JP7271445B2 - ゴム組成物及びタイヤ - Google Patents
ゴム組成物及びタイヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7271445B2 JP7271445B2 JP2019570762A JP2019570762A JP7271445B2 JP 7271445 B2 JP7271445 B2 JP 7271445B2 JP 2019570762 A JP2019570762 A JP 2019570762A JP 2019570762 A JP2019570762 A JP 2019570762A JP 7271445 B2 JP7271445 B2 JP 7271445B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber composition
- hydroxy
- rubber
- composition according
- compound represented
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C1/00—Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/02—Elements
- C08K3/04—Carbon
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/09—Carboxylic acids; Metal salts thereof; Anhydrides thereof
- C08K5/098—Metal salts of carboxylic acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/22—Compounds containing nitrogen bound to another nitrogen atom
- C08K5/24—Derivatives of hydrazine
- C08K5/25—Carboxylic acid hydrazides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L7/00—Compositions of natural rubber
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/86—Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
それらの技術の一つとして、例えば特許文献1には、ゴム成分とカーボンブラックとの化学的相互作用を向上させることを目的として、天然ゴムを含むエラストマーに、カーボンブラック及び特定のヒドラジド化合物を配合したゴム組成物が開示されている。
上記構成を具えることによって、優れた低発熱性、耐摩耗性及び加工性を実現できる。
上記構成を具えることによって、優れた低発熱性、耐摩耗性及び生産性を実現できる。
<ゴム組成物>
本発明のゴム組成物は、ゴム成分と、充填材と、下記式(I)で表される化合物と、脂肪酸金属塩とを含むゴム組成物である。
本発明のゴム組成物に含まれるゴム成分については、ジエン系ゴムを含むものであれば特に限定はされない。
前記ジエン系ゴムについては、例えば、天然ゴムや、ポリブタジエンゴム(BR)、ポリイソプレンゴム(IR)、スチレン・ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、スチレンイソプレンブタジエンゴム(SIBR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)等の合成ジエン系ゴムが挙げられるが、これらの中でも、少なくとも天然ゴムを含むことが好ましい。より優れた低発熱性を実現できるからであり、耐摩耗性についても向上が望める。
なお、前記ジエン系ゴムについては、1種単独で含有してもよいし、2種以上のブレンドとして含有してもよい。
本発明のゴム組成物は、上述したゴム成分に加えて、充填材を含む。
充填材を、前記ゴム成分及び後述する式(I)で表される化合物とともに含むことで、充填材の分散性が高まり、強度や耐摩耗性等の性能を高いレベルで維持しつつ、優れた低発熱性を実現できる。
ここで、前記カーボンブラックとしては、GPF、FEF、SRF、HAF、ISAF、IISAF、SAFグレード等のカーボンブラックが挙げられる。
また、前記その他の無機充填材としては、例えば下記式(III)で表される無機化合物を用いることも可能である。
nM・xSiOY・zH2O ・・・ (III)
(式中、Mは、Al、Mg、Ti、Ca及びZrからなる群から選ばれる金属、これらの金属の酸化物又は水酸化物、及びそれらの水和物、並びに、これらの金属の炭酸塩から選ばれる少なくとも一種であり;n、x、y及びzは、それぞれ1~5の整数、0~10の整数、2~5の整数、及び0~10の整数である。)
そして、本発明のゴム組成物は、上述したゴム成分及び充填材に加えて、式(I)で表される化合物を含む。
また、式(I)のR1及びR2は、それぞれ独立して、水素原子、アシル基、アミド基、アルキル基、シクロアルキル基及びアリール基からなる群から選択される少なくとも一種の置換基である。さらに、これらの置換基については、O、S及びN原子のうちの一種以上を含んでいてもよい。
また、ゴム成分と充填材との化学的相互作用が大きく向上した結果、ゴム組成物の低発熱性及び耐摩耗性を維持しつつ、未加硫ゴムの粘度上昇を抑制できるため、加工性についても向上が可能となる。
また、前記極性基の種類については、特に限定はされず、例えば、アミノ基、イミノ基、ニトリル基、アンモニウム基、イミド基、アミド基、ヒドラゾ基、アゾ基、ジアゾ基、ヒドロキシル基、カルボキシ基、カルボニル基、エポキシ基、オキシカルボニル基、含窒素複素環基、含酸素複素環基、スズ含有基、アルコキシシリル基、アルキルアミノ基、ニトロ基等が挙げられる。それらの中でも、前記極性基は、少なくとも1つがヒドロキシル基、アミノ基又はニトロ基であることが好ましく、ヒドロキシル基であることがより好ましく、少なくとも2つがヒドロキシル基であることが特に好ましい。さらに優れた充填材との親和性を示し、ゴム組成物の低発熱性及び耐摩耗性をより向上できるためである。
さらに、R1及びR2については、上述した置換基の中でも、水素原子又はアルキル基であることが好ましく、R1及びR2がいずれも水素原子であることがより好ましい。ゴム成分と高い親和性を有し、より優れた低発熱性、耐摩耗性及び加工性が得られるためである。
2,6-ジヒドロキシベンゾヒドラジド
’-(1-メチルプロピリデン)-2-ナフトエ酸ヒドラジド、1-ヒドロキシ-N’-(1,3-ジメチルブチリデン)-2-ナフトエ酸ヒドラジド、1-ヒドロキシ-N’-(2-フリルメチレン)-2-ナフトエ酸ヒドラジド、3-ヒドロキシ-N’-(1-メチルエチリデン)-2-ナフトエ酸ヒドラジド、3-ヒドロキシ-N’-(1-メチルプロピリデン)-2-ナフトエ酸ヒドラジド、3-ヒドロキシ-N’-(1,3-ジメチルブチリデン)-2-ナフトエ酸ヒドラジド、及び、3-ヒドロキシ-N’-(2-フリルメチレン)-2-ナフトエ酸ヒドラジドのうちの少なくとも一種を用いることが好ましい。
本発明のゴム組成物は、上述した、ゴム成分、充填材及び式(I)で表される化合物に加えて、脂肪酸金属塩をさらに含む。
前記式(I)で表される化合物を含むことによって、ゴム成分と充填材との化学的相互作用を大きく向上させることは可能となったが、それに伴ってポリマーゲルが発生し、加工性が悪化することが考えられた。そのため、本発明では、ゴム組成物中に、加工助剤として脂肪酸金属塩をさらに含むことによって、低発熱性については優れたレベルで維持しつつ、加工性についても向上させることが可能となる。
なお、これらの脂肪酸金属塩については、単独で含んでもよいし、二種以上を併用することもできる。
本発明のゴム組成物は、前記ゴム成分、前記充填材、前記式(I)で表される化合物及び前記脂肪酸金属塩の他に、ゴム工業界で通常使用される配合剤、例えば、老化防止剤、軟化剤、シランカップリング剤、亜鉛華、加硫促進剤、加硫剤等を、本発明の目的を害しない範囲内で適宜選択して含むことができる。これら配合剤としては、市販品を好適に使用することができる。
本発明のタイヤは、上述した本発明のゴム組成物を用いてなることを特徴とする。低発熱性、耐摩耗性及び加工性に優れた本発明のゴム組成物をタイヤ材料として含むことによって、優れた低発熱性及び生産性を実現できる。
前記ゴム組成物を適用する部位については、特に限定されないが、タイヤの中でもトレッドに用いることが好ましい。本発明のゴム組成物をトレッドに用いたタイヤは、低発熱性及び耐摩耗性に優れる。
なお、本発明のタイヤは、上述した本発明のゴム組成物をタイヤ部材のいずれかに用いる以外特に制限は無く、常法に従って製造することができる。なお、該タイヤに充填する気体としては、通常の或いは酸素分圧を調整した空気の他、窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスを用いることができる。
化合物a~kを製造した。化合物a~kの種類、融点、1H-NMR測定(条件:300MHz、DMSO-d6、δppm)の結果について以下に示す。
2,6-ジヒドロキシ安息香酸メチル5.29g、100%ヒドラジン一水和物3.30gを1-ブタノール32mLに添加し、117℃で15時間攪拌した。反応液を冷却後、析出している固体を濾過し、イソプロピルアルコールで洗浄した。得られた固体を減圧乾燥し、淡黄色固体2,6-ジヒドロキシベンゾヒドラジド2.85g(収率54%)を得た。
・化合物b:2,3-ジヒドロキシベンゾヒドラジド
2,3-ジヒドロキシ安息香酸メチル2.75g、100%ヒドラジン一水和物7.00gを水1.5mLに添加し、100℃で3時間攪拌した。反応液を濃縮後、析出している固体にイソプロピルアルコールを加えて濾過し、イソプロピルアルコールで洗浄した。得られた固体を減圧乾燥し、淡黄色固体2,3-ジヒドロキシベンゾヒドラジド2.00g(収率73%)を得た。
・化合物c:2,4-ジヒドロキシベンゾヒドラジド
2,4-ジヒドロキシ安息香酸メチル5.50g、100%ヒドラジン一水和物13.4gを水3mLに添加し、100℃で3時間攪拌した。反応液を濃縮後、析出している固体にイソプロピルアルコールを加えて濾別し、イソプロピルアルコールで洗浄した。得られた固体を減圧乾燥し、淡黄色固体2,4-ジヒドロキシベンゾヒドラジド4.82g(収率88%)を得た。
6.2(m,2H),7.6(m,1H),NH(3H)及びOH(2H)は不検出)
・化合物d:2,5-ジヒドロキシベンゾヒドラジド
2,5-ジヒドロキシ安息香酸メチル5.39g、100%ヒドラジン一水和物3.29gを1-ブタノール32mLに添加し、117℃で15時間攪拌した。反応液を冷却後、析出している固体を濾別し、イソプロピルアルコールで洗浄した。得られた固体を減圧乾燥し、淡黄色固体2,5-ジヒドロキシベンゾヒドラジド4.26g(収率79%)を得た。
・化合物e:4-アミノ-2-ヒドロキシベンゾヒドラジド
4-アミノ-2-ヒドロキシ安息香酸メチル12.0g、100%ヒドラジン一水和物30.3gを水6.6mLに添加し、100℃で2時間攪拌した。反応液を濃縮後、水を加え、析出した固体を濾別し、水で洗浄した。得られた固体を減圧乾燥し、淡黄色固体4-アミノ-2-ヒドロキシベンゾヒドラジド8.68g(収率72%)を得た。
4.4(br-s,2H),5.7(m,2H),6.0(m,2H), 7.4(m,1H),9.5(m,1H),12.7(br-s,1H))
・化合物f:3,5-ジヒドロキシナフタレン-2-カルボヒドラジド
3,5-ジヒドロキシナフトエ酸43.0g、濃硫酸42.0mLをメタノール860mLに添加し、65℃で44時間攪拌した。反応液を冷却後、水を加え、析出した固体を濾別し、水で洗浄した。得られた固体を減圧乾燥し、淡黄色固体3,5-ジヒドロキシナフタレン-2-カルボン酸メチル44.7g(収率97%)を得た。
上記の方法で得た3,5-ジヒドロキシナフタレン-2-カルボン酸メチル8.39g、100%ヒドラジン一水和物5.29gをブタノール40.0mLに添加し、65℃で2時間攪拌した。反応液を濃縮し、析出した固体をイソプロピルアルコールに懸濁した。析出した固体を濾別し、イソプロピルエーテルで洗浄した。得られた固体を減圧乾燥し、淡黄色固体3,5-ジヒドロキシナフタレン-2-カルボヒドラジド5.01g(収率60%)を得た。
6.8(m,1H),7.1(m,1H),7.3(m,1H), 7.4(s,1H),8.3(s,1H),10.3(br-s,2H),NH(3H)不検出)
・化合物g:4-アミノ-3-ヒドロキシナフタレン-2-カルボヒドラジド
3-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸50.0gをクロロホルム270mLに加え、氷冷後、60%硝酸24.3mLを滴下した。35分間攪拌した後、析出した固体を濾別し、水、クロロホルムで洗浄した。得られた固体を減圧乾燥し、橙色固体3-ヒドロキシ-4-ニトロ-2-ナフトエ酸47.7g(収率77%)を得た。
上記の方法で得た3-ヒドロキシ-4-ニトロ-2-ナフトエ酸12.5g、濃硫酸1mLをブタノール200mLに添加し、117℃で48時間攪拌した。反応液を濃縮後、析出している固体を濾別し、ブタノールで洗浄した。得られた固体を減圧乾燥し、黄色固体3-ヒドロキシ-4-ニトロナフタレン-2-カルボン酸ブチル7.52g(収率48%)を得た。
上記の方法で得た3-ヒドロキシ-4-ニトロナフタレン-2-カルボン酸ブチル28.7g、パラジウムカーボン2.90gをメタノール494mLに添加し、水素で置換して室温で8時間攪拌した。反応液を濃縮後、得られた固体にヒドラジン一水和物17.7g、ブタノール330mLを加え、75℃で13時間攪拌した。反応液を冷却後、析出している固体を濾別し、ブタノールで洗浄した。得られた固体を減圧乾燥し、淡黄色固体4-アミノ-3-ヒドロキシナフタレン-2-カルボヒドラジド21.1g(収率98%)を得た。
4.7(br-s,2H),7.3(m,1H), 7,4(m,1H),7.6(m,1H),7.7(s,1H),8.0(m,1H),10.4(br-s,1H),NH(3H)不検出)
・化合物h:3-ヒドロキシ-4-ニトロナフタレン-2-カルボヒドラジド
3-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸50.0gをクロロホルム270mLに加え、氷冷後、60%硝酸24.3mLを滴下した。35分間攪拌した後、固体を濾別し、水、クロロホルムで洗浄した。得られた固体を減圧乾燥し、橙色固体3-ヒドロキシ-4-ニトロ-2-ナフトエ酸47.7g(収率77%)を得た。
上記の方法で得た3-ヒドロキシ-4-ニトロ-2-ナフトエ酸12.5g、濃硫酸1mLをブタノール200mLに添加し、117℃で48時間攪拌した。反応液を濃縮後、析出した固体を濾別し、ブタノールで洗浄した。得られた固体を減圧乾燥し、黄色固体3-ヒドロキシ-4-ニトロナフタレン-2-カルボン酸ブチル7.52g(収率48%)を得た。
上記の方法で得た3-ヒドロキシ-4-ニトロナフタレン-2-カルボン酸ブチル17.1gをメタノール175mLに溶解し、100%ヒドラジン一水和物6.28gを添加し、65℃で16時間攪拌した。反応液を冷却後、析出した固体を濾別し、メタノールで洗浄した。得られた固体を減圧乾燥し、橙色固体3-ヒドロキシ-4-ニトロナフタレン-2-カルボヒドラジド14.6g(収率100%)を得た。
7.1(m,1H), 7.4(m,2H),7.8(m,1H),8.4(m,1H),NH(3H),OH(1H)不検出)
・化合物i:1,3-ジヒドロキシナフタレン-2-カルボヒドラジド
マロン酸ジエチル5.00gのアセトニトリル50mL溶液に塩化マグネシウム2.97gを加え、氷冷した。次に、トリエチルアミン6.30gを滴下して30分間攪拌した後、フェニル酢酸クロリド4.82gを滴下し、室温に戻し、4.5時間攪拌した。再び反応液を氷冷し、2N塩酸200mLを加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮後、減圧乾燥した。得られた淡黄色油状物残渣を氷冷し、濃硫酸15mLを滴下し、室温に戻して17時間攪拌した。反応液を氷冷し、氷水35mLをゆっくり加え、析出した固体を濾別し、水洗した。得られた固体を減圧乾燥し、黄色固体1,3-ジヒドロキシナフタレン-2-カルボン酸エチル6.09g(収率84%)を得た。
上記の方法で得た1,3-ジヒドロキシナフタレン-2-カルボン酸エチル800mgのメタノール3mL溶液に室温で100%ヒドラジン一水和物0.21gを加え、2.5時間加熱還流し、室温に戻して12時間攪拌した。析出した固体を濾別し、得られた固体をメタノールで洗浄し、減圧乾燥して黄土色固体1,3-ジヒドロキシナフタレン-2-カルボヒドラジド540mg(収率72%)を得た。
6.6(s,1H), 7.2(m,1H),7.4(m,1H),7.5(d,1H),8.0(d,1H),NH(3H),OH(2H)不検出)
・化合物j:2,4,6-トリヒドロキシベンゾヒドラジド
2,4,6-トリヒドロキシ安息香酸1水和物10.0gのアセトン100mL溶液に、室温で炭酸ナトリウム2.96gを加えて10分間攪拌し、ジメチル硫酸7.04gを加えて50℃に昇温し、5時間攪拌した。反応液を濃縮し、水を加えて酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した。更に無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮後、析出した固体を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒に懸濁して濾別し、減圧乾燥してピンク色固体2,4,6-トリヒドロキシ安息香酸メチル6.03g(収率62%)を得た。
上記の方法で得た2,4,6-トリヒドロキシ安息香酸メチル2.40gをメタノール10mLに懸濁させ、室温で100%ヒドラジン一水和物0.98gを加え、1.5時間加熱還流し、室温に戻して12時間攪拌した。析出した固体を濾別し、得られた固体をメタノールで洗浄し、減圧乾燥してベージュ色固体2,4,6-トリヒドロキシベンゾヒドラジド960mg(収率40%)を得た。
4.3(br-s,2H),5.8(s,2H),7.2(s,1H),9.3(br-s,1H),12.3(br-s,2H))
・化合物k:2,6-ジヒドロキシ-4-メチルベンゾヒドラジド
2,6-ジヒドロキシ-4-メチル安息香酸5.00gのアセトン50mL溶液に、室温で炭酸ナトリウム1.66gを加えて10分間攪拌し、ジメチル硫酸3.94gを加えて50℃に昇温し、5時間攪拌した。反応液を濃縮し、水を加えて酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した。更に無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮後、析出した固体を冷ヘキサンに懸濁して濾別し、減圧乾燥して白色固体2,6-ジヒドロキシ-4-メチル安息香酸メチル4.94g(収率91%)を得た。
上記の方法で得た2,6-ジヒドロキシ-4-メチル安息香酸メチル4.50gをメタノール12mLに懸濁させ、室温で100%ヒドラジン一水和物1.85gを加え、12時間加熱還流した。室温に戻し、析出した固体を濾別し、得られた固体をメタノールで洗浄し、減圧乾燥してピンク色固体2,6-ジヒドロキシ-4-メチルベンゾヒドラジド3.09g(収率69%)を得た。
2.14(s,3H),5.1(br-s,2H),6.1(s,2H),9.9(br-s,1H),12.5(br-s,2H))
表1の成分組成に従って、ゴム組成物のサンプルを調製した。なお、各成分の配合量については、ゴム成分100質量部に対する質量部で示している。
得られたゴム組成物のサンプルについて、以下の評価を行った。
(1)低発熱性(tanδ指数)
各サンプルのゴム組成物を、145℃で33分間加硫して加硫ゴムを得た。得られた加硫ゴムに対し、粘弾性測定装置[レオメトリックス社製]を用い、温度50℃、歪み5%、周波数15Hzで損失正接(tanδ)を測定した。
なお、測定したtanδは逆数をとった後100を乗じ、比較例2のtanδの逆数値×100を100としたときの指数値で示した。指数値が大きい程、低発熱性に優れることを示す。評価結果は表1に示す。
各サンプルのゴム組成物、145℃で33分間加硫して加硫ゴムを得た。得られた各加硫ゴムから円板状(直径16.2mm×厚さ6mm)に切り抜いた試験片を用い、JIS-K6264-2:2005に準じて、DIN摩耗試験を行い、室温でDIN摩耗試験を行った際の摩耗量(mm3)を測定した。
なお、各サンプルにおいて測定した摩耗量については、比較例2の摩耗量の逆数を100とした場合の、各サンプルの摩耗量の逆数を指数として表示している。指数値が大きい程、摩耗量が少なく、耐摩耗性が良好であることを示す。評価結果は表1に示す。
各サンプルのゴム組成物を、JIS K 6300-1:2001(ムーニー粘度、ムーニースコーチタイム)に準拠して、ムーニー粘度の測定を行った。
なお、測定したムーニー粘度については逆数をとった後100を乗じ、比較例2の逆数値×100を100としたときの指数値をムーニー粘度指数とした。ムーニー粘度指数については、大きい程、未加硫粘度が小さく、作業性が良好であることを示す。
*2:旭カーボン(株)製「♯80」
*3:以下の方法で合成された3-ヒドロキシ-N’-(1,3-ジメチルブチリデン)-2-ナフトエ酸ヒドラジド、式(I)で表される化合物には該当しない
(合成方法)
ディーンスターク型還流冷却器及び撹拌機を備えた反応器に、メチルイソブチルケトン500ml及び3-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸ヒドラジド50.5g(0.25モル)を仕込んだ後、加温し、留出する水を除去しながら5時間加熱還流した。反応液を20℃まで冷却した後、析出した結晶を濾別し、減圧乾燥して微黄色結晶を得た(67.6g、収率95%)。この微黄色結晶は、下記に示すように、NMR、IR分析の結果、3-ヒドロキシ-N′-(1,3-ジメチルブチリデン)-2-ナフトエ酸ヒドラジドであることがわかった。
(融点146℃、1H-NMR(DMSO) 0.90(m,6H)、1.93(s,3H)、2.00(m,1H)、2.17(m,2H)、7.38(m,2H)、7.46(m,1H)、7.75(m,1H)、7.95(m,1H)、8.58(m,1H)、11.15(b,1H)、11.65(b,1H)、IR(KBR) 3400~2400、1650、1550、1510、1470、1360、1230、1170、1140、1120、1050、950、900、880、770、740、670、600、550、480cm-1)
*4:3-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸ヒドラジド、東京化成工業(株)製、式(I)で表される化合物には該当しない
*5:三共油化工業(株)製「A/O MIX」
*6:N-フェニル-N'-(1,3-ジメチルブチル)-p-フェニレンジアミン、大内新興化学工業(株)製「ノクラック6C」
*7:2,2,4-トリメチル-1,2-ジヒドロキノリン重合体、大内新興化学工業(株)製「ノクラック224」
*8:N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾールスルフェンアミド、三新化学工業(株)製「サンセラーCM」
*9:東京化成工業(株)製
表1の結果から、各実施例のゴム組成物は、各比較例のゴム組成物に対して総合評価が高く、加工性、低発熱性、耐摩耗性を、高いレベルで両立ができていることが分かる。
Claims (16)
- 前記式(I)で表される化合物中のAの有する極性基の少なくとも1つが、ヒドロキシル基であることを特徴とする、請求項1に記載のゴム組成物。
- 前記式(I)で表される化合物中のAの有する極性基の少なくとも2つが、ヒドロキシル基であることを特徴とする、請求項2に記載のゴム組成物。
- 前記式(I)で表される化合物中のAが、フェニル基又はナフチル基であることを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載のゴム組成物。
- 前記式(I)で表される化合物の分子量が、250以下であることを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載のゴム組成物。
- 前記式(I)で表される化合物の融点が、80℃以上、250℃未満であることを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載のゴム組成物。
- 前記式(I)で表される化合物の含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して、0.05~30質量部であることを特徴とする、請求項1~6のいずれか1項に記載のゴム組成物。
- 前記式(I)で表される化合物が、2,6-ジヒドロキシベンゾヒドラジド、2,3-ジヒドロキシベンゾヒドラジド、2,4-ジヒドロキシベンゾヒドラジド、2,5-ジヒドロキシベンゾヒドラジド、4-アミノ-2-ヒドロキシベンゾヒドラジド、3,5-ジヒドロキシナフタレン-2-カルボヒドラジド、4-アミノ-3-ヒドロキシナフタレン-2-カルボヒドラジド、3-ヒドロキシ-4-ニトロナフタレン-2-カルボヒドラジド、1,3-ジヒドロキシナフタレン-2-カルボヒドラジド、2,4,6-トリヒドロキシベンゾヒドラジド及び2,6-ジヒドロキシ-4-メチルベンゾヒドラジドからなる群より選択される少なくとも1つであることを特徴とする、請求項1、2及び4~7のいずれか1項に記載のゴム組成物。
- 前記ジエン系ゴムが、天然ゴムであることを特徴とする、請求項1~8のいずれか1項に記載のゴム組成物。
- 前記充填材が、カーボンブラックを含むことを特徴とする、請求項1~9のいずれか1項に記載のゴム組成物。
- 前記充填材の含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して、10~160質量部であることを特徴とする、請求項1~10のいずれか1項に
記載のゴム組成物。 - 前記脂肪酸金属塩の脂肪酸は、炭素数が6~20であることを特徴とする、請求項1~11のいずれか1項に記載のゴム組成物。
- 前記脂肪酸金属塩の金属が、Znであることを特徴とする、請求項1~12のいずれか1項に記載のゴム組成物。
- さらに、1-ヒドロキシ-N′-(1-メチルエチリデン)-2-ナフトエ酸ヒドラジド、1-ヒドロキシ-N’-(1-メチルプロピリデン)-2-ナフトエ酸ヒドラジド、1-ヒドロキシ-N’-(1,3-ジメチルブチリデン)-2-ナフトエ酸ヒドラジド、1-ヒドロキシ-N’-(2-フリルメチレン)-2-ナフトエ酸ヒドラジド、3-ヒドロキシ-N’-(1-メチルエチリデン)-2-ナフトエ酸ヒドラジド、3-ヒドロキシ-N’-(1-メチルプロピリデン)-2-ナフトエ酸ヒドラジド、3-ヒドロキシ-N’-(1,3-ジメチルブチリデン)-2-ナフトエ酸ヒドラジド、及び、3-ヒドロキシ-N’-(2-フリルメチレン)-2-ナフトエ酸ヒドラジドからなる群より選択される少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項1~13のいずれか1項に記載のゴム組成物。
- 請求項1~15のいずれか1項に記載のゴム組成物を用いてなることを特徴とする、タイヤ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018020559 | 2018-02-07 | ||
JP2018020559 | 2018-02-07 | ||
PCT/JP2019/004120 WO2019156094A1 (ja) | 2018-02-07 | 2019-02-05 | ゴム組成物及びタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2019156094A1 JPWO2019156094A1 (ja) | 2021-02-04 |
JP7271445B2 true JP7271445B2 (ja) | 2023-05-11 |
Family
ID=67549424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019570762A Active JP7271445B2 (ja) | 2018-02-07 | 2019-02-05 | ゴム組成物及びタイヤ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7271445B2 (ja) |
WO (1) | WO2019156094A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6838638B1 (ja) * | 2019-11-21 | 2021-03-03 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ |
JP7378280B2 (ja) * | 2019-11-21 | 2023-11-13 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002194139A (ja) | 2000-10-19 | 2002-07-10 | Bridgestone Corp | ポリマレイミド含有ゴム組成物およびタイヤ |
WO2009104555A1 (ja) | 2008-02-18 | 2009-08-27 | 株式会社ブリヂストン | 変性ジエン系ゴム及びその製造方法、並びにそれを用いたゴム組成物及びタイヤ |
JP2014501827A (ja) | 2010-12-21 | 2014-01-23 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | ヒドラジド、ヒドラゾン又はポリアミンを含む天然ゴム及びカーボンブラックをベースとする組成物 |
JP2016041779A (ja) | 2014-08-15 | 2016-03-31 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ |
WO2018012452A1 (ja) | 2016-07-11 | 2018-01-18 | 住友化学株式会社 | 添加剤組成物およびゴム組成物 |
JP2018193535A (ja) | 2017-05-16 | 2018-12-06 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5114885A (ja) * | 1974-07-30 | 1976-02-05 | Adeka Argus Chemical Co Ltd | Jukizairyososeibutsu |
JPH11292834A (ja) * | 1998-04-02 | 1999-10-26 | Otsuka Chem Co Ltd | ヒドラゾン誘導体 |
-
2019
- 2019-02-05 JP JP2019570762A patent/JP7271445B2/ja active Active
- 2019-02-05 WO PCT/JP2019/004120 patent/WO2019156094A1/ja active Application Filing
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002194139A (ja) | 2000-10-19 | 2002-07-10 | Bridgestone Corp | ポリマレイミド含有ゴム組成物およびタイヤ |
WO2009104555A1 (ja) | 2008-02-18 | 2009-08-27 | 株式会社ブリヂストン | 変性ジエン系ゴム及びその製造方法、並びにそれを用いたゴム組成物及びタイヤ |
JP2014501827A (ja) | 2010-12-21 | 2014-01-23 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | ヒドラジド、ヒドラゾン又はポリアミンを含む天然ゴム及びカーボンブラックをベースとする組成物 |
JP2016041779A (ja) | 2014-08-15 | 2016-03-31 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ |
WO2018012452A1 (ja) | 2016-07-11 | 2018-01-18 | 住友化学株式会社 | 添加剤組成物およびゴム組成物 |
JP2018193535A (ja) | 2017-05-16 | 2018-12-06 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2019156094A1 (ja) | 2021-02-04 |
WO2019156094A1 (ja) | 2019-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7146636B2 (ja) | ゴム組成物、タイヤ、添加剤及びヒドラジド化合物 | |
JP7382314B2 (ja) | ゴム組成物及びタイヤ | |
EP3636707B1 (en) | Rubber composition for tire and tire | |
JP5418141B2 (ja) | ゴム組成物 | |
EP3156394B1 (en) | Alkylidene aminoganidine and salt thereof, modifier composition, modified rubber for tire, rubber composition for tire, and tire | |
JP7123805B2 (ja) | ゴム用添加剤、ゴム組成物及びそれを用いたタイヤ | |
JP6190383B2 (ja) | ブロックトメルカプトシランカップリング剤を含むゴム組成物 | |
EP2316879A1 (en) | Rubber composition | |
JP7271445B2 (ja) | ゴム組成物及びタイヤ | |
JP7257973B2 (ja) | ゴム組成物及びタイヤ | |
US9670336B2 (en) | Method for producing rubber composition, and rubber composition | |
JP2019131154A (ja) | クローラ用ゴム組成物及びゴムクローラ | |
JP2011052090A (ja) | タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ | |
JP2019210408A (ja) | ゴム組成物及びタイヤ | |
JP2019137719A (ja) | コンベヤベルト用ゴム組成物及びコンベヤベルト | |
EP3196232B1 (en) | Method for manufacturing rubber composition, and rubber composition | |
JP2020076065A (ja) | ゴム組成物用カップリング剤及びこれを含むタイヤ用ゴム組成物 | |
JP2019131653A (ja) | 組成物及びタイヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200617 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220906 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230303 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230426 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7271445 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |