領域42と第2端子片3とは電気的に接続されているので、可動片4を通じてブレーカー1の第1端子片2と第2端子片3との間は導通している。可動片4と熱応動素子5とが接触し、可動片4、熱応動素子5、PTCサーミスター6及び第1端子片2は、回路として導通していてもよい。
図3は、過充電状態又は異常時などにおけるブレーカー1の動作を示している。過充電又は異常により高温状態となると、作動温度に達した熱応動素子5は逆反りし、可動片4の第1弾性部43aが押し上げられて第1固定接点21aと第1可動接点41aとが離隔する。また、可動片4の第2弾性部43bが押し上げられて第2固定接点21bと第2可動接点41bとが離隔する。
ブレーカー1の内部で熱応動素子5が変形し、可動片4を押し上げるときの熱応動素子5の作動温度は、例えば、70℃~90℃である。このとき、第1固定接点21aと第1可動接点41aの間を流れていた電流及び第2固定接点21bと第2可動接点41bの間を流れていた電流は遮断され、僅かな漏れ電流が熱応動素子5及びPTCサーミスター6を通して流れることとなる。PTCサーミスター6は、このような漏れ電流の流れる限り発熱を続け、熱応動素子5を逆反り状態に維持させつつ抵抗値を激増させる。従って、電流は第1固定接点21aと第1可動接点41aの間及び第2固定接点21bと第2可動接点41bの間の経路を流れず、上述の僅かな漏れ電流のみが存在する(自己保持回路を構成する)。この漏れ電流は安全装置の他の機能に充てることができる。
図4は、通電状態のブレーカー1内における電流が流れる経路を示している。既に述べたように、ブレーカー1では、第1端子片2に、第1固定接点21a及び第2固定接点21bが設けられ、第2端子片3に、可動片4が電気的に接続されている。可動片4には、第1可動接点41a及び第2可動接点41bが設けられている。
可動片4の第1可動接点41aと第1固定接点21aとが接触すると、第1端子片2から第1固定接点21a、第1可動接点41a及び第1弾性部43a、第1接触領域42を経て、第2端子片3に至る第1経路I1が形成される。一方、可動片4の第2可動接点41bと第2固定接点21bとが接触すると、第1端子片2から第2固定接点21b、第2可動接点41b及び第2弾性部43b、第1接触領域42を経て、第2端子片3に至る第2経路I2が形成される。すなわち、第1端子片2と第2端子片3との間で並列の回路が形成される。
これにより、可動接点41と第1接触領域42との間において、導体の断面積が2倍となり、導通抵抗が低減される。さらに、固定接点21と可動接点41とが二箇所で接触するため、接触抵抗が低減される。従って、これにより、第1端子片2と第2端子片3との間の抵抗が低減される。
なお、上記導体の断面積を大きくするには、単に、可動片4の幅及び厚さを大きくすることによっても実現できる。しかしながら、可動片4の幅及び厚さを大きくした場合、可動片4が発生する弾性力も大きくなるため、熱応動素子5の厚さ等も大きくする必要があり、ブレーカー1の小型化を図ることが困難となる。
また、ブレーカー1によれば、固定接点21と可動接点41とが2箇所で接触することにより、第1端子片2と可動片4との導通状態が担保されている。従って、ブレーカー1が実装されている電気機器の落下等によりブレーカー1に強い衝撃が加えられたときであっても、第1端子片2と可動片4との導通状態が維持され易くなり、負荷に供給されている電流の瞬断が抑制される。
第1接触領域42は、第1可動接点41aと第2可動接点41bとの間で、第2端子片3に接触するのが望ましい。これにより、ブレーカー1の全長が容易に短縮される。また、第1接触領域42と第2端子片3との接触抵抗が容易に低減される。
可動片4は、第1接触領域42にて第2端子片3に固定されているのが望ましい。これにより、可動片4の姿勢が安定し、第1接触領域42と第2端子片3との接触抵抗が容易に低減される。
第2端子片3と可動片4との固定構造は、例えば、レーザー溶接又は抵抗溶接、導電性接着剤による接着の他、ねじ止め等であってもよい。
接続部31及び第1接触領域42は、平面状に形成されている、のが、望ましい。このような形態によれば、接続部31と第1接触領域42との接続が容易となる。特に、第2端子片3と可動片4とが溶接によって固定される形態にあっては、溶接工程での作業性が高められる。また、接続部31と第1接触領域42との接触面積を容易に確保することが可能となる。
可動片4は、第1接触領域42から第1端部40aの側の第1部分45aと第2端部40bの側の第2部分45bとで、固有振動数が異なる、ように構成されていてもよい。第1部分45aの固有振動数と第2部分45bの固有振動数とを異ならせることにより、ブレーカー1に種々の強さの衝撃が加えられたときであっても、第1可動接点41aと第2可動接点41bとが同時に固定接点21から離隔することが抑制され、負荷に供給されている電流の瞬断が抑制される。
第1部分45a及び第2部分45bの固有振動数は、第1部分45a及び第2部分45bの長さ、幅、厚さを調整することにより、容易に実現できる。第1部分45aの長さとは、可動片4の長手方向での第1部分45aの長さ、すなわち、第1接触領域42から第1端部40aの先端までの距離であり、第1部分45aの幅とは、可動片4の長手方向に直交する短手方向での第1部分45aの長さである。第1部分45aの長さ、幅、厚さが変動する場合は、その平均値であってもよい。第2部分45bに関しても同様である。
図1及び2に示されるように、熱応動素子5は、可動片4の側に突出する頂部51を有している。頂部51は、可動片4の短手方向から視て、第2端子片3と熱応動素子5との距離が最小となる部分である。可動片4の厚さ方向から視て、第1接触領域42は頂部51と重複する領域に設けられている。これにより、図3に示される遮断時において、第1可動接点41aと第1固定接点21aとのギャップ及び第2可動接点41bと第2固定接点21bとのギャップを確保しながら、ブレーカー1の全長が容易に短縮される。
図5は、第2端子片3の接続部31、可動片4の第1接触領域42及びその周辺を拡大して示している。
可動片4は、第1接触領域42と第1弾性部43aとの間に曲げ部46aを有しているのが望ましい。曲げ部46aは、第1可動接点41aが第1固定接点21aに接近するように曲げられる。可動片4に曲げ部46aが設けられることにより、第1可動接点41aと第1固定接点21aとの接触圧力が高められ、両者間の接触抵抗が低減される。また、第2端子片3と第1弾性部43aとの間に第1弾性部43aが変形するための空間が生じ、図3に示される遮断時において、第1可動接点41aと第1固定接点21aとのギャップが容易に確保される。
同様に、可動片4は、第1接触領域42と第2弾性部43bとの間に曲げ部46bを有しているのが望ましい。曲げ部46bは、第2可動接点41bが第2固定接点21bに接近するように曲げられる。
可動片4は、曲げ部46aと第1弾性部43aとの間に曲げ部47aを有しているのが望ましい。曲げ部47aは、曲げ部46aとは逆方向、すなわち第1可動接点41aが第1固定接点21aから離隔するように曲げられる。可動片4に曲げ部46a及び曲げ部47aが設けられることにより、第1可動接点41aと第1固定接点21aとの接触圧力を高めつつ、ブレーカー1の厚さを低減できる。
同様に、可動片4は、曲げ部46bと第2弾性部43bとの間に曲げ部47bを有しているのが望ましい。曲げ部47bは、曲げ部46bとは逆方向、すなわち第2可動接点41bが第2固定接点21bから離隔するように曲げられる。
図2及び3に示されるように、可動片4は、熱応動素子5の側に突出する突起44aを有する、のが望ましい。突起44aは、第1可動接点41aと曲げ部46aとの間の第1弾性部43aに配される。突起44aは、熱応動素子5の端縁の近傍に設けられるのが望ましい。第1弾性部43aに突起44aが設けられることにより、図3に示される遮断時において、第1可動接点41aと第1固定接点21aとのギャップが容易に確保される。
同様に、可動片4は、熱応動素子5の側に突出する突起44bを有する、のが望ましい。突起44bは、第2可動接点41bと曲げ部46bとの間の第2弾性部43bに配される。突起44bは、熱応動素子5の端縁の近傍に設けられるのが望ましい。なお、突起44a及び突起44bのうち、一方のみが設けられていてもよい。
第2端子片3は、可動片4の側に突出する凸部33aを有する、のが望ましい。第2端子片3に凸部33aが設けられることにより、図2に示される導通時において、第1可動接点41aと第1固定接点21aとの接触圧力が高められる。凸部33aは、可動片4の長手方向で、接続部31と突起44aとの間に配される。なお、接続部31は、第1接触領域42と接触する第2接触領域である。接続部31と突起44aとの間に凸部33aが配されることにより、図3に示される遮断時において、第1可動接点41aと第1固定接点21aとのギャップが容易に確保される。
同様に、第2端子片3は、可動片4の側に突出する凸部33bを有する、のが望ましい。凸部33bは、可動片4の長手方向で、接続部31と突起44bとの間に配される。なお、凸部33a及び凸部33bのうち、一方のみが設けられていてもよい。
図6は、図1のブレーカー1の変形例であるブレーカー1Aの斜視図である。ブレーカー1Aのうち、以下で説明されてない部分については、上述したブレーカー1の構成が採用されうる。
ブレーカー1Aは、第1端子片2と、第2端子片3と、可動片4Aと、熱応動素子5と、PTCサーミスター6等を備える。可動片4Aは、二対の可動接点41a1、41a2、41b1、41b2及び二対の弾性部43a1、43a2、43b1、43b2を有する点で、図1に示される可動片4とは異なる。
すなわち、可動片4Aにおいて、第1可動接点41aは、可動接点41a1と可動接点41a2とを含み、第1弾性部43aは、弾性部43a1と弾性部43a2とを含んでいる。可動接点41a1は、弾性部43a1に形成され、可動接点41a2は、弾性部43a2に形成されている。
同様に、可動片4Aにおいて、第2可動接点41bは、可動接点41b1と可動接点41b2とを含み、第2弾性部43bは、弾性部43b1と弾性部43b2とを含んでいる。可動接点41b1は、弾性部43b1に形成され、可動接点41b2は、弾性部43b2に形成されている。
第1弾性部43aには、スリット48aが形成されている。第1弾性部43aは、スリット48aによって弾性部43a1と弾性部43a2とに分離される。これにより、弾性部43a1と弾性部43a2とは独立して変形可能となる。
同様に、第2弾性部43bには、スリット48bが形成されている。第2弾性部43bは、スリット48bによって弾性部43b1と弾性部43b2とに分離される。これにより、弾性部43b1と弾性部43b2とは独立して変形可能となる。
ブレーカー1Aによれば、固定接点21と可動接点41とが4箇所で接触し、第1端子片2と可動片4Aとの導通状態が担保されている。従って、ブレーカー1Aに強い衝撃が加えられたときであっても、第1端子片2と可動片4Aとの導通状態が維持され易くなり、負荷に供給されている電流の瞬断が抑制される。
ブレーカー1Aでは、弾性部43a1と弾性部43a2及び弾性部43b1と弾性部43b2で、固有振動数が異なる、のが望ましい。また、弾性部43a1と弾性部43b1及び弾性部43a2と弾性部43b2で、固有振動数が異なる、のが望ましい。なお、固有振動数の調整は、可動片4と同様に実現できる。
弾性部43a1と弾性部43a2及び弾性部43b1と弾性部43b2で、固有振動数を異ならせることにより、ブレーカー1Aに種々の強さの衝撃が加えられたときであっても、第1可動接点41aと第2可動接点41bとが同時に固定接点21から離隔することが抑制され、負荷に供給されている電流の瞬断が抑制される。
図7は、図1のブレーカー1の別の変形例であるブレーカー1Bの斜視図である。ブレーカー1Bのうち、以下で説明されてない部分については、上述したブレーカー1等の構成が採用されうる。
ブレーカー1Bは、第1端子片2と、第2端子片3と、可動片4Bと、熱応動素子5と、PTCサーミスター6等を備える。
可動片4Bは、一対の可動片を含んでいる。すなわち、可動片4Bは、第1可動片4aと、第2可動片4bとを含んでいる。第1可動片4a及び第2可動片4bは、ブレーカー1Bの長手方向に並べて配設されている。
第1可動片4aには、第1可動接点41aと、接触領域42aと、第1弾性部43aとが形成されている。第1弾性部43aには、突起44aが形成されているのが望ましい。第2可動片4bには、第2可動接点41bと、接触領域42bと、第2弾性部43bとが形成されている。第2弾性部43bには、突起44bが形成されているのが望ましい。第1可動片4aの第1部分45aの固有振動数と第2可動片4bの第2部分45bの固有振動数に関しては、ブレーカー1と同様である。
可動片4Bにあっても、図6に示される可動片4Aのように、可動片4aの第1弾性部43aにスリットが形成されていてもよく、可動片4bの第2弾性部43bにスリットが形成されていてもよい。
また、可動片4Bは、二対以上の可動片を含んでいてもよい。
以上、本発明のブレーカー1等が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。すなわち、ブレーカー1等は、少なくとも、固定接点21が形成される第1端子片2と、可動接点41を有し、可動接点41を固定接点21に押圧して接触させる可動片4と、温度変化に伴って変形することにより可動接点41が固定接点21から離隔するように可動片4を作動させる熱応動素子5と、可動片4と電気的に接続される第2端子片3とを備え、可動接点41は、可動片4の長手方向の第1端部40aに配される第1可動接点41aと、可動片4の長手方向の第2端部40bに配される第2可動接点41bとを含み、固定接点21は、第1可動接点41aが接触可能な位置に配される第1固定接点21aと、第2可動接点41bが接触可能な位置に配される第2固定接点21bとを含んでいればよい。
例えば、可動片4をバイメタル又はトリメタル等の積層金属によって形成することにより、可動片4と熱応動素子5を一体的に形成する構成であってもよい。この場合、ブレーカー1等の構成が簡素化される。
また、本実施形態では、PTCサーミスター6による自己保持回路を有しているが、このような構成を省いた形態であっても適用可能であり、端子間の抵抗を低減できる。
さらに、ブレーカー1Aにあっては、可動片4に3対以上の可動接点41等が設けられていてもよい。
また、本発明のブレーカー1等は、2次電池パック、電気機器用の安全回路等にも広く適用できる。図8は2次電池パック500を示す。2次電池パック500は、2次電池501と、2次電池501の出力端回路中に設けたブレーカー1等とを備える。図9は電気機器用の安全回路502を示す。安全回路502は2次電池501の出力回路中に直列にブレーカー1等を備えている。ブレーカー1等を備えたコネクタを含むケーブルによって安全回路502の一部が構成されていてもよい。
1 ブレーカー
1A ブレーカー
2 第1端子片
3 第2端子片
4 可動片
4A 可動片
5 熱応動素子
21 固定接点
21a 第1固定接点
21b 第2固定接点
22 第1端子
32 第2端子
33a 凸部
33b 凸部
40a 第1端部
40b 第2端部
41 可動接点
41a 第1可動接点
41b 第2可動接点
42 第1接触領域
44a 突起
44b 突起
45a 第1部分
45b 第2部分
46a 曲げ部
46b 曲げ部
47a 曲げ部
47b 曲げ部
51 頂部
500 2次電池パック
501 2次電池
502 安全回路

Claims (9)

  1. 固定接点が形成される第1端子片と、
    可動接点を有し、前記可動接点を前記固定接点に押圧して接触させる可動片と、
    温度変化に伴って変形することにより前記可動接点が前記固定接点から離隔するように前記可動片を作動させる熱応動素子と、
    前記可動片と電気的に接続される第2端子片とを備えたブレーカーであって、
    前記可動接点は、前記可動片の長手方向の第1端部に配される第1可動接点と、前記可動片の前記長手方向の第2端部に配される第2可動接点とを含み、
    前記固定接点は、前記第1可動接点が接触可能な位置に配される第1固定接点と、前記第2可動接点が接触可能な位置に配される第2固定接点とを含む、
    ブレーカー。
  2. 前記可動片は、前記第1可動接点と前記第2可動接点との間で、前記第2端子片に接触する第1接触領域を有する、請求項1記載のブレーカー。
  3. 前記可動片は、前記第1接触領域から前記第1端部の側の第1部分と前記第2端部の側の第2部分とで、固有振動数が異なる、請求項2記載のブレーカー。
  4. 前記熱応動素子は、前記可動片の側に突出する頂部を有し、
    前記可動片の厚さ方向から視て、前記第1接触領域は前記頂部と重複する領域に設けられている、請求項2又は3に記載のブレーカー。
  5. 前記可動片は、前記第1可動接点が前記第1固定接点に接近するように曲げられる第1曲げ部を有する、請求項4記載のブレーカー。
  6. 前記可動片は、前記第1可動接点と前記第1曲げ部との間に、前記熱応動素子の側に突出する第1突起を有する、請求項5記載のブレーカー。
  7. 前記第2端子片は、前記第1接触領域と接触する第2接触領域と、前記第1突起と前記第2接触領域との間に、前記可動片の側に突出する第1凸部を有する、請求項6記載のブレーカー。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のブレーカーを備えた、電気機器用の安全回路。
  9. 請求項1乃至7のいずれかに記載のブレーカーを備えた、2次電池パック。
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