JP7266006B2 - 原子炉格納容器ベント装置および原子力発電プラント - Google Patents
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Description
上述の目的を達成するために好適な実施例の一つである本発明の原子炉格納容器ベント装置および原子力発電プラントの実施例1について図1乃至図5を用いて説明する。
上述の目的を達成するために好適な実施例の一つである本発明の実施例2の原子炉格納容器ベント装置および原子力発電プラントについて図6を用いて説明する。図6は本実施例2に係る原子炉格納容器ベント装置のフィルタユニットの構成を示す図である。
上述の目的を達成するために好適な実施例の一つである本発明の実施例3の原子炉格納容器ベント装置および原子力発電プラントについて図7を用いて説明する。図7は本実施例3に係る原子炉格納容器ベント装置のフィルタユニットの構成を示す図である。
上述の目的を達成するために好適な実施例の一つである本発明の実施例4の原子炉格納容器ベント装置および原子力発電プラントについて図8を用いて説明する。図8は本実施例4に係る原子炉格納容器ベント装置のフィルタユニットの構成を示す図である。
上述の目的を達成するために好適な実施例の一つである本発明の実施例5の原子炉格納容器ベント装置および原子力発電プラントについて図9を用いて説明する。図9は本実施例5に係る原子炉格納容器ベント装置とそれを備えた原子力発電プラントの概略構成を示す図である。
上述の目的を達成するために好適な実施例の一つである本発明の実施例6の原子炉格納容器ベント装置および原子力発電プラントについて図10を用いて説明する。図10は本実施例6に係る原子炉格納容器ベント装置とそれを備えた原子力発電プラントの概略構成を示す図である。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記の実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
2,2A…炉心
3,3A…原子炉圧力容器
4…主蒸気管
4A…主蒸気管
5…ドライウェル
6…主蒸気逃し安全弁
7…ウェットウェル
7a…気相
8…サプレッションプール
9…主蒸気逃し安全弁排気管
10…クエンチャ
11…ベント管
11a…ベント管排気部
12…ダイヤフラムフロア
13…ベント配管
14…隔離弁
14a…ウェットウェル側隔離弁
14b…ドライウェル側隔離弁
15,15E…フィルタベント装置(放射性物質除去装置)
16…フィルタベント容器
17…フィルタベント入口配管
18…スクラビング用プール水
19…金属フィルタ
20…配管(入口配管)
21…遮蔽壁
22…排気塔
23,23A,23B,23C,23D…希ガスフィルタユニット
24…戻り配管
25…ブロワ
26…逆止弁
27…フィルタベント装置起動弁
28…ラプチャディスク
31…排気塔への配管
32,32a,32a1,32a3,32b,32b1,32c,32c1,32d,32d1…希ガス除去膜入口配管
33,33a,33b,33c,33d…希ガス除去膜開閉弁
34,34a,34a2,34b,34b2,34c,34c2,34d,34d2…膜ユニット
34a11…外套
34a12…シール部
34a13…中空糸膜
35,35a,35b,35c,35d…不透過ガス排出配管
36,36a,36b,36c,36d…水蒸気排出配管
38…よう素フィルタ
39b,39c…膜ユニット出口切り替え弁(三方弁)
40b,40c…再フィルタリング管
92…放射性物質除去用の砂フィルタ
93…邪魔板
95…加圧器
96…蒸気発生器
97…再循環ポンプ
100,100E,100F…原子力発電プラント
101,101E,101F…原子炉格納容器ベント装置
Claims (13)
- 原子炉格納容器内の気体を外部に排出し、原子炉格納容器を減圧する原子炉格納容器ベント装置であって、
前記気体を外部に排出するベント配管上に設けられており、一定以上の圧力で開く弁と、
前記ベント配管のうち、前記弁の下流側に接続されている入口配管と、
前記入口配管上に複数設けられている開閉弁と、
前記開閉弁の各々の下流側に対応して設けられている複数の膜ユニットと、を備え、
前記開閉弁の開弁圧力がそれぞれ異なる圧力に設定されている
ことを特徴とする原子炉格納容器ベント装置。 - 請求項1に記載の原子炉格納容器ベント装置において、
開弁圧力の高い前記開閉弁の下流側に設けられている前記膜ユニットほど、その膜面積が大きい
ことを特徴とする原子炉格納容器ベント装置。 - 請求項1に記載の原子炉格納容器ベント装置において、
開弁圧力の高い前記開閉弁の下流側に設けられている前記膜ユニットの設置数が多い
ことを特徴とする原子炉格納容器ベント装置。 - 請求項1に記載の原子炉格納容器ベント装置において、
前記膜ユニットから排気塔へ繋がる配管上に設けられている三方弁を更に備え、
前記三方弁は、前記膜ユニットと、前記排気塔と、当該三方弁が設けられている配管上の前記膜ユニットの前段の前記開閉弁より高圧で閉じる開閉弁に対応する前記膜ユニットの上流側と、に接続されている
ことを特徴とする原子炉格納容器ベント装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の原子炉格納容器ベント装置において、
前記膜ユニットが有する膜は、放射性希ガスを透過せず、水蒸気を透過するものである
ことを特徴とする原子炉格納容器ベント装置。 - 請求項5に記載の原子炉格納容器ベント装置において、
前記膜が、高分子膜、セラミック膜、シリカ膜、炭素膜のうち少なくともいずれかである
ことを特徴とする原子炉格納容器ベント装置。 - 請求項6に記載の原子炉格納容器ベント装置において、
前記高分子膜を構成するフィルタ材が、ポリイミド、ポリスルホン、ポリエーテルエーテルケトンのうち少なくともいずれかを主成分とする
ことを特徴とする原子炉格納容器ベント装置。 - 請求項6に記載の原子炉格納容器ベント装置において、
前記セラミック膜を構成するフィルタ材が、シリカ、あるいは窒化ケイ素を主成分とする
ことを特徴とする原子炉格納容器ベント装置。 - 請求項1に記載の原子炉格納容器ベント装置において、
湿式、あるいは乾式の放射性物質除去装置を更に備え、
前記膜ユニットは、前記ベント配管上のうち、前記放射性物質除去装置の後段側に設けられている
ことを特徴とする原子炉格納容器ベント装置。 - 請求項1に記載の原子炉格納容器ベント装置において、
前記原子炉格納容器ベント装置を備える原子炉が、沸騰水型原子炉である
ことを特徴とする原子炉格納容器ベント装置。 - 請求項1に記載の原子炉格納容器ベント装置において、
前記原子炉格納容器ベント装置を備える原子炉が、加圧水型原子炉である
ことを特徴とする原子炉格納容器ベント装置。 - 請求項1に記載の原子炉格納容器ベント装置において、
前記原子炉格納容器ベント装置を備える原子炉が、重水炉、黒鉛炉、ガス炉、高温ガス炉、超臨界圧軽水冷却炉、溶融塩炉、ガス冷却高速炉、ナトリウム冷却高速炉、鉛冷却高速炉のうちいずれかである
ことを特徴とする原子炉格納容器ベント装置。 - 請求項1に記載の原子炉格納容器ベント装置を備えたことを特徴とする原子力発電プラント。
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JP2020044309A JP7266006B2 (ja) | 2020-03-13 | 2020-03-13 | 原子炉格納容器ベント装置および原子力発電プラント |
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