JP7265764B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
図1~図4を参照し、コンロ1の構造を説明する。図1に示すコンロ1は、ビルトインコンロである。コンロ1は筐体2と天板3を備える。筐体2の上側に天板3が載置される。筐体2は、上部に開口部(図示略)を有する。天板3は、筐体2の開口部を上側から閉塞する。天板3は、ガラス製の本体板3A、及び、本体板3Aの下面に固定された固定部3B(図4参照)を有する。本体板3Aの上面左側には左バーナ4、上面右側には右バーナ5、上面後側にはグリル用の排気口7が夫々設けられる。本体板3Aの下面には、一部透過性を有する非透過性の印刷が施される。筐体2の前面の中央部には、グリル扉8が手前側に引き出し可能に設けられる。グリル扉8は、筐体2内部に設けられるグリル庫の前側のグリル開口(図示略)を開閉する。グリル扉8の前面の上部には、取手8Aが前方に突出して設けられる。筐体2の前面において、グリル扉8の左側の上下には、化粧板6A、6Bが取り付けられ、右側の上下には、化粧板6C、6Dが取り付けられる。
図5に示すように、天板3の固定部3Bは板状であり、本体板3Aの下面に、本体板3Aの下側の少なくとも一部を覆うように固定される。固定部3Bは本体板3Aを補強する。固定部3Bは、ガイド板部86A、86B、板固定部87A~87E、開口部88、89A~89Cを有する。開口部88は、固定部3Bの前端部に設けられ、左右方向に長い略矩形状に形成される。開口部88は、本体板3Aの入出力部14を囲む環状の周端部88Aを有する。開口部89Aは、開口部88の後方左側に設けられる。開口部89Bは、開口部88の後方右側に設けられる。開口部89A、89Bは円形を有する。開口部89Aに左バーナ4(図1参照)が挿通され、開口部89Bに右バーナ5(図1参照)が挿通される。開口部89Cは、開口部89A、89Bの更に後方に設けられ、排気口7に連通する。
図4に示すように、センサケース40は、左右方向に延びる樹脂製の構造物である。センサケース40は、本体部41を備える。本体部41は、平面視左右方向に延びるケース体である。センサケース40の左端部には、左フロントパネル80の空気入口851(図3参照)との間に亘って上下方向に延びる略筒状の左ダクト部71が接続される。左ダクト部71の内側には、冷却ファン(図示略)が取り付けられる。冷却ファンによって左フロントパネル80の空気入口851に取り込まれた冷却空気は、左ダクト部71を介してセンサケース40に供給される。センサケース40の右端部には、右フロントパネル90の空気入口951(図3参照)との間に亘って上下方向に延びる略筒状の右ダクト部72が接続される。右ダクト部72の内側には、冷却ファン(図示略)が取り付けられる。冷却ファンによって右フロントパネル90の空気入口951に取り込まれた冷却空気は、右ダクト部72を介してセンサケース40に供給される。供給された冷却空気は、センサケース40内の電装ユニット100及びセンサ31~39(図5~図7参照)を冷却する。
図8に示すように、電装ユニット100は、電装基板100A、導光板100B、100C、近接センサ100D、100E、拡散板100F、100Gを有する。電装基板100Aは、左右方向に長い矩形板状を有し、上下方向と直交する。電装基板100Aの上面に、複数のLED21が実装される。導光板100B、100C、近接センサ100D、100E、拡散板100F、100Gは、それぞれ、電装基板100Aの上側に固定される。以下、複数のLED21、近接センサ100D、100Eを総称して「電装部20」という。
図3に示すように、右フロントパネル90は、正面視縦長略矩形状に形成され、前壁部91と後方筒部92を備える。前壁部91は正面視上下方向に長い略矩形状に形成される。前壁部91の上端部近傍且つ左右方向中央よりも右側に、電源スイッチ19が設けられる。前壁部91の上下方向中央よりも上側には、化粧板6C(図1参照)が取り付けられる。前壁部91の上下方向中央よりも下側に、操作部9が回動可能に軸支される。操作部9の前面には、矩形状の開口部9Bが設けられる。操作部9の前面には、化粧板6D(図1参照)が取り付けられる。化粧板6Dの上部を指で後方に押し込むと、非図示のロック機構によるロックが外れ、下部を基点に前方に回動する。その結果、操作部9の背面側に設けられたグリル用の操作パネルが前方に引き出される。
図5、図9を参照し、コンロ1の製造工程において天板3、センサケース40、左フロントパネル80、及び右フロントパネル90を組み付ける方法について説明する。図5に示すように、初めに作業者は、図8に示す電装基板100A、導光板100B、100C、近接センサ100D、100E、及び、拡散板100F、100Gを積層して固定し、図5に示す電装ユニット100を作成する。次に、作業者は、作成された電装ユニット100を、天板3の本体板3Aの下面のうち固定部3Bの開口部88により露出された部分に貼付して固定する。このとき、電装ユニット100の電装基板100Aに設けられた電装部20(図8参照)は、天板3の本体板3Aのうち対応する入出力部14の下側に配置される。従って、例えば、電装ユニット100の複数のLED21から発光された光は、入出力部14の表示部を介して透過され、天板3の上方に出射可能となる。又、電装ユニット100の近接センサ100D、100Eは、入出力部14の受付部に対してユーザが行うタッチ操作を検出することが可能となる。
コンロ1の非図示の制御部は、左ダクト部71及び右ダクト部72内の冷却ファンを共に駆動する。冷却ファンの駆動に応じ、左フロントパネル80及び右フロントパネル90のそれぞれの空気入口から空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気は、センサケース40に向けて供給される冷却空気として、左ダクト部71及び右ダクト部72のそれぞれの内部を上方に流れる。左ダクト部71内を流れた冷却空気は、センサケース40の左筒部42の下端開口部421から内側に流入する。右ダクト部72内を流れた冷却空気は、センサケース40の右筒部43の下端開口部431から内側に流入する。
例えば作業者は、コンロ1の製造工程において、センサケース40の差し込み部49A、49Bに天板3の固定部3Bのガイド板部86A、86Bを差し込み、センサケース40を天板3側にスライドさせることによって、天板3に対してセンサケース40を組み付けることができる。なお、この作業により、天板3の板固定部87A~87Eと、センサケース40のケース固定部58A~58Eとは位置決めされる。従って、作業者は、天板3に対してセンサケース40を容易に位置決めできるので、作業者の作業効率を良好に維持できる。なお、天板3に対してセンサケース40が位置決めされた後、差し込み部49A、49Bにガイド板部86A、86Bが差し込まれた状態になる。このため、コンロ1は、センサケース40の差し込み部49A、49Bによりガイド板部86A、86Bを補強し、破損から守ることができる。
本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。上記において、板固定部87A~87Eとケース固定部58A~58Eとの固定方法は、ネジによる固定方法に限定されない。例えば、板固定部87A~87E及びケース固定部58A~58Eのうち一方に凸部が設けられ、他方に、該凸部に嵌合する凹部が設けられてもよい。板固定部87A~87E及びケース固定部58A~58Eは、凸部が凹部に嵌合することにより固定されてもよい。
コンロ1は、本発明の「加熱調理器」の一例である。センサケース40は、本発明の「ケース」の一例である。基板収容部44Aは、本発明の「収容部」の一例である。固定部3Bは、本発明の「補強板」の一例である。
2 :筐体
3 :天板
3A :本体板
3B :固定部
21 :LED
40 :センサケース
44A :基板収容部
45 :センサ収容部
49A、49B :差し込み部
58A、58B、58C、58D、58E :ケース固定部
80 :左フロントパネル
81B、91B :第1ネジ孔
86A、86B :ガイド板部
87A、87B、87C、87D、87E :板固定部
90 :右フロントパネル
100 :電装ユニット
100D、100E :近接センサ
810、910 :ネジ
860A、860B :第2ネジ孔
Claims (4)
- 筐体と、
前記筐体に載置され、前記筐体の上部開口を閉塞する天板と、
前記天板の下側に配置された電装部と、
収容部を有し、前記電装部を前記収容部に内包するケースと
を備えた加熱調理器であって、
前記天板は、ガラス製の本体板と、前記本体板の下側の少なくとも一部を覆うように固定された補強板とを有し、
前記本体板は、前記電装部に対応する部位であって前記電装部の上側に配置される入出力部を有し、
前記補強板は、
前記本体板のうち前記入出力部を囲む環状の周端部により形成された開口部と、
前記周端部の一部から下方に突出するガイド板部と、
前記ケースを固定するための板固定部と、
を有し、
前記ケースは、
前記ガイド板部が差し込まれる差し込み部と、前記板固定部に対向するケース固定部とを有し、
前記差し込み部に前記補強板の前記ガイド板部が差し込まれて前記本体板側にスライド移動することにより、前記板固定部と前記ケース固定部とが位置決めされる
ことを特徴とする加熱調理器。 - 前記筐体に固定されるフロントパネルを有し、
前記筐体及び前記フロントパネルの少なくとも一方は、第1ネジ孔を有し、
前記補強板は、第2ネジ孔を有し、
前記天板が前記筐体に載置された場合、前記第1ネジ孔と前記第2ネジ孔とは水平方向に並び、前記第1ネジ孔及び前記第2ネジ孔に対するネジの螺合が可能となることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。 - 前記電装部は、発光部を有し、
前記入出力部は、前記発光部から発光された光を透過する透過部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。 - 前記電装部は、近接センサであり、
前記入出力部は、前記本体板のうち前記近接センサによる検出が可能な位置を示す接触部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
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JP2019100000A JP7265764B2 (ja) | 2019-05-29 | 2019-05-29 | 加熱調理器 |
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JP2020193772A JP2020193772A (ja) | 2020-12-03 |
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---|---|---|---|---|
US20070084854A1 (en) | 2003-10-30 | 2007-04-19 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgerate Gmbh | Household appliance comprising an operating strip |
JP2007139310A (ja) | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガスコンロ |
JP2011159417A (ja) | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
JP2018044708A (ja) | 2016-09-14 | 2018-03-22 | 株式会社パロマ | ビルトインコンロ |
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2019
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