JP7266163B2 - 除湿装置 - Google Patents

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Description

本発明は、居住空間などに用いられる除湿装置に関するものである。
従来、この種の除湿装置は、空気吸込口と空気吹出口とを有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられたヒートポンプ装置と熱交換器とを備えている。
ヒートポンプ装置は、圧縮機、放熱器、膨張部、吸熱器により形成され、空気吸込口から吸気した第1の空気が熱交換器内の第1の風路を流れて第2の空気となり、第2の空気が吹出口に向かって熱交換部内の第2の風路を流れて第1の空気と第2の空気とが熱交換を行う。
空気吸込口から熱交換器の第1の風路、吸熱器、熱交換器の第2の風路、放熱器を経て空気吹出口までの除湿風路内に送風部が備えられていた。(例えば、特許文献1参照)。
特開2005-214533号公報
このような除湿装置では、送風部の形状のため、熱交換器全体に均一に通風することが難しいという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、除湿性能を向上した除湿装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る除湿装置は、空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケースと、圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とを順に連結した冷凍サイクルと、前記空気吸込口から吸い込んだ前記本体ケース外の空気を、前記冷凍サイクルを通過させた後に前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す送風機と、第1熱交換風路を流れる空気と第2熱交換風路を流れる空気とを熱交換する熱交換器と、前記送風機によって前記空気吸込口から前記本体ケース内に吸い込んだ空気を、前記熱交換器の前記第1熱交換風路、前記吸熱器、前記熱交換器の前記第2熱交換風路、前記放熱器、前記送風機を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す除湿経路と、を備え、前記吸熱器と、前記熱交換器の前記第2熱交換風路と、前記放熱器と、前記送風機とは、前記送風機の水平方向に延びる回転軸上に配置され、前記吸熱器と前記熱交換器との下方には、前記第1熱交換風路と前記吸熱器を連通する前記除湿経路の一部となる上方が開口した椀形状の水受け手段を設け、前記水受け手段の内面における風下側の底面および側面から前記吸熱器側へ突出した複数の第1の風向板を有し、複数の前記第1の風向板は、前記吸熱器の下方から方向へ延び、前記水受け手段の上面において、前記送風機の前記回転軸を含み鉛直方向に延びる面を境に、一方側に配置された第1の一方側風向板と、他方側に配置された第1の他方側風向板とを有することを特徴としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケースと、圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とを順に連結した冷凍サイクルと、前記空気吸込口から吸い込んだ前記本体ケース外の空気を、前記冷凍サイクルを通過させた後に前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す送風機と、第1熱交換風路を流れる空気と第2熱交換風路を流れる空気とを熱交換する熱交換器と、前記送風機によって前記空気吸込口から前記本体ケース内に吸い込んだ空気を、前記熱交換器の前記第1熱交換風路、前記吸熱器、前記熱交換器の前記第2熱交換風路、前記放熱器、前記送風機を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す除湿経路と、を備え、前記吸熱器と、前記熱交換器の前記第2熱交換風路と、前記放熱器と、前記送風機とは、前記送風機の水平方向に延びる回転軸上に配置され、前記吸熱器と前記熱交換器との下方には、前記第1熱交換風路と前記吸熱器を連通する前記除湿経路の一部となる上方が開口した椀形状の水受け手段を設け、前記水受け手段の内面における風下側の底面および側面から前記吸熱器側へ突出した複数の第1の風向板を有し、複数の前記第1の風向板は、前記吸熱器の下方から方向へ延び、前記水受け手段の上面において、前記送風機の前記回転軸を含み鉛直方向に延びる面を境に、一方側に配置された第1の一方側風向板と、他方側に配置された第1の他方側風向板とを有することを特徴としたことにより、熱交換器を通った風が分割されることで、風が中央領域によらないため、熱交換器全体に均一に通風することができ、結果として、除湿性能を向上させることができる。
本発明の実施の形態1の除湿装置の外観図 同除湿装置のA-A断面の概略を示す断面図 同除湿装置の熱交換器の構成を示す概略図 同除湿装置のB-B断面の概略を示す断面図 本発明の実施の形態2を示す除湿装置の断面図 同除湿装置のC-C断面の概略を示す断面図
本発明に係る除湿装置は、空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケースと、圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とを順に連結した冷凍サイクルと、前記空気吸込口から吸い込んだ前記本体ケース外の空気を、前記冷凍サイクルを通過させた後に前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す送風機と、第1熱交換風路を流れる空気と第2熱交換風路を流れる空気とを熱交換する熱交換器と、前記送風機によって前記空気吸込口から前記本体ケース内に吸い込んだ空気を、前記熱交換器の前記第1熱交換風路、前記吸熱器、前記熱交換器の前記第2熱交換風路、前記放熱器、前記送風機を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す除湿経路と、を備え、前記吸熱器と、前記熱交換器の前記第2熱交換風路と、前記放熱器と、前記送風機とは、前記送風機の水平方向に延びる回転軸上に配置され、前記吸熱器と前記熱交換器との下方には、前記第1熱交換風路と前記吸熱器を連通する前記除湿経路の一部となる椀形状の水受け手段を設け、前記水受け手段の上面から前記吸熱器側へ突出した複数の第1の風向板を有し、複数の前記第1の風向板は、前記吸熱器の下方から前記除湿経路における風下方向へ延び、前記水受け手段の上面において、前記送風機の前記回転軸を含み鉛直方向に延びる面を境に、一方側に配置された第1の一方側風向板と、他方側に配置された第1の他方側風向板とを有する。
これにより、熱交換器を通過した風が第1の風向板により分割されることで、風は中央領域によらず、熱交換器全体に均一に通風することができ、結果として、除湿性能を向上させることができる。
また、前記第1の一方側風向板と前記第1の他方側風向板とは、前記送風機の前記回転軸を含み鉛直方向に延びる面に対して対称に配置してもよい。
これにより、第1の一方側風向板より外側を流れる風量と、第1の他方側風向板より外側を流れる風量とが同程度となる。熱交換器全体に均一に通風することができ、結果として、除湿性能を向上させることができる。
また、前記空気吸込口は、第1の空気吸込口と第2の空気吸込口とを有し、前記第1の空気吸込口と前記第2の空気吸込口とは、前記送風機の前記回転軸を含み鉛直方向に延びる面に対して対向した前記本体ケースの両側面に配置してもよい。
これにより、空気は吸込まれた吸込口側に流れやすくなるため、第2の熱交換気風路の中央の領域の風量の増加を抑えることができ、熱交換器全体に均一に通風することができ、結果として、除湿性能を向上させることができる。
また、前記水受け手段の上方であり、前記吸熱器と前記本体ケースとの間には、前記第1熱交換風路と前記吸熱器を連通する前記除湿経路の一部となる風路カバーが配置され、前記風路カバーの前記吸熱器側の面には、前記吸熱器側へ突出した複数の第2の風向板を有し、複数の前記第2の風向板は、前記第1の風向板の上端から前記除湿経路における風下方向へ延び、複数の前記第1の風向板の延長線上に配置してもいい。
これにより、第1の風向板を通過し分割された風が第2の風向板を通過することで、風が中央領域に集中せず、外側の領域の風量を増加させることができる。そのため、吸熱器全体に通風させることができ、熱収支のバランスが向上させることができ、結果として除湿性能を向上させることができる。
また、複数の前記第1の風向板は、前記水受け手段の上面から上方へ突出し、複数の前記第1の風向板の上端部は、前記吸熱器の下端部に接触してもいい。
これにより、吸熱器で結露した水が第1の風向板を伝うことで、風の流れを遮ることなく、結露水をドレンパンに誘導することができ、結果として、結露水が流れやすくなる。
また、前記水受け手段の上方であり、前記吸熱器と前記本体ケースとの間には、前記第1熱交換風路と前記吸熱器を連通する前記除湿経路の一部となる風路カバーが配置され、前記風路カバーの前記吸熱器側の面には、前記吸熱器側へ突出した複数の第2の風向板を有し、複数の前記第2の風向板は、前記第1の風向板の上端から前記除湿経路における風下方向へ延び、複数の前記第1の風向板の延長線上に配置してもいい。
これにより、第1の風向板を通過し分割された風が第2の風向板を通ることで、風が中央領域に集中することを防ぎ、外側の領域の風量を増加させることができる。そのため、吸熱器全体に通風させることができるため、熱収支のバランスが向上し、結果として、除湿性能を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1の除湿装置の外観図であり、図2は、図1内のA-A断面における概略を示す断面図である。
図1、2に示すように、除湿装置の本体ケース1は箱形状で、左右の側面には空気吸込口2を備え、天面の前面側には空気吹出口3を有している。
本体ケース1内には、冷凍サイクルと、熱交換器4と、送風機5とを備えている。
冷凍サイクルは、圧縮機6、放熱器7、膨張器8としてキャピラリーチューブ、吸熱器9とからなり、これらを、この順に冷媒配管10で接続して形成している。この吸熱器9で除湿対象となる空気を冷却除湿するものである。放熱器7と吸熱器9とは、対向して配置されている。放熱器7は、本体ケース1における前面側に配置され、吸熱器9は、本体ケース1における背面側に配置されている。
図3は、熱交換器4の構成を示す概略図である。図2、3に示すように、熱交換器4は、伝熱板A11および伝熱板B12を交互に積層することにより構成されており、それぞれの伝熱板には、積層した際に風路が構成できるようにリブ13が設けられている。そして、鉛直方向に流れる第1熱交換風路14と、水平に流れる第2熱交換風路15とを構成し、この風路間でそれぞれの伝熱板を介して熱交換を行っている。熱交換器4は、伝熱板を積層した状態で下面が傾斜した立方体となり、放熱器7と吸熱器9との間で、吸熱器9から放熱器7への風路中に設けられている。
送風機5は、スクロール形状のケーシング部16と、このケーシング部16に固定されたモータ部17と、このモータ部17によって回転する羽根部18とから形成している。ケーシング部16は、吸込口19と吐出口20とを備えている。この吸込口19は、放熱器7に対向している。吸熱器9と、熱交換器4の第2熱交換風路15と、放熱器7と、送風機5とは、水平方向に一直線上に配置されている。すなわち、吸熱器9と、熱交換器4と、放熱器7と、吸込口19とは、一直線上に風路を有するものである。
送風機5によって、矢印に示すように、空気吸込口2からに吸気した空気は、熱交換器4の第1熱交換風路14へ流入して、すでに吸熱器9により冷却除湿された空気と熱交換して予冷されたのち、吸熱器9における熱交換器4の底面より下方に突出した部分を通過し、その後風向を反転させ、さらに吸熱器9の残りの部分を通って冷却除湿される。なお、熱交換器4の底面より下方に突出した部分は通過せず、吸熱器9に一度のみ通過する風路もある。また、吸熱器9は、熱交換器4の底面から突出させず、吸熱器9の下端と熱交換器4の底面の上端とを同じ高さにしてもよい。
冷却除湿された空気は熱交換器4の第2熱交換風路15に流入し空気吸込口2から吸気した空気によって加熱され、放熱器7でさらに加熱され、送風機5によって機外に送風される。上記風路が、除湿を行う除湿経路21となる。
熱交換器4および吸熱器9の下方には、水受け手段22が設置されている。水受け手段22には、熱交換器4の第1熱交換風路14および吸熱器9に生成される結露水が滴下する。すなわち、空気吸込口2から流入した空気が熱交換器4にて予冷される段階で、第1熱交換風路14内で水分が結露して水滴となって滴下することがあるが、熱交換器4の下方に除湿経路21を兼ねた水受け手段22を配置して結露水を受ける構造となっている。
また、本体ケース1内の水受け手段22の下部には、結露水を貯水するタンク24を備え、水受け手段22に設けた、たまった水滴をタンク24に導出するドレン孔25を通って、除湿水はタンク24に回収される。
また、吸熱器9における熱交換器4の反対側(本体ケース1の空気吸込口2側)で、水受け手段22の上方には、風路カバー23を設ける。水受け手段22と風路カバー23は、除湿経路21における熱交換器4の第1熱交換風路14から吸熱器9までの風路の一部である。
図2は、図1内のA-A断面に本発明の特徴の概略を追加した断面図であり、図4は、図2内のB-B断面における概略を示す断面図である。
図2に示すように、吸熱器9と、熱交換器4の第2熱交換風路15と、放熱器7と、送風機5とは、送風機5の水平方向に延びる回転軸上に配置されている。吸熱器9と、熱交換器4の第2熱交換風路15と、放熱器7との左右方向における中央は、送風機5の吸込口19の中央(送風機5の回転軸上)に配置される。吸熱器9と熱交換器4との下方には、第1熱交換風路14と吸熱器9を連通する除湿経路21の一部となる椀形状の水受け手段22を設けている。なお、送風機5の水平方向に延びる回転軸は、本体ケース1における前後方向に延びている。
除湿経路21内の空気は、最終的には、送風機5の吸込口19から吸い込まれる。このため、送風機5の吸込口19の中心軸上(送風機5の回転軸上)の風路を通過する空気が多くなる。図2に示すとおり、吸熱器9の左右方向における中央は、送風機5の吸込口19の中央(送風機5の回転軸上)に配置される。そのため、吸熱器9、熱交換器4の第2熱交換風路15、放熱器7は中央の領域の風量が多くなる。除湿経路21において、熱交換器4の第2熱交換風路15は、熱交換器4の冷却を行うが、風量ムラがあると、熱交換器4に温度ムラが発生し、熱交換器4の第1熱交換風路14で十分に冷えない領域が発生する場合がある。
そこで、本実施形態における特徴は、図2および図4に示すように、椀形状の水受け手段22の上面(内面)から吸熱器9側へ突出した複数の第1の風向板26を有している点である。複数の第1の風向板26は、水受け手段の上面において、送風機の回転軸を含み鉛直方向に延びる面を境に一方側に配置された第1の一方側風向板と、水受け手段の上面において、送風機の回転軸を含み鉛直方向に延びる面を境に他方側に配置された第1の他方側風向板とを有している。具体的には、第1の一方側風向板26aは、本体ケース1の前面側から見て、送風機5の回転軸28を含み鉛直方向に延びる面より右側に配置され、第1の他方側風向板26bは、本体ケース1の前面側から見て、送風機5の回転軸28を含み鉛直方向に延びる面より左側に配置されている。第1の一方側風向板26aと第1の他方側風向板26bは、椀形状の水受け手段22の底面から上方へ突出し、椀形状の水受け手段22の側面から本体ケース1における吸熱器側へ突出している。
これにより、第1熱交換風路14を通過した風は、第1の風向板26である第1の一方側風向板26aと第1の他方側風向板26bとによって、風路方向に沿って分割され、第2の熱交換風路の中央の領域の風量の増加を抑えることができる。よって、風量ムラを改善することにより、吸熱器9に均一に空気が流れ、吸熱器9全体を暖めることができるため、熱収縮バランスがよくなる。さらに、熱交換器4の冷却を行う第2熱交換風路15の温度ムラが改善されるため、熱交換器4の第1熱交換風路14の冷却が改善される。結果として、除湿性能を向上させることができる。なお、第1の一方側風向板26aと第1の他方側風向板26bとの位置は、上記構成において、第1の一方側風向板26aと第1の他方側風向板26bとが設けられた場合の除湿量が、第1の一方側風向板26aと第1の他方側風向板26bとが設けられていない場合の除湿量より多くなる位置であれば良い。
また、複数の第1の風向板26は、吸熱器9の下方から除湿経路21における風下方向へ延び、送風機5の回転軸28を含み鉛直方向に延びる面に対して対称に配置された第1の一方側風向板26aと第1の他方側風向板26bとを有している。
これにより、第1熱交換風路14を通過した風は、第1の風向板26である第1の一方側風向板26aと第1の他方側風向板26bとによって、風路方向に沿って分割され、第1の一方側風向板26aより外側を流れる風量と、第1の他方側風向板26bより外側を流れる風量とが同程度となる。結果として、空気がより均一に吸熱器9に流れ、吸熱器9全体をより均一に暖めることができる。
また、空気吸込口2は、第1の空気吸込口2aと第2の空気吸込口2bとを有している。第1の空気吸込口2aと第2の空気吸込口2bとは、送風機5の回転軸を含み鉛直方向に延びる面に対して対向した本体ケース1の両側面に配置されている。第1の空気吸込口2aは、本体ケース1の前面側から見て、本体ケース1の右側の側面に配置され、第2の空気吸込口2bは、本体ケース1の前面側から見て、本体ケース1の左側の側面に配置されている。これにより、第1の空気吸込口2aから吸い込まれた空気は、熱交換器4の第1熱交換風路14の本体ケース1における右側にも流れ易くなり、第2の空気吸込口2bから吸い込まれた空気は、熱交換器4の第1熱交換風路14の本体ケース1における左側にも流れ易くなる。結果として、第2の熱交換風路の中央の領域の風量の増加を抑えることができる。
また、水受け手段22の上方であり、吸熱器9と本体ケース1との間には、第1熱交換風路14と吸熱器9を連通する除湿経路21の一部となる風路カバー23が配置されている。風路カバー23の吸熱器9側の面には、吸熱器9側へ突出した複数の第2の風向板27を有している。複数の第2の風向板27は、第1の風向板26の上端から除湿経路21における風下方向(上方向)へ延び、複数の第1の風向板26の延長線上に配置されている。複数の第2の風向板27は、第1の風向板26の上端から除湿経路21における風下方向(上方向)へ延び、送風機5の回転軸28を含み鉛直方向に延びる面に対して実質的に対称に配置された第2の一方側風向板27aと第2の他方側風向板27bとを有する。第2の一方側風向板27aは、第1の一方側風向板26aの延長線上に配置され、第2の他方側風向板27bは、第1の他方側風向板26bの延長線上に配置されている。これにより、第1の風向板26を通過し分割された風が第2の風向板27を通過することで、風が中央領域に集中せず、外側の領域の風量を増加させることができる。そのため、吸熱器9全体に通風させることができ、熱収支のバランスを向上させることができ、結果として除湿性能を向上させることができる。
(実施の形態2)
図5は、図1内のA-A断面に本発明の特徴の概略を追加した断面図であり、図6は図5内のC-C断面における概略図を示す断面図である。なお、実施の形態1の構成と同様の構成を有するものについては、同一の符号を付してその説明を省略する。実施の形態1と相違する点は、図5、図6に示す第1の風向板29と第2の風向板30である。
第1の風向板29について具体的に説明すると、第1の風向板29は、水受け手段22の上面から上方へ突き出し、第1の風向板29の上端部が吸熱器9の下端部に接触する。さらに、図5および図6に示すように、複数の第1の風向板29は、吸熱器9の下方から除湿経路21における風下方向へ延び、送風機5の回転軸28を含み鉛直方向に延びる面に対して実質的に対称に配置された第1の一方側風向板29aと第1の他方側風向板29bとを有している。これにより、吸熱器9で結露した水が第1の風向板29を伝うことで、風の流れを遮ることなく、結露水を水受け手段22に誘導することができる。結果として、結露水が流れやすくなる。さらに、熱交換器4を通過した空気を風下方向に分割することで、中央領域の風量の増加を抑え、外側領域の風量を増加させることができる。結果として、風路内の風量ムラを改善することができる。
第2の風向板30について具体的に説明すると、図5に示すように、水受け手段22の上方であり、吸熱器9と本体ケース1との間には、第1熱交換風路14と吸熱器9を連通する除湿経路21の一部となる風路カバー23が配置されている。風路カバー23の吸熱器9側の面には、吸熱器9側へ突出した複数の第2の風向板30を有している。複数の第2の風向板30は、第1の風向板29の上端から除湿経路21における風下方向(上方向)へ延び、複数の第1の風向板29の延長線上に配置されている。複数の第2の風向板30は、吸熱器9の下方から除湿経路21における風下方向へ延び、送風機5の回転軸28を含み鉛直方向に延びる面に対して実質的に対称に配置された第2の一方側風向板30aと第2の他方側風向板30bとを有している。
これにより、第1の風向板29により風下方向に分割された空気は、第2の風向板30により分割されたまま、吸熱器9に空気を送風できる。そのため、第1熱交換風路14を通った空気が第1の風向板29と第2の風向板30を通ることで、風が中央領域に集中することを防ぎ、外側の領域の風量を増加させることができる。結果として、吸熱器9全体に通風させることができるため、熱収支のバランスが向上し、除湿性能を向上させることができる。
本発明に係る除湿装置は、除湿性能の向上を可能とするものであるので、居室空間などで使用される除湿装置等として有用である。
1 本体ケース
2 空気吸込口
2a 第1の空気吸込口
2b 第2の空気吸込口
3 空気吹出口
4 熱交換器
5 送風機
6 圧縮機
7 放熱器
8 膨張器
9 吸熱器
10 冷媒配管
11 伝熱板A
12 伝熱板B
13 リブ
14 第1熱交換風路
15 第2熱交換風路
16 ケーシング部
17 モータ部
18 羽根部
19 吸込口
20 吐出口
21 除湿経路
22 水受け手段
23 風路カバー
24 タンク
25 ドレン孔
26 第1の風向板
26a 第1の一方側風向板
26b 第1の他方側風向板
27 第2の風向板
27a 第2の一方側風向板
27b 第2の他方側風向板
28 回転軸
29 第1の風向板
29a 第1の一方側風向板
29b 第1の他方側風向板
30 第2の風向板
30a 第2の一方側風向板
30b 第2の他方側風向板

Claims (6)

  1. 空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケースと、
    圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とを順に連結した冷凍サイクルと、
    前記空気吸込口から吸い込んだ前記本体ケース外の空気を、前記冷凍サイクルを通過させた後に前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す送風機と、
    第1熱交換風路を流れる空気と第2熱交換風路を流れる空気とを熱交換する熱交換器と、
    前記送風機によって前記空気吸込口から前記本体ケース内に吸い込んだ空気を、前記熱交換器の前記第1熱交換風路、前記吸熱器、前記熱交換器の前記第2熱交換風路、前記放熱器、前記送風機を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す除湿経路と、を備え、
    前記吸熱器と、前記熱交換器の前記第2熱交換風路と、前記放熱器と、前記送風機とは、前記送風機の水平方向に延びる回転軸上に配置され、
    前記吸熱器と前記熱交換器との下方には、前記第1熱交換風路と前記吸熱器を連通する前記除湿経路の一部となる上方が開口した椀形状の水受け手段を設け、
    前記水受け手段の内面における風下側の底面および側面から前記吸熱器側へ突出した複数の第1の風向板を有し、
    複数の前記第1の風向板は、前記吸熱器の下方から方向へ延び、
    前記水受け手段の上面において、前記送風機の前記回転軸を含み鉛直方向に延びる面を境に、一方側に配置された第1の一方側風向板と、他方側に配置された第1の他方側風向板とを有することを特徴とした除湿装置。
  2. 前記第1の一方側風向板と前記第1の他方側風向板とは、前記送風機の前記回転軸を含み鉛直方向に延びる面に対して対称に配置されたことを特徴とした請求項1に記載の除湿装置。
  3. 前記空気吸込口は、第1の空気吸込口と第2の空気吸込口とを有し、
    前記第1の空気吸込口と前記第2の空気吸込口とは、前記送風機の前記回転軸を含み鉛直方向に延びる面に対して対向した前記本体ケースの両側面に配置されたことを特徴とした請求項1または2に記載の除湿装置。
  4. 前記水受け手段の上方であり、前記吸熱器と前記本体ケースとの間には、前記第1熱交換風路と前記吸熱器を連通する前記除湿経路の一部となる風路カバーが配置され、
    前記風路カバーの前記吸熱器側の面には、前記吸熱器側へ突出した複数の第2の風向板を有し、
    複数の前記第2の風向板は、前記第1の風向板の上端から方向へ延び、複数の前記第1の風向板の延長線上に配置されることを特徴とした請求項1から3のいずれかに記載の除湿装置。
  5. 数の前記第1の風向板の上端部は、前記吸熱器の下端部に接触することを特徴とした請求項1から3のいずれかに記載の除湿装置。
  6. 前記水受け手段の上方であり、前記吸熱器と前記本体ケースとの間には、前記第1熱交換風路と前記吸熱器を連通する前記除湿経路の一部となる風路カバーが配置され、
    前記風路カバーの前記吸熱器側の面には、前記吸熱器側へ突出した複数の第2の風向板を有し、
    複数の前記第2の風向板は、前記第1の風向板の上端から方向へ延び、複数の前記第1の風向板の延長線上に配置されることを特徴とした請求項5に記載の除湿装置。
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