JP7265679B2 - 新型下部トロリーシステム - Google Patents

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Description

本発明は新型高効率のコンテナ積み卸し装置の技術分野に関し、特に新型下部トロリーシステムに関する。
現在、国内外で最も多く応用されているものは従来のシングルトロリー式岸壁クレーンであり、それはシングルトロリー式積み卸しコンテナの方式を用い、単一装置の積み卸し効率が限界に達しても、埠頭の積み卸し効率への要件を満足することもできない。大型コンテナ船に対しては、岸壁クレーンの作業数を増加することで1時間あたりの積み下ろし可能な貨物のトン数を増加させる場合が多く、岸壁クレーンの作業間隔により制限されて、岸壁クレーンの作業数を簡単に増加することは既に海運顧客の1時間あたりの積み下ろし可能な貨物のトン数へのニーズを満足することができなくなる。直接に従来のシングルトロリー式岸壁クレーンを廃棄して、より先進的な岸壁クレーンシステムを構築して取り替えれば、巨額な投資コストと既存のリソースの莫大な浪費に直面する。従って、投資コストを低減して、従来の岸壁クレーンの積み卸し効率を向上させるために、従来の概念を突破して、従来の岸壁クレーンをアップグレードして改良して、それを上下部トロリー構造に改良する必要があり、このとき、岸壁クレーンにマッチする新型下部トロリーシステムを設計する必要がある。
本発明の目的は新型下部トロリーシステムを提供することにあり、従来の岸壁クレーンの1台の作業トロリーに基づいて、オリジナル岸壁クレーンガーダの外側に1台の下部トロリー、下部トロリー吊り上げシステム、下部トロリー走行システムを追加し、且つ岸壁クレーンガーダを改良し、岸壁クレーンの2台のトロリーは空間位置上で交差して通り越し、時間的に重なり、積み卸し効率が倍になることを実現する。
上記技術的問題を解決するために、本発明は下記技術案を用いる。
新型下部トロリーシステムであって、従来の岸壁クレーンガーダを二重台形4トラックガーダに改良し、二重台形4トラックガーダの内側トラックに上部トロリーを走行する。新型下部トロリーシステムは下部トロリー、下部トロリー吊り上げシステム、下部トロリー走行システムを備え、且つ下部トロリー、下部トロリー吊り上げシステム、下部トロリー走行システムはいずれも岸壁クレーンに設けられ、下部トロリー吊り上げシステムは下部トロリーのスプレッダを駆動して昇降させ、下部トロリー走行システムは下部トロリーを牽引して岸壁クレーンの二重台形4トラックガーダ方向に沿って走行させ、下部トロリーは二重台形4トラックガーダの外側トラックに逆さまにぶら下がり、且つ上部トロリーはコンテナを吊り上げて下部トロリーを通過することができる。本発明は従来の岸壁クレーンのアップグレード改良に使用され、2つのオリジナルボックスビームの外側に2枚のプレートをそれぞれ追加して、二重台形4トラックガーダを形成し、二重台形4トラックガーダの外側にトラック支持ビームを追加し、且つ追加したばかりの逆さまにぶら下がっている下部トロリーを支えるための外側トラックを敷設する。具体的に、新型下部トロリーシステムが設計され、下部トロリーのスプレッダの昇降を実現できるようにし、下部トロリーが走行できるようにする。下部トロリーの空間構造を巧妙に設置することにより、改良された岸壁クレーンの上部トロリーと下部トロリーは空間的に交差して通り越して、互いに干渉しないことができ、岸壁クレーンは1台のトロリーによる作業から2台のトロリーによる作業に変わり、岸壁クレーンの作業効率を大幅に向上させる。
前述の新型下部トロリーシステムによれば、下部トロリー吊り上げシステムは下部トロリー吊り上げ機構及び下部トロリー吊り上げ巻回システムを備え、下部トロリー吊り上げ機構は下部トロリー吊り上げ巻回システムによって下部トロリーのスプレッダを駆動して昇降させる。下部トロリー吊り上げ機構は岸壁クレーン機械室内に置かれ、下部トロリー吊り上げ機構は下部トロリー吊り上げ機構A、下部トロリー吊り上げ機構B及びフローティングカップリングを含み、下部トロリー吊り上げ機構Aと下部トロリー吊り上げ機構Bはフローティングカップリングにより接続され、フローティングカップリングは上部トロリー吊り上げ機構の後方に水平に設けられ、下部トロリー吊り上げ機構Aと下部トロリー吊り上げ機構Bはそれぞれ上部トロリー吊り上げ機構の左側及び右側に設けられる。下部トロリー吊り上げ巻回システムは下部トロリー吊り上げ巻回群A及び下部トロリー吊り上げ巻回群Bを含み、下部トロリー吊り上げ機構Aは下部トロリー吊り上げ巻回群Aによって下部トロリーのスプレッダを駆動して昇降させるとともに、下部トロリー吊り上げ機構Bは下部トロリー吊り上げ巻回群Bによって下部トロリーのスプレッダを駆動して昇降させる。フローティングカップリングの設置は下部トロリー吊り上げ機構A、下部トロリー吊り上げ機構Bの同期走行を確保し、2つの機構の非同期走行により駆動される下部トロリーのスプレッダにティルティング問題が発生することを防止することができ、これは下部トロリー吊り上げ機構の革新点である。また、岸壁クレーン機械室の空間が限られているので、追加したばかりの下部トロリー吊り上げ機構A、下部トロリー吊り上げ機構Bをセットするために、機械室を構築する必要もなく、改良コストを低減し、フローティングカップリングは良いコヒーレントな役割を果たし、フローティングカップリングの寸法を小さく設定し、その左右をそれぞれ下部トロリー吊り上げ機構A及び下部トロリー吊り上げ機構Bに接続し、オリジナル岸壁クレーン機械室の残りの空間を十分に利用し、空間利用率を向上させ、更に追加したばかりの下部トロリーが安定して走行するように確保することができる。具体的に、前記下部トロリー吊り上げ機構Aは吊り上げリールA、モータ、減速機を備え、モータの片側に減速機が同軸に接続され、モータの他側に吊り上げリールAが軸接続され、前記下部トロリー吊り上げ機構Bは吊り上げリールB、モータ、減速機を備え、モータの片側に減速機が同軸に接続され、モータの他側に吊り上げリールBが軸接続される。
前述の新型下部トロリーシステムによれば、前記下部トロリーは凹形車フレーム、移動トロリー、車輪を備え、車輪は凹形車フレームの頂部の両側に設けられ、且つ車輪は二重台形4トラックガーダの外側トラックに転動可能に設けられ、前記凹形車フレームの底部に移動トロリーが設けられ、前記移動トロリーの下方にスプレッダが接続される。下部トロリーに凹形車フレームが設計され、凹形車フレームは空間的に凹形の半密閉空間を形成し、該空間は上部トロリーがコンテナを吊り上げて干渉することなく通過することができる。新型岸壁クレーンの下部トロリーのU形車フレームに比べて、本構造は二重台形4トラックガーダの位置を変化せずに上部トロリーの凹形の下部トロリー空間での通り越しを実現することができ、投資を節約する。移動トロリーはスプレッダを支えることに用いられ、移動トロリーは凹形車フレームを移動することができる。
前述の新型下部トロリーシステムによれば、凹形車フレームの底部に移動トロリートラックが敷設され、移動トロリーは車本体及び走行輪を備え、走行輪は車本体の底部の両側に取り付けられ、走行輪は移動トロリートラックに転動可能に設けられる。
前述の新型下部トロリーシステムによれば、前記凹形車フレームは横方向車フレーム、第1縦方向車フレーム群、第2縦方向車フレーム群を備え、横方向車フレームの一端は第1縦方向車フレーム群の端部に接続され、横方向車フレームの他端は第2縦方向車フレーム群の端部に接続され、第1縦方向車フレーム群、第2縦方向車フレーム群の構造は横方向車フレームの中央を軸として対称的に配置される。第1縦方向車フレーム群は第1縦方向レバー及び第2縦方向レバーを備え、第2縦方向車フレーム群も第1縦方向レバー及び第2縦方向レバーを備え、車輪は第1縦方向レバーの頂部に設けられ、第1縦方向レバーの他端は第2縦方向レバーの端部に接続され、第2縦方向レバーの第1縦方向レバーから離れる端は横方向車フレームに接続される。このような配置方式は従来の岸壁クレーンのガーダ間隔を変更する必要がなく、より低いアップグレード改良コストで上部トロリーと下部トロリーが交差して通り越して走行することができ、更に干渉状況の発生を回避することができる。
前述の新型下部トロリーシステムは第1反転プーリブロック、第2反転プーリブロック、第3反転プーリブロック、第4反転プーリブロック、第5反転プーリブロック、第6反転プーリブロック、第7反転プーリブロック、第8反転プーリブロックを更に備え、前記第1反転プーリブロックは第1縦方向車フレーム群の第1縦方向レバーの頂部に取り付けられ、前記第2反転プーリブロックは第1縦方向車フレーム群の第1縦方向レバーと第1縦方向車フレーム群の第2縦方向レバーとの交差箇所に取り付けられ、前記横方向車フレームには左から右まで第3反転プーリブロック、第4反転プーリブロック、第5反転プーリブロック、第6反転プーリブロックが順に配置され、前記第7反転プーリブロックは第2縦方向車フレーム群の第1縦方向レバーと第2縦方向車フレーム群の第2縦方向レバーとの交差箇所に取り付けられ、前記第8反転プーリブロックは第2縦方向車フレーム群の第1縦方向レバーの頂部に取り付けられる。
前述の新型下部トロリーシステムによれば、前記下部トロリー吊り上げ巻回群Aは岸壁クレーンに取り付けられる第1岸壁クレーン反転プーリブロックを備え、第1反転プーリブロック、第2反転プーリブロック、第3反転プーリブロック、第4反転プーリブロックを更に備え、下部トロリーのスプレッダに取り付けられるスプレッダプーリAを更に備え、岸壁クレーンの二重台形4トラックガーダに取り付けられる岸壁クレーンプーリAを更に備える。前記下部トロリー吊り上げ巻回群Bは吊り上げスチールワイヤロープを備え、岸壁クレーンに取り付けられる第2岸壁クレーン反転プーリブロックを更に備え、第5反転プーリブロック、第6反転プーリブロック、第7反転プーリブロック、第8反転プーリブロックを更に備え、下部トロリーのスプレッダに取り付けられるスプレッダプーリBを更に備え、岸壁クレーンの二重台形4トラックガーダに取り付けられる岸壁クレーンプーリBを更に備える。吊り上げスチールワイヤロープの一端は下部トロリー吊り上げ機構Bに巻回され、吊り上げスチールワイヤロープの他端はまず下方から第2岸壁クレーン反転プーリブロックに巻回され、次に第8反転プーリブロック、第7反転プーリブロック、第6反転プーリブロック、第5反転プーリブロック、スプレッダプーリBに巻回されてから岸壁クレーンプーリBに巻回され、岸壁クレーンプーリAに巻回され、第1反転プーリブロック、第2反転プーリブロック、第3反転プーリブロック、第4反転プーリブロック、スプレッダプーリAに巻回されてから第1岸壁クレーン反転プーリブロックに巻回され、最後に下部トロリー吊り上げ機構Aに巻回される。本発明は下部トロリー吊り上げ機構及び下部トロリー吊り上げ巻回システムに特別な構造を設計することにより、下部トロリー吊り上げ機構、下部トロリー吊り上げ巻回システムが上部トロリー吊り上げ機構、上部トロリー吊り上げ巻回システムと効果的にずらされて、互いに干渉しないようにする。
前述の新型下部トロリーシステムによれば、第1縦方向レバーと外側トラック長手方向中心線とがなす夾角は鋭角であり、第1縦方向レバーと第2縦方向レバーとがなす夾角は鈍角であり、第2縦方向レバーと横方向車フレームとがなす夾角は鋭角又は直角である。このような配置方式は凹形車フレームの積載能力をより良く実現することができ、且つ走行過程における安定性がより良くなる。
前述の新型下部トロリーシステムによれば、前記凹形車フレームの頂部に水平ガイド輪群が更に取り付けられ、前記水平ガイド輪群は車輪の外側に設けられ、前記水平ガイド輪群は水平輪及び回転軸を含み、水平輪は回転軸に同軸に套設され、且つ回転軸の回りに回転することができる。水平ガイド輪群は下部トロリーの車輪の走行方向が偏ることを防止することができ、更に外側トラックの摩耗を低減することができる。具体的に、水平ガイド輪群は下部トロリーに側方への偏りが発生するとき、車輪の外側に当接され、逆力を利用して車輪の側方への偏りを修正する。また、下部トロリーが外側トラックから外れる場合、水平輪は回転軸の回りに外側トラックの側面で回転し、摩擦を低減し、外側トラックの摩耗を低減することができる。
上記新型下部トロリーシステムによれば、前記水平輪は逆ラッパ状を呈する。
従来技術に比べて、本発明の有益な利点は以下のとおりである。
1、本発明は従来の岸壁クレーンのアップグレード改良に使用され、2つのオリジナルボックスビームの外側に2枚のプレートをそれぞれ追加して、二重台形4トラックガーダを形成し、二重台形4トラックガーダの外側にトラック支持ビームを追加し、且つ追加したばかりの逆さまにぶら下がっている下部トロリーを支えるための外側トラックを敷設する。ダブルトロリーは互いに通り越し、柔軟に作業でき、シングルトロリーで作業してもよく、ダブルトロリーで同時に作業してもよい。
2、フローティングカップリングの設置は下部トロリー吊り上げ機構A、下部トロリー吊り上げ機構Bの同期走行を確保し、2つの機構の非同期走行により駆動される下部トロリーのスプレッダにティルティング問題が発生することを防止することができ、これは下部トロリー吊り上げ機構の革新点である。また、岸壁クレーン機械室の空間が限られているので、追加したばかりの下部トロリー吊り上げ機構A、下部トロリー吊り上げ機構Bをセットするために、機械室を構築する必要もなく、改良コストを低減し、フローティングカップリングは良いコヒーレントな役割を果たし、フローティングカップリングの寸法を小さく設定し、その左右にそれぞれ下部トロリー吊り上げ機構A及び下部トロリー吊り上げ機構Bを接続し、オリジナル岸壁クレーン機械室の残りの空間を十分に利用し、空間利用率を向上させ、更に追加したばかりの下部トロリーが安定して走行するように確保することができる。
3、2台のトロリーは上下に配置され、下部トロリーに凹形車フレームが設計され、凹形車フレームは空間的に凹形の半密閉空間を形成し、該空間は上部トロリーがコンテナを吊り上げて干渉することなく通過することができる。新型岸壁クレーンの下部トロリーのU形車フレームに比べて、本構造は従来の岸壁クレーンのガーダ間隔を変更する必要がなく、より低いアップグレード改良コストで上部トロリーと下部トロリーが交差して通り越して走行することができ、更に干渉状況の発生を回避することができる。下部トロリーの空間構造を巧妙に設置することにより、改良された岸壁クレーン上部トロリーと下部トロリーは空間的に交差して通り越すことができ、岸壁クレーンは1台のトロリーによる作業から2台のトロリーによる作業になり、従来のシングルトロリー式岸壁クレーンの効率より1.5倍以上向上する。より低いアップグレード改良コストで2台の岸壁クレーンと同等の積み卸し効率を実現することができ、港湾の投資を低減する。
4、本発明は下部トロリー吊り上げ機構及び下部トロリー吊り上げ巻回システムに特別な構造を設計することにより、下部トロリー吊り上げ機構、下部トロリー吊り上げ巻回システムが上部トロリー吊り上げ機構、上部トロリー吊り上げ巻回システムと効果的にずらされて、互いに干渉しないようにする。水平ガイド輪群は下部トロリーの車輪の走行方向が偏ることを防止することができ、更に外側トラックの摩耗を低減することができる。具体的に、水平ガイド輪群は下部トロリーに側方への偏りが発生するとき、車輪の外側に当接され、逆力を利用して車輪の側方への偏りを修正する。また、下部トロリーが外側トラックから外れる場合、水平輪は回転軸の回りに外側トラックの側面で回転し、摩擦を低減し、外側トラックの摩耗を低減することができる。
5、移動トロリーはスプレッダを支えることに用いられ、移動トロリーは凹形車フレームを移動することができる。
図1は本発明に係る改良された岸壁クレーンの構造模式図である。 図2は本発明に係る下部トロリーの正面構造模式図である。 図3は本発明に係る下部トロリーの側面構造模式図である。 図4は本発明に係る下部トロリー吊り上げ巻回システムの構造模式図である。 図5は本発明に係る岸壁クレーン機械室の配置構造図である。 図6は本発明に係る移動トロリーの構造模式図である。 図7は本発明に係る水平ガイド輪群の構造模式図である。
以下、図面を参照しながら具体的な実施形態によって本発明を更に説明する。
本発明の実施例1
図1~図7に示すように、新型下部トロリーシステムであって、従来の岸壁クレーンガーダを二重台形4トラックガーダ1に改良し、二重台形4トラックガーダ1の内側トラック16に上部トロリー2を走行する。新型下部トロリーシステムは下部トロリー3、下部トロリー吊り上げシステム、下部トロリー走行システムを備え、且つ下部トロリー3、下部トロリー吊り上げシステム、下部トロリー走行システムはいずれも岸壁クレーンに設けられ、下部トロリー吊り上げシステムは下部トロリー3のスプレッダ14を駆動して昇降させ、下部トロリー走行システムは下部トロリー3を牽引して岸壁クレーンの二重台形4トラックガーダ1方向に沿って走行させ、下部トロリー3は二重台形4トラックガーダ1の外側トラック15に逆さまにぶら下がり、且つ上部トロリー2はコンテナ12を吊り上げて下部トロリー3を通過することができる。本発明は従来の岸壁クレーンのアップグレード改良に使用され、2つのオリジナルボックスビームの外側に2枚のプレートをそれぞれ追加して、二重台形4トラックガーダ1を形成し、二重台形4トラックガーダ1の外側にトラック支持ビームを追加し、且つ追加したばかりの逆さまにぶら下がっている下部トロリー3を支えるための外側トラック15を敷設する。具体的に、新型下部トロリーシステムが設計され、下部トロリー3のスプレッダ14の昇降を実現できるようにし、下部トロリー3が走行できるようにする。下部トロリーの空間構造を巧妙に設置することにより、改良された岸壁クレーン上部トロリー2と下部トロリー3は空間的に交差して通り越して、互いに干渉しないことができ、岸壁クレーンは1台のトロリーによる作業から2台のトロリーによる作業になり、岸壁クレーンの作業効率を大幅に向上させる。
実施例2
図1~図7に示すように、新型下部トロリーシステムであって、従来の岸壁クレーンガーダを二重台形4トラックガーダ1に改良し、二重台形4トラックガーダ1の内側トラック16に上部トロリー2を走行する。新型下部トロリーシステムは下部トロリー3、下部トロリー吊り上げシステム、下部トロリー走行システムを備え、且つ下部トロリー3、下部トロリー吊り上げシステム、下部トロリー走行システムはいずれも岸壁クレーンに設けられ、下部トロリー吊り上げシステムは下部トロリー3のスプレッダ14を駆動して昇降させ、下部トロリー走行システムは下部トロリー3を牽引して岸壁クレーンの二重台形4トラックガーダ1方向に沿って走行させ、下部トロリー3は二重台形4トラックガーダ1の外側トラック15に逆さまにぶら下がり、且つ上部トロリー2はコンテナ12を吊り上げて下部トロリー3を通過することができる。本発明は従来の岸壁クレーンのアップグレード改良に使用され、2つのオリジナルボックスビームの外側に2枚のプレートをそれぞれ追加して、二重台形4トラックガーダ1を形成し、二重台形4トラックガーダ1の外側にトラック支持ビームを追加し、且つ追加したばかりの逆さまにぶら下がっている下部トロリー3を支えるための外側トラック15を敷設する。具体的に、新型下部トロリーシステムが設計され、下部トロリー3のスプレッダ14の昇降を実現できるようにし、下部トロリー3が走行できるようにする。下部トロリーの空間構造を巧妙に設置することにより、改良された岸壁クレーンの上部トロリー2と下部トロリー3は空間的に交差して通り越して、互いに干渉しないことができ、岸壁クレーンは1台のトロリーによる作業から2台のトロリーによる作業になり、岸壁クレーンの作業効率を大幅に向上させる。
更に、下部トロリー吊り上げシステムは下部トロリー吊り上げ機構27及び下部トロリー吊り上げ巻回システムを備え、下部トロリー吊り上げ機構27は下部トロリー吊り上げ巻回システムによって下部トロリー3のスプレッダ14を駆動して昇降させる。下部トロリー吊り上げ機構27は岸壁クレーン機械室24内に置かれ、下部トロリー吊り上げ機構27は下部トロリー吊り上げ機構A29、下部トロリー吊り上げ機構B30及びフローティングカップリング31を含み、下部トロリー吊り上げ機構A29と下部トロリー吊り上げ機構B30はフローティングカップリング31により接続され、フローティングカップリング31は上部トロリー吊り上げ機構32の後方に水平に設けられ、下部トロリー吊り上げ機構A29と下部トロリー吊り上げ機構B30はそれぞれ上部トロリー吊り上げ機構32の左側及び右側に設けられる。下部トロリー吊り上げ巻回システムは下部トロリー吊り上げ巻回群A33及び下部トロリー吊り上げ巻回群B34を含み、下部トロリー吊り上げ機構A29は下部トロリー吊り上げ巻回群A33によって下部トロリー3のスプレッダ14を駆動して昇降させるとともに、下部トロリー吊り上げ機構B30は下部トロリー吊り上げ巻回群B34によって下部トロリー3のスプレッダ14を駆動して昇降させる。フローティングカップリング31の設置は下部トロリー吊り上げ機構A29、下部トロリー吊り上げ機構B30の同期走行を確保し、2つの機構の非同期走行により駆動される下部トロリースプレッダ14にティルティング問題が発生することを防止することができ、これは下部トロリー吊り上げ機構27の革新点である。また、岸壁クレーン機械室24の空間が限られているので、追加したばかりの下部トロリー吊り上げ機構A29、下部トロリー吊り上げ機構B30をセットするために、機械室を構築する必要もなく、改良コストを低減し、フローティングカップリング31は良いコヒーレントな役割を果たし、フローティングカップリング31の寸法を小さく設定し、その左右にそれぞれ下部トロリー吊り上げ機構A29及び下部トロリー吊り上げ機構B30を接続し、オリジナル岸壁クレーン機械室24の残りの空間を十分に利用し、空間利用率を向上させ、更に追加したばかりの下部トロリーが安定して走行するように確保することができる。具体的に、前記下部トロリー吊り上げ機構A29は吊り上げリールA、モータ、減速機を備え、モータの片側に減速機が同軸に接続され、モータの他側に吊り上げリールAが軸接続され、前記下部トロリー吊り上げ機構B30は吊り上げリールB、モータ、減速機を備え、モータの片側に減速機が同軸に接続され、モータの他側に吊り上げリールBが軸接続される。
更に、前記下部トロリー3は凹形車フレーム5、移動トロリー6、車輪13を備え、車輪13は凹形車フレーム5の頂部の両側に設けられ、且つ車輪13は二重台形4トラックガーダ1の外側トラック15に転動可能に設けられ、前記凹形車フレーム5の底部に移動トロリー6が設けられ、前記移動トロリー6の下方にスプレッダ14が接続される。下部トロリーに凹形車フレーム5が設計され、凹形車フレーム5は空間的に凹形の半密閉空間を形成し、該空間は上部トロリー2がコンテナ12を吊り上げて干渉することなく通過することができる。新型岸壁クレーンの下部トロリーのU形車フレームに比べて、本構造は二重台形4トラックガーダ1の位置を変化せずに上部トロリー2が凹形下部トロリー3の空間を通り越すことを実現することができ、投資を節約する。移動トロリー6はスプレッダ14を支えることに用いられ、移動トロリー6は凹形車フレーム5を移動することができる。凹形車フレーム5の底部に移動トロリートラックが敷設され、移動トロリー6は車本体10及び走行輪17を備え、走行輪17は車本体10の底部の両側に取り付けられ、走行輪17は移動トロリートラックに転動可能に設けられる。
具体的に、前記凹形車フレーム5は横方向車フレーム4、第1縦方向車フレーム群8、第2縦方向車フレーム群9を備え、横方向車フレーム4の一端は第1縦方向車フレーム群8の端部に接続され、横方向車フレーム4の他端は第2縦方向車フレーム群9の端部に接続され、第1縦方向車フレーム群8、第2縦方向車フレーム群9の構造は横方向車フレーム4の中央を軸として対称的に配置される。第1縦方向車フレーム群8は第1縦方向レバー19及び第2縦方向レバー20を備え、第2縦方向車フレーム群9も第1縦方向レバー19及び第2縦方向レバー20を備え、車輪13は第1縦方向レバー19の頂部に設けられ、第1縦方向レバー19の他端は第2縦方向レバー20の端部に接続され、第2縦方向レバー20の第1縦方向レバー19から離れる端は横方向車フレーム4に接続される。第1縦方向レバー19と外側トラック15の長手方向中心線とがなす夾角は鋭角であり、第1縦方向レバー19と第2縦方向レバー20とがなす夾角は鈍角であり、第2縦方向レバー20と横方向車フレーム4とがなす夾角は鋭角又は直角である。このような配置方式は凹形車フレーム5の積載能力をより良く実現することができ、且つ走行過程における安定性がより良くなる。このような配置方式は従来の岸壁クレーンのガーダ間隔を変更する必要がなく、より低いアップグレード改良コストで上部トロリー2と下部トロリー3が交差して通り越して走行することができ、更に干渉状況の発生を回避することができる。
更に、新型下部トロリーシステムは第1反転プーリブロック101、第2反転プーリブロック102、第3反転プーリブロック103、第4反転プーリブロック104、第5反転プーリブロック105、第6反転プーリブロック106、第7反転プーリブロック107、第8反転プーリブロック108を更に備え、前記第1反転プーリブロック101は第1縦方向車フレーム群8の第1縦方向レバー19の頂部に取り付けられ、前記第2反転プーリブロック102は第1縦方向車フレーム群8の第1縦方向レバー19と第1縦方向車フレーム群8の第2縦方向レバー20との交差箇所に取り付けられ、前記横方向車フレーム4には左から右まで第3反転プーリブロック103、第4反転プーリブロック104、第5反転プーリブロック105、第6反転プーリブロック106が順に配置され、前記第7反転プーリブロック107は第2縦方向車フレーム群9の第1縦方向レバー19と第2縦方向車フレーム群9の第2縦方向レバー20との交差箇所に取り付けられ、前記第8反転プーリブロック108は第2縦方向車フレーム群9の第1縦方向レバー19の頂部に取り付けられる。
具体的に、前記下部トロリー吊り上げ巻回群A33は岸壁クレーンに取り付けられる第1岸壁クレーン反転プーリブロック36を備え、第1反転プーリブロック101、第2反転プーリブロック102、第3反転プーリブロック103、第4反転プーリブロック104を更に備え、下部トロリー3のスプレッダ14に取り付けられるスプレッダプーリA40を更に備え、岸壁クレーンの二重台形4トラックガーダ1に取り付けられる岸壁クレーンプーリA38を更に備える。前記下部トロリー吊り上げ巻回群B34は吊り上げスチールワイヤロープ35を備え、岸壁クレーンに取り付けられる第2岸壁クレーン反転プーリブロック37を更に備え、第5反転プーリブロック105、第6反転プーリブロック106、第7反転プーリブロック107、第8反転プーリブロック108を更に備え、下部トロリー3のスプレッダ14に取り付けられるスプレッダプーリB41を更に備え、岸壁クレーンの二重台形4トラックガーダ1に取り付けられる岸壁クレーンプーリB39を更に備える。吊り上げスチールワイヤロープ35の一端は下部トロリー吊り上げ機構B30に巻回され、吊り上げスチールワイヤロープ35の他端はまず下方から第2岸壁クレーン反転プーリブロック37に巻回され、次に第8反転プーリブロック108、第7反転プーリブロック107、第6反転プーリブロック106、第5反転プーリブロック105、スプレッダプーリB41に巻回されてから岸壁クレーンプーリB39に巻回され、岸壁クレーンプーリA38に巻回され、第1反転プーリブロック101、第2反転プーリブロック102、第3反転プーリブロック103、第4反転プーリブロック104、スプレッダプーリA40に巻回されてから第1岸壁クレーン反転プーリブロック36に巻回され、最後に下部トロリー吊り上げ機構A29に巻回される。本発明は下部トロリー吊り上げ機構27及び下部トロリー吊り上げ巻回システムに特別な構造を設計することにより、下部トロリー吊り上げ機構27、下部トロリー吊り上げ巻回システムが上部トロリー吊り上げ機構32、上部トロリー吊り上げ巻回システムと効果的にずらされて、互いに干渉しないようにする。
更に、前記凹形車フレーム5の頂部に水平ガイド輪群7が更に取り付けられ、前記水平ガイド輪群7は車輪13の外側に設けられ、前記水平ガイド輪群7は水平輪18及び回転軸21を含み、水平輪18は回転軸21に同軸に套設され、且つ回転軸21の回りに回転することができる。前記水平輪18は逆ラッパ状を呈する。水平ガイド輪群7は下部トロリー3の車輪13の走行方向が偏ることを防止することができ、更に外側トラック15の摩耗を低減することができる。具体的に、水平ガイド輪群7は下部トロリー3に側方への偏りが発生するとき、車輪13の外側に当接され、逆力を利用して車輪13の側方への偏りを修正する。また、下部トロリー3が外側トラック15から外れる場合、水平輪18は回転軸21の回りに外側トラック15の側面で回転し、摩擦を低減し、外側トラック15の摩耗を低減することができる。
本発明の動作原理は以下のとおりである。従来の岸壁クレーンの積み卸し効率を向上させるように、本発明は従来のシングルトロリーのアップグレード改良に使用されることができ、岸壁クレーンを構築する必要がない。具体的に、改良された新型岸壁クレーンの二重台形4トラックガーダ1の外側トラックに1つの凹形下部トロリー3を逆さまにぶら下げて、従来の岸壁クレーンガーダの内側に配置される上部トロリー2と効果的にずらされ、上部トロリー2と下部トロリー3は交差して通り越して、互いに干渉しないことができる。新型下部トロリーシステムは下部トロリー3、下部トロリー吊り上げシステム、下部トロリー走行システムを備え、且つ下部トロリー3、下部トロリー吊り上げシステム、下部トロリー走行システムはいずれも岸壁クレーンに設けられ、下部トロリー吊り上げシステムは下部トロリー3のスプレッダ14を駆動して昇降させ、下部トロリー走行システムは下部トロリー3を牽引して岸壁クレーンの二重台形4トラックガーダ1方向に沿って走行させる。下部トロリー吊り上げシステムは下部トロリー吊り上げ機構27及び下部トロリー吊り上げ巻回システムを備え、下部トロリー吊り上げ機構27は下部トロリー吊り上げ巻回システムによって下部トロリー3のスプレッダ14を駆動して昇降させる。下部トロリー吊り上げ機構27は下部トロリー吊り上げ機構A29、下部トロリー吊り上げ機構B30及びフローティングカップリング31を含み、下部トロリー吊り上げ機構A29と下部トロリー吊り上げ機構B30はフローティングカップリング31により接続され、下部トロリー吊り上げ機構A29と下部トロリー吊り上げ機構B30が同期して走行するように確保する。該下部トロリー3は凹形車フレーム5、移動トロリー6等で構成される。凹形車フレーム5は空間的に凹形の半密閉空間を形成し、該空間は上部トロリー2がコンテナ12を吊り上げて干渉することなく通過することができる。従来の岸壁クレーンの改良において、U形車フレームに比べて、ガーダの位置を変化せずに上部トロリー2が凹形の下部トロリー3の空間を通り越すことを実現することができ、投資を節約する。移動トロリー6は凹形車フレーム5の底部に位置し、スプレッダ14の横方向微調整に使用される。下部トロリー3は二重台形4トラックガーダ1の外側トラック15に沿って移動して、二重台形4トラックガーダ1の内側トラック16上で移動する上部トロリー2と空間的に互いに通り越して、干渉しないことができ、コンテナ12を吊り上げる効率を向上させる。
1 二重台形4トラックガーダ
2 上部トロリー
3 下部トロリー
4 横方向車フレーム
5 凹形車フレーム
6 移動トロリー
7 水平ガイド輪群
8 第1縦方向車フレーム群
9 第2縦方向車フレーム群
10 車本体
12 コンテナ
13 車輪
14 スプレッダ
15 外側トラック
16 内側トラック
17 走行輪
18 水平輪
19 第1縦方向レバー
20 第2縦方向レバー
21 回転軸
24 岸壁クレーン機械室
27 下部トロリー吊り上げ機構
29 下部トロリー吊り上げ機構A
30 下部トロリー吊り上げ機構B
31 フローティングカップリング
32 上部トロリー吊り上げ機構
33 下部トロリー吊り上げ巻回群A
34 下部トロリー吊り上げ巻回群B
35 吊り上げスチールワイヤロープ
36 第1岸壁クレーン反転プーリブロック
37 第2岸壁クレーン反転プーリブロック
38 岸壁クレーンプーリA
39 岸壁クレーンプーリB
40 スプレッダプーリA
41 スプレッダプーリB
101 第1反転プーリブロック
102 第2反転プーリブロック
103 第3反転プーリブロック
104 第4反転プーリブロック
105 第5反転プーリブロック
106 第6反転プーリブロック
107 第7反転プーリブロック
108 第8反転プーリブロック

Claims (10)

  1. 従来の岸壁クレーンガーダを二重台形4トラックガーダ(1)に改良し、二重台形4トラックガーダ(1)の内側トラック(16)に上部トロリー(2)を走行する新型下部トロリーシステムであって、
    下部トロリー(3)、下部トロリー吊り上げシステム、下部トロリー走行システムを備え、
    前記下部トロリー(3)、前記下部トロリー吊り上げシステム、前記下部トロリー走行システムはいずれも岸壁クレーンに設けられ、
    前記下部トロリー吊り上げシステムは前記下部トロリー(3)のスプレッダ(14)を駆動して昇降させ、前記下部トロリー走行システムは前記下部トロリー(3)を牽引して前記岸壁クレーンの前記二重台形4トラックガーダ(1)方向に沿って走行させ、前記下部トロリー(3)は前記二重台形4トラックガーダ(1)の外側トラック(15)に逆さまにぶら下がり、且つ前記上部トロリー(2)はコンテナ(12)を吊り上げて前記下部トロリー(3)を通過することができ、
    前記下部トロリー吊り上げシステムは下部トロリー吊り上げ機構(27)を含み、
    前記下部トロリー吊り上げ機構(27)は下部トロリー吊り上げ機構(29)A、下部トロリー吊り上げ機構B(30)、及びフローティングカップリング(31)を含み、前記下部トロリー吊り上げ機構(29)Aと前記下部トロリー吊り上げ機構B(30)前記フローティングカップリング(31)により接続され
    前記下部トロリー吊り上げ機構(27)は岸壁クレーン機械室(24)内に置かれ、前記フローティングカップリング(31)は上部トロリー吊り上げ機構(32)の後方に水平に設けられ、前記下部トロリー吊り上げ機構A(29)と前記下部トロリー吊り上げ機構B(30)はそれぞれ前記上部トロリー吊り上げ機構(32)の左側及び右側に設けられることを特徴とする新型下部トロリーシステム。
  2. 前記下部トロリー吊り上げシステムは下部トロリー吊り上げ巻回システムをさらに備え、前記下部トロリー吊り上げ機構(27)は前記下部トロリー吊り上げ巻回システムによって前記下部トロリー(3)の前記スプレッダ(14)を駆動して昇降させ
    前記下部トロリー吊り上げ巻回システムは下部トロリー吊り上げ巻回群A(33)及び下部トロリー吊り上げ巻回群B(34)を含み、前記下部トロリー吊り上げ機構A(29)は前記下部トロリー吊り上げ巻回群A(33)によって前記下部トロリー(3)の前記スプレッダ(14)を駆動して昇降させるとともに、前記下部トロリー吊り上げ機構B(30)は前記下部トロリー吊り上げ巻回群B(34)によって前記下部トロリー(3)の前記スプレッダ(14)を駆動して昇降させることを特徴とする請求項1に記載の新型下部トロリーシステム。
  3. 前記下部トロリー(3)は凹形車フレーム(5)、移動トロリー(6)、車輪(13)を備え、前記車輪(13)は前記凹形車フレーム(5)の頂部の両側に設けられ、且つ前記車輪(13)は前記二重台形4トラックガーダ(1)の前記外側トラック(15)に転動可能に設けられ、前記凹形車フレーム(5)の底部に前記移動トロリー(6)が設けられ、前記移動トロリー(6)の下方に前記スプレッダ(14)が接続されることを特徴とする請求項2に記載の新型下部トロリーシステム。
  4. 前記凹形車フレーム(5)の底部に移動トロリートラックが敷設され、前記移動トロリー(6)は車本体(10)及び走行輪(17)を備え、前記走行輪(17)は前記車本体(10)の底部の両側に取り付けられ、前記走行輪(17)は前記移動トロリートラックに転動可能に設けられることを特徴とする請求項3に記載の新型下部トロリーシステム。
  5. 前記凹形車フレーム(5)は横方向車フレーム(4)、第1縦方向車フレーム群(8)、第2縦方向車フレーム群(9)を備え、前記横方向車フレーム(4)の一端は前記第1縦方向車フレーム群(8)の端部に接続され、前記横方向車フレーム(4)の他端は前記第2縦方向車フレーム群(9)の端部に接続され、前記第1縦方向車フレーム群(8)、前記第2縦方向車フレーム群(9)の構造は前記横方向車フレーム(4)の中央を軸として対称的に配置され、前記第1縦方向車フレーム群(8)は第1縦方向レバー(19)及び第2縦方向レバー(20)を備え、前記第2縦方向車フレーム群(9)も第1縦方向レバー(19)及び第2縦方向レバー(20)を備え、前記車輪(13)は前記第1縦方向レバー(19)の頂部に設けられ、前記第1縦方向レバー(19)の他端は第2縦方向レバー(20)の端部に接続され、前記第2縦方向レバー(20)の前記第1縦方向レバー(19)から離れる端は前記横方向車フレーム(4)に接続されることを特徴とする請求項4に記載の新型下部トロリーシステム。
  6. 第1反転プーリブロック(101)、第2反転プーリブロック(102)、第3反転プーリブロック(103)、第4反転プーリブロック(104)、第5反転プーリブロック(105)、第6反転プーリブロック(106)、第7反転プーリブロック(107)、第8反転プーリブロック(108)を更に備え、前記第1反転プーリブロック(101)は前記第1縦方向車フレーム群(8)の前記第1縦方向レバー(19)の頂部に取り付けられ、前記前記第2反転プーリブロック(102)は前記第1縦方向車フレーム群(8)の前記第1縦方向レバー(19)と前記第1縦方向車フレーム群(8)の前記第2縦方向レバー(20)との交差箇所に取り付けられ、前記横方向車フレーム(4)には左から右まで前記第3反転プーリブロック(103)、前記第4反転プーリブロック(104)、前記第5反転プーリブロック(105)、前記第6反転プーリブロック(106)が順に配置され、前記第7反転プーリブロック(107)は前記第2縦方向車フレーム群(9)の前記第1縦方向レバー(19)と前記第2縦方向車フレーム群(9)の前記第2縦方向レバー(20)との交差箇所に取り付けられ、前記第8反転プーリブロック(108)は前記第2縦方向車フレーム群(9)の前記第1縦方向レバー(19)の頂部に取り付けられることを特徴とする請求項5に記載の新型下部トロリーシステム。
  7. 前記下部トロリー吊り上げ巻回群A(33)は前記岸壁クレーンに取り付けられる第1岸壁クレーン反転プーリブロック(36)を備え、前記第1反転プーリブロック(101)、前記第2反転プーリブロック(102)、前記第3反転プーリブロック(103)、前記第4反転プーリブロック(104)を更に備え、前記下部トロリー(3)の前記スプレッダ(14)に取り付けられるスプレッダプーリA(40)を更に備え、前記岸壁クレーンの前記二重台形4トラックガーダ(1)に取り付けられる岸壁クレーンプーリA(38)を更に備え、
    前記下部トロリー吊り上げ巻回群B(34)は吊り上げスチールワイヤロープ(35)を備え、前記岸壁クレーンに取り付けられる第2岸壁クレーン反転プーリブロック(37)を更に備え、前記第5反転プーリブロック(105)、前記第6反転プーリブロック(106)、前記第7反転プーリブロック(107)、前記第8反転プーリブロック(108)を更に備え、前記下部トロリー(3)の前記スプレッダ(14)に取り付けられるスプレッダプーリB(41)を更に備え、前記岸壁クレーンの前記二重台形4トラックガーダ(1)に取り付けられる岸壁クレーンプーリB(39)を更に備え、
    前記吊り上げスチールワイヤロープ(35)の一端は前記下部トロリー吊り上げ機構B(30)に巻回され、前記吊り上げスチールワイヤロープ(35)の他端はまず下方から前記第2岸壁クレーン反転プーリブロック(37)に巻回され、次に前記第8反転プーリブロック(108)、前記第7反転プーリブロック(107)、前記第6反転プーリブロック(106)、前記第5反転プーリブロック(105)、前記スプレッダプーリB(41)に巻回されてから前記岸壁クレーンプーリB(39)に巻回され、前記岸壁クレーンプーリA(38)に巻回され、前記第1反転プーリブロック(101)、前記第2反転プーリブロック(102)、前記第3反転プーリブロック(103)、前記第4反転プーリブロック(104)、前記スプレッダプーリA(40)に巻回されてから前記第1岸壁クレーン反転プーリブロック(36)に巻回され、最後に前記下部トロリー吊り上げ機構A(29)に巻回されることを特徴とする請求項6に記載の新型下部トロリーシステム。
  8. 前記第1縦方向レバー(19)と対応する前記外側トラック(15)の中心を通る鉛直線とがなす夾角は鋭角であり、前記第1縦方向レバー(19)と前記第2縦方向レバー(20)とがなす夾角は鈍角であり、前記第2縦方向レバー(20)と前記横方向車フレーム(4)とがなす夾角は鋭角又は直角であることを特徴とする請求項7に記載の新型下部トロリーシステム。
  9. 前記凹形車フレーム(5)の頂部に水平ガイド輪群(7)が更に取り付けられ、前記水平ガイド輪群(7)は前記車輪(13)の外側に設けられ、前記水平ガイド輪群(7)は水平輪(18)及び回転軸(21)を含み、前記水平輪(18)は前記回転軸(21)に同軸に套設され、且つ前記回転軸(21)の回りに回転することができることを特徴とする請求項8に記載の新型下部トロリーシステム。
  10. 前記水平輪(18)は逆ラッパ状を呈することを特徴とする請求項9に記載の新型下部トロリーシステム。
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