JP2007139310A - ガスコンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性と動作視認性とを兼ね備え、かつ、安全性の向上を図ったガスコンロを提供する。
【解決手段】コンロ本体と、前記コンロ本体の上部を覆う天板1に操作部6及び表示窓5を前記天板1上面に配置するとともに、バ−ナ2の設置領域と操作表示部の設置領域を発光状態で視認する区画視認部4を設け、前記区画視認部4はコンロ本体の作動状態に応じて発光状態を変化させるとともに、動作表示器15とLEDを設けたプリント基板10と凹部27を設け,前記凹部27の側面の一部に導光貫通穴26をあけ、前記凹部27に導光棒11を挿入したケ−シング9と一体化した天面操作ユニットを有する構成としてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭で使用するガスコンロに関し、特に操作部及び表示部の構成に係わるものである。
従来のガスコンロは、一般に加熱手段となるバ−ナの点火−消火(以下ON−OFFという)及び火力調節は、器具本体であるコンロ本体の略垂直な前側面に設けた操作部で行っている。また、操作部をコンロ本体の天板上に設けたものにあっては、コンロ本体の両側どちらか一方に設けるように構成したものがある。(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1の構成は図10に示すようにコンロ本体は、天板1をカウンタ−トップ7に載せて組み込み、そして天板1上に併設したバ−ナ2は手動機械式のガスコック31を介してガスを供給するように構成しており、ガスコック31の操作部となる摘み30が天板1の上面における左右どちらかに突出して設けなければならなくなる。
特開2001−263682号公報
しかしながら、上記従来の前者の構成では、コンロ本体前側面の操作部でバ−ナのON−OFFおよび火力調節を行う場合、その操作部が通常、腰の高さにあり、身体を折り曲げる、または屈み込む等の不自然な姿勢を強いられ、操作がし難いのと操作の結果を見て確認視認性が悪かった。
また、操作部である摘み30がコンロ本体の天板1上にある上記従来の後者の構成では、ガス流量制御部と操作部が一体となった手動機械式のガスコック31がバ−ナ2にガスを供給するための配置がバ−ナの位置を考慮しなければななく、一方、ガスコック31の操作部である摘み30はガスコック31の配置と操作性に制約される等で、操作性のみを考慮して天板1上に摘み30を配置できず、また摘み自体の容積も大きく、極めて限られたスペ−スに限られた機能しか設けることができない。
また、摘み30が高さを有するので、バ−ナ2の火炎の熱影響を受けて熱くなることが予想されるとともに、天板1上に突き出ているため天板1の拭き掃除等がし難い欠点を有している。
また、摘み30は天板1の左右いずれかに設けているので、カウンタ−トップ7のスペ−スを摘み30の設置スペ−ス分だけ狭くすることになったり、摘み30を複数設ける場合、天板1の手前側から奥方向に複数の摘みを並べることになるため、奥に設けた摘みほど操作性が悪くなることが考えられる。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、楽な姿勢で操作を行え、かつ視認性のよい操作部、表示部を備えるとともに、バ−ナを設置した高温領域と操作表示部を配置した低温領域を明確に区別することで、使い勝手と安全性を両立させたガスコンロを提供することにある。
前記従来の課題を解決するため、本発明のガスコンロは、コンロ本体と、前記コンロ本体の上部を覆う天板と、前記コンロ本体内に設け前記天板上に臨む複数のバ−ナと、前記
バ−ナへのガスの供給と遮断を行うとともにガスの流量を制御するガス流量制御装置と、前記ガス流量制御装置に駆動信号を供給する制御手段と、前記制御手段に静電容量の変化で所定の操作信号を入力指示する操作部と、前記コンロ本体の動作状態を表示する表示窓とを備え、前記操作部及び表示窓を前記天板上面に配置するとともに、前記バ−ナの設置領域との間に指定幅の境界域を設けたガスコンロであって、前記境界域には、バ−ナの設置領域と操作表示部の設置領域を発光状態で視認する区画視認部を設け、前記区画視認部はコンロ本体の作動状態に応じて発光状態を変化させるとともに、動作表示器とLEDを設けたプリント基板と凹部を設け前記凹部の側面の一部に導光貫通穴をあけ、前記凹部に導光棒を挿入したケ−シングと一体化した構成としたものである。
上記発明によれば操作部を天板上面の使用者に近い場所に配置でき、操作性と視認性の向上が図れるとともに、操作部及び表示部は、バ−ナを設置した高温領域と区別できる明瞭な発光が可能な区画視認部を4種類の部品で安価に組立ても容易に構成することができ、使用者に高温領域と低温領域を確実に認識してもらうことができる。
本発明のガスコンロは、ガス流量制御装置およびその制御手段の設置位置とは無関係に自由に操作部を配置することができ、操作部を天板上面の使用者に近い場所に配置することで、操作性と視認性の向上が図れるとともに、操作部及び表示部は、バ−ナを設置した高温領域と区別して配置し、その境界域に安価で組立性もよく確実に発光可能な区画視認部を設けているため、コンロが停止している時の発光停止状態からコンロが作動したときの発光状態に変化することで、使用者に高温領域と低温領域を確実に認識してもらうことができ、高温領域に触れたり、低温領域に鍋を載せるという行為を未然に回避する注意喚起を行うことができる。
第1の発明は、コンロ本体と、前記コンロ本体の上部を覆う天板と、前記コンロ本体内に設け前記天板上に臨む複数のバ−ナと、前記バ−ナへのガスの供給と遮断を行うとともにガスの流量を制御するガス流量制御装置と、前記ガス流量制御装置に駆動信号を供給する制御手段と、前記制御手段に静電容量の変化で所定の操作信号を入力指示する操作部と、前記コンロ本体の動作状態を表示する表示窓とを備え、前記操作部及び表示窓を前記天板上面に配置するとともに、前記バ−ナの設置領域との間に指定幅の境界域を設けたガスコンロであって、前記境界域には、バ−ナの設置領域と操作表示部の設置領域を発光状態で視認する区画視認部を設け、前記区画視認部はコンロ本体の作動状態に応じて発光状態を変化させるとともに、動作表示器とLEDを設けたプリント基板と凹部を設け前記凹部の側面の一部に導光貫通穴をあけ、前記凹部に導光棒を挿入したケ−シングと一体化したことを特徴とするものである。
そして、バ−ナへのガスの供給と遮断を行うガス流量制御装置を電気信号で駆動する弁駆動手段を用いて構成することで、操作信号を入力する操作部や表示部は前記ガス流量制御装置やその制御手段の設置位置に左右されることなく独立して自由な位置に設置することができ、バ−ナの火炎による熱的影響、操作性、視認性等を考慮し、天板上の温度的に設置可能なバ−ナの熱影響少ない天板の上面の周辺部に配置することが可能となり、操作性、視認性を向上することができるとともに、前記操作部及び表示部はバ−ナを設置した高温領域と区別して配置し、その境界域に発光状態で視認する区画視認部を設け、前記区画視認部は明瞭な発光ができるように4種類の部品で安価に組立ても容易な構成とし、コンロが停止しているときの発光停止状態からコンロが作動した時の発光状態に変化することで、使用者に高温領域と低温領域を確実に認識してもらうことができ、高温領域に触れたり、低温領域に鍋を載せるという行為を未然に回避する注意喚起を行うことができる。
第2の発明は、天面操作ユニットを天板下層に配置したトップ裏板補強板にあけた開口部に固定することを特徴とするものである。
そして、天板の表示窓に位置ずれすることなく確実に動作表示器を設置することができ使用者の視認性を高め、区画視認部に位置ずれすることなく確実に導光棒を配置することが可能となり明瞭な発光が可能な区画視認部となり使用者に高温領域と低温領域を確実に認識してもらうことができる。
第3の発明は、区画視認部に取り付ける天面操作ユニットの導光棒に導光ガイド部を設け、前記導光ガイド部にケ−シングに挿入した後に遮光カバ−を貼りつけたことを特徴とするものである。
そして、LEDの光をあてた導光棒の導光ガイド部の光もれを防止することができ天板に導光ガイド部の光が透けてしまうといったことを防ぐことができる。またケ−シングの金型構成を簡略化でき安価で組立て性の良好な天面操作ユニットが構成可能となり、明瞭な発光が可能な区画視認部となり使用者に高温領域と低温領域を確実に認識してもらうことができる。
第4の発明は、ケ−シングの導光棒が挿入される凹部は白色系の樹脂で形成されたことを特徴とするものである。
そして、LEDの光をあてた導光棒の発光効率があがり明瞭な区画視認部を実現することができ、使用者に高温領域と低温領域を確実に認識してもらうことができる。
第5の発明は、導光棒に導光ガイド部を複数個設け、前記導光ガイド部に向けて斜めにLEDの光が当たるように配設したことを特徴とするものである。
そして、プリント基板の幅を小型化できるとともに導光棒の幅を大きく取ることができ操作表示部の略全幅にわたって区画視認部を直線状に配置することが可能となり使用者に高温領域と低温領域を確実に認識してもらうことができる。
第6の発明は、導光棒の一部に凸部を設け、ケ−シングの凹部の形状を導光棒の形状に合わせて挿入するようにしたことを特徴とするものである。
そして、導光棒の上下反対に取り付けるといった組み立て間違いを防止することができ、ケ−シングへの位置きめも確実に行うことが可能となりLEDの光を正確に導光ガイド部に導くことができ明瞭な発光ができる区画視認部が実現できる。
第7の発明は、導光棒の上方の天板部を強化されたガラスとし、前記天板の裏面に区画視認部周囲の印刷は3層または2層印刷とし、区画視認部には拡散メジウム印刷を施したことを特徴とするものである。
そして、天板面の区画視認部周囲へのLEDの光漏れを防止することが可能となり明瞭な発光が可能な区画視認部が実現でき、使用者に高温領域と低温領域を確実に認識してもらうことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるガスコンロの要部断面図、図7は同ガスコンロをカウンタ−トップに組み込んだ時の外観斜視図である。
図において、本発明のガスコンロは、カウンタートップ7にコンロ本体を落とし込みながら固定し、コンロ本体を覆うようにガラス板を用いる天板1をカウンタートップ7上面に設置する。天板1には開口を設けバ−ナ2を設置し、バ−ナ2前方に区画視認部4を設け、その更に前方に表示窓5を各バ−ナ2に対応するようにそれぞれ設置する。前記表示窓5は強化されたガラスを用いる天板3の裏面の印刷を施さず透明なくり抜き状態としてその表示窓5下方に設置した液晶やLEDで構成されるコンロの点火状態や火力等の動作表示が視認可能な動作表示器15を設置する。
前記天板1の動作表示器15の前方にはガラス裏面に両面テ−プ等で貼り付けた静電容量の変化を検知する静電スイッチ8を貼り付け、その上方の天板3の裏面に前記静電スイッチ8の電極に対応させた操作部6を配置する。この構成によりコンロ本体前方より操作部6に触れるだけでバ−ナ2の点火や消火、火力調節といった一連の操作を行うことができるとともに、液晶表示等の動作表示器15にその動作状態が表示窓5を通して表示されるため、使い勝手もよく視認性のよい天面操作式コンロの構成が可能である。
天板1は周囲をコの字型に加工されたトップ枠3により挟み込まれる構成であり、前記天板1の裏側にはガラスの強度を確保するためにトップ裏面補強板19で受ける構成としており、このトップ裏面補強板19も前記トップ枠3に挟み込まれ天板3を形成している。
トップ裏面補強板19のバ−ナ2前方には補強板開口部21をあけ、前記補強板開口部21のトップ枠3側には開口部爪20を形成させる。この開口部爪20には樹脂で作成されるケ−シング9の端部を引っ掛けることが可能である。前記補強板開口部21には、複数個のビス固定部を設け、ケ−シング9をトップ裏面補強板19に固定することができる。すなわち天板1とケ−シング9は固定することにより一体化することが可能となる。
ケ−シング9は中央が貫通された構成で、天板1上の区画視認部4の下方にケ−シング凹部27を形成し、前記ケ−シング凹部27には導光棒11を埋設することができる。ケ−シング凹部には導光貫通部26を設け、導光棒11には導光ガイド部12を設け、前記導光貫通部26により導光ガイド部12はプリント基板10側へ貫通することが可能となる。
ケ−シング9にはプリント基板10を組立てることができ、前記プリント基板には静電スイッチからの信号を処理するマイコン等の制御手段16や、液晶等の動作表示器15や前述した導光ガイド部12に光を照射するLED14を配置した構成とした。LED14から照射された光源は導光棒11の導光ガイド部12にあたることにより導光棒11の上方面を赤や青色等に光らせることが可能となる。なおその際にLED14から照射された光は器具内のみならず、天板1の下方にまで広がり、遮光するような構成としなければ光が天板1上や、動作表示器15などに漏れてしまうといった課題を有している。本構成ではLED14をケ−シング9およびプリント基板10により遮光するとともに導光ガイド部12からの光漏れも白色テ−プ等により構成された遮光カバ−13により遮光可能となる。
操作部6に触れることにより静電容量の変化を検知できる静電スイッチ8の信号はプリント基板10上の制御手段16により処理され前記プリント基板10よりバ−ナ2へのガスの供給と遮断を行うとともにガスの流量を制御するガス流量制御装置18へ送られる。なおその際に天板1とコンロ本体は施工のために着脱可能とせねばならないためコネクタ−17によりプリント基板10とガス流量制御手段18を接続する構成としている。
図2は同実施の形態1におけるガスコンロの上面概略図である。
図において、本発明の天板1は厚さ6mm程度のガラス板で構成され天板1上にはガラス板に開口を設けバ−ナ2を通常は大、中、小コンロの3つであるが複数個設置する。この前記バ−ナ2それぞれの前方には動作を表示する表示窓5およびそれぞれのバ−ナに対応した操作部6を配置する。このことにより、使用者は自分がどのバ−ナを操作しているのかが容易に判断可能であり、その動作状態もそれぞれのバ−ナの前方に配置した表示窓5を見ることにより火力や点火、消火状態を確認できる。また、バ−ナ2から離れた距離に操作部6を配置することができ、天板1のバ−ナ2周囲の高温領域ではなく低温領域での操作が可能である。なお、この際に使用者が誤ってバ−ナ周囲の高温領域に手をもっていくことが予想されるが、操作部6および表示窓5と前記バ−ナ2との境界領域に可能な限り幅を広くとった区画視認部4を設け、前記区画視認部4はコンロが作動するとともに発光状態に変化が可能である構成とした。
以上のように、本実施の形態においては、バ−ナ2の周辺の高温領域と操作部6および表示窓5の低温領域を使用者に容易に認知させることができ区画視認させることが可能となり、高温領域に触れてやけどといったことを未然に防ぐことができる。
なお、本実施の形態では、組み込み型ガスコンロについて記述したが卓上型ガスコンロにおいても同様の効果が得られる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2におけるガスコンロの天板部の組み立て概略斜視図である。ガラスで形成された天板1の下方にトップ裏面補強板19を金属板成型したもので作成し、前記ガラス天板1を保持する構成としている。トップ裏面補強板19の前方には天板1に形成される区画視認部4および表示窓5及び、操作部6が接合する部分に補強板開口部21を設け、前記補強板開口部21の大きさは天面操作ユニットであるケ−シング9が入る大きさで形成される。すなわちこの補強板開口部21部においてはガラス天板1が剥き出しになった状態であり、ケ−シング9をガラス天板1裏面に押し当てるように設置することが可能である。ケ−シング9には液晶等の動作表示器15や導光棒11が配置されこれらはガラス天板に形成された区画視認部4や表示窓5に一致して組立てされなければならない。位置ずれをおこしてしまうと区画視認部4がうまく光らなかったり、光に色むらがでたりするといった課題がある。また、表示窓5にうまく液晶等の動作表示器15のキャラクた−が表示されないといった不具合が生じる。本構成ではケ−シング9とトップ裏面補強板19とをビス固定等で位置決め固定する構成とした。
以上のように、本実施の形態においては、天板1とケ−シング9で構成される天面操作ユニットを一体化することにより、液晶等の表示や区画視認部4の光源を位置ずれなく良好に表示することができ、また施工時の組立て性もよくなり視認性もよく使い勝手のよいガスコンロを提供することができる。
(実施の形態3)
図3は本発明の実施の形態3におけるガスコンロの天面操作ユニットの組立概略図、図4はケ−シングの概略図である。なお、実施の形態1と同一符号のものは、同一構造を有し、説明は省略する。以下その動作、作用を説明する。
図3、図4において、本発明のガスコンロの天面操作ユニットは、前述したケ−シング9の一部にケ−シング凹部27を形成する構成とし、ケ−シング凹部27の端面の一部にはLEDの個数に応じて導光貫通穴26をあける構成とし、前記ケ−シング凹部27にはポリカ−ボネ−ト等の透明な樹脂で作成された導光棒11を挿入することができる。
図6を用いて導光棒11について説明する。導光棒11には導光ガイド部12を形成させ前記導光棒11の形状とケ−シング9の形状はほぼ同一の形状とし、導光ガイド部12もケ−シング9のケ−シング凹部27に沿った形で上方から導光棒11をケーシング9に挿入する。導光棒11へは図5に示すLED14の光源を導光貫通部26を通過してその光源は導光ガイド部にあてられる構成とした。導光棒11の上方面には金型でシボ加工を施し、発光効率を上げる構成としている。この導光棒11をケーシング9に上方から挿入した場合、導光ガイド部12の部分も発光してしまい、ガラス天板1上にその光が透けて見えてしまうといった課題を有している。また、区画視認部4の光の色むらを起こしやすいといった課題もあった。
本構成のケ−シング9には前記導光ガイド部12の上方面に白色テ−プ等により遮光カバ−13を貼り付ける構成とした。遮光カバ−13は導光ガイド部12の光を遮光することが可能となる。
以上のように、本実施の形態においては、簡単な形状でケ−シング9を構成でき、発光構成が可能な導光棒11を簡単に組立てでき、更に遮光カバ−13を設けることにより、より組立てが簡略化でき、しいては明瞭な発光が可能な区画視認部4の構成が可能となる。
実施の形態4)
図4は、前述したがケ−シングの概略図である。本発明の実施の形態4におけるガスコンロは前記ケ−シング9の導光棒11が挿入されるケ−シング凹部を樹脂等で構成し、更にその樹脂を白色系の色で形成させた構成とした。
この構成によるとLED14の光源は導光棒11に導光され周囲に光を発散させるがその際に白色系色にすることにより、光を反射させることができ、導光棒11の発光部の発光効率を高める効果が期待できる。またガラス天板上方から見た区画視認部4は半透明な状態であり器具内部すなわち導光棒11やケーシング9の一部が透けて見えてしまう。この際にケ−シング9の色を白色化しておけば区画視認部4が透けてしまった場合でも美観に優れる天板1を実現できる。
以上のように、本実施の形態においては、ケ−シング9の色を白色化することにより、導光棒11の発光効率を高め、更に美観に優れた区画視認部4が可能となり、使用者に高温領域と低温領域の識別を十分に行える。
(実施の形態5)
図5は実施の形態5のガスコンロのプリント基板の概略図、図6は同導光棒の概略図を示す。
プリント基板10には表示器台25を配置し、その上方に液晶等の動作表示器15を設置する。プリント基板上に構成された配線パタ−ンにより、静電スイッチ8の信号を処理する制御手段16で操作部6で受け付けた信号をガス流量制御装置18へコネクタ−17を介して配線している。プリント基板10上にはLED14を複数個配置した構成とする。一方前記プリント基板10はケ−シング9に組み付けるわけだがケ−シング9の大きさは限られたスペ−ス特に限られた幅でしか構成できない。すなわちプリント基板の大きさも限られた幅でしか構成できない。
しかしながら導光棒11の幅は視認性を高めるためできるだけ幅が広いことが要求される。導光棒を光らせる最も簡略な手段はLED14の光源を導光棒11の左右横から照射すればその要求を満たすことができるが、その構成にしてしまうと、プリント基板10上
の端部にLEDを横に向けて配置せねばならず、導光棒11の幅が狭くなってしまうといった課題を有している。本構成の実施の形態では導光棒11に導光ガイド部12を複数個設けて前記導光ガイド部12に向けてLED14を斜めに向けて照射した構成としたものである。
以上のように、本実施の形態においては、導光棒11に複数個のLED14の光源を当てることにより導光棒11の幅を最大限広く構成することが可能となり、また複数個の導光ガイド部12を設けたことによりまんべんなくむらなく導光棒11を発光させることができ、視認性のよい区画視認部4を実現することが可能となる。
(実施の形態6)
図6は導光棒11の概略図を示す。導光棒11は前述のようにケ−シング9のケ−シング凹部27に挿入するわけだが、導光棒11には金型で形成されたシボ加工を施した発光面を有する。すなわち発光面をガラス天板側へ組立てる必要がある。一方、導光棒11は光の色むらをなくす為にできるだけ左右対称に作成することが望ましいが,左右対称に導光棒11を作成してしまうと上下さかさまに組みつけられ,発光面が裏側に組みつけられるといった課題があった。本実施の形態の導光棒11は一部に誤勘合爪29を設けた構成とし、更にケ−シング9のケ−シング凹部27の一部に前述の誤勘合爪29に一致した部分に誤勘合凹部を設けた構成としたものである。
以上のように、本実施の形態においては、導光棒11に凹部、ケーシング凹部に凹部を設けることにより導光棒11の上下誤勘合を未然に防止することができ、組立て不具合による区画視認部4の発光不良を防ぐことが可能となり、視認性のよい区画視認部4を実現することが可能となる。
(実施の形態7)
図9は本実施の形態のガスコンロの天板ガラスの印刷概略図を示す。ガラス天板1上に配置された区画視認部4は明瞭な横一文字の長方形で発行させるのが望ましい。また使用者は一般的に器具斜め上方から区画視認部4を見ることが多く、視野角も考慮した構成が必要となる。本実施の形態ではガラス天板1の裏面に区画視認部4周囲の印刷表面は天板1の意匠を高める為シルバ−メタリック色等の無機印刷23を塗装し、その下層に3層または2層の裏打ち印刷24を塗装し、区画視認部4には拡散メジウム印刷22を施した構成としたものである。強化ガラス裏面に塗装しようとした場合印刷の膜厚は一般的に薄く1層印刷では導光棒11の発光面から拡散した光が透けて見えてしまい、区画視認部4が明瞭に発光しないといった課題があった。区画視認部4の周囲に3層または2層の裏打ち印刷24を施すことにより、導光棒11から拡散された光を遮光することが可能となり、導光棒11から拡散された光はすぐ上方に印刷された拡散メジウム印刷を通過することにより、適度に拡散されて明瞭で視認性がよく、斜めからみてもはっきり発光する区画視認部4を形成することができる。
以上のように、本実施の形態においては、簡単な印刷構成で視認性がよく、明瞭な発光可能な区画視認部4を形成することができる。
以上のように、本発明はガス流量制御装置およびその制御手段とは別個に操作部を天板の上面における周辺部に配置することができ、かつ、バ−ナが設置された高温領域と操作部が設置された低温領域を区画視認部の発光により明確に区別することができるため、ガスコンロ、ガステ−ブル等の操作部分を改善する技術に適用できる。
本発明の実施の形態1におけるガスコンロの要部断面図 同ガスコンロの上面概略図 同ガスコンロの天面操作ユニットの組立概略図 同ガスコンロのケ−シングの概略図 同ガスコンロのプリント基板の概略図 同ガスコンロの導光棒の概略図 同ガスコンロのカウンタ−トップ組み込み時の外観斜視図 同ガスコンロ組み立て概略斜視図 同ガスコンロの天板ガラスの印刷概略図 従来のガスコンロの概略断面図
符号の説明
1 天板
2 バ−ナ
3 トップ枠
4 区画視認部
5 表示窓
6 操作部
7 カウンタ−トップ
8 静電スイッチ
9 ケ−シング
10 プリント基板
11 導光棒
12 導光ガイド部
13 遮光カバ−
14 LED
15 動作表示器
16 制御手段
17 コネクタ−
18 ガス流量制御装置
19 トップ裏面補強板
26 導光貫通穴
27 ケ−シング凹部
28 誤勘合凹部

Claims (7)

  1. コンロ本体と、前記コンロ本体の上部を覆う天板と、前記コンロ本体内に設け前記天板上に臨む複数のバ−ナと、前記バ−ナへのガスの供給と遮断を行うとともにガスの流量を制御するガス流量制御装置と、前記ガス流量制御装置に駆動信号を供給する制御手段と、前記制御手段に静電容量の変化で所定の操作信号を入力指示する操作部と、前記コンロ本体の動作状態を表示する表示窓とを備え、前記操作部及び表示窓を前記天板上面に配置するとともに、前記バ−ナの設置領域との間に指定幅の境界域を設けたガスコンロであって、前記境界域には、バ−ナの設置領域と操作表示部の設置領域を発光状態で視認する区画視認部を設け、前記区画視認部はコンロ本体の作動状態に応じて発光状態を変化させるとともに、動作表示器とLEDを設けたプリント基板と凹部を設け、前記凹部の側面の一部に導光貫通穴をあけ、前記凹部に導光棒を挿入したケ−シングと一体化した天面操作ユニットを有するガスコンロ。
  2. 上記天面操作ユニットを天板下層に配置したトップ裏板補強板にあけた開口部に固定することを特徴とした請求項1記載のガスコンロ。
  3. 上記天面操作ユニットの導光棒に導光ガイド部を設け、前記導光ガイド部にケ−シングに挿入した後に遮光カバ−を貼りつけたことを特徴とした請求項1記載のガスコンロ。
  4. 上記ケ−シングの導光棒が挿入される凹部は白色系の樹脂で形成されたことを特徴とした請求項1記載のガスコンロ。
  5. 上記導光棒に導光ガイド部を複数個設け、前記導光ガイド部に向けて斜めにLEDの光が当たるように配設したことを特徴とした請求項1記載のガスコンロ。
  6. 上記導光棒の一部に凸部を設け、ケ−シングの凹部の形状を導光棒の形状に合わせて挿入するようにしたことを特徴とした請求項1記載のガスコンロ。
  7. 上記導光棒の上方の天板部を強化されたガラスとし、前記天板の裏面に区画視認部周囲の印刷は3層または2層印刷とし、区画視認部には拡散メジウム印刷を施したことを特徴とした請求項1記載のガスコンロ。
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