JP4045217B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラス板と該ガラス板の縁部に取り付けられるフレーム部とからなる天板と、そのガラス板を介して操作者の所定の操作を検出する検出手段等を備えたケース部材とを備える加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としてはガスコンロが知られており、コンロ本体の前面に操作部を設けて、コンロ本体に収容されたガスバーナを操作するものが一般的である(特許文献1参照)。このガスコンロでは、操作部がコンロ本体の前面にあるので、バーナからの熱影響を受けることがないものの、特にドロップイン式コンロの場合は操作部がカウンタトップの下に位置しているため、操作性が悪いという問題があった。
そこで、例えば図19及び図20に示すように、天板に操作部を配設したガスコンロが提案されている(特許文献2参照)。このガスコンロにおいては、本体ケース61が上面を開口した箱形状に形成され、その上端外周縁のフランジ部61aにて、キッチンのカウンタトップ62に形成された取付孔62aに嵌挿吊持されるようになっている。本体ケース61の上面開口部には天板63が取り付けられ、その上面には一対のバーナ用開口63aが形成されるとともに、前部には操作部用の一対の操作軸用透孔63bが形成されている。前記バーナ用開口63aに対応して、本体ケース61内には一対のガスバーナ64が配設されている。また、両バーナ用開口63aの周辺には五徳65が取り付けられている。
本体ケース61内の前部中央には、各ガスバーナ64の点火及び火力調節を行うための一対の点火・火力調節装置(ガスコック)66が配設されている。そして、それらの操作軸66aが天板63の操作軸用透孔63bを介して天板63の上方に突出され、天板63の上面において、各操作軸66aには操作つまみ67が取り付けられて操作部となっている。これらの操作つまみ67を回動操作することにより、点火・火力調節装置66が作動されて、各ガスバーナ64の点火動作や火力調節が行われるようになっている。従って、このガスコンロにおいては、操作部がコンロ本体の前面にある場合に比べて操作性が向上している。
ところが、上記構成のように操作つまみ67が天板63の上面に突出して配置されていると、ガスバーナ64を使用して加熱調理を行う場合、特に大きい鍋を使用した場合に、これらの操作つまみ67が熱影響を受けて、操作つまみが熱くなって操作しにくくなったり、熱により操作つまみが変形したりするおそれがある。また、天板63の上面を掃除等する場合に、これらの操作つまみ67が作業の邪魔になる等の問題もあった。
このため、上記のような不具合のないガスコンロとして、天板の上面にて同天板から突出しない操作部を設けることが考えられる。その一例として、コンロ本体上面を覆う天板を透光性のガラス板で構成するとともに、そのガラス板の下面から同ガラス板を介してガラス板上面側の操作者の所定の操作を光センサ等の検出手段で検出することにより、各種操作が行われるようにすることが考えられる。この構成の場合、ガラス板の上面前方側に各種操作に対応する操作部を印刷や着色等により設け、その操作部に対応するガラス板の下面に光センサ等の検出手段を配置する。また、検出手段のみでは操作者は現在の操作状況を知ることができない。このため、ガラス板の上面に表示部を印刷等で設け、ガラス板の下面側から同ガラス板を介して操作者に対して現在の操作状況を表示するためのLED等の表示手段を設けることも考えられる。
上記構成の場合、操作部及び表示部に対応するガラス板の下面に光センサ等の検出手段及びLED等の表示手段を配置する。一般に、検出手段や表示手段は基板に実装された状態で配置されるが、基板のみをガラス裏面に取り付けることは困難であるため、基板をブラケットや箱形状のケース部材に収容した状態でガラス板の裏面に取り付けることになる。なお、ガスバーナ等からの熱による影響や光センサ等の検出手段への影響を考慮すると、箱形状のケース部材を用いることが好ましい。そして、ケース部材の脚部を接着材等によりガラス板に取り付ける。
特開平10−89704号公報 実開昭58−186302号公報
ところが、検出手段や表示手段が収容されたケース部材をガラス板の下面に接着材等で取り付ける場合、ガラス板の上面に設けられた操作部や表示部にセンサ等の検出手段や表示手段を対応させて取り付ける必要があるが、その取り付け位置に誤差が生じ易いという問題がある。そして、ケース部材の取り付け位置に誤差があると、検出手段や表示手段が操作部や表示部に対応する位置からずれてしまい、検出手段や表示手段が正しく機能しなくなるおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであって、その目的は、ケース部材をガラス板の下面における所定の位置に精度良く配置することができる加熱調理器を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ガラス板と該ガラス板の縁部に取り付けられるフレーム部とで構成されており、熱源を収容する調理器本体の上面を覆う天板を備えている。また、前記ガラス板の下面側から該ガラス板を介してガラス板上面側の操作者の所定の操作を検出する検出手段及び操作状態を表示する表示手段のうち少なくとも一方が収容されたケース部材を備えている。そして、このような加熱調理器において、前記フレーム部及びケース部材のうち少なくともフレーム部には、前記ガラス板の下面における所定の位置に前記ケース部材を位置決めする位置決め手段が設けられている。
この発明によれば、検出手段や表示手段を備えるケース部材をガラス板の下面に配置する際、少なくともフレーム部に形成された位置決め手段によりケース部材をガラス板の下面における所定の位置に位置決めすることができ、ケース部材を精度良く配置することができる。例えば、位置決め手段としてフレーム部に凹部を設けるとともに、その凹部に係止する凸部をケース部材に設けた場合、両者を係止させることでケース部材を所定の位置に位置決めすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記位置決め手段は、前記フレーム部に設けられており、前記ケース部材と係止することで該ケース部材の位置決めを行う。この発明によれば、位置決め手段は、ケース部材と係止することで位置決めを行う。また、位置決め手段をフレーム部に設けるため、ケース部材には特別に位置決めのための構成が必要ない。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記位置決め手段は、前記ケース部材の少なくとも隣接する2側と係止することで当該ケース部材の位置決めを行う。この発明によれば、位置決め手段はケース部材の少なくとも隣接する2側と係止してケース部材を位置決めするため、位置決めの精度をより向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記位置決め手段は前記フレーム部に設けられた開口部である。そして、その開口部内に前記ケース部材を位置決めする。この発明によれば、開口部にてケース部材が位置決めされる。つまり、ケース部材は開口部により周囲が囲まれた状態で位置決めされることになる。このため、位置決めの精度をより向上させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記位置決め手段は前記フレーム部の内縁側に形成された切欠き部であって、該切欠き部と前記ケース部材とが係止することで該ケース部材が位置決めされる。この発明によれば、ケース部材に対応した切欠き部を設けることでケース部材の位置決めを行うことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の加熱調理器において、前記位置決め手段は、前記フレーム部及びケース部材のうち一方に形成される係止部と、他方に形成される前記係止部が係止する被係止部とで構成されている。この発明によれば、ケース部材及びフレーム部の一方に形成される係止部が他方に形成される被係止部と係止することで、ケース部材が位置決めされる。
本発明によれば、ガラス板の下面においてケース部材を所定の位置に精度良く配置することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る加熱調理器をガスコンロに具体化した一実施形態について図1〜図9を参照にして説明する。
図1及び図2に示すように、調理器本体としての本体ケース11は、上面を開口した箱形状に形成され、その上端外周縁にはフランジ部11aが形成されている。本体ケース11の上面開口部11bは、天板12で覆われている。天板12は、耐熱性のガラス板13と、ガラス板13の縁部に取り付けられ、ガラス板13を支持する金属製のフレーム部14とで構成されており、そのガラス板13には一対のバーナ用開口13aが形成されている。フレーム部14は、前後左右の4つのフレーム片14a〜14dが各角部で連結されて額縁状に構成されている。ガラス板13は透光性であるが着色(暗色)されており、本体ケース11内を視認できないようになっている。また、このガラス板13としては、結晶化ガラス、例えば、ドイツ国のショット社の「セラン」ガラス(「セラン」はショット日本株式会社の登録商標)が用いられている。そして、本体ケース11がキッチンのカウンタトップ15に形成された取付孔15aに嵌挿された状態で、本体ケース11のフランジ部11aでカウンタトップ15の上面に支持されて、いわゆるドロップイン式のガスコンロとなっている。なお、天板12は、そのフレーム部14でカウンタトップ15に載置されている。
図3及び図4に示すように、フレーム部14を構成するフレーム片14a〜14dは、それぞれガラス板13の周縁の下面を受ける水平部14sと、該水平部14sの外縁から立ち上がり、ガラス板13の側面の外側に位置する立上がり部14tとを備えている。さらに、前フレーム片14aは、立上がり部14tの上端から外側に下がる外縁部14gを備え、後フレーム片14cは、外縁部14gを備えるとともに、フード14fを備えている。左右のフレーム片14b,14dは、水平部14sからカウンタトップ15にまで垂下する脚部14kを備えている。
図2及び図5に示すように、本体ケース11内にはバーナ用開口13aと対向するように熱源としての一対のガスバーナ16a,16bが横方向に間隔をおいて配設されている。この実施の形態では、ガスバーナ16a,16bは環状の炎口16cが内方を向く内炎式バーナとなっている。また、バーナ用開口13aには五徳17が取り付けられている。本体ケース11の底面にはガス供給口18が配置され、そのガス供給口18がガス配管19を介して両ガスバーナ16a,16bに接続されている。ガス配管19の途中には、両ガスバーナ16a,16bへのガスの供給を通断するためのメイン開閉バルブ20が接続されている。同じくガス配管19の途中には各ガスバーナ16a,16bへのガスの供給を通断するとともに、ガス供給量を調節するための一対のガス量調節バルブ21a,21bが接続されている。
本体ケース11の内底部において、両ガスバーナ16a,16b間の前端側の位置には制御ボックス22が配設されている。この制御ボックス22内には、両ガスバーナ16a,16bの点火や火力調節等の各種動作を制御するためメイン開閉バルブ20やガス量調節バルブ21a,21b等を制御する制御基板等が収容されている。本体ケース11の内底部において制御ボックス22の両側位置には、一対のイグナイタ23a,23bが配設され、これらのイグナイタ23a,23bはそれぞれ図示しない給電線を介して電極24a,24bに接続されている。そして、その電極24a,24bにおける高電圧による放電により、各ガスバーナ16a,16bを点火させる。
図6に示すように、天板12のガラス板13の上面には操作部25A〜25Gを示す表示が印刷あるいは着色により両ガスバーナ16a,16bの中間前方に付設されているとともに、各一対の表示部26A〜26Dが同じく印刷あるいは着色により付設されている。
図6〜図9に示すように操作部25A〜25G及び表示部26A〜26Dに対応するガラス板13の下面には操作基板31がケース部材30に収容された状態で配置されている。操作基板31は、ケース部材30のボス31aを介してねじ31bにより取り付けられている。ケース部材30は、操作基板31に配設された検出手段としての非接点型のスイッチ32A〜32G及び表示手段としての表示ランプ33A〜33Cと対応する部位に開口30a及び30bが形成された天面板30cを備える底なしの箱体である。そして、操作部25A〜25Gを操作者が選択的に接触操作したとき、それと対応するスイッチ32A〜32Gにおいて、発光素子34aからの赤外線が指で反射して、それが受光素子34bで感知され、操作者の操作状態が検出されるようになっている。また、操作者は、一対の表示部26A〜26D間における火力表示ランプ33B,33Cの点灯表示位置に基づいて、火力の調節状態が確認できるようになっている。
スイッチ32A〜32Gは、操作基板31の上部前縁において、それぞれ操作部25A〜25Gに対応して横方向に間隔をおいて配設されている。操作基板31の前縁中央には電源スイッチ32Aが配置され、その電源スイッチ32Aの両側方には、各ガスバーナ16a,16bの点火及び消火を行わせるための一対の点消火スイッチ32B,32Cが配置されている。各点消火スイッチ32B,32Cの両側には、各ガスバーナ16a,16bの火力を調節するための各一対の火力アップスイッチ32D,32E及び火力ダウンスイッチ32F,32Gが配置されている。
各スイッチ32A〜32Gは、赤外線を発光する発光素子34aと、赤外線を受光する受光素子34bとを有する光センサで構成されている。これに伴い、天板12のガラス板13には、発光素子34aや表示ランプ33A〜33C等からの光がガラス板13の下面で乱反射しないように平滑膜(図示略)が施されている。また、検出手段は、この構成に代えて、各スイッチ32A〜32Gとして天板12の上面の静電容量の変化により動作する静電容量型のスイッチを用いることもできる。
各スイッチ32A〜32Gと対応するように、操作基板31上にはLED等よりなる複数の表示ランプ33A〜33Cが配設されている。電源スイッチ32Aの後部には、電源の投入状態を点灯表示するための電源表示ランプ33Aが配置されている。ガスバーナ16a,16b用の点消火スイッチ32B,32C、火力アップスイッチ32D,32E及び火力ダウンスイッチ32F,32Gの後側近傍には、火力の調節状態(強弱状態)を点灯表示するための5つの火力表示ランプ33B,33Cが横方向に配列されている。この火力表示ランプ33B,33Cは、1つの点灯による最弱状態から5つの点灯による最強状態までの5段階の火力の調節状態を表示する。
図8及び図9に示すように、操作基板31を収容するケース部材30は、操作部25A〜25G及び表示部26A〜26Dに対応するガラス板13の下面に配置されている。側壁35を有する箱形状からなるケース部材30は、その側壁35の上端部から側方に突出する係止部としての2つの凸部30dを備えている。一方、操作部25A〜25G及び表示部26A〜26Dに対応する前フレーム片14aの水平部14sの部位には、ケース部材30の凸部30dと係止する被係止部としての凹部14eが形成されている。なお、位置決め手段は、凸部30d及び凹部14eにより構成される。また、凸部30d及び凹部14eは、2つに限らず、1つや3つ以上の複数であってもよい。
ケース部材30を配置する際、前フレーム片14aに形成された凹部14eと凸部30dとを係止させることで、前フレーム片14aの長手方向(左右方向)におけるケース部材30の位置が決まり、また、前フレーム片14aの水平部14sにおける内側縁により短手方向(前後方向)の位置も決まる。これにより、ケース部材30は、スイッチ32A〜32G及び表示ランプ33A〜33Cが操作部25A〜25G及び表示部26A〜26Dに対応する位置に位置決めされる。そして、凸部30dが凹部14eと係止した状態にあるケース部材30は、その周縁においてガラス板13の下面に対してシリコンゴム等の接着材Sにより固定される。
本実施の形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)前フレーム片14aの水平部14sに凹部14eを設け、その凹部14eにケース部材30の凸部30dを係止させることにより、スイッチ32A〜32G及び表示ランプ33A〜33Cが操作部25A〜25G及び表示部26A〜26Dに対応するようにケース部材30をガラス板13の下面に位置決めすることができる。これにより、操作部25A〜25G等に対応するガラス板13の下面にケース部材30を精度良く配置することができ、スイッチ32A〜32G及び表示ランプ33A〜33Cを正常に機能させることができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明を具体化した第2の実施の形態について図10及び図11を参照にして説明する。なお、ケース部材30の位置決めを行う位置決め手段以外は基本的に第1の実施の形態と同じであるため、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
図10及び図11に示すように、前フレーム片14aの水平部14sは、対向する後フレーム片14cに向かってその全体が延出形成されており、その水平部14sに開口部41が形成されて位置決め手段が構成されている。この開口部41は、同開口部41にケース部材30が配置された際、ケース部材30に収納されているスイッチ32A〜32G及び表示ランプ33A〜33Cが操作部25A〜25G及び表示部26A〜26Dに対応する位置に形成されている。前フレーム片14aの水平部14sには、同水平部14sから下方に向かう2つの鍔片42が開口部41を挟むようにして前フレーム片14aの長手方向(左右方向)の一端から他端まで設けられている。ケース部材30は、ガラス板13の下面に配置される際、開口部41にてスイッチ32A〜32G及び表示ランプ33A〜33Cが操作部25A〜25G及び表示部26A〜26Dに対応する位置に位置決めされる。
ケース部材30の側壁35のうち鍔片42と対向する側壁35には複数の爪片36が形成されている。一方、鍔片42にはケース部材30の爪片36に対応して複数の孔43が設けられている。ケース部材30が開口部41内に収容される際、爪片36が鍔片42の孔43に入り込んで爪片36と孔43とが係止する。これにより、ケース部材30は前フレーム片14aの水平部14sにおける開口部41内にて位置決めされた状態で、鍔片42に対して取り付けられる。
本実施の形態によれば以下に示すような効果を得ることができる。
(1)前フレーム片14aの水平部14sには、ガラス板13の操作部25A〜25G及び表示部26A〜26Dに対応する位置にケース部材30の大きさで開口部41が設けられている。このため、ケース部材30は開口部41内に、同開口部41の周縁により四側が囲まれた状態で位置決めされる。つまり、前後左右方向の全てにおいて位置決めされる。従って、上記第1の実施の形態に比べてより精度良く位置決めすることができる。そして、これによりスイッチ32A〜32G及び表示ランプ33A〜33Cが正確な位置に配置され、正常に機能することができる。
(2)鍔片42に対してケース部材30を取り付けたため、ガラス板13の下面に接着材Sにより取り付ける上記第1の実施の形態に比べてより強固にケース部材30を取り付けることができる。
(3)接着材を使わず、爪片36とその爪片36に係止する孔43とでケース部材30と鍔片42とを固定した。このため、メンテナンス等でケース部材30の取り外し及び取り付けを行う際、接着材等を用いる場合に比べてその取り外し及び取り付けの作業が容易であり、作業性に優れる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・ ケース部材30の少なくとも隣接する2側と係止して位置決めする位置決め手段として、第2の実施の形態では、前フレーム片14aの水平部14sに形成した開口部41にてケース部材30を位置決めした。しかし、ケース部材30の少なくとも隣接する2側と係止して位置決めする位置決め手段として、例えば、図12に示すように、フレーム部14に位置決め手段としての2つの突出片50を設けてもよい。この場合、前フレーム片14aにおける水平部14sの内側縁がケース部材30の1側と係止するとともに、突出片50がその1側に隣接する両側と係止するため、ケース部材30は前後左右方向において精度良く位置決めされる。なお、ケース部材30を配置する位置がフレーム部14から離れた位置である場合、図13に示すように、前フレーム片14aの水平部14sの一部を延設し、その延設した箇所に突出片50を設けることでケース部材30を位置決めすることができる。さらに、図14に示すように、先端に鍵部を備えた突出片50を水平部14sに設けてもよい。この場合も上記と同様に、ケース部材30の少なくとも隣接する2側と係止するため、ケース部材30を精度良く位置決めすることができる。
・ 第1の実施の形態において、ケース部材30を位置決めする位置決め手段は、凹部14e及び凸部30dに限らない。例えば、図15に示すように、前フレーム片14aの水平部14sのうちケース部材30を位置決めする部位にケース部材30が入り込む大きさの切欠き部51を設け、その切欠き部51にケース部材30が係止することで、ケース部材30が位置決めされるようにしてもよい。
・ 第1の実施の形態において、凹部14eと凸部30dとを係止させて位置決めした後、その位置決めしたケース部材30をガラス板13の下面に接着材Sにより取り付けていたが、フレーム部14に対して取り付けてもよい。例えば、図16に示すように、ケース部材30に取付片52を形成し、フレーム部14に対してねじ53により取り付ける。また、前フレーム片14aの水平部14sのうち、凹部14eが形成されている箇所以外に第2の実施の形態のような鍔片を設け、この鍔片に対してケース部材30を取り付けてもよい。
・ 第2の実施の形態において、爪片36と孔43とが係止することでケース部材30が鍔片42に取り付けられる構成に限らず、図17に示すように、ねじ54により取り付けたり、図18に示すように、側壁35及び鍔片42を切り欠いて形成した切欠部55に接着材Sを埋めることで取り付けたりしてもよい。また、鍔片42を設けず、ケース部材30を開口部41の周縁に対して取り付けるようにしてもよい。
・ 第2の実施の形態において、ケース部材30を鍔片42に対して取り付けたが、ケース部材30を開口部41にて位置決めし、そのケース部材30を第1の実施の形態のように接着材を用いてガラス板13の下面に取り付けてもよい。
・加熱調理器は、ガスコンロのようなガス式の調理器に限らず電磁式の調理器であってもよい。
次に、上記実施の形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
(1)前記ケース部材は、前記位置決め手段により位置決めされた状態で前記フレーム部に対して取り付けられていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の加熱調理器。
ガスコンロを示す平面図。 ガスコンロの横断面図。 図1の3−3線における天板の断面図。 図1の4−4線における天板の断面図。 ガスコンロの内部平面図。 操作部及び表示部の平面図。 ケース部材の断面平面図。 ケース部材の位置決めの様子を示す平面図。 図8の9−9線におけるガスコンロの断面図。 ケース部材が取り付けられたフレーム部の平面図。 ケース部材の位置決め及び取り付けの様子を示すガスコンロの部分断面図。 別の実施の形態における位置決め手段を示す平面図。 別の実施の形態における位置決め手段を示す平面図。 別の実施の形態における位置決め手段を示す平面図。 別の実施の形態における位置決め手段を示す平面図。 別の実施の形態におけるケース部材の取り付けの様子を示す断面図。 別の実施の形態におけるケース部材の取り付けの様子を示す断面図。 別の実施の形態におけるケース部材の取り付けの様子を示す断面図。 従来のガスコンロを示す平面図。 従来のガスコンロを示す断面図。
符号の説明
11…調理器本体としての本体ケース、12…天板、13…ガラス板、14…フレーム部、14a〜14d…フレーム片、14e…被係止部としての凹部、14s…水平部、16a,16b…熱源としてのガスバーナ、30…ケース部材、30d…係止部としての凸部、32A〜32G…検出手段としてのスイッチ、33A〜33C…表示手段としての表示ランプ、41…位置決め手段としての開口部、50…位置決め手段としての突出片、51…位置決め手段としての切欠き部。

Claims (6)

  1. ガラス板と該ガラス板の縁部に取り付けられるフレーム部とで構成され、熱源を収容する調理器本体の上面を覆う天板と、前記ガラス板の下面側から該ガラス板を介してガラス板上面側の操作者の所定の操作を検出する検出手段及び操作状態を表示する表示手段のうち少なくとも一方が収容されたケース部材とを備えた加熱調理器であって、
    前記フレーム部及びケース部材のうち少なくともフレーム部には、前記ガラス板の下面における所定の位置に前記ケース部材を位置決めする位置決め手段が設けられていることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記位置決め手段は、前記フレーム部に設けられており、前記ケース部材と係止することで該ケース部材を位置決めすることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記位置決め手段は、前記ケース部材の少なくとも隣接する2側と係止することで当該ケース部材を位置決めすることを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記位置決め手段は前記フレーム部に形成された開口部であり、該開口部内に前記ケース部材を位置決めすることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 前記位置決め手段は前記フレーム部の内縁側に形成された切欠き部であって、該切欠き部と前記ケース部材とが係止することで該ケース部材が位置決めされることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の加熱調理器。
  6. 前記位置決め手段は、前記フレーム部及びケース部材のうち一方に形成される係止部と、他方に形成される前記係止部が係止する被係止部とで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
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