JP7276693B2 - 鍵盤楽器 - Google Patents

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Description

本発明は、鍵盤楽器に関する。
従来から、ストラップを取り付けるためのストラップピンを備える鍵盤楽器が開示されている。該ストラップは、肩に掛けて鍵盤楽器を運搬等することができる。このストラップピンは、鍵盤楽器の側面や底面に設けられることがある。例えば、特許文献1に開示される鍵盤楽器は、楽器の側面にストラップピンが設けられる。
特表2003-528385号公報
鍵盤楽器の側面にストラップピンが設けられると、鍵盤楽器を机上に置いたときにストラップの幅方向が机上面と当接して鍵盤楽器の設置がガタつくことがある。また、鍵盤楽器の底面にストラップピンが設けられる場合には、机上面と当接する鍵盤楽器の底面の設置部材でストラップを机上面と挟み込んでしまうことがあった。このため、鍵盤楽器を机上に設置する際には、ストラップを取り外して使用せざるを得ないことがあった。
本発明は、ストラップを取り付けた状態であっても安定して机上等に設置することができる鍵盤楽器を提供することを目的とする。
本発明に係る鍵盤楽器は、上ケースと、ストラップピン固定部を有する凹部を有する下ケースと、を含む楽器ケースを備え、前記下ケースの内部には、ストラップピンを固定するための雌ねじ部と、前記上ケースと前記下ケースを互いに固定するための連結ボルト用座繰り部と、を含み、前記雌ねじ部は、複数の第1リブを有し、前記複数の第1リブは、何れも前記連結ボルト用座繰り部と直接接続していない、ことを特徴とする。
本発明によれば、ストラップを取り付けた状態であっても安定して机上等に設置することができる鍵盤楽器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る鍵盤楽器を前側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る鍵盤楽器の下面図である。 本発明の実施形態に係る鍵盤楽器の凹部周辺の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る鍵盤楽器の下ケースを上側から見た平面図である。 本発明の実施形態に係る鍵盤楽器を図4のV-V断面で見た場合における断面図である。 本発明の実施形態に係る鍵盤楽器にストラップを取り付けた際の状態を示す底面図であり、(a)はストラップが前側に位置する場合を示し、(b)はストラップが側方に位置する場合を示し、(c)はストラップが後側に位置する場合を示す。 本発明の実施形態に係る鍵盤楽器にストラップを取り付けて机上に設置した状態を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る鍵盤楽器の変形例を示す、下ケースを上側から見た平面図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1に示す鍵盤楽器10は、61鍵の鍵盤11と、楽器ケース20とを備える。なお、以下の説明においては、鍵盤11の鍵の前後方向FBにおける前を前側F、鍵の前後方向FBの後を後側Bとし、鍵盤11に向かって左を左側L、右を右側Rとする。鍵盤11の鍵の配列方向LRは、左右方向である。また、鍵盤楽器10の上下方向ULにおいて上を上側Up、下を下側Loとする。
楽器ケース20は、左右方向を長手方向とする略長矩形板状であり、上ケース21と下ケース22に分割される。上ケース21及び下ケース22は、それぞれ樹脂材料により形成される。楽器ケース20の内部には、基板や電源である電池等が収納される。
鍵盤楽器10は、楽器ケース20の後方上面に、各種設定等を行うことができる操作部12を備える。操作部12の左側L及び右側Rには、それぞれスピーカ部13a,13bが設けられる。スピーカ部13a,13bは、図示しないが、楽器ケース20の上面に複数の孔が開けられて、該孔に対応する楽器ケース20の内部にはスピーカが設けられる。なお、スピーカ部13a,13bは、布地が貼られている。
楽器ケース20の右前側の角部23及び左前側の角部24における下ケース22には、それぞれ下ケース22の下面22aから窪む凹部25が設けられる。図2に示すように、各凹部25は、各凹部25に近接する楽器ケース20の外周面側が開放された形状とされている。具体的には、図2のP部に示すように、右前側の角部23の凹部25は、凹部25に近接する楽器ケース20の外周面である右側面20b側及び前面20c側が開放される。そして、右前側の角部23の凹部25は、凹部25の底面25aから立設する壁部25b,25cが設けられる。壁部25bは、角部23の凹部25における左側面20a側に設けられる。壁部25cは、後面20d側に設けられる。
なお、左前側の角部24の凹部25は、右前側の角部23の凹部25と対称に形成される。従って、以下の説明では、右前側の角部23の凹部25について詳細に説明し、左前側の角部24の凹部25については、詳細な説明を省略する。
前後方向FBに長い壁部25bは、平面視において、楽器ケース20の前面20cと略垂直(換言すれば、左側面20a及び右側面20bと平行)に設けられる。左右方向(鍵の配列方向LR)に長い壁部25cは、平面視において、壁部25bの直角方向(換言すれば、前面20c及び後面20d)に対して、後面20d側に傾斜して設けられる。すなわち、凹部25の底面25aの前後方向FBの長さは、内側(壁部25b側)よりも外側(右側面20b側)の方が長い。本実施形態においては、前面20cに対して壁部25cが傾斜する角度は、約64度である。壁部25b,25cの交差部25dは、平面視において角R状とされている。
下ケース22の下面22aにおける凹部25の近傍である壁部25bの近傍には、設置部28が設けられる。設置部28は、机上に鍵盤楽器10を設置した時に、設置面である机上面と接する部位であり、ゴム等の弾性材料にて形成される。なお、設置部28は、凹部25の近傍の他、前後の中央部や、右側Rにおける後側Bの角部26及び左側Lの後側Bの角部27の近傍にも設けられる。また、下ケース22の下面22aには、後面20dの近傍である左右方向の略中央部に、凹状の把持部29が設けられる。
凹部25の底面25aには、ストラップピン251を固定するためのストラップピン固定部250と連結ボルト260が設けられる。凹部25に配置された連結ボルト260は、上ケース21と下ケース22とを連結する複数の連結部材のうちの一つである。具体的には、凹部25の連結ボルト260の他、楽器ケース20の前側Fに前面20c側に沿って5本の連結ボルト270が設けられ、後側Bに後面20dに沿って4本の連結ボルト280が設けられる。左側L及び右側Rには、左側面20a、右側面20bに沿って、それぞれ2本の連結ボルト260,290が設けられる。連結ボルト290は後側Bの角部26,27の近傍に配置される。左側L及び右側Rにおける前側Fと後側Bとに配置される各2本の連結ボルト260,290の配列方向は、左右方向に並べて配置される前側F及び後側Bの各複数の連結ボルト270,280の配列方向と直交する。
凹部25に設けられる連結ボルト260は、凹部25の壁部25b,25cが交差する交差部25d近傍に設けられる。図2のP部及び図5にも示すように、連結ボルト260は、凹部25の底面25aから楽器ケース20の内部に向けて深くボス状とされた連結ボルト用座繰り部261に設けられる。連結ボルト260は、上ケース21の内面において連結ボルト用座繰り部261に対応してボス状に設けられる雌ねじ部262に螺合する。連結ボルト用座繰り部261のボス状の上面には、ボス状の雌ねじ部262との接合時に雌ねじ部262をガイドするよう、すり鉢状とされる円環状ガイド部261aが設けられる。
ストラップピン固定部250は、図2のP部や図3に示すように、楽器ケース20に対し、連結ボルト260よりも外側に配置される。具体的には、凹部25の底面25aの縁部近傍であって、右側面20bと前面20cが交差する部位の近傍(すなわち、角部23の縁部近傍)に設けられる。
図3に示すように、ストラップピン固定部250には、ストラップピン251が取付用のボルト252により固定される。ストラップピン251は、円錐状の頂部を楽器ケース20側に向けた円錐状部251aと、円錐状部251aの頂部側に接続する略円筒状の接続部251bと、接続部251bと接続して所定厚みを有する円板状の座部251cとを備える。ストラップピン251は、ストラップピン251の軸方向に貫通する貫通孔251dが設けられる。
凹部25の底面25aには、ストラップピン251の座部251cが配置される平面視円形のストラップピン用座繰り部253が設けられる。図5に示すように、ストラップピン用座繰り部253に対応する下ケース22の内部には、ストラップピン用座繰り部253と同軸に雌ねじ部254が設けられる。後述するが、雌ねじ部254は、下ケース22の内部ではボス状に設けられる。ピン部材251の取付用のボルト252は、ピン部材251の貫通孔251dに挿通して雌ねじ部254と螺合する。
図4及び一部は図5に示すように、下ケース22の内部において、ボス状の雌ねじ部254は、複数の第1リブ255を有する。本実施形態においては、8枚の第1リブ255-1~255-8が雌ねじ部254周りに放射状に設けられる。複数の第1リブ255のうち、第1リブ255-1~255-4は、下ケース22の外周縁に立設する外周壁部22bと接続する。すなわち、外周壁部22bから近い第1リブ255-1~255-4は、直接、外周壁部22bと接続する。
外周壁部22bから遠い第1リブ255-5~255-8のうち、第1リブ255-5,255-7は、下ケース22内部の何れの立設物(リブ等)とも接続していない。外周壁部22bから遠い第1リブ255-5~255-8のうち、下ケース22の内側である左側L方向に延びる第1リブ255-6は、後述する筒状部220と接続する。外周壁部22bから遠い第1リブ255-5~255-8のうち、下ケース22の内側である後側B方向に延びる第1リブ255-8は、右側面20b側から下ケース22の内側である左側L方向に延びて前側F方向に屈曲するリブ221と接続する。外周壁部22bから遠い第1リブ255-5~255-8は、何れも連結ボルト用座繰り部261とは直接接続しない。
また、連結ボルト用座繰り部261は、第2リブ263を有する。第2リブ263は、連結ボルト用座繰り部261の前側F側に配置される。第2リブ263は、両端が連結ボルト用座繰り部261と接続する円弧状リブ263aと、円弧状リブ263aと接続する直線状リブ263bとを有する。直線状リブ263bは、筒状部220と接続する。
なお、筒状部220は、図8に示すように省略することもできる。この場合には、筒状部220と接続していた第1リブ255-6は、下ケース22の内部の何れの立設物(リブ等)と接続しない。
鍵盤楽器10のストラップピン固定部250のストラップピン251には、図6(a)~(c)及び図7に示すように、ストラップ100を取り付けることができる。ここで、ストラップ100は、公知のストラップ100を使用することができる。公知のストラップ100には、端部にスリットが形成されて、ストラップピン251を挿通させることができる。ストラップピン251に取り付けたストラップ100のスリットは、ストラップピン251における接続部251bと回動自在に係合する。
図6(a)~(c)を参照する。例えばストラップ100を肩にかけて鍵盤楽器10を運搬する場合には、図6(a)に示すようにストラップ100は前方に延びている。鍵盤楽器10を机上に置いたときには、図6(b)に示すように、ストラップ100を左右の何れかに寄せて(図6(b)では左側Lに寄せている)、ストラップ100を左又は右方向に延びる方向としたり、図6(c)に示すように、ストラップ100を後方に回したりすることができる。
図6(c)に示すように、ストラップ100を後方に回した際には、凹部25の壁部25cが傾斜して設けられるので、ストラップ100を楽器ケース20に干渉せずに後方に回すことができる。また、下ケース22の左側L及び右側Rの下縁部は、正面視において凹円弧状に面取される面取部22c(図7も参照)が設けられるので、ストラップ100と楽器ケース20(下ケース22)との干渉が回避されている。
また、図7に示すように、ストラップピン固定部250のストラップピン251は、凹部25の底面25aからストラップピン251先端までの高さH1が、底面25aから机上面D1までの高さ、すなわち、底面25aから設置部28の当接面である楽器ケース20の最下面までの高さH2よりも小さくなるよう設けられる。従って、鍵盤楽器10を机上に設置した場合であっても、ストラップ100を鍵盤楽器10の下面(下ケース22の下面22a)と机上面D1とで挟んで鍵盤楽器10をガタつかせたり、これを防止するためストラップ100を取り外したりすることなく鍵盤楽器10を使用することができる。なお、ストラップピン251は、ストラップ100を取り付け易くするため、下ケース22の下面22aよりも突出している。
また、ストラップ100を肩にかけて鍵盤楽器10を運搬等する場合には、ストラップピン251に鍵盤楽器10の荷重が掛かる。すなわち、図5に示すストラップピン固定部250のボルト252と螺合する雌ねじ部254にせん断荷重が掛かる。このせん断荷重に対しては、図4に示す下ケース22の外周壁部22bと接続する第1リブ255-1~255-4がボス状の雌ねじ部254を支持する。更にこの場合、図3に示すストラップピン用座繰り部253の外周壁部253aと、ストラップピン251の座部251cの側面251c1とが当接して、ボルト252や雌ねじ部254に掛かるせん断荷重を緩和する。
また、鍵盤楽器10が落下等してストラップピン251に衝撃力が加えられた場合には、図4に示す第1リブ255-5~255-8が雌ねじ部254を支持する。このとき、第1リブ255-5~255-8は、下ケース22における他の立設物、特に、同じ凹部25に設けられる連結ボルト用座繰り部261と接続していないため、ストラップピン251に加えられた衝撃力が連結ボルト用座繰り部261に伝搬してしまうことが低減される。
また、鍵盤楽器10が落下等してストラップピン251に衝撃力が加えられた場合に、当該衝撃力が下ケース22の構造物を伝って連結ボルト用座繰り部261に伝搬しても、第2リブ263が二股状に連結ボルト用座繰り部261と接続されるので、第2リブ263(円弧状リブ263a)と連結ボルト用座繰り部261との接続部における応力集中が緩和される。
以上、本発明の実施形態によれば、鍵盤楽器10は、上ケース21と、左側面20a(又は右側面20b)及び前面20cである外周面側が開放された凹部25が設けられる下ケース22と、を含む楽器ケース20を備えて、凹部25にはストラップピン固定部250が配置されている。
これにより、ストラップピン固定部250にストラップピン251を取り付けて、このストラップピン251にストラップ100を取り付けた状態で鍵盤楽器10を机上等に載置しても、鍵盤楽器10でストラップ100を挟んでしまうことがなく、安定して鍵盤楽器10を載置することができる。
また、下ケース22の下面22aにおける凹部25の近傍には、設置部28が設けられる。これにより、ストラップ固定部250に取り付けたストラップピン251の先端と接地面との距離を確実に確保することができる。
また、鍵盤楽器10は、上ケース21と下ケース22を固定している連結部材である連結ボルト260,270,280,290と、を備え、凹部25には連結ボルト260が配置されている。これにより、連結ボルト260,270,280,290の前後、左右の配置を均等にすることができる。
また、凹部25の前後方向FBの長さは、内側より外側の方が長い。これにより、凹部25は、壁部25bに対して左右方向の壁部25cを傾斜させることができ、ストラップ100の回動範囲を大きくすることができる。
また、ストラップピン固定部250は、ストラップピン用座繰り部253を含む。これにより、ストラップピン用座繰り部253の外周壁部253aと、ストラップピン固定部250に取り付けたストラップピン251の座部251cの側面251c1とを当接させることができる。すると、ストラップピン固定部250に掛かる静荷重(ストラップ100により鍵盤楽器10を肩に掛けたときに生じる荷重)を、より確実に支持することができる。
また、下ケース22の内部には、ストラップピン251をねじ止めするための雌ねじ部254がボス状に設けられ、雌ねじ部254は複数の第1リブ255-1~255-8を有し、連結ボルト用座繰り部261は、下ケース22の内部ではボス状に設けられ、第1リブ255-1~255-8は、何れも連結ボルト用座繰り部261と直接接続しない。これにより、鍵盤楽器10の落下の際にストラップピン251が床面と激突しても、その衝撃が連結ボルト用座繰り部261に影響することを低減する。
また、連結ボルト用座繰り部261は、下ケース22の内部において第2リブを有し263を有し、第2リブ263は、両端部が連結ボルト用座繰り部261に接続された円弧状リブ263aと、直線状リブ263bとを有する。これにより、第2リブが連結ボルト用座繰り部261と直接接続する部分の応力集中を緩和することができる。
また、凹部25は、楽器ケース20の鍵盤11側(すなわち前側F)の2箇所の角部23,24に設けられる。これにより、ストラップ100を肩に掛けた際に、落下時に破損し易い鍵盤11側を上側にして鍵盤楽器10を運搬することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]上ケースと、外周面側が開放された凹部を有する下ケースと、を含む楽器ケースを備え、
前記凹部に、ストラップピン固定部が配置されている鍵盤楽器。
[2]前記下ケースの前記凹部近傍に、設置部が設けられている前記[1]に記載の鍵盤楽器。
[3]前記上ケースと前記下ケースを固定している連結部材と、
を備え、
前記凹部に、前記連結部材が配置されている前記[1]又は前記[2]に記載の鍵盤楽器。
[4]前記凹部の前後方向の長さは、内側より外側の方が長い、前記[1]乃至前記[3]の何れかに記載の鍵盤楽器。
[5]前記ストラップピン固定部は、ストラップピン用座繰り部を含む、前記[1]乃至前記[4]の何れかに記載の鍵盤楽器。
[6]前記下ケースの内部には、前記ストラップピン固定部をねじ止めするための雌ねじ部がボス状に設けられ、
前記雌ねじ部は、複数の第1リブを有し、
前記上ケースと前記下ケースを固定している連結部材が配置されている連結ボルト用座繰り部は、前記下ケースの内部ではボス状に設けられ、
複数の前記第1リブは、何れも前記連結ボルト用座繰り部と直接接続していない前記[1]乃至前記[5]の何れかに記載の鍵盤楽器。
[7]前記連結ボルト用座繰り部は、前記下ケースの内部において第2リブを有し、
前記第2リブは、両端部が前記連結ボルト用座繰り部に接続された円弧状リブと、該円弧状リブから延設される直線状リブと、を有する前記[6]に記載の鍵盤楽器。
[8]前記凹部は、長矩形板状に形成される前記楽器ケースの鍵盤側の2箇所の角部に設けられている前記[1]乃至前記[8]の何れかに記載の鍵盤楽器。
10 鍵盤楽器 11 鍵盤
12 操作部 13a スピーカ部
13b スピーカ部 20 楽器ケース
20a 左側面 20b 右側面
20c 前面 20d 後面
21 上ケース 22 下ケース
22a 下面 22b 外周壁部
22c 面取部 23 角部
24 角部 25 凹部
25a 底面 25b 壁部
25c 壁部 25d 交差部
26 角部 27 角部
28 設置部 29 把持部
100 ストラップ 220 筒状部
221 リブ 250 ストラップピン固定部
251 ストラップピン
251a 円錐状部 251b 接続部
251c 座部 251c1 側面
251d 貫通孔 252 ボルト
253 ストラップピン用座繰り部
253a 外周壁部 254 雌ねじ部
255 第1リブ 255-1 第1リブ
255-5 第1リブ 255-6 第1リブ
255-8 第1リブ 260 連結ボルト
261 連結ボルト用座繰り部 261a 円環状ガイド部
262 雌ねじ部 263 第2リブ
263a 円弧状リブ 263b 直線状リブ
270 連結ボルト 280 連結ボルト
290 連結ボルト
B 後側 D1 机上面
F 前側 FB 鍵の前後方向
L 左側
LR 鍵の配列方向 Lo 下側
R 右側 UL 上下方向
Up 上側

Claims (7)

  1. 上ケースと、ストラップピン固定部を有する凹部を有する下ケースと、を含む楽器ケースを備え、
    前記下ケースの内部には、ストラップピンを固定するための雌ねじ部と、前記上ケースと前記下ケースを互いに固定するための連結ボルト用座繰り部と、を含み、
    前記雌ねじ部は、複数の第1リブを有し、
    前記複数の第1リブは、何れも前記連結ボルト用座繰り部と直接接続していない、
    ことを特徴とする鍵盤楽器。
  2. 前記下ケースの前記凹部近傍に、設置部が設けられている請求項1に記載の鍵盤楽器。
  3. 前記上ケースと前記下ケースを固定している連結部材と、
    を備え、
    前記凹部に、前記連結部材が配置されている請求項1又は請求項2に記載の鍵盤楽器。
  4. 前記凹部の前後方向の長さは、鍵盤の中央方向の内側より外側の方が長い、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の鍵盤楽器。
  5. 前記ストラップピン固定部は、ストラップピン用座繰り部を含む、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の鍵盤楽器。
  6. 前記連結ボルト用座繰り部は、前記下ケースの内部において第2リブを有し、
    前記第2リブは、両端部が前記連結ボルト用座繰り部に接続された円弧状リブと、該円弧状リブから延設される直線状リブと、を有する請求項1乃至請求項5の何れかに記載の鍵盤楽器。
  7. 前記凹部は、長矩形板状に形成される前記楽器ケースの鍵盤側の2箇所の角部に設けられている請求項1乃至請求項6の何れかに記載の鍵盤楽器。
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