JP7278989B2 - 非水二次電池及び非水二次電池の製造方法 - Google Patents

非水二次電池及び非水二次電池の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、非水二次電池及び非水二次電池の製造方法に係り、より詳しくは、内部抵抗の小さい非水二次電池及び非水二次電池の製造方法に関する。
電動車両、例えば電気自動車や、またはモータ及びエンジンを車両の駆動源として有するハイブリッド車両では、電源としてリチウムイオン二次電池などの非水二次電池が用いられている。リチウムイオン二次電池などの非水二次電池では、極板とセパレータを密着させて内部抵抗をさせる必要があり、従来は物理的に圧接していた。しかしながら、何らかの理由で圧接する力が弱まると、内部抵抗が大きくなるという問題があった。そこで、極板とセパレータを多孔性の接着剤で接着するという方法が提案された。
例えば、図16に示す特許文献1に開示された電極活物質層の製造方法は、層状結晶の電極活物質で構成されたリチウムイオン二次電池100用の電極活物質層の製造方法である。電極活物質層の層方向に層状結晶の電極活物質が配向した第1層101を形成する工程と、第1層101の表面に複数の孔部112A,112Bを形成する工程と、孔部112A,112Bの内周面に、イオンエッチング処理を施す工程が開示されている。このような構成であれば、負極板の第1層101とセパレータ105を安定して密着させることができた。また、複数の孔部112A,112Bにおいては、電極活物質層の層方向に深部まで達しているため、層間の電解液の流動性が高まりリチウムイオンが拡散しやすいという効果があった。
特開2013-171713号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、複数の孔部においては、電解液の流動性は高いが、それ以外の部分では電極とセパレータが接着されているので、多孔性接着剤であっても、電解液の流動性が悪くなるという問題があった。
また、複数の孔部の径を大きくすると、強度も低下するだけでなく、極板とセパレータの距離が大きくなり、やはり内部抵抗が大きくなるという問題があった。
本発明の課題は、内部抵抗の小さい非水二次電池及び非水二次電池の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の非水二次電池では、極板表面側に形成された凹部である非接着開口部と、当該非接着開口部内において、前記非接着開口部より極板法線方向に深く形成された管部と、極板表面側の前記非接着開口部を除く平坦な接着部とを有する極板と、当該極板表面側の前記接着部に接着されるセパレータとを有する電極群を備える。
前記非接着開口部は、端部から中央部に向かって、極板法線方向に深くなるように形成するようにしてもよい。
前記管部は、極板法線方向に深くなるに従い、その極板法線方向に直交する断面積が小さくなるように形成してもよい。
前記非接着開口部は、極板法線方向から見て、同一形状の前記非接着開口部が等間隔に配置されていることが望ましい。
前記非接着開口部は、その輪郭が極板法線方向から見て円形に形成されていることも好ましい。
本発明の非水二次電池の製造方法では、前記非接着開口部と前記管部とをレーザ照射加工により形成する工程を含むことができる。
また、前記セパレータの接着部に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、前記極板を前記接着部に接着する接着工程とを備えてもよいし、前記極板表面側の前記非接着開口部を除く平坦な接着部に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、前記セパレータを前記接着部に接着する接着工程とを備えてもよい。
本発明の非水二次電池及び非水二次電池の製造方法は、内部抵抗を小さくできる。
本実施形態のリチウムイオン二次電池のケースに収容された極板群の構造を示す模式図。 負極板とセパレータの構成を示す模式図。 図2のA-A部分を極板法線方向から負極合材層を見た極板群の断面図。 負極板の非接着凹部と管部の構成を示す実施例の模式図。 非接着開口部と管部を形成しない負極板の構成を示す比較例の模式図。 非接着開口部2の直径を変えた、実施例1~4について、100cyの充放電を繰り返した後の内部抵抗DC-IRを比較例を100%として場合の比率で比較した表。 リチウムイオン二次電池の製造方法を示すフローチャート。 セパレータと負極板の貼合せ工程を示す模式図。 他の実施形態における、セパレータと負極板の構成を示す模式図。 非接着開口部と管部の変形例を示す模式図。 管部3の変形例を示す模式図。 非接着開口部2の変形例を示す模式図。 非接着開口部2の変形例を示す模式図。 非接着開口部2の変形例を示す模式図。 非接着開口部2の変形例を示す模式図。 従来技術の電極活物質層の製造方法の模式図。
(実施形態1)
以下本発明の非水二次電池及び非水二次電池の製造方法の一実施形態を図1~*を参照して説明する。
<二次電池の構成>
まず、本実施形態の前提となる二次電池について説明する。本実施形態では、非水二次電池の例としてリチウムイオン二次電池を挙げている。図1は、本実施形態のリチウムイオン二次電池(図示せず)のケースに収容された極板群20の構造を示す模式図である。図1では、ケース(不図示)に収容された極板群20が備える各層の一部を切り欠いた層構成を示す。極板群20は、図1において上側がケースの上側に対応する。極板群20は、正極板21と負極板22とがセパレータ23に挟まれた状態で、複数の正極板21と複数の負極板22とが積層された積層体である。
正極板21は、図示を省略したが、正極芯材と、正極芯材の両面に位置する正極合材層とを備える。正極板21は、正極芯材の上側に正極タブが延設されている。正極芯材は、金属箔の一例であり、正極合材層は、活物質合材層の一例であり、正極タブ21cは、リードの一例である。正極端子は、図示しない集電板を介して、正極板21の正極タブ21cに電気的に接続されている。
負極板22は、負極芯材22aと、負極芯材22aの両面に位置する負極合材層22bとを備える。負極板22は、負極芯材22aの上側に負極タブ22cが延設されている。負極芯材22aは、金属箔の一例であり、負極合材層22bは、活物質合材層の一例であり、負極タブ22cは、リードの一例である。負極端子は、図示しない集電板を介して、負極板22の負極タブ22cに電気的に接続されている。
極板群20は、例えば、複数の正極板21と複数の負極板22とが積層された積層体としてケースに収容される。なお、本実施形態のリチウムイオン二次電池は、正極板21の面積が負極板22の面積よりも小さい。換言すると、負極板22の面積は、正極板21の面積よりも大きく、正極板21と負極板22との間の短絡を防止するセパレータ23の面積よりも小さい。
<極板群20の構成>
極板群20は、正極板21、負極板22、セパレータ23とから構成され、そのそれぞれは以下のように構成される。
<正極板21>
正極板21は、正極芯材と、正極合材層とからなる。
正極芯材は、正極板21を形作り、正極活物質と導電材料に電気を流すための15μm程度の基盤であり、表面の不働態被膜により正極で溶解されずに使用できる。例えば、アルミニウム箔やアルミニウム合金箔が挙げられる。
正極合材層を構成する物質は、正極活物質、正極導電材料、正極バインダなどである。
正極活物質は、充電時にはリチウムイオンを放出、放電時はリチウムイオンを吸蔵する材料で、電気が流れやすくなるように、導電材料を混合して正極板21を作製する。例えば、リチウムを含む金属酸化物からなり、例えば、LiMnO2、LiCoO2、LiCo1-xNixO2、LiNiO2、V2O5、Nb2O5等の正極用の層状結晶の電極活物質、五酸化ニオブ(Nb2O5)などが挙げられる。正極導電材料は、正極活物質に接して電気の経路となり、例えば、アセチレンブラックなどのカーボン微粒子が挙げられる。正極バインダは、活物質や導電材料の粉末をつなぎ合わせ、集電基板に密着させる材料で、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)が例示できる。
<負極板22>
負極板22は、負極芯材22aと、負極合材層22bとから構成される。
負極芯材22aは、負極板を形作り、負極活物質に電気を流すための厚さ10μm程度の基板であり、例えば銅箔などが例示できる。
負極合材層22bを構成する物質は、負極活物質、負極バインダ、負極分散安定剤などからなり、ペーストとして負極芯材22aに塗布され、本実施形態では、例えば片面厚さ40μmの層を構成する。負極活物質は、例えば粉末のグラファイトなどが挙げられる。グラファイトは、カーボン層が積み重なった結晶構造からなる材料である。この負極活物質にリチウムを蓄えている。負極バインダは活物質の粉末をつなぎ合わせ集電基板に密着させる材料で、例えばスチレン-ブタジエンゴム(SBR)などが例示できる。負極分散安定剤は、負極活物質の表面を覆い、ペーストの粘度を安定化させるための材料で、例えば、カルボキシメチルセルロース(CMC)などが挙げられる。
<セパレータ23>
セパレータ23は、セパレータ基材層23aと、接着層23bとからなる。セパレータ基材層23aは、ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)等の樹脂からなら20μm程度の樹脂からなるシートである。シートは多孔性となっており、正極板21と負極板22との絶縁を図るとともに、電解液の交換を可能としている。接着層23bは、特に限定されないが、非水系電解質に必要とはされない物質であり、かつ、電気化学的に安定である物質であることが好ましい。例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、スチレンブタジエンラバー(SBR)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、カルボキシメチルセルロース(CMC)等を用いることができる。セパレータ23は、上記接着剤が加圧及び加熱によって生じた接着機能によって接着固定された負極板22に対して相対的な位置ずれを生じない。接着剤によればセパレータ23の負極板22への固定が容易に行える。接着後は、多孔質となり電解液の交換を可能としている。
ケース内には電解液が充填される。電解液は、リチウム塩(電解質)と有機溶剤と添加剤が含まれる。リチウム塩は電解液中でリチウムイオンを移動するための媒体となる。例えば、ヘキサフルオロリン酸リチウム(LiPF6)などが例示できる。有機溶媒は、リチウム塩を溶かすための溶媒であり、例えば、エチレンカーボネート(EC)や、エチルメチルカーボネート(EMC)、ジメチルカーボネート(DMC)などが例示できる。耐久性や安全性を向上させる目的で添加剤が少量混合される。
<負極板22とセパレータ23の構成>
図2は、負極板22とセパレータ23の構成を示す模式図である。
セパレータ23は、接着層23bでセパレータ基材層23aが負極板22の負極合材層22bに固定される。
負極合材層22bには、その法線方向に穿設された凹部である非接着開口部2が形成されている。また、非接着開口部2内において、非接着開口部2より極板法線方向に深く形成されるとともに、深いほど法線方向と直交する断面積が狭い管部3が負極芯材22aに達するように非接着開口部2内に穿設されている。
負極合材層22bの表面側(セパレータ23側)の非接着開口部2を除く部分と、接着層23bの接する部分は平坦な接着部4が形成されている。
<非接着開口部2の構成>
図3は、図2のA-A部分を極板法線方向から負極合材層22bを見た極板群20の断面図である。
非接着開口部2は、その輪郭が極板法線方向から見て直径aの円形に形成されている。そして極板法線方向から見て同一形状の円形の非接着開口部2が、間隔b(ある非接着開口部2の一方側端部から、隣接する非接着開口部2の一方側端部までの距離)で縦横に等間隔にマトリクス状に配置されている。
図2に示すように非接着開口部2は、接着部4の端部から中央部に向かって、極板法線方向に深くなるように形成されている。管部3との端部において、本実施形態では、その深さdは、概ね10μm程度となっている。非接着開口部2は、接着層23bとは、接触しないような間隙5を形成している。この間隙5に、十分な量の電解液を保液することができる。そのため、この電解液を介してリチウムイオンの移動を可能としている。なお、本実施形態では、接着剤は予め接着層23bの全面に塗布されているが、接着剤は多孔性で電解液を透過させる。この場合、負極合材層22bの接着部4では、電解液を保液可能であるものの、その量もすくなく、流動性も低いため、リチウムイオンの移動が抑制される。これに対し、間隙5の部分は、その量も豊富で、流動性も高いため、リチウムイオンの活発な移動を促進することができる。
また、非接着開口部2は、最大でも深さが10μmで、その周端部は、0μmとなっているため、正極板21との距離が大きくなることがない。正極板21と負極板22との距離が大きくなると内部抵抗DC-IRの増大を招くが、本実施形態では、そのような距離の増大による内部抵抗DC-IRの増大を抑制している。
また、接着部4においては、接着層23bによりしっかりと固定されているため、負極板22がセパレータ23から離れて、正極板21と負極板22との距離が大きくなることもない。
<管部3の構成>
図3に示すように、本実施形態では管部3は、極板法線方向から見て円形の非接着開口部2と同心の10μm程度の円状の開口部を有する。図4に示すように、極板法線方向に穿設され、概ね40μmの深さcで、その底部は、負極芯材22aに達している。管部3は、深いほど法線方向と直交する断面積が狭くなっており、その空間は概ね円錐状の形状となっている。
負極合材層22bは、電解液中のリチウムイオンを負極合材層22b中の負極活物質に挿入/脱離(インターカレート/デインターカレート)することにより、電極反応を進行させることができる物質である。しかし、負極合材層22bでは、内部にいくほどセパレータ23側からの電解液からのLiイオンの挿入/脱離が生じ難い。
そこで本実施形態では、負極合材層22bを極板法線方向に貫くように管部3を穿設した。その結果、セパレータから離れた負極合材層22bの内部の黒鉛粒子間にも電解液が浸透しやすくなり、黒鉛粒子間に保液された電解液とリチウムイオンの移動を促進することができる。
管部3深さcは、本実施形態では負極合材層22bを貫通し、負極芯材22aに達する深さで、およそ40μmとなっている。
管部3の径は、開口部でおよそ10μmで、最深部では略0μmである。
管部3の太さは、電解液によるリチウムイオンの移動が可能になればよいので下限は無いが、円滑な移動には10μm以上が望ましく、非接着開口部2の径より小さい。深さの最大は負極芯材22aに達するまでである。
<リチウムイオン二次電池の作用>
次に、このように構成されたリチウムイオン二次電池の作用について説明する。図4は、負極板22の非接着開口部2と管部3の構成を示す実施例の模式図である。図5は、非接着開口部2と管部3を形成しない負極板22の構成を示す比較例の模式図である。
図3、図4に示すように、本実施形態の実施例1~4では、直径aの円形の非接着開口部2が、縦横に間隔bでマトリクス状に配列されており、その中央で深さcの管部3が形成されている。図5に示す比較例では、比較のため非接着開口部2と管部3を形成しない負極板22を示す。
<DC-IRの比較実験>
図6は、非接着開口部2の直径を変えた、実施例1~4について、100cyの充放電を繰り返した後の内部抵抗DC-IRを比較例を100%として場合の比率で比較した表である。
比較は、管部3の深さc=40μmの構成と、非接着開口部2の配列と間隔b=100μmはそのままに、非接着開口部2の直径aを変えて、100cyの充放電を繰り返した後の内部抵抗DC-IRを比較例を100%として場合の比率で比較した。一方、比較例では、比較のため非接着開口部2と管部3を形成しない負極板22を用いた。
まず実施例1では、非接着開口部2の直径aを20μmとしたところ、CD-IRは、比較例の78%まで、改善した。実施例2では、非接着開口部2の直径aを50μmとしたところ、CD-IRは、比較例の73%まで、改善した。実施例3では、非接着開口部2の直径aを70μmとしたところ、CD-IRは、さらに比較例の72%まで、改善した。実施例4では、非接着開口部2の直径aを90μmとしたところ、CD-IRは、比較例の71%まで、改善した。
この実験から、非接着開口部2は、DC-IRを改善することが確認できた。実施例1では、非接着開口部2の面積が、負極合材層22bの面積のわずか3.14%程度であるが、それでもDC-IRが-22%の大きな効果があることが分かった。実施例2では、面積比およそ19.6%で、DC-IRの低減率が-27%であり、実施例3では、面積比およそ38.5%で、DC-IRの低減率が-28%であり、実施例4では、面積比およそ63.58%で、DC-IRの低減率が-29%であった。
このことから、基本的に、管部3がDC-IRの低減に大きく寄与していることがわかる。また、非接着開口部2の面積が大きくなることで、極間距離が遠ざかるにも拘わらず、DC-IRが低減していることから、非接着開口部2の間隙5に保液される電解液にも明らかなDC-IRの低減効果があることを確認できた。
このような結果から、a/b≧20%であれば、DC-IRの低減に十分な効果があり、特に好ましいのは、a/b≧50%である。なお、a/bの上限値は、接着部4により、十分な接着力が担保できる範囲である。
<リチウムイオン二次電池の製造方法>
図7は、リチウムイオン二次電池の製造方法を示すフローチャートである。次に、本実施形態のリチウムイオン二次電池の製造方法について、図7を参照して説明する。
まず、最初に正極材料及び負極材料の混錬工程を行う(S1)。ここでは、活物質、導電材料、バインダを混ぜてペーストを作成する。次の塗工工程を行う(S2)。ここでは、アルミニウム箔からなる正極芯材21aと、銅箔からなる負極芯材に22aを集電電極として、これらの両面にそれぞれドクターブレードなどでペーストを薄く塗る。続いて、乾燥工程(S3)では、ペーストを高温で乾燥させる。次のプレス工程(S4)では、乾燥させた正極板21と負極板22をロールプレスで所定の厚みに調整する。
ここで、本実施形態の特徴である負極合材層22bに非接着開口部及び管部の形成工程(S5)を行う。ペーストが塗布されて乾燥しプレスで成形された負極合材層22bの両面に向けてレーザ加工機でレーザ光をスキャン照射する。レーザ光で負極合材層22bを除去させて、図2、図3に示すような非接着開口部2と管部3を形成する。レーザ照射加工では、レーザの波長、出力、周波数、エネルギーにより加工部分の深さを設定する。
これと並行してセパレータ接着剤塗工工程(S6)を行う。ここでは、セパレータ23のセパレータ基材層23aの両面に接着剤を塗布して、接着層23bを形成する。
ここで、図8は、セパレータ23と負極板22の貼合せ工程を示す模式図である。接着層23bを形成した長尺のセパレータ23は、上下のセパレータロール23Rに巻回され引き出し可能にセットされている。また、負極芯材22aの両面に負極合材層22bが形成された長尺の負極板22は、上下のセパレータロール23Rの間の負極板ロール22Rに巻回され引き出し可能にセットされている。図8に示すように、接着層23bを形成したセパレータ23と負極板22との貼合せ工程(S7)では、負極板22の両側にセパレータ23を積層し、ローラプレス30で加熱・加圧して、セパレータ基材層23aに接着層23bにより接着する。このとき、負極合材層22bには、凹部からなる非接着開口部2が形成されているため、この非接着開口部2の部分には、接着層23bの接着剤は接触することがなく、非接着開口部2以外の平面部分である接着部4のみの部分がセパレータ23の接着層23bと接着する。このため、接着層23bの接着剤に拘わらず、非接着開口部2には、接着層23bとの間に間隙5が形成された状態となる。この段階では、負極板22は、突出した負極タブ22cを除き、セパレータ23により覆い隠された状態となっている。
このように積層されたセパレータ23と負極板22は、スリット工程(S8)において、長尺に成形されたセパレータ23に覆われた負極板22を必要な幅に切り揃える。なお、両面にペーストが塗布された正極板21も同様に所定の大きさにカットされる。
そして、積層工程(S9)で、所定の大きさに切り揃えた正極板21と負極板22は、セパレータ23を介して多数が交互に積層され極板群20が形成される。続いて、これらの極板群20は、プレス工程(S10)でプレスされて、交互に積層された正極板21と負極板22が相互に圧接されるとともに整形される。整形された極板群20は、端子溶接工程(S11)において、正極タブ21c及び負極タブ22cにそれぞれ集電端子(不図示)が溶接される。集電端子が溶接された電極群は、ケース挿入工程(S12)で、絶縁フィルムを取り付けた極板群20をケースの中に入れる。極板群20が収容されたケースは、封缶溶接工程(S13)で、ケースとカバーがレーザ溶接により気密に封缶される。この段階では、まだ、カバーの注液口(不図示)が開放されているので、セル乾燥工程(S14)において、加熱により極板群20の水分が除去される。極板群20が完全に乾燥したら、注液・封止工程(S15)において、電解液がケース内に充填され、その後注液口を気密に封止する。最後に活性化・検査工程(S16)で、コンディショニング、エージング、検査が行われ、検査に合格したものだけが出荷対象となる。
(本実施形態の効果)
(1)実験結果から明らかなように、本実施形態のリチウムイオン二次電池では、十分にDC-IRを低下させることができた。
(2)また、負極合材層22bの非接着開口部2においては、セパレータ23の接着層23bと非接触で接着せず、接着層23bと非接着開口部2との間に間隙5を形成する。そして、この間隙5に電解液を保液出来る。そのため、多孔質のセパレータ基材層23a及び多孔質の接着層23bを介して、正極板21と連通した構成で、電解液を介してリチウムイオンの移動を促進することができる。
(3)また、負極合材層22bにおいて、接着層23bと接着する接着部4では、電解液の保液量が小さく、かつ負極合材層22bと接着されるので、電解液の流動性も悪くなる。本実施形態では、非接着開口部2を大きく配置し、接着部4の面積を小さくしたので、接着部4で悪化するDC-IRの低下を抑制することができる。
(4)一方、負極合材層22bにおいて、接着層23bと接着する接着部4により、面積は小さくても負極合材層22bとセパレータ23が強固に固定される。このため、負極合材層22bとセパレータ23が分離することがない。その結果、極板群20を圧接しなくても、負極合材層22bとセパレータ23が分離し、正極板21と負極板22との極間距離が大きくなって、DC-IRを悪化させるようなことが抑制される。
(5)非接着開口部2は、管部3と比較して極めて浅く形成されているので、正極板21と負極板22との極間距離が大きくなって、DC-IRを悪化させるようなことがない。
(6)特に、非接着開口部2は、端部から中央部に向かって、極板法線方向に深くなるように形成されているので、接着部4に隣接した端部は極めて接着層23bに極めて近接しており、正極板21と負極板22との極間距離が小さく、かつ電解液の流動性も高いため、DC-IRを小さくできる。
(7)接着部4の面積は小さいが、網状の構造となっており、セパレータ23と負極板22を強固に貼り合わせることができる。
(8)非接着開口部2は、均等なピッチでマトリクス状に規則的に配列されているため、接着部4も負極板22を均等に固定しており、接着力が均等に分散して、強度が低い部分がない。
(9)、セパレータ23と負極板22の貼り合わせは。接着層23bにより行われる。このとき、非接着開口部2は、接着層23bに接触しないため接着されない。したがって、接着層23bの形成は、セパレータ23の全面に形成できるので、製造が容易になる。
(10)この場合、非接着開口部2に接着しない接着層23bは、多孔質な材料を使用しているので、間隙5に保液された電解液と流動性が保たれ、リチウムイオンの移動を妨げにくくなっている。
(11)負極合材層22bの管部3は十分な深さがあり、負極合材層22bにおいて、負極合材層22bの深部においても、黒鉛粒子間にも電解液が浸透しやすくなり、十分なリチウムイオンの移動を促進することができた。
(12)なお、管部3は、その深さが、非接着開口部2よりも深いため、正極板21と負極板22との極間距離が大きくなるが、その開口面積は小さく影響は小さい。
(13)管部3は、極板法線方向に深くなるに従い、その極板法線方向に直交する断面積が小さくなるように形成されている。このような形状は、レーザ加工やエッチングで形成しやすいが、このような形状でも十分効果がある。
(14)本実施形態の非接着開口部2と管部3は、レーザ加工機を用いて形成しているため、設定をすれば、自動的に正確な形状を形成できる。
(15)レーザ加工機では、レーザ光の波長、出力、周波数、エネルギーの調整で、その深度を適宜調整することができる。
(実施形態2)
<実施形態2の概要>
実施形態2は、基本的に実施形態1と共通するが、実施形態1においては、負極合材層22bの接着部4は、セパレータ23のセパレータ基材層23aに形成された接着層23bにより接着されていた。この接着層23bは、セパレータ23の全面にわたり形成されていた。この接着層23bに使用される接着剤は、多孔質の接着剤で、電解液の流通を可能とするが、非接着開口部2により形成される間隙5の部分には、接着剤が存在しない方が、より円滑なリチウムイオンの移動を促進できる。
図9は、実施形態2における、セパレータ23と負極板22の構成を示す模式図である。実施形態1と同様な構成は同じ符号を付して説明を省略する。実施形態2においては、図9に示すように、セパレータ基材層23aと接着部4とを接着する接着層23bは、負極合材層22bに形成された接着部4に対応する部分にのみ存在する。
また、この接着層23bは、実施形態1においては、図7のセパレータ接着剤塗工工程(S6)において、セパレータ基材層23aの全面の接着剤が塗布されることで形成されている。一方、実施形態2では、負極合材層22bの接着部4に対して、塗布される。ここでは、図示は省略するが、接着剤を転写用ローラに塗布して、ドクターブレードなどで均一の厚さにして、この転写用ローラに塗布された接着材を、負極合材層22bに転写する。このとき、非接着開口部2は、凹部として形成されているので、接着剤は転写されず、平面に形成された負極合材層22bの接着部4にのみ転写されることになる。
このように接着部4に形成された接着層23bは、図7に示すセパレータと負極板との貼合せ工程(S7)で、実施形態1と同様に貼り合わされる。
正極/負極材料混錬工程(S1)~非接着開口部及び管部の形成工程(S5)と、セパレータと負極板との貼合せ工程(S7)~活性化・検査工程(S16)は、実施形態1と同様である。
<実施形態2の作用・効果>
(16)接着層23bが、負極合材層22bの接着部4にのみに形成されるため、非接着開口部2により形成される間隙に面するセパレータ23には、セパレータ基材層23aが露出され、接着層23bは存在しない。そのため、セパレータ基材層23aと間隙5の電解液においてリチウムイオンの移動がより円滑になる。
(変形例)
○図10は、非接着開口部2と管部3の変形例を示す模式図である。図2に示すように実施形態1に示す非接着開口部2は、端部から中央部に向かって、極板法線方向に深くなるように形成されているが、非接着開口部2は、図10に示すように極板法線方向に同じ深さの構成としてもよい。
○図2に示すように、実施形態1に示す管部3は、極板法線方向に深くなるに従い、その極板法線方向に直交する断面積が小さくなるように形成されているが、図10に示すように極板法線方向の深さに拘わらず、その極板法線方向に直交する断面積が同じになるように形成してもよい。
○図11は、管部3の変形例を示す模式図である。図3に示すように実施形態1の管部3は、非接着開口部2の中央に一か所だけ穿設されているが、図11に示すように、管3部を複数、例えば3か所に穿設するような構成でもよい。
○図12は、非接着開口部2の変形例を示す模式図である。図3に示すように実施形態1の非接着開口部2は、縦横に等間隔のマトリクス状に配列されているが、図12に示すように、その中心が正三角形をなすように、1行おきに列が半列ずれるような配置とすることもできる。このように配置することで、より接着部4の面積を小さくすることができる。
○図13は、非接着開口部2の変形例を示す模式図である。図3に示すように実施形態1の非接着開口部2は、極板法線方向から見て円形に形成されているが、図13に示すように、正三角形としてもよく、その配列も、各辺が近接して対向する位置で、敷き詰めるように配置してもよい。
○図14は、非接着開口部2の変形例を示す模式図である。図3に示すように実施形態1の非接着開口部2は、極板法線方向から見て円形に形成されているが、図14に示すように、正六角形としてもよく、その配列も、各辺が近接して対向する位置で、ハニカム形状となるように配置してもよい。
○図15は、非接着開口部2の変形例を示す模式図である。図3に示すように実施形態1の非接着開口部2は、極板法線方向から見て円形に形成されているが、図14に示すように、正方形としてもよく、その配列も、各辺が近接して対向する位置で、マトリクス状となるように配置してもよい。
この場合、管部3は、図3に示す実施形態1のように円形に限らず、開口部が、正方形になるように形成してもよい。
○管部3は、図2に示すように実施形態1では負極芯材22aに達しているが、必ずしも負極芯材22aに達する必要はない。また、さらに負極芯材22aを貫通するように穿設してもよい。
○非水二次電池は、リチウムイオン二次電池を例に説明したが、これに限定されるものではない。
○実施形態1では、負極板22のみを説明したが、電極は負極に限定されず、正極板21に適用してもよい。
実施形態1では、積層型の極板群20を例に説明したが、巻回型の極板でもよい。
○実施形態1では、接着剤は塗工工程で塗布し、実施形態2ではローラ転写したが、ノズルで噴射するものや、シート状の接着剤を貼り付けるようにしてもよい。
○実施形態1では、レーザ加工機で、非接着開口部2や管部3を形成したが、金型加工や、イオンエッチング、パンチプレス、ドリル加工等、その方法は限定されない。
○図7に示すフローチャートは一例であり、その工程を付加し、削除し、順序を変えても実施できる。
○明細書に記載された実施形態や変形例は、相互に組わせて実施することができる。
○実施形態は本発明の実施の一例であり、特許請求の範囲を逸脱しない限り、当業者であれば、その構成を付加し、削除し、又は変更して実施できることは言うまでもない。
2…非接着開口部
3…管部
4…接着部
5…間隙
20…極板群
21…正極板
22…負極板
22a…負極芯材
22b…負極合材層
22c…負極タブ
22R…負極板ロール
23…セパレータ
23a…セパレータ基材層
23b…接着層
23R…セパレータロール
30…ローラプレス
a…(非接着開口部2の)直径
b…(非接着開口部2の)間隔
c…(管部3の)深さ
d…(非接着開口部2の)深さ

Claims (8)

  1. 極板表面側に形成された凹部である非接着開口部と、当該非接着開口部内において、前記非接着開口部より極板法線方向に深く形成された管部と、極板表面側の前記非接着開口部を除く部分に形成された平坦な接着部とを有する極板と、
    当該極板表面側の前記接着部に接着されるセパレータと、
    を有する電極群と、
    電解液とを備え
    前記非接着開口部が、前記セパレータとは接触しない間隙を有したことを特徴とする非水二次電池。
  2. 前記非接着開口部は、端部から中央部に向かって、極板法線方向に深くなるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の非水二次電池。
  3. 前記管部は、極板法線方向に深くなるに従い、その極板法線方向に直交する断面積が小さくなるように形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の非水二次電池。
  4. 前記非接着開口部は、極板法線方向から見て、同一形状の前記非接着開口部が等間隔に配置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の非水二次電池。
  5. 前記非接着開口部は、その輪郭が極板法線方向から見て円形に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の非水二次電池。
  6. 請求項1~5のいずれか一項に記載の非水二次電池の製造方法であって、
    前記非接着開口部と前記管部とをレーザ照射加工により形成する工程を含むことを特徴とする非水二次電池の製造方法。
  7. 請求項1~5のいずれか一項に記載の非水二次電池の製造方法であって、
    前記セパレータの接着部に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、
    前記極板を前記接着部に接着する接着工程とを備えた非水二次電池の製造方法。
  8. 請求項1~5のいずれか一項に記載の非水二次電池の製造方法であって、
    前記極板表面側の前記非接着開口部を除く平坦な接着部に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、
    前記セパレータを前記接着部に接着する接着工程とを備えた非水二次電池の製造方法。
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