JP7278092B2 - 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、撮像装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、撮像装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、撮像装置の制御方法、及びプログラムに関する。
ビデオカメラなどの撮像装置は、撮影時に撮像センサによって撮像された生の画像データ(RAW画像)に対して現像処理を行うことができる。具体的には、撮像装置は、RAW画像に対してディベイヤー処理(デモザイク処理)を行い、RAW画像を輝度と色差から成る信号に変換する。また、撮像装置は、各信号についてノイズ低減、光学的な歪補正、画像の適正化などの処理を行う。そして、撮像装置は、輝度信号及び色差信号を圧縮符号化してから記録媒体に記録する。
ノイズ低減処理に関して、特許文献1は、フレーム画像を取得し、フレーム画像の明暗ヒストグラム分布を解析し、明暗分布情報に基づいたノイズ低減処理を施すことを提案している。
一方で、RAW形式の動画像データ(以下、RAW動画と記載)を記録できる撮像装置も存在する。RAW動画は、記録に必要なデータ量が膨大になるが、オリジナル画像に対する補正や劣化を最低限に抑えられ、撮影後に編集できる利点があるので、シネマ業界などにおいて広く使われている。RAW動画を記録する撮像装置では、RAW動画と共に現像パラメータを各フレームに関連付けて記録しておき、再生時に現像パラメータを用いてRAW動画の現像・再生をすることが知られている。記録しておく現像パラメータとしては、RAW動画撮影時に、画角確認などを目的としたモニタリング用映像生成に使用する現像パラメータや、RAW動画と同時に記録されるプロキシ記録映像用の現像パラメータなどが使用される。また、ノイズ低減処理や、輪郭強調、ホワイトバランスなどのための、各種画像処理パラメータも記録される場合がある。記録されたRAW動画は、例えばPCに取り込まれ、各種現像アプリケーションを用いて現像処理が行われる。
特開2010-258996号公報
現像アプリケーションのノイズ低減処理方式と、撮像装置のノイズ低減処理方式とが異なる場合、記録しておいたノイズ低減処理のためのパラメータ(ノイズ低減処理情報)を画像再生時に使用できないという課題があった。例えば、撮像装置のノイズ低減処理方式が、フレーム参照型の所謂時間方向のノイズ低減処理方式であり、現像アプリケーションのノイズ低減処理方式が所謂空間フィルタ型のノイズ低減処理方式である場合がある。このような場合に、記録しておいたノイズ低減処理のためのパラメータを画像再生時に使用することができない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、特定のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定するノイズ低減処理情報を、異なるノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を実行する際に活用できるようにする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、画像と、外部装置が画像に対して適用可能な第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定する第1NR情報と、前記第1NR情報に従った前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理が適用されていない前記画像と、を取得する取得手段と、前記第1NR情報に基づいて、前記第1のノイズ低減処理方式とは異なる第2のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定する第2NR情報を生成する生成手段と、前記第1NR情報に従った前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理が適用されていない前記画像に対して、前記第2NR情報に従って前記第2のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を適用するノイズ低減手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置を提供する。
本発明によれば、特定のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定するノイズ低減処理情報を、異なるノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を実行する際に活用することが可能となる。
なお、本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面及び以下の発明を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。
デジタルビデオカメラ100の内部構成を示すブロック図。 画像再生装置200の内部構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る、画像処理部24及びシステム制御部50の詳細な構成を示す図。 第1の実施形態に係る、メタデータが付加されたRAW動画の概念図。 画像再生装置200が実行するNR情報設定処理のフローチャート。 RAW動画及びメタデータ(第1NR情報)と、第2NR情報及び再生動画との関係を示す図。 第2の実施形態に係る、画像処理部24及びシステム制御部50の詳細な構成を示す図。 デジタルビデオカメラ100が実行するNR情報記録処理のフローチャート。 第2の実施形態に係る、メタデータが付加されたRAW動画の概念図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、撮像装置の一例であるデジタルビデオカメラ100の内部構成を示すブロック図である。図1において、撮影レンズ103は、ズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群であり、被写体像を結像させる。絞り101は、光量調整に使用する絞りである。NDフィルタ104は、減光用に使用するフィルタである。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。また、撮像部22は、電子シャッターによる蓄積の制御や、アナログゲイン、読み出し速度の変更などの機能も備える。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア102は、デジタルビデオカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ103、絞り101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
本実施形態では、デジタルビデオカメラ100がRAW動画を記録する場合を例に説明を行う。画像処理部24は、モニタリング用映像生成のため、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対して色変換処理、ガンマ補正、ノイズ低減処理、デジタルゲインの付加等の処理を行う。一方、画像処理部24は、記録映像であるRAW動画には処理を行わない。また、画像処理部24は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、演算結果をシステム制御部50に送信する。システム制御部50は、送信された演算結果に基づいて、露出制御、測距制御、ホワイトバランス制御等を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理等が行われる。画像処理部24の詳細は後述する。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって撮像されA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定時間の動画像及び音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。また、メモリ32は、画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。
D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、表示部28は電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示を行うことができる。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROMである。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、システム制御部50が各種処理を実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルビデオカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、各種処理を実現する。システムメモリ52は、例えばRAMである。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。また、システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。モード切替スイッチ60、録画スイッチ61、操作部70は、システム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作部材である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを、動画記録モード、静止画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。動画記録モードや静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60で、動画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ60で動画撮影モードに一旦切り換えた後に、動画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。録画スイッチ61は、撮影待機状態と撮影状態とを切り替える。システム制御部50は、録画スイッチ61が操作されたこと応じて、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体90への動画データの書き込みまでの一連の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右4方向の十字キーやSETボタンを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
電源制御部80は、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体90を含む各部へ供給する。電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Liイオン電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体90、又は外部出力機器とのインタフェースである。図1では、記録媒体90との接続時の状態を示している。記録媒体90は、撮影されたRAW動画を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
次に、図3を参照して、画像処理部24及びシステム制御部50の処理の詳細について説明する。なお、画像処理部24は、システム制御部50を通じて、絞り、ND情報、シャッター速度などの露出パラメータを含めた、デジタルビデオカメラ100内部の各種情報を取得可能である。
第1NR部301は、モニタリング用映像に対して、時間方向のノイズ低減処理である巡回型ノイズ低減処理を行う。
第1NR情報生成部302は、第1NR部301が実行するノイズ低減処理を規定する巡回係数などのパラメータ(第1NR情報)を生成し、生成したパラメータを第1NR部301に設定する。巡回型ノイズ低減処理の強度は、巡回係数で表されることが一般に知られている。巡回係数は、フレーム間差分の影響を除去する程度を示す数値であり、数値が高いほどノイズ低減効果が高い(ノイズ低減の強度が強い)ことを表す。例えば、第1NR情報生成部302は、予めノイズ低減処理の強度に応じた複数のパラメータを保持しており、フレーム間の信号レベルの差、あるいは、操作部70を介して行われた強度設定に応じて、第1NR情報を生成する。
メタデータ生成部304は、RAW動画に付加するメタデータを生成する。メタデータは、第1NR情報及び各種現像パラメータを含む。メタデータを生成する際に、メタデータ生成部304は、第1NR部301が実行するノイズ低減処理の種類を示す情報を第1NR情報に追加する。加算器305は、画像処理部24に入力されたRAW動画に、メタデータ生成部304で生成されたメタデータを付加する。
なお、第1NR部301が実行するノイズ低減処理の種類(ノイズ低減処理方式)は、巡回型ノイズ低減処理(巡回型のノイズ低減処理方式)に限定されない。第1NR情報の具体的な内容は、第1NR部301が実行するノイズ低減処理の種類に応じて変化するが、例えば、種類、処理順序、及び各種設定値などの、ノイズ低減処理の内容を特定可能な情報を含む。
図4は、メタデータが付加されたRAW動画の概念図である。RAW動画401は、3フレーム分の画像(フレーム1~3)で構成されている。メタデータ402は、フレーム毎に、適用されたノイズ低減処理のパラメータを含む。以下の説明においては、R1は、巡回係数2を示し、R2は巡回係数4を示すものとする。前述の通り、ノイズ低減処理の強度は、フレーム間の信号レベルの差に基づいて、あるいは、操作部70を介して設定され、設定された強度に応じたパラメータがフレーム毎に記録される。
次に、図2を参照して、画像処理装置の一例である画像再生装置200について説明する。図2は、画像再生装置200の内部構成を示すブロック図である。映像データ201は、再生対象のRAW動画を含む。画像再生装置200は、例えば前述した記録媒体90(図1)などから、デジタルビデオカメラ100が撮影したRAW動画を含む映像データ201を取得することができる。メタデータ202は、前述したメタデータ生成部304(図2)により生成されたメタデータである。
画像処理部203は、現像処理部204及び第2NR部205を含み、RAW動画に対してノイズ低減処理を含む各種画質処理を施す。一般的には、ホワイトバランス制御やシャープネス制御なども画像処理部203で行われるが、本実施形態の説明には不要のため、ホワイトバランス制御やシャープネス制御などのための構成については図示を省略している。現像処理部204は、RAW動画に対して現像処理を行う。例えば、現像処理部204は、RAW動画に対してディベイヤー処理を行い、輝度と色差から成る所謂YUV信号などの所定の映像信号形式へとRAW動画を変換する。第2NR部205は、現像処理された映像に対して、空間フィルタ型のノイズ低減処理であるイプシロンフィルタ処理を行う。イプシロンフィルタの強度は、着目画素に対する周囲画素領域、周囲画素の加重割合を高めることが一般的である。しかしながら、本実施形態では説明を簡潔にするため、3×3画素、5×5画素のように参照画素の範囲を広げることでノイズ低減効果を強くする構成を例に説明を行う。
なお、第2NR部205が実行するノイズ低減処理の種類(ノイズ低減処理方式)は、イプシロンフィルタ処理に限定されない。ノイズ低減処理の種類としては、メディアンフィルタ処理、ガウシアンフィルタ処理などの様々な種類が存在するが、第1NR部301と第2NR部205とでノイズ低減処理の種類が異なればよく、本実施形態は特定の種類に限定されるものではない。例えば、第2NR部205は、巡回型のノイズ低減処理方式と空間フィルタ型のノイズ低減処理方式とのうちの一方を使用し、第1NR部301は、巡回型のノイズ低減処理方式と空間フィルタ型のノイズ低減処理方式とのうちの他方を使用する。
また、本実施形態では再生対象の画像がRAW動画である場合を例に説明を行うが、再生対象の画像はRAW動画に限定されない。例えば、再生対象の画像は、現像処理済みの動画であってもよい。この場合、現像処理部204における現像処理は行われない。また、再生対象の画像は、RAW静止画であってもよいし、現像処理済みの静止画であってもよい。撮影時と再生時とでノイズ低減処理の種類や強度設定を変更する必要のある任意の状況に対して、本実施形態の技術を適用することができる。
メタデータ取得部206は、映像データ201の各フレームに関連付けられたメタデータ202を取得する。第1NR情報判定部207は、メタデータ202に基づいて、RAW動画の撮影時にデジタルビデオカメラ100が行ったノイズ低減処理に関する情報(第1NR情報)を判定する。なお、再生対象のRAW動画には、ノイズ低減処理は施されていない。RAW動画の撮影時にデジタルビデオカメラ100が行ったノイズ低減処理とは、RAW動画の撮影時にモニタリング用映像を生成するために行われたノイズ低減処理を指す。
第2NR情報生成部208は、第1NR情報に基づいて、第2NR部205が利用可能な、空間フィルタ型のノイズ低減処理のためのノイズ低減処理情報(第2NR情報)を生成する。
制御部209は、不図示のROM及びRAMを含み、RAMをワークメモリとして用いてROMに格納されたプログラムを実行することにより、画像再生装置200の各部を制御する。
次に、図5を参照して、画像再生装置200が実行するNR情報設定処理について説明する。画像再生装置200に映像データ201及びメタデータ202が入力されると、画像再生装置200は、フレーム毎に本フローチャートの処理を実行する。
S501で、メタデータ取得部206は、メタデータ202を取得して第1NR情報判定部207へ出力する。
S502で、第1NR情報判定部207は、メタデータ202から第1NR情報を取得可能であるか否かを判定する。第1NR情報判定部207は、メタデータ202が第1NR情報を含む場合に、メタデータ202から第1NR情報を取得可能であると判定する。なお、メタデータ202が第1NR情報を含まない場合であっても、メタデータ202に含まれる何らかの情報から第1NR情報を導出できる場合がある。この場合も、第1NR情報判定部207は、メタデータ202から第1NR情報を取得可能であると判定する。第1NR情報の導出を可能にする情報は、例えば、ISO感度などのカメラ設定や、被写体の輝度情報などである。例えば、第1NR情報判定部207は、カメラ設定や輝度情報などの内容とノイズ低減処理の内容とを関連付けるテーブルデータを保持しており、テーブルデータを参照することにより、カメラ設定や輝度情報などから第1NR情報を導出する。メタデータ202から第1NR情報を取得可能であると判定された場合、処理はS504に進み、そうでない場合、処理はS503に進む。
S503で、第1NR情報判定部207は、第2NR情報生成部208を介して、第2NR部205のノイズ低減処理をOFFに設定する。
S504で、第1NR情報判定部207は、第1NR情報を第2NR情報生成部208へ出力し、第2NR情報生成部208は、第1NR情報の変換が必要であるか否かを判定する。第2NR情報生成部208は、第1NR情報に対応するノイズ低減処理の種類が第2NR部205が実行するノイズ低減処理の種類と異なる場合に、第1NR情報の変換が必要であると判定する。また、第2NR情報生成部208は、第1NR情報に対応するノイズ低減処理の種類が第2NR部205が実行するノイズ低減処理の種類と等しい場合に、第1NR情報の変換が不要であると判定する。第1NR情報の変換が不要な場合、処理はS505に進み、第1NR情報の変換が必要な場合、処理はS506に進む。
S505で、第1NR情報判定部207は、第1NR情報を第2NR部205に設定する。これにより、RAW動画の撮影時にデジタルビデオカメラ100においてモニタリング用映像に対して行われたものと同じノイズ低減処理が、第2NR部205において実行される。
S506で、第2NR情報生成部208は、第1NR情報に基づいて、第2NR部205が実行するノイズ低減処理のためのノイズ低減処理情報(第2NR情報)を生成する。前述の通り、本実施形態では、第1NR部301が巡回型ノイズ低減処理を実行し、第2NR部205がイプシロンフィルタ処理を実行する場合を例に説明を行う。第2NR情報生成部208は、巡回型ノイズ低減処理の設定値をイプシロンフィルタ処理の設定値に変換することにより、第2NR情報を生成する。設定値変換のために、第2NR情報生成部208は、例えば、ノイズ低減効果が近く弊害が許容可能な設定値間の関連付けを規定するテーブルデータを予め保持する。一般に、巡回型ノイズ低減処理は動画の残像が弊害となり、空間フィルタ型のノイズ低減処理は解像度低下が弊害となる。そのため、用意するテーブルデータは事前に映像確認するなどして決定しておく。例えば、第2NR情報生成部208は、R1(弱:巡回係数2)→P1(弱:3×3画素)、R2(強:巡回係数4)→P2(強:5×5画素)のようなテーブルデータを保持しているものとする。
S507で、第2NR情報生成部208は、生成した第2NR情報を第2NR部205に設定する。これにより、RAW動画の撮影時にデジタルビデオカメラ100においてモニタリング用映像に対して行われたノイズ低減処理の効果に近いノイズ低減効果が、画像再生装置200の再生動画においても得られる。
なお、ここでは、第2NR部205による第2NR情報に従ったノイズ低減処理の効果が第1NR部301による第1NR情報に従ったノイズ低減処理の効果に近づくように、第2NR情報を生成する構成について説明した。しかしながら、本実施形態において、第2NR部205による第2NR情報に従ったノイズ低減処理の効果を第1NR部301による第1NR情報に従ったノイズ低減処理の効果に近づけることは、必須ではない。どのような形であれ、第1NR情報に基づいて第2NR情報を生成する限り、第2NR部205によるノイズ低減処理を実行する際に第1NR情報を活用できるという効果が得られる。
また、本実施形態の説明においては、第1NR部301部が実際に第1NR情報に従ってノイズ低減処理を行うものとしている。しかしながら、第1NR部301部が第1NR情報に従ってノイズ低減処理を行うことは必須ではない。画像再生装置200が、デジタルビデオカメラ100のような外部装置が適用可能な特定のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定する第1NR情報に基づいて第2NR情報を生成するように構成されていれば、本実施形態の効果を得ることができる。
図6は、RAW動画及びメタデータ(第1NR情報)と、第2NR情報及び再生動画との関係を示す図である。第2NR情報603は、S506において生成された第2NR情報であり、前述の通り、P1は参照領域3×3画素のノイズ低減効果の弱い設定であり、P2は参照領域がP1より広い5×5画素のノイズ低減効果の強い設定である。前述の通り、フレーム毎に図5のフローチャートの処理が実行されるため、第2NR情報は各フレームについて強度設定のパラメータを含んでいる。再生動画604は、第2NR情報に従ってノイズ低減処理の施された再生フレームを含む。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、画像再生装置200は、デジタルビデオカメラ100がモニタリング用映像を生成するためにRAW動画に適用したノイズ低減処理を規定する第1NR情報を取得する。そして、画像再生装置200は、第1NR情報に基づいて、デジタルビデオカメラ100とは異なるノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定する第2NR情報を生成し、第2NR情報に従ってRAW動画に対してノイズ低減処理を適用する。これにより、特定のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定するノイズ低減処理情報を、異なるノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を実行する際に活用することが可能となる。
なお、本実施形態では、デジタルビデオカメラ100と画像再生装置200とが相互に異なる1つのノイズ低減処理方式に対応している場合を例に説明を行った。しかしながら、デジタルビデオカメラ100と画像再生装置200とが複数の同じノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を異なる順序で実行する場合にも、本実施形態の技術を適用可能である。例えば、デジタルビデオカメラ100が、イプシロンフィルタ処理、メディアンフィルタ処理の順にノイズ低減処理を行い、画像再生装置200が、メディアンフィルタ処理、イプシロンフィルタ処理の順でノイズ低減処理を行う場合が考えられる。このような場合、イプシロンフィルタ処理及びメディアンフィルタ処理を、その順序も含めて1つのノイズ低減処理方式として捉えれば、デジタルビデオカメラ100と画像再生装置200とでノイズ低減処理方式が異なると考えることができる。この場合、第1NR情報は、イプシロンフィルタ処理、メディアンフィルタ処理それぞれのパラメータを含む。画像再生装置200は、第1NR情報に基づいて、メディアンフィルタ処理、イプシロンフィルタ処理の順で実行する場合に適した、メディアンフィルタ処理、イプシロンフィルタ処理それぞれのパラメータを含む第2NR情報を生成すればよい。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、画像再生装置200が第1NR情報から第2NR情報を生成する構成について説明したが、第2の実施形態では、デジタルビデオカメラ100が第1NR情報から第2NR情報を生成する構成について説明する。第2の実施形態において、デジタルビデオカメラ100及び画像再生装置200の基本的な構成は第1の実施形態と同様である(図1及び図2参照)。以下、主に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図7は、第2の実施形態に係る、画像処理部24及びシステム制御部50の詳細な構成を示す図である。第2NR情報生成部703は、第1NR情報生成部302により生成された第1NR情報に基づいて、空間フィルタ型のノイズ低減処理であるイプシロンフィルタ処理のためのノイズ低減処理情報(第2NR情報)を生成する。第2NR情報生成部703が第2NR情報を生成する具体的な処理は、第1の実施形態において図5のS506を参照して説明した処理と同様である。但し、第2NR情報生成部703は、第2NR情報の使用を想定している画像再生装置(又は再生アプリケーションなど)の名称及びバージョン情報や、第2NR情報に対応するノイズ低減処理の種類を示す情報などを併せて生成して第2NR情報に含めてもよい。
メタデータ生成部704は、RAW動画に付加するメタデータを生成する。メタデータは、第1NR情報、第2NR情報、及び各種現像パラメータも含む。加算器705は、画像処理部24に入力されたRAW動画に、メタデータ生成部704で生成されたメタデータを付加する。
なお、第1の実施形態と同様、画像再生装置200による再生対象の画像はRAW動画に限定されない。例えば、再生対象の画像は、現像処理済みの動画であってもよい。また、再生対象の画像は、RAW静止画であってもよいし、現像処理済みの静止画であってもよい。撮影時と再生時とでノイズ低減処理の種類や強度設定を変更する必要のある任意の状況に対して、本実施形態の技術を適用することができる。
また、本実施形態では、記録するRAW動画のメタデータに第2NR情報を記録する場合を例に説明を行うが、第2NR情報の記録先はこれに限定されず、例えばSDI信号のアンシラリ信号領域へ付加する構成を採用してもよい。
また、本実施形態では、デジタルビデオカメラ100は、RAW動画を現像・再生することが可能な構成になっている。デジタルビデオカメラ100は、記録媒体90に格納されたRAW動画に対して画像処理部24で現像処理及びノイズ低減処理を施して、現像後の映像を出力することも可能な構成となっている。
図9は、メタデータが付加されたRAW動画の概念図である。RAW動画901は、3フレーム分の画像(フレーム1~3)で構成されている。メタデータ902は、フレーム毎に、適用されたノイズ低減処理のパラメータを含む。RAW動画901及びメタデータ902は、第1の実施形態において図4を参照して説明したRAW動画401及びメタデータ402と同様である。メタデータ903は、第2NR情報生成部703により生成された第2NR情報を含む。図9に示すように、メタデータ903(第2NR情報)は、フレーム毎に、イプシロンフィルタ処理のパラメータを含む。図9に示されるP1及びP2は、第1の実施形態において図6を参照して説明したP1及びP2と同様である。図9の例では、フレーム2のタイミングでノイズ低減処理を強める指示がなされ、記録されるパラメータの内容が変更されている。ノイズ低減処理を強める指示は、ユーザにより操作部70などを介して行われる。
次に、図8を参照して、デジタルビデオカメラ100が実行するNR情報記録処理について説明する。デジタルビデオカメラ100に対して動画記録指示が行われると、デジタルビデオカメラ100は、フレーム毎に本フローチャートの処理を実行する。
S801で、第1NR情報生成部302は、モニタリング用映像に適用されるノイズ低減処理の設定情報を取得する。取得される設定情報は、ユーザ指示に従って選択されるノイズリダクションメニューにおける「弱い」、「強い」などのメニュー設定値である。
S802で、第1NR情報生成部302は、メニュー設定値に応じて、モニタリング用映像に適用する巡回型フィルタの設定値である第1NR情報を生成する。第1NR情報生成部302は、メニュー設定値を、弱い→R1、強い→R2のように変換する。第1NR情報生成部302は、第1NR情報を、第2NR情報生成部703及びメタデータ生成部704へと出力する。
S803で、第2NR情報生成部703は、図5のS506と同様の処理により、第1NR情報に基づいて第2NR情報を生成する。第2NR情報生成部703は、生成した第2NR情報をメタデータ生成部704に出力する。なお、第2NR情報生成部703は、第2NR情報の使用を想定している画像再生装置(又は再生アプリケーションなど)の名称及びバージョン情報や、第2NR情報に対応するノイズ低減処理の種類を示す情報などを併せて生成して第2NR情報に含めてもよい。また、ノイズ低減処理機能を複数持つ画像再生装置により再生を想定している場合には、処理順序を判別可能な情報を第2NR情報に含めてもよい。これにより、特定の画像再生装置以外においても、ノイズ低減処理回路の種類、処理順序、各回路の設定値を考慮して、再生側のノイズ低減処理回路の設定値を決定することが可能となる。
S804で、メタデータ生成部704は、第1NR情報及び第2NR情報を含むメタデータを生成し、加算器705へ出力する。これにより、メタデータがRAW動画と共に記録媒体90に記録される。
以上の処理により、画像再生装置200がRAW動画を再生する際に、第2NR情報に従ってノイズ低減処理を行うことが可能になる。その結果、RAW動画の撮影時にデジタルビデオカメラ100においてモニタリング用映像に対して行われたノイズ低減処理の効果に近いノイズ低減効果が、画像再生装置200の再生動画においても得られる。
なお、第1の実施形態と同様、第2NR部205による第2NR情報に従ったノイズ低減処理の効果を第1NR部301による第1NR情報に従ったノイズ低減処理の効果に近づけることは、必須ではない。どのような形であれ、第1NR情報に基づいて第2NR情報を生成する限り、第2NR部205によるノイズ低減処理を実行する際に第1NR情報を活用できるという効果が得られる。
また、本実施形態の説明においては、第1NR部301部が実際に第1NR情報に従ってノイズ低減処理を行うものとしている。しかしながら、第1NR部301部が第1NR情報に従ってノイズ低減処理を行うことは必須ではない。デジタルビデオカメラ100が、第1NR情報に基づいて、画像再生装置200のような外部装置が適用可能な特定のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定する第2NR情報を生成するように構成されていれば、本実施形態の効果を得ることができる。
また、上の説明では、メタデータが第1NR情報及び第2NR情報を含むものとしたが、第1NR情報はメタデータに含まれなくてもよい。メタデータが第1NR情報を含む場合には、デジタルビデオカメラ100がRAW動画を再生する際に第1NR情報に従ってノイズ低減処理を行うことができる。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、デジタルビデオカメラ100は、モニタリング用映像を生成するためにRAW動画に適用するノイズ低減処理を規定する第1NR情報を生成する。そして、デジタルビデオカメラ100は、第1NR情報に基づいて、デジタルビデオカメラ100とは異なるノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定する第2NR情報を生成し、第2NR情報とRAW動画とを関連付けて記録する。これにより、特定のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定するノイズ低減処理情報を、異なるノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を実行する際に活用することが可能となる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
200…画像再生装置、203…画像処理部、204…現像処理部、205…第2NR部、206…メタデータ取得部、207…第1NR情報判定部、208…第2NR情報生成部、209…制御部

Claims (16)

  1. 部装置が画像に対して適用可能な第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定する第1NR情報と、前記第1NR情報に従った前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理が適用されていない前記画像と、を取得する取得手段と、
    前記第1NR情報に基づいて、前記第1のノイズ低減処理方式とは異なる第2のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定する第2NR情報を生成する生成手段と、
    前記第1NR情報に従った前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理が適用されていない前記画像に対して、前記第2NR情報に従って前記第2のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を適用するノイズ低減手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記生成手段は、前記第2NR情報に従った前記第2のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理の効果が前記第1NR情報に従った前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理の効果に近づくように、前記第2NR情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像は、複数のフレームを含む動画像であり、
    前記第1NR情報は、前記複数のフレームのそれぞれについて前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定し、
    前記生成手段は、前記複数のフレームのそれぞれについて前記第2のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定するように前記第2NR情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1のノイズ低減処理方式は、巡回型のノイズ低減処理方式と空間フィルタ型のノイズ低減処理方式とのうちの一方を含み、
    前記第2のノイズ低減処理方式は、前記巡回型のノイズ低減処理方式と前記空間フィルタ型のノイズ低減処理方式とのうちの他方を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2のノイズ低減処理方式は、前記第1のノイズ低減処理方式と同じ複数のノイズ低減処理を行うものであって、
    前記第1のノイズ低減処理方式と前記第2のノイズ低減処理方式とで、前記複数のノイズ低減処理を行う順序が異なる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記取得手段は、前記第1NR情報を含み前記画像に関連付けられたメタデータを取得する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 画像を生成する撮像手段と、
    第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定する第1NR情報を生成する第1の生成手段と、
    前記第1NR情報に基づいて、前記第1NR情報に従った前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理が適用されていない前記画像に対して外部装置が適用可能な、前記第1のノイズ低減処理方式とは異なる第2のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定する第2NR情報を生成する第2の生成手段と、
    前記第1NR情報に従って、前記画像に対して前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を適用することにより、第2の画像を生成するノイズ低減手段と、
    前記第2NR情報と、前記第1NR情報に従った前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理が適用されていない前記画像と、を関連付けて記録する記録手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  8. 前記第2の生成手段は、前記第2NR情報に従った前記第2のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理の効果が前記第1NR情報に従った前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理の効果に近づくように、前記第2NR情報を生成する
    ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記画像は、複数のフレームを含む動画像であり、
    前記第1の生成手段は、前記複数のフレームのそれぞれについて前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定するように前記第1NR情報を生成し、
    前記第2の生成手段は、前記複数のフレームのそれぞれについて前記第2のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定するように前記第2NR情報を生成する
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の撮像装置。
  10. 前記第1のノイズ低減処理方式は、巡回型のノイズ低減処理方式と空間フィルタ型のノイズ低減処理方式とのうちの一方を含み、
    前記第2のノイズ低減処理方式は、前記巡回型のノイズ低減処理方式と前記空間フィルタ型のノイズ低減処理方式とのうちの他方を含む
    ことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記第2のノイズ低減処理方式は、前記第1のノイズ低減処理方式と同じ複数のノイズ低減処理を行うものであって、
    前記第1のノイズ低減処理方式と前記第2のノイズ低減処理方式とで、前記複数のノイズ低減処理を行う順序が異なる
    ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記記録手段は、前記第1NR情報を前記画像に関連付けて記録する
    ことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 画像処理装置が実行する画像処理方法であって、
    部装置が画像に対して適用可能な第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定する第1NR情報と、前記第1NR情報に従った前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理が適用されていない前記画像と、を取得する取得工程と、
    前記第1NR情報に基づいて、前記第1のノイズ低減処理方式とは異なる第2のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定する第2NR情報を生成する生成工程と、
    前記第1NR情報に従った前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理が適用されていない前記画像に対して、前記第2NR情報に従って前記第2のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を適用するノイズ低減工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  14. 画像を生成する撮像手段を備える撮像装置の制御方法であって、
    第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定する第1NR情報を生成する第1の生成工程と、
    前記第1NR情報に基づいて、前記第1NR情報に従った前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理が適用されていない前記画像に対して外部装置が適用可能な、前記第1のノイズ低減処理方式とは異なる第2のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を規定する第2NR情報を生成する第2の生成工程と、
    前記第1NR情報に従って、前記画像に対して前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理を適用することにより、第2の画像を生成するノイズ低減工程と、
    前記第2NR情報と、前記第1NR情報に従った前記第1のノイズ低減処理方式によるノイズ低減処理が適用されていない前記画像と、を関連付けて記録する記録工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  15. コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  16. コンピュータを、請求項7乃至12のいずれか1項に記載の撮像装置の、撮像手段を除く各手段として機能させるためのプログラム。
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